JP2593869B2 - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JP2593869B2
JP2593869B2 JP62122125A JP12212587A JP2593869B2 JP 2593869 B2 JP2593869 B2 JP 2593869B2 JP 62122125 A JP62122125 A JP 62122125A JP 12212587 A JP12212587 A JP 12212587A JP 2593869 B2 JP2593869 B2 JP 2593869B2
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正典 川合
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和博 本田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、アンテナにマイクロストリップアンテナを
用いた送受信装置に関するものである。
[背景技術] 第12図は、この種の、アンテナにマイクロストリップ
アンテナを用いた送受信装置の斜視図を示すものであ
る。ここで、マイクロストリップアンテナは、原理図を
示す第11図に示すように、プリント技術を用いてグラン
ド板(地導体)1の上に誘電体板(空気を含む)3を設
け、この誘電体板3の上に平板の共振器構造の導体性の
放射板2を構成して形成したアンテナである。具体的に
は第12図に示すように、地導体1の上面に送信装置もし
くは受信装置の回路部品を実装すると共に、短絡板4を
介して放射板2を地導体1と平行に配置している。地導
体1と放射板2との間には空間が位置し、この空間に上
記回路部品が配置される。マイクロストリップアンテナ
(以下MSAアンテナ)5は、図示するように地導体1、
放射板2及び短絡板4から構成されるが、板状であるた
めに、放射板2の位置とインピーダンスとの関係は、第
13図に示すように、短絡板4から放射板2の先端に向か
って高くなっていく。第13図は各給電点における周波数
と入力抵抗の関係を示すものであり、△印は短絡板4か
らの給電点の距離が10mmとした場合で、●印は同様に20
mmとした場合であり、○印は同様に30mmとした場合であ
り、また、□印は同様に40mmとした場合で、×印は同様
に50mmとした場合である。かかる場合に、インピーダン
スを50Ωまたは75Ωに整合しようとすると、供給点の1m
mの変動でも、大きく整合が崩れてしまう。また、放射
板2を永久固定にすると、整合ずれの改善ができず、利
得が大きく落ち、受信感度が悪くなるという問題があっ
た。
また、放射板2と給電体(ビス状の給電ピン)との接
続は、半田付け等により放射板2の地導体1側から行な
う必要があったために困難であった。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
放射板を移動させることで、アンテナとの給電整合を容
易に且つ正確にできることを目的とした送受信装置を提
供するものである。
[発明の開示] (構成) 本発明は、上面に送信装置もしくは受信装置を実装し
た地導体の上方に放射板を配置してアンテナを構成し、
地導体の上面に設けられた放射板へ給電を行なう給電体
に対して放射板を移動させて、アンテナと給電整合を行
なう給電整合を設けることにより、給電整合手段により
放射板を給電体に対して移動させて、アンテナとの給電
整合を行なうようにしたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。第1図
乃至第3図において、MSAアンテナ5を構成する地導体
1は、アース面のあるプリント板または金属板で形成さ
れており、アース面を除いた地導体1の上面には受信装
置を構成する電子回路が実装してある。また、MSAアン
テナ5を構成する放射板2と短絡板4とは一体に形成し
ており、また、短絡板4より一体に接続板6を一体に形
成している。放射板2と接続板6とは短絡板4を介して
一体に形成された形となっており、放射板2の面と接続
板6の面とは平行に形成されている。接続板6、短絡板
4を形成した放射板2は金属板または一体のプラスチッ
クに金属メッキ、金属薄膜を接着したものである。ま
た、放射板2等もプリント板で形成してもよい。接続板
6の両側には、放射板2の先端方向に長孔形状としたビ
ス穴7を穿孔している。このビス穴7に対応した地導体
1の端部にはねじ穴8が螺設してある。
ここで、地導体1の受信装置に給電する給電体とし
て、給電ビス9を用いている。この給電ビス9はビスの
ようなもので、この給電ビス9を第4図に示すように、
地導体1の裏面から螺進させて、給電ビス9の先端を放
射板2の裏面に点接触させることで、放射板2と地導体
1の上面に実装した受信装置との給電を行なっている。
給電ビス9の先端9aは第5図に示すように半球状に形成
してあり、後述するように、放射板2のスライドを容易
にしている。
しかして、受信装置を実装してある地導体1の上方に
放射板2が平行に位置するように接続板6を地導体1の
上面に位置せしめ、ビス10を接続板6のビス穴7を介し
て地導体1のねじ穴8に螺着する。ここで、接続板6と
地導体4との間に、両者の接触を良くするために弾性を
有する接触板11を設けている。ビス10を緩く締めて放射
板2を地導体1と平行に移動させることで、受信入力系
の回路インピーダンスに整合が可能で、回路条件にアン
テナを合わすだけでよく、アンテナは0Ω〜300Ωまで
可変できることから、回路入力インピーダンスを限定
(設定)する必要がなく自由度が増えることになる。ま
た、給電ビス9の先端9aは半球状に形成しているため、
放射板2のスライドを容易にさせ、さらに、位置精度を
向上させることが可能となる。尚、給電ビス9、接続板
6に形成した長孔のビス穴7等により給電整合手段を構
成している。このように、先端9aを半球状にした給電ビ
ス9を放射板2に点接触させ、放射板2をスライドさせ
て給電整合を行なっていることで、受信装置のインピー
ダンスに容易に整合できるだけでなく、給電ビス9との
接続を容易にし、また、アンテナインピーダンスが2〜
3cm給電位置をずらすだけで10〜300Ω可変することから
受信入力インピーダンスを限定しないアンテナとなるも
のである。尚、地導体1に実装する回路は受信装置だけ
でなく、送信装置でも、また、一体とした送受信装置で
もよい。さらに、放射板2を地導体1に対して上下方向
に移動させるようにしてもよい。
第6図は使用例図を示し、上述のようにして構成され
たMSAアンテナを有する送信装置Aと受信装置Bとを屋
内に設置した場合を示している。送信装置Aは窓13の横
の壁面に設置され、センサー12としてマグネットスイッ
チを用い、窓13のガラスが開かれた時にマグネットスイ
ッチが動作してセンサー12からの信号が送信装置Aに入
力され、その変化信号を送信装置AのMSAアンテナよ
り、壁面に設置された受信装置Bへ伝送する。受信装置
Bでは、送信装置Aからの信号を受信して報知器で報知
したり、また、電話14にて電話回線を介して移報するよ
うにしている。尚、屋内に限らず、屋外でも使用できる
ことはもちろんである。
ところで、地導体1に受信装置を実装した場合に、上
述のように給電ビス9と放射板2との給電において放射
板2をスライドさせると、回路の入力インピーダンスが
大きく変化する。そこで、受信感度を調整するのに、本
発明は以下のようなことを行なっている。第7図は一般
的なAM受信用にブロック図を示すものであり、MSAアン
テナ5からの信号を高周波増幅する高周波増幅回路21
と、高周波信号と局部発振回路23からの局発信号とを混
合して中間周波に落とす混合回路22と、混合回路22から
の中間周波数を増幅する中間周波増幅回路24と、中間周
波増幅回路24からの信号を検波する検波回路25と、検波
回路25出力を増幅する増幅回路26と、増幅回路26出力を
さらに増幅する低周波増幅回路27とから構成されてい
る。また、増幅回路26出力よりAGC出力を検波回路25に
帰還してAGC動作をさせている。この検波とAGCの特性
は、第8図に示すように、RF入力電圧が高くなるとAGC
出力電圧も比例的に大きくなる傾向がある。第8図の横
軸には電界強度(RF入力)をとり、縦軸にAGC出力電圧
をとっている。
第9図はこのAGC出力電圧を利用して受信感度を容易
に調整し得るようにした比較表示部28の具体回路図を示
し、本実施例では4つの比較器291〜294と、抵抗R1〜R5
等からなる比較回路29と、各比較器291〜294の出力端に
接続された発光ダイオードD1〜D4、抵抗R6〜R9等からな
る表示回路30から構成されている。比較器291……の反
転入力端にはAGC出力電圧が入力され、また、非反転入
力端には各抵抗R1〜R5を直列接続して形成した基準電圧
を入力している。すなわち、各抵抗R1……による分圧電
圧を基準電圧Va〜Vdとしている。そして、AGC出力電圧
が基準電圧Va……より高くなった時に、比較器291……
がオンして出力がLレベルとなった時に、発光ダイオー
ドD1……をオンして点灯表示するようにしている。従っ
て、RF入力レベルの大小により発光ダイオードD1……の
点灯個数が変わることになる。尚、比較器291……や発
光ダイオードD1……の個数は4つに限らず、任意の個数
で良いのはもちろんである。
第10図は具体的な構造を示し、地導体1を構成するプ
リント板より発光ダイオードD1……を立設し、発光ダイ
オードD1……の頭部を放射板2に開口した表示窓31より
臨ませている。しかして、受信入力レベルを報知させる
発光ダイオードD1……の表示個数を最大になるように、
上述のように放射板2をスライドさせることにより、機
器による計測を行なわずに、給電整合の最良点に給電ビ
ス9を合わせることができるものである。このように、
受信装置を一体的に設けたMSAアンテナ5が受信レベル
を表示することで、電波の到来の有無を確認でき、その
ため、送信装置の設置等を判定することができ、また、
MSAアンテナ5のインピーダンスが給電点を少し動かす
だけで、10〜300Ω変化することから、受信回路のRF入
力インピーダンスに広い自由度を与えることができる。
従って、RF入力インピーダンスを特に問題とせず、給電
整合が可能となるものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、上面に送信装置もしくは受信
装置を実装した地導体の上方に放射板を配置してアンテ
ナを構成し、地導体の上面に設けられ放射板へ給電を行
なう給電体に対して放射板を移動させて、アンテナと給
電整合を行なう給電整合手段を設けたものであるから、
給電整合手段により放射板を給電体に対して移動させ
て、アンテナとの給電整合を行なうことで、単に、放射
板を給電体に対して移動させるだけで、容易に且つ性格
にアンテナとのインピーダンス整合ができる効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の分解斜視図、第2図は同上の
分解斜視図、第3図は同上の斜視図、第4図は同上の断
面図、第5図は同上の給電ビスの拡大斜視図、第6図は
同上の使用例図、第7図は同上の受信装置のブロック
図、第8図は同上の電界強度とAGC出力電圧との関係を
示す特性図、第9図は同上の比較表示部の具体回路図、
第10図は同上の斜視図、第11図はマイクロストリップア
ンテナの原理を示す図、第12図は従来例の斜視図、第13
図は各給電点における周波数と入力インピーダンスとの
関係を示す特性図である。 1は地導体、2は放射板、4は短絡板、5はマイクロス
トリップアンテナ、9は給電ビスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 和博 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭63−287115(JP,A) 実開 昭52−119332(JP,U) 実開 昭51−103343(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に送信装置もしくは受信装置を実装し
    た地導体の上方に放射板を配置してアンテナを構成し、
    地導体の上面に設けられ放射板へ給電を行なう給電体に
    対して放射板を移動させて、アンテナと給電整合を行な
    う給電整合手段を設けて成る送受信装置。
  2. 【請求項2】地導体と放射板とのいずれか一方もしくは
    両方をプリント板で形成してマイクロストリップアンテ
    ナを構成し、地導体と放射板との間の空間に回路部品を
    実装し、放射板を地導体と平行に給電体に対して移動さ
    せるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の送受信装置。
  3. 【請求項3】給電体をねじ体で形成し、このねじ体を地
    導体の裏面から放射板がわへ螺着固定し、放射板の裏面
    と点接触させるねじ体の先端部を半球状に形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    送受信装置。
  4. 【請求項4】受信強度の強さに応じて電圧が大きくなる
    受信装置のAGC電圧を利用し、該AGCの電圧の大きさに比
    例して順次点灯させる発光ダイオードを複数設け、給電
    体に体する放射板の移動において発光ダイオードの点灯
    個数によりアンテナとの整合をとるようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の送受信装置。
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