JP2593947Y2 - 汎用コンバインの刈取部構造 - Google Patents
汎用コンバインの刈取部構造Info
- Publication number
- JP2593947Y2 JP2593947Y2 JP1993057963U JP5796393U JP2593947Y2 JP 2593947 Y2 JP2593947 Y2 JP 2593947Y2 JP 1993057963 U JP1993057963 U JP 1993057963U JP 5796393 U JP5796393 U JP 5796393U JP 2593947 Y2 JP2593947 Y2 JP 2593947Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- machine
- width
- general
- feeder house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Harvester Elements (AREA)
- Combines (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機体前方の刈取部を分
割して幅狭に変更させることができる汎用コンバインの
刈取部構造に関する。
割して幅狭に変更させることができる汎用コンバインの
刈取部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、乗用運転部、脱穀部、グレンタ
ンクなどを装備した本機の前方には、前記脱穀部から延
出するフィーダハウスに連通するとともに刈刃や掻込み
オーガなどを装備した刈取部を配備して構成した汎用コ
ンバインにおいて、刈幅を広げて刈取り能力を上げるよ
う刈取部を本機の横幅より相当に幅広にして構成したも
のは知られている。
ンクなどを装備した本機の前方には、前記脱穀部から延
出するフィーダハウスに連通するとともに刈刃や掻込み
オーガなどを装備した刈取部を配備して構成した汎用コ
ンバインにおいて、刈幅を広げて刈取り能力を上げるよ
う刈取部を本機の横幅より相当に幅広にして構成したも
のは知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うに刈取部を本機より相当に幅広に構成すると、機体を
トラックにより運搬したり、格納庫に保管しておく場
合、本機を搭載できる程度の横幅を有したトラックの荷
台に機体全体を刈取部を下げたまま搭載することはでき
ず、無駄な大形のトラックを要することになったり、刈
取部を上昇させて無理に荷台に搭載すると不安定となっ
て運搬しにくくなり、また、格納庫では場所をとって保
管されることになってしまう、といった不具合を呈して
いた。
うに刈取部を本機より相当に幅広に構成すると、機体を
トラックにより運搬したり、格納庫に保管しておく場
合、本機を搭載できる程度の横幅を有したトラックの荷
台に機体全体を刈取部を下げたまま搭載することはでき
ず、無駄な大形のトラックを要することになったり、刈
取部を上昇させて無理に荷台に搭載すると不安定となっ
て運搬しにくくなり、また、格納庫では場所をとって保
管されることになってしまう、といった不具合を呈して
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、好適に実施できるよう提供するものであ
り、そのため、乗用運転部、脱穀部、グレンタンクなど
を装備した本機の前方には、前記脱穀部から延出するフ
ィーダハウスに連通するとともに刈刃や掻込みオーガな
どを装備した刈取部を配備して構成した汎用コンバイン
において、前記刈取部を、前記フィーダハウスに連通連
設して前記本機の横幅と近似の横幅となる幅広の第1ユ
ニットと、該第1ユニットの横側方に着脱自在に連結可
能の幅狭の第2ユニットとに分割して構成したものであ
る。
具合を解決し、好適に実施できるよう提供するものであ
り、そのため、乗用運転部、脱穀部、グレンタンクなど
を装備した本機の前方には、前記脱穀部から延出するフ
ィーダハウスに連通するとともに刈刃や掻込みオーガな
どを装備した刈取部を配備して構成した汎用コンバイン
において、前記刈取部を、前記フィーダハウスに連通連
設して前記本機の横幅と近似の横幅となる幅広の第1ユ
ニットと、該第1ユニットの横側方に着脱自在に連結可
能の幅狭の第2ユニットとに分割して構成したものであ
る。
【0005】
【作用】従って、第2ユニットを第1ユニットの横側方
に連結すると、刈取部を幅広にすることができて高能率
の刈取りができることになり、また、機体をトラックに
より運搬したり、格納庫に保管しておく場合には、第2
ユニットを第1ユニットから取り外すと、本機前方の刈
取部を本機同様の横幅に小形化できることになって、本
機を搭載できる程度の狭いトラックの荷台に安定良く搭
載したり、格納庫に場所をとらないで有効に保管してお
くことができる。
に連結すると、刈取部を幅広にすることができて高能率
の刈取りができることになり、また、機体をトラックに
より運搬したり、格納庫に保管しておく場合には、第2
ユニットを第1ユニットから取り外すと、本機前方の刈
取部を本機同様の横幅に小形化できることになって、本
機を搭載できる程度の狭いトラックの荷台に安定良く搭
載したり、格納庫に場所をとらないで有効に保管してお
くことができる。
【0006】
【実施例】図1は本考案の実施例である汎用コンバイン
を概略示した平面図であり、両クローラ7により支持す
る機体上には、シリンダ2aなどを装備した脱穀部2を
左側に、操縦コラム1aやシート1bなどを内装したキ
ャビン形の乗用運転部1を右側前部に、排出オーガ筒3
aに連通するグレンタンク3及びその後方のエンジン8
を右側にそれぞれ搭載し、前記脱穀部2の前方にはフィ
ーダ4aを内装して油圧シリンダ9により昇降可能のフ
ィーダハウス4を延設して本機Bを従来形構造同様に構
成する。
を概略示した平面図であり、両クローラ7により支持す
る機体上には、シリンダ2aなどを装備した脱穀部2を
左側に、操縦コラム1aやシート1bなどを内装したキ
ャビン形の乗用運転部1を右側前部に、排出オーガ筒3
aに連通するグレンタンク3及びその後方のエンジン8
を右側にそれぞれ搭載し、前記脱穀部2の前方にはフィ
ーダ4aを内装して油圧シリンダ9により昇降可能のフ
ィーダハウス4を延設して本機Bを従来形構造同様に構
成する。
【0007】前記フィーダハウス4の前端部は、従来形
同様に掻込みリール10、刈刃5、掻込みオーガ6、プ
ラットホーム11などを装備した刈取部Aの横幅方向略
中心部の後部に連通連設し、該刈取部Aは、前記フィー
ダハウス4に連通連設して前記本機Bの横幅W1 と近似
の横幅W2 となる幅広の第1ユニットa1と、該第1ユ
ニットa1の横側方に着脱自在に連結可能の幅狭の第2
ユニットa2とに分割するが、第1ユニットa1の後部
支持枠12aの端部と第2ユニットa2の後部支持枠1
2bの端部とを連結金具13の着脱により着脱自在にし
て連結し、支持メタル14により軸支される第1ユニッ
トa1の掻込みオーガ6の端部と第2ユニットa2の掻
込みオーガ6の端部とが着脱自在に係合できるように設
けるとともに、両ユニットa1,a2の刈刃5,5の端
部が着脱自在に係合できるように設け、第1ユニットa
1の左側に設けたリールステー15aと、第2ユニット
a2の右側に設けたリールステー15bとを連結金具1
6により連結自在にし、両ユニットa1,a2を連結す
ると、両ユニットa1,a2にまたがる刈刃5全体及び
掻込みオーガ6全体を第1ユニットa1の右側方の伝動
部17から伝動できるとともに各リールステーを側方の
油圧シリンダ18により上下動可能にして構成する。
同様に掻込みリール10、刈刃5、掻込みオーガ6、プ
ラットホーム11などを装備した刈取部Aの横幅方向略
中心部の後部に連通連設し、該刈取部Aは、前記フィー
ダハウス4に連通連設して前記本機Bの横幅W1 と近似
の横幅W2 となる幅広の第1ユニットa1と、該第1ユ
ニットa1の横側方に着脱自在に連結可能の幅狭の第2
ユニットa2とに分割するが、第1ユニットa1の後部
支持枠12aの端部と第2ユニットa2の後部支持枠1
2bの端部とを連結金具13の着脱により着脱自在にし
て連結し、支持メタル14により軸支される第1ユニッ
トa1の掻込みオーガ6の端部と第2ユニットa2の掻
込みオーガ6の端部とが着脱自在に係合できるように設
けるとともに、両ユニットa1,a2の刈刃5,5の端
部が着脱自在に係合できるように設け、第1ユニットa
1の左側に設けたリールステー15aと、第2ユニット
a2の右側に設けたリールステー15bとを連結金具1
6により連結自在にし、両ユニットa1,a2を連結す
ると、両ユニットa1,a2にまたがる刈刃5全体及び
掻込みオーガ6全体を第1ユニットa1の右側方の伝動
部17から伝動できるとともに各リールステーを側方の
油圧シリンダ18により上下動可能にして構成する。
【0008】従って、図1に示すように第2ユニットa
2を第1ユニットa1の横側方に連結すると、刈取部A
を幅広にすることができて高能率の刈取りができること
になり、また、機体をトラックにより運搬したり、格納
庫に保管しておく場合には、図3及び図6に示すように
第2ユニットa2を第1ユニットa1から取り外すと、
本機B前方の刈取部を本機B同様の横幅に小形化できる
ことになって、本機Bを搭載できる程度の横幅が狭いト
ラックの荷台に、図6に示すように第1ユニットa1を
第2ユニットa2の上方に位置させて安定良く搭載した
り、格納庫に場所をとらないで有効に保管しておくこと
ができる。
2を第1ユニットa1の横側方に連結すると、刈取部A
を幅広にすることができて高能率の刈取りができること
になり、また、機体をトラックにより運搬したり、格納
庫に保管しておく場合には、図3及び図6に示すように
第2ユニットa2を第1ユニットa1から取り外すと、
本機B前方の刈取部を本機B同様の横幅に小形化できる
ことになって、本機Bを搭載できる程度の横幅が狭いト
ラックの荷台に、図6に示すように第1ユニットa1を
第2ユニットa2の上方に位置させて安定良く搭載した
り、格納庫に場所をとらないで有効に保管しておくこと
ができる。
【0009】
【考案の効果】このように本考案は、第2ユニットa2
を第1ユニットa1の横側方に連結すると、刈取部Aを
幅広にすることができて高能率の刈取りができることに
なり、また、機体をトラックにより運搬したり、格納庫
に保管しておく場合には、第2ユニットa2を第1ユニ
ットa1から取り外すと、本機B前方の刈取部を本機B
同様の横幅に小形化できることになって、本機Bを搭載
できる程度の横幅の狭いトラックの荷台に安定良く搭載
したり、格納庫に場所をとらないで有効に保管しておく
ことができることになり、好適に実施できる特長を有す
る。
を第1ユニットa1の横側方に連結すると、刈取部Aを
幅広にすることができて高能率の刈取りができることに
なり、また、機体をトラックにより運搬したり、格納庫
に保管しておく場合には、第2ユニットa2を第1ユニ
ットa1から取り外すと、本機B前方の刈取部を本機B
同様の横幅に小形化できることになって、本機Bを搭載
できる程度の横幅の狭いトラックの荷台に安定良く搭載
したり、格納庫に場所をとらないで有効に保管しておく
ことができることになり、好適に実施できる特長を有す
る。
【図1】本考案実施例のコンバインを概略示した平面図
である。
である。
【図2】図1の側面を概略示した側面図である。
【図3】図1の一部を示した平面図である。
【図4】図3の一部の側面を示した側面図である。
【図5】第2ユニットを示した側面図である。
【図6】作動状態を示した側面図である。
1 乗用運転部 2 脱穀部 3 グレンタンク B 本機 4 フィーダハウス A 刈取部 W1 横幅 W2 横幅 a1 第1ユニット a2 第2ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 乗用運転部1、脱穀部2、グレンタンク
3などを装備した本機Bの前方には、前記脱穀部2から
延出するフィーダハウス4に連通するとともに刈刃5や
掻込みオーガ6などを装備した刈取部Aを配備して構成
した汎用コンバインにおいて、前記刈取部Aを、前記フ
ィーダハウス4に連通連設して前記本機Bの横幅W1 と
近似の横幅W2 となる幅広の第1ユニットa1と、該第
1ユニットa1の横側方に着脱自在に連結可能の幅狭の
第2ユニットa2とに分割して構成したことを特徴とす
る刈取部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057963U JP2593947Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 汎用コンバインの刈取部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057963U JP2593947Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 汎用コンバインの刈取部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722622U JPH0722622U (ja) | 1995-04-25 |
JP2593947Y2 true JP2593947Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13070674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993057963U Expired - Fee Related JP2593947Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 汎用コンバインの刈取部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593947Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6542136B2 (ja) * | 2016-01-27 | 2019-07-10 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP6740030B2 (ja) * | 2016-06-23 | 2020-08-12 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP7486369B2 (ja) * | 2016-06-23 | 2024-05-17 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP2019103404A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP2019103406A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | コンバイン |
KR20210001941A (ko) * | 2019-06-27 | 2021-01-06 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP1993057963U patent/JP2593947Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722622U (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |