JP2594427B2 - 印刷機械の紙流れ警報装置 - Google Patents
印刷機械の紙流れ警報装置Info
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- JP2594427B2 JP2594427B2 JP61307709A JP30770986A JP2594427B2 JP 2594427 B2 JP2594427 B2 JP 2594427B2 JP 61307709 A JP61307709 A JP 61307709A JP 30770986 A JP30770986 A JP 30770986A JP 2594427 B2 JP2594427 B2 JP 2594427B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は枚葉印刷機に用いられる印刷機械の紙流れ
警報装置に関するものである。
警報装置に関するものである。
枚葉印刷機は給紙装置に積まれた用紙を一枚ずつ分離
してフイーダボード上を通り、前当て装置にその用紙を
当てて一度停止させた後、横方向に移動させ横当て装置
に当てて左右方向の位置決めを行なつている。そして、
位置決めされた用紙をスイング爪で咥え、所定位置へ選
ぶようになつている。
してフイーダボード上を通り、前当て装置にその用紙を
当てて一度停止させた後、横方向に移動させ横当て装置
に当てて左右方向の位置決めを行なつている。そして、
位置決めされた用紙をスイング爪で咥え、所定位置へ選
ぶようになつている。
しかしながら横当て装置で用紙供給タイミングの異常
を検出しても給紙を止めるだけの時間的余裕がないの
で、警報だけを出して印刷をし、後で印刷不良の用紙を
取出しているが、不良品を取出す手間がかかるばかり
か、取出しを忘れるとエンドユーザに不良品が渡つてし
まうという問題があつた。
を検出しても給紙を止めるだけの時間的余裕がないの
で、警報だけを出して印刷をし、後で印刷不良の用紙を
取出しているが、不良品を取出す手間がかかるばかり
か、取出しを忘れるとエンドユーザに不良品が渡つてし
まうという問題があつた。
このような問題を解決するために本発明は、横当てに
用紙が到達すべきタイミングを検出する予定タイミング
検出手段と、横当てに用紙が実際に到達したタイミング
を検出する到達タイミング検出手段と、両手段の差が所
定値以下にあるか否かを検出する検出手段と、一定枚数
毎の用紙について、横当てに到達すべきタイミングに対
する実際に到達したタイミングのバラツキを求め、この
求めたバラツキが一定値以上であった場合、バラツキが
大きい旨の表示を行う表示手段とを設けたものである。
用紙が到達すべきタイミングを検出する予定タイミング
検出手段と、横当てに用紙が実際に到達したタイミング
を検出する到達タイミング検出手段と、両手段の差が所
定値以下にあるか否かを検出する検出手段と、一定枚数
毎の用紙について、横当てに到達すべきタイミングに対
する実際に到達したタイミングのバラツキを求め、この
求めたバラツキが一定値以上であった場合、バラツキが
大きい旨の表示を行う表示手段とを設けたものである。
この発明によれば、横当てに用紙が到達すべきタイミ
ングと横当てに用紙が実際に到達したタイミングとの差
が所定値以内にあるか否かが検出される。また、一定枚
数毎の用紙について、横当てに到達すべきタイミングに
対する実際に到達したタイミングのバラツキが求めら
れ、この求められたバラツキが一定値以上であった場
合、バラツキが大きい旨の表示が行われる。
ングと横当てに用紙が実際に到達したタイミングとの差
が所定値以内にあるか否かが検出される。また、一定枚
数毎の用紙について、横当てに到達すべきタイミングに
対する実際に到達したタイミングのバラツキが求めら
れ、この求められたバラツキが一定値以上であった場
合、バラツキが大きい旨の表示が行われる。
第１図はこの発明を適用した装置の動作を示すフロー
チヤートである。先ずS1に示すように検出タイミング時
の印刷機回転位相MS゜（例えば330゜）を基準角度とし
て設定した後、S2に示すようにMS゜時のセンサ出力レベ
ルLSを設定し、その後S3に示すようにカウンタをｎ＝１
にプリセツトする。その後、S4に示すように例えば版胴
に設けられ、その回転角をパルス数またはアブソリユト
信号で表わすロータリエンコーダから発生する角度PSを
検出し、S5に示すようにその角度PSが（MS−５゜）より
大きいか否かを判断し、「NO」であれば「YES」となる
まで待ち、「YES」となればS6に示すように（MS＋５
゜）より小さいか否かを判断する。S6の判断が「YES」
であれば、S7に示すように横当てに設けられているセン
サの出力信号LSHをサンプルホールドする。
チヤートである。先ずS1に示すように検出タイミング時
の印刷機回転位相MS゜（例えば330゜）を基準角度とし
て設定した後、S2に示すようにMS゜時のセンサ出力レベ
ルLSを設定し、その後S3に示すようにカウンタをｎ＝１
にプリセツトする。その後、S4に示すように例えば版胴
に設けられ、その回転角をパルス数またはアブソリユト
信号で表わすロータリエンコーダから発生する角度PSを
検出し、S5に示すようにその角度PSが（MS−５゜）より
大きいか否かを判断し、「NO」であれば「YES」となる
まで待ち、「YES」となればS6に示すように（MS＋５
゜）より小さいか否かを判断する。S6の判断が「YES」
であれば、S7に示すように横当てに設けられているセン
サの出力信号LSHをサンプルホールドする。
横当ては第２図に示す位置、すなわち用紙１の矢印で
示す進行方向に前当て2,3があり、そこで止められた用
紙が図示しないコロによつて横方向すなわち、今までの
進行方向と直角の方向に移動する記号4,5で表わされる
位置に設けられている。この横当て４は例えば第３図に
示すように、支持部4aの上方に受光素子4bが設けられ、
下方に発光部4cが設けられており、その隙間に用紙10が
送られてくると、その用紙10で発光部4cの光が遮断され
るようになつている。その遮断の状態は図示しない回路
で刻々サンプリングされ、アナログ量の変化が機械位相
の変化として取込まれるようになつている。そして用紙
10は最後に当接部4dに当たり、横方向の移動位置が規制
されるようになつている。
示す進行方向に前当て2,3があり、そこで止められた用
紙が図示しないコロによつて横方向すなわち、今までの
進行方向と直角の方向に移動する記号4,5で表わされる
位置に設けられている。この横当て４は例えば第３図に
示すように、支持部4aの上方に受光素子4bが設けられ、
下方に発光部4cが設けられており、その隙間に用紙10が
送られてくると、その用紙10で発光部4cの光が遮断され
るようになつている。その遮断の状態は図示しない回路
で刻々サンプリングされ、アナログ量の変化が機械位相
の変化として取込まれるようになつている。そして用紙
10は最後に当接部4dに当たり、横方向の移動位置が規制
されるようになつている。
横当てが用紙１の両側に設けられているのは、次の理
由による。通常、両面を印刷する場合、初めに片方の横
当てで位置を規制して表側を印刷し、次に刷り上つたも
のを操作者が裏返して再び裏面を印刷する。このとき、
用紙の裁断精度の問題で縦方向の長さが多少異なる場
合、片方だけの横当てを用いると印刷される位置が表側
の絵柄に対してバラツキが生じる。このため表側の絵柄
に対して同じ相対位置に裏側の絵柄が印刷されるよう
に、つまり用紙の片側を基準として常に表，裏面共に印
刷されるようになつている。
由による。通常、両面を印刷する場合、初めに片方の横
当てで位置を規制して表側を印刷し、次に刷り上つたも
のを操作者が裏返して再び裏面を印刷する。このとき、
用紙の裁断精度の問題で縦方向の長さが多少異なる場
合、片方だけの横当てを用いると印刷される位置が表側
の絵柄に対してバラツキが生じる。このため表側の絵柄
に対して同じ相対位置に裏側の絵柄が印刷されるよう
に、つまり用紙の片側を基準として常に表，裏面共に印
刷されるようになつている。
さて、S7でサンプル・ホールドされたセンサ出力信号
LSHはS8においてデイジタル信号LSDに変換され、S9に示
すように次式の判断が行なわれる。
LSHはS8においてデイジタル信号LSDに変換され、S9に示
すように次式の判断が行なわれる。
（LS−５゜）≦LSD≦LS＋５゜ ……（１） この判断が「YES」であれば検出位置は基準角度MS±
５゜の範囲にあるので正常とみなされ、S10に示すよう
にセンサ出力信号LSDをメモリしてS4に戻る。なお、S5
で「NO」と判断されたときは機械の回転位相が基準角度
MSより外れているので、S4に戻り、基準角度になるのを
待つ。S10からS4に戻ると、今までのループをサンプル
タイミングで循環することになるので、センサ出力信号
LSDが用紙の移動位置において刻々とメモリされる。
５゜の範囲にあるので正常とみなされ、S10に示すよう
にセンサ出力信号LSDをメモリしてS4に戻る。なお、S5
で「NO」と判断されたときは機械の回転位相が基準角度
MSより外れているので、S4に戻り、基準角度になるのを
待つ。S10からS4に戻ると、今までのループをサンプル
タイミングで循環することになるので、センサ出力信号
LSDが用紙の移動位置において刻々とメモリされる。
S9においてセンサ不良であつたり、用紙のタイミング
が不良であるとS9は「NO」と判断されS11に示すように
センサ出力信号LSDが角度LSDDに変換され、S12において
（MS−LSDD）の値が正，負，零の判断が行なわれ、零で
あればS13に示すように「センサ出力レベル不良」を、
正であればS14に示すように「引き量少」を、負であれ
ばS15に示すように「引き量大」を表示する。
が不良であるとS9は「NO」と判断されS11に示すように
センサ出力信号LSDが角度LSDDに変換され、S12において
（MS−LSDD）の値が正，負，零の判断が行なわれ、零で
あればS13に示すように「センサ出力レベル不良」を、
正であればS14に示すように「引き量少」を、負であれ
ばS15に示すように「引き量大」を表示する。
時間が経過するとやがてロータリエンコーダの検出角
度PsがMS±５゜を外れS6が「NO」と判断されるので、セ
ンサ出力信号LSHのサンプリングが停止され、S16に示す
ように、S10で記憶したセンサ出力信号LSDのうち、基準
角度MS゜に対応するものを読出し、S17に示すように、
読出した信号LSDを角度に変換して信号LMSDとしてメモ
リする。そして、S18に示すようにカウンタのカウント
ｎを１ステツプ進め、S19に示すようにｎが100より大き
いか否かを判断する。S19の判断が「NO」であればS4に
戻り、次の用紙について前述と同様の動作を行なう。
度PsがMS±５゜を外れS6が「NO」と判断されるので、セ
ンサ出力信号LSHのサンプリングが停止され、S16に示す
ように、S10で記憶したセンサ出力信号LSDのうち、基準
角度MS゜に対応するものを読出し、S17に示すように、
読出した信号LSDを角度に変換して信号LMSDとしてメモ
リする。そして、S18に示すようにカウンタのカウント
ｎを１ステツプ進め、S19に示すようにｎが100より大き
いか否かを判断する。S19の判断が「NO」であればS4に
戻り、次の用紙について前述と同様の動作を行なう。
やがて100枚目の用紙が供給されるとS19が「YES」と
判断されるのでS20に示すように次式の判断が行なわれ
る。
判断されるのでS20に示すように次式の判断が行なわれ
る。
LMSDの最大値−LMSDの最小値＞５゜ ……（２） S20の判断が「YES」の場合S21に示すように「バラツ
キ大」を表示し、「NO」であればS22に示すように最も
古いLMSDを消去してその位置に次に古いデータをシフト
し、空いた位置に順次データをシフトする（S23）。そ
して、S24に示すように、「良好」を表示する。なお、S
23において最後に空いた位置には、次のS17のタイミン
グにおいてLMSDをメモリする。
キ大」を表示し、「NO」であればS22に示すように最も
古いLMSDを消去してその位置に次に古いデータをシフト
し、空いた位置に順次データをシフトする（S23）。そ
して、S24に示すように、「良好」を表示する。なお、S
23において最後に空いた位置には、次のS17のタイミン
グにおいてLMSDをメモリする。
第４図はこの装置のブロツク図であり、６は予定タイ
ミング検出手段で第１図のS1〜S6に、７は到達タイミン
グ検出手段でS7〜S10,S16〜S20に、８は表示手段で、S1
1〜S15,S21〜S24の動作に対応する。
ミング検出手段で第１図のS1〜S6に、７は到達タイミン
グ検出手段でS7〜S10,S16〜S20に、８は表示手段で、S1
1〜S15,S21〜S24の動作に対応する。
以上説明したようにこの発明は、用紙が横当てに到達
するタイミングが正しいか否かを検出しているので、機
械を常に正常な状態で動作させることができ、従来のよ
うに横当てのタイミング不良によるヤレが発生しないと
いう効果を有する。
するタイミングが正しいか否かを検出しているので、機
械を常に正常な状態で動作させることができ、従来のよ
うに横当てのタイミング不良によるヤレが発生しないと
いう効果を有する。
また、一定枚数毎の用紙について、横当てに到達すべ
きタイミングに対する実際に到達したタイミングのバラ
ツキを求め、この求めたバラツキが一定値以上であった
場合、バラツキが大きい旨の表示を行うようにしている
ので、給紙状態が不安定であることを知ることができ、
給紙不良が発生する前に調整することが可能となる。
きタイミングに対する実際に到達したタイミングのバラ
ツキを求め、この求めたバラツキが一定値以上であった
場合、バラツキが大きい旨の表示を行うようにしている
ので、給紙状態が不安定であることを知ることができ、
給紙不良が発生する前に調整することが可能となる。
第１図はこの発明を適用した装置の動作を示すフローチ
ヤート、第２図は横当ての位置を示す斜視図、第３図は
センサの側面図、第４図はこの装置のブロツク図であ
る。 ６……予定タイミング検出手段、７……到達タイミング
検出手段、８……表示手段。
ヤート、第２図は横当ての位置を示す斜視図、第３図は
センサの側面図、第４図はこの装置のブロツク図であ
る。 ６……予定タイミング検出手段、７……到達タイミング
検出手段、８……表示手段。
Claims (1)
- 【請求項１】横当てに用紙が到達すべきタイミングを検
出する予定タイミング検出手段と、 横当てに用紙が実際に到達したタイミングを検出する到
達タイミング検出手段と、 両手段の差が所定値以内にあるか否かを検出する検出手
段と、 一定枚数毎の用紙について、横当てに到達すべきタイミ
ングに対する実際に到達したタイミングのバラツキを求
め、この求めたバラツキが一定値以上であった場合、バ
ラツキが大きい旨の表示を行う表示手段と を備えたことを特徴とする印刷機械の紙流れ警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61307709A JP2594427B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 印刷機械の紙流れ警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61307709A JP2594427B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 印刷機械の紙流れ警報装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63160842A JPS63160842A (ja) | 1988-07-04 |
| JP2594427B2 true JP2594427B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17972291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61307709A Expired - Fee Related JP2594427B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 印刷機械の紙流れ警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594427B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008006632A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Komori Corp | 紙流れ調整装置および方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3033780A1 (de) * | 1980-09-09 | 1982-04-22 | Weitmann & Konrad GmbH & Co KG, 7022 Leinfelden-Echterdingen | Verfahren und vorrichtung zum steuern der ankunft einzeln vorgeschobener bogen aus biegsamem material |
| JPS59209141A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-27 | Komori Printing Mach Co Ltd | 枚葉輪転印刷機の不正給紙表示装置 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP61307709A patent/JP2594427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63160842A (ja) | 1988-07-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |