JP2594336Y2 - フランジ接手 - Google Patents
フランジ接手Info
- Publication number
- JP2594336Y2 JP2594336Y2 JP1993054668U JP5466893U JP2594336Y2 JP 2594336 Y2 JP2594336 Y2 JP 2594336Y2 JP 1993054668 U JP1993054668 U JP 1993054668U JP 5466893 U JP5466893 U JP 5466893U JP 2594336 Y2 JP2594336 Y2 JP 2594336Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- pin
- metal gasket
- shallow
- gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体製造設備におけ
るクリーン配管等の接続に用いるフランジ接手に関す
る。
るクリーン配管等の接続に用いるフランジ接手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーン配管等の接続に用いるフ
ランジ接手においては、シール面に板状のメタルガスケ
ットを用いているが、水平配管の場合シール面からメタ
ルガスケットが外れ易く、配管しにくい。この為、一般
の袋ナット構造の小口径継手の場合のようにプレス加工
したリング状のリティナーでメタルガスケットを保持す
ることが考えられるが、主として大口径のフランジ接手
ではシール面の構造が複雑となり、また製作コストが高
くなるので、実用できない。
ランジ接手においては、シール面に板状のメタルガスケ
ットを用いているが、水平配管の場合シール面からメタ
ルガスケットが外れ易く、配管しにくい。この為、一般
の袋ナット構造の小口径継手の場合のようにプレス加工
したリング状のリティナーでメタルガスケットを保持す
ることが考えられるが、主として大口径のフランジ接手
ではシール面の構造が複雑となり、また製作コストが高
くなるので、実用できない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、シー
ル面からメタルガスケットが外れないようにし、配管施
工も容易にできるようにしたフランジ接手を提供しよう
とするものである。
ル面からメタルガスケットが外れないようにし、配管施
工も容易にできるようにしたフランジ接手を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案のフランジ接手は、相対する2つのフランジの
接合面の内周側に夫々対称に浅い段部を設けてガスケッ
トシール部を形成し、このガスケットシール部の対向す
る浅い段部の周方向に対称に複数個のピン穴を穿設し、
一方のフランジの浅い段部に前記ピン穴に対応したピン
挿通穴を周方向に有する環状のメタルガスケットを装着
し、このメタルガスケットの各ピン挿通穴にすり割りピ
ンを挿通し、且つ浅い段部のピン穴に圧入の上、相対す
る2つのフランジをボルト、ナットにて締付け固定する
ようにしたことを特徴とするものである。
の本考案のフランジ接手は、相対する2つのフランジの
接合面の内周側に夫々対称に浅い段部を設けてガスケッ
トシール部を形成し、このガスケットシール部の対向す
る浅い段部の周方向に対称に複数個のピン穴を穿設し、
一方のフランジの浅い段部に前記ピン穴に対応したピン
挿通穴を周方向に有する環状のメタルガスケットを装着
し、このメタルガスケットの各ピン挿通穴にすり割りピ
ンを挿通し、且つ浅い段部のピン穴に圧入の上、相対す
る2つのフランジをボルト、ナットにて締付け固定する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された本考案のフランジ接手
は、配管の接続時、一方のフランジのガスケットシール
部の浅い段部に環状のメタルガスケットをはめ込み、こ
のメタルガスケットのピン挿通穴を浅い段部のピン穴と
合致させた上、ピン挿通穴にすり割りピンを挿通し、且
つピン穴に圧入することにより、しまりばめとなるの
で、メタルガスケットは浅い段部に保持されて脱落しな
くなる。従って、相対するフランジの締付け固定が容易
となり、水平配管の接続作業を能率良く行うことができ
る。
は、配管の接続時、一方のフランジのガスケットシール
部の浅い段部に環状のメタルガスケットをはめ込み、こ
のメタルガスケットのピン挿通穴を浅い段部のピン穴と
合致させた上、ピン挿通穴にすり割りピンを挿通し、且
つピン穴に圧入することにより、しまりばめとなるの
で、メタルガスケットは浅い段部に保持されて脱落しな
くなる。従って、相対するフランジの締付け固定が容易
となり、水平配管の接続作業を能率良く行うことができ
る。
【0006】
【実施例】本考案のフランジ接手の一実施例を図によっ
て説明すると、1は固定フランジ、2は回転フランジで
ある。この固定フランジ1と回転フランジ2の接合面の
内周側で、固定フランジ1側と回転フランジ2の嵌合さ
れた基部フランジ3側に、対称に浅い段部4,4′を設
けて、ガスケットシール部5を形成している。このガス
ケットシール部5の対向する浅い段部4,4′の周方向
に等角度間隔に対称に4本のピン穴6を穿設してある。
そしてガスケットシール部5に、ピン穴6に対応して図
2に示すようにピン挿通穴7を周方向に等角度間隔に穿
設した環状(管内径と略同じ内径である)のメタル(N
i又はAl若しくはCu)ガスケット8を装着し、この
環状のメタルガスケット8の各ピン挿通穴7に図3に示
すすり割りピン9を図4に示すように挿通し且つガスケ
ットシール部5の固定フランジ1側の浅い段部4におけ
るピン穴6に圧入の上、図1に示すように固定フランジ
1と回転フランジ2をボルト10、ナット11にて締付
け固定するようにしてある。
て説明すると、1は固定フランジ、2は回転フランジで
ある。この固定フランジ1と回転フランジ2の接合面の
内周側で、固定フランジ1側と回転フランジ2の嵌合さ
れた基部フランジ3側に、対称に浅い段部4,4′を設
けて、ガスケットシール部5を形成している。このガス
ケットシール部5の対向する浅い段部4,4′の周方向
に等角度間隔に対称に4本のピン穴6を穿設してある。
そしてガスケットシール部5に、ピン穴6に対応して図
2に示すようにピン挿通穴7を周方向に等角度間隔に穿
設した環状(管内径と略同じ内径である)のメタル(N
i又はAl若しくはCu)ガスケット8を装着し、この
環状のメタルガスケット8の各ピン挿通穴7に図3に示
すすり割りピン9を図4に示すように挿通し且つガスケ
ットシール部5の固定フランジ1側の浅い段部4におけ
るピン穴6に圧入の上、図1に示すように固定フランジ
1と回転フランジ2をボルト10、ナット11にて締付
け固定するようにしてある。
【0007】このように構成された実施例のフランジ接
手は、配管の接続時、図1に示すように一方の管に取付
けられている固定フランジ1のガスケットシール部5に
おける浅い段部4に図2に示す環状のメタルガスケット
8をはめ込み、このメタルガスケット8のピン挿通穴7
を浅い段部4のピン穴6と合致させた上、ピン挿通穴7
に図3に示すすり割りピン9を図4に示すように挿通
し、且つピン穴6に圧入することにより、しまりばめと
なるので、メタルガスケット8は浅い段部4に保持され
て脱落しなくなる。従って、水平配管の接続に於いて、
一方の管の固定フランジ1と他方の管の回転フランジ2
とをボルト10、ナット11にて締付け固定するだけで
簡単に接続される。また、メタルガスケット8の確実な
装着により、両フランジ1,2の接合面が完全にシール
される。
手は、配管の接続時、図1に示すように一方の管に取付
けられている固定フランジ1のガスケットシール部5に
おける浅い段部4に図2に示す環状のメタルガスケット
8をはめ込み、このメタルガスケット8のピン挿通穴7
を浅い段部4のピン穴6と合致させた上、ピン挿通穴7
に図3に示すすり割りピン9を図4に示すように挿通
し、且つピン穴6に圧入することにより、しまりばめと
なるので、メタルガスケット8は浅い段部4に保持され
て脱落しなくなる。従って、水平配管の接続に於いて、
一方の管の固定フランジ1と他方の管の回転フランジ2
とをボルト10、ナット11にて締付け固定するだけで
簡単に接続される。また、メタルガスケット8の確実な
装着により、両フランジ1,2の接合面が完全にシール
される。
【0008】尚、この配管接続においては、メタルガス
ケト8を固定フランジ1側の浅い段部4に保持したが、
回転フランジ2側の浅い段部4′に保持しても良いもの
で、配管施工上取り扱い易い側に取付ければ良いもので
ある。
ケト8を固定フランジ1側の浅い段部4に保持したが、
回転フランジ2側の浅い段部4′に保持しても良いもの
で、配管施工上取り扱い易い側に取付ければ良いもので
ある。
【0009】
【考案の効果】以上の通り本考案のフランジ接手は、配
管の接続時、取扱い易いいずれか一方のフランジのガス
ケットシール部の浅い段部に環状のメタルガスケットを
はめ込み、ピンにて固定して保持することにより、簡単
に装着され、且つ脱落が防止されるので、水平配管の接
続は、その一方のフランジに他方のフランジをボルト、
ナットにて締付け固定するだけの簡単な作業で良く、配
管施工能率が向上する。また、メタルガスケットの確実
な装着により、相対するフランジの接合面が完全にシー
ルされる。
管の接続時、取扱い易いいずれか一方のフランジのガス
ケットシール部の浅い段部に環状のメタルガスケットを
はめ込み、ピンにて固定して保持することにより、簡単
に装着され、且つ脱落が防止されるので、水平配管の接
続は、その一方のフランジに他方のフランジをボルト、
ナットにて締付け固定するだけの簡単な作業で良く、配
管施工能率が向上する。また、メタルガスケットの確実
な装着により、相対するフランジの接合面が完全にシー
ルされる。
【図1】本考案のフランジ接手の一実施例を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】本考案のフランジ接手のガスケットシール部に
装着する環状のメタルガスケットを示す斜視図である。
装着する環状のメタルガスケットを示す斜視図である。
【図3】図2のメタルガスケットを固定するためのすり
割りピンを示す図である。
割りピンを示す図である。
【図4】図1のA部拡大図である。
1 固定フランジ 2 回転フランジ 3 基部フランジ 4,4′ 浅い段部 5 ガスケットシール部 6 ピン穴 7 ピン挿通穴 8 環状のメタルガスケット 9 すり割りピン 10 ボルト 11 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 相対する2つのフランジの接合面の内周
側に夫々対称に浅い段部を設けてガスケットシール部を
形成し、このガスケットシール部の対向する浅い段部の
周方向に対称に複数個のピン穴を穿設し、一方のフラン
ジの浅い段部に前記ピン穴に対応したピン挿通穴を周方
向に有する環状のメタルガスケットを装着し、このメタ
ルガスケットの各ピン挿通穴にすり割りピンを挿通し、
且つ浅い段部のピン穴に圧入の上、相対する2つのフラ
ンジをボルト、ナットにて締付け固定するようにしたこ
とを特徴とするフランジ接手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054668U JP2594336Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | フランジ接手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054668U JP2594336Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | フランジ接手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720487U JPH0720487U (ja) | 1995-04-11 |
JP2594336Y2 true JP2594336Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12977162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054668U Expired - Lifetime JP2594336Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | フランジ接手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594336Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP1993054668U patent/JP2594336Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720487U (ja) | 1995-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226 Year of fee payment: 10 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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