JP2595951B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2595951B2
JP2595951B2 JP62017779A JP1777987A JP2595951B2 JP 2595951 B2 JP2595951 B2 JP 2595951B2 JP 62017779 A JP62017779 A JP 62017779A JP 1777987 A JP1777987 A JP 1777987A JP 2595951 B2 JP2595951 B2 JP 2595951B2
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roller
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洋和 松尾
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真複写機やプリンタ等の作像装置に
付設され、積載されたシートを1枚ずつ作像部に送り出
す給紙装置に関する。
[従来技術とその問題点] 一般に、作像装置の給紙装置あるいは両面複写や合成
複写を実行するための再給紙装置であって、装置本体に
着脱可能に設けられ、その内部にシートを載置可能なカ
セットを備えたものにおいては、給紙ローラ又は再給紙
ローラの給紙方向下流側に給送ローラとサバキローラと
を設け、給送ローラはシート搬送方向に、サバキローラ
はシート戻し方向にそれぞれ回転する様に構成されてい
る。
ところで、給送ローラとサバキローラとの間にシート
が挾着された状態で紙詰まりが発生した場合、両ローラ
が圧接したままであると、カセットを引き出しても紙詰
まりシートを両ローラ間から引き抜くことが困難であ
り、シートが破れてしまうおそれを有している。通常、
給送ローラにはワンウエイ・クラッチが内蔵され、シー
トを給紙方向下流側に引き抜くことは容易であるが、給
紙方向上流側に引き抜くことは困難である。
このため、特開昭61−136837号公報においては、給紙
カセットに設けたカムとサバキ部材の支持部材との係合
によりカセットの着脱に応じて、サバキ部材を給送ロー
ラに対して接離する自動給紙装置が記載されている。し
かしながら、このような給紙装置では、給紙カセット装
着時に常時サバキ部材が給送ローラに圧接されるので、
給送ローラが回転せずに放置される時間が長くなると、
給送ローラやサバキ部材が変形するおそれがあった。
サバキ部材を支持する支持部材を、給紙カセットの着
脱に無関係の駆動手段によりカセット着脱時以外のとき
にも接離できるようにすると、例えば、給紙カセットを
取り外してもサバキ部材が給送部材に圧接されたままと
なるなどの問題を生じるおそれがある。
[問題点を解決するための手段] 以上の問題点を解決するため、本発明に係る給紙装置
は、 装置本体に着脱可能に設けられ、その内部にシートを
積み重ねて載置可能なカセットと、 該カセット内のシートを給送するための給送部材と、 該給送部材に圧接することによりシートを捌くサバキ
部材と、 前記給送部材と前記サバキ部材とを接離可能に支持す
る支持部材と、 前記カセット内のシートの下面に当接する当接部と、
前記支持部材に係合可能な係合部とを有する押上げ手段
と、 該押上げ手段に接続して前記カセット内のシートを押
し上げると共に前記給送部材と前記サバキ部材とを圧接
するように前記押上げ手段を駆動する駆動手段と、 前記カセットの離脱動作に連動して前記駆動手段と前
記押上げ手段との接続を解除する解除手段と、を備え、 該解除手段が前記駆動手段と前記押上げ手段との接続
を解除すると、前記押上げ手段は前記カセット内のシー
トを下降させると共に前記給送部材と前記サバキ部材と
を離間させるように動作すること、 を特徴とする。
[作用] 以上の構成において、給紙を行う場合は、駆動手段に
よって押上げ手段が動作し、カセット内のシートを押し
上げると共に給送部材とサバキ部材とを圧接させる。そ
して、サバキ部材がシート1枚ずつ捌きつつ給送部材が
シートを給送する。一方、カセットが本体から引き抜か
れると、解除手段によって駆動手段と押上げ手段との接
続が解除され、カセット内のシートが下降すると共に給
送部材とサバキ部材とが離間する。
[実施例] 以下、本発明に係る給送装置の一実施例を添付図面に
従って説明する。この実施例は、本発明を両面複写を行
なうための再給紙装置として適用したものである。
(複写機の全体構成及び動作) 第1図において、複写機本体(1)は据付け台(50)
上に再給紙通路ボックス(60)を介して設置され、略中
央部には感光体ドラム(10)が矢印(a)方向に一定の
周速度(V)で回転駆動可能に設置されている。この感
光体ドラム(10)の周囲には、メインレーサ(11)、帯
電チャージャ(112)、サブイレーサ(13)、磁気ブラ
シ式の現像装置(14)、転写チャージャ(15)、シート
分離チャージャ(16)、ブレード方式のクリーニング装
置(17)が順次配置されている。感光体ドラム(10)は
表面に周知の感光体層を設けたもので、矢印(a)方向
への回転に伴って、1回の複写ごとに、メインイレーサ
(11)、帯電チャージャ(12)、サブイレーサ(13)に
て除電,帯電,不要部分の除電をされ、光学系(20)に
よる画像露光を受け、その表面に静電潜像が形成され、
現像装置(14)にてトナー画像とされる。
光学系(20)は、原稿台ガラス(19)の下方で原稿像
を走査可能に設置したもので、露光ランプ(21)、第1
ミラー(22)、第2ミラー(23)、第3ミラー(24)、
投影レンズ(25)、第4ミラー(26)とから構成されて
いる。露光ランプ(21)と第1ミラー(22)とは一体的
にブロック化され、感光体ドラム(10)の周速度(V)
(等倍・変倍に拘わらず一定)に対して(v/m:mは複写
倍率)の速度で矢印(b)方向に移動可能である。第2
ミラー(23)と第3ミラー(24)とは一体的にブロック
化され、(v/2m)の速度で矢印(b)方向に移動可能で
ある。なお、複写倍率の変更に際しては、レンズ(25)
が光軸上で移動すると共に、第4ミラー(26)が移動か
つ揺動して光路を補正する動作を伴う。
複写用のシートは、複写機本体(1)の第1図中左側
に設けた固定式の自動給紙カセット(30)及び着脱式の
自動給紙カセット(35)内に収容されており、いずれか
の給紙ローラ(31),(36)が選択的に回転駆動される
ことにより、1枚ずつ給紙される。また、カセット(3
0)の上面は手差し給紙部(32)とされており、ここか
らシートを1枚ずつ給紙可能である。カセット(30)及
びその手差し給紙部(32)から給紙されたシートは搬送
ローラ対(33)を通じてタイミングローラ対(40)まで
搬送され、カセット(35)から給紙されたシートは直接
タイミングローラ対(40)まで搬送され、ここで一旦待
機する。複写シートはタイミングローラ対(40)にて前
記感光体ドラム(10)の表面に形成される画像と同期を
とって転写部へ送り出されて感光体ドラム(10)に密着
し、転写チャージャ(15)のコロナ放電にてトナー画像
が転写され、分離チャージャ(16)の交流コロナ放電と
シート自身の腰の強さにて感光体ドラム(10)から分離
される。その後、シートはエアーサクション手段(42)
を備えた搬送ベルト(41)上に吸引されつつ定着装置
(43)へ送り込まれ、トナー画像の定着を施され、排出
ローラ対(44)から排出される。
一方、転写後の感光体ドラム(10)はクリーニング装
置(17),メインイレーサ(11)にてその表面に残留す
るトナー及び電荷を除去され、次の複写工程に備える。
ところで、前記給紙カセット(30),(35)の装着部
にシートサイズ検出スイッチ(SW1)〜(SW4),(SW
6)〜(SW9)及びシート検出スイッチ(SW5),(SW1
0)が設置されている。シートサイズ検出スイッチ(SW
1)〜(SW4),(SW6)〜(SW9)はカセット(30),
(35)に設けた突起あるいは磁石等の配列に基づいてオ
ン,オフされ、その動作状態にてカセット(30),(3
5)自体の着脱及び装填されたシートのサイズを4ビッ
トのコード信号にて判別する様になっている。また、シ
ート検出スイッチ(SW5),(SW10)はカセット(3
0),(35)内のシートの有無を直接的に検出する。
(両面・合成ユニットの全体構成及び通紙形態) 第1図,第2図,第3図のおいて両面・合成ユニット
(70)は、概略、第1の切換え爪(71)、第2の切換え
爪(75)とその周囲に位置してシート通路を構成する排
出ローラ(80),(81)、搬送ローラ(85),(86)、
ガイド板(90),(91),(95)〜(98)、以下に詳述
する再給紙装置(100)から構成され、背部には複数の
ビン(291)及び図示しない排紙トレイを備えたソータ
(290)が設置されている。この両面・合成ユニット(7
0)は再給紙通路ボックス(60)に取り付けた図示しな
いレール上に載置され、複写機本体(1)に対して矢印
(c)に離間可能である。
第1,第2の切換え爪(71),(75)はソレノイドのオ
ン,オフにて支軸(72),(76)を支点として回動可能
である。通常の複写モード(片面複写モード)時におい
て、第1の切換え爪(71)は図中実線位置にセットさ
れ、複写機本体(1)の排出ローラ対(44)から排出さ
れたシートは排出ローラ(80),(81)からソータ(29
0)に送り込まれる。両面複写モードあるいは合成複写
モード時において、第1の切換え爪(71)は矢印(d)
方向に回転し、シートをガイド板(91),(95)から搬
送ローラ(85),(86)にガイドする。
一方、両面複写モード時において、第2の切換え爪
(75)は図中実線位置にセットされ、シートをガイド板
(95),(96)間から収容ローラ(160),再給紙ロー
ラ(170)へガイドする。シートはローラ(160),(17
0)から以下に詳述するカセット(110)へ収容される。
設定枚数分のシートの収容が完了すると、第3図に示す
様に、カセット(110)の底板(120)が押し上げられ、
シートは再給紙ローラ(170)の矢印(e)方向への回
転に基づいて1枚ずつ再給紙され、給送ローラ(15
0),サバキローラ(155)からガイド板(97),(98)
を通じて再給紙通路ボックス(60)へ送り込まれる。合
成複写モード時において、第2の切換え爪(75)は矢印
(d)方向に回動し、シートを搬送ローラ(85),(8
6)からガイド板(91),(97)を通じて再給紙通路ボ
ックス(60)へ送り込む。
再給紙通路ボックス(60)は、第1図に示す様に、搬
送ローラ対(61),(62),(63)とガイド板(64)〜
(67)にて構成され、再給紙されたシートは搬送ローラ
対(63)から複写機本体(1)のガイド板(48),(4
9)を通じ、前記タイミングローラ対(40)まで搬送さ
れる。
一方、以上の搬送通路にはシート検出センサ(SE
1),(SE2),(SE3)が設置されており、センサ(SE
1)は排出ローラ(80),(81)から排出されるシート
を検出し、センサ(SE2)はカセット(110)へ収容され
るシートを検出し、センサ(SE3)は再給紙通紙ボック
ス(60)へ送り出されるシートを検出する。
(ユニット内駆動系の構成) 第4図,第5図において、両面・合成ユニット(70)
内の各種ローラはモータ(M1)にて回転駆動される様に
構成されている。支軸(82)は排出ローラ(81)を支持
し、支軸(87)は搬送ローラ(86)を支持し、支軸(15
1)は給送ローラ(150)を支持し、それぞれユニット
(70)のフレーム(200)に軸受(201),(202),(2
03)を介して回転自在に装着されている。支軸(82),
(87)の端部にはスプロケット(206),(207)が固定
され、支軸(151)の端部には電磁クラッチ(CL1)を介
してスプロケット(208)が取り付けられ、各スプロケ
ット(206),(207),(208)とモータ(M1)の出力
用スプロケット(205)にはローラチェーン(209)が張
設されている。従って、モータ(M1)を起動することに
より、排出ローラ(81)は支軸(82)と共に矢印(e)
方向に回転し、搬送ローラ(86)は支軸(87)と共に矢
印(e′)方向に回転し、かつ、電磁クラッチ(CL1)
がオンすることにより給送ローラ(150)は支軸(151)
と共に矢印(e)方向に回転する。また、排出ローラ
(80)と搬送ローラ(85)はローラ(81),(86)の回
転駆動に連動して従動回転する。
さらに、支軸(151)には軸受(152)を介してフレー
ム(175)の一端が回動自在に装着され、フレーム(17
5)の他端には軸受(179)を介して支軸(171)が回転
自在に装着されている。この支軸(171)は再給紙ロー
ラ(170)を支持するもので、その端部に固定したギヤ
(212)はアイドルギヤ(211)を介して前記支軸(15
1)に固定したギヤ(210)に連結されている。従って、
再給紙ローラ(170)は給送ローラ(150)と同期して矢
印(e)方向に回転し、同時に収容ローラ(160)も従
動回転する。
一方、第5図に示す様に、支軸(156)はサバキロー
ラ(155)を支持するもので、その端部には固定したギ
ヤ(215)はアイドルギヤ(214)を介して前記支軸(15
1)に固定したギヤ(213)に連結されている。従って、
サバキローラ(155)は給送ローラ(150)と同期して矢
印(e)方向に回転する。
(カセット及びその装着部の構成) 第6図ないし第10図において、カセット(110)は略
箱状をなし、概略、底板(120)、側部規制板(130),
(130)、後端規制板(140)にて構成されている。底板
(120)は後端に設けたヒンジ金具(125)にて上下方向
に回動自在に設置されている。このカセット(110)は
シートサイズごとに専用のもので、規制板(130),(1
30),(140)は各シートサイズに適合した位置に固定
されている。また、カセット(110)に形成した開口(1
11)は以下に説明する押上げ板(180)が入り込むため
のもの、開口(112)は底板(120)に形成した開口(12
1)(第16図参照)と共に透過型フォトセンサ(SE4)の
光軸を通すためものである。センサ(SE4)はカセット
(110)内でのシートの有無を検出するために設置され
ている。
カセット(110)は保持するホルダ(220)はフレーム
(200),(200)に固定され、カセット検出スイッチ
(SW11)及び両側に弾性爪部(221),(221)を有して
いる。カセット(110)は第6図中矢印(A)方向に挿
入することにより、弾性爪部(221),(221)が両側の
凸部(113a),(113a)を乗り越えて凹部(113b),
(113b)に嵌合し、ホルダ(220)上に保持される。こ
のとき、カセット(110)の先端に設けた突起(115)が
スイッチ(SW11)をオンし、カセット(110)の装着が
検出される。
また、ホルダ(220)上にはリードスイッチ(SW12)
〜(SW15),(SW16)、前記カセット内シート検出スイ
ッチ(SE4)が設置されている。リードスイッチ(SW1
2)〜(SW15)はカセット(110)の底部に形成した四つ
の孔(116)の各シートサイズに対応して嵌着されたマ
グネット(108)にてオン,オフされ、その動作状態に
て装着されたカセット(110)が収容可能なシートサイ
ズを4ビットのコード信号にて判別する様になってい
る。また、リードスイッチ(SW16)は底部に設けたマグ
ネット(109)にてオンされ、装着されたカセット(11
0)が両面複写用のカセットであることを検出する。
一方、第6図,第9図に示す様に、カセット(110)
の底板(120)の開口(122)が位置する部分には、矢印
(g),(g′)で示す通紙方向と平行に突条(117)
が設置されている。また、側部規制板(130),(130)
の内側にはピン(131),(131)を支点としてシート側
部押さえレバー(132),(132)が回動自在に取り付け
られている。第10図に示す様に、シート(S2)はカセッ
ト(110)に収容されると、中央部分は突状(117)にて
持ち上げられ、両側部分は押さえレバー(132),(13
2)にて押さえられ、いわば収容方向中央部を頂点とす
るなだらかな山形となり、収容方向に対して腰の強さを
補強された状態となる。
通常、定着装置(43)を通過したシート(S)は、第
22図に示す様に、上向き又は下向きにヒートカールす
る。上向きにヒートカールしたシート(S)は、第23図
に示す様に、後端規制板(140)を乗り越えるおそれを
有する。また、下向きにヒートカールしたシート(S)
は、第24図に示す様に、再給紙時に再給紙方向先端が再
給紙ローラ(170)に届かなかったり、あるいは後端規
制板(140)の下端にもぐり込んだりして、再給紙ミス
が発生するおそれを有する。しかし、本実施例の如く、
収容されたシート(S2)に対して収容方向に対して腰の
強さを補強することにより、この様な不具合を除去でき
る。また、側部規制板(130)はシートサイズに応じた
位置で固定されており、押さえレバー(132)はこの側
部規制板(130)に取り付けられていることから、シー
トサイズごとに別途位置決めして取り付ける必要はな
い。
(再給紙ローラの構成及びシート収容,再給紙動作) 本実施例において、再給紙ローラ(170)はシートを
カセット(110)へ収容する送り機能とカセット(110)
から送り出す再給紙機能とを兼用する様に構成され、収
容時には第11図に示す様に下段に位置し、再給紙時には
第12図に示す様に上方に押し上げられた底板(120)に
てシート(S)を介して上段に位置する。
即ち、再給紙ローラ(170)は前述の如く給送ローラ
(150)の支軸(151)に回動自在に支持されたフレーム
(175)に支軸(171)を介して装着され、収容ローラ
(160)はフレーム(175)と一体に形成した上フレーム
(176)に回転自在に装着されている。なお、フレーム
(175)の平面部(175a)と上フレーム(176)とは収容
時のシートガイド板としても機能する。フレーム(17
5)はローラ(160),(170)の自重で支軸(151)を支
点として常時下方へ付勢され、この付勢力は上フレーム
(176)の端部に設けた弾性片(177)が前記ガイド板
(95)の下端に当接することにより規制される(第11図
参照)。シート収容時において、再給紙ローラ(170)
はこの様に規制された下段に位置し、カセット(110)
の前規制板(110a)の上端と(B)だけ部分的にオーバ
ーラップしている。
オーバーラップ部分(B)を設けたのは、カセット
(110)に収容されたシートが再給紙方向[矢印
(g′)]に移動してサバキローラ(155)の近傍まで
突出することを再給紙ローラ(170)で阻止するためで
ある。シートはカセット(110)への収容完了時にカー
ル等の原因で再給紙方向に移動する場合があり、このと
き移動方向先端がカセット(110)の前規制板(110a)
を取り越えるおそれがある。この様なシートの移動はオ
ーバーラップ部分(B)を有する再給紙ローラ(170)
で防止できる。なお、このオーバーラップ部分(B)は
零であっても同様の効果を奏する。
また、前規制板(110a)の上端には、第7図に示す様
に、再給紙ローラ(170)に対応する箇所に切欠き(11
4)が形成され、カセット(110)の着脱時に前規制板
(110a)が再給紙ローラ(170)と衝突しない様になっ
ている。
一方、再給紙時においては、第12図に示す様に、押上
げ板(180)が以下に詳述する押上げ機構(230)のモー
タ(M2)にて支軸(181)を支点として上方に回動する
と共に底板(120)が上方に押し上げられ、底板(120)
上に収容されたシートが再給紙ローラ(170)に圧接す
る。このとき、再給紙ローラ(170)と共にフレーム(1
75),収容ローラ(160)も上方に押し上げられる。押
上げ板(180)による底板(120),再給紙ローラ(17
0)の押し上げは、上フレーム(176)の突片(176a)が
フォトセンサ(SE5)の光軸を解放し、センサ(SE5)か
らの信号にてモータ(M2)(第16図参照)をオフするこ
とにより停止される。
その後、複写機本体(1)から裏面複写開始信号が発
せられると、前記クラッチ(CL1)がオンされて再給紙
ローラ(170)が矢印(e)方向に回転駆動され、シー
トは最上層から1枚ずつ矢印(g′)方向に再給紙され
る。同時に、給送ローラ(150),サバキローラ(155)
も矢印(e)方向に回転し、シートを1枚ずつ再給紙通
路ボックス(60)へ送り出す。再給紙されたシートの先
端が搬送ローラ対(61)に挾着されると、クラッチ(CL
1)がオフされ、ローラ(170),(150),(155)の回
転駆動が停止される。もっとも、ローラ(170),(15
0)には図示しないワンウエイクラッチが内蔵されてい
る。従って、それらの回転駆動が停止されてもシートは
搬送ローラ対(61)による搬送力で搬送され、ローラ
(170),(150)はワンウエイクラッチの作用で従動回
転する。
各ローラ(170),(150),(155)に対する回転駆
動の停止は、再給紙されたシートの先端がボックス(6
0)内のセンサ(SE3)にて検出され、ここからシートの
先端が搬送ローラ対(61)に挾着されるまでの時間にセ
ットされたタイマがタイムアップすることにより前記ク
ラッチ(CL1)をオフして行なわれる。
再給紙されたシートの後端がセンサ(SE3)にて検出
された後、再度クラッチ(CL1)がオンされて各ローラ
(170),(150),(155)が回転駆動され、次のシー
トが再給紙される。
以下、同様の手順でカセット(110)内のシートが再
給紙され、シートが減少して上面レベルが低下すると、
前記上フレーム(176)の突片(176a)がフォトセンサ
(SE5)の光軸を遮断し、その信号にてモータ(M2)が
起動して押上げ板(180)が上動し、再給紙時における
シートの上面レベルを常に一定に保持する。この様に、
シートの上面レベルがシート収容残量に拘わりなく常に
一定に保持されることで、再給紙時におけるシート再給
紙高さがサバキローラ(155)等に対して常に一定の位
置関係に維持される。しかも、再給紙ローラ(170)の
シートに対する圧接力も常時一定に維持されることとな
る。
(再給紙ローラ部と収容ローラ部の構成及び作用) 第10図において、再給紙ローラ(170)の支軸(171)
には再給紙ローラ(170)を中心として略等間隔に下部
補助ローラ(172)が固定されている。収容ローラ(16
0)は中央部で再給紙ローラ(170)に圧接し、その左右
には下部補助ローラ(172)と軸方向に僅かな間隔を保
って上部補助ローラ(162)が上フレーム(176)に回転
自在に設置されている。下部補助ローラ(172)の直径
(d)は再給紙ローラ(170)の直径(D)より小さ
く、補助ローラ(172),(162)は(Δd)だけオーバ
ーラップしている。従って、カセット(110)への収容
途中にあるシート(S1)は、中央部分をローラ(16
0),(170)に挾着されると共に側部を補助ローラ(16
2),(172)で挾着されて波形状に変形され、収容搬送
方向に腰を付けられ、ヒートカールによる収容不良を未
然に防止される。
また、側部規制板(130),(130)の間隔(l)は、
各シートサイズに対応した寸法とされ、例えばA4サイズ
であれば約297mmである。しかし、シートは複写機本体
(1)から排出されて再給紙装置(100)まで搬送され
てくる間にある程度幅方向にずれが生じる可能性があ
る。従って、本実施例の如く、収容時においてシート
(S1)に収容方向の腰を付けてその幅寸法を(l1)とす
れば、フラットな場合の幅寸法(l)に対して両側それ
ぞれで(Δl)だけ余裕が生じ、多少の横ずれを生じて
いるシートであっても側部規制板(130),(130)に接
触することなくカセット(110)に収容可能である。
ところで、上部補助ローラ(162)の支軸(163)と収
容ローラ(160)の支軸(161)とは独立して上フレーム
(176)上に設置されている。例えば、ローラ(160),
(162)を同一軸に配設すると、厚紙等の腰の強いシー
トが搬送される場合、補助ローラ(162),(172)のオ
ーバーラップ量(Δd)の存在により、収容ローラ(16
0)の圧接力がシートの腰に負けて収容ローラ(160)が
浮き上がってしまい、搬送力が低下することとなる。し
かし、本実施例の如く、ローラ(160),(162)の支軸
(161),(163)の別体に独立させることにより、シー
トに腰を付け、かつ、十分な搬送力を確保できる。な
お、収容途中のシート(S1)に腰を付けるのは専ら補助
ローラ(162),(172)の作用である。
また、前述の如く、再給紙ローラ(170)の直径
(D)は下部補助ローラ(172)の直径(d)よりも大
きく、再給紙時においては再給紙ローラ(170)のみが
シート上に中央部で圧接して搬送力を付与する。これに
て再給紙時におけるシートの斜行が防止される。なお、
再給紙ローラ(170)は1個ではなく、2個以上に分割
されていてもよい。
(後端規制板の構成及び作用) 本実施例において、再給紙ローラ(170)はシートの
収容と再給紙との両機能を兼用している。そこで、第15
図に示す様に、再給紙ローラ(170)は再給紙時には底
板(120)にて押し上げられたシートの先端と接触する
必要があるため、カセット(110)の前規制板(110a)
から距離(L2)の位置に設定されている。また、後端規
制板(140)までの距離(L)はシートの長さと略等し
く設定されている。従って、第13図に示す様に、再給紙
ローラ(170)から後端規制板(140)までの距離(L1
は距離(L)よりも短くなる。シートが薄紙等の腰の弱
いものであれば、収容方向先端が後端規制板(140)に
当接した時点からシート自体がループし、収容が可能で
ある。しかし、厚紙等の腰や強いシートや本実施例の如
く前記補助ローラ(162),(172)及び前記突条(11
7),押さえレバー(132),(132)で腰を付けられた
シートでは再給紙ローラ(170)と収容ローラ(160)と
のニップ部を抜けた時点で停止してしまい、カセット
(110)内には収容不能となる。そこで、本実施例では
後端規制板(140)を揺動自在に支持すると共に再給紙
方向(g′)にばね付勢する構成とした。
即ち、第9図,第13図〜第15図において、後端規定板
(140)はカセット(110)内に固定した保持板(141)
に支軸(142)を支点として揺動自在に装着され、支軸
(142)に巻回したねじりコイルばね(143)にて矢印
(h)方向に付勢され、後端規制板(140)の下端が保
持板(141)の下端部に設けた弾性ストッパ(144)に当
接することにより、距離(L),(L1)を保って位置決
めされている。
シート収容時にあっては、第14図に示す様に、シート
(S1)の収容方向先端が後端規制板(140)に当接する
と、後端規制板(140)はねじりコイルばね(143)のば
ね力に抗して矢印(h)とは反対方向に揺動し、前記距
離(L1)より長い収容スペースを確保する。シート
(S1)の後端がローラ(160),(170)間を抜けて底板
(120)上に落ち込むと、後端規制板(140)がねじりコ
イルばね(143)のばね力で矢印(h)方向に揺動し、
シート(S1)を既に収容されているシート(S2)の位置
に載積収容されていく。
なお、シートの収容方向(g)に対する腰が弱けれ
ば、ねじりコイルばね(143)のばね力に抗して後端規
制板(140)を揺動させることはできない。しかし、本
実施例では収容時にシートは前記突条(117)と両側の
押さえレバー(132),(132)とで収容方向(g)の腰
を付けられていることから、後端規制板(140)に対す
る十分な押付け力が得られる。
(サバキローラの接離機構及び動作) カセット(110)に対するシート収容時には、前述の
如く、電磁クラッチ(CL1)がオンされ、再給紙ローラ
(170)は回転駆動される。同時に、給送ローラ(15
0),サバキローラ(155)も矢印(e)方向に回転駆動
されることから、そのままでは両ローラ(150),(15
0)の摩擦が助長され、再給紙時でのサバキ性の低下を
招来する。そこで、本実施例では、シート収容時には両
ローラ(150),(155)の圧接回転は不必要であること
から、底板(120)の押上げ機構(230)を利用してサバ
キローラ(155)を給送ローラ(150)から離間させて摩
擦の進行を極力防止する様にした。
即ち、第11図,第12図,第16図に示す様に、サバキロ
ーラ(155)はその支軸(156)を介してサバキフレーム
(157)に装着されている。サバキフレーム(157)はガ
イド板(98)に支軸(158)を支点として回動自在に取
り付けられ、引っ張りコイルばね(159)にて矢印
(i)方向に付勢されている。また、サバキフレーム
(157)の下端突片(157a)は押上げ板(180)の背部に
当接可能である。従って、第11図に示す様に、シート収
容時に押上げ板(180)が略水平状態に位置していると
き、サバキフレーム(157)は突片(157a)が押上げ板
(180)の背部に当接して矢印(i)方向の回動を阻止
され、サバキローラ(155)は給送ローラ(150)から離
間している。一方、再給紙時に押上げ板(180)が押上
げ機構(230)にて上方に回動すると、サバキフレーム
(157)に対する規制が解除され、引っ張りコイルばね
(159)のばね力へサバキローラ(155)が給送ローラ
(150)に圧接することとなる(第12図参照)。
また、サバキローラ(155)はこの様に上下方向に移
動するため、その支軸(156)は、第17図に示す様に、
2本に分割されてフレキシブルジョイント(154)にて
連結され、回転力の伝達に支障を来たさない様にされて
いる。
(押上げ機構,解除機構の構成及び動作) 第16図,第18図に示す様に、底板(120)の押上げ機
構(230)は、前述の押上げ板(180)と、セクタギヤ
(231)と、取付け板(235)と、モータ(M2)と、減速
ギヤ機構(240)とで構成されている。セクタギヤ(23
1)は扇形の外周部に歯部を形成したもので、押上げ板
(180)と支軸(181)を介して一体的に設置され、引っ
張りコイルばね(232)にて矢印(j)方向に付勢さ
れ、この付勢力はセクタギヤ(231)の側部がストッパ
(233)に当接することにより規制されている。
取付け板(235)は筒状の軸受け部(236)をフレーム
(200)に固定した支軸(204)に遊嵌することにより該
支軸(204)を支点として回動自在に装着され、引っ張
りコイルばね(237)にて矢印(p)方向に付勢されて
いる。また、取付け板(235)の右下部に固定した解除
ピン(238)はフレーム(200)に形成した図示しない孔
から、第6図に示す様に、カセットホルダ(220)内に
突出し、第8図に示したカセット(110)の傾斜面(113
c),側部下面(113d),切欠き(113e)と係合可能で
ある。
モータ(M2)は取付け板(235)の上面に設置され、
取付け板(235)と減速ギヤ機構(240)とで一つのユニ
ットを形成している。減速ギヤ機構(240)は小径ギヤ
部と大径ギヤ部とから減速ギヤ(242),(243),(24
4)にて構成され、初段の減速ギヤ(242)の大径ギヤ部
はモータ(M2)の出力用ウォームギヤ(241)と噛合し
ている。最終段の減速ギヤ(244)の小径ギヤ部は、引
っ張りコイルばね(237)による矢印(p)方向への付
勢力にてセクタギヤ(231)と噛合可能である。
一方、解除機構(250)は、ソレノイド(SL2)と、レ
バー(255)と、解除レバー(260)とで構成され、ソレ
ノイド(SL2)は前述の第2の切換え爪(75)の切換え
手段をも兼用している。即ち、ソレノイド(SL2)のプ
ランジャ(251)はオフ状態において外方に突出してお
り、ワイヤ(252)を介してレバー(255)と連結されて
いる。レバー(255)は第2の切換え爪(75)の支軸(7
6)の端部に固定され、引っ張りコイルばね(256)にて
第2の切換え爪(75)と共に支軸(76)を支点として矢
印(q)方向に付勢されている。解除レバー(260)は
支軸(261)を支点として回動自在に取り付けられ、自
重にて矢印(r)方向に付勢状態にあり、先端はレバー
(255)の突片(255a)に当接可能とされ、下端は前記
取付け板(235)の側部に当接可能である。
次に、以上の構成からなる押上げ機構(230)と解除
機構(250)の動作について説明する。
初期状態において、ソレノイド(SL2)はオフ状態に
あり、第18図に示す様に、プランジャ(251)6は上方
に突出し、レバー(255)は矢印(q)方向に回動し、
第2の切換え爪(75)は第11図中実線位置にセットされ
ている。また、解除レバー(260)は矢印(r)方向に
回動し、その下端は取付け板(235)の側部から離間し
ている。取付け板(235)は引っ張りコイルばね(237)
のばね力で矢印(p)方向に付勢され、第18図に示す様
に、カセット(110)が装着状態にあるとき、解除ピン
(238)はカセット(110)の切欠き(113e)に入り込
み、最終段の減速ギヤ(244)の小径ギヤ部がセクタギ
ヤ(231)と噛合している。セクタギヤ(231)は初期状
態では引っ張りコイルばね(232)にて矢印(j)方向
に回動し、押上げ板(180)も略水平に位置している。
そして、サバキフレーム(157)は突片(157a)が押上
げ板(180)の背部で押圧されて矢印(i)とは反対方
向に付勢され、サバキローラ(155)は給送ローラ(15
0)から離間している。この様に、押上げ板(180)がサ
バキフレーム(157)を矢印(i)とは反対方向に付勢
するため、セクタギヤ(231)の引っ張りコイルばね(2
32)のばね力はサバキフレーム(157)の引っ張りコイ
ルばね(159)のばね力よりも大きく設定されている。
両面複写モード時において、表面に複写されたシート
をカセット(110)に収容する際にはこの様に第18図に
示した状態で行なわれる。カセット(110)へ設定枚数
分のシートが収容された後、押上げ信号が発せられる
と、モータ(M2)がオンされ、その回転駆動力は減速ギ
ヤ機構(240)を介してセクタギヤ(231)に伝達され
る。これにて、第19図に示す様に、セクタギヤ(231)
は矢印(j)とは反対方向に回動し、同時に押上げ板
(180)も上方に回動し、底板(120)を押し上げると共
にサバキフレーム(157)が追随して矢印(i)方向に
回動し、サバキローラ(155)が給送ローラ(150)に圧
接する。底板(120)上に収容されたシートは再給紙ロ
ーラ(170)に圧接し、第12図で示した様に、上フレー
ム(176)の突片(176a)がセンサ(SE5)の光軸を解除
するとモータ(M2)がオフされ、その後再給紙開始信号
にて再給紙ローラ(170)等が回転駆動されることによ
りシートが1枚ずつ再給紙され、シートの上面レベルは
常時センサ(SE5)にて検出され、上面レベルが低下す
るごとにモータ(M2)が回転駆動され、セクタギヤ(23
1),押上げ板(180)が上方に回動することとなる。
カセット(110)内のシートが全て再給紙されたこと
がセンサ(SE4)にて検出されると、第20図に示す様
に、ソレノイド(SL2)がオンされ、プランジャ(251)
が後退することにより、レバー(255)が引っ張りコイ
ルばね(256)のばね力に抗して矢印(q)とは反対方
向に回動すると共に、解除レバー(260)矢印(r)方
向とは反対方向に回動する。このとき、解除レバー(26
0)の下端が取付け板(235)の側部を押圧し、取付け板
(235)は引っ張りコイルばね(237)のばね力に抗して
支軸(204)を支点として矢印(q)とは反対方向に回
動する。そして、減速ギヤ(244)の小径ギヤ部がセク
タギヤ(231)から離間し、セクタギヤ(231)は引っ張
りコイルばね(232)のばね力にてストッパ(233)に当
接するまで矢印(j)方向に回動する。同時に、押上げ
板(180)も下方に回動し、底板(120)の押上げを解除
する。
一方、押上げの解除はカセット(110)の着脱によっ
ても行なわれる。第21図に示す様に、カセット(110)
を矢印(A′)方向に引き抜くと、解除ピン(238)が
カセット(110)の下面(113d)にて押し下げられ、取
付け板(235)が支軸(204)を支点として矢印(p)と
は反対方向に回動すると共に、減速ギヤ(244)の小径
ギヤ部がセクタギヤ(231)から離間する。また、カセ
ット(110)を装着する際には、ピン(238)がまずカセ
ット(110)の傾斜面(113c)にガイドされて下面(113
d)にて押圧され、同様に押上げが解除される。
(紙詰まり処理) 次に、処理・再給紙ユニット(70)内で紙詰まりが発
生した場合の処理について説明する。
再給紙装置(100)内での紙詰まりはカセット(110)
を引き抜くことにより、紙詰まりシートを除去する。即
ち、カセット(110)を引き抜くと、前述の如く、押上
げ板(180)の下方への復帰に連動してサバキフレーム
(157)が矢印(i)とは反対方向に回動し、サバキロ
ーラ(155)が給送ローラ(150)に離間する。これにて
紙詰まりシートをローラ(150),(155)間から容易に
除去可能となる。
また、第2図に示す様に、搬送ローラ(85),(86)
の周辺で紙詰まりが生じた場合には、ユニット(70)を
矢印(c)方向に図示しないレール上をスライド移動さ
せ、ガイド板(91)を支軸(92)を支点として矢印
(s)方向に回動させ、通紙路を開放することにより紙
詰まりシートを除去する。
(操作パネル) 第25図に示す操作パネル(300)は、複写機本体
(1)の上前面部に設置され、複写動作を開始させるた
めのプリントキー(301)、連続複写動作を一時中断さ
せるための割込みキー(302)、複写動作を停止させた
り置数を解放するためのクリア/ストップキー(30
3)、「0」〜「9」までのテンキー(304)、複写の設
定枚数や複写機の状態を表示するための表示部(30
5)、複写モード選択キー(306)、複写倍率選択キー
(307)、給紙用シート選択キー(308)等が設置されて
いる。これらの各選択キー(306),(307),(308)
は1回オン操作するごとに、その下部に設置した表示手
段(LED1)〜(LED3)、(LED4)〜(LED10)、(LED1
1)〜(LED16)が点滅し、選択されたモードを表示す
る。例えば複写モード選択キー(306)は1回オン操作
するごとに片面→両面→合成の各モードが順次選択さ
れ、(LED1)〜(LED3)が順次点灯される。
(制御回路) 第26図は制御回路を示し、制御の中心のなるマイクロ
コンピュータ(CPU)にはスイッチマトリックス(310)
が接続され、表示部(305)はこのマトリックス(31
0),デコーダ(311)を介して(CPU)に接続されてい
る。また、(CPU)の出力端子には複写機本体(1)の
メインモータ等及び第1の切換え爪(71)の駆動用ソレ
ノイド(SL1)、第2の切換え爪(75)の駆動用及び解
除機構(250)の駆動用ソレノイド(SL2)等が接続され
ている。
(制御手順) 第27図はマイクロコンピュータ(CPU)のメインルー
チンを示す。
(CPU)にリセットが掛かり、プログラムがスタート
すると、ステップ(S1)ではランダムアクセスメモリ
(RAM)のクリア、各種レジスタのイニシャライズ及び
各装置を初期モードにするための初期設定を行なう。こ
こで、以下のステップで使用されるフラグについて説明
する。コピーフラグ(F0)は「0」のとき複写受付け可
能状態を指示し、「1」のとき複写動作中であることを
指示する。片面フラグ(F1)は「0」のとき片面複写モ
ードを指示し、「1」のとき両面複写モード又は合成複
写モードを指示する。両面フラグ(F2)は「0」のとき
両面複写モードを指示し、「1」のとき合成複写モード
を指示する。
次に、ステップ(S2)ではメインタイマをセットす
る。このメインタイマはメインルーチンの所要時間を定
めるもので、その値は予めステップ(S1)の初期設定で
セットされ、各サブルーチンで使用されるタイマの基準
ともなる。
ステップ(S3)ではキー入力処理のサブルーチンを実
行する。ここでは、前記操作パネル(300)上の各種キ
ーからの入力を処理すると共に、給紙カセット(30),
(35)に装填されているシートサイズや再給紙用のカセ
ット(110)のサイズ等を(RAM)に格納する処理を行な
う。
ステップ(S4)では複写モード切換え処理のサブルー
チンを実行する。このサブルーチンの詳細は以下に説明
する。
ステップ(S5)では複写スタート処理のサブルーチン
を実行する。ここではプリントキー(301)のオンに基
づいて複写動作をスタートさせる処理を行なう。
次に、ステップ(S6)でコピーフラグ(F0)が「1」
か否かを判定し、YESであれば即ち複写動作状態にあれ
ばステップ(S7)で複写処理のサブルーチンを実行して
ステップ(S8)へ進む。ステップ(S6)でNOであれば即
ち待機状態であればステップ(S8)へ進む。ステップ
(S8)ではメインタイマの終了を待って前記ステップ
(S2)へ戻る。
第28図は前記ステップ(S4)で実行される複写モード
切換え処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S10)でコピーフラグ(F0)が
「0」か否かを判定し、NOであれば即ち複写動作状態に
あれば直ちにこのサブルーチンを終了する。YESであれ
ば即ち待機状態であれば、ステップ(S11)で複写モー
ド選択キー(306)かオンか否かを判定し、NOであれば
直ちにそのサブルーチンを終了し、YESであればステッ
プ(S12)で片面フラグ(F1)が「0」か否かを判定す
る。YESであれば即ちこのとき通常の片面複写モードが
選択されていれば、ステップ(S13)で片面フラグを
「1」にセットすると共に両面フラグ(F2)を「0」に
リセットし、両面複写モードに設定する。
次に、ステップ(S14)で複写に際して選択されてい
るシートサイズと再給紙装置(100)に装着されている
カセット(100)のサイズが同じか否かを判定する。YES
であれば両面複写表示手段(LED2)をオンする。ステッ
プ(S14)でNOであれば即ちカセット(110)のサイズが
複写に選択されたシートサイズと合致しなければ、ステ
ップ(S16)で複写禁止信号を出力し、ステップ(S17)
で両面複写表示手段(LED2)をフリックさせて警告す
る。
一方、前記ステップ(S12)でNOと判定されると、即
ち、片面フラグ(F1)が「1」の場合はステップ(S1
8)で両面複写モード又は合成複写モードでの第2面で
の複写待機中でないか否かを判定する。NOであれば即ち
待機中であればこのサブルーチンを終了し、YESであれ
ば即ち待機中でなければ、ステップ(S19)で両面フラ
グ(F2)が「0」か否かを判定する。YESであれば即ち
ことのき両面複写モードが選択されていれば、ステップ
(S20)で両面フラグ(F2)を「1」にセットして合成
複写モードに設定し、ステップ(S21)で合成複写表示
手段(LED3)をオンする。ステップ(S19)でNOであれ
ば即ちこのとき合成複写モードが選択されていれば、ス
テップ(S22)で片面フラグ(F1),両面フラグ(F2
を「0」にリセットして片面複写モードに設定し、ステ
ップ(S23)で片面複写表示手段(LED1)をオンする。
即ち、以上の制御手順によれば、両面複写モード選択
時に、第1面複写のために選択されたシートサイズと再
給紙用カセット(110)のサイズを比較し[ステップ(S
14)]、同じであれば両面複写を許容し[ステップ(S1
5)]、異なれば複写動作を禁止すると共に両面複写表
示手段(LED2)をフリックさせて警告を発する〔ステッ
プ(S16),(S17)〕。従って、給紙サイズと収容サイ
ズの相違による再給紙装置(100)での紙詰まり等が未
然に防止される。この場合、オペレータが給紙サイズを
変更するか、カセット(110)を給紙サイズと同じサイ
ズのものに変更することにより両面複写が可能となる。
なお、給紙サイズとカセット(110)のサイズが異な
っているときには、カセット(110)と同サイズのシー
ト表示手段(LED11)〜(LED16)のいずれかをフリック
させ、オペレータに選択すべき給紙サイズを告知させる
様にしてもよい。あるいは、給紙サイズと同じサイズの
カセット(110)に交換する旨を警告表示を行なう様に
してもよい。
また、複写機本体(1)の複数の給紙部が設置されて
いるのであれば、両面複写モードが選択されたときに、
装着されている再給紙用カセット(110)と同じサイズ
のシートが収容されている給紙カセット(30),(35)
を自動的に選択する様にしてもよい。
(その他の実施例) 〔i〕両面・合成ユニットの組合わせ 第29図に示す様に、以上の実施例において、両面・合
成ユニット(70)は、切換え爪(71),(75)等を含む
搬送ブロック(F)と、カセット(110)等を含む再給
紙ブロック(G1)とに分割可能である。
一方、第30図は前記搬送ブロック(F)にてスイッチ
バック用のローラ対(190),ガイド板(191),(19
2)等を設けたいまひとつの再給紙ブロック(G2)を取
り付けた形態を示す。この再給紙ブロック(G2)は両面
複写モード時には、第2の切換え爪(75)が図中実線位
置にセットされ、シートは一旦ローラ対(190)で矢印
(s)方向に搬送された後、ローラ対(190)の逆転で
前記再給紙通路ボックス(60)に送り出される。合成複
写モード時には第2の切換え爪(75)が矢印(d)方向
に回動し、シートは直ちに再給紙通路ボックス(60)に
送り込まれる。
従って、第31図に示す様に、再給紙ブロック(G1),
(G2)をそれぞれ準備しておけば、搬送ブロック(F)
に対してユーザーの希望に応じて適宜組み合わせること
が可能となる。
〔ii〕シート収容時におけるシートの腰付け カセット(110)に対するシート収容時において、前
記実施例では第10図に示した様に、補助ローラ(16
2),(172)を設け、シート(S1)に収容方向の腰を付
け、かつ、シート幅寸法(l1)をフラットな状態の幅寸
法(l)よりも短くしている。
同様の結果は、第32図に示す様に、収容ローラ(16
0)と再給紙ローラ(170)の両側にガイド板(165),
(166)を設置し、カセット(110)に収容途中にあるシ
ート(S1)をこのガイド板(165),(166)間を通過さ
せることで達成することも可能である。
〔iii〕押上げ機構 第33図,第34図,第35図は底板(120)の押上げ機構
の変形例を示す。ここでは、押上げ板(180)による押
上げの解除機能をも有し、前記解除機構(250)は不要
である。なお、各図とも前記実施例と同一部材には同一
符号が付されている、 即ち、押上げ用モータ(M2′)として正逆回転可能な
モータを使用し、このモータ(M2′)にてセクタギヤ
(231)を直接上下方向に回動させ、セクタギヤ(231)
の復帰をマイクロスイッチ(SW17)にて検出する様に構
成した。
シート押上げ時には、モータ(M2′)に正転させてセ
クタギヤ(231)と共に押上げ板(180)を矢印(j)と
は反対方向に回動させ、前記レベル検出センサ(SE5)
からの信号でモータ(M2′)の正転を停止させる。押上
げを解除するには、モータ(M2′)を逆転させる。これ
にて、セクタギヤ(231),押上げ板(180)が矢印
(j)方向に回動し、押上げを解除する。モータ(M
2′)の逆転はスイッチ(SW17)がセクタギヤ(231)の
下限復帰を検出した信号にて停止される。
なお、この変形例にあっても、カセット(110)の着
脱時に取付け板(235)のピン(238)がカセット(11
0)の下面(113d)と係合して取付け板(235)が支軸
(204)を支点として矢印(p)とは反対方向に回動
し、押上げが解除される。また、押上げ,その解除に連
動してサバキローラ(155)が給送ローラ(150)に接離
することも前記実施例と同様である。
〔iv〕給送装置 また、本発明は、前述の再給紙装置(100)のみなら
ず、給紙カセット(30),(35)からの給紙装置として
も適用可能である。
[発明の効果] 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、カセッ
トの離脱動作に連動してシートが下方に復帰すると共に
給送部材とサバキ部材とが離間するため、給送部材とサ
バキ部材との間で紙詰まりが発生しても、カセットを取
り出せば両部材が離間することとなり紙詰まりシートの
除去が容易になる。また、押上げ手段が下方に復帰して
非給紙状態にあるとき、給送部材とサバキ部材とは離間
しているため圧接による両部材の変形を防止できる。さ
らに、押上げ手段は、カセット内のシートの下面に当接
する当接部と、給送部材とサバキ部材とを接離可能に支
持する支持部材に係合可能な係合部とを有するため、シ
ートの昇降及び給紙部材とサバキ部材の接離という二つ
の動作を簡略化した構成で実行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第28図は本発明に係る給紙装置を両面複写
用の再給紙装置に適用した一実施例を示し、第1図はそ
の再給紙装置を含む複写機本体の概略構成図、第2図,
第3図は再給紙装置での通紙状態を説明するための概略
構成図、第4図,第5図は駆動系の斜視図、第6図はカ
セットとその装着部の平面図、第7図,第8図,第9図
はカセットの部分斜視図、第10図はカセットの横断面
図、第11図,第12図は再給紙装置の部分断面図、第13
図,第14図,第15図はカセットの縦断面図、第16図は再
給紙装置の要部斜視図、第17図はサバキローラ部分の一
部断面図、第18図,第19図,第20図,第21図は押上げ機
構,解除機構を動作形態ごとに示す正面図、第22図はシ
ートのヒートカールの状態と収容時の状態を示す斜視
図、第23図,第24図はシート収容状態の不具合例を示す
概略図、第25図は操作パネルの平面図、第26図は制御回
路のブロック図、第27図,第28図は制御手順を示すフロ
ーチャート図である。第29図,第30図,第31図は再給紙
ブロックの交換例を示す概略構成図、第32図はカセット
へのシート収容ガイド部の変形例を示す断面図、第33
図,第34図,第35図は押上げ機構の変形例を動作形態ご
とに示す正面図である。 (1)……複写機本体、(70)……両面・合成ユニッ
ト、(100)……再給紙装置、(110)……カセット、
(120)……底板、(150)……給送ローラ、(155)…
…サバキローラ、(157)……サバキフレーム、(159)
……引っ張りコイルばね、(170)……再給紙ローラ、
(180)……押上げ板、(230)……押上げ機構、(23
1)……セクタギヤ、(232)……引っ張りコイルばね、
(238)……解除ピン、(240)……減速ギヤ機構、(M
2)……モータ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に着脱可能に設けられ、その内部
    にシートを積み重ねて載置可能なカセットと、 該カセット内のシートを給送するための給送部材と、 該給送部材に圧接することによりシートを捌くサバキ部
    材と、 前記給送部材と前記サバキ部材とを接離可能に支持する
    支持部材と、 前記カセット内のシートの下面に当接する当接部と、前
    記支持部材に係合可能な係合部とを有する押上げ手段
    (120,180,231)と、 該押上げ手段に接続して前記カセット内のシートを押し
    上げると共に前記給送部材と前記サバキ部材とを圧接す
    るように前記押上げ手段を駆動する駆動手段(M2,240)
    と、 前記カセットの離脱動作に連動して前記駆動手段と前記
    押上げ手段との接続を解除する解除手段(235,238,113
    e)と、を備え、 該解除手段が前記駆動手段と前記押上げ手段との接続を
    解除すると、前記押上げ手段は前記カセット内のシート
    を下降させると共に前記給送部材と前記サバキ部材とを
    離間させるように動作すること、 を特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記給送部材と前記サバキ部材とを離間さ
    せるように前記押上げ手段を付勢する付勢手段(232)
    をさらに備え、 前記駆動手段は前記付勢手段の付勢力に抗して前記押上
    げ手段を駆動するものであり、 前記押上げ手段は、前記解除手段により前記駆動手段と
    の接続が解除されると、前記付勢手段の付勢力で前記カ
    セット内のシートを下降させると共に前記給送部材と前
    記サバキ部材とを離間させるように動作することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】前記駆動手段を駆動することにより、前記
    カセットが前記装置本体に装着されている状態で、前記
    給送部材と前記サバキ部材とを圧接状態から離間状態へ
    及び離間状態から圧接状態へと切り換え可能な切り換え
    制御手段(CPU)をさらに備えたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の給紙装置。
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