JP2598516Y2 - 排気管支持装置 - Google Patents

排気管支持装置

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JP2598516Y2
JP2598516Y2 JP1993066026U JP6602693U JP2598516Y2 JP 2598516 Y2 JP2598516 Y2 JP 2598516Y2 JP 1993066026 U JP1993066026 U JP 1993066026U JP 6602693 U JP6602693 U JP 6602693U JP 2598516 Y2 JP2598516 Y2 JP 2598516Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
engine
bracket
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supported
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和久 三村
克幸 田中
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は排気管支持装置に関し、
特に排気マニホールドの近傍部分をエンジン本体側で支
持する排気管支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、排気マニホールドの直ぐ下流部分
をエンジン本体側で支持する排気管の支持装置は、例え
ば実開平4−30220号公報に開示されているよう
に、エンジン本体に直接固定したブラケットにて支持し
ていた。
【0003】図3を参照して具体例について説明する
と、21はエンジン本体であり、その排気ポートに排気
マニホールド22、触媒コンバータ23、及び車体の下
部を後方に向けて延設される排気パイプ24が順次接続
され、これらによって排気管25が構成されている。こ
の排気管25の支持構成は、排気マニホールド22をエ
ンジン本体21(シリンダヘッド)に接合し、触媒コン
バータ23の下部をブラケット26を介してエンジン本
体21(シリンダブロック)にて支持することにより、
排気マニホールド22及び触媒コンバータ23を高い剛
性をもってエンジン本体21に支持し、一方排気パイプ
24は車体側に弾性支持している。
【0004】尚、図3において、27はエンジン本体2
1に突設されたボス部、28は触媒コンバータ23の下
部に突設された支持片であり、ボス部27にブラケット
26の一端が固定され、ブラケット26の他端が支持片
28に固定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すように、触媒コンバータ23の下部をブラケット2
6にてエンジン本体21に固定すると、排気管25のこ
の部分のエンジン本体21に対する結合剛性が大変高い
ため、エンジンマウントにて車体側に対して弾性支持さ
れたエンジン本体21と殆ど一体的に振動し、他方の排
気パイプ24は車体側に支持されているため、触媒コン
バータ23の下部と排気パイプ24との間の相対変位が
大きく、エンジン本体21の振動に伴って触媒コンバー
タ23と排気パイプ24の接続部に大きな応力が繰り返
し作用し、疲労により亀裂が発生し易いという問題があ
った。
【0006】本考案は、このような従来の問題点に鑑
み、排気管のエンジン本体側で支持する部分と車体側で
支持する部分の接続部に疲労による亀裂が発生するのを
防止できる排気管支持装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、エンジン本体
に取付けられたエンジンマウントブラケットの先端部
に、マウント部材の支持筒部を挿入配置し、ボルトにて
結合することによりエンジン本体を車体フレームにてマ
ウントゴムを介して弾性的に支持するものにおいて、前
記エンジンマウントブラケットの先端部一側に支持座を
設けると共に、排気管の適所に前方に向けて取付ボスを
突設し、前記支持座に締結される水平片部と前記取付ボ
スに締結される垂直片部とを一体に備えた支持ブラケッ
トを介して、排気管をエンジンマウントブラケットに結
合したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案によれば、エンジンマウントブラケット
の支持座に締結される水平片部と排気管の取付ボスに締
結される垂直片部とを一体に備えた支持ブラケットを介
して、排気管をエンジンマウントブラケットの先端部一
側に設けられた支持座で支持しているため、排気管のエ
ンジン本体側で支持される部分と車体側で支持される部
分の相対変位を、エンジン本体と排気管の支持点の間に
介在するエンジンマウントブラケットと支持ブラケット
の両者の弾性変形によって緩和することができ、排気管
の上記両部分の接続部に疲労による亀裂が発生するのを
防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1、図2を参照
して説明する。
【0010】1はエンジン本体、2は車体フレームであ
り、エンジン本体1の前後にエンジンマウントブラケッ
ト3、4が取付けられ、車体フレーム2側にはマウント
ゴム8を内蔵した支持筒部7を上端に有するマウント部
材5、6がエンジンマウントブラケット3、4に対応し
て立設されている。そして、エンジンマウントブラケッ
ト3、4の先端部にマウント部材5、6の支持筒部7を
挿入配置し、ボルト9にて結合することによりエンジン
本体1を車体フレーム2にてマウントゴム8を介して弾
性的に支持している。
【0011】エンジン本体1(シリンダヘッド)の排気
ポートに排気マニホールド12、触媒コンバータ13、
及び排気パイプ14が順次接続され、これらによって排
気管11が構成されている。排気マニホールド12はエ
ンジン本体1(シリンダヘッド)に接合されている。触
媒コンバータ13の下部には前方に向けて取付ボス15
が突設され、エンジンマウントブラケット3の先端部一
側に支持座16が形成されている。この支持座16に支
持ブラケット17を取付け、その先端を取付ボス15に
固定することにより、触媒コンバータ13の下部がエン
ジン本体1にて支持されている。
【0012】排気パイプ14はエンジン本体1の下部を
通して車体後方に向けて延設され、その長手方向適当間
隔置きに配設されたブラケット18を介して車体フレー
ム2にて支持されている。
【0013】以上の構成において、エンジン本体1は車
体フレーム2にマウントゴム8を介して弾性的に支持さ
れ、かつ排気管11における排気マニホールド12と触
媒コンバータ13はエンジン本体1側に支持されるとと
もに、それより下流の排気パイプ14はブラケット18
を介して車体フレーム2側に支持されているために、エ
ンジンの運転によりエンジン本体1が車体フレーム2に
対して振動し、それらの間に相対変位が生じると、排気
管11のエンジン本体1側に支持された部分と車体フレ
ーム2に支持された部分の接続部、即ち触媒コンバータ
13と排気パイプ14の接続部に繰り返し応力が発生す
ることになる。しかし、本実施例においては触媒コンバ
ータ13の下部が、取付ボス15、支持ブラケット17
を介してエンジンマウントブラケット3の先端部一側に
設けられた支持座16で支持されているため、これらエ
ンジンマウントブラケット3と支持ブラケット17の両
者の弾性変形によって上記相対変位により接続部に発生
する応力が緩和される。従って、触媒コンバータ13の
下端部と排気パイプ14の接続部における疲労による亀
裂発生を防止することができる。
【0014】
【考案の効果】本考案の排気管支持装置によれば、以上
のように排気管を支持ブラケットを介してエンジンマウ
ントブラケットの先端部一側に設けられた支持座で支持
しているため、排気管のエンジン本体側で支持される部
分と車体側で支持される部分の相対変位を、エンジン本
体と排気管の支持点の間に介在するエンジンマウントブ
ラケットと支持ブラケットの両者の弾性変形によって緩
和することができ、排気管の両部分の接続部に疲労によ
る亀裂が発生するのを防止することができ、しかも部品
点数も増加せず、コスト高になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の排気管支持装置の一実施例を分解して
示す斜視図である。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】従来例の排気管支持装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 3 エンジンマウントブラケット 11 排気管 16 支持座 17 支持ブラケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体に取付けられたエンジンマ
    ウントブラケットの先端部に、マウント部材の支持筒部
    を挿入配置し、ボルトにて結合することによりエンジン
    本体を車体フレームにてマウントゴムを介して弾性的に
    支持するものにおいて、前記エンジンマウントブラケッ
    トの先端部一側に支持座を設けると共に、排気管の適所
    に前方に向けて取付ボスを突設し、前記支持座に締結さ
    れる水平片部と前記取付ボスに締結される垂直片部とを
    一体に備えた支持ブラケットを介して、排気管をエンジ
    ンマウントブラケットに結合したことを特徴とする排気
    管支持装置。
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JP2005343348A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Yanmar Co Ltd トラクタ
JP6133830B2 (ja) * 2014-10-30 2017-05-24 本田技研工業株式会社 内燃機関の排気系支持構造
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