JP2592962Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP2592962Y2
JP2592962Y2 JP1992045872U JP4587292U JP2592962Y2 JP 2592962 Y2 JP2592962 Y2 JP 2592962Y2 JP 1992045872 U JP1992045872 U JP 1992045872U JP 4587292 U JP4587292 U JP 4587292U JP 2592962 Y2 JP2592962 Y2 JP 2592962Y2
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motor
stator
rotor
actuator
magnetic resolver
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JP1992045872U
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JPH069362U (ja
Inventor
利宏 金原
Original Assignee
横河プレシジョン株式会社
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はFA(ファクトリー・オ
ートメーション)の分野における機器、測定機器、光学
機器等に用いられるアクチュエータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】FA分野等において位置決め手段として
用いられるアクチュエータには、モータと磁気レゾルバ
を組み合わせたものがある。このアクチュエータは、モ
ータと磁気レゾルバをロータどうしとステータどうしを
連結し、モータの回転位置を磁気レゾルバで検出し、検
出信号をもとにモータの回転位置をフィードバック制御
することにより位置決め動作を行うものである。従来、
このようなアクチュエータとしては、例えば図2に示す
構成のものがあった。図2において、1はモータ、2は
磁気レゾルバである。モータ1と磁気レゾルバ2は、い
ずれもアウタ・ロータ型で、内側のステータは中空構造
になっていて、中心軸をLに一致させて軸方向に配列さ
れている。
【0003】モータ1はダイレクト・ドライブ型のモー
タである。モータ1において、11はステータ、12は
ロータ、13はロータ12をステータ11に回転可能に
支持する軸受である。ステータ11で、111は円筒状
のステータフランジ、112は非磁性体材料のシールド
リング113を介してステータフランジ111の外側に
取り付けられたステータコアである。ステータコア11
2は積層鋼板で構成され、先端に一定ピッチの歯が形成
された突極が設けられている。114は2つのステータ
コアをまたいで巻かれたコイル、115は2つのステー
タコア間に挟み込まれた永久磁石である。116は軸受
13を上下から挟み込むクランプ、117はステータフ
ランジ111の下部に固定された下部フランジである。
ロータ12で、121は円筒状のロータフランジ、12
2はロータフランジ121の内周面に固定されたロータ
コア、123と124はロータフランジ121の上部と
下部に固定された上部フランジと下部フランジである。
ロータコア122は、積層鋼板で構成されていて、ステ
ータコア112の歯と対向する位置に一定ピッチで歯が
形成されている。
【0004】磁気レゾルバ2は、下部フランジ117と
124を利用してステータ21とロータ22を構成して
いる。ステータ21において、211は非磁性リング2
12を介して下部フランジ117の外側に固定されたコ
ア、213は2つのコア211にそれぞれ独立に巻かれ
たコイルである。コア211の先端には一定ピッチで歯
が形成されている。ロータ22において、221は非磁
性リング222を介して下部フランジ124の外側に固
定されたコアである。コア221にも一定ピッチで歯が
形成されている。
【0005】このアクチュエータでは、モータ1と磁気
レゾルバ2は中心軸Lに沿って配列されているため、偏
平率γ=D/h(Dとhはそれぞれアクチュエータの外
径と高さ)を大きくできない。以下、図2に示す構成の
アクチュエータを直列構造のアクチュエータとする。光
学機器や測定機器では、機器全体の高さを高くできない
ためアクチュエータの収納スペースに狭い隙間しかとれ
ないものが多い。このため、図2に示す直列構造のアク
チュエータでは、光学機器等には適用しにくいという問
題点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、モータと磁気
レゾルバを同心円状に配列するとともに、モータと磁気
レゾルバの構成要素を同一平面上に配置することによっ
て偏平率を向上し、光学機器、測定機器等のように高さ
の制限を受ける機器に対しても容易に適用できるアクチ
ュエータを実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、モータと磁気
レゾルバをロータどうしとステータどうしを連結して構
成したアクチュエータにおいて、前記モータと磁気レゾ
ルバを、中心軸を合わせ、同心円状に配列するととも
に、前記モータのロータとステータ、前記磁気レゾルバ
のロータとステータ、及び、前記連結したロータどうし
を回転自在に前記連結したステータどうしに支持する軸
受を同一平面上に配置したことを特徴とするアクチュエ
ータである。
【0008】
【作用】このような本考案では、モータと磁気レゾルバ
を、中心軸を合わせ、同心円状に配列するとともに、モ
ータと磁気レゾルバの構成要素を同一平面上に配置す
る。これによって、アクチュエータの径を大きく、高さ
を低くし、偏平率を向上する。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本考案を説明する。図1
は本考案の一実施例を示した構成図である。図1におい
て、3はモータ、4は磁気レゾルバである。モータ3と
磁気レゾルバ4は、中心軸をLに一致させて同心円状に
配列されている。モータ3は同心円の外側に配置され、
磁気レゾルバ4は内側に配置されている。5はモータ3
によって回転させられるハブ、6は位置固定されたハウ
ジング、7はハブ5を回転自在にハウジング6に固定す
る軸受である。モータ3と磁気レゾルバ4は、ハブ5と
ハウジング6を利用してロータとステータを構成してい
る。
【0010】モータ3において、31はステータ、32
はロータである。ステータ31で、311はハウジング
6に固定されたステータコアである。ステータコア31
1は積層鋼板で構成され、一定ピッチで歯が形成された
突極が設けられている。312は2つのステータコアを
またいで巻かれたコイル、313は2つのステータコア
間に挟まれた永久磁石、314はハウジング6に固定さ
れステータ31を覆っているカバー、315ハブ5とカ
バー314の隙間をシールドするOリングである。ロー
タ32で、321はハブ5に固定されたロータコアであ
る。ロータコアもステータコア311と同様に積層鋼板
で構成され、先端には一定ピッチで歯が形成されてい
る。
【0011】磁気レゾルバ4において、41はステー
タ、42はロータである。ステータ41で、411は非
磁性体(図示せず)を介してハウジング6に固定された
ステータコア、412はステータコア411に巻かれた
コイルである。ステータコア411もステータコア31
1と同様な構成になっている。ロータ42で、421は
非磁性体(図示せず)を介してハブ5に固定されたロー
タコアである。ロータコア421もロータコア321と
同様な構成になっている。422はハブ5とハウジング
6の隙間をシールドするOリングである。
【0012】71及び72はハブ5とハウジング6にそ
れぞれ固定されていて軸受7を上下から挟み込むクラン
プである。図1に示すように、モータ3と磁気レゾルバ
4を、中心軸を合わせ、同心円状に配列するとともに、
モータ3のステータ31とロータ32、磁気レゾルバ4
のステータ41とロータ42、及び,軸受7を同一平面
上に配置している。これに よって、アクチュエータの径
を大きく、高さを低くし、偏平率を向上できる。
【0013】このようなアクチュエータにおいて、モー
タ3の回転はハブ5を介して磁気レゾルバ4に伝えら
れ、磁気レゾルバ4はモータの回転位置を検出する。そ
して、検出信号をもとに制御部(図示せず)がモータの
回転位置をフィードバック制御する。これによって、位
置決め動作が行われる。
【0014】なお、実施例では、モータを外側に磁気レ
ゾルバを内側に配置した場合について説明したが、モー
タと磁気レゾルバの配置は逆であってもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、モータと磁気レゾルバ
を中心軸を合わせて同心円状に配列するとともに、モー
タと磁気レゾルバの構成要素を同一平面上に配置してい
るため、偏平率γ=D/hを大幅に向上することができ
る。これにより、光学機器、測定機器等のように高さの
制限を受ける機器に対しても容易に適用できる。例え
ば、顕微鏡では、複数種類の対物レンズを装着したレボ
ルバが設けられていて、レボルバを回転して倍率を切換
えている。このようなレボルバをアクチュエータによっ
て位置決めできると、倍率の自動切換が可能になる。と
ころが、顕微鏡では対物レンズと接眼レンズの距離の関
係から、アクチュエータの収納スペースは狭い隙間しか
とれない。従って、従来例のような直列構造のアクチュ
エータは適用できない。これに対して、本考案にかかる
アクチュエータでは偏平率が大きいため、高さの寸法を
小さくでき、レボルバの位置決めにも容易に適用でき
る。また、径方向にモータと磁気レゾルバのロータ、ス
テータ、軸受が配列されているため、これらを一体加工
により容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来におけるアクチュエータの構成例を示した
図である。
【符号の説明】
3 モータ 4 磁気レゾルバ7 軸受 31,41 ステータ 32,42 ロータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと磁気レゾルバをロータどうし
    とステータどうしを連結して構成したアクチュエータに
    おいて、 前記モータと磁気レゾルバを、中心軸を合わせ、同心円
    状に配列するとともに、前記モータのロータとステー
    タ、前記磁気レゾルバのロータとステータ、及び、前記
    連結したロータどうしを回転自在に前記連結したステー
    タどうしに支持する軸受を同一平面上に配置したことを
    特徴とするアクチュエータ。
JP1992045872U 1992-07-01 1992-07-01 アクチュエータ Expired - Lifetime JP2592962Y2 (ja)

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JP1992045872U JP2592962Y2 (ja) 1992-07-01 1992-07-01 アクチュエータ

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JP1992045872U JP2592962Y2 (ja) 1992-07-01 1992-07-01 アクチュエータ

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JPH069362U JPH069362U (ja) 1994-02-04
JP2592962Y2 true JP2592962Y2 (ja) 1999-03-31

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JP2008249132A (ja) * 2007-03-05 2008-10-16 Nsk Ltd 回転センサの径方向平面配置構造を有する転がり軸受装置
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