JPS6038483Y2 - ラベル発行剥離装置のバツクテンシヨン機構 - Google Patents

ラベル発行剥離装置のバツクテンシヨン機構

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JPS6038483Y2
JPS6038483Y2 JP11984780U JP11984780U JPS6038483Y2 JP S6038483 Y2 JPS6038483 Y2 JP S6038483Y2 JP 11984780 U JP11984780 U JP 11984780U JP 11984780 U JP11984780 U JP 11984780U JP S6038483 Y2 JPS6038483 Y2 JP S6038483Y2
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JP
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label
mount
peeling
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peeling device
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JP11984780U
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JPS5741757U (ja
Inventor
芳雄 倉石
Original Assignee
エムイ−デ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラベル剥離装置若しくはラベル印字・剥離装
置に関し、特には、ラベルに対する印字或いはラベルの
剥離性を最適ならしめるような可変式バックテンション
機構に関する。
ラベル剥離装置或いはラベル印字・剥離装置は、帯状の
リリースペーパー若しくは台紙に多数のラベルを所定間
隔で剥離可能に貼着したものを予め適当な長さに例えば
巻取り、使用に際しては少なくとも先端部分をエッヂ状
に形成した剥離板に順次そのラベル付台紙を繰り出し、
剥離板の先端部において各ラベルを台紙から部分的に延
出若しくは遊出させて各ラベルの手による剥ぎ取りを容
易ならしめながら物品へのラベルの貼付を可能ならしめ
るものである。
ラベルは用途に応じて紙、アルミ箔或いはプラスチック
等の材料を使用でき、ラベル剥離装置の場合では、ラベ
ルに予め所要の内容を印刷等の手段で表示したものを使
用し、またラベル印字・剥離装置にあっては、使用時に
無表示のラベルに印字後剥離して使用に供するものであ
る。
いずれにしても、台紙からのラベル剥離動作は、剥離板
先端部において台紙を必要な角度を持たせて折り曲げる
ような移動経路に置くことによって台紙に剥離可能に貼
着されている各ラベルに対してその先端部分から強制的
に遊離するような作用を与える必要があり、従って、こ
の剥離動作時には適当な張力をかけた状態に保持するこ
とは上記の如きラベルの剥離板先端での遊離に好都合で
ある。
その為、斯かるラベル剥離装置若しくはラベル印字・剥
離装置においては、所謂バックテンション機構を設ける
こととなるが、種々提案されている従来機種によるも必
ずしもこの間の問題を好適に解決しているとは云い難い
面がある。
例えば、同一材質のラベルにおいても、気温、湿度並び
に環境等に応じて、台紙からラベルが確実に遊離し得な
い事態も起ることが認められるもので、更に同一機種を
もってラベルの材質、厚さ或いは幅の異なるもの、及び
台紙もそれに相応して異なるようなものに対しては適正
なラベルの遊離動作を期待し難いものとなる。
この様な観点から、バックテンション機構は、簡便な構
造による可変バックテンション形態であることがラベル
の剥離動作の安定化と汎用性からみて好ましいものと云
える。
本考案の一実施例によれば、斯かる可変調整型バックテ
ンション機構は、少なくとも剥離板先端の前方における
ラベル付台紙の移動経路中にラベル面に接触するテンシ
ョンバーを偏心軸装した回動自在なディスクを設け、か
つ該テンションバーヲ通る台紙の背面を通してこのテン
ションバーに弾圧当接するバネを設けることによって遠
戚されており、ラベル付台紙は、バネによる弾圧付勢力
を付与されてテンションバーとバネとの間で挟圧されな
がら移動し、これによってラベル付台紙に対してバック
テンションが与えられる。
その場合、ディスクを任意方向に回動操作してバネに抗
してテンションバーを上下動させることにより、ラベル
または台紙の大きさ性質に最適なバックテンションを選
択的に調定操作できるので、ラベルの遊離化を確実に処
理できるようになる。
以下、本考案を添付図面に示す実施例を参照し乍ら更に
詳細に説明すると、第1図は、本考案に係るラベル印字
剥離装置の一実施例を概念的に示すもので、1および2
はラベルおよびリリースペーパー若しくは台紙を示し、
ラベル1は図示のように長いテープ状の台紙2に予め一
定間隔で剥離可能に貼着されてその一定長を巻取ってロ
ール7とされており、これらは矢標方向に順次繰り出さ
れて可変調定型バックテンション機構10、剥離板3の
平担な移動経路に設置された印字機8、乾燥機9、フォ
トセンサー4を含むラベル検出・発行制御機構、剥離板
3の先端エッヂ部に移送され、このエッヂ部においてラ
ベルは符号IAで図示するようにその先端部分が台紙2
から遊離せしめられて突出する状態になされる。
ラベルIAを剥ぎ取られた台紙2は剥離板3の下方部位
に適宜配装した移送用ローラ5および駆動用モーター6
からなる移動装置によって外部にそのま)放出するか若
しくは図示しない巻取りロールに順次収容される。
剥離板3の先端エッヂ部の作用によって印字・乾燥処理
済みのラベル1はその先端部分が図示の如く台紙2から
遊離突出した段階でラベル検出・発行制御機構の指令信
号を以って台紙2の移送動作が停止されるように構成さ
れているが、本考案によるラベル検出・発行制御機構は
、剥離板3の先端エッヂ部に隣接する平担部分に一個ま
たは複数個の透孔3Aを穿設し、該透孔3Aに合致した
上下部分にフォトセンサ4からなる検出器を配設するこ
とによってその主要部分が構成されている。
このようなラベルの有無検出並びに発行制御態様による
ときは、剥離板3の先端エッヂによって台紙2の屈曲動
作でラベルは台紙2からその先端部が遊離突出したラベ
ル1Aとなるので、このラベルIAを台紙2から容易に
取り去ることが可能となり、その際、従来形式のように
遊離突出した部分でラベルIAの有無検出を行なうもの
ではないら、ラベルIAの曲がりによる検出精度のバラ
ツキ若しくは低下に影響されることなく確実な検出・発
行機能を営ませることができる。
台紙2は従って透過性資質を採用するときには図示のよ
うなフォトセンサー4を適用でき、また、非透過性の場
合には、ラベル1間に露出する台紙2に適当な透孔を穿
設するようにしたものを採用すると、フォトセンサー4
または図示しないがマイクロスイッチ等の如き機械式セ
ンサーを使用できる。
印字機8の後段に設置した乾燥機9は種々の形式の加熱
源を採用できるが、望ましくはウオームアツプ時間の短
かい立上がり特性に優れた遠赤外線ヒーターの適用が好
ましく、これによって印字済みラベル1に対して適数秒
の短時間で迅速な乾燥処理を行なえることとなる。
従って、ラベル1の素材としてアルミ箔若しくはポリエ
ステルフィルム等のラベル材を使用する場合においても
、従来の如く高速乾性かつ不滅性という特殊なインクを
使用することによる不都合を好適に解消できると共に、
インクとしては通常程度の速乾性を有する不滅性インク
の使用を可能とする。
勿も、ラベル1にインク吸収性に富むクラフト紙等の材
料を使用するような用途にあっては、この乾燥機9の動
作を停止して使用に供することも出来る。
いずれにしても、あらゆる種類のラベルの使用を可能に
するべく、乾燥機9は可変電圧調整手段と更に乾燥時間
を選択的に調定する為のタイマー回路を具備するように
構成することによって、ラベルの種類に左右されること
なく適正な乾燥処理を施すことができるように配慮する
のが好ましい。
上記の如きラベルの移送、印字動作、乾燥動作、ラベル
検出・発制御並びにそれら動作の為に要する制御手段は
図示しないが適当なシーケンス制御回路等を組むことに
より遠戚されるもので、第2図はその基本的なブロック
図を示すものである。
先ず、剥離板3の先端エッヂ部に遊離突出したラベルI
Aを取ると、フォトセンサー4は透孔3Aを通してラベ
ルIAの無の状態を感知するようにラベル検出装置が作
動し、その結果、後続するラベルの為の移送指令を制御
回路を介してモーター6に与える。
モーター6は繰出しロール5を駆動して台紙2を矢標方
向に移送するに及び、フォトセンサー4は次に移送され
て来たラベル1を検知すると共に一定時間ラベル1の移
送を経続してそれが台紙2から部分的に遊離突出した状
態のラベルIAとなった段階でラベルの移送停止指令を
モーター6に発する。
次いで、印字機8に動作指令を与えてラベル1に対する
印字動作を行なわせ印字完了段階で印字機8が印字終了
信号を発する一方、その印字動作指令と共に乾燥機9の
タイマーを作動させて一定時間乾燥機9を作動下に置き
印字後のラベル1を迅速に乾燥させ待機状態に入る。
台紙2から遊離突出したラベル1Aを取る度に以上の動
作が順次繰返され、ラベルの印字・剥離発行動作が行な
われる。
第3図および第4図は、上記の如きラベルの印字・剥離
動作を更に最適に確保する為の可変調整型パックテンシ
ョン機構を概念的に示すもので第1図と同一符号は同一
の構成要素を示し、この機構10は、第1図の如く剥離
板3の先端エッヂ部と反対の端部近くにおけるラベル1
の移動経路であってラベル1面に接触するテンションバ
ー12を有し、その最上位置は少なくとも剥離板3の平
担面から僅かに低い状態となるよう配装されている。
テンションバー12はその両端部をディスク11によっ
て偏心軸架され、ディスク11の少なくとも一方をいず
れかの方向に回動操作することによってテンションバー
12の位置を上下動できるようにされている。
13は例えば図示の如く略■字状に折り曲げた板バネを
示腰これは台紙2の背面に当接してテンションバー12
との間に台紙2を挟圧しており、従って、ディスク11
の任意方向への回動量に応じて板バネ13の台紙2に対
する弾圧付勢力が強弱調定されるべく構成されている。
第4図は、一例としてディスク11を時計方向に所定量
回動した結果、その回動量に応じた変位を以ってテンシ
ョンバー12が下方に押し下げられて破線で示すように
板バネ13の台紙2に対する弾圧付勢力を強め、それよ
によって台紙2並ひにラベル1に対してパックテンショ
ンを増すようにした状態を示している。
テンションバー11は、ラベル1付台紙2のロール7の
架設支持アームなど図示しない支持フレームまたは装置
外側壁等に対して適宜回動固定可能に装着するもので、
ラベル1或いは台紙2の材質またはサイズに対応するよ
うな適当な表示をディスク11面に設け、その回動量を
選択的に調定できるようにするとことも使用性を高め得
る。
板バネ13は図示の如き形態に代えて数個の略■字状バ
ネであってもよく、更には台紙2の背面に当接する例え
ば平滑板とそれを弾圧するに十分な他のコイルバネ若し
くは弾性部材で構成することも可能である。
上記の構造の可変調定型パックテンション機構は、ラベ
ル付台紙2に対してラベル並びに台紙に最適なパックテ
ンションを選択的に設定付与できるので、印字性を良好
にしてラベル1により鮮明な印字を処理できる一方、ラ
ベルIAの遊離性を確実なものにする。
従って、この機構は、簡便な構造にも拘らず、印刷済み
ラベルの単なる剥離装置並びに印字機8による印字剥離
装置のいずれに対しても好適に設備できるが、例えば第
1図にように印字機8及び乾燥機9を具備するラベル印
字剥離装置をもって、第2図のブロック図には図示しな
いが、例えば切換スイッチの設置によって印字機8及び
乾燥機9に対する動作指令制御回路を断つように構成す
れば、−機種で印刷済みラベルに対する剥離装置と印字
剥離装置とを兼用することも可能となる。
尚、ラベル検出・発行制御の為の手段はシーケンス制御
の変更により、ラベル1の移送を検知したのちラベルが
遊離突出して剥離可能となる状態まで一定時間移送を継
続してラベル停止指令を与えてもよく、或いはラベルの
検知後一旦停止して印字動作終了後にラベルの遊離突出
の為の一定速りを処理するようにも改変できる。
叙上のとおり、本考案のパックテンション機構はラベル
の剥離或いは印字動作の信頼性を格段に高めることがで
き、簡易な構成とその低コスト性と相俟って実用上の効
果は極めて顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の概念的な全体構成図、第2図は第
1図の動作態様を示すブロック図、第3図は本考案装置
で構成した可変調定型パックテンション機構の概念的な
斜視図、第4図は第3図においてディスクを回動してバ
ックテンションを変化させた状態の説明図である。 1・・・・・・ラベル、2・・・・・・台紙、3・・・
・・・剥離板、3A・・・・・・透孔、4・・・・・・
フォトセンサー 5・・・・・・移送用ローラ、6・・
・・・・駆動モーター、7・・・・・・ロール、8・・
・・・・印字機、9・・・・・・乾燥機、10・・・・
・・可変調整型バックテンション機構、11・・・・・
・偏心ディスク、12・・・・・・テンションバー 1
3・・・・・・板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラベルの多数枚をそれぞれ剥離可能に所定間隔で貼着し
    た台紙を剥離板先端部で屈曲させながらラベルを部分的
    に台紙から遊離するようにした装置において、前記台紙
    の剥離板に対する移送経路の前方域に配装されて上記ラ
    ベル面と接触するテンションバーを有し、該テンション
    バーヲ偏心軸装する回動固定の自在なディスクを備え、
    上記テンションバーと協働して台紙に挟圧力を付与する
    弾性部材を設けるように構成したことを特徴とするラベ
    ル発行剥離装置のバックテンション機構。
JP11984780U 1980-08-23 1980-08-23 ラベル発行剥離装置のバツクテンシヨン機構 Expired JPS6038483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11984780U JPS6038483Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23 ラベル発行剥離装置のバツクテンシヨン機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11984780U JPS6038483Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23 ラベル発行剥離装置のバツクテンシヨン機構

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Publication Number Publication Date
JPS5741757U JPS5741757U (ja) 1982-03-06
JPS6038483Y2 true JPS6038483Y2 (ja) 1985-11-18

Family

ID=29480504

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11984780U Expired JPS6038483Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23 ラベル発行剥離装置のバツクテンシヨン機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181669A (ja) * 1985-02-07 1986-08-14 Ishida Scales Mfg Co Ltd ラベルプリンタの印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5741757U (ja) 1982-03-06

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