JP2596673B2 - パンチ金型装置 - Google Patents

パンチ金型装置

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JP2596673B2
JP2596673B2 JP17691492A JP17691492A JP2596673B2 JP 2596673 B2 JP2596673 B2 JP 2596673B2 JP 17691492 A JP17691492 A JP 17691492A JP 17691492 A JP17691492 A JP 17691492A JP 2596673 B2 JP2596673 B2 JP 2596673B2
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Japan
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punch
ring
guide
groove
key
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JP17691492A
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Inventor
保之 大塚
Original Assignee
株式会社アマダメトレックス
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチングマシンのパ
ンチ金型装置に関する。更に詳しくは、パンチ又はパン
チボディをパンチガイドに挿入して固定するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスにおける金
型の1/2インチサイズ又は5/4インチサイズ等のパ
ンチ金型は図4、図5に示す構造のものが使用されてい
る。
【0003】即ち、パンチ又はパンチボディ101をパ
ンチガイド103に挿入した後、パンチボディ101が
パンチガイド103から抜け出ないように、パンチボデ
ィ101の上部細径の部分にリテーナ105が上からは
められており、このリテーナ105の外側には凹部10
7が設けられている。パンチガイド103の上端部には
このリテーナを固定するためのOリング109が装着さ
れており、これによって、パンチボディ101はパンチ
金型使用中にパンチガイドから抜け出ることはない。一
方、パンチボディ101がパンチガイド内で回転しない
ようにするため、パンチガイドにはキー溝111を設
け、パンチボディにはパンチキー113を設けることが
通常行なわれている。
【0004】前述のOリング109には、図4及び図5
に示すように、パンチキー111を通過させるための切
欠き部115が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらパンチ金
型使用中に、Oリング109が回転してしまい、図5に
示すように切欠き部115がパンチキー111からずれ
ることがしばしばある。従って、パンチボディ101を
パンチガイド103から取り外す場合に、図5に示すよ
うに、パンチキー113がOリング109に引っ掛り抜
けなくなってしまうという問題があった。
【0006】また、Oリングをパンチガイドに取り付け
る際には、Oリングの切欠き部分をパンチガイドのキー
溝に合わせなければならず、取り付けの際に不必要な労
力が必要になるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、パンチガイドにパンチを上下動可
能に挿入し、このパンチのパンチ基幹部の上部に設けら
れたリテーナの外周に形成したOリング係止溝と前記パ
ンチガイドに設けたOリング溝とにOリングを係合して
なるパンチ金型装置において、上記Oリングと前記Oリ
ング係止溝との係合力を、上記Oリングと前記Oリング
溝との係合力よりも大きくしてなるものである。
【0008】
【実施例】図1ないし図3は本発明を適用した第1実施
例を示すものである。これらの図において、パンチホル
ダー1に設けられた穴1aには、円筒体のパンチセット
3がスプリング5を介して昇降自在に嵌装されている。
またこのパンチセット3内には、パンチガイド7がイン
デックススリーブ9を介して固定されている。
【0009】前記パンチガイド7の上端は開口され、ま
た下端中央部には、パンチ11の先端部11aを挿入す
る孔13が設けられている。
【0010】前記パンチ11は、大径の基幹部11b
と、この基幹部11bの一端および他端に、一体的に設
けられた小径の先端部11aとパンチ軸11cとから構
成されている。
【0011】前記パンチガイド7に、このパンチ11が
昇降自在に挿入され、かつこのパンチ11の先端部11
aが前記孔13に挿入されている。
【0012】また、前記パンチ軸11cの上端にはスト
ライカー(図示省略)で加圧するためのパンチヘッド1
2が螺着されている。前記パンチヘッドの下側に設けら
れたスプリング座25とパンチ基幹部11bの上方に設
けられたリテーナ23の間にはスプリング27が介装さ
れている。さらにリテーナ23の外側にはOリング係止
のためのOリング係止溝30が設けられており、その上
にOリング29が装着されている。このOリング29は
パンチガイド7の開放端部に設けられたOリング溝31
と係合するものである。
【0013】即ち、本実施例によるOリング29は、従
来使用されていたものと異なり、Oリング係止溝30と
の係合力がOリング溝31との係合力より強く大きい。
従ってパンチ11をパンチガイド7から引抜く際にOリ
ング29はリテーナ23と一緒になって移動し、Oリン
グ溝31に残ることはない。
【0014】なお、Oリングは弾性体、例えば硬質ゴム
などからなるものである。
【0015】また、パンチ11がパンチガイド7内で回
転するのを防止するため、パンチガイドにはパンチキー
溝35が、パンチ11にはパンチキー33が設けられて
いる。
【0016】一方、前記パンチ11の下方には、図1に
示すように、ベース39が、下型ホルダー41の上に一
体的に固着され、さらにこのベース39にダイホルダ4
3が着脱自在に嵌合されている。なお、前記ダイホルダ
43の回動を阻止するために、前記ダイホルダ43の外
周面に、溝43aが形成され、さらにこの溝43aに、
ベース39に固着されたキー45が係合されている。
【0017】また、前記ダイホルダ43に、ダイブッシ
ュ37が嵌合され、さらにセットスクリュー49によっ
て、このダイブッシュ37と前記ダイホルダ43とが一
体的に固着されている。
【0018】前記ダイブッシュ37には、ダイ51が嵌
合され、このダイ51に設けられたピン53が、前記ダ
イブッシュ37に設けられた溝47aに係合されてい
る。さらに、このダイ51には、前記先端部11aを案
内する孔55が、前記孔13に対応して設けられてい
る。
【0019】本実施例は以上のような構成となっている
ので、以下のように作用する。即ち、打抜時にはストラ
イカーによって、パンチヘッド12が加圧されるとまず
パンチセット3が下降し、パンチホルダー1とベース3
9の間にあるワークが押え付けられ、つぎにパンチ11
が下降してパンチングを行なう。パンチング後はパンチ
11がまず上昇し、つぎにパンチセット3が上昇する。
この際パンチ11はその基幹部11bの上端面がリテー
ナ23の下端面に突き当るが、リテーナ23はOリング
29によってパンチガイド7に係合されているので、そ
れ以上上昇することはない。
【0020】また、パンチガイド7からパンチ11を取
外す場合は、Oリング29をOリング溝31から外し、
そのまま持上げれば、Oリングとパンチキー33とは干
渉することなく容易に取外すことができる。
【0021】Oリング溝31はOリングとしっくりはま
り合うように設けてあるので使用中に外れるということ
はなく、パンチガイド7とパンチ11の止め具の役目を
果たす。
【0022】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、Oリングは本来の機能を損
うことなく、パンチキーとの干渉を無くすことができ、
パンチをパンチガイドより引抜く際にキーが引っ掛り抜
けなくなるということもない。また、Oリングを例えば
硬質ゴム等の弾性体で構成した場合は切欠き部は不必要
となるので製作及び組立が容易になるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成全体を示す概略図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例におけるパンチガイドとパ
ンチの組立てた状態を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるパンチとパンチガ
イドから引抜いた状態を示す図である。
【図4】(A)は従来例におけるパンチとパンチガイド
を組立てた状態を示し、(B)はOリングとパンチキー
の位置関係を示す図である。
【図5】(A)は従来例におけるパンチとパンチガイド
から引抜く際にパンチキーがOリングに引っ掛っている
状態を示し、(B)はOリングとパンチキーの位置関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 パンチホルダー 3 パンチセット 5 スプリング 7,103 パンチガイド 11,101 パンチ 12 パンチヘッド 13 パンチ通過孔 23,105 リテーナ 29,109 Oリング 30 Oリング係止溝 31 Oリング溝 33,113 パンチキー 35 パンチキー溝 113 Oリング切欠部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチガイド(7)にパンチ(11)を
    上下動可能に挿入し、このパンチ(11)のパンチ基幹
    部(11b)の上部に設けられたリテーナ(23)の外
    周に形成したOリング係止溝(30)と前記パンチガイ
    ド(7)に設けたOリング溝(31)とにOリング(2
    9)を係合してなるパンチ金型装置において、上記Oリ
    ング(29)と前記Oリング係止溝(30)との係合力
    を、上記Oリング(29)と前記Oリング溝(31)と
    の係合力よりも大きくしてなることを特徴とするパンチ
    金型装置。
JP17691492A 1992-07-03 1992-07-03 パンチ金型装置 Expired - Lifetime JP2596673B2 (ja)

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JPH0615382A JPH0615382A (ja) 1994-01-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010179371A (ja) * 2010-05-26 2010-08-19 Konitsuku:Kk パンチ金型におけるパンチヘッドとリテーナカラーの締結方法

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