JPH0356712Y2 - - Google Patents

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JPH0356712Y2
JPH0356712Y2 JP1987123581U JP12358187U JPH0356712Y2 JP H0356712 Y2 JPH0356712 Y2 JP H0356712Y2 JP 1987123581 U JP1987123581 U JP 1987123581U JP 12358187 U JP12358187 U JP 12358187U JP H0356712 Y2 JPH0356712 Y2 JP H0356712Y2
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JP
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holder
hose
band
tightening band
protrusions
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JP1987123581U
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はホース締付バンドの仮止め用ホルダに
関し、さらに詳しくは、例えば自動車のエンジン
ルーム内においてゴムホースをラジエータのパイ
プ等に接続、固定するために用いるばね締め式の
ホース締付バンドを、拡径した状態で仮止めする
ためのホルダに関する。
〔従来の技術〕
従来のこのような仮止め用ホルダとして、例え
ば第6図及び第7図に示すU字型挟持具1がある
(実公昭52−14511号公報参照)。この挟持具1は、
ばね締め式ホース締付バンド2の両端に設けた互
いに挿入重合する切込凹部3と凸部4との先端の
突片5,5′を並列位置にたわみ変位させて嵌着
することにより、バンド2を拡径状態で仮止めす
るようになつていた。
そして、このような仮止め状態のバンド2をホ
ース6に外挿した後、ブライヤ等の挟持式治具で
挟持具1を挟んで突片5,5′から離脱させ、バ
ンド2の復元力によるホース6の締付けを行なう
ようになつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のホース6が例えば自動車のエン
ジンルーム内に設置される場合、このような場所
では他種の機械類が密に配置されていてプライヤ
等の挟持式治具を差込んだり開閉したりできるス
ペースが少ないため、前記のような挟持具1の引
抜き操作に困難を来たすことが少なくなかつた。
そこで本考案は、ホース締付バンドの各突片を
仮止め後に外し易いとともに、ホース締付バンド
を仮止めした際のホルダを僅かなスペースを利用
して操作し得る細身の治具、例えば先端にフツク
を備えた細棒材等により引抜き可能とすること
を、その解決すべき技術的課題とする。
また本考案は、加工が簡単でかつ材料の無駄が
ない、ホース締付バンド仮止め用のホルダの提供
を、その解決すべき技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記課題を解決するための技術的手段は、円環
状板ばね本体の両端に設けた互いに挿入重合する
切欠凹部と凸部との先端に外周向きの仮止め用突
片を備えたホース締付バンドを該バンドの拡開状
態において前記各突片を拘束して仮止めするため
のホルダであつて、平板状の基板の一部を切起し
て下方へ「形状に折り曲げ形成した切片と基板と
の間で、前記各突片を拘束するストツパ部を設け
るとともに、前記基板のストツパ部上方の部位に
は前記切片の切起し跡に形成された孔部に引抜き
操作用の孔としてなることを特徴とする。
〔作用〕
ホルダのストツパ部となる切片は平板状の基板
を切起し折曲げることにより形成され、引抜き操
作用の孔は基板の切片起こし跡により形成され
る。
ホース締付バンドの各仮止め用突片はホルダの
ストツパ部にて拘束され、ホース締付バンドは拡
開状態に保持される。
ホルダの引抜き操作用の孔に細棒材のフツク等
を引掛けて引張ると、仮止め状態のホース締付け
バンドからホルダが引抜かれる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を第1図及至第5図に基
づいて説明する。
第5図に示すように、ホルダ25は方形の板金
材よりなる基板の上半分を図示形状のように切起
してホルダ引抜き用治具を引掛けるための孔26
を形成するとともに、切起した切片27を断面
「形状に下方へ折曲げることによりこの切片27
と基板の下部とでホース締付バンドの仮止め用突
片を拘束するストツパ部28を構成している。
このホルダ25は次のように使用される。即
ち、第1図に示すように、帯状の板ばねを用いて
円環状に形成されたホース締付バンド11の両端
側に設けた互いに挿入重合する切込凹部12と凸
部13との先端が横並びに並列位置するまで、適
当な治具等によつてバンド11を拡径させ、そう
して切込凹部12と凸部13との先端に設けた外
周向きの突片14,14′をホルダ25のストツ
パ部28に嵌着することによりバンド11の拡径
状態での仮止めを行なう。
こうして仮止めされたバンド11がユーザーに
納品され、第2図に示すようにホースの締付けに
供される。即ち、パイプ15と接続されたゴムホ
ース16にバンド11を外挿してホルダ25を突
片14,14′から引抜くと、バンド11が復元
力によつて収縮し、ゴムホース16を締付けて、
そのパイプ15との接続状態を固定するのであ
る。
そして、上記のホルダ25の引抜き操作は、例
えばフツク付き細棒材17のような狭いスペース
へ差込み可能な細身のホルダ引抜き用の治具を用
い、その先端のフツク18を孔26に引掛けてホ
ルダ25を引張ることによつて行なうことができ
る。
従つて、ゴムホース16が例えば自動車のエン
ジンルーム内においてラジエータのパイプ等に接
続される場合のように、多種の機器類が密に配置
されているためにホルダ引抜き用のプライヤ等の
狭着式治具を差込んだり開閉したりするスペース
を確保できない場合でも、細棒材17を用いてホ
ルダ25を容易に引抜き得る。
なお、ホルダ25の引抜き操作用の十分なスペ
ースが確保される場合においては、プライヤ等で
ホルダ25の上端部を把握してホルダ25の引抜
き操作を行なうこともできる。
前記の細棒材17に代る治具として、第3図に
示すように先端のフツク18′が逆R字型のルー
プ状に形成された細棒材17′や、第4図に示す
ように棒材本体19の先端にホルダ25の孔26
に引掛けるための小突起20を設けるとともに、
棒材本体19にビス止めされたばね線材21を小
突起20の先端に弾力的に当接させたものもあ
る。これらの治具では、引抜いたホルダ25をフ
ツク18′あるいばね線材21により拘束するこ
とができるので、引抜かれたホルダ25がバンド
11の復元力によつてはね飛ばされるという危険
を防止できる。
〔考案の効果〕
本考案のホルダはフツク付き細棒材等の細身の
治具を用いてホース締付バンドから引抜くことが
できるので、ホース締付バンドを狭隘な場所で用
いる場合の仮止め用ホルダとして適するものであ
る。
そして、本考案のホルダは切片とその対応する
ホルダ基板部分にてストツパ部を構成するので、
ホース締付バンドの各突片は同一面状に仮止めす
ることができ、かつ孔が真上に位置することで仮
止め後は外し易い。また、本考案は切片の切起し
跡を引抜き操作用の孔とするので、加工が簡単で
材料無駄のないホルダとなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の使用状態を示す斜視
図、第2図は同実施例におけるホルダの引抜き状
態を示す側面図、第3図及び第4図はホルダ引抜
き操作用治具の他の例を示す図、第5図は実施例
のホルダの斜視図、第6図及び第7図は従来例を
示す図である。 11……バンド、12……切込凹部、13……
凸部、14,14′……突片、25……ホルダ、
26……孔、28……ストツパ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円環状板ばね本体の両端に設けた互いに挿入重
    合する切欠凹部と凸部との先端に外周向きの仮止
    め用突片を備えたホース締付バンドを該バンドの
    拡開状態において前記各突片を拘束して仮止めす
    るためのホルダであつて、 平板状の基板の一部を切起して下方へ「形状に
    折り曲げ形成した切片と基板との間で、前記各突
    片を拘束するストツパ部を設けるとともに、前記
    基板のストツパ部上方の部位には前記切片の切起
    し跡に形成された孔部を引抜き操作用の孔として
    なることを特徴とするホース締付バンドの仮止め
    用ホルダ。
JP1987123581U 1987-08-12 1987-08-12 Expired JPH0356712Y2 (ja)

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JPS6429590U JPS6429590U (ja) 1989-02-22
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Families Citing this family (1)

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KR20020045152A (ko) * 2000-12-08 2002-06-19 류정열 호스클램프용 클램프홀더

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JPS6429590U (ja) 1989-02-22

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