JPH0719885U - 記録再生装置の装着装置 - Google Patents
記録再生装置の装着装置Info
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- JPH0719885U JPH0719885U JP045528U JP4552893U JPH0719885U JP H0719885 U JPH0719885 U JP H0719885U JP 045528 U JP045528 U JP 045528U JP 4552893 U JP4552893 U JP 4552893U JP H0719885 U JPH0719885 U JP H0719885U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録再生装置の損傷等を防止することができ
る記録再生装置の装着装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 記録再生装置が挿入される挿入口と、挿入口
から挿入された記録再生装置を保持する保持部3と、保
持部3に保持された記録再生装置を排出するイジェクト
レバー4及びイジェクトアーム5より成る排出機構と、
排出機構を電源投入時に係止するプランジャ6と、を備
えて記録再生装置の装着装置1を構成する。
る記録再生装置の装着装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 記録再生装置が挿入される挿入口と、挿入口
から挿入された記録再生装置を保持する保持部3と、保
持部3に保持された記録再生装置を排出するイジェクト
レバー4及びイジェクトアーム5より成る排出機構と、
排出機構を電源投入時に係止するプランジャ6と、を備
えて記録再生装置の装着装置1を構成する。
Description
【0001】
本考案は記録再生装置の装着装置に係り、特にハードディスクを装着する装着 装置に関するものである。
【0002】
例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)等には、従来よりハードディスク 等の記録再生装置を装着するための装置(記録再生装置の装着装置)が設けられ ている。
【0003】 そして、従来の記録再生装置の装着装置にあっては、該装着装置に電源が投入 されている時であっても、ハードディスクを装着装置内に挿入することができる ように成っていると共に、装着装置に設けられている排出機構によってハードデ ィスクを装着装置内より排出することができるように成っている。
【0004】 また、従来の記録再生装置の装着装置にあっては、該装着装置の挿入口よりハ ードディスクを挿入し、該ハードディスクに設けられたコネクタを装着装置内に 突出して設けられているパソコン側のコネクタと嵌合させることによって、ハー ドディスクをパソコンと接続するように成っている。
【0005】 従って、ハードディスクを装着装置に挿入して、ハードディスク側のコネクタ をパソコン側のコネクタと嵌合させる場合には、図9に実線Aで示すように、コ ネクタの嵌合ストロークに応じた押圧力をハードディスクの挿入方向に加えなけ ればならず、また、両コネクタが嵌合して装着装置内に装着されているハードデ ィスクを装着装置内より排出させる場合には、同図に破線Bで示すように、嵌合 ストロークに応じた押圧力をハードディスクの排出方向に加えなければならない 。
【0006】 そして、上記図9の破線Bより明らかなように、ハードディスクを装着装置か ら排出させるには、排出時初期に大きな力でハードディスクを排出方向に押圧し なければならないように成っている。
【0007】
ところで、上記従来の記録再生装置の装着装置は、既述のとおり、該装着装置 に電源が投入されている時であってもハードディスクを挿入・排出できるように 成っているので、この電源が投入されている時にハードディスクの挿入・排出動 作が行なわれる場合がある。
【0008】 しかしながら、装着装置に電源が投入されている時にハードディスクの挿入・ 排出を行なうとハードディスクが損傷され、ハードディスクに記録されているデ ータが破壊されてしまう虞れがあり、また、電源ライン、データラインの接続又 は切断のタイミングによっては、ハードディスク側のインターフェース上のIC あるいは、パソコン本体側のインターフェースのICに不具合が生じる。つまり 、電源投入時にコネクタの接続、切り離しを行なうと、電源ラインが切断されデ ータラインのみが接続した状態が生じ、過電流が流れる。そのため、上記インタ ーフェースのICが破壊されたり、パソコン側のデータバスが誤動作を生じる。
【0009】 さらに、通常パソコン本体の制御プログラムでは電源投入時にイニシャライズ 動作(接続機器の認識動作)を行なうのであるが、ハードディスクを交換してし まうと認識したものとは違うハードディスクを制御してしまうので誤動作を生じ るといった問題があった。
【0010】 また、上記従来の記録再生装置の装着装置は既述のとおり、該装着装置内から ハードディスクを排出させる場合に、排出時初期に大きな押圧力をハードディス クの排出方向に加えなければならず、このため該装着装置に設けられているイジ ェクト釦を排出時初期に大きな力で押圧しなければならないといった問題があっ た。
【0011】 このため、排出時初期にイジェクト釦に加える押圧力を小さくしてハードディ スクを排出させるために、イジェクト釦が設けられているイジェクトレバーと係 合し、かつ、ハードディスクと当接するイジェクトアームの回転中心をイジェク トレバーからなるべく離して位置させることも考えられるが、この場合にはイジ ェクトレバーの移動量が多くなってしまったり、あるいはイジェクト釦の突出量 が多くなってしまい、装着装置が大型化してしまうといった問題が生じてしまう 。
【0012】 従って、イジェクトレバーの移動量を少なくし、かつイジェクト釦の突出量を 少なくしてハードディスクを排出させるには、ハードディスクの排出量が決まっ ている場合、どうしても従来の装着装置のようにイジェクトアームの回転中心を 力点(イジェクトレバー)側にしなければならず、このためハードディスクを排 出させるための排出力を高めることができなかった。
【0013】 本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、電源投入時に排出機構を係止す る係止手段を備えることによって、記録再生装置の損傷等を防止することができ ると共に、パソコンや実行中のプログラムに影響を与えることがない記録再生装 置の装着装置を提供することを目的とする。
【0014】 また、本考案の他の目的は、記録再生装置排出時に、イジェクトアームの記録 再生装置に当接する当接点が、イジェクトアームの回転中心から離れるように移 動しながら記録再生装置の排出動作を行なうことによって、排出時にイジェクト 釦に加える力を一定の押圧力とすることができる記録再生装置の装着装置を提供 することにある。
【0015】 更に、本考案の他の目的は、記録再生装置排出時に、イジェクトアームとイジ ェクトレバーとの係合部が、イジェクトアームの回転中心に近づくように移動し ながら記録再生装置の排出動作を行なうことによって、排出時にイジェクト釦に 加える力を一定の押圧力とすることができる記録再生装置の装着装置を提供する ことを目的とする。
【0016】
請求項1記載の考案は、記録再生装置が挿入される挿入口と、 前記挿入口から挿入された記録再生装置を保持する保持部と、 前記保持部に保持された記録再生装置を排出する排出機構と、 前記排出機構を電源投入時に係止する係止機構と、 を備えたことを特徴とするものである。
【0017】 請求項2記載の考案は、記録再生装置が挿入される挿入口と、 前記挿入口から挿入された記録再生装置を保持する保持部と、 スライド自在に支持されたイジェクトレバーと、 一端が前記イジェクトレバーと係合し、他端が前記記録再生装置に当接して該 記録再生装置の排出方向に移動可能に軸支されたイジェクトアームと、 を備え、 前記記録再生装置排出時に、前記イジェクトアームの他端の前記記録再生装置 に当接する当接点が前記イジェクトアームの回転中心から離れるように移動しな がら前記記録再生装置の排出動作が行なわれることを特徴とするものである。
【0018】 請求項3記載の考案は、記録再生装置が挿入される挿入口と、 前記挿入口から挿入された記録再生装置を保持する保持部と、 スライド自在に支持されたイジェクトレバーと、 一端が前記イジェクトレバーと係合し、他端が前記記録再生装置に当接して該 記録再生装置の排出方向に移動可能に軸支されたいしアームと、 を備え、 前記記録再生装置排出時に、前記イジェクトアームの一端と前記イジェクトレ バーとの係合部が、前記イジェクトアームの回転中心に近づくように移動しなが ら前記記録再生装置の排出動作が行なわれることを特徴とするものである。
【0019】
請求項1記載の考案では、記録再生装置の装着装置の挿入口より挿入された記 録再生装置は、保持部によって保持される。そして、該装着装置への電源投入時 には、保持部に保持された記録再生装置を排出するための排出機構が係止機構に よって係止される。
【0020】 従って、記録再生装置の装着装置への電源投入時には、該装着装置内よりの記 録再生装置の排出が阻止される。
【0021】 請求項2記載の考案では、記録再生装置の装着装置の挿入口より挿入された記 録再生装置は、保持部によって保持される。そして、記録再生装置の排出時には 、スライド自在に支持されたイジェクトレバーと一端が係合すると共に、他端が 記録再生装置に当接して記録再生装置の排出方向に移動可能に軸支されたイジェ クトアームの該他端の記録再生装置に当接する当接点が、イジェクトアームの回 転中心より離れるように移動する。
【0022】 従って、イジェクトレバーの押圧力が一定であっても、記録再生装置の排出時 初期には、該記録再生装置のイジェクトアームとの当接点に、排出方向への大き な押圧力が加わる。
【0023】 請求項3記載の考案では、記録再生装置の装着装置の挿入口より挿入された記 録再生装置は、保持部によって保持される。そして、記録再生装置の排出時には 、スライド自在に支持されたイジェクトレバーと一端が係合すると共に、他端が 記録再生装置に当接して記録再生装置の排出方向に移動可能に軸支されたイジェ クトアームの該一端とイジェクトレバーとの係合部が、イジェクトアームの回転 中心に近づくように移動する。
【0024】 従って、イジェクトレバーの押圧力が一定であっても、記録再生装置の排出時 初期には、該記録再生装置のイジェクトアームとの当接点に、排出方向への大き な押圧力が加わる。
【0025】
以下、本考案の実施例について述べる。図1〜図3は、夫々本考案の実施例に 係る一例の記録再生装置の装着装置の内部構造を示す平面図、図1のA−A矢視 側面図、及び図1の記録再生装置の装着装置の要部斜視図である。
【0026】 図1〜図3に示すように、記録再生装置の装着装置(以下、単に「装着装置」 という。)1は、挿入口2と、保持部3と、イジェクトレバー4と、イジェクト アーム5と、プランジャ6とを備えている。
【0027】 前記挿入口2は、図2に示すように、装着装置1の前面中央部に形成されてお り、この挿入口2を介して記録再生装置例えばハードディスクが該装着装置1に 着脱されるように成っている。
【0028】 前記保持部3は、図1及び図3に示すように装着装置1の前後方向(図2中、 矢印B,C方向)に延びるように、装着装置1の基板10の左右両側に配設され ている。また、保持部3は断面コ字状を成しており、挿入口2より挿入されたハ ードディスクは、この保持部3によって保持されるように成っている。
【0029】 前記イジェクトレバー4は、図3に示すように基板10に固設されている2つ の支持板40によって前後方向にスライド自在に支持されている。また、イジェ クトレバー4には、一端側が基板10に固設された固定部材11に取り付けられ ているバネ12の他端側が取り付けられており、イジェクトレバー4はバネ12 の復元力によって装着装置1の矢印C方向(図1中、右方)に常時付勢されてい る。
【0030】 前記イジェクトレバー4の基端部にはイジェクト釦41が取り付けられており 、イジェクトレバー4の先端部には、係合部42及び係合部43が設けられてい る。
【0031】 前記係合部42には、同一の直径を有する係止孔42a,42b及び同一のス リット幅を有するスリット部42c,42dが形成されている。また、スリット 部42cは係止孔42aと42bとの間に形成されていると共に、スリット部4 2dは係止孔42bからイジェクトレバー4の基端部側に向かって形成されてい る。また、これらスリット部42c,42dのスリット幅は、係止孔42a,4 2bの直径よりも小さく形成されている。そして、前記係合部43には、前記ス リット部42dと対向するように切欠部43aが形成されている。
【0032】 前記イジェクトアーム5は、基板10に固設された軸51に回転可能に軸支さ れている。また、イジェクトアーム5の一端52は、前記係合部43に形成され た切欠部43a及び前記係合部42に形成されたスリット部42dに挿通されて いる。一方、イジェクトアーム5の他端53には、装着装置1に着脱されるハー ドディスクと当接する当接部53aが該イジェクトアーム5の長手方向に延設さ れている。また、この当接部53aは、ハードディスクに当接する面が円弧状に 形成されている。
【0033】 そして、上記構成のイジェクトアーム5の一端52は、装着装置1内にハード ディスクが装着されている時には、前記スリット部42dの基端42d1 と係合 するように成っている。また、装着装置1内よりハードディスクを排出するため に、イジェクト釦41を図3中、矢印C方向に押圧してイジェクトレバー4を同 方向にスライドさせていくと、イジェクトアーム5は軸51を回転中心として同 図中、矢印D方向に回転する。従って、イジェクトアーム5の一端52がイジェ クトレバー4のスリット部42dの基面42d1 と係合する点は、イジェクトレ バー4のC方向へのスライド量が多くなるにつれて、イジェクトアーム5の回転 中心である軸51に近づくように移動するように成っている。
【0034】 一方、イジェクトアーム5の他端53に設けられている当接部53aとハード ディスクとが当接する点(当接点)は、イジェクトアーム5と共に当接部53a が図3中、矢印D方向に回転していくにつれて、イジェクトアーム5の回転中心 である軸51より離れるように移動するように成っている。
【0035】 以上より、ハードディスクの排出時にイジェクト釦41を一定の押圧力で押圧 していくと、当接部53aの当接点よりハードディスクが受ける排出方向(図3 中、矢印C方向とは反対の方向)への押圧力は排出時初期に最大となり、その後 、小さくなるように成っている。
【0036】 前記プランジャ6は、装着装置1に電源が投入されている時には、ソレノイド 60に電流が通流されて、図3中、矢印E方向に縮退し、装着装置1に電源が投 入されていない時には、ソレノイド60に電流が通流されず、矢印E方向とは反 対の方向に伸長するように成っている。
【0037】 そして、装着装置1に電源が投入されており、かつ装着装置1内にハードディ スクが装着されている時には、スリット部42cの幅より大きいプランジャ6の 係止部61が前記係止孔42aと係止し、イジェクトレバー4のスライドが阻止 されてハードディスクを排出させることができないように成っており、また、装 着装置1に電源が投入されており、かつ装着装置1内にハードディスクが装着さ れていないときには、係止部61が前記係止孔42bと係止し、イジェクトレバ ー4のスライドが阻止されてハードディスクを装着できないように成っている。
【0038】 一方、装着装置1に電源が投入されておらず、かつハードディスクが装着され ていない時にはプランジャ6の前記係止部61よりも基端部側に位置していると 共に、前記スリット部42c,42dのスリット幅よりも若干直径が小さい軸部 62が係止孔42bと対向して位置し、装着装置1内に電源が投入されておらず 、かつハードディスクが装着されているときは、軸部62が係止孔42aと対向 して位置するように成っている。そして、軸部62の直径はスリット部42cの スリット幅より小さいので、イジェクトレバー4の係止孔42a,42bと軸部 62とが対向して位置しているときには、イジェクトレバー4がスライド可能と なるように成っている。
【0039】 従って、装着装置1に電源が投入されていない場合には、イジェクトレバー4 はスライド可能な状態にあるので、ハードディスクの挿入・排出を行なうことが できるように成っている。
【0040】 尚、図1中、7は装着装置1内に突出して設けられている図示しない本体(例 えばパソコン)側のコネクタ部であり、このコネクタ部7に設けられているコネ クタ71及びコネクタ72に、夫々図示しないハードディスクに設けられている コネクタ及びパソコンに設けられているコネクタを嵌合させることによって、ハ ードディスクとパソコンとを接続するように成っている。
【0041】 尚、本実施例においては、イジェクトレバー4及びイジェクトアーム5が前記 した排出機構に相当し、プランジャ6が前記した係止機構に相当するものである 。
【0042】 以上のような構成の装着装置1に、図4に示すように、ハードディスク8を挿 入し、パソコンPに設けられている電源スイッチP1をON状態にすることによ って電源P2と装着装置1とが接続されて、装着装置1に電源が投入される。そ して、これによってパソコン本体部P3とハードディスク8とが接続され、デー タの記録再生を行なうことができるようになっていると共に、装着装置1のプラ ンジャ6が電源スイッチP1を介して電源Pと接続されて、装着装置1への電源 投入時、即ち電源スイッチP1がON状態と成っている時には、プランジャ6に よってイジェクトレバー4のスライドが阻止され、ハードディスク8の挿入・排 出が阻止されるように成っている。
【0043】 次に、上述実施例の作用について述べる。
【0044】 装着装置1に電源が投入されており、かつ装着装置1内にハードディスクが装 着されていない時には、プランジャ6のソレノイド60に電流が通流され、該プ ランジャが縮退し、プライジャ6の先端に形成されている係止部61がイジェク トレバー4の係止部42に形成されている係止孔42bと係止する。
【0045】 また、装着装置1に電源が投入されており、かつ装着装置1内にハードディス クが装着されている時には、プランジャ6のソレノイド60に電流が通流され、 該プランジャ6が縮退し、プランジャ6の先端に形成されている係止部61がイ ジェクトレバー4の係止部42に形成されている係止孔42aと係止する。
【0046】 従って、装着装置1に電源が投入されているときにはイジェクトレバー4のス ライドが阻止され、この結果、ハードディスクの挿入・排出が阻止される。
【0047】 一方、装着装置1に電源が投入されておらず、かつ、装着装置1内にハードデ ィスクが装着されている時には、プランジャ6のソレノイド60に電流が通流さ れず、該プランジャ6が伸長し、プランジャ6の軸部62がイジェクトレバー4 の係合部42に形成されている係止孔42aと対向して位置する(図5参照)。
【0048】 従って、イジェクトレバー4は、図5中、矢印F方向にスライド可能な状態と 成っている。
【0049】 そして、この図5に示す状態でイジェクト釦41を同図中、矢印F方向に一定 の押圧力で押圧していくと、イジェクトレバー4のスリット部42cがプランジ ャ6の軸部62を通過しながらイジェクトレバー4が同方向にスライドしていく と共に、イジェクトアーム5が軸51を回転中心として、同図中、矢印G方向に 回転する。従って、イジェクトアーム5の一端52がイジェクトレバー4のスリ ット部42の基端42d1 と係合する点Hは、イジェクトレバー4の矢印F方向 へのスライド量が多くなるにつれて、イジェクトアーム5の回転中心である軸5 1に近づくように移動する。
【0050】 そして、イジェクトレバー4の矢印F方向へのスライド量が所定量となった時 には、図6に示すように、イジェクトアーム5の一端52は、スリット部42d の基端42d1 と係合すると共に、係合部43の切欠部4aの基端43a1 と係 合する。即ち、図6に示す点H及び点Iの2点で係合する。
【0051】 また、スライドレバー4の矢印F方向へのスライド量が上記所定量を越えると 、イジェクトアーム5の一端52は、図7に示すように、スリット部42dの基 端42d1 との係合が解かれて、切欠部43aの基端43a1 とのみ点Iで係合 するように成り、イジェクトアーム5の一端52が切欠部43aの基端43a1 と係合する係合点は、スライドレバー4の矢印F方向へのスライド量が多くなる につれてイジェクトアームの軸51に近づくように移動する。
【0052】 従って、イジェクト釦41を一定の押圧力で矢印F方向に押圧していく場合に イジェクトアーム5の一端52に作用するモーメントは、排出時初期に最大とな り、その後、次第に小さくなる。
【0053】 一方、イジェクトアーム5の他端53に設けられている当接部53aとハード ディスク8とが当接する図5に示す当接点Jは、イジェクトアーム5と共に当接 部53aが、矢印G方向に回転するに従って、図5〜図7に示すようにイジェク トアーム5の軸51より離れるように移動する。
【0054】 従って、ハードディスク8が当接点Jより受ける排出方向(図5中、矢印F方 向とは反対の方向)への押圧力は、排出時初期に最大となり、その後、小さくな る。
【0055】 以上のような実施例によれば、装着装置1に電源が投入されているときには、 プランジャ6の係止部61がイジェクトレバー4の係止孔42a,42bと係止 してイジェクトレバー4のスライドが阻止され、この結果、ハードディスク8の 挿入・排出が阻止されるので、ハードディスク8やパソコン本体の損傷等を防止 することができる。
【0056】 また、上述実施例によれば、装着装置1に電源が投入されている場合には、イ ジェクトレバー4及びプランジャ6とより構成される簡易な係止機構によってハ ードディスク8の挿入・排出を阻止することができるので、装着装置1に電源が 投入されている場合にハードディスク8の挿入・排出を阻止するための高価な電 気回路及び特別な制御プログラムを設ける必要がないので、装着装置1を安価に 製作することができる。
【0057】 更に、上述実施例によれば、ハードディスク8の排出時に、イジェクトアーム 5のハードディスク8に当接する当接点Jが、イジェクトアーム5の回転中心で ある軸51より離れるように移動しながらハードディスク8の排出動作が行なわ れるので、イジェクト釦41を例えば1kgの押圧力で押圧することによって、 図8に実線Kで示すように排出時初期に大きな排出力を得ることができる。
【0058】 また、上述実施例によれば、ハードディスク8の排出時に、イジェクトアーム 4とイジェクトレバー5との係合点がイジェクトアーム5の回転中心である軸5 1に近づくようにHからIへと移動しながらハードディスク8の排出動作が行な われるので、イジェクト釦41を例えば1kgの押圧力で押圧することによって 、図8の実線Kで示すように排出時初期に大きな排出力を得ることができる。
【0059】
請求項1記載の考案によれば、記録再生装置の装着装置に電源が投入されてい る時には、排出機構が係止機構によって係止され、記録再生装置の挿入・排出が 阻止されるので、記録再生装置やパソコン本体の損傷等を防止することができる 。
【0060】 請求項2記載の考案によれば、記録再生装置排出時に、イジェクトアームの記 録再生装置に当接する当接点が、イジェクトアームの回転中心から離れるように 移動しながら記録再生装置の排出動作が行なわれるので、排出時にイジェクト釦 に加える押圧力を一定とすることができる。
【0061】 請求項3記載の考案によれば、記録再生装置排出時に、イジェクトアームとイ ジェクトレバーとの係合部が、イジェクトアームの回転中心に近づくように移動 しながら記録再生装置の排出動作が行なわれるので、排出時にイジェクト釦に加 える押圧力を一定とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る一例の記録再生装置の装
着装置の内部構造を示す平面図である。
着装置の内部構造を示す平面図である。
【図2】図1のA−A矢視側面図である。
【図3】図1の記録再生装置の装着装置の要部斜視図で
ある。
ある。
【図4】本考案の実施例の概略構成を示す図である。
【図5】本考案の実施例の作用を説明するための図(そ
の1)である。
の1)である。
【図6】本考案の実施例の作用を説明するための図(そ
の2)である。
の2)である。
【図7】本考案の実施例の作用を説明するための図(そ
の3)である。
の3)である。
【図8】本考案の実施例の効果を説明するための図であ
る。
る。
【図9】従来装置における嵌合ストロークと荷重との関
係を示す特性図である。
係を示す特性図である。
1 記録再生装置の装着装置 2 挿入口 3 保持部 4 イジェクトレバー 41 イジェクト釦 42,43 係合部 42a,42b 係止孔 43a 切欠部 5 イジェクトアーム 51 軸 53a 当接部 6 プランジャ 50 ソレノイド 61 係止部 62 軸部 7 本体側コネクタ部 71 コネクタ 8 ハードディスク
Claims (3)
- 【請求項1】 記録再生装置が挿入される挿入口と、 前記挿入口から挿入された記録再生装置を保持する保持
部と、 前記保持部に保持された記録再生装置を排出する排出機
構と、 前記排出機構を電源投入時に係止する係止機構と、 を備えたことを特徴とする記録再生装置の装着装置。 - 【請求項2】 記録再生装置が挿入される挿入口と、 前記挿入口から挿入された記録再生装置を保持する保持
部と、 スライド自在に支持されたイジェクトレバーと、 一端が前記イジェクトレバーと係合し、他端が前記記録
再生装置に当接して該記録再生装置の排出方向に移動可
能に軸支されたイジェクトアームと、 を備え、 前記記録再生装置排出時に、前記イジェクトアームの他
端の前記記録再生装置に当接する当接点が前記イジェク
トアームの回転中心から離れるように移動しながら前記
記録再生装置の排出動作が行なわれることを特徴とする
記録再生装置の装着装置。 - 【請求項3】 記録再生装置が挿入される挿入口と、 前記挿入口から挿入された記録再生装置を保持する保持
部と、 スライド自在に支持されたイジェクトレバーと、 一端が前記イジェクトレバーと係合し、他端が前記記録
再生装置に当接して該記録再生装置の排出方向に移動可
能に軸支されたイジェクトアームと、 を備え、 前記記録再生装置排出時に、前記イジェクトアームの一
端と前記イジェクトレバーとの係合部が、前記イジェク
トアームの回転中心に近づくように移動しながら前記記
録再生装置の排出動作が行なわれることを特徴とする記
録再生装置の装着装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP1993045528U JP2575405Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 記録再生装置の装着装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0719885U true JPH0719885U (ja) | 1995-04-07 |
JP2575405Y2 JP2575405Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=12721915
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