JP2594751Y2 - 水 栓 - Google Patents

水 栓

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JP2594751Y2
JP2594751Y2 JP1993058601U JP5860193U JP2594751Y2 JP 2594751 Y2 JP2594751 Y2 JP 2594751Y2 JP 1993058601 U JP1993058601 U JP 1993058601U JP 5860193 U JP5860193 U JP 5860193U JP 2594751 Y2 JP2594751 Y2 JP 2594751Y2
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JP
Japan
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faucet
battery
battery box
lid
water
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JP1993058601U
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JPH0729062U (ja
Inventor
大司 松本
弘康 庫ヶ入
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は台所流し台や洗面台等に
設置される水栓に係り、特に電池式の水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】手を検知して自動的に吐水を行わせる自
動水栓において、乾電池を電源としたものがある。電池
を電源とする事により、水栓を商用電源に接続すること
が不要となり、水栓の設置施工が容易になる。
【0003】従来の電池式の水栓においては、水栓の本
体側に乾電池を収納するための電池ボックスを設け、こ
の電池ボックスを蓋で覆うようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかる従来の電池式の
水栓においては、電池交換口を水栓の上面や側面等に配
置しており、蓋が目立つ。また、水栓の上面や側面に電
池の交換口が設けられているところから、水が内部に侵
入しないようにするために、蓋のシールを厳重なものに
する必要があり、シール部の構成コストが嵩んでいた。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の水栓は、電池
交換口を有する水栓本体と、該電池交換口を覆う蓋とを
有する水栓において、該蓋の裏側に電池ボックスを設
け、水栓本体側と該蓋側とに、蓋を閉めた状態において
接触する電力取出電極と給電用電極とを設けた水栓であ
って、該電池ボックスは、前記蓋の裏面から立ち上る囲
い壁により形成され、該給電用電極は該電池ボックスの
内側から外側に該囲い壁の上縁をまたぐように設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0006】請求項2の水栓は、請求項1において、前
記電池交換口は水栓の下向き面部分に設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0007】請求項3の水栓は、請求項1又は2におい
て、前記給電用電極は前記電池ボックスの対向する側面
にのみ設けられている事を特徴とするものである。
【0008】
【作用】本考案の水栓では、蓋に電池ボックスが設けら
れているから、水栓本体から蓋を外すと該蓋と共に電池
ボックスも水栓外部に取り出される。従って、請求項2
の様に水栓の下向き面に電池交換口を設けても、電池ボ
ックスへの電池の出し入れを水栓以外の箇所で行うこと
ができ、極めて便利である。
【0009】なお、請求項2の水栓にあっては、電池交
換口が水栓の下向き面にあるため、この電池交換口から
水が電池ボックス内部に侵入することが確実に防止され
る。
【0010】請求項3の水栓においては、蓋を外し金属
板(例えば台所調理台の上面のステンレス板等)上に置
いた場合であっても、蓋及び電池ボックスの姿勢をどの
ようにしても給電用電極同志が該金属板を介して短絡す
ることがない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る水栓の下方斜視図であり、第
2図はこの水栓の取り付け状態を示す側面図である。ま
た、第3図は第1図のIII-III に沿う縦断面図、第4図
は第3図のIV-IV 線に沿う縦断面図であり、第5図はこ
の水栓本体に内蔵される電池ボックスの電池抜き取り状
態を示す斜視図である。
【0012】本実施例の水栓は、第2図に示される如
く、洗面台2等に取り付けられるデッキタイプのもので
ある。この水栓の本体1は、水栓基幹部3と、該水栓基
幹部3から手前側に延出された水平延出部4とからなる
側方視略L字形状を有している。この水栓本体1の表面
は、水栓上部を覆う上側カバー5と水栓下部を覆う下側
カバー6とから構成されている。これらカバー5,6は
いずれも合成樹脂製である。
【0013】この水栓本体1は、内蔵した電池7によっ
て弁を自動的に開閉作動させるものであって、第1図の
如く、前記下側カバー6の水平部の中央付近に電池交換
口8が設けられている。電池交換口8には、前記電池7
を収納した電池ボックス9が取り付けられており、該電
池ボックス9の下面が電池交換口8の開口部を覆う蓋1
0となっている。
【0014】第3図に示す通り、この水栓本体1の内部
には送水管11が納められている。該送水管11の一端
はソレノイドバルブ12に接続されている。このソレノ
イドバルブ12は、水栓基幹部3内に配置された回路基
板19にリード線20を介して接続されており、該ソレ
ノイドバルブ12には水栓基幹部3の下端面から突出し
た配管継手部13が接続されている。送水管11の他端
は下側カバー6の前部の下面に設けられた吐水口14に
連接されている。
【0015】上側カバー5は、下側カバー6にビス16
によって係着して固定されている。下側カバー6に設け
られた吐水口14の前方には、吐水口14の下方に差し
出された手やコップ等の物体を検知するためのセンサ2
1が設けられている。このセンサ21は、赤外線発光素
子21Aと赤外線受光素子21B(第1図。)とから構
成されており、リード線を介して前記回路基板19に接
続されている。該回路基板19には、前記電池ボックス
9もリード線を介して接続されている。
【0016】第5図に示される如く、この電池ボックス
9は略直方体の上部が開放した容器形状を有しており、
蓋10の裏面から立ち上る囲い壁により形成されて
る。この電池ボックス9の下面の蓋10の縁部には、該
蓋10を電池交換口8の縁部に係止するための爪22が
設けられている。また、蓋10の縁部には、蓋10を電
池交換口8から外す際に用いられる工具引掛部23が設
けられている。
【0017】なお、蓋10の側面には、全周にわたって
凹溝24が設けられ、パッキン25(第3,4図。)が
この凹溝24に装着されている。
【0018】電池ボックス9の対向する側の上部に凹
部26,27が設けられている。この凹部26,27
に、それぞれ給電用電極28,29が嵌め込まれ、給電
用電極28,29は、電池ボックス9の内側から外側
へ、該側壁をまたぐように設けられている。
【0019】この給電用電極28には、電池ボックス9
の中で直列に連結される電池7の列の正端子7Aが当接
される。給電用電極29には、この電池7の列の負端子
7Bが当接される。なお、符号31,32,33は、電
池ボックス9内で電池7を電気的に直列に連結する際に
用いられている電池連結電極である。
【0020】第4図に示される如く、水栓本体1内に該
電池ボックス9が装着された時に、給電用電極28,2
9と接触する電力取出電極34,35が水栓本体1内に
設けられている。
【0021】このように構成された本実施例の水栓にお
いて、手を水栓本体1の吐水口14の下方に差し出すと
センサ21が手を感知し、回路基板19に感知信号を送
る。該回路基板19はこの感知信号に基づいてソレノイ
ドバルブ12を開弁させ、水が送水管11内を通って前
記吐水口14から流出する。
【0022】手を前記吐水口14の下方領域から遠ざけ
ると、センサ21からの不感知信号に基づいてソレノイ
ドバルブ12が閉弁され、水の流出が停止される。
【0023】電池7を装着したり交換する際には、工具
(又はコイン。)を蓋10の縁部の工具引掛部23に引
掛け、蓋10と一体の電池ボックス9を水栓本体1から
取り外す。新しい電池7を該電池ボックス9に装着した
後、電池ボックス9を水栓本体1内に挿入し、蓋10を
電池交換口8に係止させる。
【0024】この様に電池交換(又は装着。)は、電池
ボックス9を水栓本体1外に取り出して行うものである
ため、電池7の出し入れを極めて楽に行える。
【0025】また、給電用電極28,29が電池ボック
ス9の側面の凹部26,27に設けられており、同一平
面内には存在しないので、電池ボックス9を水栓本体1
から取り外して、例えばステンレス製流し台等の金属板
上に置いた場合でも、電池ボックス9の姿勢をどのよう
なものとしても、給電用電極28,29が短絡する事が
ない。
【0026】なお、本実施例の水栓では、電池交換口8
が水栓の下向き面に設けられており、電池交換口8に水
が侵入しにくい。また、該電池交換口8が目立たず見栄
えが良い。
【0027】上記本実施例においては、人体検出センサ
を赤外線使用の光センサとしているが、超音波等を用い
たセンサとしてもよいことは明らかである。
【0028】
【考案の効果】以上の通り、本考案の水栓は、電池ボッ
クスが電池交換口の蓋に設けられているため、電池ボッ
クスを水栓本体から取り外し、電池の装着や交換を簡単
に行える。
【0029】請求項2の水栓にあっては、電池交換口へ
の水の侵入が確実に防止される。また、蓋と電池交換口
との隙間のシール構造が簡易なもので足りるようにな
り、シール部のコスト削減が可能である。さらに、電池
交換口が目立たず水栓の見栄えが良い。
【0030】請求項3の水栓では、電池ボックスを水栓
本体から取り外して金属板上に置いた場合、電池ボック
スの姿勢をどのようなものとしても、電池ボックスの給
電用電極の短絡が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る水栓本体の斜視図であ
る。
【図2】水栓本体の設置状態を示す側面図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿う水栓本体の縦断面図で
ある。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う水栓本体の縦断面図であ
る。
【図5】電池ボックスの電池抜き取り状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 水栓本体 3 水栓基幹部 4 水平延出部 7 電池 8 電池交換口 9 電池ボックス 12 ソレノイドバルブ 19 回路基板 21 センサ 28,29 給電用電極 34,35 電力取出電極

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池交換口を有する水栓本体と、該電池
    交換口を覆う蓋とを有する水栓において、 該蓋の裏側に電池ボックスを設け、水栓本体側と該蓋側
    とに、蓋を閉めた状態において接触する電力取出電極と
    給電用電極とを設けた水栓であって、 該電池ボックスは、前記蓋の裏面から立ち上る囲い壁に
    より形成され、該給電用電極は該電池ボックスの内側か
    ら外側に該囲い壁の上縁をまたぐように設けられている
    ことを特徴とする水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電池交換口は水
    栓の下向き面部分に設けられていることを特徴とする水
    栓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記給電用電
    極は前記電池ボックスの対向する側面にのみ設けられて
    いる事を特徴とする水栓。
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