JP2596581Y2 - 床パネルと壁パネルの組み付け構造 - Google Patents

床パネルと壁パネルの組み付け構造

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JP2596581Y2
JP2596581Y2 JP1992044462U JP4446292U JP2596581Y2 JP 2596581 Y2 JP2596581 Y2 JP 2596581Y2 JP 1992044462 U JP1992044462 U JP 1992044462U JP 4446292 U JP4446292 U JP 4446292U JP 2596581 Y2 JP2596581 Y2 JP 2596581Y2
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哲郎 西澤
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、いわゆるパネル工法に
より組み立てられる例えば二階建家屋の階下と階上とを
隔てる床パネルと、階下の部屋を仕切る壁パネルとの組
み付け構造に関し、特に、作業の簡素化を図った床パネ
ルと壁パネルの組み付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるパネル工法により、例えば、二
階建家屋を建造する場合、階下の部屋の仕切りとなるい
わゆる壁パネルに、二階と一階とを仕切るいわゆる床パ
ネルの接合部を位置させるのが一般的である。
【0003】図4には、このような床パネルと壁パネル
との従来からの組み付け構造の一例が示されており、同
図を参照しつつその組み付け構造について説明すれば、
先ず、同図には、二階建家屋の内、二階床パネル10を
含んでそれより階下の部分が示されている。すなわち、
二階と一階との間には、複数の二階床パネル10が相互
の端面で接合するようにして配されている。また、一階
では、基本的に上述の二階床パネル10と同じ構造を有
してなる複数の一階床パネル24が、相互の端面で接合
するようにして配されて、一階の床が形成されている。
さらに、二階の床の端部と一階の床の端部との間には、
外壁パネル26が複数配されている。そして、二階床パ
ネル10a,10bの接合部分に沿って壁パネル14が
設けられ、一階が二つの部屋に仕切られている。
【0004】上述の壁パネル14は上端面に位置する芯
材14aが二階床パネル10a,10bに設けられた芯
材12a,12bに接合するようにして配されている。
【0005】そして、この壁パネル14と二階床パネル
10とを組み付けるには、先ず、一階の一方の部屋にお
いて、壁パネル14の芯材14aのある上端面近傍の面
から斜め上方(図4において紙面右斜め又は左斜め方
向)に向けて釘28aを打ち込み、この釘28aが壁パ
ネル14の反対側の面に位置する二階床パネル10bの
芯材12bに打ち込まれるようにする。全く同様にして
反対側の部屋において、壁パネル14の上端面近傍の面
から斜め上方に向けて釘28bを打ち込み、この釘28
bが二階床パネル10aの芯材12aに打ち込まれるよ
うにする。
【0006】この後、二階床側において、二階床パネル
10a,10b相互の接合部分の表面から接合する相手
側の二階床パネル10a,10bの芯材12a,12b
に向け互いに釘30a,30bを打ち込むことにより二
階床パネルと壁パネルとの組み付けがなされるものであ
った。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の組み付け構造においては、壁パネル14から二
階床パネル10a,10bへ釘28a,28bを打ち込
む際、作業者は二階床パネル10a,10bを仰ぎ見な
がら作業しなければならないので、釘打ち作業が容易で
はなく、作業効率が悪いという問題があった。
【0008】さらに、加えて、壁パネル14から二階床
パネル10a,10bに向けて行われる釘打ちによっ
て、二階床パネル10a,10bには、上方に持ち上げ
るような力が作用するために、この釘打ち前に壁パネル
14の芯材14aと二階床パネル10a,10bの芯材
12a,12bとの接合面に塗布された接着剤による壁
パネル14と二階床パネル10a,10bとの接合状態
を剥離する結果を招き易いという問題があった。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、作業が容易でしかもパネル同士を確実に組み付ける
ことができる床パネルと壁パネルの組み付け構造を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係る床パネルと
壁パネルの組み付け構造は、階下の壁パネルの上端面に
隣接する階上の床パネルの縁部同士を載置し、床パネル
相互及び床パネルと壁パネルを接合する床パネルと壁パ
ネルの組み付け構造において、前記床パネル相互を釘打
ち連結すると共に、前記床パネルと壁パネルとを床パネ
ルの接合部から前記壁パネルの端面にスクリューボルト
を貫通させて連結することを特徴とする。
【0011】
【作用】前記構成の床パネルと壁パネルの組み付け構造
にあっては、先ず、壁パネルの上端面に隣接する床パネ
ルの縁部同士を載置する。
【0012】次に、床パネル上から釘打ちを行って床パ
ネル相互を連結する。
【0013】次いで、床パネル上からスクリューボルト
を壁パネルに捩じ込んで床パネルと壁パネルとを相互に
連結する。
【0014】これにより、従来と異なり床パネル上から
の作業だけですみ、仰向きの釘打ち等の作業が不要とな
るので、そのため、床パネルと壁パネルを離反させるよ
なことがなくなり確実な連結が可能となり且つ従来と異
なり床パネルを仰ぎ見るような姿勢で作業する必要がな
くなり、作業の効率化が図れるものである。
【0015】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図1及び
図2を参照しつつ説明する。ここで、図1は本考案に係
る床パネルと壁パネルの組み付け構造を示す縦断面図、
図2は本実施例に用いられる二階床パネルの全体斜視図
である。
【0016】本実施例において二階床パネルと壁パネル
との相対的位置関係は、図4で説明した従来の床パネル
の組み付け構造におけるものと基本的に同一であること
が前提である。すなわち、図1において、二階床パネル
10a,10bは芯材12a,2b同士が接合する状態
で配置されており、その接合部分には壁パネル14の芯
材14aが接合されて壁パネル14が二階床パネル10
a,10bに対して直交するように配置されている。ま
た、本実施例の二階床パネル10a,10bの一方、例
えば、二階床パネル10aにおいては、側面(図2にお
いて紙面に垂直方向の面)に三つの貫通溝16が設けら
れている(図2参照)。
【0017】そして、上述のように二階床パネル10
a,10bと壁パネル14とが配された状態において、
二階床パネル10aの貫通溝16には、二階側(図1に
おいて、二階床パネル10a,10bの上側)からスク
リューボルト18が挿入されると共に、このスクリュー
ボルト18は、壁パネル14の芯材14aに捩じ込まれ
て二階床パネル10a,10bと壁パネル14とが相互
に連結されるようになっている(図1参照)。さらに、
一方の二階床パネル10aの二階側の面からは、その芯
材12aを介して他方の二階床パネル10bの芯材12
bへ釘20aが打ち込まれている。同様に他方の二階床
パネル10bからも一方の二階床パネル10aの芯材1
2aへ釘20bが打ち込まれて二階床パネル10a,1
0b同士が堅固に連結されるようになっている。
【0018】上述した構造より明らかなように、スクリ
ューボルト18の捩じ込み及び釘20a,20bの打ち
込みは、すべて二階側から行うことができるものであ
り、従来と異なり作業者が二階床パネル10a,10b
を仰ぎ見る状態で捩じ込み等の作業を行う必要がないも
のである。
【0019】上述の実施例においては、一方の二階床パ
ネル10aに3つの貫通溝16を設けたが、必ずしも3
つである必要はない。また、この貫通溝16は、一方の
二階床パネル10aにのみ設けなくてはならないもので
はなく、図3に示すように、双方の二階床パネル10
a,10bにそれぞれ設け、双方の貫通溝16a,16
bの開口面を接合するようにして形成される貫通口22
にスクリュ−ボルト18が丁度貫通するようにしてもよ
いものである。さらに、貫通溝16は、必ずしも必要と
されるものではなく、基本的には二階床パネル10a,
10bの芯材12a,12bの接合部分から壁パネル1
4の芯材14aへスクリュ−ボルト18が捩じ込まれれ
ばよい。
【0020】また、スクリューボルトは全長にわたって
スクリューが形成されているが、これに限らず、少なく
とも先端部分にスクリューが形成してあれば良い。
【0021】尚、本考案は、上述した実施例に限定され
るものではなく、本考案の趣旨の範囲において、種々の
変形が可能である。
【0022】
【考案の効果】以上、説明したように、本考案に係る床
パネルと壁パネルの組み付け構造は、床パネル同士を床
パネル上からの釘打ちによって連結し、床パネルと壁パ
ネルとを床パネル上からスクリュ−ボルトを捩じ込むこ
とによって連結することにより、床パネルと壁パネルと
を確実に堅固に連結すると共に、従来と異なり壁パネル
側から床パネルを仰ぎ見るようにして組み付け作業をす
る必要がないので、作業効率が向上するという効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床パネルの組み付け構造の一実施
例を示す縦断面図である。
【図2】図1に示された実施例における二階床パネルの
全体斜視図である。
【図3】二階床パネルの他の実施例を示す平面図であ
る。
【図4】従来の床パネルの組み付け構造を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
10a,10b 二階床パネル 12a,12b 芯材 14 壁パネル 14a 芯材 18 スクリューボルト 20a,20b 釘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/10 E04B 1/61 E04B 2/56

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階下の壁パネルの上端面に隣接する階上
    の床パネルの縁部同士を載置し、床パネル相互及び床パ
    ネルと壁パネルを接合する床パネルと壁パネルの組み付
    け構造において、 前記床パネル相互を釘打ち連結すると共に、 前記床パネルと壁パネルとを床パネルの接合部から前記
    壁パネルの端面にスクリューボルトを貫通させて連結す
    ることを特徴とする床パネルと壁パネルとの組み付け構
    造。
JP1992044462U 1992-06-03 1992-06-03 床パネルと壁パネルの組み付け構造 Expired - Fee Related JP2596581Y2 (ja)

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