JP2552451B2 - 自動見当調整装置の誤差補正方法 - Google Patents

自動見当調整装置の誤差補正方法

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JP2552451B2 JP61101084A JP10108486A JP2552451B2 JP 2552451 B2 JP2552451 B2 JP 2552451B2 JP 61101084 A JP61101084 A JP 61101084A JP 10108486 A JP10108486 A JP 10108486A JP 2552451 B2 JP2552451 B2 JP 2552451B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多色印刷機の各色間における見当誤差を自
動的に調整する装置における誤差補正方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
輪転印刷機等の両面多色印刷機においては、印刷用
紙,ブランケット,インキ等の印刷資材材質および、用
紙へ与える張力,インキタック等の印刷条件変化に応
じ、各色間の見当が変動する。このため、これを自動的
に検出し、用紙の各面毎および表裏両面における各色間
の見当誤差を修正する目的上、本出願人の別途出願によ
る特開昭58−14751号により開示された手法等が次第に
普及している。
すなわち、用紙の表面および裏面に各色毎にレジスタ
マークを印刷し、これらを用紙の表面および裏面と対向
させ且つ用紙の移送方向に沿って離間して設けた表面セ
ンサおよび裏面センサにより光電的に検出し、これらの
検出出力に基づいて各面毎の見当調整および表裏両面間
の見当調整を自動的に行なうものとしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来においては、まず、表裏両面間の見当調
整を行なったうえ、次に、同一面の見当調整を行なって
おり、各面毎の見当調整および表裏両面間の見当調整に
時間を要し、試験印刷用紙を大量に消費し、不経済とな
る問題を生じている。
〔課題を解決するための手段〕
前述の問題を解決するために、本発明はつぎの手段に
より構成するものとなっている。
すなわち、上述の見当調整を自動的に行なう装置にお
いて、各センサ間の基準距離を登録し、用紙の表面およ
び裏面へ印刷された同一色目のレジスタマークによる各
センサの検出出力に基づいて距離を算出し、この算出距
離と基準距離との差により表・裏間見当誤差量を求め、
表面センサおよび裏面センサの検出出力により用紙の表
面および裏面に印刷されたレジスタマーク間の位置差に
基づく表面色間誤差量および裏面色間誤差量を求め、こ
の求めた表面色間誤差量および裏面色間誤差量の何れか
一方を表・裏間見当誤差量により補正し、この表面色間
誤差量および裏面色間誤差量に応じて表面および裏面の
見当調整を行なうものとしている。
〔作用〕
したがって、この発明によれば、各センサ間の距離を
基準距離(D)として登録しておけば、各センサの検出
出力に基づいて算出される距離(d)と基準距離との差
により表・裏間見当誤差量(Ec)が求められ、この表・
裏間見当誤差量により表面色間誤差量(EnF)および裏
面色間誤差量(EnR)の何れか一方が補正され、これに
よって得られる表面色間誤差量および裏面色間誤差量に
応じて表面および裏面の見当調整が行なわれる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によって本発明の詳細を説明す
る。
第2図は、見当調整を行なう電気回路のブロック図で
あり、用紙の表面および裏面へ各色毎に印刷された表面
レジスタマークおよび裏面レジスタマークを検出する表
面用光電センサ(以下、LES)201および裏面用LES202
各出力を波形整形回路(以下、WFC)211およびWFC212
より各個に方形波とし、マルチプレクサ(以下、MPX)2
2を介してこれらをゲート回路(以下、GAT)23へ与える
一方、印刷機の運転に基づいて発生されるゲートパルス
発生回路(以下、GPG)24からのゲートパルスによりGAT
23を制御すると共に、クロックパルス発生器(以下、CL
G)25からのクロックパルスをカウントするカウンタ
(以下、CUT)26のリセットを行なっており、GPG24が各
色毎の検出基準点と対応する検出開始時点からゲートパ
ルスを発生し、各色毎にレジスタマークの検出を終了す
るまでの間ゲートパルスの発生を継続するため、各レジ
スタマークのLES201,202による検出出力が各色毎にGAT2
3を通過し、微分回路(以下、DEF)27へ与えられる。
すると、DEF27がレジスタマークの前縁または後縁に
応ずる微分パルスを各色毎に送出し、ラッチ回路(以
下、LAT)28へ与え、これによりCUT26のカウント値を保
持させるため、GPG24のゲートパルス発生開始と同時に
リセットされCLG25から与えられるクロックパルスのカ
ウントを再開したCUT26のカウント値がLAT28により保持
され、印刷機の回転速度を一定とすれば、これが各色毎
の検出基準とレジスタマークとの距離を示すものとな
る。
なお、GPG24は、各レジスタマークの検出開始直前に
おいて各色毎にクリアパルスを送出し、LAT28をクリア
する。このため、まず、LAT28において第1色の検出基
準点と表面レジスタマークとの距離が保持され、つい
で、第1色の裏面レジスタマークによる同様な距離が保
持されたうえ、以後順次に第2色以降の同様な距離が保
持され、これらが演算回路(以下、OPC)29へ逐次与え
られるものとなり、OPC29が後述の演算を行ない、修正
目標値を示す出力信号SD(SDF,SDR)を送出するものと
なっている。
また、OPC29に対しては、ディジタルスイッチ等を用
いた登録スイッチ(以下、RG4)30が設けてあり、これ
によって、LES201とLES202とのあらかじめ定められた基
準距離Dを設定し、OPC29に対して登録を行なうと、こ
の基準距離Dを用いてOPC29が補正演算を行なうものと
なっている。
このほか、LES201と202とは、一般に、用紙の移送経
路上、LES201が先行して配置されており、同一の印刷ユ
ニットにより印刷される同一色の表面レジスタマークと
裏面レジスタマークとは、まず、表面レジスタマークが
LES201により検出された後、裏面レジスタマークがLES2
02により検出されるものとなっており、同一色の表面レ
ジスタマークをLES201により検出したタイミングと裏面
レジスタマークをLES202により検出したタイミングとの
差を求めれば、LES201とLES202との実装距離を算出する
ことができる。
この場合、表・裏面見当誤差がなければ、上記算出実
装距離は実距離と一致する。表・裏間見当誤差があれ
ば、上記算出実装距離は実距離とは一致しない。すなわ
ち、表・裏間見当誤差がない場合、同一色の表面レジス
タマークと裏面レジスタマークとの印刷位置は表裏間で
一致する(第3図(a)参照)。表・裏間見当誤差があ
る場合、同一色の表面レジスタマークと裏面レジスタマ
ークとの印刷位置は表裏間でずれる(第3図(b)参
照)。なお、第3図において、MFは表面レジスタマー
ク、MRは裏面レジスタマークを示している。したがっ
て、表・裏間見当誤差がなければ、同一色の表面レジス
タマークMFをLES201により検出したタイミングと裏面レ
ジスタマークMRをLES202により検出したタイミングとの
差から算出したLES201とLES202との実装距離は実距離と
一致する。
一方、OPC29は、プロセッサ(以下、CPU)およびメモ
リ等により構成され、メモリ中へ格納された命令をCPU
が実行し、必要とするデータをメモリに対しアクセスし
ながら演算処理を行なうものとなっており、第1図に示
すフローチャートのとおりに演算処理を行なう。
すなわち、RGS30による基準距離「D登録?」101がY
(YES)となれば、この基準距離「Dメモリ格納」102を
行ってから、例えば、第1色の表面レジスタマークの検
出タイミングと裏面レジスタマークの検出タイミングと
の差により距離「d演算」111を行ない、「Ec=d−
D」112の演算により表・裏間見当誤差量Ecを求める。
ついで、「|Ec|>x?」121により、許容誤差量xとの
対比を行ない、これがYであれば「Ecメモリ格納」122
を行なうのに対し、N(NO)のときには表・裏間見当誤
差量Ecを無視しても特に支障を生じないため、「Ec←
0」123によりEcをクリアする。なお、許容誤差量xは
任意な値に設定することができる。
すなわち、一般に、印刷において求められる見当精度
は、表面あるいは裏面のみの色間見当に比べて表・裏間
見当は遥かにゆるやかなものとなっている。このため、
片面のみの色間見当と表・裏間見当との許容誤差量を同
じとすると、修正しなくてもよい場合にも修正してしま
うことがあるので、許容誤差量xはこのようなことが起
こらない任意な値に設定される。
つぎに、同一面の見当調整へ移行し、表面レジスタマ
ークに応じ「表側マーク位置・メモリ格納」131aを行な
い、次いで裏面レジスタマークに応じ「裏側マーク位置
・メモリ格納」131を行なう。そして、表面と裏面でそ
れぞれマーク間距離演算と色間誤差量演算を行なう。
すなわち、各色間の位置差により表面および裏面のマ
ーク間距離「L演算」132を行ったうえ、表面および裏
面の色間誤差量「En(EnF,EnR)演算」133を第n色につ
いて行なう。次に裏面色間誤差量についてのみ「EnR=E
nR+Ec」141の演算により、Ecを用いてEnRを補正し補正
見当誤差量EnRを求め、第n色の表面および裏面の版胴
見当現在位置に応じて「修正目標値演算」142を行な
い、「修正値送出」143により出力信号SDFおよびSDR
送出し、第n色の表面および裏面の見当調整を行った
後、「RET」を介してステップ101以降を反復し、同様の
処理を各色について行なう。
したがって、本実施例によれば、基準距離Dを登録し
ておけば、自動的に表・裏間見当誤差量Ecが求められ、
表面および裏面の見当調整と表・裏間見当調整とが一度
に行なわれるものとなり、見当調整に要する時間が短く
なると共に、試行印刷量が減少し、試験印刷用紙の節減
が実現する。
また、本実施例によれば、ステップ121の判断によ
り、不必要な補正が排除され、見当調整の高応答速度化
が図られる。
ただし、レジスタマークの形状に応じてLES201,202
よる検出部位を選定すれば、天地方向のみならず左右方
向の見当調整も同様に行なうことができる。
また、第2図においては、MPX22,GAT23,CUT26乃至LAT
28の機能をOPC29中へ収容し,CPUにより実現してもよ
く、あるいは、OPC29を各種論理回路の組み合わせによ
り構成しても同様である等、種々の変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明より明らかなとおり本発明によれば、基準
距離を登録しておけば、自動的に表・裏間見当誤差量が
求められ、表面および裏面の見当調整と表・裏間見当調
整とが一度に行なわれるものとなり、見当調整に要する
時間が短くなると共に、試行印刷量が減少し、試験印刷
用紙の節減が実現し、各種の両面多色輪転印刷機におい
て顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は演算処理状況のフ
ローチャート、第2図は電気回路のブロック図、第3図
は表・裏間見当誤差がない場合およびある場合の同一色
の表面レジスタマークと裏面レジスタマークとの位置関
係を示す図である。 201,202……LES(光電センサ)、22……MPX(マルチプ
レクサ)、26……CUT(カウンタ)、27……DEF(微分回
路)、28……LAT(ラッチ回路)、29……OPC(演算回
路)、30……RGS(登録スイッチ)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の各色毎に用紙の表面および裏面へ各
    個に印刷されたレジスタマークを互に離間して設けた表
    面センサおよび裏面センサにより検出し、該各検出出力
    に基づいて前記各色間の見当調整を自動的に行なう装置
    において、 前記各センサ間の基準距離を登録し、 前記用紙の表面および裏面へ印刷された同一色目の前記
    レジスタマークによる前記各センサの検出出力に基づい
    て距離を算出し、 この算出距離と前記基準距離との差により表・裏間見当
    誤差量を求め、 前記表面センサおよび裏面センサの検出出力により前記
    用紙の表面および裏面に印刷されたレジスタマーク間の
    位置差に基づく表面色間誤差量および裏面色間誤差量を
    求め、 この求めた表面色間誤差量および裏面色間誤差量の何れ
    か一方を前記表・裏間見当誤差量により補正し、 この表面色間誤差量および裏面色間誤差量に応じて表面
    および裏面の見当調整を行なう ことを特徴とする自動見当調整装置の誤差補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5327805A (en) * 1976-08-27 1978-03-15 Toppan Printing Co Ltd Method of and apparatus for inspecting printing condition of sheet printed matter

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