JP2597967Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2597967Y2
JP2597967Y2 JP1990087719U JP8771990U JP2597967Y2 JP 2597967 Y2 JP2597967 Y2 JP 2597967Y2 JP 1990087719 U JP1990087719 U JP 1990087719U JP 8771990 U JP8771990 U JP 8771990U JP 2597967 Y2 JP2597967 Y2 JP 2597967Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メモリカードを使用可能なワードプロセッ
サ,パーソナルコンピュータ,レーザプリンタ等の電子
機器に関する。
〔従来の技術〕
メモリカードを使用する電子機器においては、従来、
メモリカードへの電源供給をONにしたままの状態でメモ
リカードを挿入したり抜取ったりする所謂、活性挿抜を
防止するため、電子機器本体の電源がONとなっていると
きにはメモリカードの挿抜を認めていなかったり、メモ
リカード挿入口の前方にカバーを取付け、カバーが開い
たときにはメモリカードへの電源供給を停止するように
していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、電子機器本体の電源がONとなっている
ときにメモリカードの挿抜を認めないようにした場合に
は、本体電源がON中は、メモリカードを取り替えること
ができず、メモリカードを単なる拡張メモリとしてしか
機能させることができないという欠点があった。
また、メモリカード挿入口の前方にカバーを取付け、
カバーが開いたときにメモリカードへの電源供給を停止
させるようにした場合には、メモリカードを取り替える
ときの操作が多く、また、バックアップ付RAMカードの
電池交換を本体に挿入したまま行なうことのできる機器
では、その操作が難かしく、電池交換中にカードの抜き
取りを行なうと動作が保証されないという欠点があっ
た。さらに、カバーを取付けるためのスペースが必要と
なるので、電子機器のコンパクト性が損なわれるなどの
欠点もあった。
本考案は、このような従来の欠点を解決し、本体の電
源がONとなっていてもメモリカードの挿抜を可能にし、
この場合にも活性挿抜を防止することができかつカード
の交換を容易にしかも安全に行なうことの可能なコンパ
クトな電子機器を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、メモリカードを
使用可能な電子機器において、メモリカードを抜取る際
に押されるボタンと、メモリカードへの電源供給をON/O
FFするための電源制御手段と、メモリカードへの電源供
給がONのときには前記ボタンが押されてもメモリカード
の抜き取りができないように制御し、メモリカードへの
電源供給がOFFのときには前記ボタンが押されるとメモ
リカードを抜き取るように制御するイジェクト制御手段
とを備えていることを特徴としている。
〔作用〕
上記のような構成の電子機器では、メモリカードへの
電源供給がONのときには、ボタンが押されてもメモリカ
ードを抜き取ることはできないが、本体の電源がONであ
ってもメモリカードへの電源供給がOFFのときには、ボ
タンが押されるとメモリカードを抜き取ることができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る電子機器の一実施例の斜視図、
第2図は第1図の電子機器のブロック図である。第3図
は第1図の電子機器においてメモリカードが装着された
状態でのA−A線における横断面図である。第1図を参
照すると、本実施例の電子機器本体1は、メモリカード
2が挿入されるメモリカード挿入口3と、本体1内に装
着されているメモリカード2を抜き取るためのイジェク
ト用ボタン4と、電子機器本体1の電源のON/OFFを行な
うための電源スイッチ5と、キーボード等の入力部6
と、液晶ディスプレイ等の表示部7とを有している。
また第2図において、電子機器本体1には、メモリカ
ード2装着用のコネクタ10と、コネクタ10にメモリカー
ドバス11を介して接続され、メモリカードバス11とシス
テムバス14との連結,分離を行なうためのバッファ12
と、メモリカード2への電源供給ON/OFFの制御を行なう
電源コントロール回路13と、メモリカード2への電源供
給ON時に作動しシステムバス14とメモリカードバス11と
を連結するようにバッファ12を活性化するバッファコン
トロール回路15と、メモリカード2への電源供給ON時に
メモリカード2を抜取不可状態にするイジェクトコント
ロール部16とが設けられている。また、メモリカード2
には、メモリ部20と、電子機器本体1のコネクタ10に装
着されるコネクタ21と、コネクタ21にメモリカードバス
22を介して接続され、メモリカードバス22とシステムバ
ス25との連結,分離を行なうためのバッファ23と、電子
機器本体1からメモリカード2への電源供給が開始され
ると作動し、システムバス25とメモリカードバス22とを
連結するようにバッファ23を活性化する電源監視回路24
と、電子機器本体1からメモリカード2への電源供給が
あるときに作動しメモリ部20を制御するメモリコントロ
ール回路26とが設けられている。
第3図は第1図の電子機器1においてメモリカード2
が挿入され装着された状態でのA−A線における概略横
断面図であり、第3図には特に第2図のイジェクトコン
トロール部16を実現するための具体的な機構例が示され
ている。すなわち、第3図において、電子機器本体1に
は、メモリカード2への電源供給ON時に作動する電磁石
30が設けられている。また、イジェクト用ボタン4はバ
ネ31に抗してX方向に摺動可能となっており、電磁石30
に電源が供給されておらずかつイジェクト用ボタン4が
押されていない状態では、電磁石30と対向した位置には
イジェクトロック用部材32がイジェクト用ボタン4の先
端部と係合した状態で位置決めされるようになってい
る。イジェクトロック用部材32の長さは、イジェクト用
ボタン4が押されていないときのバネ31の長さと同じか
バネ31の長さlよりも長くなっている。また、イジェク
トロック用部材32のイジェクト用ボタン4と反対側に
は、コネクタ分離用部材33が摺動自在に位置決めされて
いる。コネクタ分離用部材33の溝34内には、コネクタ分
離用アーム35の一方の端部が支持され、コネクタ分離用
アーム35の他方の端部は、コネクタ分離用爪36と連結し
ており、コネクタ分離用アーム35は、コネクタ分離用部
材33の移動に伴なってピン37を中心としてW方向に回動
するようになっている。
次にこのような構成の電子機器の動作について説明す
る。電子機器本体1にメモリカード2が挿入され装着さ
れており、電子機器本体1のコネクタ10とメモリカード
2のコネクタ21とが第2図に示すように接続されている
状態において、電子機器本体1の電源コントロール回路
13に対し、メモリカード2への電源供給OFFの要求を出
すと、バッファ12が非活性状態となり、システムバス14
とメモリカードバス11とは電気的に分離され、また、メ
モリカード2側においても本体1からの電源供給が停止
されると電源監視回路24はバッファ23を非活性状態に
し、これにより、システムバス24とメモリカードバス22
とは電気的に分離される。
また、メモリカード2への電源供給がOFFになると、
イジェクトコントロール部16はメモリカード2を抜取可
能状態にする。すなわち、メモリカード2が電子機器本
体1に挿入され装着された状態でメモリカード2への電
源供給がOFFになると、第3図に示すような抜取可能状
態となり、このときには電磁石30には電源が供給されな
いので、電磁石30は作動せず、イジェクトロック用部材
32を吸収しない。
第3図の状態においてオペレータがイジェクト用ボタ
ン4を押すと、これに連動してイジェクトロック用部材
32およびコネクタ分離用部材33がX方向に移動する。コ
ネクタ分離用部材33が移動すると、この溝34内に一方の
端部が支持されているコネクタ分離用アーム35がピン37
の周りにW方向に角度θだけ回動し、コネクタ分離用爪
36をイジェクト用ボタン4が押された方向とは反対の方
向に付勢して、メモリカード2のコネクタ21を電子機器
本体1のコネクタ10から分離させる。
これにより、第3図の状態からメモリカード2がイジ
ェクトされた第4図に示すような状態にすることができ
る。なお、コネクタ10,21をこのように分離する際に
は、上述したようにバッファ12,23は非活性状態にあ
り、電子機器本体1側およびメモリカード2側の両方に
おいてシステムバス14,25はコネクタ10,21と電気的に遮
断された状態になっているので、本体1の電源がONとな
っている状態でコネクタ10,21を分離してもこれに伴な
う電気的ノイズ等の影響は発生しない。
このように、電子機器本体1の電源がONになっていて
も、メモリカード2への電源供給がOFFの時には電子機
器本体1,メモリカード2は互いに電気的に遮断されてい
るので、イジェクト用ボタン4を押すことにより、ノイ
ズ等による影響を及ぼさずにメモリカード2を電子機器
本体1から簡単に抜き取ることができる。
これに対し、第2図において、電子機器本体1の電源
コントロール回路13に対し、メモリカード2への電源供
給ONの要求を出すと、バッファコントロール回路15が作
動してバッファ12を活性化し、これにより、電子機器本
体1側においてシステムバス14とメモリカードバス11と
が電気的に接続する。また、電子機器本体1からの電源
供給が開始されると、メモリカード2では、電源監視回
路24が作動してバッファ23を活性化し、これにより、メ
モリカード2側においてもシステムバス25とメモリカー
ドバス22とが電気的に接続する。従って、メモリカード
2への電源供給ONの要求が出されると、電子機器本体1
とメモリカード2とは電気的に接続される。
またメモリカード2への電源供給がONになると、イジ
ェクトコントロール部16はメモリカード2を抜取不可状
態にする。すなわち、メモリカード2が電子機器本体1
に挿入され装着されて第3図に示すような状態にあると
きに電源供給がONになると、電磁石30には電源が供給さ
れるので、電磁石30が作動してイジェクトロック用部材
32を吸引し、イジェクトコントロール部16は第5図に示
すような抜取不可状態となる。この状態では、イジェク
ト用ボタン4とコネクタ分離用部材33との間にはイジェ
クトロック用部材32が存在せず、これらの間には、バネ
31の長さよりも長いイジェクトロック用部材32の長さ分
の間隙が生ずるので、イジェクト用ボタン4をバネ31に
抗して十分に押して第6図に示すような状態にしても、
イジェクト用ボタン4の先端はコネクタ分離用部材33に
当接せずこれをX方向に押すことができないので、コネ
クタ分離用部材33を第5図の状態から移動させることが
できない。従って、電源供給ON時には、イジェクト用ボ
タン4が押されてもコネクタ分離用アーム35が回動しな
いので、メモリカード2のコネクタ21を電子機器本体1
のコネクタ10から抜取ることはできず、これにより、活
性挿抜を防止し、活性挿抜によるノイズ等の影響によっ
てメモリカード2内のデータが破壊されたりするという
事態を有効に防止することが可能となる。
このように本実施例では、電子機器本体1の電源がON
となっていても、メモリカード2への電源供給がOFFの
ときにはメモリカード2を抜き取ることができ、メモリ
カード2への電源供給がONのときにはイジェクト用ボタ
ン4が押されてもメモリカード2は抜取不可状態となっ
て、活性挿抜を防止できる。
また、本実施例では、上記抜取可能状態時にイジェク
ト用ボタンを押すだけでメモリカードを抜取ることがで
き、また、活性挿抜を防止するのに従来のようにカバー
等を設ける必要がないので、メモリカード2の挿抜が容
易であるとともに、電子機器をコンパクトなものにする
ことができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案によれば、メモリカード
への電源供給をON/OFFするための電源制御手段を設け、
メモリカードへの電源供給がONのときにはボタンが押さ
れてもメモリカードの抜き取りができないように制御し
て活性挿抜を防止することができるとともに、本体の電
源がONであってもメモリカードへの電源供給がOFFのと
きにはボタンが押されるとメモリカードを抜き取るよう
に制御しているので、メモリカードの交換を容易にしか
も安全に行なうことができて、また、カバー等を設ける
必要がないので、電子機器をコンパクトなものに維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子機器の一実施例の斜視図、第
2図は第1図の電子機器のブロック図、第3図は電子機
器にメモリカードが挿入され装着されておりかつメモリ
カードへの電源供給がOFFの状態での第1図のA−A線
における概略横断面図、第4図乃至第6図は本考案の電
子機器の動作を説明するための図である。 1……電子機器本体、2……メモリカード、3……メモ
リカード挿入口、4……イジェクト用ボタン、5……電
源スイッチ、6……入力部、7……表示部、10,21……
コネクタ、11,22……メモリカードバス、12,23……バッ
ファ、13……電源制御手段、14,25……システムバス、1
5……バッファコントロール回路、16……イジェクトコ
ントロール部、24……電源監視回路、26……メモリコン
トロール回路、30……電磁石、31……バネ、32……イジ
ェクトロック用部材、33……コネクタ分離用部材、35…
…コネクタ分離用アーム、36……コネクタ分離用爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリカードを使用可能な電子機器におい
    て、メモリカードを抜取る際に押されるボタンと、電子
    機器本体の電源のON/OFFとは別にメモリカードへの電源
    供給をON/OFFするための電源制御手段と、メモリカード
    への電源供給がONのときには前記ボタンが押されてもメ
    モリカードの抜き取りができないように制御し、メモリ
    カードへの電源供給がOFFのときには前記ボタンが押さ
    れるとメモリカードを抜き取るように制御するイジェク
    ト制御手段とを備えていることを特徴とする電子機器。
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