JP2595286Y2 - 携帯物保持具 - Google Patents

携帯物保持具

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JP2595286Y2
JP2595286Y2 JP1991087555U JP8755591U JP2595286Y2 JP 2595286 Y2 JP2595286 Y2 JP 2595286Y2 JP 1991087555 U JP1991087555 U JP 1991087555U JP 8755591 U JP8755591 U JP 8755591U JP 2595286 Y2 JP2595286 Y2 JP 2595286Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鍵などの小型の携帯物
を着脱自在に保持するための携帯物保持具に係わり、特
に、鍵などの携帯物を容易に装着することが可能であり
ながら、いったん装着すると容易には外れない携帯物保
持具に関する。
【0002】
【従来の技術】鍵などの小型の携帯物を着脱自在に保持
するための携帯物保持具としては、例えば図5に示すよ
うな携帯物保持具2が知られている。図5に示す携帯物
保持具2は、フック形状の保持具本体4を有し、その保
持具本体4の差込み用端部6が、携帯物としての鍵8に
装着してあるリング10の保持孔12に差し込まれるこ
とにより、鍵8が携帯物保持具2に保持されるようにな
っている。
【0003】保持具本体4の基端部14には、スプリン
グ16の一端が固定してある。スプリング16の他端
は、保持具本体4の差込み用端部6に内側から係合し、
保持具本体4の内側方向(図中、矢印X方向)に、スプ
リング力に抗して回動自在になっている。
【0004】鍵8を携帯物保持具2に保持させるには、
スプリング16を指で押しながらX方向にスプリング力
に抗して回動させ、スプリング16の先端と差込み用端
部6との係合を解除し、差込み用端部6をリング10の
保持孔12に差し込めば良い。差し込んだ後には、スプ
リング16から指を離せば、スプリング力によりスプリ
ング16の先端が差込み用端部6に係合するので、鍵8
は携帯物保持具2から容易には外れなくなるはずであ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構造の携帯物保持具2では、リング10が差込み用
端部6の近傍に位置する場合に、鍵8またはリング10
を何らかの理由によりひねってしまうと、スプリング1
6の先端と差込み用端部6との係合が解除され、鍵8が
携帯物保持具2から脱落し易いという問題点を有してい
る。また、このような問題点は、携帯物保持具2に多数
の鍵8を保持させた場合に特に多発することが判明して
いる。
【0006】このような携帯物保持具2は、例えばガー
ドマンが常用することが多いが、夜間の見回り時に、暗
い場所で重要な鍵8を脱落してしまっては、携帯物保持
具2としての役に立たないという問題点を有している。
また、ネジ止め式により鍵を携帯物保持具に保持するよ
うな構造も知られているが、ネジ止め式では、鍵の着脱
が煩雑になるという問題点を有している。
【0007】本考案は、このような従来技術が有する問
題点を解消するためになされ、鍵などの携帯物を容易に
装着することが可能でありながら、いったん装着すると
容易には外れず、使い勝手に優れた携帯物保持具を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の携帯物保持具は、鍵などの小型の携帯物を
着脱自在に保持するための携帯物保持具において、前記
携帯物の保持孔に差し込まれるフック形状の保持具本体
と、前記保持具本体の差込み用端部と基端部との間を跨
ぐように設けられ、スプリング力によって前記差込み用
端部側と係合し、前記基端部側を支点として保持具本体
の内側に前記スプリング力に抗して回動可能な複数の保
持具開閉部材とを有し、前記複数の保持具開閉部材は、
前記保持具本体の内側方向に所定距離離間して重ねて配
置されている。保持具本体に対して外側の保持具開閉部
材は、内側の保持具開閉部材より、幅広に成形してある
ことが好ましい。また、保持具本体に対して内側の保持
具開閉部材と差込み用端部との係合位置は、外側の保持
具開閉部材と差込み用端部との係合位置より、深い位置
であることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の携帯物保持具では、保持具開閉部材
が、保持具本体の差込み用端部と基端部との間で、二重
あるいは三重以上に装着してあることから、不用意に鍵
などの携帯物が外れて脱落するなどの不具合を防止する
ことができる。仮に、保持具開閉部材間に携帯物が入り
込んだとしても、これらの開閉部材は、保持具本体の内
側に回動するような構成であるため、保持具が揺られて
いる間などに、携帯物は内側の保持具開閉部材を開き、
保持具の正規位置に戻されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例に係る携帯物保持具
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本
考案の一実施例に係る携帯物保持具の概略斜視図、図2
は同実施例の携帯物保持具の要部側面図、図3は図2に
示すA−A線に沿う矢視図、図4は保持具開閉部材を開
いた状態の要部側面図である。
【0011】図1に示すように、本実施例の携帯物保持
具20は、中央に収容用凹部22が形成されたフック形
状の保持具本体24を有する。保持具本体24の先端に
は、差込み用端部26が形成してあり、保持具本体24
の基端部28との間で、収容用凹部22を臨む収容口3
0を構成している。
【0012】収容口30には、保持具本体24の差込み
用端部26と基端部28との間を跨ぐように、二重の保
持具開閉部材32,34が装着してある。各開閉部材3
2,34は、図2,3に詳示するように、線状のスプリ
ング材で構成され、そのスプリング端部32a,32
b,34a,34bが、保持具本体24の基端部28に
固定してある。各スプリング端部32a,32bまたは
34a,34bは、それぞれ互い違いの位置で、保持具
本体24の基端部28に固定してある。このように互い
違いの位置に固定することで、各保持具開閉部材32,
34のループ状先端32c,34cが、開閉部材32,
34を構成するスプリング材のスプリング力で、保持具
本体24の差込み用端部26の内側に、それぞれの位置
で圧接して係合することになる。
【0013】本実施例では、外側の開閉部材32の幅
を、内側の開閉部材34の幅よりも広くしてある。ま
た、内側の保持具開閉部材34のループ状先端部34c
と差込み用端部26との係合位置が、外側の保持具開閉
部材32のループ状先端部32cと差込み用端部26と
の係合位置より、深い位置となるように構成してある。
また、本実施例では、保持具本体24の基端部28に
は、紐状の第1取り付け部材36を介して螺旋形状の伸
縮自在なコードの一端が連結してある。コード38の他
端には、紐状の第2取り付け部材40が連結してある。
第2取り付け部材40は、例えば携帯物保持具20を携
帯する人のベルト、あるいは洋服の一部もしくはその他
の衣類部分に取り付けられるようになっている。このよ
うに、第2取り付け部材40を衣類部分に取り付けるこ
とで、保持具本体24を鍵8と共にポケットなどから落
としたとしても、コード38を手繰りよせることで、容
易に鍵8を見つけることができる。鍵8を使用する場合
には、コード38を引き延ばすことで、鍵8を保持具本
体24に取り付けたままで使用することができる。
【0014】保持具開閉部材32,34のループ状先端
部32c,34cと基端部26との係合を解除するに
は、図4に示すように、保持具本体24に対して外側の
開閉部材32のみを外側から指で押圧すれば良い。する
と、内側の開閉部材34も、外側の開閉部材32に押さ
れて、外側の開閉部材32と共に、スプリング端部32
a,32b,34a,34bを支点として、内側方向
(矢印Y方向)に回動し、収容口30を開口することに
なる。
【0015】本実施例では、外側の開閉部材32の幅
を、内側の開閉部材34の幅よりも広くしてあるので、
外側の開閉部材32を指で押圧する動作が行い易くなっ
ている。
【0016】収容口30が開口すれば、図1に示すよう
な携帯物としての鍵8の取り付けが可能になる。この鍵
8の保持孔8aには、リング10が取り付けてあり、リ
ング10の保持孔12に対し、保持具本体24の差込み
用端部26を差込み、十分に差し込まれた状態で、開閉
部材32への押圧を解除すれば、開閉部材32,34を
構成するスプリング材のスプリング力により、開閉部材
32,34が元に戻る方向に回動し、収容口30が閉じ
られる。このような動作を繰り返すことで、多数の鍵8
を保持具20に取り付けることが可能になる。また、鍵
8を携帯物保持具20から取り外すには、上述した動作
と逆の動作を行えば良い。
【0017】なお、鍵8に形成してある保持孔8aが十
分に大きい場合には、リング10を用いることなく、保
持孔8aに保持具本体24の差込み用端部26を直接差
し込むことで、鍵8を直接携帯物保持具20に対し装着
することも可能である。
【0018】このような携帯物保持具20では、保持具
開閉部材32,34が、保持具本体24の差込み用端部
26と基端部28との間で、二重に装着してあることか
ら、不用意に鍵などの携帯物が外れて脱落するなどの不
具合を防止することができる。特に本実施例では、内側
の保持具開閉部材34のループ状先端部34cと差込み
用端部26との係合位置が、外側の保持具開閉部材32
のループ状先端部32cと差込み用端部26との係合位
置より、深い位置であるため、いったん装着された鍵8
のリング10が特に外れ難い構成となっている。
【0019】仮に、保持具開閉部材32,34間に位置
する部分に、鍵8のリング10が入り込んだとしても、
これらの開閉部材32,34は、保持具本体24の内側
に回動するような構成であるため、保持具2が揺られて
いる間などに、鍵8のリング10は内側の保持具開閉部
材34を開き、保持具20の正規位置に戻されることに
なる。
【0020】なお、本考案は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本考案の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、本発明の携帯保持具に取り付けら
れる携帯具としては、一般の鍵に限定されず、電子キ
ー、磁気カード、あるいはその他の小型の携帯物が考え
られる。
【0021】また、上述した実施例では、保持具開閉部
材を、その回動方向に二重の構成としたが、二重以上の
構成にしても良い。さらに、保持具開閉部材32,34
の構造は、特に限定されず、線状のスプリング以外に平
板状のスプリングあるいはその他の構造が考えられる。
【0022】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によれ
ば、保持具開閉部材が、保持具本体の差込み用端部と基
端部との間で、二重あるいは三重以上に装着してあるこ
とから、不用意に鍵などの携帯物が外れて脱落するなど
の不具合を有効に防止することができる。仮に、保持具
開閉部材間に携帯物が入り込んだとしても、これらの開
閉部材は、保持具本体の内側に回動するような構成であ
るため、携帯物保持具が揺られている間などに、携帯物
は内側の保持具開閉部材を開き、保持具の正規位置に戻
されることになる。したがって、鍵などを携帯するため
に用いる携帯物保持具への信頼性が著しく向上し、例え
ばガードマンが警備する際に持ち歩く携帯物保持具とし
て好適に用いることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る携帯物保持具の概略斜
視図である。
【図2】同実施例の携帯物保持具の要部側面図である。
【図3】図2に示すA−A線に沿う矢視図である。
【図4】保持具開閉部材を開いた状態の要部側面図であ
る。
【図5】従来の携帯物保持具の概略斜視図である。
【符号の説明】
8…鍵 8a,12…保持孔 20…携帯物保持具 24…保持具本体 26…差込み用端部 28…基端部 32,34…保持具開閉部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵などの小型の携帯物を着脱自在に保持
    するための携帯物保持具において、前記 携帯物の保持孔に差し込まれるフック形状の保持具
    本体と、前記 保持具本体の差込み用端部と基端部との間を跨ぐよ
    うに設けられ、スプリング力によって前記差込み用端部
    側と係合し、前記基端部側を支点として保持具本体の内
    側に前記スプリング力に抗して回動可能な複数の保持具
    開閉部材とを有し、 前記複数の保持具開閉部材は、前記保持具本体の内側方
    向に所定距離離間して重ねて配置されていること を特徴
    とする携帯物保持具。
  2. 【請求項2】 保持具本体に対して外側の保持具開閉部
    材を、内側の保持具開閉部材より、幅広に成形してある
    請求項1に記載の携帯物保持具。
  3. 【請求項3】 保持具本体に対して内側の保持具開閉部
    材と差込み用端部との係合位置が、外側の保持具開閉部
    材と差込み用端部との係合位置より、深い位置であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の携帯物保持
    具。
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