JP2594792B2 - ハーベスタの結束機 - Google Patents

ハーベスタの結束機

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JP2594792B2 JP62150998A JP15099887A JP2594792B2 JP 2594792 B2 JP2594792 B2 JP 2594792B2 JP 62150998 A JP62150998 A JP 62150998A JP 15099887 A JP15099887 A JP 15099887A JP 2594792 B2 JP2594792 B2 JP 2594792B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はハーベスタに装着される結束機に関するもの
である。
従来の技術 従来、ハーベスタにおいて排稈の後処理を容易にする
等のため、脱穀機の排稈出口側にアタッチメントとして
結束機を装着し、脱穀済みの排稈を複数束まとめて結束
した後、機外に放出するようにしたものが提供されてい
る。このようなものにおいては、実開昭62−10730号公
報に示されるように脱穀機を搭載した本機側の機体フレ
ームから上方に結束機を搭載すべき取付フレームを組上
げるか、或は脱穀機側壁に取付フレームを取付ける等し
て結束機を搭載しているのが実情である。
発明が解決しようとする問題点 しかし、機体フレームから結束機の取付フレームを組
上げる場合は、結束機の設置箇所が脱穀機の排稈出口近
傍の高位置となる関係上、どうしても強度上弱くなりが
ちで、安定を図るために大掛りな支持構造とする必要が
ある。また、脱穀側壁に取付フレームを取付けるにして
も側壁そのものが元来強度的にさほと堅固ではなく(穀
稈出入り口が鰐口状に切欠かれていること及び機体軽量
化の要請により極力薄い鉄板が使用されていること等の
ため)、比較的重量の重い結束機を取付けるためには脱
穀側壁にかなりの補強を加える必要があるばかりでな
く、脱穀部近傍には一般に各機能部の伝動体或は穀粒の
飛散を防止すべき漏斗状の出口板や揚穀筒等が配設され
ていてスペース的にあまり余裕がなく、それら既存の部
分や装置等を避けて取付けなければならないためフレー
ム構造も複雑化するうえコスト面においても不利となる
等の問題があった。
問題点を解決するための手段 そこで、本発明は、排稈出口側に位置して機体進行方
向前部下方から後部上方にかけて該排稈出口下側を通過
する螺旋式の揚穀筒を斜設し、該揚穀筒の外側に結束機
を配設してなるハーベスタにおいて、結束機を取付ける
取付フレームをハーベスタの機体に着脱自在に立設いた
ステーにより下方から支持すると共に、取付フレームの
一端を前記揚穀筒の前後方向略中間位置に着脱自在に取
付け、上記取付フレームに結束機を載置支持させること
により上記の問題点を解消しようとするものである。
作用 螺旋式の揚穀筒は一般に肉厚の厚い大径の鉄製パイプ
の全長にわたって螺旋移送体を回転自在に内装軸支した
構造となっており、堅牢に構成されている。そして取付
フレームの一端を、堅牢に構成された上記揚穀筒に着脱
自在に取付け、取付フレームの下方をハーベスタの機体
に立設したステーにより支持したので、取付フレームの
取付は強固なものとなる。そして、この強固に取付けら
れた取付フレームに結束機を載置した状態で支持したの
で、結束機の取付構造が強固となると共に、結束機は安
定よく支持される。
また、結束作業をしない通常のハーベスタ作業の場合
は、結束機のみならず取付フレーム及びステーを取り外
すことにより取付フレームやステーが邪魔になることが
ない。
また、揚穀筒は、排稈の流れを塞がないよう排稈出口
から下方向に若干ずらした近傍に位置しているため、揚
穀筒は結束機を上記排稈出口位置へ臨ませる設置箇所に
最も近く合理的な結束機の取付構造となる。
実施例 第1図はハーベスタの全体側面図で、クローラ走行装
置1を有する機体フレーム2の機体進行方向前部には脱
穀機3が、後部にはエンジン4が夫々搭載されている。
5は操向ハンドル、6は籾受部、7は排塵口である。8
は選別後の穀粒を機外に放出して袋詰めするための揚穀
筒で、筒体全長にわたって内部に螺旋移送体(図示せ
ず)が回転自在に軸支されている。この揚穀筒8は脱穀
機の排稈出口3a側に位置し且つ排稈出口3aよりも下方に
若干ずらした状態で機体の前部下方から後部上方にかけ
て斜設されていて、ボルト等を介して脱穀壁3bに固定さ
れている。そして、先端の吐出口9は籾受部6の上方に
臨ませてある。
尚、揚穀筒8の傾斜角度は後述するフィードチェン23
の駆動軸25の傾斜角度と略同一に設定されていて、排稈
の稈身方向に対して略平行となるよう配慮されている。
8aは揚穀筒8の基端に設けた揚穀筒ギヤケースである。
10は結束機Nを前記揚穀筒8の傾斜方向と同方向へ傾斜
させて取付けるための前記取付フレームで、平面視にお
いて略コ字形状を呈し且つ適宜取付穴aを設けたプレー
ト状の受座10aを一体に連結してある。この取付フレー
ム10は揚穀筒8の下面に固着のブラケットパイプ11,11
に差込み、取付ボルト12を介して揚穀筒8の前後方向略
中間位置に着脱自在に支持固定するようになっている。
また、取付フレーム10の中央部から下方に向け着脱可能
に取付られたステーSを機体フレーム2に立設すること
により、取付フレーム10をステーSを介して機体フレー
ム2でも支持している。従って、取付フレーム10は揚穀
筒8及び機体フレーム2に立設したステーSで支持する
こととなり強固な取付けとなる。
そして、結束機Nは取付フレーム10に揚穀筒8の傾斜
方向と同方向へ傾斜させて載置支持し、結束機Nを排稈
出口3aに臨ませている。これにより、該結束機Nと排稈
出口3aは傾斜方向が同一方向となり、排稈出口3aから排
出される排稈の稈身方向と同方向に結束機Nが傾斜し、
結束作業時において排稈は脱穀機3から結束機Nに良好
な姿勢で搬送され結束される。
13は結束機取付ボルトである。14は結束機ギヤケース
(タイミングケース)、15は下部伝動ケース、16は伝動
チェンケース、17は上部伝動ケース、19はパッカー、20
はニードル、21は感知ドア、22はスイーパである。Gは
扱胴軸Pから動力を入力する扱胴ギアボックスで、結束
機Nの動力は適宜の伝動機構を介してこの扱胴ギアボッ
クスGから導入するようになっている。
図中、23はフィードチェン、24は挟持レール、25はフ
ィードチェン23の駆動軸で、上記扱胴ギアボックスGか
ら突出され、突出端にフィードチェン駆動鎖輪(図示せ
ず)が固着されている。
上記構成において、揚穀筒8は、上記したように、肉
厚の厚い大径の鉄製パイプの全長にわたって螺旋移送体
を内装軸支した堅牢な構造となっている。また、この堅
牢な揚穀筒8の前後方向略中間位置に結束機Nを支持す
る取付フレーム10を取付け、且つ、取付フレーム10をハ
ーベスタの機体フレーム2に着脱自在に立設したステー
Sにより下方から支持するようしたので、取付フレーム
10は揚穀筒8及び機体フレーム2に立設したステーSで
支持することとなり、取付フレーム10の取付けは強固な
ものとなる。そして、この強固に取付けられた上記取付
フレーム10に結束機を載置支持した構成としたことによ
り、結束機Nの取付構造が強固となると共に、結束機N
を安定した状態で支持できる。
また、結束作業をしない通常のハーベスタ作業の場合
は、結束機のみならず、着脱自在に構成した取付フレー
ム及びステーを取り外すことにより、取付フレームやス
テーが邪魔になることがない。
しかも、排稈の流れを塞がないよう排稈出口3aから下
方向に若干ずらした近傍に位置しているため、揚穀筒8
は結束機Nの設置箇所に最も近くに位置しており、結束
機Nの結節部18を支持するのに合理的な結束機Nの取付
構造となる。
発明の効果 本発明は以下の効果を奏する。
取付フレームをハーベスタの機体に着脱自在に立設
したステーにより下方から支持すると共に、その一端を
元来堅牢に構成されている揚穀筒の前後方向略中間位置
に取付けることにより、取付フレーム自体を強固に枠組
み支持し、この強固に取付けられた取付フレームに結束
機を載置した状態で支持するようにしたので、結束機を
安定よく強固に支持することができる。しかも、脱穀機
側壁等の機体構造を結束機取付けのために殊更補強する
必要がなく、結束機の取付構造を簡略化できる。
また、取付フレーム及びステーを着脱自在に構成し
たので、結束作業をしない通常のハーベスタ作業の場合
は、結束機のみならず、取付フレーム及びステーを取り
外すことにより、取付フレームやステーが邪魔になるこ
とがない。
揚穀筒は排稈出口下側に位置しており、結束機を排
稈出口に臨んだ適切な位置で揚穀筒に支持することがで
き、結束機を支持するのに合理的な結束機の取付構造と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は結束機を装着したハーベスタの全体側面図、第
2図は結束機取付フレームの斜視図である。 図中、3は脱穀機、3aは脱穀機の排稈出口、8は揚穀
筒、10は取付フレーム、Nは結束機、Sはステーであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排稈出口側に位置して機体進行方向前部下
    方から後部上方にかけて該排稈出口下側を通過する螺旋
    式の揚穀筒を斜設し、該揚穀筒の外側に結束機を配設し
    てなるハーベスタにおいて、結束機を取付ける取付フレ
    ームをハーベスタの機体に着脱自在に立設したステーに
    より下方から支持すると共に、取付フレームの一端を前
    記揚穀筒の前後方向略中間位置に着脱自在に取付け、上
    記取付フレームに結束機を載置支持させたことを特徴と
    するハーベスタの結束機。
JP62150998A 1987-06-17 1987-06-17 ハーベスタの結束機 Expired - Fee Related JP2594792B2 (ja)

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JPS63313517A JPS63313517A (ja) 1988-12-21
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