JP2593575Y2 - ラベル印字貼付装置 - Google Patents

ラベル印字貼付装置

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JP2593575Y2
JP2593575Y2 JP1993055480U JP5548093U JP2593575Y2 JP 2593575 Y2 JP2593575 Y2 JP 2593575Y2 JP 1993055480 U JP1993055480 U JP 1993055480U JP 5548093 U JP5548093 U JP 5548093U JP 2593575 Y2 JP2593575 Y2 JP 2593575Y2
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清行 関根
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、被検査者の氏名等のデ
ータを、診察券或はベッドに下げられている名札に貼付
されているバーコードから読取って若しくは手入力に基
づいて、ラベルに印字し、そのラベルを採血管等の円柱
状物品(円柱体)に貼付するラベル印字貼付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】同一出願人は、この種ラベル印字貼付装
置として、先に、実願平05−19384号の考案を提
案した。
【0003】その既提案のラベル印字貼付装置は、物品
受部材であるガイド手段が、ローラを備え、且つ、バネ
付勢を受けるレバー部材の構成であり、構造が複雑で、
耐久性にも問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】採血管等の円柱体に印
字したラベルを貼付するラベル印字貼付装置において、
ラベルを介して円柱体を受ける物品受部材の構成を簡素
化し、耐久性に優れ、更に、貼付作用の安定性を保証で
きるようにすることである。
【0005】
【問題を解決するための手段】被印字後、移送テープか
ら剥離されて糊面側を上にして待機するラベルに、円柱
状物品を押付けさせることにより、該物品にラベルを貼
付させるラベル印字貼付装置において、押付けに伴う円
柱体の移動路に、ラベルの印刷面側の前後若しくは左右
の二カ所を受ける両肩部と、該両肩部から途中に隘路部
をもって瓢箪状に切取られた空間部とを形成した柔軟材
料よりなる物品受部材を配置したラベル印字貼付装置を
提供するものである。
【0006】
【作用】円柱状物品を、糊面側を上にして待機している
ラベルに押付けると共に、その押付け方向に移動させる
と、柔軟材料よりなる物品受部材の上の広い空間部から
隘路部を通過して再び下の広い空間部に到達するので、
円柱体の移動に対する隘路部での抵抗作用により、ラベ
ルが円柱体にしっかり貼付され、下の空間部から印字済
みのラベルが貼付された円柱状物品を容易に取出すこと
かできる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】図1は本考案ラベル印字貼付装置の斜視図
で、この実施例においては、ケーシング10が、移送テ
ープT上にラベルLを連続して仮着したラベルテープL
Tを装填し、また、ラベルテープLT及び移送テープT
を移送し、ラベルL上に印字し、移送テープTからラベ
ルLを剥離させるラベルテープ用ブロック20と、制御
ブロック30とに二分されている。
【0009】制御ブロック30には、メインスイッチ3
01、印字データ・印字枚数データを入力したり、記憶
されている印字フォーマットを呼出す等のためのキーボ
ード302、そのフォーマットや入力データ或は各種の
メッセージ等を表示する液晶表示パネル303が備えら
れている。
【0010】更に制御ブロック30の内部には、CPU
からなる制御回路、ROMからなるプログラム記憶回
路、RAMからなるデータ記憶回路、サーマルヘッドの
駆動回路、移送テープTを牽引移送するためのモータ及
びその駆動回路、ラベル位置を検出する位置センサ22
1のための回路等が配置されている。
【0011】また、電源は、電池或は交流を変換したも
のでもよく、更にまた、バーコードの読み取りは、コネ
クタケーブルで連結される分離型のスキャナか、組込み
(一体)型のカードリーダ部で行えるようにすることも
できる。
【0012】次に、ラベルテープ用ブロック20を、図
1の制御ブロック30に近い部分で縦断した図2により
説明する。先ず、上カバー201は詳細には図示してい
ないが、制御ブロック30との間の蝶番によって、図1
の右から左へ90°回動可能で、ラベルテープLTの装
填部を露呈させることができるものである。(制御ブロ
ック30とは反対側での蝶番により左から右へ回動でき
るようにしてもよい)
【0013】そして、202は移送テープTの排出口、
203はラベルテープLTの巻芯、204はラベルテー
プLTのガイドローラ、205はラベルテープLTに対
する安定板、206は前述のモータの回転軸に連結され
た移送ローラ、207は軸208に枢着され、バネ20
9によりピン210に制限されるまでの右旋性が付与さ
れている支持板で、その左方の先端部にラインタイプの
サーマルヘッドを支持しているものである。
【0014】また、211は軸213に枢着されたプラ
テンローラの保持板で、長溝212を形成しており、関
係する各ローラを両持ちすることができる構造である。
【0015】更に、214はサーマルヘッドに対向でき
るように保持板211に枢支されたプラテンローラ、2
15は移送テープTを急峻に転向させて移送テープTか
らラベルLを自己の剛性によって剥離させる保持板21
1に取り付けられた剥離板、216は保持板211に枢
支された移送テープTのガイドローラ、217は軸21
8が長溝212に嵌合されて、バネ219により移送ロ
ーラ206に弾接できるように配置された補助移送ロー
ラである。
【0016】更にまた、220は、移送テープTの表面
に連続して仮着されたラベルに対する保持板211上に
配置された反射型の位置センサで、移送テープTの裏面
に、ラベルLが仮着されているピッチに対応して印刷さ
れているアイマークを検出するものである。
【0017】そして、保持板211は、図示していない
ロック機構により、図示のプラテンローラ214が、支
持板207上のサーマルヘッドにラベルテープLTを介
して弾接した状態で保持され、また、外側の摘み21を
操作してそのロックを解除すれば、軸213を支点にし
て右旋させることができ、ラベルテープLTの装填とラ
ベルテープLT及び移送テープTの展張設定が可能とな
る。
【0018】また、230は、ラベルテープ用ブロック
20に固定的に連設された貼付ブロックカバーで、移送
テープTから剥離したラベルLが進行して来る近傍の上
部に位置してラベルLの糊面側を受ける仮受け部231
と、上壁にラベルLの進行方向と幅方向で直交するよう
に円柱状物品を横にして落込める開口部232と、一方
の側壁にその円柱状物品を上から下へ移動させることが
できる切欠き233とを形成している。
【0019】更に、240は、貼付ブロックカバー23
0の内部に配置されたスポンジで、移送テープTから剥
離されたラベルLの印字面側に対向するラベルの進行方
向に対して前後一対の肩部241と、その両肩部241
の間に上から下に向かって瓢箪状に切取られた空間部2
42とを形成している。
【0020】そして、スポンジ240は、貼付ブロック
カバー230に対して、空間部242の方向が、切欠き
232の方向に沿うように関係付けられ、更に、肩部の
下に形成した孔243に、貼付ブロックカバー230に
おける突起234の嵌合を受けて半固定される。
【0021】また、250は被貼付体である採血管であ
る。
【0022】例えば、病院では患者の血液検査がしばし
ば行われ、血液を採取した採血管と患者の同一性を正確
に管理することが重要である。
【0023】採血を行った時、診察券をラベル印字貼付
装置本体に併設されているカードリーグに通して診察券
に貼られたバーコードを読取り、或は装置本体にコネク
タケーブルで連結されたスキャナによってベッドの近傍
の名札若しくはカルテに貼られたバーコードを読取って
患者情報を入力し、ラベルLを印字発行する。
【0024】印字発行されたラベルLは、移送テープT
が剥離板215で転向され、移送ローラ206と補助移
送ローラ217とによって弾圧挟持されて牽引移送され
るので、自己の剛性により、上流側の一部を残して下流
側の大部分が移送テープTから剥離して仮受け部231
にガイドされながらほゞ直進し、糊面が上を向き、また
印字面がスポンジ240の肩部241に対向するように
貼付ブロックカバー230の上面で受けられる。
【0025】そこで、その患者の採血管250を、その
封栓側の一端を持ってラベルLの糊面に対して横方向に
押し当て、矢印方向に押し下げると、採血管250は、
弾除けのようにラベルLを伴って、開口部232から貼
付ブロックカバー230内に入り、先ずスポンジ240
の肩部側の広い空間部242Aに受け入れられ、続いて
採血管の径よりも狭くなっている隘路部242Bの空間
を移動する時に、スポンジが復元しようとする作用に伴
う抵抗を受けてラベルL全体が貼付され、最後に反肩部
側の広い空間部242Cに至って、貼付ブロックカバー
230から押し下げ方向とは直交する方向に手前へ抜き
取れる。
【0026】装置本体から抜き取られた採血管は、ラベ
ルLが適正に貼付されており、採血と患者の同一性が確
保されたものとなる。
【0027】尚、ラベルLに対する印字位置とラベルL
が移送テープTから剥離する位置との間には、貼付ブロ
ックを配置した関係から所定の距離が存在するので、各
データに対して一枚のラベルを印字発行する場合を考え
ると、印字されたラベルの次のラベルは、印字済みラベ
ルが剥離するように印字部を通過して移送され、その後
印字指令を受けた時に、印字部までバックフィードされ
てから、その印字が行われるものである。
【0028】そして、一つのデータに対して複数枚のラ
ベルを印字発行する場合には、その指定枚数分のラベル
には連続して(貼付動作信号を加味)印字が行われ、そ
の次のラベルがバックフィードの制御を受けるものであ
る。
【0029】また、円柱体へのラベルの貼付が、ラベル
の移送方向の側方から行われるようにしているが、真正
面の方向で行うようにすることもできる。
【0030】更に、貼付ガイドケース230内に配置す
る柔軟材料よりなる物品受部材は、スポンジの外、同じ
ような性質を有するものであればよい。
【0030】
【考案の効果】本考案のラベル印字貼付装置は、印字さ
れて移送テープから剥離して待機しているラベルに手を
触れることなく、円柱状物品にそのラベルを手動操作で
貼付する時、物品の操作移動が、相対的に貼付機能を備
えた手段によって誘導される形となるので、必然的に確
実な貼付が確保され、また、作動機構を持たず故障の心
配がないので、耐久性に優れ、実用上頗る有効なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ラベル印字貼付装置の全体斜視図であ
る。
【図2】本考案ラベル印字貼付装置主要部の縦断面図で
ある。
【図3】本考案主要素である物品受部材の拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 ケーシング 20 ラベルテープ用ブロック 30 制御ブロック 201 上カバー 206 移送ローラ 207 サーマルヘッドの支持板 211 保持板 214 プラテンローラ 215 剥離板 217 補助移送ローラ 230 貼付ブロックカバー 231 仮受部 232 開口部 233 切欠き 240 スポンジ 241 肩部 242 空間部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字されて移送テープから剥離されたラ
    ベルの下向きの印字面側に対向する両肩部と、前記ラベ
    ルの糊面側から該ラベルに押付けられる円柱状物品(円
    柱体)のその押付け方向からの移動を許容しながら、且
    つ、その移動に対して抵抗が作用するように、前記両肩
    部から途中に隘路部をもって瓢箪状に切取られた空間部
    とを形成し、前記隘路部に対する肩部側の広い空間部で
    円柱状物品のラベルを介した初期移動を許容し、該隘路
    部に対する反肩部側の広い空間部でラベルを貼付し終わ
    った円柱状物品の中心線方向の引抜きを容易にしている
    柔軟材料よりなる物品受部材を備えたことを特徴とする
    ラベル印字貼付装置。
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JP7424082B2 (ja) * 2020-01-31 2024-01-30 ブラザー工業株式会社 ラベル巻付装置

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