JP2020070414A - 多段粘着テープ積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】引き出した多段粘着テープを使用する際に下段粘着テープの粘着力が不足することがなく、また上段粘着テープ及び下段粘着テープの粘着力を正確且つ簡単に設定することが可能な多段粘着テープ積層体を提供する。
【解決手段】上段粘着テープ5と下段粘着テープ4が接合されてなり、下段粘着テープ4の下段粘着剤層8を、上段粘着テープ5の上段離型剤層10に粘着させるようにして上下複数層に積層され、上段粘着剤層11を形成する第二粘着剤111の粘着力が、下段粘着剤層8を形成する第一粘着剤81の粘着力と略等しく設定されると共に、上段離型剤層10を形成する第二離型剤101の単位長さ当たりの重量が、下段離型剤層7を形成する第一離型剤71の単位長さ当たりの重量と異なる大きさに設定される多段粘着テープ積層体。
【選択図】図2

Description

本発明は、多段粘着テープが上下複数層に積層されてなる多段粘着テープ積層体に関する。
粘着テープを上下複数段に接合して構成される多段粘着テープとして、2層マスキングテープが従来知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。この2層マスキングテープは、塗装作業時に塗料を塗布する領域と塗布しない領域との境界部分を形成するために用いられるマスキングテープであって、剥がした後に必要となる境界部分の補修作業の低減等を目的として、2枚の粘着テープを接合した2層構造とされている。
特許文献1に開示された2層マスキングテープは、基材の片面に粘着剤層が設けられた下段粘着テープ(第1の粘着テープ)及び上段粘着テープ(第2の粘着テープ)を有し、下段粘着テープの背面(粘着剤層と逆側面)に、上段粘着テープの粘着剤層が貼り付けられることにより構成される。そして、この2層マスキングテープは、所定の被着体の周囲に複数回巻回されることにより、上段粘着テープの背面に対して下段粘着テープの粘着剤層が貼り付けられる。このようにして、多段粘着テープである2層マスキングテープが上下複数層に積層されることにより、多段粘着テープ積層体が形成される。
ここで、下段粘着テープの背面は、基材自体によって形成されるか、或いは基材の表面に塗布された所定の離型剤によって形成される。同様に、上段粘着テープの背面も、基材自体によって形成されるか、或いは基材の表面に塗布された所定の離型剤により形成される。
そして、この多段粘着テープ積層体では、使用時にユーザが2層マスキングテープを上手く引き出せるように、すなわち下段粘着テープと上段粘着テープが剥離せず重なった状態で一緒に引き出せるように、下段粘着テープの粘着剤層の粘着力と上段粘着テープの粘着剤層の粘着力とが異なる大きさに設定されている。具体的には、上段粘着テープの背面に対する下段粘着テープの粘着力が、下段粘着テープの背面に対する上段粘着テープの粘着力より小さく設定されている。これにより、2層マスキングテープは、上段粘着テープの背面と下段粘着テープの粘着剤層との間で剥離が生じ、下段粘着テープと上段粘着テープが剥離せず重なった状態で引き出される。
ここで、上段粘着テープの背面に対する下段粘着テープの粘着力、及び下段粘着テープの背面に対する上段粘着テープの粘着力は、粘着剤層を構成する粘着剤の組成、粘着剤の厚み、背面の処理、及び背面の素材等の諸条件を適宜調整することにより、それぞれ設定されている。
特許文献2に開示された2層マスキングテープは、基材の表裏面に離型剤層と粘着剤層とが形成された上段粘着テープ(上層テープ)及び下段粘着テープ(下層テープ)を有し、下段粘着テープの離型剤層に上段粘着テープの粘着剤層が貼り付けられることにより構成される。そして、この2層マスキングテープは、所定の被着体の周囲に複数回巻回することにより、上段粘着テープの離型剤層に下段粘着テープの粘着剤層が貼り付けられる。このようにして、多段粘着テープである2層マスキングテープが上下複数層に積層されることにより、多段粘着テープ積層体が形成される。
そして、この2層マスキングテープは、上段粘着テープの離型剤層に対する下段粘着テープの粘着力が、下段粘着テープの離型剤層に対する上段粘着テープの粘着力よりも小さく設定されている。これにより、巻回された状態の2層マスキングテープを引き出す際に、上段粘着テープの離型剤層と下段粘着テープの粘着剤層との間で剥離が生じ、下段粘着テープと上段粘着テープが剥離せず重なった状態で引き出される。
なお、下段粘着テープの離型剤層に対する上段粘着テープの粘着剤層の粘着力、及び上段粘着テープの離型剤層に対する下段粘着テープの粘着剤層の粘着力は、粘着剤層を形成する粘着剤の配合を調整すること等により、それぞれ設定されている。
実用新案登録第3205388号公報 実開昭63−140046号公報
しかし、特許文献1の多段粘着テープ積層体では、上段粘着テープの背面に対する下段粘着テープの粘着力が、下段粘着テープの背面に対する上段粘着テープの粘着力より小さく設定されている。同様に、特許文献2の多段粘着テープ積層体でも、上段粘着テープの離型剤層に対する下段粘着テープの粘着力が、下段粘着テープの離型剤層に対する上段粘着テープの粘着力よりも小さく設定されている。従って、多段粘着テープ積層体から引き出した多段粘着テープを、その後に所定の被着体に対して粘着させることで使用しようとした場合に、下段粘着テープまたは下段粘着テープの粘着力が不足することによって、被着体から剥がれる場合があるという問題があった。
また、上述の通り、特許文献1の多段粘着テープ積層体では、上段粘着テープの背面に対する下段粘着テープの粘着力、及び下段粘着テープの背面に対する上段粘着テープの粘着テープの粘着力が、粘着剤層を構成する粘着剤の組成、粘着剤の厚み、背面の処理、及び背面の素材等の諸条件を適宜調整することにより、それぞれ設定されている。同様に、特許文献2の多段粘着テープ積層体では、下段粘着テープの離型剤層に対する上段粘着テープの粘着剤層の粘着力、及び上段粘着テープの離型剤層に対する下段粘着テープの粘着剤層の粘着力が、粘着剤層を形成する粘着剤の配合を調整すること等により、それぞれ設定されている。従って、粘着力を所望の大きさに設定する作業が複雑かつ手間を要し、また粘着力を正確に設定するのが難しいという問題もあった。
そこで本発明は、かかる事情を考慮してなされたものであり、その目的は、引き出した多段粘着テープを使用する際に下段粘着テープの粘着力が不足することがなく、また上段粘着テープ及び下段粘着テープの粘着力を正確且つ簡単に設定することが可能な多段粘着テープ積層体を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
多段粘着テープが上下複数層に積層されてなる多段粘着テープ積層体であって、
基材層と、前記基材層の表面に離型剤を塗布して形成された離型剤層と、前記基材層の裏面に粘着剤を塗布して形成された粘着剤層と、を有する粘着テープが、上段の前記粘着剤層を下段の前記離型剤層に粘着させるようにして上下複数段に接合されることにより、前記多段粘着テープが形成され、
前記多段粘着テープが、最下段に位置する前記粘着テープの前記粘着剤層を、最上段に位置する前記粘着テープの前記離型剤層に粘着させるようにして上下複数層に積層され、
前記多段粘着テープのうち最上段に位置する前記粘着テープは、前記粘着剤層を形成する粘着剤の粘着力が、他の段の前記粘着テープの前記粘着剤層を形成する粘着剤の粘着力と略等しく、且つ、前記離型剤層を形成する離型剤の単位長さ当たりの重量が、他の段の前記粘着テープの前記離型剤層を形成する離型剤の単位長さ当たりの重量と異なる
ことを特徴とする多段粘着テープ積層体が提供される。
なお、本発明の一の態様に係る多段粘着テープ積層体においては、前記多段粘着テープが、上段に位置する上段粘着テープと、下段に位置する下段粘着テープとで構成され、前記上段粘着テープの前記基材層が、透明または半透明な基材で形成され、前記下段粘着テープの前記基材層が、その表面に付された印刷体を有してもよい。
なお、本発明の一の態様に係る多段粘着テープ積層体においては、前記上段粘着テープは、前記下段粘着テープと比較して、前記基材層を形成する基材の色彩が異なってもよい。
なお、本発明の一の態様に係る多段粘着テープ積層体においては、前記多段粘着テープを構成する各段の前記粘着テープは、前記粘着剤層を形成する粘着剤の組成が同じであって、且つ、粘着剤の厚みが等しくてもよい。
なお、本発明の一の態様に係る多段粘着テープ積層体においては、前記多段粘着テープを構成する各段の前記粘着テープは、前記粘着剤層を形成する粘着剤が、JISZ0237:2000に規定される試験方法で、0.7N/10mm以上1.8N/10mm以下の粘着力を有してもよい。
なお、本発明の一の態様に係る多段粘着テープ積層体においては、前記多段粘着テープが、被着体の周囲を複数回巻回されることによって上下複数層に積層されてもよい。
本発明の一の態様によれば、
多段粘着テープが上下複数層に積層されてなる多段粘着テープ積層体の製造方法であって、
紙製の下段基材層の表面に長鎖アルキル系の第一離型剤を塗布することにより下段離型剤層を形成すると共に、前記下段基材層の裏面に第一粘着剤を塗布することにより下段粘着剤層を形成する、下段粘着テープの塗工工程と、
上段基材層の表面に、単位長さ当たりの重量が前記第一離型剤より軽い第二離型剤を塗布することにより上段離型剤層を形成すると共に、前記上段基材層の裏面に第二粘着剤を塗布することにより上段粘着剤層を形成する、上段粘着テープの塗工工程と、
前記第二粘着剤の架橋が不完全な状態において、前記上段粘着剤層を前記下段離型剤層の表面に付着させることにより、前記上段粘着テープの下に前記下段粘着テープを貼り付ける、多段粘着テープの作製工程と、
前記第一粘着剤及び前記第二粘着剤の架橋をそれぞれ促進させる、多段粘着テープの熟成工程と、
前記多段粘着テープを巻回させて、前記下段粘着剤層を前記上段離型剤層の表面に貼り付ける、多段粘着テープの巻回工程と、
を含むことを特徴とする多段粘着テープ積層体の製造方法が提供される。
本発明の一の態様に係る多段粘着テープ積層体によれば、引き出した多段粘着テープを使用する際に下段粘着テープの粘着力が不足することがなく、また上段粘着テープ及び下段粘着テープの粘着力を正確且つ簡単に設定することができる。
本発明の実施形態に係る多段粘着テープ積層体1を示す概略斜視図である。 図1における多段粘着テープのA−A断面を示す概略断面図である。 多段粘着テープ積層体1の製造方法を工程ごとに示す説明図である。 多段粘着テープ積層体1の製造方法を工程ごとに示す説明図である。 本発明の実施形態に係る多段粘着テープ積層体の使用手順を示す説明図であって、多段粘着テープ積層体1を幅方向から見た状態を示している。 本発明の実施形態に係る多段粘着テープ積層体の使用手順を示す説明図であって、多段粘着テープ3を幅方向から見た状態を示している。
以下、本発明の実施の形態に係る多段粘着テープ積層体について、図面を参照しつつ説明する。
(多段粘着テープ積層体の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る多段粘着テープ積層体1を示す概略斜視図である。多段粘着テープ積層体1は、紙管等からなる被着体2と、この被着体2の周囲を複数回巻回されることによって上下複数層に積層された多段粘着テープ3と、を備える。
被着体2は、多段粘着テープ3を積層状態で保持する役割を果たす。この被着体2は、図1に示すように、略円筒形状を有する紙製の部材であって、その軸方向への長さは、多段粘着テープ3の幅寸法と同程度である。なお、被着体2の材質や形状は、多段粘着テープ3を保持し得る範囲で適宜設計変更が可能である。
多段粘着テープ3は、例えばスケジュール帳に貼付して所望の情報についてユーザ自身の注意を喚起する用途や、配布物等に貼付して所望の情報を他人に伝達する用途に用いられる。この多段粘着テープ3は、図1に示すように、幅寸法W1を有すると共に長尺な長さ寸法を有するシート状の部材である。
図2は、図1における多段粘着テープ3のA−A断面を示す概略断面図である。多段粘着テープ3は、上下2段に構成され、下段に位置する下段粘着テープ4と、上段に位置し下段粘着テープ4に接合された上段粘着テープ5と、を有する。なお、説明の便宜のため、図2では多段粘着テープ3の各部を実物とは異なる縮尺で図示している。
下段粘着テープ4は、図2に示すように、下段基材層6と、下段基材層6の表面に形成された下段離型剤層7と、下段基材層6の裏面に形成された下段粘着剤層8と、を有する。本実施形態では、下段基材層6、下段離型剤層7、及び下段粘着剤層8が、等しい幅寸法W1にそれぞれ設定されている。
下段基材層6は、断面略矩形形状を有する紙製の第一基材61と、この第一基材61の表面に付された第一印刷体62と、を有する。第一印刷体62は、図に詳細は示さないが、平面視で文字、図形、記号、模様等を表示するもの、或いはこれらの組み合わせにより構成されている。なお、第一基材61の材質や断面形状は、本実施形態に限定されず適宜設計変更が可能である。また、図に詳細は示さないが、第一基材61はそれ自体が所定の色彩を持つ材質でもよいし、或いは第一基材61の表面に所定の色の塗料が塗布されてもよい。また、第一印刷体62は本発明に必須の構成ではなく、第一基材61のみで下段基材層6を構成することも可能である。
下段離型剤層7は、下段基材層6の表面を覆って塗布された第一離型剤71を含んで構成される。この第一離型剤71は、上段粘着テープ5を下段粘着テープ4から剥離しやすくする役割を果たす。本実施形態では、いわゆる長鎖アルキル系の第一離型剤71、具体的には長鎖アルキルペンダントポリマーを用いている。この第一離型剤71は、有機溶媒としてのトルエンに溶解された状態で、下段基材層6の表面に塗布されている。なお、第一離型剤71や有機溶媒の組成は本実施形態に限られず、従来公知の離型剤や有機溶媒を任意に用いることができる。
下段粘着剤層8は、下段基材層6の裏面を覆って塗布された第一粘着剤81を含んで構成される。この第一粘着剤81は、下段粘着テープ4を被着体2または上段粘着テープ5に粘着させる役割を果たす。本実施形態では、いわゆるアクリル系の第一粘着剤81、具体的にはアクリルポリマーに架橋剤(イソシアネート系またはキレート系)を添加したものを用いている。なお、第一粘着剤81の組成は本実施形態に限られず、従来公知の組成を任意に採用することができる。
ここで、第一粘着剤81は、JISZ0237:2000に規定される試験方法で、0.7N/10mm以上1.8N/10mm以下の粘着力を有するように、組成や厚みが設定されている。これは、多段粘着テープ積層体1から引き出した多段粘着テープ3を任意の場所に貼り付けて使用する際に、適切な粘着力が得られるように考慮したものである。より詳細には、下限値を0.7N/10mmに設定したのは、第一粘着剤81の粘着力が0.7N/10mmを下回ると、特殊な表面処理を行っていない紙等に対して多段粘着テープ3を貼り付けた場合に、剥がれる可能性が経験的に高いからである。一方、上限値を1.8N/10mmに設定したのは、第一粘着剤81の粘着力が1.8N/10mmを上回ると、貼り付けた場所から引き剥がす際に大きな力を加える必要があり、文房具用途として使用しにくくなるからである。
上段粘着テープ5は、図2に示すように、上段基材層9と、上段基材層9の表面に形成された上段離型剤層10と、上段基材層9の裏面に形成された上段粘着剤層11と、を有する。本実施形態では、上段基材層9及び上段離型剤層10は等しい幅寸法W1に設定される一方、上段粘着剤層11は上段基材層9及び上段離型剤層10より小さい幅寸法W2に設定されている。これにより、上段基材層9の幅方向両端部には、上段粘着剤層11が形成されておらず使用時にユーザが把持するために用いる把持部12が、それぞれ設けられている。
上段基材層9は、下段基材層6と同様に、断面略矩形形状を有する紙製の第二基材91と、この第二基材91の表面に付された第二印刷体92と、を有する。第二印刷体92は、図に詳細は示さないが、好ましくは第一印刷体62と異なる文字、図形、記号、模様等を表示するもの、或いはこれらの組み合わせにより構成されている。なお、第二基材91の材質や断面形状は、本実施形態に限定されず適宜設計変更が可能である。また、図に詳細は示さないが、第二基材91はそれ自体が所定の色彩を持つ材質でもよいし、或いは第二基材91の表面に所定の色の塗料が塗布されてもよい。また、第二基材91は、鉛筆等の筆記具を用いて表面に文字を記入しやすい材質が好適である。また、第二印刷体92は本発明に必須の構成ではなく、第二基材91のみで上段基材層9を構成することも可能である。
上段離型剤層10は、上段基材層9の表面を覆って塗布された第二離型剤101を含んで構成される。この第二離型剤101は、多段粘着テープ3が上下複数層に積層されることにより上段粘着テープ5の上に貼り付けられる下段粘着テープ4を、上段粘着テープ5から剥離しやすくする役割を果たす。本実施形態では、第一離型剤71と同じ組成である長鎖アルキル系の第二離型剤101、具体的には長鎖アルキルペンダントポリマーを用いている。この第二離型剤101も、第一離型剤71と同様に、有機溶媒としてのトルエンに溶解された状態で、上段基材層9の表面に塗布されている。そして、上段粘着テープ5の単位長さ当たりの第二離型剤101の重量(M2)は、下段粘着テープ4の単位長さ当たりの第一離型剤71の重量(M1)より軽く設定されている(M2<M1)。
このように設定したのは、後述する製造方法に起因した多段粘着テープ積層体1の特性を考慮したためである。より詳細には、多段粘着テープ積層体1は、その製造方法に起因して、下段粘着テープ4に対する上段粘着テープ5の密着力が、上段粘着テープ5に対する下段粘着テープ4の密着力より強い特性を有している。従って、本実施形態のようにM2<M1に設定しても、上段粘着テープ5を下段粘着テープ4から剥離させるのに必要な力の大きさ(以下「上段粘着テープ5の剥離力」と言う)が、下段粘着テープ4を上段粘着テープ5から剥離させるのに必要な力の大きさ(以下「下段粘着テープ4の剥離力」と言う)よりも大きくなる。これにより、多段粘着テープ積層体1の使用時に上段粘着テープ5を上方へ持ち上げた場合に、上段粘着テープ5が下段粘着テープ4から剥離する前に、下段粘着テープ4が上段粘着テープ5から剥離する。従って、多段粘着テープ積層体1を好適に使用することができる。なお、本実施形態とは逆にM2>M1に設定しても、上段粘着テープ5の剥離力が下段粘着テープ4の剥離力より大きくなり、多段粘着テープ積層体1の好適な使用が可能であるのは勿論である。但し、本実施形態のようにM2<M1に設定した方が、第二離型剤101の塗布量が低減することにより、コストダウンを図ることができるという利点がある。
上段粘着剤層11は、上段基材層9の裏面を覆って塗布された第二粘着剤111を含んで構成される。この第二粘着剤111は、上段粘着テープ5を下段粘着テープ4に粘着させる役割を果たす。本実施形態では、第一粘着剤81と同じ組成であるアクリル系の第二粘着剤111、具体的にはアクリルポリマーに架橋剤(イソシアネート系やキレート系)を添加したものを用いている。また、第二粘着剤111の厚みは、第一粘着剤81と略等しい厚みに設定されている。これにより、上段粘着剤層11は、下段粘着剤層8と略等しい大きさの粘着力を有している。
(多段粘着テープ積層体の製造方法)
次に、本発明の実施形態に係る多段粘着テープ積層体1の製造方法について説明する。図3及び図4は、多段粘着テープ積層体1の製造方法を工程ごとに示す説明図である。多段粘着テープ積層体1を製造する作業者は、まず図3(a)に示すように、下段粘着テープ4の塗工工程を行う。具体的には、第一印刷体62(不図示)が付された下段基材層6の裏面に第一粘着剤81を塗布することにより、下段粘着剤層8を形成する。そして、第一粘着剤81の粘着力を保持するための剥離紙Hを、下段粘着剤層8を覆って貼り付ける。なお、このように作製した下段粘着テープ4は、図2に示す下段粘着テープ4の幅寸法W1の数倍の幅寸法を有している。
更に作業者は、図3(a)に示すように、下段基材層6の表面に第一離型剤71を塗布することにより、下段離型剤層7を形成する。ここで、図3(a)では、下段離型剤層7の周辺を拡大して模式的に示している。下段離型剤層7を構成する第一離型剤71は、下段基材層6を構成する紙製の第一基材61に対して濡れ性が悪い(親和性が低い)。従って、第一離型剤71は下段基材層6の表面上に点在し、第一離型剤71に覆われていない位置では下段基材層6が露呈した状態になっている。
次に作業者は、図3(b)に示すように、上段粘着テープ5の塗工工程を行う。具体的には、第二印刷体92(不図示)が付された上段基材層9の表面に第二離型剤101を塗布することにより、上段離型剤層10を形成する。また、上段基材層9の裏面に所定間隔で第二粘着剤111を塗布することにより、複数の上段粘着剤層11を形成する。上述の通り、第二粘着剤111は、下段粘着剤層8を形成する第一粘着剤81と同じ組成であって、且つ、第一粘着剤81と等しい厚みを有している。
次に作業者は、図3(c)に示すように、多段粘着テープ3の作製工程を行う。具体的には、複数の上段粘着剤層11を、先に作製した下段粘着テープ4の下段離型剤層7にそれぞれ付着させる。これにより、上段粘着テープ5の下に下段粘着テープ4が貼り合わされ、多段粘着テープ3が作製される。
ここで、図3(c)では、上段粘着剤層11の周辺を拡大して模式的に示している。上段粘着剤層11を構成する第二粘着剤111は、この段階では架橋が不完全であって完全に固化していないため、下段基材層6の表面上に点在する第一離型剤71の間の隙間へ若干食い込んだ状態となる。
次に作業者は、多段粘着テープ3の熟成工程を行う。具体的には、高温に保持されたオーブン(不図示)の内部に所定の期間静置し、先の工程で作製した多段粘着テープ3を熟成させる。すなわち、架橋が不完全な状態である第二粘着剤111の架橋反応を促進させることにより、上段粘着剤層11を固化させる。この時、第二粘着剤111が第一離型剤71の間の隙間へ若干食い込んだ状態で固化するため、上段粘着剤層11は下段離型剤層7に対して比較的強固に密着する。一方、第一粘着剤81もこの熟成工程において架橋反応が促進させることにより、下段粘着剤層8が固化する。
次に作業者は、図4(a)に示すように、多段粘着テープ3の巻回工程を行う。具体的には、図3(c)に示す剥離紙Hを下段粘着剤層8から剥がし、露呈した下段粘着剤層8を被着体2の周囲に巻回させて貼り付けた後、上段離型剤層10の表面に貼り付ける。これにより、多段粘着テープ3が上下複数層に積層されてなる多段粘着テープ積層体1のロールが作製される。この時、下段粘着剤層8は先の熟成工程において既に固化しているため、上段離型剤層10に対して食い込んだ状態とはならない。従って、上段離型剤層10に対する下段粘着剤層8の密着力は、下段離型剤層7に対する上段粘着剤層11の密着力よりも弱いと言える。
最後に作業者は、図4(b)に示すように、多段粘着テープ積層体1の切断工程を行う。具体的には、刃Cを使用し、多段粘着テープ積層体1のロールを、上段粘着剤層11の幅寸法に応じた所定間隔ごとに切断する。以上により、図2に示す多段粘着テープ積層体1が完成する。なお、多段粘着テープ積層体1のロールの幅寸法によっては、この切断工程を省略することも可能である。また、本実施形態では多段粘着テープ3を巻回して多段粘着テープ積層体1のロールを作製した後に、このロールを所定間隔ごとに切断したが、これに代えて、多段粘着テープ3を所定間隔ごとに切断すると同時に或いは切断した後に、切断後の多段粘着テープ3をそれぞれ巻回して多段粘着テープ積層体1のロールを作製することも可能である。この場合、図3(c)に示す剥離紙Hを下段粘着剤層8から剥がした状態で、多段粘着テープ3を、上段粘着剤層11の幅寸法に応じた所定間隔ごとに切断する。そして、切断後の多段粘着テープ3それぞれについて、露呈した下段粘着剤層8を、被着体2(切断後の多段粘着テープ3の幅寸法に合わせて予め作製されたもの)の周囲に巻回させて貼り付けた後、上段離型剤層10の表面に貼り付ければよい。
(多段粘着テープ積層体の使用手順)
次に、本発明の実施形態に係る多段粘着テープ積層体1の使用手順について説明する。図5及び図6は、多段粘着テープ積層体1の使用手順を示す説明図であって、図5は多段粘着テープ積層体1を幅方向から見た状態を、図6は多段粘着テープ3を幅方向から見た状態を示している。多段粘着テープ積層体1のユーザは、図に詳細は示さないが、まず、片方の手で多段粘着テープ積層体1を保持した状態において、もう片方の手で多段粘着テープ3の長手方向一端部を把持する。この時、上述のように上段粘着テープ5の幅方向両端部には、上段粘着剤層11が形成されていない把持部12(図2参照)がそれぞれ設けられている。従って、ユーザは、少なくとも一方の把持部12に指先を入れて上段基材層9の幅方向端部を把持することにより、上段粘着剤層11によって指先が汚れることなく、多段粘着テープ3を把持することができる。
次に、ユーザは、図5(a)に示すように、把持した上段粘着テープ5を上方へ持ち上げる。ここで、上述のように、上段粘着剤層11が下段粘着剤層8と略等しい粘着力を有すると共に、上段粘着テープ5の剥離力が下段粘着テープ4の剥離力よりも大きくなるように離型剤が塗布されている。従って、上段粘着テープ5を上方へ持ち上げた場合に、上段粘着剤層11が下段離型剤層7から剥離する前に、下段粘着剤層8が上段離型剤層10から剥離する。すなわち、多段粘着テープ3が上段粘着テープ5と下段粘着テープ4に分離することなく、上下複数層に積層された多段粘着テープ3が互いに隣接する2つの層間で分離する。従って、ユーザは、上段粘着テープ5と下段粘着テープ4とが剥離せず重なった状態で、多段粘着テープ3を引き出すことができる。
そして、ユーザは、図に詳細は示さないが、多段粘着テープ3を所望の長さだけ引き出したのち、多段粘着テープ3を所定箇所で切断する。そして、ユーザは、図5(b)に示すように、切断した多段粘着テープ3の下段粘着剤層8を、任意の場所Pに貼り付ける。ここで、上述のように、多段粘着テープ3の使用時に適切な粘着力が得られるように、下段粘着剤層8を形成する第一粘着剤81の組成や厚みが設定されている。従って、多段粘着テープ3が貼り付けた場所Pから剥がれ落ちることは少なく、所定の期間に亘って適切な粘着力を保持することができる。
次に、ユーザは、図6(a)に示すように、任意のタイミングで多段粘着テープ3から上段粘着テープ5を引き剥がすことにより、下段粘着テープ4を露呈させる。ここで、この除去のタイミングとしては、上段粘着テープ5について当初の使用目的を達した時、例えばユーザ自身の注意を喚起する目的を達した時や、所望の情報を他人に伝達する目的を達した時等が挙げられる。
最後に、ユーザは、図6(b)に示すように、残留した下段粘着テープ4を任意のタイミングで場所Pから引き剥がす。ここで、この引き剥がしのタイミングとしては、上段粘着テープ5と同様に、下段粘着テープ4について当初の使用目的を達した時が挙げられる。以上により、多段粘着テープ積層体1の使用が終了する。
(変形例)
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって規定される本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。例えば、本発明の実施形態としては、以下に示すような変形例が考えられる。
(1) 本実施形態では、長尺な一本の多段粘着テープ3を被着体2の周囲に複数回巻回することによって、多段粘着テープ3を上下複数層に積層した。しかし、多段粘着テープ3を上下複数層に積層する態様としては、本実施形態に代えて、シート状の多段粘着テープを厚み方向に複数枚重ねる態様であってもよい。
(2) 本実施形態では、多段粘着テープ3の構成を、上段粘着テープ5と下段粘着テープ4とを接合した上下2段の構成とした。しかし、多段粘着テープ3の多段構成は本実施形態に限定されず、複数の粘着テープを接合した上下3段以上の構成とすることも可能である。その場合、最上段に位置する粘着テープについて、それより下方に位置する他の段の粘着テープと比較して、粘着剤層を形成する粘着剤の粘着力を略等しく設定すると共に、最上段に位置する粘着テープの離型剤層を形成する離型剤の単位長さ当たりの重量は、下方に位置する他の段の粘着テープの離型剤層を形成する離型剤の単位長さ当たりの重量より軽く設定すればよい。これにより、使用時に、多段粘着テープ3が複数の粘着テープに分離することなく、ユーザは多段粘着テープ3を互いに隣接する層間で剥離させることができる。
(3) 本実施形態では、上段基材層9を紙製の第二基材91で形成したが、これに代えて、透明または半透明なフィルム部材で上段基材層9を形成することも可能である。この場合、使用当初から、上段基材層9を透過して下段基材層6の第一印刷体62の全部をユーザから視認可能とすることが可能である。或いはこの場合、使用当初は上段基材層9を透過して下段基材層6の第一印刷体62の一部だけをユーザから視認不能とし、上段粘着テープ5を除去した時に、下段基材層6の第一印刷体62の全部をユーザから視認可能とすることもできる。
(4) 本実施形態では、下段粘着テープ4の第一粘着剤81と上段粘着テープ5の第二粘着剤111の粘着力を略等しく設定するために、第一粘着剤81と第二粘着剤111を同じ組成で且つ等しい厚みにそれぞれ設定した。しかし、これに代えて、第一粘着剤81と第二粘着剤111の組成と厚みを適宜調整することにより、両者の粘着力を略等しく設定することも可能である。
1 多段粘着テープ積層体
2 被着体
3 多段粘着テープ
4 下段粘着テープ
5 上段粘着テープ
6 下段基材層
7 下段離型剤層
8 下段粘着剤層
9 上段基材層
10 上段離型剤層
11 上段粘着剤層
61 第一基材
62 第一印刷体
71 第一離型剤
81 第一粘着剤
91 第二基材
101 第二離型剤
111 第二粘着剤

Claims (7)

  1. 多段粘着テープが上下複数層に積層されてなる多段粘着テープ積層体であって、
    基材層と、前記基材層の表面に離型剤を塗布して形成された離型剤層と、前記基材層の裏面に粘着剤を塗布して形成された粘着剤層と、を有する粘着テープが、上段の前記粘着剤層を下段の前記離型剤層に粘着させるようにして上下複数段に接合されることにより、前記多段粘着テープが形成され、
    前記多段粘着テープが、最下段に位置する前記粘着テープの前記粘着剤層を、最上段に位置する前記粘着テープの前記離型剤層に粘着させるようにして上下複数層に積層され、
    前記多段粘着テープのうち最上段に位置する前記粘着テープは、前記粘着剤層を形成する粘着剤の粘着力が、他の段の前記粘着テープの前記粘着剤層を形成する粘着剤の粘着力と略等しく、且つ、前記離型剤層を形成する離型剤の単位長さ当たりの重量が、他の段の前記粘着テープの前記離型剤層を形成する離型剤の単位長さ当たりの重量と異なる
    ことを特徴とする多段粘着テープ積層体。
  2. 前記多段粘着テープが、上段に位置する上段粘着テープと、下段に位置する下段粘着テープとで構成され、
    前記上段粘着テープの前記基材層が、透明または半透明な基材で形成され、前記下段粘着テープの前記基材層が、その表面に付された印刷体を有することを特徴とする請求項1に記載の多段粘着テープ積層体。
  3. 前記上段粘着テープは、前記下段粘着テープと比較して、前記基材層を形成する基材の色彩が異なることを特徴とする請求項2に記載の多段粘着テープ積層体。
  4. 前記多段粘着テープを構成する各段の前記粘着テープは、前記粘着剤層を形成する粘着剤の組成が同じであって、且つ、粘着剤の厚みが等しいことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の多段粘着テープ積層体。
  5. 前記多段粘着テープを構成する各段の前記粘着テープは、前記粘着剤層を形成する粘着剤が、JISZ0237:2000に規定される試験方法で、0.7N/10mm以上1.8N/10mm以下の粘着力を有することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の多段粘着テープ積層体。
  6. 前記多段粘着テープが、被着体の周囲を複数回巻回されることによって上下複数層に積層されたことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の多段粘着テープ積層体。
  7. 多段粘着テープが上下複数層に積層されてなる多段粘着テープ積層体の製造方法であって、
    紙製の下段基材層の表面に長鎖アルキル系の第一離型剤を塗布することにより下段離型剤層を形成すると共に、前記下段基材層の裏面に第一粘着剤を塗布することにより下段粘着剤層を形成する、下段粘着テープの塗工工程と、
    上段基材層の表面に、単位長さ当たりの重量が前記第一離型剤より軽い第二離型剤を塗布することにより上段離型剤層を形成すると共に、前記第一粘着剤と同じ組成で略等しい厚みを有する第二粘着剤を前記上段基材層の裏面に塗布することにより上段粘着剤層を形成する、上段粘着テープの塗工工程と、
    前記第二粘着剤の架橋が不完全な状態において、前記上段粘着剤層を前記下段離型剤層の表面に付着させることにより、前記上段粘着テープの下に前記下段粘着テープを貼り付ける、多段粘着テープの作製工程と、
    前記第一粘着剤及び前記第二粘着剤の架橋をそれぞれ促進させる、多段粘着テープの熟成工程と、
    前記多段粘着テープを巻回させて、前記下段粘着剤層を前記上段離型剤層の表面に貼り付ける、多段粘着テープの巻回工程と、
    を含むことを特徴とする多段粘着テープ積層体の製造方法。

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