JPH0286571A - シート再供給装置 - Google Patents

シート再供給装置

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JPH0286571A
JPH0286571A JP63238328A JP23832888A JPH0286571A JP H0286571 A JPH0286571 A JP H0286571A JP 63238328 A JP63238328 A JP 63238328A JP 23832888 A JP23832888 A JP 23832888A JP H0286571 A JPH0286571 A JP H0286571A
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JP
Japan
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sheet
paper
belt
copy
roller
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Pending
Application number
JP63238328A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatomo Kinoshita
木下 敬知
Hirotaka Yamashita
山下 浩貴
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/410,733 priority patent/US5028965A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は複写機、プリンタ等の作像装置に通用されるシ
ート再供給装置に関する。ここにいう「シート」は、複
写原稿、複写紙、印刷用紙等である。
〔従来の技術〕
複写機等の作像装置において、紙等のシートの両面に文
字及び(又は)図形といった画像を形成し、或いは複写
すべき原稿画像を両面に有するシートの該両面を走査す
るには、シート片面を処理(複写や走査)したのち、該
シー゛トを再び作像装置の所定部位へ供給しなければな
らない。
このためのシート再供給装置として、シート捌きが不要
な点で有利なものとして、例えば、特公昭57−428
61号公報に開示されているものがある。すなわち、作
像装置からシートを受け取ってシート保持部に収容し、
該シート保持部に収容したシートを反転させた状態にて
再び前記作像装置へ供給することができるものである。
これを図31を参照して更に詳述すると、該シート保持
部は、二つの巻取軸J1.32間に張架されて該巻取軸
に往復巻取りされるベル)J3を含み、該ベルトを一方
の巻取軸J2に巻き取るとき、シートJ4をを該巻取軸
上のベルト間に巻取り収容し、前記ベルトを他方の巻取
軸J1に巻き取るとき、巻取軸J2上に収容されていた
前記シートを繰り出すことができるように構成されてい
る。
なお、J5はシート繰り出しにあたり、収容されていた
シートを反転させた状態にて作像装置の所定部位へ再供
給するようにベルトに作用する回転装置である。
[発明が解決しようとする課題] この種シート再供給装置におけるシート収容能力は、シ
ート保持部のベルト長に左右されるのであるが、ベルト
長を一定のままシート収容枚数を増加させる方法として
、作像装置におけるシート搬送間隔より小さい間隔にて
シート保持部にシートを巻取り収容することが考えられ
る。
このように巻取り収容間隔を小さくしたときには、作像
装置へシートを再供給する際、その小さい間隔のまま供
給したのでは作像装置における通切なシート搬送間隔を
得られないという問題が生じる。
そこで本発明は、既述タイプのシート再供給装置にして
、巻取り収容間隔を小さくしてシート保持部に巻取り収
容したシートを、拡大された間隔にて作像装置へ再供給
することができるシート再供給装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記目的にしたがい、作像装置からシートを受
け取ってシート保持部に収容し、該シート保持部に収容
したシートを再び前記作像装置へ供給することができ、
前記シート保持部が、二つのベルト巻取軸間に張架され
て前記巻取軸に往復巻取りされるベルトを含み、前記ベ
ルトを一方の前記巻取軸に巻き取るとき、シートを該ベ
ルトと共に該巻取軸上に巻取り収容し、前記ベルトを他
方の前記巻取軸に巻き取るとき、前記一方の巻取軸上に
収容された前記シートを繰り出すことができるシート再
供給装置において、前記シート保持部に収容された前記
シートを巻取り収容間隔より拡大した間隔で前記作像装
置へ供給するための手段を備えたことを特徴とするシー
ト再供給装置を提供するものである。
〔作 用〕
本発明シート再供給装置によると、作像装置におけるシ
ート搬送間隔より詰めた間隔でシート保持部に収容され
たシートは、その間隔より拡大したシート間隔で作像装
置へ戻される。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1には本発明の一実施例であるシート再供給装置10
0Bを付設した作像装置100Aが概略的に示されてい
る。図示例の場合、作像装置は複写機である。
該複写機100Aは、それ自体数に知られた複写機構を
備えている。すなわち、原稿をセットする原稿台ガラス
101の上面に開閉自在な原稿カバー102を備えてい
る。複写機100Aの内部では、感光体ドラム103が
図上及時計方向回りに回転可能に設けられており、その
周囲には、メインイレーサランプ104、サブ帯電チャ
ージャ105、サブイレーサランプ106、メイン帯電
チャージャ107、現像装置110、転写チャージャ1
11、分離チャージャ112及びクリーニング装置11
3が順次配設されている。
感光体ドラム103はイレーザランプ104.106及
び帯電チャージャ105.107を通過することにより
増悪帯電され、走査光学系108から結像露光109を
受けてその表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム
103を含む前記複写部の作動エレメントは、現像用モ
ータM2によって駆動される。
走査光学系108は、原稿台ガラス101の下方で原稿
像を走査できるもので、既に知られている構造のもので
あり、図面には2点鎖線にてその概略位置が示されてい
る。
複写紙は、上下の給紙力セラ)114.116に収容さ
れている。本例では、上段カセットにA4サイズ横配置
の複写紙が、下段カセットにはB5サイズ横配置の複写
紙が、それぞれ収められている。各給紙カセット114
.116に収容されている複写紙のす゛イズは、カセッ
トに付与されているコードを複写紙の各給紙口に設けら
れているセンサPSA、PSBで検出することによって
識別される。上カセット114の紙は給紙ローラ115
にて、下カセット116の紙は給紙ローラ117にて複
写機内へ供給され、図示しない案内手段にてタイミング
ローラ118へ案内され、そこで−旦止められる。−旦
止められた複写紙は、感光体103上に形成される像と
同期をとって転写部へ送り込まれる。次いで転写チャー
ジャ111によりトナー像の転写を受け、分離チャージ
ャl12によって感光体ドラム103の表面から分離さ
れる。そのあと搬送ベルト119を介して定着装置12
0へ送り込まれ、像定着されたのち、排紙ローラ121
にて後述するシート再供給装置100Bへ渡される。な
お、転写後の感光体103は、クリーニング装置113
、イレーザ104等によってその表面に残留するトナー
及び電荷が除去され、次の複写工程に備えられる。
メインモータMlは、給紙ローラ115.117、タイ
ミングローラ11B、搬送ベルト119、定着装置12
0の定着ローラ及び排紙ローラ121を駆動する。また
、モータMlは、排紙ローラ121下方の両面複写又は
合成複写のための搬入ローラ122、及びシート再供給
装置100Bから該ローラへ渡される紙を通紙路123
に沿って再びタイミングローラ118へ供給するための
図示しない搬送ベルトを含む紙搬送手段を駆動する。
タイミングローラ118は図示しないオン・オフクラッ
チCLIを介して、給紙ローラ115は図示しないオン
・オフクラッチCI、2を介して、給紙ローラ117は
図示しないオン・オフクラッチCL 3を介して、それ
ぞれ駆動される。
この複写機の操作パネルは図2に示す通りである。該パ
ネル125における各部は以下の通りである。
K21・・・コピーを開始するときに押すプリントボタ
ンスイッチ、 DS・・・複写枚数や複写機の状態を表示する7セグメ
ント方式の表示部、 K1〜KIO・・・複写枚数設定用のテンキーKll・
・・割込みキー K12・・・置数解除又はコピー動作を中止するための
クリアストップキー、 K13・・・紙サイズや紙の向きを選択するための用紙
選択キー、 LED8〜16・・・選択された用紙の種類を表示する
ための発光ダイオード、 K14〜K17・・・複写倍率設定用のキー、LED4
〜7・・・複写倍率を示すための発光ダイオード、 K18・・・片面、両面又は合成複写モードを選択する
ためのローテーションキー、 LEDI〜3・・・K18によって選択された複写モー
ドを示す発光ダイオード、 K19及びに20・・・画像濃度設定用のアップダウン
キー、 LED17〜25・・・画像濃度を示す発光ダイオ−操
作パネル125上のキー操作による人力は、後述する複
写機動作制御用のマイクロコンピュータCPUIの入力
端子に入力されるようになっている。
前記操作パネルにおける選択キーに13、K18はこれ
を押すごとに選択するモードが変わり、点灯LEDが変
わる。
さて、次にシート再供給装置100Bについて説明する
該装置は図示しないネジ止め手段等の固定手段によって
しっかりと、しかし取り外し可能に複写機100Aに固
着されている。なお、複写機100Aには、マイクロス
イッチMSIが接続されており、シート再供給装置が取
りつけられているか否かを検出している。該装置の下流
側にはソータ100Cが奥側でヒンジ連結されて接続さ
れている。
該シート再供給装置は、先ずその中央断面の概略状態を
示す図3を参照しつつ説明すると、複写機の排紙ローラ
121に臨むシート受取部Iと、複写機の搬入ローラ1
22に臨むシート渡し部2とを備えている。
シート受取部lは、複写機から排出されてくるシートを
受取る受取りガイド11と、該ガイド上のシートを後方
へ送るための対ローラ12A、12Bを備えている。ロ
ーラ12Aが図上反時計方向回り(以下、rCCWJと
いう。)に駆動される。なお、ガイド11には後に説明
する搬入通紙センサSE4を設けである。
シート渡し部は、複写機へシートを渡すための渡しガイ
ド21と、該ガイドへシートを送り出す対ローラ21A
、21Bを備えている。ローラ21Aが図上CCWに駆
動される。ガイド21には通紙センサSE6を設けであ
る。
シート渡し部2の下方には、シート保持部3が設けられ
ている。
このシート保持部3は、上側巻取軸31と下側巻取軸3
2とを備えており、これら巻取軸にベルト33が張架さ
れて、いずれかの巻取軸に巻取られるようになっている
。更に評言すると、ベルト両端がこれら巻取軸に連結さ
れていて、アイドルローラ34及び35の上に掛けられ
ている。ローラ34は巻取軸31と前記シート渡し部の
ローラ21Aとの中間高さ位置に配置されており、ロー
ラ35は巻取軸31のやや後方且つやや上位置に配置さ
れている。ローラ34の下方においてテンションローラ
36がベルト33に張力を付与している。ベルト33は
可撓性のある各種材料から形成され得るが、本例では可
撓性ポリエステルフィルムシート(「マイラシートJと
通称されているもの)からなっている。なお、図3には
示されていないが、軸31の両端部には後に説明する第
5図に示すフランジ31Aが設けられている。ベルト3
3は巻取軸31のCCW駆動回転によって軸32から軸
31上に巻き取られ、また、巻取軸32のCCW駆動回
転によって軸31から軸32上に巻き取られる。ベルト
巻取径に影響されず、ベルト通路に変動のないアイドル
ローラ34.35間にはベルトの巻き始めと巻き終わり
を検出するためのベルトセンサ37(本例ではフォトセ
ンサ)が設けられ、ベルト耳部に臨んでいる。従ってベ
ルト端部には図4Bに示すように該センサの光路を遮断
する部分331.332を設けである。
ここで331は巻取軸31への巻取スタートマークであ
り、332は巻取エンドマークであり、それぞれ巻き始
め状態と巻き終わり状態とが識別できるように異るパタ
ーンで区別されている。シート再供給装置100Bの初
期状態では、ベルト33は、その端部がセンサ37に検
出されるまで巻取軸31に巻き取られる。
また、シート保持部3はスクレーパ38を備えている。
このスクレーパは図3及び図4Aに示すように、剛性の
あるスクレーパガイド381によって裏打ちされている
。該ガイドの上端は前記アイドルローラ35の若干後方
且つ上方に配置された軸382によって回動可能に支承
されており、これによってスクレーパ下端383が巻取
軸32上のベルト33に自重にて接触する。なお、スク
レーパ38の上端部左右(図4A参照)は下端383が
巻取軸32の左右から突出しないように斜めに切断され
ている。このように形成することによって、後述する巻
取軸32上の紙を巻き戻し繰り出しするときに、該祇が
スクレーパに引っ掛かることが防止される。
シート再供給装置100Bは、更に、シート受取部1か
らシート保持部3へ複写紙を導くためのシート導入部4
及びシート保持部3からシート渡し部2へ複写紙を導く
ためのシート導出部5を備えている。
シー1−導入部4は、シート受取部lのローラ12A、
12Bの後方に配置された切換装置41と、該装置から
下方へのびる通路42と、該通路の下端にのぞむ切換装
置43と、ローラ44と、切換装置43からローラ44
の周囲に沿って延びる通路45と、通路45途中の切換
装置46とを備えている。ローラ44には上下のピンチ
ローラ47.48が当接しており、下ローラ48とロー
ラ44とのニップ部40は、ベルト33とスクレーパ3
8とによって形成されている紙通路の人口に臨んでいる
。ローラ44は、後述するように、シート保持部3へ紙
を巻き取り収容するときには、図上時計方向回り(以下
、rCWJという。)に駆動され、紙を繰り出すときに
は、図上CCWに駆動回転される。通路42下端部には
通紙センサSE2が臨んでいる。
シート導出部5は、ピンチローラ47.48が当接した
ローラ44と、シートi入部の通路45のうちローラ4
4のまわりに延びる部分と、ローラ44及び上ピンチロ
ーラ47間のニップ部からシート渡し部2へ延びる通路
51とを含んでいる。
通路51は、切換装置46の切換部材461とこれを支
える切換ガイド部材52の下に形成されている。部材5
2は切換装置43の切換部材431下方の定位置に設け
られた側面山形の部材である。
通路51には通紙センサSE3が臣nんでいる。
シート導入部4の切換装置41の後方には通路61が延
びており、その端部には排紙ローラ62A、62Bが設
けられている。ローラ62AがCCWに駆動回転される
。この切換装置41、通路61及びローラ62A、62
Bはシート排出部6を構成するものである。通路61に
は通紙センサSEIが臣nんでいる。なお、ソータ10
0Cを設けないときには、排紙ローラ62A、62Bの
下方に排紙トレイ60を着脱自在に設けることができる
導入部4の切換装置部材431を境にして通路45の反
対側(複写機側)にはローラ21A、21Bへ延びる通
路71が設けられており、該通路は、切換装置41及び
そこから下降する通路42とともに合成リターンパス部
7を形成する。
前述したローラのうちローラ47.48.62Bを除い
たローラ及び巻取軸31.32は、シート再供給装置の
フレーム80を構成している二つの側板に回転自在に支
承されている。図1及び図3には奥側の側板81が現れ
ている。手前側の側板82は後述する図5等に現れてい
る。
さて、切換装置41は、図3及び図5に示すように、断
面三角形状の棒状の切換部材411を01存えている。
部材411を支承する軸412は側板81及び82に回
動自在に支承されている。第5図に示すように手前側の
側板82の外側へ突出した軸412端にはアーム413
が固着され、バネ414にてストッパ415に当接する
まで複写機イ則へ引かれている。8亥アーム上端にはソ
レノイドSLIが連結されている。ソレノイドSLIが
消磁状態のとき、部材411はバネ414の作用で第3
図に実線で示す位置TIをとる。この状態でシート受取
部1に紙が送り込まれると、紙は略水平通路61にそっ
てシート再供給装置外へ排出される。
ソレノイドSLIが励磁されると、部材4!1はスプリ
ング414に抗して第3図に二点鎖線で示す位置T2を
とる。部材411がこの姿勢をとると、シート受取部l
のローラ12A、12Bから出てきた複写紙は下方へ偏
向し、通路42へ導かれる。
切換装置43は、図3及び図5に示すように断面三角形
状の棒状の切換部材431を備えており、部材431の
軸432は側板81及び82に回動自在に支承されてい
る。側板82から突出した輔432の端にはアーム43
3が固着され、該アームはハネ434にてストッパ43
5・に当接するまで複写機側へ引っ張られている。また
、アーム433の上端にはソレノイドSL2が連結され
ている。ソレノイドSL2が消磁状態のときには、図3
に実線で示す位置Qlをとり、通路42から降りてくる
複写紙を通路45へ導く。また、ソレノイドSL2が励
磁されると、部材431はパ名434に抗して、図3に
仮想線に示される位置Q2をとり、通路42から降りて
くる紙を通路71を介してシート渡し部のローラ21A
、21Bへ導く。
次に切換装置46は既述のとおり切換部材461を備え
ている。該部材は切換部材431の下方に配置された既
述の定位置切換ガイド部材52に回動可能に支承されて
いる。更に評言すると、図6に示すように部材461は
、その途中部分がガイド部材52のIIQ521に回動
可能に支承され、後部461Bがその自重によってガイ
ド部材52のストッパ522に当接するとともに先端4
61Aが通路45の段部451(図3参照)に当接する
まで回動した状態を保持するようになっている。
通路45へ進入してきた複写紙は部材先端461Aを部
材後部461Bの自重に抗して下方へ回動させつつロー
ラ44の方へ進行することができる。
また、逆にシート保持部からローラ44の部分を介して
上昇してくる複写紙は、先端が通路段部451まで回動
上昇した部材461の下面に案内されて通路51へ移行
することができる。
切換装置46は、図7又は図8のように構成することも
できる。図7の切換装置はガイド部材52の腕521に
回動自在に支承した板体462の先端462Aをガイド
部材52の下面に接着剤等で固定した板バネ463にて
持ち上げるようにしたものである。また、図8の切換装
置は、ガイド部材52の下面にポリエステルフィルムの
ような可撓性フィルムを接着剤等で固着して片持ち支持
させ該フィルム端を通路45の断部451に位置させた
ものである。
なお、前記受取部lにおけるセンサSE4、通路61に
おけるセンサS巳l、通路42におけるセンサSE2、
及び通路51におけるセンサSE3は、いずれも機械的
なスイッチで、そのスイッチ起動アームが該通路に後退
可能に臨んでいるものである。
また、前記巻取軸32の側方には異常検出センサSE5
が配置されており(図3参照)、巻取軸32上に巻取り
収容する複写紙の厚みや量によって巻取軸上のベルト巻
取り外径が異常に大きくなったときには、これを検知す
る。該センサも機械的なスイッチでその起動アームが巻
取軸32に臨んでいる。
また、前記受取部1における搬入通紙センサSE4は、
複写機側に排紙センサが設けられているときには該セン
サでもって代用させることができる。前記シート渡し部
2におけるローラ2LA、21Bはスキュー補正のため
に紙を一旦停止させるために設けられているが、この機
能は複写機本体側のローラI22(図1参照)で代用し
てもよい。
次に、前記各Iコーラや巻取軸の駆動系について説明す
る。
この駆動系は奥側の側板81の外側面に配置されており
、図9から図11に示されている。これら図に現れてい
る側板81の面は図3に現れている側板81の面とは反
対側の面である。これらの図における上半分の駆動系は
ローラ駆動系Xであり、下半分の駆動系はベルト駆動系
Yである。
ローラ駆動系Xは、モータm2、ベルト伝動装置91、
ギア列92、ベルト伝動装置93、及びギア列94を備
えている。
ベルト伝動装置9−1はモータ軸に固定したブー!J 
P 1、従動プーリP2、ベル1−Blからなっている
。ギア列92はプーリP2の軸に固定したギアGlのほ
か、ギア02〜G4を備えている。ギアG4は第3図に
示すシート渡し部におけるローラ21Aの軸21ASに
クラッチC1を介して脱離可能に連結されている。伝動
装置93は、軸2IASに固定されたプーリP3、シー
ト受取部lのローラ12Aの軸12ASに固定されたプ
ーリP4、シート排出部6におけるローラ62Aの軸6
2ASに固定されたプーリ5及びこれらプーリに巻き掛
けたベル)82からなっている。なお、P6はテンショ
ンローラである。
ギア列94は、シート導入部4のローラ44の軸44S
にクラッチC2を介して脱離可能に連結されたギアG7
、前記ギアG4と同サイズで該ギアG4に噛み合ったギ
アG9、及びギアG7とG9に噛み合う昇降可能なギア
G8とからなっている。ギアG8は後述するギア昇降機
構99により第9図に示す上昇位置U1と下降位置D1
とをとることができる。上昇位置UlではギアG7及び
G4に噛み合い、下降位置Diではギア7及びギアG9
に噛み合う。かくしてモータm2を図9−ヒCWに回転
させてローラ44を図3上CCW (G8上界時)又は
CW (G8下下降)に回転させることができる。また
、モータ連続回転によりギアG7が連続的に回されても
、クラッチC2によってローラ4を断続的に回転させる
ことができる。
前記クラッチCL C2はソレノイド型のもので、クラ
ッチCIはクラッチオン(ソレノイドオン)でギアとロ
ーラ軸の連結を解き、クラッチC2はクラッチオン(ソ
レノイドオン)でギアとローラ軸を連結させるものであ
る。
次にベルト駆動系について説明する。
この駆動系はモータmlと、ベルト伝動装置95と、ギ
ア列96と、ギア列97と、ギア列98とを備えている
。伝動装置95はモータm1の軸に固定したプーリP7
と、従動プーリP8及びこれらプーリに巻き掛けたベル
トB3とからなっている。ギア列96はプーリP8の軸
に固定したギアGIOのほか、ギアG11−Gl4を備
えている。ギア列97はギアG15〜018を備えてお
り、ギア18はシート保持部3の下側巻取軸32の軸3
2Sに固着されている。また、ギア列98はギア019
及びG20からなっている。このうちギアG20はシー
ト保持部3の上側巻取軸31の軸31Sに固定されてい
る。前記ギア列96のギアG14は後述するギア昇降機
能99によって昇降可能なギアであり、図9に示すよう
に、上昇位置U2ではギアG13と019に噛み合い、
下降位置D2でギア013とG15に噛み合う。従って
、ギア014を上昇位置U2においてモータmlを図9
上CWに回すと、ギア20がCW力方向回され、従って
図3に示す上側巻取軸31がCCW方向に駆動され、下
側巻取軸32は従動巻取軸となる(巻き戻し状態)。ま
た、ギアG14を下降位置おいてモータmlを図9上C
CWに回すと、下側巻取軸32が図3上CCW方向に駆
動され、上側巻取軸31は従動巻取軸となり、ベルト3
3は下側巻取軸32へ巻き取られる(巻き取り状態)。
図5に示すように、ベルト駆動系における上側巻取軸3
1の片方の軸313端は側板82の外方へ突出しており
、ブーIJ 311を支承している。
また、下側巻取軸32の軸323も同様に側板外方へ突
出しておりプーリ321を支承している。
これらブーりには丸ベルト300がスリップ可能に巻掛
けられている。上側巻取軸31がCCWに駆動されると
、プーリ311もCCWに駆動される。下側巻取軸32
は従動状態でCWに回転するが、丸ベルト300により
該巻取軸上のプーリ321がCCWに回されようとして
ベルトに対しスリップする。これによって巻取軸31上
にベルトを巻き取るとき、慣性力等で、巻取軸32が過
回転してベルトが弛むということが防止される。また巻
取軸32にベルトを巻き取るときには、プーリ321及
び311並びにベルト300が前述同様に作用して、上
側巻取軸31が過回転してベルトが弛むということが防
止される。
前記昇降ギアG8及びG14の昇降機構は、第9図から
第11図に示されている。すなわち、該機構99は、一
対の縦ロッド991及び横方向にのびるレバー992を
備えており、縦方向ロッド991は上端軸G8Sによっ
てギアG8を支承し、下端軸14SによってギアG14
を支承している。
軸G8S及びG14Sは側板81に設けた長孔811及
び812(図11参照)に昇降自在に遊嵌している。レ
バー992はギアG13の軸に回動可能に遊嵌されてお
り、先端部が持ち上がるように後端部がハネ993で引
かれている。レバー992の先端には横方向の長孔99
4が設けられており、液孔に軸G14Sが遊嵌している
。また、ルバー992の先端を下降させるように駆動す
るだめのソレノイドSL3がレバ・−に連結されている
。ソレノイドSL3が消磁状態のとき、ギアG8及びG
14はバネ9.93の力にて上昇位置におかれる。ソレ
ノイドSL3が励磁されると、ギアG8及びG14はバ
ネ993に抗して下方位置におかれる。
ローラ駆動系における複写紙搬送速度■1とベルト駆動
系における複写紙巻込み収容(又は巻戻し繰り出し)速
度、すなわちベルト33の搬送速度■2とは、紙の弛み
や破れを防止するために、紙巻取り収容時にはV2をv
lより若干高く、紙巻戻し繰り出し時にはv2をviよ
り若干低くしなくてはならない。このような関係を得る
ために、図示装置では、先ず、ローラ駆動系における速
度■1を所定の一定値とし、次いで該速度■1に対し速
度■2が前記関係を保つように速度■2を検出しつつ、
■2が一定速度になるようにモータm1の回転数を制御
する手段が採用される。図示装置の場合、この制御手段
は後述する複写機本体の一部を制御するマイクロコンピ
ュータからの信号に基づいて制御される。
すなわち、ローラ駆動系においては、図9及び10に示
すように、側板81の外面に回転自在に支承したスリッ
ト付円板14を増速ギアG5、G6を介してローラ軸1
2ASにより回転させるようにする。該円板にはフォト
センサ(フォトインクラブタ)15を臨ませ、円板14
とフォトセンサ15とによって複写紙搬送速度■1をパ
ルスPSlとして検出する。該PSlに基づく検出値を
予め定めた基準値と比較しつつ、速度■1を得るように
フィードバック制で卸等にてモータm2の回転数を制御
する。
また、ベルト駆動系における、アイドルローラ34は、
ベルトの案内及びベルト速度の検出を目的とするもので
ある。なお、アイドルローラ35は、ベルトによる通紙
1般送路形成を目的としている。ローラ34は、ベルト
速度を正確にローラ回転に変換するため、表面がゴム等
の高摩擦部材によるコーティング等によって形成されて
いる。ローラ34とベルト33との接触面を増大させて
スリップを防止するために、テンションローラ36は、
ベルト33がローラ34に180度程度巻き掛けられる
ように作用している。側板82の外方へ突出したローラ
34軸端にはギア341が固定され、このギアは、側板
82に回転自在に取り付けたスリット付円板343軸上
のギア342に噛み合っている。円板343にはフォト
センサ(フォトインタラプタ)がmんでいる。ギア34
1.342は増速ギアである。かくして、円板343の
回転によって、ベルト速度■2がパルスPS2として検
出される。該パルスPS2と前記パルスPSIとを比較
しつつ速度■2が速度Vlに対し所定の関係が得られる
ようにフィードバック制御等の制御手段にてモータm1
の回転数を制御する。
これらの制御手段については後述する。
なお、速度■1、v2の制御は前記方法に限定されるも
のではなく、各種公知手段を採用できる・速度■1の制
御については、複写機本体から一定したローラ駆動力を
とる場合には、必ずしも必要ではない。また、前記PS
2は予め定めた設定基準値と比較するようにしてもよい
要するに複写機の排紙ローラ121の搬送速度Ul、搬
入ローラ122の搬送速度U2とベルト33の収容時、
繰り出し時の搬送速度の関係については、収容時にはU
l<Vl<V2、繰り出し時には、V2<Vl<U2と
なっている。
ここで再び図3に戻って前記シート再供給装置100B
の概略動作を全体的に説明すると、複写機100Aから
排出された複写紙はシート受取部lに受け取られ、そこ
から切換装置41にてシート導入部4又はシート排出部
6へ導かれる。導入部4へ導かれた紙は、更に切換装置
43にてシート’dXし部2又はシート保持部3へ導か
れる。シート渡し部2へ導かれたときには、合成複写の
ために再び複写機100Aへ戻される。また、シート保
持部3へ導かれたときには、そこに収容される。
すなわち、シート保持部3では、二つのベルト巻取軸3
1.32のうち下軸32にベルト33が巻き取られ、導
かれてきた前記紙は、ベルト33とスクレーパ38とで
形成される通路を通ってベルト33と共に軸32上に巻
き取り収容される。
このように収容された複写紙は、ベルト33を軸32か
ら軸31へ巻き取る(巻き戻す)ことによって軸31上
から繰り出され、このとき紙はスクレーパ3日の助けに
よって円滑に上昇する。そしてシート導出部5によって
シート渡し部2へ導かれ、再び複写機へ送り込まれ、そ
れの画像形成部へ反転(裏返し)状態で供給される。
シート再供給装置100Bのシート保持部における複写
紙収容量は、ベルト33を軸31に一杯に巻いた初期状
態から、軸32へ一杯に巻き取った状態になるまでのベ
ルト走行長(ベルト有効巻取り長さ)Lによって決まる
。今、図15に示すように紙の搬送方向長さをLP、保
持部3の紙間隔をLC1紙の総収容枚数をN1とすれば
、N、   ≦ L  /   (LP  + Lc 
 )となるので、L、を定めればN、が定まる。紙の搬
送方向長さし、は祇によって異なるものである。
ベルト33をできるだけ有効に使うには、紙間隔Lcを
小さくするとよいとともに、紙の長さに対応させて予め
許容収容枚数N。を別々に定めておけばよい。紙間隔り
、が、小さい程許容収容枚数が増え、場合によってはL
cが負、つまり収容した紙が一部重なる場合があっても
よい。
前記装置100Bでは、後述するように、紙の種類に応
じて予め収容枚数が定められる。また、紙巻取り収容の
とき、後述するマイクロコンピュータの制御の下に、ロ
ーラ44及び巻取軸32が断続駆動され、複写機からの
紙搬送間隔り、より詰めて収容される。
また、紙を巻き戻し繰り出しするときには、詰められて
いた紙間隔Lcを間隔り、に戻すために、後Mするマイ
クロコンピュータによる制御のもとに巻取軸31及びロ
ーラ44が断続駆動される。
前記シート再供給装置において、ローラ47.4日及び
62B(図3及び12参照)は、フレーム80のうち、
本体83に着脱自在の部分84に支承されており、切換
ガイド部材52も切換装置46とともに図示しない適当
な腕部を介して該部分84に支承されている。従って、
部分84を図12に示すように本体83から外し、又は
ヒンジ連結のときには図13に示すように開いて通路6
1.42.45.51.71を露出させることができ、
ジャム処理に極めて都合がよい。このように通路を開放
できるのは、特に、両巻双軸31.32をシート受取部
1及び渡し部2よりずらせて配置したことによる。
また、図12に示すように、複写機と反対側のフレーム
板体85が開閉可能となっており、これを図上矢印R方
向に開いてスクレーバ38及びガイド381を外側F方
向へ持ち上げ回動させ、シート保持部3のベルト部分へ
アクセスすることができ、これもジャム処理上都合がよ
い。
もしシート再供給装置におけるジャム処理を従来のよう
に該装置の複写機側からとソータ側からの両方から行わ
なければならないときには、図29に示すように、シー
ト再供給装置100B’を複写機100Aに開き回動可
能に取り付けなければならない。このような場合にはソ
ータtoocの奥にソータが入り込める大きなスペース
SPが必要となるほか、シート再供給装置の回動支点の
強度が取りにくいという問題があるが、この点シート再
供給装置100Bは、図13に示すように、複写機本体
にしっかりと固定取り付けすることができ、またジャム
処理においてはソータ100Cだけを開き回動すればよ
いので、大きな奥側のスペースを必要としないという利
点がある。
また、図14及び図30を比較すれば理解できるように
、前記シート再供給装置100Bは縦長形状に形成され
ているので、図30に示す従来複写4ffllOOA’
のように合成複写や両面複写のための紙収容ボックス1
00Dを複写機本体内に装着する場合と比べると、複写
機の大きさを小さくすることができ、シート再供給装置
100Bやソータ100Cが不要なときには、これを外
すと複写機部分100Aは従来複写機100A′より小
さくて済むという利点がある。
シート再供給装置100Bは剛性のある縦長形状である
ため、該装置にソータ100Cをヒンジ連結するにあた
り、連結スパンを大きくとって強固に連結することがで
きる利点もある。また、複写機排出口下方の空間を有効
に利用できる。
(この頁、以下余白) 次に複写機100Aの動作を制御するマイクロコンピュ
ータCPUI (以下単にrcPUl」という)の入出
力構成を第16図に基づいて説明する。
CPUIの入力端子には、操作パネル125上のキーに
1〜に20のスイッチマトリクス126、複写機上のシ
ート再供給装置検出用マイクロスイッチMSI、各種セ
ンサ類が接続されている。出力端子には、操作パネル上
の表示部DS (4桁)と発光ダイオードのマトリクス
(LEDI〜25)とが接続され、これらはCPUIに
よりデコーダ127を介して駆動される。CPU 1は
複写機動作を制御するために、その出力端子がメインモ
ータM1、現像用モータM2、タイミングローラ用クラ
ッチCL L上絵紙用クラッチCL2、下絵紙用クラッ
チCL3、メイン帯電チャージャ107、転写チャージ
中111等の駆動回路A1〜A8に接続されている。
また、CPUIは通信パス128を介してシート再供給
装置100B制御用のマイクロコンピュータCPU2 
(以下単にrcPU2Jという。)と通信する。
CPUIからCPU2へは、プリントボタンに21の押
圧によるコピープラグの状態、複写枚数設定用のテンキ
ーKl−KIOにより設定された複写枚数、ローテンシ
ョンキーK18によす選択された複写モード、その他の
信号を送信する。
CPU2からCPUIへは、両面複写モード時に、第1
面の複写が終了し、設定枚数分の用紙の収容を終了した
ことを知らせる信号、及び複写モード切換え時に、シー
ト再供給装置の切換動作が終了するまで複写動作を禁止
するためのウェイト信号等が送信される。
CPU2は装置100Bに搭載されている。CPU2の
入力端子には前述したシート再供給装置における搬入通
紙センサSE4、通紙センサSEl〜SE3、異常検出
センサSE5、ベルト端部検出センサ37等が接続され
ている。出力端子にはモータml及びm2、クラッチC
1及びC2、ソレノイドSLI〜SL3の駆動回路DI
−D7がそれぞれ接続されている。
CPU2には、さらに、先述したモータml。
m2を所定の関係に定速制御するための手段を構成する
制御回路Ql、Q2が接続されている。
回路Qlは基準電圧発生回路Q3が発生する基準値と、
フォトインタラプタ15の出力パルスPSlの周波数を
電圧に変換したものとを比較の上、PSlが一定になる
ようにモータm2を駆動する電圧を定めることによりモ
ータを定速制御するものである。
一方、回路Q2は上記基準電圧値とPS2の電圧変換値
とを比較し、PS2が一定となるように、すなわち、ベ
ルト33の搬送速度■2が一定となるように、モータm
1を駆動する電圧を定め、ベルト33を定速制御するも
のである。
なお、モータml、m2のオンオフ信号は、CPU2の
出力端子P1、P2から出る。
既に述べたように、巻取軸32上の紙巻き取り収容時に
は、ベルト速度v2を複写紙搬送速度V1に比べて若干
高く、また紙巻き戻し繰り出し時には若干低く設定する
必要がある。そのためにベルト33の搬送速度v2を切
り換えるための信号は、CPU2の出力端子P3から出
る。例えばP3は2bitの信号線であり、P3=O1
のとき、■2はVlより若干低く、P3=10f71と
き、■2はvlより若干高くなる。
なお、図面には示されていないが、CPU 1は原稿走
査光学系制御用のもう一つのマイクロコンピュータにも
接続されており、該光学系における各モータ制御回路、
その他各種検出スイッチはこの図示しないマイクロコン
ピュータに接続されている。
CPUIには、後述するその動作説明から明らかとなる
ように、操作パネル125から複写条件が入力された後
、予め定めた条件下に複写条件を初期モードへ復帰させ
る機能等が備わっている。
なお、前記複写条件とはこの複写機では、複写枚数、複
写倍率、紙サイズ、複写濃度、複写の種類(片面、両面
、合成)であり、前記初期モードは、複写枚数=1、倍
率=等倍、紙サイズ=A4横、複写濃度=最濃淡の中間
濃度の状態、複写の種類=片面複写である。
以下、CPU1の動作を図17から図21に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
図17はCPUIによる制御のメインルーチンを示して
いる。
このルーチンによると、CPUIにリセットがかかり、
プログラムがスタートすると、ステップS1でRAMの
クリア、各種レジスタの設定等のマイクロコンピュータ
の初期化及び複写機を初期状態にするための初期設定を
行う。
次にCPUIに内蔵されていてその値が前記初期設定に
よりセットされた内部タイマをステップS2でスタート
させる。その後のステップ83〜S8ではサブルーチン
を順次コールし、すべてのサブルーチン処理が終わると
ステップS9で最初にセットされた内部タイマの終了を
待って1ルーチンを終了し、ステップS2へ戻る。
なお、ステップS3はオペレータが置数(複写枚数)を
入力するためのルーチン、ステップS4はオペレータが
複写モード(片面、両面又は合成複写)を設定するため
のルーチン、ステップS5はオペレータが複写紙サイズ
を設定するためのルーチン、ステップS6はオペレータ
の置数人力と複写紙サイズの入力のちとに選択された複
写モードによる複写が可能かどうかを判断するためのル
ーチン、ステップS7は複写動作をするためのルーチン
、ステップS8はCPU2その他のマイコンとの通信を
行うためのルーチンをそれぞれ示す。
なお、以下の説明においては、各フローチャートにおけ
る各ステップは、文字rSjとそれに続く数字により示
す。例えば’5100Jは「ステップ5100Jの意味
である。
次に図18を参照して複写モード設定ルーチンを説明す
る。
先ずS41で複写機がコピー中か否かを判断し、コピー
中でないときは342で複写モード選択キースイッチに
18の押圧によるオンエツジがあったかどうかを判断す
る。スイッチに18のオンエツジがあったときは842
′でスイッチMSIがオン状態にあるかどうか、すなわ
ちシート再供給装置100Bが取りつけられているかど
うかを判断し、rNOJのとき、すなわち取りつけられ
ていないときには、348で片面信号を「1」にし、両
面信号と合成信号をr□、にした上でメインルーチンへ
リターンする。rYES、のときには、S43で片面信
号=l (LEDI点灯)か否かを判断し、そうであれ
ばS44で片面信号を[0J(LEDIを消灯)、両面
信号を’IJ(LED2を点灯)として両面モードを設
定し、メインルーチンへリターンする。この状態で再び
スイッチに18が押されると345で両面信号=1 (
LED2点灯)か否かを判断し、rl、であれば546
で両面信号をrO」 (LED2を消灯)、合成信号を
rl、(LED3を点灯)として合成複写モードを設定
し、リターンする。再びスイッチK18が押されると3
47で片面複写モードを設定する( L E D 3消
灯、LED 1点灯)。かくしてスイッチKlBを押す
ことによって片面、両面又は合成複写モードを決定する
ことができる。
なお、S41でコピー中の場合及びS42でスイッチに
1Bのオンエツジがない場合には直ちにメインルーチン
へリターンスル。
次に図19を参照して、用紙選択ルーチンを説明する。
先ずS51で複写機が現在コ′ピー中か否かを判断する
。コピー中でないと、352で用紙選択キーに13のオ
ンエツジがあったか否かを判断し、オンエツジがあると
353で今の選択用紙が上段給紙力セラ)114のもの
か(本例の場合A4横サイズの紙か)否かを判断し、そ
うであればS54で下段給紙カセット116の用紙(本
例の場合85横サイズの祇)を選択するように85横信
号を「lJとし、メインルーチンへリターンする。
K13が再び押されると、355で上段給紙カセット1
14を選択するようにA44横信をrl」とし、リター
ンする。かくして用紙選択キーに13を繰り返し押すこ
とによりカセット114の祇(A4横)又はカセット1
16の紙(B5横)を選択することができる。
なお、S51でコピー中のとき及びS52でキーK13
が押されていないときには直ちにメインルーチンへリタ
ーンする。なお、他のサイズの給紙カセットが挿着され
ている場合でも、553からS55までの処理が変わる
だけで同様である。
前記ステップS54では下段給紙ローラクラッチCL3
をオンし、355では上段給紙ローラクラッチCL2を
オンする。
次に図20を参照して、コピー動作許可ルーチンを説明
する。
先ずS61で複写機がコピー中か否かを判断し、コピー
中であると直ちにメインルーチンへリターンするが、そ
うでないときはS62で複写モードが両面モードに設定
されているか否かを判断し、設定されていないときには
367でコピー動作許可信号を[ljにセットし、片面
モード又は合成モードにてコピーできるようにする。
S62で両面モードが設定されていると、S63で選択
用紙がA4横か否かを判断し、A4横であればS64で
オペレータがセットした複写枚数が予め定めた枚数A以
下であるかを判断し、A以下であるとコピー動作許可信
号をrl、にセットする。Aより多数であるときは、3
66でコピー動作許可信号を「0」にセットする。
また、S63でA4横祇が選択されていないときには、
換言すればB5横紙が選択されているときにはオペレー
タがセットした複写枚数があらかじめ定めた枚数B以下
であるか否かを判断し、B以下であれば365でコピー
動作許可信号を「1」にセットし、Bより多数であると
369でコピー動作許可信号をrQ」にする。
なお、数値A及びBは、既に説明したシート再供給装置
100Bにおけるシート保持部のベルト33の有効巻取
り長さしのもとにおける巻取り収容可能枚数であり、そ
の最大枚数は前記式N、≦L/ (LP +Lc )を
満足させるものである。数値A及びBはCPUIに予め
記憶されている。なおS66及びS69でコピー動作許
可信号が「0」にセットされると、オペレータが操作パ
ネルのプリントボタンに21を押しても複写動作は開始
しない。
次に図21aを参照してコピー動作ルーチンを説明する
図21aのフローチャートにおいて、574のコピーフ
ラグはS82のコピー実行ルーチンにおけるコピー動作
のスタートをかけるためのフラグであり、複写可能な状
態のときにプリントボタンに21が押されると、その時
点より設定枚数のコピー動作が完了するまでrl、とな
るものである。
S80のモードlは片面複写モード、581のモード2
は合成複写モード、377のモード3は、両面複写モー
ドにおいてシート再供給装置のシート保持部3に片面複
写済紙を収容するモード、378のモード4は、かくし
て収容した紙を再び複写機へ再供給するためのモードで
ある。
先ずS71で複写機が現在コピー中か否かを判断し、コ
ピー中でないときは372でプリントボタンに21が押
されたか否かを判断し、押されていると373でコピー
動作許可信号が「lJか否かを判断し、「l」であると
374でコピーフラグを「1」にセットする。
次に375で両面複写モードが設定されているか否かを
判断し、設定されている場合にはS76で設定枚数分の
第1面の複写動作が終了したか否かを判断し、未だのと
きはS77でシート再供給装置100Bへ(CP[J2
へ)送信するためのモード信号をモード3に設定する。
設定枚数分の片面(第1面)コピーが終了していると、
37BでCPU2へ送信するためのモード信号をモード
4に設定する。
375で両面複写モードが選択されておらず、S79で
片面複写モードが選択されていると、S80でモード1
信号を設定する。片面複写モードが選択されていないと
(合成複写モードの場合)、S81でモード2信号を設
定する。
S77からS81のいず′れかでモード信号が設定され
ると、S82でコピー実行ルーチンが実施される。この
コピー実行ルーチンは、Slから86に出された信号に
基づいて複写動作を行うためのルーチンである。なお、
376における片面コピー終了か否かの判断は、両面信
号がrlJになっていてプリントボタンに21の一番最
初のオンエツジによって開始されたのち、設定枚数分の
片面コピー動作が終了し、片面複写終了済紙がシート再
供給装置に収容されたときを片面コピー終了とする。
次に図21bを参照して、CPU 1とCPU2との通
信制御をjテうルーチンについて説明する。
5801でMSIがオン状態にあるならば、すなわちシ
ート再供給装置100Bが複写機100Aに取りつけら
れているならば、5802でCPU1からCPU2に対
して、既述した信号を送信する。このときCPU2に対
して、CPUIへ装置100Bの状態を送信するように
要求する。すると8803で装置100Bがウェイト状
態にあるか、及び第1面複写法紙の収容時において設定
枚数分の用紙収容が完了したかどうかをCPU2から返
信する。
5804で装置100Bがウェイト状態にあるかどうか
を判断し、ウェイト状態であれば、5805でコピー動
作許可信号が「1」、すなわちコピー動作許可状態にあ
るならば、5806でコピー動作許可信号を「0」にし
た上で3807でウェイト中フラグを「1」にセットし
、リターンする。なお、5805でコピー動作許可信号
−1でないときには、そのままリターンする。
その後、装置100Bのウェイトが解除された段階で(
S 804でrNOJの場合)、3808でウェイト中
フラグがrl」であるならば、ウェイト中フラグを「0
」にリセットしく5809)、コピー動作許可信号をr
l」に戻す(S810)。
なお、3808でウェイト中フラグがrljでないとき
には、そのままリターンする。
また、5soiでマイクロスイッチMSIがオフである
ときには、装置100Bは複写機に取りつけられてはい
ないので、−CP U lはCPU2との通信を行う必
要はなく、’5802からS 81.0をとばして、そ
のままリターンする。
次にシート再供給装置100BにおけるCPU2の動作
について図22から図26に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
まず図22に示すフローチャートはCPU2による制御
のメインルーチンを示している。このルーチンによると
CPU2にリセットがかがり、プログラムがスタートす
ると、ステップSloでRAMのクリア、各種レジスタ
の設定等のCPU2の初期化及びシート再供給装置10
0Bを初期状態にするための初期設定を行う。
次にCPU2に内蔵されていて、その値が前記初期設定
によりセットさた内部タイマを320でスタートさせる
。その後のステップ330〜s60でザブルーチンを順
次コールし、、すべてのサブルーチン処理が終わるとス
テップS70で最初にセットされた内部タイマの終了を
待って、1ルーチンを終了し、ステップS20へ戻ル。
なお、S30はモードl(片面複写モード)及びモード
2(合成複写モード)を実行するためのサブルーチン、
340はモード3(両面複写モードにおける紙巻取り収
容)を実行するためのサブルーチン、S50はモード4
(両面複写モードにおける紙巻戻し)を実行するための
サブルーチンである。
また、メインルーチンの1ルーチン処理時間長さを使っ
て各サブルーチン中で登場する各種タイマのカウントが
行われる。換言すると、該各種タイマは、このlルーチ
ンを何回カウントしたかでそのタイマの終了を判断する
。前記SIOの初期設定ではモータml及びm2、クラ
ッチc1及びC2、ソレノイド5LI−3L3はそれぞ
れオフ1犬態におかれる。
次に図23を参照してモードI、2動作ルーチンを説明
する。
図23のルーチンにおいては、まず5301で複写機側
より送られてくるモード信号がモード2か否かを判断し
、モード2であれば5302へ進む。5302では装置
100Bに設けられたシート受取部1にある搬入通紙セ
ンサSE4にて用紙の先端が検出されたか否かを判断し
、用紙先端が検出されていると5303でローラ12A
、62A、2LAを駆動するためにモータm2をオンし
、合成リターンパスを形成するため切換爪駆動ソレノイ
ドSLI、SL2をオンして切換爪4111431を図
3に示す位置T2、Q2に置き、合成動作を行っている
ことを表す合成フラグをrl。
にセットする。
次に5304でシート渡し部2に設けられたセンサSE
6にて用紙後端通過が検出されたか否かを判断し、用紙
後端が検出されると合成リターンパスを形成していた切
換爪411,431を初期の設定位置TI、Q2に戻す
ため5305で切換爪駆動ソレノイドSLI、SL2を
オフし、複写機」00Aへ再供給された用紙を排紙トレ
イ60に排出するための準備をする。
′次に8306でシート排出部6に設けられたセンサS
EIにて用紙の後端通過が検出されたか否かを判断し、
用紙後端が検出されると5307でタイマAをスタート
させて該用紙が確実に排出されるまでの時間モータm2
を駆動し、その時間(タイマA)が終了すると(330
8)同時に5309でモータm2をオフし、合成フラグ
を[0Jにリセットする。
前記ステップ5301で複写機側より送られてくるモー
ド信号がモード2でない場合、5310でモード信号が
モードlか否かを判断し、モードlであれば3311へ
進み、モードlでない場合はそのルーチンを終えメイン
ルーチンへリターンする。
5310でモードlの場合、5311へ進み、ここでシ
ート受取部lに設けたセンサSE4にて用1紙の先端が
検出されたか否かを判断する。用紙先端が検出されると
、該用紙を真っ直ぐ排紙トレイへ排出するために531
2でローラ12A、61Aを駆動するためモータm2を
オンするとともに排出動作中であることを表すための排
出フラグを「l」にセットする。
次に5313でセンサSElにて用紙の後端が検出され
たか否かを判断し、用紙の後端が検出されると用紙を確
実に排紙トレイ60へ排出するまでの時間(タイマB)
を経てから(3314,5315)、3316でモータ
m2をオフしてローラ12A、61Aを停止させるとと
もに排出動作が完了したので排出フラグを「0」にする
次に第24図(+)および(2)に基づいてモード3動
作ルーチンを説明する。なお、先述した速度関係Vl<
V2が得られるようモード3におけるモータmlの回転
数は設定されている。
先ずS4°O1で複写機100Aより送られてくるモー
ド信号がモード3か否かを判断する。モード3でないと
きはこのルーチンを終了する。
5401でモード3であるときは、5402でシート受
取部lに設けられた搬入通紙センサSE4にて用紙の先
端が検出されたか否かを判断する。
用紙先端が検出されると5403へ進み、ここで用紙を
シート保持部3へ導くために切換爪411を第3図に示
す位置T2へ配置するように切換爪駆動ソレノイドSL
Iをオンし、またローラ12Aを駆動するためにモータ
m2をオンし、さらにシート保持部3において巻取軸3
2ヘシート33を巻き取るためにソレノイドSL3をオ
ンしてギア列の噛み合わせをベルト巻取軸32を駆動で
きる状態とし、さらに現在収容動作中であることを表す
ために収容フラグをrl、にする。
次に3404でシート導入部4に設けられたセンサSE
2によって用紙の先端が検出されたか否かを判断し、用
紙が検出されると5405でタイマCをスタートさせ、
カウンタN(初期値O)をインクリメントする。 この
タイマCによる時間Tcは用紙先端がローラ44とロー
ラ47のニップ部に到達するまでの時間より短い。
次に5406にてタイマC終了か否かを判断し、終了が
判断されると8408でベルト駆動系のモータm1をオ
ンし、ローラ44を駆動するためにクラッチC2をオン
する。なおローラ44の駆動はモータm2をオンすると
ともにクラッチC2をオンすることで得られる。
次に8409でシート導入部4のセンサSE2によって
用紙後端が検出されたか否かを判断し、用紙後端が検出
されると5410へ進み、3405でカウントされた数
値Nと複写機側より送信される設定複写枚数を表す数値
N0とを比較しN=Noでないときは5411へ進む。
5411ではタイマDをスタートさせる。このタイマD
による時間TDによりシート保持部3のベルト巻取軸3
2上に巻き取る用紙間隔Lcを設定する。
5412ではタイマDが終了したか否かを判断し、終了
していると3413へ進み、ここで用紙をシート保持部
に巻き取り収容するための動作を停止させるためにモー
タm1及びクラッチC2ともにオフにする。
次に8414にて異常巻き取りセンサSE5による異常
検出又はセンサ37によるベルト33上のエンドマーク
の検出があったか否かを判断し、該検出があった場合に
は3418において装置100Bの動作をすべて停止さ
せるためにモータm2及び切換爪駆動ソレノイドSLI
をオフし、異常巻き取り動作であったことを意味する容
量オーバフラグを「1」にセットする。
前記5410で5405にてカウントされた数値Nと複
写機側より送信されてくる数値N0とが等しいと判断さ
れると、5415にてタイマEをスタートさせる。この
タイマ已による時間T、はシート保持部3へ収容される
べき紙のうち最終のものの後端が少なくともスクレーバ
381とベルト33とのニップ位置383(図3参照)
を通過するまでの時間である。
次に3416にてタイマEの終了が確認されると、シー
ト保持部3への用紙収容動作が完了したため5417に
てモータml、m2、切換爪駆動ソレノイドSLI、ク
ラッチC2をオフし、収容動作中であることを表す収容
フラグをrQ、にリセットし、タイマCフラグをrQ」
にリセットする。ギア列を駆動するソレノイドSL3も
オフする。
次に第25図(1)および(2)に基づいてモード4動
作ルーチンS50について説明する。なお、先述した速
度関係Vl>V2が得られるようモード4におけるモー
タm1の回転数は設定されている。
先ず5501にて複写機100Aから送られてくるモー
ド信号がモード4か否かを判断する。モード4でないと
きはこのル−チンを季冬了する。
S501でモード4であると、5502でプリントキー
スイッチに21のオンエツジがあったか否かを判断し、
オンエツジがあったときには5502′で再給紙フラグ
が「0」か否かを判断し、再給紙フラグがOの場合には
3503へ進む。5503では再給紙動作を行うため、
ローラ44及びローラ21Aを駆動するようにモータm
2、クラッチC2をオンし、巻取軸31上へのベルト巻
き戻しを行うためにモータmlをオンする。また現在再
給紙動作中(用紙繰り出し動作中)であることを表すた
めの再給紙フラグをrl、にセットする。なおローラ対
21A、21Bの駆動はモータm2を駆動することで得
られクラッチC1をオンすると停止する。
次に5504でシート導出部5に設けた通紙センサSE
3により繰り出し用紙後端が検出されたか否かを判断し
、用紙後端が検出されるとシート保持部3からの用紙繰
り出し動作を停止させるために5505でモータm1を
止めてベルト巻き戻しを止め、クラッチC2をオフして
ローラ44の駆動を停止する。そのときカウンタN(初
期値O)をインクリメントする。
次に8506でシート渡し部2におけるセンサSE6が
用紙後端を検出したか否かを判断し、用紙後端が検出さ
れると5507でタイマFをスタートさせる。こ°のタ
イマFの時間Trにより次の用紙の繰り出し再供給動作
を遅延させることができ、これによって複写機100A
へ再供給される用紙の間隔を広げ、もとの用紙間隔に戻
すことができる。
次に5508でタイマFが終了であると、そして550
9でタイマドフラッグが[l」であると、5510で再
び用紙の繰り出し再供給動作を行うためにモータm1と
クラッチC2をオンし、ベルト33の駆動とローラ44
の駆動を行い、タイマドフラグを[OJにリセットする
次に3511で、5505にてカウントされる数値Nと
複写機より発信される数値N0とを比較し、異なってい
る場合は5512へ進む。
5512では装置100B側のシート排出部6に設けら
れたセンサSEIにより用紙後端が検出されたか否かを
判断し、検出されると5513でカウンタN1をインク
リメントし、5514でその数値N1と本体複写機より
送信される数値N0とを比較し、等しくないときはその
ルーチンを終える。S 5’ l 4でN、とNoの数
値が等しい−と判断されると、設定複写枚数分両面コピ
ーがなされたことになるので、その用紙が排紙トレイ6
0へ確実に排紙されるように、その排紙に要する時間T
G (タイマGによる時間)を待って(S515.55
16及び5517)、551Bで装置100Bの動作を
停止させる。それと同時にシート保持部からの用紙繰り
出し再供給動作中であることを意味する再給紙フラッグ
をrQ、にリセットする。
また5511において8505にてカウントされる数値
Nが複写機より送信される数値N。と等しいと判断され
ると、設定複写枚数分の片面コピー済の用紙はすべて排
出されたことになるので、5520でベルト33に設け
られた初期位置を示すマークが検出されたか否かを判断
し、当該検出があると3521でシート保持部の動作を
停止させるためにモータm1をオフし、同時にローラ4
4を停止させるためにクラッチC2をオフする。
次に通信制御ルーチンS60について第26図を参照し
て説明する。
先ず5601において装置100Bが動作中であること
を示すフラグ、つまり排出フラグ、合成フラグ、収容フ
ラグ、再給紙フラグのすべてが「0」にリセットされて
いるかどうかを判断し、リセットされていると5602
へ進み、ウェイト状態フラグを「Ojにリセットする。
5601にて装置100Bが動作中であることを示すフ
ラグが一つでも「l」にセットされているときには、5
606へ進み、複写機より発信される信号状態がコピー
中か否かを判断し、コピー中であったときは5607で
5418にて出力される容量オーバフラグが「1」であ
るか否かを判断し、「1」でないときにはウェイト状態
フラグを「0コにリセットする。
8606における判断で複写中でないとき、又は容量オ
ーバフラグが「lJにセットされたときニハ、8608
でウェイト状態フラグを「1」にして5603へ進む。
5603ではCPIJIがらの信号があるかどうかを判
断し、あれば5604でその信号を受信し、5605で
CPUIへ信号を送信し、メインルーチンへリターンす
る。
なお前記モード3及びモード4における前記フローチャ
ートに従った複写用紙の動作、モータmL m2等の動
作等についてこれらをタイムチャートに表すと図27及
び図28に示すとおりとなる。
今、第27図において、先行する複写紙が複写機本体か
ら排出終了されてから、次の複写紙が排出開始されるま
での時間をT、とする。モータm1がオフ状態にあるこ
とにより複写紙がローラ44および47.44および4
8間に滞留している時間はT、−T、+T、で表される
。用紙滞留後の先行複写紙と次の複写紙との時間間隔は
T。
(Ts −To +Tc )=To −Tc <Tsで
あるので、複写紙収容時の用紙は間隔を詰めて収容され
ていく。巻き戻し時は、第28図に示されているように
、収容時の用紙先端と後端が入れかわり、タイマFを用
いモータmlのオンタイミングを制?Ilすることによ
り詰めて収容されていた用紙間隔を拡げて複写機本体に
送ることができる。
これらタイムチャートにおいて複写機100Aにおける
紙搬送速度は180mm/s e c、 、紙間隔Ls
=90mm、紙長さLp = 1.80+r+a+であ
る。
なお、前記実施例においては、両面複写モート時に複写
紙を巻き取り収容するものを示したが、合成複写モード
時にシート排出部で複写紙を反転(スイッチパック)さ
せて巻き取り収容することができるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によると、作像装置からシートを受け取ってシー
ト保持部に収容し、該シート保持部に収容したシートを
再び前記作像装置へ供給することができ、前記シート保
持部が、二つのベルト巻取軸間に張架されて前記巻取軸
に往復巻取りされるベルトを含み、前記ベルトを一方の
前記巻取軸に巻き取るとき、シートを該ベルトと共に該
巻取軸上に巻取り収容し、前記ベルトを他方の前記巻取
軸に巻き取るとき、前記一方の巻取軸上に収容された前
記シートを繰り出すことができるシート再供給装置にし
て、巻取り収容間隔を小さくしてシート保持部に巻取り
収容したシートを、拡大された間隔にて作像装置へ再供
給でき、従ってシート保持部においてシート間隔を詰め
て収容しても作像装置における円滑なシート処理を妨げ
ることがないシート再供給装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図から第28図は本発明の詳細な説明するためのも
ので、第1図は作像装置例としての複写機及びこれに付
設したシート再供給装置の内部構造を示す概略説明図、
第2図は複写機の操作パネルの平面図、第3図はシート
再供給装置の中央断面の概略図、第4図はシート保持部
の一部の斜視図、第5図はシート再供給装置の一部を手
前側板且つ複写機側から見た斜視図、第6図は一つの切
換装置の一部の分解斜視図、第7図は第6図の切換装置
の変形例の一部の斜視図、第8図は第6図の切換装置の
更に別の変形例の一部の斜視図、第9図はシート再供給
装置のローラ及びベルト駆動系の側面図、第10図はロ
ーラ駆動系の斜視図、第11図はベルト駆動系の斜視図
、第12図はシート再供給装置のジャム処理時のフレー
ム分解状体を示す説明図、第13図は複写機に対するシ
ート再供給装置及びソータの配置説明平面図、第14図
は複写機にシート再供給装置及びソータを付設した々き
の全体の大きさを示す説明図、第15(1)図は複写機
内の紙搬送間隔を示す図、第15(2)図はシート再供
給装置における紙収容間隔を示す図、第15 (3)図
はシート再供給装置のシート保持部へ紙を収容しつつあ
る状態の説明図、第16図はマイクロコンピュータを含
む制御部の説明図、第17図は複写機動作を制御するマ
イクロコンピュータCPUIによる市1■卸のメインル
ーチンのフローチャート、第18図は複写モード設定ル
ーチンのフローチャート、第19図は用紙選択ルーチン
のフローチャート、第20図はコピー 動作許可ルーチ
ンのフローチャート、第21a図はコピー動作ルーチン
のフローチャー1・、第21b図は通信制御ルーチンの
フローチャート、第22図はシート再供給装置動作を制
御するマイクロコンピュータCPU2による制御のメイ
ンルーチンのフローチャート、第23図はモートl、2
動作ルーチンのフローチャート、第24図(すおよび(
2)はモード3動作ルーチンのフローチャート、第25
図(1)および(2)はモード4動作ルーチンのフロー
チャート、第26図は通信制御ルーチンのフローチャー
ト、第27図はモード3に関するタイムチャート、第2
8図はモード4に関するタイムチャート、第29図は複
写機に対するシート再供給装置の好ましくない連結状態
の説明図、第30図はシート再供給装置を備えた複写機
の従来例の側面図、第31図はシート再供給装置の従来
例の説明図である。 100A・・・複写機、 100B・・・シート再供給装置、 1OOC・・・ソータ、 l・・・シート受取部、 2・・・シート渡し部、 3・・・シート保持部、 31.32・・・ベルト巻取軸、 33・・・ベルト、 4・・・シート導入部、 5・・・シート導出部、 6・・・シート排出部、 7・・・合成リターンパス部、 L・・・ベルト有効長さ、 L、・・・紙の搬送方向長さ、 L、・・・複写機におけろ紙搬送間隔、Lc・・・シー
ト保持部における紙収容間隔、N、・・・シート保持部
における収容可能紙枚数、CPUI・・・複写機制御用
マイクロコンピュータ、CPU2・・・シート再供給装
置制御用マイクロコンピュータ。 第 4A 図 第 図 第 1] 図 第 ]2 図 IUUじ S5 第19 図 第2ia図 第21b図 第 22図 第23 図 第24 図 第 図 第25 図 第26図 第29 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作像装置からシートを受け取ってシート保持部に
    収容し、該シート保持部に収容したシートを再び前記作
    像装置へ供給することができ、前記シート保持部が、二
    つのベルト巻取軸間に張架されて前記巻取軸に往復巻取
    りされるベルトを含み、前記ベルトを一方の前記巻取軸
    に巻き取るとき、シートを該ベルトと共に該巻取軸上に
    巻取り収容し、前記ベルトを他方の前記巻取軸に巻き取
    るとき、前記一方の巻取軸上に収容された前記シートを
    繰り出すことができるシート再供給装置において、前記
    シート保持部に収容された前記シートを巻取り収容間隔
    より拡大した間隔で前記作像装置へ供給するための手段
    を備えたことを特徴とするシート再供給装置。
JP63238328A 1988-09-22 1988-09-22 シート再供給装置 Pending JPH0286571A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63238328A JPH0286571A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 シート再供給装置
US07/410,733 US5028965A (en) 1988-09-22 1989-09-21 Copying system having a sheet refeed device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63238328A JPH0286571A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 シート再供給装置

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JPH0286571A true JPH0286571A (ja) 1990-03-27

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ID=17028575

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63238328A Pending JPH0286571A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 シート再供給装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110211897A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, sheet processing apparatus, and sheet winding device
JP2016003095A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 グローリー株式会社 紙葉類収納繰出装置および紙葉類処理方法
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