JP3019816U - きれいに剥がれる粘着テープ - Google Patents

きれいに剥がれる粘着テープ

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JP3019816U
JP3019816U JP1995003782U JP378295U JP3019816U JP 3019816 U JP3019816 U JP 3019816U JP 1995003782 U JP1995003782 U JP 1995003782U JP 378295 U JP378295 U JP 378295U JP 3019816 U JP3019816 U JP 3019816U
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adhesive tape
tape
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教利 三瀬
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教利 三瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、剥がし易い粘着テープに関するも
のである。 【構成】粘着材を網状、点状など意図的またはアットラ
ンダムに分散分布して塗工され、非塗工部分を持たせ
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は包装袋などの口を簡便に封をするなどのように、粘着テープによ る粘着接合物を、用済み後容易に剥がし取ることのできる粘着テープに関する
【0002】
【従来の技術】
従来、セロテープに代表される粘着テープは、フィルムや紙などの表裏のう ち片一方の面の全面に粘着剤が塗工され、その塗工面を対象物に押付けて接合 している。 全面に均一に粘着剤を塗工することが製造上容易であるし、単位面積当たり の接合力を大きくするためである。 ところが、例えば、プラスチック袋などに商品を入れ、袋の口を折って、短 く切った粘着テープにより封をするなど、日常買物時によく行なわれる簡易包 装の封処理は、簡便迅速で一般に広く行なわれているものであるが、これを開 封する時、即ち粘着接合を解除しようとする時、粘着テープを容易にきれいに 剥がして開封することは以外に難しく、プラスチック袋などを破って取出さね ばならないことが非常に多い。 また、粘着力が強過ぎてテープが破断して被着物の表面にこびり着いたまま になることもしばしばで、これを拭い取らねばならないことも多い。この場合 被着材の表面を傷つけて困ることがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
本考案は、この粘着テープで封をするなど、粘着接合した場合、用済み後、容 易かつきれいに剥がせ、したがって包装の袋などのような被接体を破らずに接合 解除できるようにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、粘着テープの粘着剤を網状、点状などに塗工し、粘着剤の塗工され ていない部分を適度に分布させることにより課題を解決した。 粘着剤の網状、点状、幾何学模様など意図的な分散分布、あるいはノズルから の噴出散布のようなアットランダムな分散分布の例を図面で模式的に示した 本考案により得られたテープは、セロテープなどと同様に必要に応じて必要な 長さに切って使用すればよく、従来使用されている台、ケースもそのまま使用で き、特別な仕様のものにする必要はない。
【0005】
【作用及び効果】
本考案の粘着テープは、粘着剤が分散分布しているので、剥がす時、爪、指な どにより、容易に「掴み」となる耳ともいうべき部分を起こすことができるし、 引き起こした後はその耳部を持って引っ張ると、テープ基材の引っぱり力は分散 する粘着剤に応力集中して局部的に加わり、粘着剤を剥ぎ取る力となりこの応力 集中作用は順次伝播して容易に粘着接合を解除すること、即ち、容易かつきれい にテープを剥ぎ取ることができる。
【0006】 粘着剤は通常透明樹脂として適用されることが多いし、テープ基剤としてプラ スチックを利用すると、本考案は、粘着剤を分散分布して部分的に適用するので 、着色した粘着剤を使用することにより、独特の模様付けとすることができる。 即ちテープの表面、粘着剤の施されていない面に社名を印刷するなどの差別化方 法の代りに、独自色、独自模様にして差別化、付加価値アップされた粘着テープ として活用することもできる。 また本考案は片面粘着テープを例に説明したが、両面粘着テープにおいても応 用でき、その活用分野は大変ひろく有用である。 さらに、容易かつきれいに剥離できることは、例えば包装に使用された袋を変 形、破断なく回収できることを意味し、リサイクル上有利である。
【0007】
【実施例】
天然ゴム/ロジン・ブレンド系粘着剤およびブチルアクリレート/アクリル酸 コポリマー系粘着剤をセロハンフィルム#500(二村化学工業(株)製)に約 30ミクロン厚に図1のような点状分散型にグラビアロールにより塗工し、この フィルムをスリットしてテープとした。市販のセロテープを比較としてポリエチ レンフィルムに接着させ、一時間後、及び一日後のピール剥離性を調べた。 市販のセロテープでは一時間後、一日後とも強固に接着しており、容易に剥離 できず、無理に引き剥がそうとするとポリエチレンフィルムが降伏伸びを示して 破断した。これに対し、本考案の粘着テープはポリエチレンフィルムの降伏伸び を起こさず、接合部がきれいに剥離できた。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の粘着剤の分散分布塗工模様の例
【図2】及び
【図3】本考案の別の例
【図4】本考案
【図1】の例の側面図
【符号の説明】
1はテープ基材 2は粘着材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着剤を全面に塗工せず、網状、点状など
    意図的又はアットランダムに分散して部分塗工された粘
    着テープ。
JP1995003782U 1995-03-20 1995-03-20 きれいに剥がれる粘着テープ Expired - Lifetime JP3019816U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3419399B2 (ja) 2001-04-20 2003-06-23 松下電器産業株式会社 グラファイトシートおよびそれを用いた放熱部品

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JP3419399B2 (ja) 2001-04-20 2003-06-23 松下電器産業株式会社 グラファイトシートおよびそれを用いた放熱部品

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