JP3586725B2 - タック用紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はタック用紙、更に詳しくは表面基材と複数の剥離紙との間を接着剤により剥脱可能に接着させた剥し易いタック用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のタック用紙としては一般に表面基材と剥離紙との間に粘着材を介在させているので、表面基材を剥離紙より剥すと、表面基材の裏面に粘着材の溶剤が揮発しても固化せず表面基材の裏面の粘着力を有するラベル用紙が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたラベル用紙は、表面基材を剥離紙より剥離した場合、表面基材の裏面に接着剤の溶剤が揮発せず、また揮発しても粘着力が残存するので、ラベルを物品に貼付するのには使用することができるが、必要に応じてそのラベルを剥すことはできないという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは表面基材と第1の剥離紙を第2の剥離紙より剥離後、任意箇所に貼付しても必要に応じ表面基材を容易に剥すことができると共に貼付部分に粘着力を有しないタック用紙を安価に提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、任意形状のタック用紙の表面基材と第1の剥離紙との間を感圧接着剤にて圧着し、前記第1の剥離紙の裏面に糊料を塗布して次の第2の剥離紙を接着して表面基材、第1の剥離紙、第2の剥離紙を夫々剥脱可能に重合接着させたタック用紙において、前記表面基材に印刷物の形状に応じ切込線を接着剤の厚みまで施してラベルを形成し、該ラベルには表面基材のみに切込線を施し、前記ラベルの形状に施した切込線の内端縁には、第2の剥離紙より接着剤、第1の剥離紙を経て感圧接着剤まで切込線を施し、該ラベルの内端縁裏面に粘着性を有しない剥し口を設けたことを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を、図面を参照して説明する。
各図面において、図1はタック用紙の平面図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3はタック用紙の断面図、図4はタック用紙の断面図、図5は表面基材のラベルを第1の剥離紙と共に剥している状態を示す説明図、図6はラベルを剥している状態を示す説明図、図7はタック用紙の裏面図である。
ただ、図中、同一箇所及び同一作用を示すものは、同一符号で説明する。
【0009】
まず、図1及び図2においてタック用紙の全体を説明する。
タック用紙の表面基材1の裏面に設けた第1の剥離紙2との間に感圧接着剤3を介在させて圧着し、第1の剥離紙2の裏面に湖料として接着剤5を塗布して第1の剥離紙2と第2の剥離紙4とを剥脱可能に貼止めしている。
表面基材1の表面には、使用の目的に応じて例えば名刺、送り状、受領書等の任意形状を有するラベル6の切込線7を接着剤5の厚みまで施し、切込線9はラベル6即ち表面基材1のみに施している。切込線7の内側即ちラベル6の端部位置近傍には、感圧接着剤3、第1の剥離紙2、接着剤5、第2の剥離紙4まで切込線12が施され剥し口8を形成している。
【0010】
次に実際の使用状態を説明する。図5で示されるように表面基材1のラベル6を切込線7によって剥す。切込線7は接着剤5の厚みまで切込まれ、第2の剥離紙4の裏面で剥し口8近傍には切込線12が感圧接着剤3の厚みまで切込まれているので、剥したラベル6の裏面には粘着性を有し、剥し口8裏面は粘着性を有せず、そのラベル6を任意箇所に例えば物品の包装紙等に貼着するものである。受取ったものは、そのラベル6が必要である場合は、切込線9はラベル6、即ち表面基材1のみに施しているので図6で示されるように剥し口8をつまんで必要なラベル6のみ容易且つ迅速に剥しとるものである。
【0011】
図3に示される実施の形態は、図1及び図2で説明した実施の形態と構成は同一であるのでその説明を省略する。異なるところは、表面基材1と第1の剥離紙2及び第2の剥離紙4との間に段差10を設けている。
【0012】
図4に示される実施の形態は、第2の剥離紙4の幅員が表面基材1と第1の剥離紙2の幅員よりも狭くして空間部11を形成したものである。
【0013】
図7に示される実施の形態は、第2の剥離紙4裏面において、剥し口8の内側線位置に切込線12が施されラベル6とラベル6との間位置には切込線12が施されていない。
このように形成することで、更にラベル6を剥す作業の能率化を図ることができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0015】
表面基材と複数の剥離紙とを剥脱可能に重合形成したタック用紙に、剥し口を設けたので、表面基材の貼付作業及び剥離作業時間の短縮化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】タック用紙の平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】タック用紙の断面図である。
【図4】タック用紙の断面図である。
【図5】表面基材のラベルを第1の剥離紙と共に剥している状態を示す説明図である。
【図6】ラベルを剥している状態を示す説明図である。
【図7】タック用紙の裏面図である。
【符号の説明】
1 表面基材
2 第1の剥離紙
3 感圧接着剤
4 第2の剥離紙
5 接着剤
6 ラベル
7、9、12 切込線
8 剥し口
Claims (1)
- 任意形状のタック用紙の表面基材と第1の剥離紙との間を感圧接着剤にて圧着させ、前記第1の剥離紙の裏面と第2の剥離紙との間を湖料として接着剤を塗布することによって、表面基材、第1の剥離紙と第2の剥離紙を剥脱可能に重合接着させたタック用紙において、
前記表面基材に印刷物の形状に応じ切込線を接着剤の厚みまで施してラベルを形成し、該ラベルには表面基材のみに切込線を施し、前記ラベルの形状に施した切込線の内端縁には、第2の剥離紙より接着剤、第1の剥離紙を経て感圧接着剤まで切込線を施し、該ラベルの内端縁裏面に粘着性を有しない剥し口を設けたことを特徴とするタック用紙。
Priority Applications (1)
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JP2000204374A JP3586725B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | タック用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JP2001342444A JP2001342444A (ja) | 2001-12-14 |
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Family
ID=18701645
Family Applications (1)
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JP2000204374A Expired - Fee Related JP3586725B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | タック用紙 |
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JP (1) | JP3586725B2 (ja) |
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- 2000-05-31 JP JP2000204374A patent/JP3586725B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001342444A (ja) | 2001-12-14 |
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