JPS63225123A - 速度検出用磁石の固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は誘導電動機等の速度検出器用磁石の回転子への
固定構造に関するものである。

従来の技術 近年、家電、産業分野における誘導電動機等の速度制御
の要求が強まり、磁石を回転させ速度信号を得て、速度
制御を行う事が多（なりつつある。

また同時に軽薄短小化への要望も強まっている。

そして、速度検出用磁石の回転子への固定法として従来
、次の様な方法が実施されてきた。

第１の方法として第６図に示すように、速度検出用磁石
１５は磁石固定台Ｌ６に接着された状態で、回転子１７
に取り付けられていた。

又、第２の方法として第７図に示すように、速度検出器
１０ａを固定子完成品６ａの外に取り付け、速度検出用
磁石１５ａは軸４ａに直接接着されている。

発明が解決しようとする問題点 以上の様な構成にすると、 １、磁度検出用磁石を固定する為に特別に固定台を設け
てやる必要があり、材料コストが高い。

２、速度検出用磁石の固定の為、接着剤を使用する必要
があり、接着剤の固化時間等の関係で作業性が悪い。

３、速度検出器、速度検出用磁石を固定子の外に取り付
けると、電動機としての寸法が太き（なり、軽薄短小の
ニーズに対応できない。

等の問題点を有していた。

問題点を解決するための手段 本発明は従来例の問題点を解決するため、速度検出器を
有する誘導電動機の回転子端面に於いて複数の突起部を
形成し、円筒状の速度検出用磁石の内径に回転子端面の
突起部に合致する凹部と、内径側に傾斜したテーバ部を
設け、回転子端面の突起部と速度検出用磁石の凹部が合
致するように当接させ、突起部を速度検出用磁石の外径
方向に開き倒し、速度検出用磁石を回転子端面に固定す
る。

作用 以上の構成にすることにより、速度検出用磁石の為に特
別に固定台を設ける必要がな（、接着剤も不必要となる
。また固定子の外端面に速度検出器を取り付けな（でも
よい。

この結果作業性がよ（、低コスト化が可能となり、電動
機本体を小型化できる。

また、円筒状速度検出用磁石を回転子端面に固定する為
、電動機の撮動・騒音の特性面からも有利となる。

実施例 以下本発明を位相制御誘導電動機に応用した実施例を、
図面により説明する。

第１図は本発明の実施例における速度検出用磁石の固定
構造を示す回転子の部分斜視図である。

１は速度検出用磁石、３は回転子である。速度検出用磁
石１は内径に凹部１ａと中心方向に傾斜したテーパ面１
ｂとを有している。回転子３には速度検出用磁石１の凹
部１ａと合致する突起部２が配設されている。

凹部１ａと突起部２は速度検出用磁石１と回転子３が当
接される時合致するように設定されており、この合致し
た状態において、突起部２を速度検出用磁石１の外径方
向へ開き、テーパ面１ｂに固定させる。

第２図はこの開き固定した状態の断面図で速度検出用磁
石１は回転子３の端面に絞め固定されている。

第３図は回転子３が軸４に固定された回転子完成品５を
示す。

第４図は本発明を応用した位相制御誘導電動機の断面図
である。６は固定子完成品であり、固定子鉄心７２巻線
８．樹脂９．速度検出器１０により構成されている。回
転子完成品５は軸受装置１１により固定子完成品６へ回
転自在に固定されている。

以上の構成により回転子完成品５が回転すれば速度検出
用磁石１も同じ速度で回転し、固定子完成品６に配備さ
れた速度検出器１０で速度信号を得ることが可能となる
。この速度信号１３を位相制御回路１２へ入力し、この
位相制御回路１２の出力１２ａで位相制御誘導電動機１
４を制御することにより速度精度の良い位相制御誘導電
動機１４を得ることができる。この状態を第５図に示す
。

発明の詳細 な説明した如（本発明の構成とする事により、次の様な
効果が得られる。

１、速度検出用磁石を固定する為の特別な部品が不用で
ありコストが安（なる。

２、速度検出用磁石を直接回転子端面に固定することに
より電動機本体の薄型化が図れる。

３６速度検出用磁石を接着剤無しで固定する為、作業性
が向上し、コスト的にも有利になる。

４、磁石を専用治具にて回転子外径基準に精度良く取付
けることができるので、振動騒音の発生を小さくおさえ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転子の部分斜視図、第２図は速度検出用磁石
固定構造断面図、第３図は回転子側面図第４図は位相制
御誘導電動機構造断面図、第５図は位相制御誘導電動機
と位相制御回路の構成図、第６図は従来例第１の実施例
で速度検出用磁石の固定構造断面図、第７図は従来例第
２の実施例で速度検出用磁石を設けた誘導電動機側面図
である。 １・・・・・・速度検出用磁石、１ａ・・・・・・凹部
、１ｂ・・・・・・テーバ部、２・・・・・・突起部、
３・・・・・・回転子、７・・・・・・固定子鉄心、８
・・・・・・巻線、１０，１０ａ・・・・・・速度検出
器、１４・・・・・・誘導電動機。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名１、−吐Ｓ
膿出ｍ騙 第３図 １２−−一位詣利ｗｆｊＪ路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻線を施した固定子鉄心と、その固定子鉄心に固定され
   た速度検出器を有し、相対向する回転子には回転子端面
   より複数の突起部を形成し、この突起部と合致するよう
   に中心部に向かって傾斜したテーパ部と凹部を内径側に
   形成した速度検出用磁石を有し、この速度検出用磁石が
   前記回転子端面の突起部と前記検出磁石の内側凹部とが
   合致するように当接させ、前記突起部を前記速度検出用
   磁石の外径方向に開き倒して、前記回転子端面に固定す
   る速度検出用磁石の固定構造。