JPS63185767A - シ−ト収容装置 - Google Patents

シ−ト収容装置

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Publication number
JPS63185767A
JPS63185767A JP1777287A JP1777287A JPS63185767A JP S63185767 A JPS63185767 A JP S63185767A JP 1777287 A JP1777287 A JP 1777287A JP 1777287 A JP1777287 A JP 1777287A JP S63185767 A JPS63185767 A JP S63185767A
Authority
JP
Japan
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sheet
roller
paper
cassette
arrow
Prior art date
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Pending
Application number
JP1777287A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Matsuo
松尾 洋和
Hiroyasu Nagato
長門 宏泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/148,698 priority patent/US4905053A/en
Publication of JPS63185767A publication Critical patent/JPS63185767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り策上二皿里金里 本発明は、シート収容装置、例えば、複写機やプリンタ
等の作像装置本体にて画像を形成されたシートを一旦収
容する再給紙用のカセットや排紙トレイ等のシート収容
装置に関する。
来 ′とその問題克 従来、再給紙用のカセットでは、収容時のシートの整合
を行ない、かつ、再給紙時にシートの斜行を防止するた
め、シートの搬送方向側部を位置規制する側部規制板が
設置されている。そして、この種のカセットに収容され
たシートはそれまでの搬送途中である程度幅方向に搬送
ずれを生じている。従って、側部規制板がシートの幅寸
法と略等しい間隔で設置されていると、収容時にシート
の側部が側部規制板に接触し、紙詰まり等の不具合が生
じるという問題点を有している。
5 、ヴを解決するための手段 以上の問題点を解決するため、本発明に係るシート収容
装置は、シートの幅寸法と略等しい間隔の側部規制部材
を有するシート収容容器に送り込みローラ部材にてシー
トを1枚ずつ搬送・収容するシート収容装置において、
少なくとも一対の補助ローラをシート収容通路に対して
上下方向から、若干オーバーラツプさせて臨ましめたこ
とを特徴とする。
作用 以上の構成において、シートはシート収容容器に収容き
れる際、少なくとも一対の補助ローラに挾着きれ、該補
助ローラのオーバーラツプ分に応じて波形状に変形され
、シートの幅寸法が縮小されることとなる。従って、シ
ートがフラットな場合の幅寸法に略等しい間隔で設置さ
れている側部規制部材と収容途中にあるシート側部との
間に若干の余裕が生じ、シートがそれまでの搬送工程で
多少の横ずれを生じていても、シート側部が側部規制部
材に接触することはない。
表蓋」 以下、本発明に係るシート収容装置の一実施例を添付図
面に従って説明する。この実施例は、本発明を両面複写
を行なうための再給紙装置として適用したものである。
[以 下 余 白] [複写機の全体構成及び動作コ 第1図において、複写機本体(1)は据付は台(50)
上に再給紙通路ボックス(60)を介して設置され、略
中央部には感光体ドラム(10)が矢印(a)方向に一
定の周速度(V)で回転駆動可能に設置きれている。こ
の感光体ドラム(10〉の周囲には、メインイレーサク
11)、帯電チャージャ(12)、サブイレーサ(13
)、磁気ブラシ式の現像装置(14)、転写チャージャ
(15)、シート分離チャージャ(16)、ブレード方
式のクリーニング装置(17)が順次配置されている。
感光体ドラム(10)は表面に周知の感光体 層を設け
たもので、矢印(a)方向への回転に伴って、1回の複
写ごとに、メインイレーサ(11〉、帯電チャージャ(
12)、サブイレーサ(13)にて除電。
帯電、不要部分の除電をされ、光学系(20)による画
像露光を受け、その表面に静を潜像が形成きれ、現像装
置(14)にてトナー画像とされる。
光学系(20)は、原稿台ガラス(19)の下方で原稿
像を走査可能に設置したもので、露光ランプ(21)、
第1ミラー(22〉、第2ミラー(23)、第3ミラー
ク24)、投影レンズ(25)、第4ミラー(26)と
から構成されている。iS光ランプ(21)と第1ミラ
ー(22)とは一体的にブロック化され、感光体ドラム
(10)の周速度(V)(等倍・変倍に拘わらず一定)
に対して(V/m:mは複写倍率)の速度で矢印(b)
方向に移動可能である。第2ミラー(23)と第3ミラ
ー(24)とは一体的にブロック化きれ、(V/2m)
の速度で矢印(b)方向に移動可能である。なお、複写
倍率の変更に際しては、レンズ(25)が光軸上で移動
すると共に、第4ミラー(26)が移動かつ揺動して光
路を補正する動作を伴う。
複写用のシートは、複写機本体(1)の第1図中左側に
設けた固定式の自動給紙カセット(30)及び着脱式の
自動給紙カセット(35)内に収容きれており、いずれ
かの給紙ローラ(31)、 (36)が選択的に回転駆
動されることにより、1枚ずつ給紙される。
また、カセット(30)の上面は手差し給紙部(32)
ときれており、ここからシートを1枚ずつ給紙可能であ
る。カセット(30〉及びその手差し給紙部(32)か
ら給紙されたシートは搬送ローラ対(33)を通じてタ
イミングローラ対(40)まで搬送され、カセット(3
5)から給紙されたシートは直接タイミングローラ対(
40)まで搬送され、ここで一旦待機する。
複写シートはタイミングローラ対(40)にて前記感光
体ドラム(10)の表面に形成きれる画像と同期を7と
って転写部へ送り出されて感光体ドラム(10)に密着
し、転写チャージャ(15)のコロナ放電にてトナー画
像が転写きれ、分離チャージャ(16)の交流コロナ放
電とシート自身の腰の強きにて感光体ドラム(10)か
ら分離される。その後、シートはエアーサクション手段
(42)を備えた搬送ベルト(41)上に吸引されつつ
定着装置(43)へ送り込まれ、トナー画像の定着を施
きれ、排出ローラ対〈44〉から排出される。
一方、転写後の感光体ドラム(10)はクリーニング装
置(17) 、メインイレーサ(11)にてその表面に
残留するトナー及び電荷を除去され、次の複写工程に備
える。
ところで、前記給紙力セラh (30)、 <35)の
装着部にシートサイズ検出スイッチ(SWL)〜<5W
4) 。
(S讐6)〜(SW9)及びシート検出スイッチ(S譬
5)。
(SWIO)が設置されている。シートサイズ検出スイ
ッチ(SWI) 〜(SW4) 、 (SW6) 〜(
SW9)はカセット(30)。
(35)に設けた突起あるいは磁石等の配列に基づいて
オン、オフきれ、その動作状態にてカセット(30)、
 <35>自体の着脱及び装填されたシートのサイズを
4ビツトのコード型置にて判別する様になっている。ま
た、シート検出スイッチ<5W5)。
(SWIO)はカセット(30)、 (35)内のシー
トの有無を直接的に検出する。
[両面・合成ユニットの全体構成及び通紙形態]第1図
、第2図、第3図において両面・合成ユニット(70)
は、概略、第1の切換え爪(71)、第2の切換え爪り
75)とその周囲に位置してシート通路を構成する排出
ローラ(80)、(81) 、搬送ローラ(85)、(
86) 、ガイド板(90)、 (91)、 (95)
〜(98)、以下に詳述する再給紙装置(100)から
構成され、背部には複数のビン(291)及び図示しな
い排紙トレイを備えたソータ(290)が設置されてい
る。この両面・合成ユニット(70)は再給紙通路ポ・
Zクス(60)に取り付けた図示しないレール上に載置
され、複写機本体(1)に対して矢印(c)に離間可能
である。
第1.第2の切換え爪(71)、 (75)はソレノイ
ドのオン、オフにて支軸(72)、 (76)を支点と
して回動可能である0通常の複写モード(片面複写モー
ド)時において、第1の切換え爪(71)は図中実線位
置にセットされ、複写機本体(1)の排出ローラ対〈4
4)から排出されたシートは排出ローラ(80)。
(81)からソータ(290)に送り込まれる。両面複
写モードあるいは合成複写モード時において、第1の切
換え爪(71)は矢印(d)方向に回転し、シートをガ
イド板(91)、 (95)から搬送ローラ(85)、
 (86)にガイドする。
一方、両面複写モード時において、第2の切換え爪(7
5)は図中実線位置にセットされ、シートをガイド板(
95)、 (96)間から収容ローラ(160)  、
再給紙ローラ(170)ヘガイドする。シートはローラ
(160>、 (170)から以下に詳述するカセット
(110)へ収容される。設定枚数分のシートの収容が
完了すると、第3図に示す様に、カセット(110)の
底抜(120)が押し上げられ、シートは再給紙ローラ
(170)の矢印(e)方向への回転に基づいて1枚ず
つ再給紙され、給送ローラ(150)  、サバキロー
ラ(155)からガイド板(97)、 (98)を通じ
て再給紙通路ボックス(60)へ送り込まれる0合成複
写モード時において、第2の切換え爪(75)は矢印(
d)方向に回動し、シートを搬送ローラ(85)、 (
86)からガイド板(91)、 (97)を通じて再給
紙通路ボックスクロ0)へ送り込む。
再給紙通路ボックス(60)は、第1図に示す様に、搬
送ローラ対(61>、 (62)、 (63)とガイド
板(64)〜(67)にて構成きれ、再給紙きれたシー
トは搬送ローラ対(63)から複写機本体(1)のガイ
ド板(48>。
(49)を通じ、前記タイミングローラ対(40)まで
搬送される。
一方、以上の搬送通路にはシート検出センサ(SEL)
、 (SEA)、 (SE3)が設置されており、セン
サ(SEL)は排出ローラ(sO)、 (sl)から排
出されるシートを検出し、センサ(SE2)はカセット
(110)へ収容されるシートを検出し、センサ(SE
3)は再給紙通紙ボックス(60)へ送り出されるシー
トを検出する。
[ユニット内駆動系の構成コ 第4図、第5図において、両面・合成ユニット(70)
内の各種ローラはモータ(阻)にて回転駆動される様に
構成されている。支軸(82)は排出ローラ(81)を
支持し、支軸<87)は搬送ローラ(86)を支持し、
支軸(151)は給送ローラ(150)を支持し、それ
ぞれユニット(70)のフレーム(200)に軸受(2
01)。
(202)、 (203)を介して回転自在に装着され
ている。
支軸(82)、 (87)の端部にはスプロケット(2
06)。
(207)が固定され、支軸(151)の端部には電送
りラッチ(CLI )を介してスプロケット(208)
が取り付けられ、各スプロケット(206)、 (20
7)、 (208)とモータ(Ml)の出力用スプロケ
ット(205)にはローラチェーン(209)が張設さ
れている。従って、モータ(Ml)を起動することによ
り、排出ローラ(81)は支軸(82)と共に矢印(e
)方向に回転し、搬送ローラ(86)は支軸(87)と
共に矢印(0゛)方向に回転し、かつ、電磁クラッチ(
CLI )がオンすることにより給送ローラ(150)
は支軸(151)と共に矢印(e)方向に回転する。ま
た、排出ローラ(80〉と搬送ローラ(85)はローラ
(81)、 <86)の回転駆動に連動して従動回転す
る。
さらに、支軸(151)には軸受(152)を介してフ
レーム(175)の一端が回動自在に装着され、フレー
ム(175)の他端には軸受(179)を介して支軸(
171)が回転自在に装着されている。この支軸(17
1)は再給紙ローラ(170)を支持するもので、その
端部に固定したギヤ(212)はアイドルギヤ(211
)を介して前記支軸(151)に固定したギヤ(210
)に連結されている。従って、再給紙ローラ(170)
は給送ローラ(150)と同期して矢印(e)方向に回
転し、同時に収容ローラ(160)も従動回転する。
一方、第5図に示す様に、支軸(156)はサバキロー
ラ(155)を支持するもので、その端部には固定した
ギヤ(,15)はアイドルギヤ(214)を介して前記
支軸(151)に固定したギヤ(213)に連結されて
いる。従って、サバキローラ(155)は給送ローラ(
150)と同期して矢印(e)方向に回転する。
[カセット及びその装着部の構成コ 第6図ないし第10図において、カセット(110)は
略箱状をなし、概略、底抜(120) 、側部規制板(
130)、(130) 、後端規制板(140)にて構
成されている。底板(120)は後端に設けたヒンジ金
具<125)にて上下方向に回動自在に設置されている
。このカセット(110)はシートサイズごとに専用の
もので、規制板(130)、 (130)、 (140
>は各シートサイズに適合した位置に固定きれている。
また、カセット(110)に形成した開口(111)は
以下に説明する押上げ板(180)が入り込むためのも
の、開口(112)は底板(120)に形成した開口(
121) (第16図参照)と共に透過型フォトセンサ
(SE4>の光軸を通すためのものである。センサ(S
E4>はカセット(110)内でのシートの有無を検出
するために設置きれている。
カセット(110)を保持するホルダ(220)はフレ
ーム(200)、 (200)に固定され、カセット検
出スイッチ(S讐11)及び両側に弾性爪部(221)
、 (221)を有している。カセット(110)は第
6図中矢印(A)方向に挿入することにより、弾性爪部
<221)、 <221)が両側の凸部(113g)、
 (113a)を乗り越えて凹部(113b)、 (1
13b)に嵌合し、ホルダ(220)上に保持される。
このとき、カセット(110)の先端に設けた突起(1
15)がスイッチ(SWII)をオンし、カセット(1
10)の装着が検出される。
また、ホルダ(220)上にはリードスイッチ(S讐1
2)〜(SV40)、(S讐16)、前記カセット内シ
ート検出スイッチ(SE4>が設置きれている。リード
ス−1’ y ?(SV40)〜(SV40)はカセッ
ト(110)ノ底部に形成した四つの孔(116)に各
シートサイズに対応して嵌着きれたマグネット(108
)にてオン、オフされ、その動作状態にて装着されたカ
セット(110)が収容可能なシートサイズを4ビツト
のフード型置にて判別する様になっている。また、リー
ドスイッチ(SW16’)は底部に設けたマグネット(
109)にてオンきれ、装着されたカセット(110)
が両面複写用のカセットであることを検出する。
一方、第6図、第9図に示す様に、カセ・7ト(110
)の底板(120)の開口(122)が位置する部分に
は、矢印(g>、(g’)で示す通紙方向と平行に突条
(117)が設置されている。また、側部規制板(13
0)。
(130)の内側にはピン(131)、 (131)を
支点としてシート側部押さえレバー(132)、 (1
32)が回動自在に取り付けられている。第10図に示
す様に、シート(S、)はカセット(110)に収容さ
れると、中央部分は突状(117)にて持ち上げられ、
両側部分は押さえレバー(132)、 (132)にて
押さえられ、いわば収容方向中央部を頂点とするなだら
かな山形となり、収容方向に対して腰の強さを補強きれ
た状態となる。
通常、定着装置(43)を通過したシート(s)は、第
22図に示す様に、上向き又は下向きにヒートカールす
る。上向きにヒートカールしたシート(S)は、第23
図に示す様に、後端規制板(140)を乗り越えるおそ
れを有する。また、下向きにヒートカールしたシート(
S〉は、第24図に示す様に、再給紙時に再給紙方向先
端が再給紙口−ラ(170)に届かなかったり、あるい
は後端規制板(140)の下端にもぐり込んだりして、
再給紙ミスが発生するおそれを有する。しかし、本実施
例の如く、収容きれたシート(Sりに対して収容方向に
対して腰の強さを補強することにより、この様な不具合
を除去できる。また、側部規制板(130)はシートサ
イズに応じた位置で固定されており、押さえレバー(1
32)はこの側部規制板(130)に取り付けられてい
ることから、シートサイズごとに別途位置決めして取り
付ける必要はない。
[再給紙ローラの構成及びシート収容、再給紙動作] 本実施例において、再給紙ローラ(170)はシートを
カセット(110)へ収容する送り機能とカセット(1
10)から送り出す再給紙機能とを兼用する様に構成さ
れ、収容時には第11図に示す様に下段に位置し、再給
紙時には第12図に示す様に上方に押し上げられた底板
(120)にてシート(S)を介して上段に位置する。
即ち、再給紙ローラ(170)は前述の如く給送ローラ
(150)の支軸(151)に回動自在に支持されたフ
レーム(175)に支軸(171)を介して装着され、
収容ローラ(160)はフレーム(175)と一体に形
成した上フレーム(176)に回転自在に装着されてい
る。なお、フレーム(175)の平面部(175a)と
上フレーム(176)とは収容時のシートガイド板とし
ても機能する。フレーム(175)はローラ(160)
、 (170)の自重で支軸(151)を支点として常
時下方へ付勢され、この付勢力は上フレーム(176)
の端部に設けた弾性片(177)が前記ガイド板(95
)の下端に当接することにより規制される(第11図参
照)。
シート収容時において、再給紙ローラ(170)はこの
様に規制された下段に位置し、カセット(110)の前
規制板(110a)の上端と(B)だけ部分的にオーバ
ーラツプしている。
オーバーラツプ部分(B)を設けたのは、カセット(1
10)に収容きれたシートが再給紙方向[矢印(g’)
]に移動してサバキローラ(155)の近傍まで突出す
ることを再給紙ローラ(170)で阻止するためである
。シートはカセット(110)への収容完了時にカール
等の原因で再給紙方向に移動する場合があり、このとき
移動方向先端がカセ・7ト(110)の前規制板(11
0a)を乗り越えるおそれがある。この様なシートの移
動はオーバーラツプ部分(B)を有する再給紙ローラ(
170)で防止できる。なお、このオーバーラツプ部分
(B)は零であっても同様の効果を奏する。
また、前規制板(110a)の上端には、第7図に示す
様に、再給紙ローラ(170)に対応する箇所に切欠き
(114)が形成され、カセット(110)の着脱時に
前規制板(110a)が再給紙ローラ(170)と衝突
しない様になっている。
一方、再給紙時においては、第12図に示す様に、押上
げ板(180)が以下に詳述する押上げ機構(230)
のモータ(M2)にて支軸(181)を支点として上方
に回動すると共に底板(120)が上方に押し上げられ
、底板(120)上に収容されたシートが再給紙ローラ
(170)に圧接する。このとき、再給紙ローラ(17
0)と共にフレーム(175)  、収容ローラ(16
0)も上方に押し上げられる。押上げ板(180)によ
る底板(120)  、再給紙ローラ(170)の押し
上げは、上フレーム<176)の突片(176a)がフ
ォトセンサ(SE5)の光軸を解放し、センサ(SE5
)からの信号にてモータ(M2) (第16図参照)を
オフすることにより停止される。
その後、複写機本体(1)から裏面複写開始信号が発せ
られると、前記クラッチ(CLI)がオンされて再給紙
ローラ(170)が矢印(e)方向に回転駆動され、シ
ートは最上層から1枚ずつ矢印(g′)方向に再給紙さ
れる。同時に、給送ローラ(150)  、サバキロー
ラ(155)も矢印(e)方向に回転し、シートを1枚
ずつ再給紙通路ボックス(60)へ送り出す。
再給紙きれたシートの先端が搬送ローラ対(61)に挟
着されると、クラッチ(CLI)がオフきれ、ローラ(
170)、 (150)、 (155)の回転駆動が停
止される。
もっとも、ローラ(170)、 (150)には図示し
ないワンウェイクラッチが内蔵されている。従って、そ
れらの回転駆動が停止されてもシートは搬送ローラ対(
61)による搬送力で搬送され、ローラ(170)。
(150)はワンウェイクラッチの作用で従動回転する
各ローラ(170)、 <150)、 (155)に対
する回転駆動の停止は、再給紙されたシートの先端がボ
ックス(60)内のセンサ(SE3)にて検出され、こ
こからシートの先端が搬送ローラ対(61)に挾着され
るまでの時間にセットきれたタイマがタイムアツプする
ことにより前記クラッチ(CLI)をオフして行なわれ
る。
再給紙されたシートの後端がセンサ(SE3)にて検出
された後、再度クラッチ(CLI)がオンされて各ロー
ラ(170)、 (150)、 (155)が回転駆動
され、次のシートが再給紙される。
以下、同様の手順でカセット(110) ’内のシート
が再給紙され、シートが減少して上面レベルが低下する
と、前記上フレーム(176)の突片(176a)がフ
ォトセンサ(SE5)の光軸を遮断し、その信号にてモ
ータ(M2)が起動して押上げ板(1aO)が上動し、
再給紙時におけるシートの上面レベルを常に一定に保持
する。この様に、シートの上面レベルがシート収容残量
に拘わりなく常に一定に保持きれることで、再給紙時に
おけるシート再給紙高さがサバキローラ(155)等に
対して常に一定の位置関係に維持きれる。しかも、再給
紙ローラ(170)のシートに対する圧接力も常時一定
に維持きれることとなる。
[再給紙ローラ部と収容ローラ部の構成及び作用]第1
0図において、再給紙ローラ(170)の支軸(171
)には再給紙ローラ(170)を中心として略等間隔に
下部補助ローラ(172)が固定されている。
収容ローラ(160)は中央部で再給紙ローラ(170
)に圧接し、その左右には下部補助ローラ(172>と
軸方向に僅かな間隔を保って上部補助ローラ(162)
が上フレーム(176)に回転自在に設置されている。
下部補助ローラ(172)の直径(d)は再給紙ローラ
(170)の直径(D)より小さく、補助ローラ(17
2)。
(162)は(Δd)だけオーバーラツプしている。従
って、カセット(11″0)への収容途中にあるシート
(s+)は、中央部分をローラ(160)、 (170
)に挾着されると共に側部を補助ローラ<162)、 
(172)で挾着きれて波形状に変形きれ、収容搬送方
向に腰を付けられ、ヒートカールによる収容不良を未然
に防止きれる。
また、側部規制板(130)、 (130)の間隔(1
)は、各シートサイズに対応した寸法とされ、例えばA
4サイズであれば約297mmである。しかし、シート
は複写機本体(1)から排出されて再給紙装置(100
)まで搬送されてくる間にある程度幅方向にずれが生じ
る可能性がある。従って、本実施例の如く、収容時にお
いてシート(S、)に収容方向の腰を付けてその幅寸法
をく2.)とすれば、フラットな場合の幅寸法(り)に
対して両側それぞれで(A2)だけ余裕が生じ、多少の
横ずれを生じているシートであっても側部規制板(13
0)、 (130)に接触することなくカセット(11
0)に収容可能である。
ところで、上部補助ローラ(162)の支軸(163)
と収容ローラ(taO)の支軸(161)とは独立して
上フレーム(176)上に設置されている0例えば、ロ
ーラ(160)、 (162)を同一軸に配設すると、
厚紙等の腰の強いシートが搬送される場合、補助ローラ
(162)、 (172)のオーバーラツプ量(Δd)
の存在により、収容ローラ(160)の圧接力がシート
の腰に負けて収容ローラ(160)が浮き上がってしま
い、搬送力が低下することとなる。しかし、本実施例の
如く、ローラ(160)、 (162)の支軸<161
 )、 (163)を別体に独立させることにより、シ
ートに腰を付け、かつ、十分な搬送力を確保できる。な
お、収容途中のシー)−(51)に腰を付けるのは専ら
補助ローラ<162)、 <172)の作用である。
また、前述の如く、再給紙ローラ<170)の直径(D
)は下部補助ローラ(172)の直径(d)よりも大き
く、再給紙時においては再給紙ローラ(170)のみが
シート上に中央部で圧接して搬送力を付与する。これに
て再給紙時におけるシートの斜行が防止される。なお、
再給紙ローラ(170)は1個ではなく、2個以上に分
割されていてもよい。
[後端規制板の構成及び作用コ 本実施例において、再給紙ローラ(170)はシートの
収容と再給紙との両機能を兼用している。そこで、第1
5図に示す様に、再給紙ローラ(170)は再給紙時に
は底板(120)にて押し上げられたシ−トの先端と接
触する必要があるため、カセット(110)の前規制板
(110g)から距離(Lりの位置に設定されている。
また、後端規制板(140)までの距離(L>はシート
の長さと略等しく設定されている。
従って、第13図に示す様に、再給紙ローラ(170)
から後端規制板(140>までの距!(Ll)は距離(
L)よりも短くなる。シートが薄紙等の腰の弱いもので
あれば、収容方向先端が後端規制板(140)に当接し
た時点からシート自体がループし、収容が可能である。
しかし、厚紙等の腰の強いシートや本実施例の如く前記
補助ローラ(162)、 (172)及び前記突条(1
17)  、押さえレバー(132)、 (132)で
腰を付けられたシートでは再給紙ローラ(170)と収
容ローラ(160)とのニップ部を抜けた時点で停止し
てしまい、カセット(110)内には収容不能となる。
そこで、本実施例では後端規制板(140)を揺動自在
に支持すると共に再給紙方向(g′)にばね付勢する構
成とした。
即ち、第9図、第13図〜第15図において、後端規制
板<140)はカセット(110)内に固定した保持板
(141)に支軸(142)を支点として揺動自在に装
着され、支軸(142)に巻回したねじりフィルばね(
143>にて矢印(h)方向に付勢され、後端規制板(
140)の下端が保持板<141>の下端部に設けた弾
性ストッパ(144)に当接することにより、距離(L
)、<L、)を保って位置決めされている。
シート収容時にあっては、第14図に示す様に、シー1
−<51)の収容方向先端が後端規制板<140>に当
接すると、後端規制板(140)はねじりコイルばね(
143)のばね力に抗して矢印(h)とは反対方向に揺
動し、前記距離(Ll)より長い収容スペースを確保す
る。シート(s+)の後端がローラ(160)、 <1
70)間を抜けて底抜(120)上に落ち込むと、後端
規制板(140)がねじりコイルばね(143)のばね
力で矢印(h)方向に揺動し、シート(S、 )を既に
収容きれているシート(Sりの位置に載積収容されてい
く。
なお、シートの収容方向(g)に対する腰が弱ければ、
ねじりフィルばね(143)のばね力に抗して後端規制
板(140>を揺動許せることはできない。
しかし、本実施例では収容時にシートは前記突条(11
7)と両側の押さえレバー(132)、 (132)と
で収容方向(g)の腰を付けられていることから、後端
規制板(140)に対する十分な押付は力が得られる。
[サバキローラの接離機構及び動作コ カセット<110)に対するシート収容時には、前述の
如く、電磁クラッチ(CLI)がオンされ、再給紙ロー
ラ(170)は回転駆動きれる。同時に、給送ローラ(
150)  、サバキローラ(155)も矢印(e)方
向に回転駆動きれることから、そのままでは両ローラ(
150)、 (155)の摩耗が助長きれ、再給紙時で
のサバキ性の低下を招来する。そこで、本実施例では、
シート収容時には両ローラ(150)、 (155)の
圧接回転は不必要であることから、底板(120)の押
上げ機構(230)を利用してサバキローラ(155)
を給送ローラ(150)から離間きせて摩耗の進行を極
力防止する様にした。
即ち、第11図、第12図、第16図に示す様に、サバ
キローラ(155)はその支軸(156)を介してサバ
キフレーム(157)に装着きれている。サバキフレー
ム<157)はガイド板(98)に支軸(15B)を支
点として回動自在に取り付けられ、引っ張りコイルばね
(159)にて矢印(i)方向に付勢されている。また
、サバキフレーム(157)の下端突片(157a)は
押上げ板(180)の背部に当接可能である。
従って、第11図に示す様に、シート収容時に押上げ板
(180)が略水平状態に位置しているとき、サバキフ
レーム(157)は突片(157a)が押上げ板(18
0)の背部に当接して矢印(i)方向の回動を阻止きれ
、サバキローラ(155)は給送ローラ(150)から
離間している。一方、再給紙時に押上げ板<180)が
押上げ機構(230)にて上方に回動すると、サバキフ
レーム(157)に対する規制が解除され、引っ張りフ
ィルばね(159)のばね力でサバキローラ(155)
が給送ローラ(150)に圧接することとなる(第12
図参照)。
また、サバキローラ(155)はこの様に上下方向に移
動するため、その支軸(156)は、第17図に示す様
に、2本に分割きれてフレキシブルジヨイント(154
)にて連結され、回転力の伝達に支障を来さない様にさ
れている。
[押上げ機構、解除機構の構成及び動作コ第16図、第
18図に示す様に、底板(120)の押上げ機構(23
0)は、前述の押上げ板(180)と、セクタギヤ(2
31)と、取付は板(235)と、モータ(M2)と、
減速ギヤ機構(240)とで構成きれている。
セクタギヤ(231)は扇形の外周面に歯部を形成した
もので、押上げ板(180)と支軸(181)を介して
一体的に設置きれ、引っ張りコイルばね(232)にて
矢印(j>方向に付勢され、この付勢力はセクタギヤ(
231)の側部がストッパ(233)に当接することに
より規制されている。
取付は板(235)は筒状の軸受は部(236)をフレ
ーム(200)に固定した支軸(204)に遊嵌するこ
とにより該支軸(204)を支点として回動自在に装着
され、引っ張りフィルばね(237)にて矢印(p>方
向に付勢されている。また、取付は板(235)の右下
部に固定した解除ビン(238)はフレーム(200)
に形成した図示しない孔から、第6図に示す様に、カセ
ットホルダ<220>内に突出し、第8図に示したカセ
ット(110)の傾斜面(113c) 、側部下面(1
13d) 、切欠き(113e)と係合可能である。
モータ(M2)は取付は板<235>の上面に設置され
、取付は板(235)と減速ギヤ機構(240)とで一
つのユニットを形成している。減速ギヤ機構<240>
は小径ギヤ部と大径ギヤ部とから減速ギヤ(242)。
(243)、 (244)にて構成され、初段の減速ギ
ヤ(242)の大径ギヤ部はモータ(M2)の出力用つ
オームギヤ(241)と噛合している。最終段の減速ギ
ヤ(244)の小径ギヤ部は、引っ張りコイルばね(2
37)による矢印(p)方向への付勢力にてセクタギヤ
(231)と噛合可能である。
一方、解除機構(250)は、ソレノイド(SL2)と
、レバー(255)と、解除レバー(260)とで構成
され、ソレノイド(SL2)は前述の第2の切換え爪(
75)の切換え手段をも兼用している。即ち、ソレノイ
ド(SL2)のプランジャ(251)はオフ状態におい
て外方に突出しており、ワイヤ(252)を介してレバ
ー<255)と連結啓れている。レバー(255)は第
2の切換え爪(75)の支軸(76)の端部に固定され
、引っ張りフィルばね(256)にて第2の切換え爪(
75)と共に支軸(76)を支点として矢印(q>方向
に付勢されている。解除レバー(260)は支軸(26
1)を支点として回動自在に取り付けられ、自重にて矢
印(r)方向に付勢状態にあり、先端はレバー(255
)の突片(255a)に当接可能とされ、下端は前記取
付は板(235)の側部に当接可能である。
次に、以上の構成からなる押上げ機構(230)と解除
機構<250)の動作について説明する。
初期状態において、ソレノイド(SL2)はオフ状態に
あり、第18図に示す様に、プランジャ(251)は上
方に突出し、レバー(255)は矢印(q)方向に回動
し、第2の切換え爪(75)は第11図中実線位置にセ
ットされている。また、解除レバー(260)は矢印(
r)方向に回動し、その下端は取付は板(235)の側
部から離間している。取付は板(235)は引っ張りコ
イルばね(237)のばね力で矢印(p)方向に付勢さ
れ、第18図に示す様に、カセット(110)が装着状
態にあるとき、解除ビン(238)はカセット(110
)の切欠き(113e)に入り込み、最終段の減速ギヤ
(244)の小径ギヤ部がセクタギヤ(231)と噛合
している。セクタギヤ(231)は初期状態では引っ張
りフィルばね(232)にて矢印(j>方向に回動し、
押上げ板<180)も略水平に位置している。そして、
サバキフレーム(157)は突片(157a)が押上げ
板(180)の背部で押圧されて矢印(i)とは反対方
向に付勢され、サバキローラ(155)は給送ローラ(
150)から離間している。この様に、押上げ板(18
0)がサバキフレーム(157)を矢印(i)とは反対
方向に付勢するため、セクタギヤ(231)の引っ張り
フィルばね(232)のばね力はサバキフレーム(15
7)の引っ張りフィルばね(159)のばね力よりも大
きく設定されている。
両面複写モード時において、表面に複写きれたシートを
カセット(110)に収容する際にはこの様に第18図
に示した状態で行なわれる。カセット(110)へ設定
枚数分のシートが収容きれた後、押上げ信号が発せられ
ると、モータ(M2)がオンされ、その回転駆動力は減
速ギヤ機構(240)を介してセクタギヤ(231)に
伝達される。これにて、第19図に示す様に、セクタギ
ヤ(231)は矢印(j)とは反対方向に回動し、同時
に押上げ板(180)も上方に回動し、底板(120)
を押し上げると共にサバキフレーム(157)が追随し
て矢印(i)方向に回動し、サバキローラ(155)が
給送ローラ(150)に圧接する。底板(120)上に
収容きれたシートは再給紙ローラ(170)に圧接し、
第12図で示した様に、上フレーム(176)の突片(
176a)がセンサ(SE5)の光軸を解放するとモー
タ(M2)がオフされ、その後再給紙開始信号にて再給
紙ローラ(170)等が回転駆動されることによりシー
トが1枚ずつ再給紙きれ、シートの上面レベルは常時セ
ンサ(SE5)にて検出され、上面レベルが低下するご
とにモータ(M2)が回転駆動され、セクタギヤ(23
1)  、押上げ板(180)が上方に回動することと
なる。
カセット<110>内のシートが全て再給紙されたこと
がセンサ(SE4)にて検出されると、第20図に示す
様に、ソレノイド(SL2)がオンきれ、プランジャ(
251)が後退することにより、レバー(255)が引
っ張りコイルばね(256)のばね力に抗して矢印(q
>とは反対方向に回動すると共に、解除レバー (26
0)が矢印(r)方向とは反対方向に回動する。
このとき、解除レバー(260)の下端が取付は板(2
35)の側部を押圧し、取付は板(235)は引っ張り
コイルばね(237)のばね力に抗して支軸(204)
を支点として矢印(p)とは反対方向に回動する。
そして、減速ギヤ(244)の小径ギヤ部がセクタギヤ
(231)から離間し、セクタギヤ(231)は引っ張
りコイルばね(232)のばね力にてストッパ(233
)に当接するまで矢印(j)方向に回動する。同時に、
押上げ板(180)も下方に回動し、底抜(120)の
押上げを解除する。
一方、押上げの解除はカセット(110)の着脱によっ
ても行なわれる。第21図に示す様に、カセット(11
0)を矢印(A゛)方向に引き抜くと、解除ビン(23
8)がカセット(110)の下面(113d)にて押し
下げられ、取付は板(235)が支軸<204>を支点
として矢印(p)とは反対方向に回動すると共に、減速
ギヤ(244)の小径ギヤ部がセクタギヤ(231)か
ら離間する。また、力カット(110)を装着する際に
は、ビン(238)がまずカセット(110)の傾斜面
<113c)にガイドされて下面(113d)にて押圧
され、同様に押上げが解除される。
なお、ソレノイド(SL2)をオンすることによる押上
げ解除は再給紙終了時以外に、再給紙装置(100)内
で紙詰まりが発生した場合にも行なわれる。
[紙詰まり処理コ 次に、収容・再給紙ユニット<70〉内で紙詰まりが発
生した場合の処理について説明する。
再給紙装置(100)内での紙詰まりはカセット(11
0)を引き抜くことにより、紙詰まりシートを除去する
。即ち、カセット(110)を引き抜くと、前述の如く
、押上げ板<180)の下方への復帰に連動してサバキ
フレーム(157)が矢印(i)とは反対方向に回動し
、サバキローラ(155)が給送ローラ(150)から
離間する。これにて紙詰まりシートをローラ(150)
、 (155)間から容易に除去可能となる。
また、第2図に示す様に、搬送ローラ(85)、 (8
6)の周辺で紙詰まりが生じた場合には、ユニット(7
0)を矢印(c)方向に図示しないレール上をスライド
移動させ、ガイド板(91)を支軸(92)を支点とし
て矢印(s)方向に回動させ、通紙路を開放することに
より紙詰まりシートを除去する。
[操作パネル] 第25図に示す操作パネル(300)は、複写機本体り
1)の上前面部に設置され、複写動作を開始させるため
のプリントキー(301) 、連続複写動作を一時中断
させるための割込みキー(302) 、複写動作を停止
させたり置数を解除するためのクリア/ストップキー(
303)、「O」〜r9」マテノテンキー(304) 
、複写の設定枚数や複写機の状態を表示するだめの表示
部(305) 、複写モード選択キー(306)、複写
倍率選択キー(307) 、給紙用シート選択キー(3
08)等が設置きれている。これらの各選択キー(30
6)、 (307)、 (308)は1回オン操作する
ごとに、その下部に設置した表示手段(LEDI)〜(
LED3)、(LED4)〜(LEDIO)、(LED
ll)〜(LEDI6)が点滅し、選択きれたモードを
表示する0例えば複写モード選択キー(306)は1回
オン操作するごとに片面−両面→合成の各モードが順次
選択され、(LEDI )〜(LED3)が順次点灯さ
れる。
[制御回路] 第26図は制御回路を示し、制御の中心となるマイクロ
コンピュータ(CPU)にはスイッチマトリックス(3
10)が接続され、表示部<305)はこのマトリック
ス(310)’ 、デコーダ(311)を介して(CP
U)に接続されている。また、(CPtJ)の出力端子
には複写機本体(1)のメインモータ等及び第1の切換
え爪(71)の駆動用ソレノイド(SLI) 、第2の
切換え爪(75)の駆動用及び解除機構(250)の駆
動用ソレノイド(Sl2)等が接続きれている。
[制御手順] 第27図はマイクロコンピュータ(CPtJ)のメイン
ルーチンを示す。
(CPU)にリセットが掛かり、プログラムがスタート
すると、ステップ(Sl)ではランダムアクセスメモリ
(RAM)のクリア、各種レジスタのイニシャライズ及
び各装置を初期モードにするための初期設定を行なう。
ここで、以下のステップで使用きれるフラグについて説
明する。コピーフラグ(Fo)は「0」のとき複写受付
は可能状態を指示し、′1゜のとき複写動作中であるこ
とを指示する。片面フラグ(Fl)は「O」のとき片面
複写モードを指示し、「1」のとき両面複写モード又は
合成複写モードを指示する。両面フラグ(F、)は「O
Jのとき両面複写モードを指示し、「1」のとき合成複
写モードを指示する。
次に、ステップ(S2)ではメインタイマをセットする
。このメインタイマはメインルーチンの所要時間を定め
るもので、その値は予めステップ(Sl)の初期設定で
セットされ、各サブルーチンで使用されるタイマの基準
ともなる。
ステップ(S3〉ではキー人力処理のサブルーチンを実
行する。ここでは、前記操作パネル(300)上の各種
キーからの入力を処理すると共に、給紙カセット(3o
)、<35>に装填されているシートサイズや再給紙用
のカセット(110)のサイズ等を(RAM)に格納す
る処理を行なう。
ステップ(S4)では複写モード切換え処理のサブルー
チンを実行する。このサブルーチンの詳細は以下に説明
する。
ステップ(S5)では複写スタート処理のサブルーチン
を実行する。ここではプリントキー(301)のオンに
基づいて複写動作をスタートさせる処理を行なう。
次に、ステップ(S6)でコピーフラグ(F、)が「1
゜か否かを判定し、YESであれば即ち複写動作状態に
あればステップ(S7)で複写処理のサブルーチンを実
行してステップ(S8)へ進む。ステップ(56)でN
Oであれば即ち待機状態であればステップ(58)へ進
む。ステップ(S8〉ではメインタイマの終了を待って
前記ステップ(S2〉へ戻る。
第28図は前記ステップ(S4)で実行きれる複写モー
ド切換え処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(510)でコピーフラグ(F、)が「
O」か否かを判定し、NOであれば即ち複写動作状態に
あれば直ちにこのサブルーチンを終了する。
YESであれば即ち待機状態であれば、ステップ(51
1)で複写モード選択キー(306)がオンか否かを判
定し、Noであれば直ちにこのサブルーチンを終了し、
YESであればステップ(512)で片面フラグ(Fl
)が「0」か否かを判定する。YESであれば即ちこの
とき通常の片面複写モードが選択されていれば、ステッ
プ(513)で片面フラグを「1」にセットすると共に
両面フラグ(Fりを10」にリセットし、両面複写モー
ドに設定する。
次に、ステップ(514)で複写に際して選択されてい
るシートサイズと再給紙装置(100)に装着されてい
るカセット<110)のサイズが同じか否かを判定する
。YESであれば両面複写表示手段(LED2)をオン
する。ステップ(514)でNOであれば即ちカセット
(110)のサイズが複写に選択きれたシートサイズと
合致しなければ、ステップ(516)で複写禁止信号を
出力し、ステップ(517)で両面複写表示手段(LE
D2)をブリックきせて警告する。
一方、前記ステップ(512)でNoと判定きれると、
即ち、片面フラグ(Fl>が「1.の場合はステップ(
51B)で両面複写モード又は合成複写モードでの第2
面での複写待機中でないか否かを判定する。
NOであれば即ち待機中であればこのサブルーチンを終
了し、YESであれば即ち待機中でなければ、ステップ
(519)で両面フラグ(F、)が10」か否かを判定
する。YESであれば即ちこのとき両面複写モードが選
択されていれば、ステップ(520)で両面フラグ(F
、)を「1」にセットして合成複写モードに設定し、ス
テップ(521’)で合成複写表示手段(LED3)を
オンする。ステップ(519)でNOであれば即ちこの
とき合成複写モードが選択されていれば、ステップ(5
22)で片面フラグ(Fl)、両面フラグ(F、)を「
O」にリセットして片面複写モードに設定し、ステップ
(523)で片面複写表示手段(LEDI)をオンする
即ち、以上の制御手順によれば、両面複写モード選択時
に、第1面複写のために選択されたシートサイズと再給
紙用カセット(110)のサイズを比較し[ステップ(
514) ]、同じであれば両面複写を許可し[ステッ
プ(515) ]、異なれば複写動作を禁止すると共に
同面複写表示手段(LED2)をフリックさせて警告を
発する[ステップ(516)、 (517)]。
従って、給紙サイズと収容サイズの相違による再給紙装
置(100)での紙詰まり等が未然に防止きれる。この
場合、オペレータが給紙サイズを変更するか、カセット
<110)を給紙サイズと同じサイズのものに変更する
ことにより両面複写が可能となる。
なお、給紙サイズとカセット(110)のサイズが異な
っているときには、カセット(110)と同サイズのシ
ート表示手段(LEDII)〜(LEDI6)のいずれ
かをフリックさせ、オペレータに選択すべき給紙サイズ
を告知させる様にしてもよい。あるいは、給紙サイズと
同じサイズのカセット(110)に交換する旨の警告嚢
示を行なう様にしてもよい。
また、複写機本体(1)に複数の給紙部が設置されてい
るのであれば、両面複写モードが選択されたときに、装
着されている再給紙用カセット(110)と同じサイズ
のシートが収容きれている給紙カセット(30)、 (
35)を自動的に選択する様にしてもよい。
[その他の実施例] [i]両面・合成ユニットの組合わせ 第、29図に示す様に、以上の実施例において、両面・
合成ユニット(70)は、切換え爪(71)、 (75
)等を含む搬送ブロック(F)と、カセット(110)
等を含む再給紙ブロック(Gl〉とに分割可能である。
一方、第30図は前記搬送ブロック(F)にスイッチバ
ック用のローラ対(190)  、ガイド板(191)
(192)等を設けたいまひとつの再給紙ブロック(G
2)を取り付けた形態を示す。この再給紙ブロック(G
、)は両面複写モード時には、第2の切換え爪(75)
が図中実線位置にセットされ、シートは一旦ローラ対(
190)で矢印(s)方向に搬送された後、ローラ対(
190)の逆転又前記再給紙通路ボックス(60)に送
り出される。合成複写モー1時には第2の切換え爪(7
5)が矢印(d)方向に回動し、シートは直ちに再給紙
通路ボックス(60)に送り込まれる。
従って、第31図に示す様に、再給紙ブロック(Gl 
)、 (Gりをそれぞれ準備しておけば、搬送ブロック
(F)に対してユーザーの希望に応じて適宜組み合わせ
ることが可能となる。
[iコシート収容時におけるシートの腰付はカセット(
110)に対するシート収容時において、前記実施例で
は第10図に示した様に、補助ローラ(162) 、 
(172)を設け、シー’t−(s+ )に収容方向の
腰を付け、かつ、シート幅寸法(11)をフラットな状
態の幅寸法(工)よりも短くしている。
同様の結果は、第32図に示す様に、収容ローラ(16
0)と再給紙ローラ(170)の両側にガイド板(16
5)、 (166)を設置し、カセット(110)に収
容途中にあるシート(S、)をこのガイド板(165)
、 (166)間を通過させることで達成することも可
能である。
[i]押押上機構 第33図、第34図、第35図は底抜(120)の押上
げ機構の変形例を示す。ここでは、押上げ板(180)
による押上げの解除機能をも有し、前記解除機構(25
0)は不要である。なお、各図とも前記実施例と同一部
材には同一符号が付きれている。
即ち、押上げ用モータ(M2’)として正逆回転可能な
モータを使用し、このモータ(M2’)にてセクタギヤ
(231)を直接上下方向に回動させ、セクタギヤ(2
31)の復帰をマイクロスイッチ(SV40)にて検出
する様に構成した。
シート押上げ時には、モータ(M2’)を正転きせてセ
クタギヤ(231)と共に押上げ板(180)を矢印(
j)とは反対方向に回動させ、前記レベル検出センサ(
SE5)からの信号でモータ(M2’)の正転を停止さ
せる。押上げを解除するには、モータ(M2’)を逆転
させる。これにて、セクタギヤ(231)、押上げ板(
180)が矢印(j)方向に回動し、押上げを解除する
。モータ(M2’)の逆転はスイッチ(SW17)がセ
クタギヤ(231)の下限復帰を検出した信号にて停止
される。
なお、この変形例にあっても、カセット(110)の着
脱時に取付は板(235)のピン(238)がカセット
(110)の下面(113d)と係合して取付は板(2
35)が支軸(204)を支点として矢印(p)とは反
対方向に回動し、押上げが解除される。また、押上げ。
その解除に連動してサバキローラ(155)が給送ロー
ラ(150)に接離することも前記実施例と同様である
[ivコ排紙トレイ また、本発明は、前述の再給紙装置(100)のみなら
ず、複写済みのシートを積載収容する排、祇トレイとし
ても適用可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、少なくと
も一対の補助ローラをシート収容通路に対して上下方向
から若干オーバーラツプさせて臨ましめたため、収容途
中のシートは補助ローラに挟着されてオーバーラツプ分
に応じて波形状に変形きれ、シートが幅寸法に縮小され
ることとなり、シートの側部が側部規制部材に接触する
ことはなく、紙詰まり等の不具合が未然に解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第28図は本発明に係るシート収容装置を
両面複写用の再給紙装置に適用した一実施例を示し、第
1図はその再給紙装置を含む複写機本体の概略構成図、
第2図、第3図は再給紙装置での通紙状態を説明するた
めの概略構成図、第4図、第5図は駆動系の斜視図、第
6図はカセットとその装着部の平面図、第7図、第8図
、第9図はカセットの部分斜視図、第10図はカセット
の横断面図、第11図、第42図は再給紙装置の部分断
面図、第13図、第14図、第15図はカセットの縦断
面図、第16図は再給紙装置の要部斜視図、第17図は
サバキローラ部分の一部断面図、第18図、第19図、
第20図、第21図は押上げ機構、解除機構を動作形態
ごとに示す正面図、第22図はシートのヒートカールの
状態と収容時の状態を示す斜視図、第23図、第24図
はシート収容状態の不具合例を示す概略図、第25図は
操作パネルの平面図、第26図は制御回路のブロック図
、第27図、第28図は制御手順を示すフローチャート
図である。第29図、第30図。 第31図は再給紙ブロックの交換例を示す概略構成図、
第32図はカセットへのシート収容ガイド部の変形例を
示す断面図、第33図、第34図。 第35図は押上げ機構の変形例を動作形態ごとに示す正
面図である。 (1〉・・・複写機本体、(70)・・・両面・合成ユ
ニ・ント、(100)・・・再給紙装置、(110)・
・・カセット、(120)・・・底板、<130)・・
・側部規制板、(162)・・・補助ローラ、(170
)・・・再給紙ローラ、(172>・・・補助ローラ、
(180)・・・押上げ板、(230)・・・押上げ機
構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シートの幅寸法と略等しい間隔の側部規制部材を有
    するシート収容容器に送り込みローラ部材にてシートを
    1枚ずつ搬送・収容するシート収容装置において、 少なくとも一対の補助ローラをシート収容通路に対して
    上下方向から、若干オーバーラップさせて臨ましめたこ
    と、 を特徴とするシート収容装置。
JP1777287A 1987-01-28 1987-01-28 シ−ト収容装置 Pending JPS63185767A (ja)

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