JP2596907Y2 - 電機装置の筐体におけるラベル貼付部構造および電話機 - Google Patents
電機装置の筐体におけるラベル貼付部構造および電話機Info
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- JP2596907Y2 JP2596907Y2 JP1993044495U JP4449593U JP2596907Y2 JP 2596907 Y2 JP2596907 Y2 JP 2596907Y2 JP 1993044495 U JP1993044495 U JP 1993044495U JP 4449593 U JP4449593 U JP 4449593U JP 2596907 Y2 JP2596907 Y2 JP 2596907Y2
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- housing
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Description
電機装置における筐体に貼付したラベルを容易に剥離す
ることができるラベル貼付部構造に関するものであり、
またそのラベル貼付部構造を備えた電話機に関するもの
である。
する場合、特に海外の多くの国に製品を輸出する場合に
おいては、それぞれの仕向先発売元の商標並びにその他
の表示を施すため、電機装置における筐体の壁面に位置
決め並びに突出防止のための浅い凹部を設け、この凹部
に仕向先専用のラベルを貼付することが多く、しかし、
最近の粘着剤はその粘着性の向上に伴い、ラベルの粘着
性も強力となり、一旦貼付したラベルを剥離する必要が
生じた場合には、粘着力が強力であるため剥離は著しく
困難であるばかりでなく、被貼付壁面を損傷し易い欠点
があり、特に被貼付物が販売前の商品である場合には、
剥離時の損傷により商品価値を失うことになる。貼付済
みラベルの剥離作業を容易にするため、凹部 に剥離用穴
を設けて剥離に際し剥離用穴部分のラベルを突き破って
剥離することが考えられる。
けるだけでは、剥離用穴がない場合に比較してラベルの
剥離が容易であるが、剥離用穴の稜部に成形時の「ば
り」が生じ易く、またラベルの剥離に際しピンセット等
の工具によりラベルを挟持する際、剥離用穴の稜部に工
具先端が衝触し、これにより内周稜部に外方に突出する
「ばり」を生じる欠点があるほか、貼付に際して弾性体
により押圧すると、ラベル表面に剥離用穴の稜部に対応
する部分に押圧痕を生じて不体裁となる不利がある。
もとに、被貼付壁面および剥離用穴の稜部を損傷するこ
となく、ラベルを容易に剥離することができるラベル貼
付部構造を提供すること、およびラベル表面に剥離用穴
の稜部に対応する部分に押圧痕を生じることなく平滑に
貼付することができるラベル貼付部構造を提供するこ
と、更にそのラベル貼付部構造を備えた電話機を提供す
ることにある。
達成するため、電話機等の電機装置における筐体の壁面
に設けた位置決め用凹部の周縁よりも内側部分に、周縁
が面取りされた剥離用穴を設け、この剥離用穴に対応す
るラベルの部分を突き破り、この突き破りにより生じた
端縁を挟持した状態のもとに剥離することができるよう
にしたことを特徴とするものである。
ベルにより閉塞されて露出することなく、しかもラベル
表面は剥離用穴の稜部による押圧痕を生じることなく平
滑に貼付され、かつ剥離する場合には剥離用穴部分のラ
ベルを外方からピンセット等により突き破った後、突き
破りにより生じた端縁をピンセット等の挟持具により挟
んで捲り上げつつ剥離することができ、なおラベルの挟
持に際して挟持具の先端は面取り部の案内のもとに、剥
離用穴の稜部付近を損傷す ることなくラベルの端縁の挟
持に好都合に進入する。
て詳細に説明する。例えば図1および図2のように、電
話機等の通信機器あるいはその他の電機装置のプラスチ
ック製筐体における外壁1の表面にラベルLの位置決め
のための浅い凹部2を設けた型式に対しては、その凹部
2の周縁よりも内側部分に、周縁が斜面または丸みによ
る面取り3された剥離用穴4を設け、もって貼付済みの
ラベルLを剥離するに当たっては、剥離用穴4に対応す
るラベルLの部分を外側から突き破り、この突き破りに
より生じた端縁をピンセット等の挟持具により挟持した
状態のもとに捲り上げつつ剥離することができるように
する。
ある場合には、ラベルLの位置決めのための浅い凹部2
をプレス加工により成形すると共に、その凹部2の周縁
よりも内側部分に、周縁が丸みによる面取り3された剥
離用穴4を設けるようにし、なおこのような剥離用穴4
のプレス加工による成形に当たっては、周縁が内方に捲
れを生じるいわゆるバーリング加工によるのが適当であ
る。
等については、凹部2あるいはラベルLの諸条件によ
り、種々変更して実施するのがよいこと当然である。
ば、筐体の壁面に設けた位置決め用凹部に、その周縁よ
りも内側部分において周縁が面取りされた剥離用穴を設
けた簡単な構成にも拘らず、貼付後のラベルの貼り換え
に当っては、剥離用穴に対応するラベルの部分を突き破
り、この突き破りにより生じた端縁を挟持した状態のも
とに容易かつ確実に剥離することができる効果があり、
従って簡単なラベルの交換作業により仕向先を容易に変
更することができ、効率的な在庫の調整が容易である。
ているから、剥離用穴の周縁稜部に成形時のいわゆる
「ばり」が生じることなく、従ってラベル貼付に際して
押圧痕を生じることなく、ラベルを平滑に体裁よく貼付
することができ、かつ貼付済みラベルを剥離する際にお
いても、面取り部において工具先端をラベル裏面にスム
ーズに案内することができ、従ってラベルを容易に挟持
して剥離作業を効率化するばかりでなく、工具先端の衝
突による稜部への「ばり」の発生を確実に防止し、その
後のラベル貼付についても平滑に体裁よく貼付すること
ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 電機装置の筐体における外壁(1)の
表面にラベル(L)の位置決め用凹部(2)を設けると
共に、凹部(2)にはその周縁よりも内側部分に、周縁
が斜面により面取り(3)された剥離用穴(4)を設け
たことを特徴とする電機装置の筐体におけるラベル貼付
部構造。 - 【請求項2】 電機装置の筐体における外壁(1)の
表面にラベル(L)の位置決め用凹部(2)を設けると
共に、凹部(2)にはその周縁よりも内側部分に、周縁
が丸みにより面取り(3)された剥離用穴(4)を設け
たことを特徴とする電機装置の筐体におけるラベル貼付
部構造。 - 【請求項3】 筐体に請求項1または請求項2に記載
のラベル貼付部構造を備えた電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044495U JP2596907Y2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電機装置の筐体におけるラベル貼付部構造および電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044495U JP2596907Y2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電機装置の筐体におけるラベル貼付部構造および電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710985U JPH0710985U (ja) | 1995-02-14 |
JP2596907Y2 true JP2596907Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=12693141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993044495U Expired - Lifetime JP2596907Y2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電機装置の筐体におけるラベル貼付部構造および電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596907Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7352895B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2023-09-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP1993044495U patent/JP2596907Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0710985U (ja) | 1995-02-14 |
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