JP2001342444A - タック用紙 - Google Patents
タック用紙Info
- Publication number
- JP2001342444A JP2001342444A JP2000204374A JP2000204374A JP2001342444A JP 2001342444 A JP2001342444 A JP 2001342444A JP 2000204374 A JP2000204374 A JP 2000204374A JP 2000204374 A JP2000204374 A JP 2000204374A JP 2001342444 A JP2001342444 A JP 2001342444A
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- JP
- Japan
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- release paper
- paper
- adhesive
- tack
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Abstract
(57)【要約】
［課題］ 表面基材を剥離紙より剥離後、任意箇所に貼
付しても必要に応じ表面基材を容易に剥すことができる
と共に貼付部分に粘着力を有しないタック用紙を提供す
る。 ［解決手段］ 任意形状のタック用紙の表面基材１と第
１の剥離紙２との間を感圧接着剤３、第１の剥離紙２と
第２の剥離紙４との間を接着剤５にて剥脱可能に重合接
着させて、表面基材１のみを剥す際、表面基材１裏面の
一部分に粘着性を有しない剥し口８を設ける。
付しても必要に応じ表面基材を容易に剥すことができる
と共に貼付部分に粘着力を有しないタック用紙を提供す
る。 ［解決手段］ 任意形状のタック用紙の表面基材１と第
１の剥離紙２との間を感圧接着剤３、第１の剥離紙２と
第２の剥離紙４との間を接着剤５にて剥脱可能に重合接
着させて、表面基材１のみを剥す際、表面基材１裏面の
一部分に粘着性を有しない剥し口８を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタック用紙、更に詳
しくは表面基材と複数の剥離紙との間を接着剤により剥
脱可能に接着させた剥し易いタック用紙に関するもので
ある。
しくは表面基材と複数の剥離紙との間を接着剤により剥
脱可能に接着させた剥し易いタック用紙に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のタック用紙としては一般
に表面基材と剥離紙との間に粘着材を介在させているの
で、表面基材を剥離紙より剥すと、表面基材の裏面に粘
着材の溶剤が揮発しても固化せず表面基材の裏面の粘着
力を有するラベル用紙が提供されている。
に表面基材と剥離紙との間に粘着材を介在させているの
で、表面基材を剥離紙より剥すと、表面基材の裏面に粘
着材の溶剤が揮発しても固化せず表面基材の裏面の粘着
力を有するラベル用紙が提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、表面基材を剥離紙より剥離し
た場合、表面基材の裏面に接着剤の溶剤が揮発せず、ま
た揮発しても粘着力が残存するので、ラベルを物品に貼
付するのには使用することができるが、必要に応じてそ
のラベルを剥ことはできないという問題点があった。
ののうち前者においては、表面基材を剥離紙より剥離し
た場合、表面基材の裏面に接着剤の溶剤が揮発せず、ま
た揮発しても粘着力が残存するので、ラベルを物品に貼
付するのには使用することができるが、必要に応じてそ
のラベルを剥ことはできないという問題点があった。
【０００４】そこで、本発明は、従来の技術の有するこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは表面基材と第１の剥離紙を第２の剥離紙
より剥離後、任意箇所に貼付しても必要に応じ表面基材
を容易に剥すことができると共に貼付部分に粘着力を有
しないタック用紙を安価に提供しようとするものであ
る。
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは表面基材と第１の剥離紙を第２の剥離紙
より剥離後、任意箇所に貼付しても必要に応じ表面基材
を容易に剥すことができると共に貼付部分に粘着力を有
しないタック用紙を安価に提供しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１記載の発明は、任意形状のタック
用紙の表面基材と第１の剥離紙との間を感圧接着剤にて
圧着し、前記第１の剥離紙の裏面に糊料を塗布して次の
第２の剥離紙を接着して表面基材、第１の剥離紙、第２
の剥離紙を夫々剥脱可能に重合接着させたことを特徴と
する。このように形成すると、表面基材を第１の剥離紙
と共に第２の剥離紙から剥離すると、第１の剥離紙裏面
には糊料が塗布されているので任意箇所に貼付すること
ができ、必要に応じ表面基材のみを剥すことができる。
に、本発明の請求項１記載の発明は、任意形状のタック
用紙の表面基材と第１の剥離紙との間を感圧接着剤にて
圧着し、前記第１の剥離紙の裏面に糊料を塗布して次の
第２の剥離紙を接着して表面基材、第１の剥離紙、第２
の剥離紙を夫々剥脱可能に重合接着させたことを特徴と
する。このように形成すると、表面基材を第１の剥離紙
と共に第２の剥離紙から剥離すると、第１の剥離紙裏面
には糊料が塗布されているので任意箇所に貼付すること
ができ、必要に応じ表面基材のみを剥すことができる。
【０００６】本発明のうち請求項２記載の発明は、表面
基材の幅員が第１の剥離紙及び第２の剥離紙の幅員より
も広く形成して一側方に段差を設けたことを特徴とす
る。このように形成すると、表面基材のみを第１及び第
２の剥離紙から剥す場合に剥し口として利用し得るので
利便であるが、請求項３記載の発明のように表面基材と
第２の剥離紙の幅員よりも第１の剥離紙の幅員を狭く
し、表面基材と第２の剥離紙との間に空間部を形成する
こともできる。
基材の幅員が第１の剥離紙及び第２の剥離紙の幅員より
も広く形成して一側方に段差を設けたことを特徴とす
る。このように形成すると、表面基材のみを第１及び第
２の剥離紙から剥す場合に剥し口として利用し得るので
利便であるが、請求項３記載の発明のように表面基材と
第２の剥離紙の幅員よりも第１の剥離紙の幅員を狭く
し、表面基材と第２の剥離紙との間に空間部を形成する
こともできる。
【０００７】本発明のうち請求項４記載の発明は、表面
基材に印刷物の形状に応じ切込線を接着剤の厚みまで施
こし、該切込線の内端縁即ち前記印刷物の外端縁裏面に
粘着性を有しない剥し口を設けたことを特徴とする。こ
のように形成すると、表面基材内の任意形状の印刷物を
必要箇所に貼付後容易に剥すことができる。
基材に印刷物の形状に応じ切込線を接着剤の厚みまで施
こし、該切込線の内端縁即ち前記印刷物の外端縁裏面に
粘着性を有しない剥し口を設けたことを特徴とする。こ
のように形成すると、表面基材内の任意形状の印刷物を
必要箇所に貼付後容易に剥すことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面を参照して説明する。各図面において、図１は
タック用紙の平面図、図２は図１のＡ−Ａ線拡大断面
図、図３はタック用紙の断面図、図４はタック用紙の断
面図、図５は表面基材のラベルを第１の剥離紙と共に剥
している状態を示す説明図、図６はラベルを剥している
状態を示す説明図、図７はタック用紙の裏面図である。
ただ、図中、同一箇所及び同一作用を示すものは、同一
符号で説明する。
を、図面を参照して説明する。各図面において、図１は
タック用紙の平面図、図２は図１のＡ−Ａ線拡大断面
図、図３はタック用紙の断面図、図４はタック用紙の断
面図、図５は表面基材のラベルを第１の剥離紙と共に剥
している状態を示す説明図、図６はラベルを剥している
状態を示す説明図、図７はタック用紙の裏面図である。
ただ、図中、同一箇所及び同一作用を示すものは、同一
符号で説明する。
【０００９】まず、図１及び図２においてタック用紙の
全体を説明する。タック用紙の表面基材１の裏面に設け
た第１の剥離紙２との間に感圧接着剤３を介在させて圧
着し、第１の剥離紙２の裏面に糊料として接着剤５を塗
布して第１の剥離紙２と第２の剥離紙４とを剥脱可能に
貼止めしている。表面基材１の表面には、使用の目的に
応じて例えば名刺、送り状、受領書等の任意形状を有す
るラベル６の切込線７を接着剤５の厚みまで施し、切込
線９はラベル６即ち表面基材１のみに施している。切込
線７の内側即ちラベル６の端部位置近傍には、感圧接着
剤３、第１の剥離紙２、接着剤５、第２の剥離４まで切
込線１２が施され剥し口８を形成している。
全体を説明する。タック用紙の表面基材１の裏面に設け
た第１の剥離紙２との間に感圧接着剤３を介在させて圧
着し、第１の剥離紙２の裏面に糊料として接着剤５を塗
布して第１の剥離紙２と第２の剥離紙４とを剥脱可能に
貼止めしている。表面基材１の表面には、使用の目的に
応じて例えば名刺、送り状、受領書等の任意形状を有す
るラベル６の切込線７を接着剤５の厚みまで施し、切込
線９はラベル６即ち表面基材１のみに施している。切込
線７の内側即ちラベル６の端部位置近傍には、感圧接着
剤３、第１の剥離紙２、接着剤５、第２の剥離４まで切
込線１２が施され剥し口８を形成している。
【００１０】次に実際の使用状態を説明する。図５で示
されるように表面基材１のラベル６を切込線７によって
剥す。切込線７は接着剤５の厚みまで切込まれ、第２の
剥離紙４の裏面で剥し口８近傍には切込線１２が感圧接
着剤３の厚みまで切込まれているので、剥したラベル６
の裏面には粘着性を有し、剥し口８裏面は粘着性を有せ
ず、そのラベル６を任意箇所に例えば物品の包装紙等に
貼着するものである。受取ったものは、そのラベル６が
必要である場合は、切込線９はラベル６、即ち表面基材
１のみに施しているので図６で示されるように剥し口８
をつまんで必要なラベル６のみ容易且つ迅速に剥しとる
ものである。
されるように表面基材１のラベル６を切込線７によって
剥す。切込線７は接着剤５の厚みまで切込まれ、第２の
剥離紙４の裏面で剥し口８近傍には切込線１２が感圧接
着剤３の厚みまで切込まれているので、剥したラベル６
の裏面には粘着性を有し、剥し口８裏面は粘着性を有せ
ず、そのラベル６を任意箇所に例えば物品の包装紙等に
貼着するものである。受取ったものは、そのラベル６が
必要である場合は、切込線９はラベル６、即ち表面基材
１のみに施しているので図６で示されるように剥し口８
をつまんで必要なラベル６のみ容易且つ迅速に剥しとる
ものである。
【００１１】図３に示される実施の形態は、図１及び図
２で説明した実施の形態と構成は同一であるのでその説
明を省略する。異なるところは、表面基材１と第１の剥
離紙２及び第２の剥離紙４との間に段差１０を設けてい
る。
２で説明した実施の形態と構成は同一であるのでその説
明を省略する。異なるところは、表面基材１と第１の剥
離紙２及び第２の剥離紙４との間に段差１０を設けてい
る。
【００１２】図４に示される実施の形態は、第２の剥離
紙４の幅員が表面基材１と第１の剥離紙２の幅員よりも
狭くして空間部１１を形成したものである。
紙４の幅員が表面基材１と第１の剥離紙２の幅員よりも
狭くして空間部１１を形成したものである。
【００１３】図７で示される実施の形態は、第２の剥離
紙４裏面において、剥し口８の内側線位置に切込線１２
が施されラベル６とラベル６との間位置には切込線１２
が施されていない。このように形成することで、更にラ
ベル６を剥す作業の能率化を図ることができる。
紙４裏面において、剥し口８の内側線位置に切込線１２
が施されラベル６とラベル６との間位置には切込線１２
が施されていない。このように形成することで、更にラ
ベル６を剥す作業の能率化を図ることができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【００１５】表面基材と複数の剥離紙とを剥脱可能に重
合形成し、更に剥し口を設けたので、表面基材の貼付作
業及び剥離作業時間の短縮化を図ることができるという
効果がある。
合形成し、更に剥し口を設けたので、表面基材の貼付作
業及び剥離作業時間の短縮化を図ることができるという
効果がある。
【図１】タック用紙の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図３】タック用紙の断面図である。
【図４】タック用紙の断面図である。
【図５】表面基材のラベルを第１の剥離紙と共に剥して
いる状態を示す説明図である。
いる状態を示す説明図である。
【図６】ラベルを剥している状態を示す説明図である。
【図７】タック用紙の裏面図である。
１ 表面基材 ２ 第１の剥離紙 ３ 感圧接着剤 ４ 第２の剥離紙 ５ 接着剤 ７ 切込線 ８ 剥し口 １０ 段差 １１ 空間部
Claims (4)
- 【請求項１】 任意形状のタック用紙の表面基材と第１
の剥離紙との間を感圧接着剤にて圧着させ、前記第１の
剥離紙の裏面と第２の剥離紙との間を糊料として接着剤
を塗付することによって、表面基材、第１の剥離紙と第
２の剥離紙を剥脱可能に重合接着させたことを特徴とす
るタック用紙。 - 【請求項２】 表面基材の１側方と第１の剥離紙及び第
２の剥離紙の一側方に段差を設けていることを特徴とす
る請求項１記載のタック用紙。 - 【請求項３】 第１の剥離紙の幅員が、表面基材と第２
の剥離紙の幅員よりも狭くなし、表面基材と第２の剥離
紙との間に空間部を形成したことを特徴とする請求項１
記載のタック用紙。 - 【請求項４】 表面基材に印刷物の形状に応じ切込線を
接着剤の厚みまで施こし、該切込線の内端縁即ち前記印
刷物の外端縁裏面に粘着性を有しない剥し口を設けたこ
とを特徴とする請求項１、２または３記載のタック用
紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204374A JP3586725B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | タック用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204374A JP3586725B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | タック用紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001342444A true JP2001342444A (ja) | 2001-12-14 |
| JP3586725B2 JP3586725B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=18701645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000204374A Expired - Fee Related JP3586725B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | タック用紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3586725B2 (ja) |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000204374A patent/JP3586725B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3586725B2 (ja) | 2004-11-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040422 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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