JP3507195B2 - 床構成体 - Google Patents
床構成体Info
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- JP3507195B2 JP3507195B2 JP14200295A JP14200295A JP3507195B2 JP 3507195 B2 JP3507195 B2 JP 3507195B2 JP 14200295 A JP14200295 A JP 14200295A JP 14200295 A JP14200295 A JP 14200295A JP 3507195 B2 JP3507195 B2 JP 3507195B2
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- Japan
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- joist
- floor
- joiner
- flat plate
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、床構成体に関し、とく
に、建造物の床支持束に支持される根太と、これらを連
結するジョイナーとからなる床構成体に関する。 【０００２】 【従来技術とその課題】従来、建造物の床下構造体は高
低調節可能な束を立て、その上に大引を設置し、該大引
の上にこれと直交して根太を架設し、当該根太の上に床
板等の仕上材を敷き詰める床張り作業が広く行われてい
るが、この従来法により根太に床仕上材を取り付けるに
は、通常、釘止め、ボルト止め等の固定手段が採用され
ている。しかしながら、上記従来の固定手段では手間が
掛かり施工工数がかさむと同時に、床仕上材の表面側に
釘等の固定具が露見され、仕上がり外観を損なうもので
あった。 【０００３】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、その要旨は、床支持束に支持され
る根太と、床仕上材と、これらを連結するジョイナーと
からなる床構成体において、上記根太は、断面が略角形
状の長尺中空体の上部両外側壁に、外向開口溝を対称配
設してなり、上記ジョイナーは、平板本体両端部の下部
に上記根太の外向開口溝に挿着される挿着部を備え、平
板本体両端部に、相隣る上記床仕上材の相互間に跨がっ
てこれらを連結する連結凸部を形成することにより、施
工に手間取らないと共に、仕上がり外観を良好なものに
したものである。 【０００４】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき具体的
に説明する。図１は本発明において根太とジョイナーの
接続状態を示す斜視図、図２は本発明により床支持束上
に床仕上材を取り付けた状態を示す側面図、図３は本発
明により取付けた床仕上材を示す斜視図である。 【０００５】図１に斜視図で、又図２に側面図で示すよ
うに、本発明は、床支持束１０に支持される根太２０
と、床仕上材３０と、これらを連結するジョイナー４０
とからなる床構成体において、上記根太２０は、断面が
略角形状の長尺中空体２１の上部両外壁に、溝形状をな
す外向開口溝２２，２２を対称に配設してある。ジョイ
ナー４０は、平板本体４１の両端部の下部に上記根太の
外向開口溝２２，２２に挿着される挿着部４２，４２を
備え、また平板本体４１の両端部には、相隣る上記床仕
上材３０の相互間に跨がってこれらを連結する連結凸部
４３，４３を形成してある。 【０００６】本発明で用いる根太２０は、汎用のプラス
チックを押出し成形して得られる略角形状の長尺の中空
体２１の上部両外壁に、溝形状をなす外向開口溝２２，
２２を対称位置に配設され、中空体２１の内側壁及び／
又は内底壁の長手方向には適宜条数の補強リブ２３が形
成されている。 【０００７】本発明で用いるジョイナー４０，４０は、
平板本体４１，４１両端部の下部に、根太２０の外向開
口溝２２，２２の長手方向にスライド挿着される挿着部
４２，４２を形成してある。そして、平板本体４１，４
１両端部には、相隣る床仕上材３０に穿設してある連結
孔３１に挿入して、床仕上材３０の相互間を連結する連
結凸部４３，４３を形成してある。 【０００８】上記根太２０及びジョイナー４０を用いて
本発明の床構成体を組み立てるには、図２に側面図で示
すように、束１０の受枠１１上に根太２０を載置した
後、束１０の雄ネジ１２にねじ螺合する調節雌ネジ１３
を調節して根太２０の高さを設定し、そして根太２０の
外向開口溝２２，２２の側方からジョイナー４０，４０
の挿着部４２，４２をスライド挿入し、しかる後、ジョ
イナー４０，４０の連結凸部４３，４３を、床仕上材３
０，３０の連結孔３１，３１に挿入し、隣り合う床仕上
材３０，３０同士を、手間を要することなく簡便に施工
することができるのである。図２において、図示を省略
したが、左右の端部においても同様にして組み立てる。 【０００９】 【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、床支持束
に支持される根太と、床仕上材と、これらを連結するジ
ョイナーとからなる床構成体において、上記根太は、断
面が略角形状の長尺中空体の上部両外側壁に、外向開口
溝を対称配設してなり、上記ジョイナーは、平板本体両
端部の下部に上記根太の外向開口溝に挿着される挿着部
を備え、平板本体両端部に、相隣る上記床仕上材の相互
間に跨がってこれらを連結する連結凸部を形成すること
により、施工に手間取らないと共に、仕上がり外観が良
好であり、相隣る上記床仕上材間の目地を埋めることが
できるなどの利点がある。
に、建造物の床支持束に支持される根太と、これらを連
結するジョイナーとからなる床構成体に関する。 【０００２】 【従来技術とその課題】従来、建造物の床下構造体は高
低調節可能な束を立て、その上に大引を設置し、該大引
の上にこれと直交して根太を架設し、当該根太の上に床
板等の仕上材を敷き詰める床張り作業が広く行われてい
るが、この従来法により根太に床仕上材を取り付けるに
は、通常、釘止め、ボルト止め等の固定手段が採用され
ている。しかしながら、上記従来の固定手段では手間が
掛かり施工工数がかさむと同時に、床仕上材の表面側に
釘等の固定具が露見され、仕上がり外観を損なうもので
あった。 【０００３】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、その要旨は、床支持束に支持され
る根太と、床仕上材と、これらを連結するジョイナーと
からなる床構成体において、上記根太は、断面が略角形
状の長尺中空体の上部両外側壁に、外向開口溝を対称配
設してなり、上記ジョイナーは、平板本体両端部の下部
に上記根太の外向開口溝に挿着される挿着部を備え、平
板本体両端部に、相隣る上記床仕上材の相互間に跨がっ
てこれらを連結する連結凸部を形成することにより、施
工に手間取らないと共に、仕上がり外観を良好なものに
したものである。 【０００４】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき具体的
に説明する。図１は本発明において根太とジョイナーの
接続状態を示す斜視図、図２は本発明により床支持束上
に床仕上材を取り付けた状態を示す側面図、図３は本発
明により取付けた床仕上材を示す斜視図である。 【０００５】図１に斜視図で、又図２に側面図で示すよ
うに、本発明は、床支持束１０に支持される根太２０
と、床仕上材３０と、これらを連結するジョイナー４０
とからなる床構成体において、上記根太２０は、断面が
略角形状の長尺中空体２１の上部両外壁に、溝形状をな
す外向開口溝２２，２２を対称に配設してある。ジョイ
ナー４０は、平板本体４１の両端部の下部に上記根太の
外向開口溝２２，２２に挿着される挿着部４２，４２を
備え、また平板本体４１の両端部には、相隣る上記床仕
上材３０の相互間に跨がってこれらを連結する連結凸部
４３，４３を形成してある。 【０００６】本発明で用いる根太２０は、汎用のプラス
チックを押出し成形して得られる略角形状の長尺の中空
体２１の上部両外壁に、溝形状をなす外向開口溝２２，
２２を対称位置に配設され、中空体２１の内側壁及び／
又は内底壁の長手方向には適宜条数の補強リブ２３が形
成されている。 【０００７】本発明で用いるジョイナー４０，４０は、
平板本体４１，４１両端部の下部に、根太２０の外向開
口溝２２，２２の長手方向にスライド挿着される挿着部
４２，４２を形成してある。そして、平板本体４１，４
１両端部には、相隣る床仕上材３０に穿設してある連結
孔３１に挿入して、床仕上材３０の相互間を連結する連
結凸部４３，４３を形成してある。 【０００８】上記根太２０及びジョイナー４０を用いて
本発明の床構成体を組み立てるには、図２に側面図で示
すように、束１０の受枠１１上に根太２０を載置した
後、束１０の雄ネジ１２にねじ螺合する調節雌ネジ１３
を調節して根太２０の高さを設定し、そして根太２０の
外向開口溝２２，２２の側方からジョイナー４０，４０
の挿着部４２，４２をスライド挿入し、しかる後、ジョ
イナー４０，４０の連結凸部４３，４３を、床仕上材３
０，３０の連結孔３１，３１に挿入し、隣り合う床仕上
材３０，３０同士を、手間を要することなく簡便に施工
することができるのである。図２において、図示を省略
したが、左右の端部においても同様にして組み立てる。 【０００９】 【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、床支持束
に支持される根太と、床仕上材と、これらを連結するジ
ョイナーとからなる床構成体において、上記根太は、断
面が略角形状の長尺中空体の上部両外側壁に、外向開口
溝を対称配設してなり、上記ジョイナーは、平板本体両
端部の下部に上記根太の外向開口溝に挿着される挿着部
を備え、平板本体両端部に、相隣る上記床仕上材の相互
間に跨がってこれらを連結する連結凸部を形成すること
により、施工に手間取らないと共に、仕上がり外観が良
好であり、相隣る上記床仕上材間の目地を埋めることが
できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明において根太とジョイナーの接続状態を
示す斜視図 【図２】本発明により床支持束上に床仕上材を取り付け
た状態を示す側面図 【図３】本発明により取付けた床仕上材を示す斜視図 【符号の説明】 １０ 床支持束 ２０ 根太 ２１ 中空体 ２２ 外向開口溝 ３０ 床仕上材 ３１ 連結孔 ４０ ジョイナー ４１ 平板本体 ４２ 挿着部 ４３ 連結凸部
示す斜視図 【図２】本発明により床支持束上に床仕上材を取り付け
た状態を示す側面図 【図３】本発明により取付けた床仕上材を示す斜視図 【符号の説明】 １０ 床支持束 ２０ 根太 ２１ 中空体 ２２ 外向開口溝 ３０ 床仕上材 ３１ 連結孔 ４０ ジョイナー ４１ 平板本体 ４２ 挿着部 ４３ 連結凸部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E04F 15/00
E04F 15/02
E04F 15/08
E04F 15/024
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】床支持束に支持される根太と、床仕上材
と、これらを連結するジョイナーとからなる床構造体に
おいて、上記根太は、断面が略角形状の長尺中空体の上
部両外側壁に、外向開口溝を対称配設してなり、上記ジ
ョイナーは、平板本体両端部の下部に上記根太の外向開
口溝に挿着される挿着部を備え、平板本体両端部に、相
隣る上記床仕上材の相互間に跨がってこれらを連結する
連結凸部を形成してなる床構成体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14200295A JP3507195B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 床構成体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14200295A JP3507195B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 床構成体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333872A JPH08333872A (ja) | 1996-12-17 |
| JP3507195B2 true JP3507195B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=15305104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14200295A Expired - Fee Related JP3507195B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 床構成体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3507195B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102900894A (zh) * | 2012-10-16 | 2013-01-30 | 江苏香江科技股份有限公司 | 可移动走线架 |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP14200295A patent/JP3507195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08333872A (ja) | 1996-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031218 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |