JP2594661B2 - 冷暖房混在多室用空調装置 - Google Patents
冷暖房混在多室用空調装置Info
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Description
うな冷暖房混在多室用空調装置に関するものである。
来の冷暖房混在多室用空調装置を示す構成図であり、図
において、1は室外ユニット、2は圧縮機、3は室外熱
交換器、4はアキュームレータ、5a,5b,5cは室内ユニッ
ト、6a,6b,6cは室内熱交換器、7は圧縮機2からの冷媒
吐出管、8はアキュームレータ4への冷媒吸込管、9a,9
bは冷暖房の切換弁、10は室外ユニット1と室内ユニッ
ト5a,5b,5cとを接続する3本のユニット間配管、11は高
圧ガス管、12は低圧ガス管、13は高圧液管、14a,14b,14
c,15a,15b,15cは室内ユニット5a,5b,5cに出入する冷媒
の切換弁、16a,16b,16c,20は室外及び室内熱交換器3,6
a,6b,6cに出入する冷媒の減圧器、17は高圧ガス管11と
低圧ガス管12とを接続するバイパス管である。
切換弁14a,14b,14c,9bが開となり、切換弁15a,15b,15c,
9aが閉となる。これにより、各室内ユニット5a,5b,5cは
高圧ガス管11と連結されて、圧縮機2からの高圧ガス冷
媒を送り込まれると共に、高圧液管13に熱交換された高
圧液冷媒を送出するように成される。一方、室外熱交換
器3は、高圧液管13からの上記高圧冷媒液を熱交換した
後、冷媒吸込管8及びアキュームレータ4を介して圧縮
機2に戻す。
時は、切換弁14a,14b,14c,9bが閉となり、切換弁15a,15
b,15c,9aが開となる。各室内ユニット5a,5b,5cは室外熱
交換器3からの高圧液冷媒を高圧液管13を通じて送り込
まれ、これを熱交換して低圧ガス管12に戻すように成さ
れる。一方、室外熱交換器3は高圧ガス管11と高圧液管
13とに連結され、圧縮機2からの高圧ガス冷媒を高圧液
冷媒に変換して、高圧液管13に送り込む。
が冷房モードの時は、室外熱交換器3が蒸発器として機
能すると共に、切換弁14a,14b,15c,9b、減圧器20が開と
なり、15a,15b,14c,9aが閉となる。これにより、室内ユ
ニット5a,5bは高圧ガス管11と高圧液管13とに接続さ
れ、室内ユニット5c及び室外熱交換器3は高圧液管13と
低圧ガス管12とに接続される。
暖房モードの時は、室外交換器3が凝縮器として機能
し、切換弁15a,15b,14c,9aが開となり、切換弁14a,14b,
15c,9bが閉となる。これにより室内ユニット5c及び室外
熱交換器3が高圧ガス管11と高圧液管13とに連結し、室
内ユニット5a,5bが高圧液管13と低圧ガス管12とに連結
される。
63号公報に示されるものがある。
されているので、室外ユニット1と各室内ユニット5a,5
b,5cとを結ぶ3本のユニット間配管10で冷媒の圧力損失
が発生し、特に冷暖房混在時に高圧液管13で発生した圧
力損失は、各ユニット間に高低差のある設置状況下では
フラッシュガスを発生し、蒸発器として使用する熱交換
器入口に冷媒の減圧器16a,16b,16c,20で制御不能とな
り、このため蒸発器への冷媒の分配がうまくゆかず、ハ
ンチングが発生し、機器の信頼性及び能力が低下すると
いう課題があった。
たもので、高圧液管内での圧損があっても、フラッシュ
ガスが発生することなく、各蒸発器入口の冷媒減圧器入
口が必ず液となり、これによって蒸発器への冷媒の分配
が適正に行われ、ハンチングも起こらず、安定した機器
の運転と制御が実行できる冷暖房混在多室用空調装置を
得ることを目的とする。
媒と低圧二相冷媒間の熱交換可能なアキュームレータを
設け、室外機の凝縮器を出た高圧液冷媒を室内機の蒸発
器を出た低圧低温の二相冷媒と熱交換させるようにした
ものである。
ームレータで過冷却された高圧冷却液が高圧液管に送り
込まれるので、高圧液管内の圧力損失があってもフラッ
シュガスが発生することがない。
c,40dは建物Bの各室内に設けられた室内機、33,35,32
は室外機Aと室内機40a,40b,40c,40dとを接続するそれ
ぞれ低圧ガス管、高圧液管、高圧ガス管を示す。室外機
Aにおいて、31は低圧ガス冷媒を圧縮して高圧ガス冷媒
と成す能力可変の圧縮機、39zは蒸発器又は凝縮器とし
て機能する室外熱交換器、36z,37zは室外熱交換器39zへ
の冷媒の入出力を行う電磁開閉弁、38zは室外熱交換器3
9zへ出入する冷媒流量を制御する電子膨張弁、34は上記
低圧ガス管33から流入する二相低圧冷媒と高圧液冷媒と
の間で熱交換を行うアキュームレータである。34aは上
記アキュームレータ34の底部に設けられた熱交換器であ
り、一端が電子膨張弁38zに接続されると共に他端が高
圧液管35に接続されている。
9dは室内熱交換器、36a,36b,36c,36dは室内熱交換器39
a,39b,39c,39dと高圧ガス管32との間に設けられた電磁
開閉弁、37a,37b,37c,37dは室内熱交換器39a,39b,39c,3
9dと低圧ガス管33との間に設けられた電磁開閉弁、38a,
38b,38c,38dは室内熱交換器39a,39b,39c,39dと高圧液管
35との間に設けられた電子膨張弁である。
0b,40cが冷房モードの時、室外熱交換器39zが凝縮器と
して機能している場合について説明する。
39zと室内熱交換器39aであるから、これらを高圧ガス管
32と高圧液管35とに接続させることになり、このために
電磁開閉弁36z,36a、電子膨張弁38z,38aを開とし、電磁
開閉弁37z,37aを閉とする。また蒸発器として機能する
のは室内熱交換器39b,39cであるから、これらを高圧液
管35と低圧ガス管33とに接続する。このために電磁開閉
弁37b,37cを開とし、電磁開閉弁36b,36cを閉とする。ま
た電子膨張弁38b,38cにより、蒸発器としての室内熱交
換器39b,39cに流入する高圧液冷媒の流量制御を実行す
る。
方向を示している。圧縮機31を出た高温高圧のガス冷媒
は高圧ガス管32を通り、電磁開閉弁36zより室外熱交換
器39zに流入し、全開とした電子膨張弁38zより高圧液冷
媒として流出する。この高圧液冷媒はアキュームレータ
34の底部の熱交換器34aを通ることにより、低圧ガス管3
3からの2相冷媒と熱交換されて過冷却された高圧サブ
クール液となり、高圧液管35に流入して室内機40b,40c
へと流れてゆく、一方、高圧ガス管32より電磁開閉弁36
aを介して室内熱交換器39aで凝縮された高圧液冷媒は全
開とした電子膨張弁38aを経て高圧液管35に流入する。
また、室内機40b,40cでは高圧液管35を流れる上記高圧
サブクール液を電子膨張弁38b,38cを通じてそれぞれ室
内熱交換器39b,39cで蒸発させ、低圧二相冷媒と成す。
この低圧二相冷媒は電磁開閉弁37b,37cを経由して、低
圧ガス管33に流入し、アキュームレータ34内に導入され
て、その底部において高圧液冷媒と熱交換した後、圧縮
機31に吸入される。
圧力損失が大きくても、高圧液管35内はサブクール液に
なっているため、フラッシュガスは発生せず、電子膨張
弁38b,38cでの冷媒の分配が適正に実行され、ハンチン
グも少なく、安定した運転が行われる。
動きを示すもので、図中、〜は第1図の〜点と
対応する。この第2図においては、特に高圧側冷媒がア
キュームレータ34の底部の熱交換機34aを通ることによ
り、低圧ガス管33からの2相冷媒と熱交換されて、その
2相冷媒がモリエル線図上の→に移った分の蒸発に
よって、上記高圧側冷媒がサブクール度→だけ更に
過冷却される。従って、従来ではアキュームレータ34に
よる高圧側冷媒の→への移行がなかったので、高い
位置に設置された室内機Bの電子膨張弁38b,38c入口
′では圧力損失によって飽和液線を越えてしまい、気
液混合の2相冷媒となり電子膨張弁38b,38cの制御が不
能となったが、この実施例ではアキュームレータ34によ
る高圧側冷媒の→への移行により、高低差による圧
力損失によって→に移行しても飽和液線を越えるこ
となく、室内機Bの電子膨張弁38b,38c入口では必ず
液となり、これによって冷媒の分配を安定して行うこと
ができる。
媒を、アキュームレータで低圧二相冷媒と熱交換させる
ように構成したので、任意の室内機で冷暖房が同時に行
われるシステムでは、高圧液管の圧力損失による能力の
バラツキを最小限に抑えることができ、安定した運転が
可能となる等の効果がある。
調装置を示す構成図、第2図は同装置の動作を示すモリ
エル線図、第3図は従来の冷暖房混在多室用空調装置を
示す構成である。 32は高圧ガス管、33は低圧ガス管、34はアキュームレー
タ、35は高圧液管、39zは室外熱交換器、Aは室外機、4
0a,40b,40c,40dは室内機。
Claims (1)
- 【請求項1】1つの室外機に対して複数の室内機が高圧
ガス管、高圧液管及び低圧ガス管を介して接続され、冷
房運転を行う室内機と暖房運転を行う室内機とが同時に
存在できるように成された冷暖房混在多室用空調装置に
おいて、上記低圧ガス管内の低圧二相冷媒と上記高圧液
管内の高圧液冷媒とを熱交換すると共にこの熱交換によ
り過冷却された上記高圧液冷媒を上記高圧液管を通じて
上記複数の室内機に送るアキュームレータを備えたこと
を特徴とする冷暖房混在多室用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3223290A JP2594661B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 冷暖房混在多室用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3223290A JP2594661B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 冷暖房混在多室用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236558A JPH03236558A (ja) | 1991-10-22 |
JP2594661B2 true JP2594661B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12353232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3223290A Expired - Lifetime JP2594661B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 冷暖房混在多室用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594661B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298298A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
JP5094801B2 (ja) * | 2009-08-26 | 2012-12-12 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置及び空気調和装置 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP3223290A patent/JP2594661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03236558A (ja) | 1991-10-22 |
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