JP2592829Y2 - 流体弾性式エンジンマウントおよび振動絶縁装置 - Google Patents

流体弾性式エンジンマウントおよび振動絶縁装置

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JP2592829Y2
JP2592829Y2 JP1993003919U JP391993U JP2592829Y2 JP 2592829 Y2 JP2592829 Y2 JP 2592829Y2 JP 1993003919 U JP1993003919 U JP 1993003919U JP 391993 U JP391993 U JP 391993U JP 2592829 Y2 JP2592829 Y2 JP 2592829Y2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に自動車のような機
械のための流体弾性式エンジンマウント、および特にマ
ウントの振動減衰特性を運転およびエンジン動作条件の
変化に応じて結合しおよび結合遮断するための各種の装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用エンジンの流体式マウン
トの振動減衰特性を運転およびエンジン動作特性の変化
に応じて部分的にまたは完全に結合しおよび結合遮断す
る手段を与える多くの装置が設計されている。減衰力は
バネ力に加わって高いダイナミックレート(力/たわみ
(変形))を生ずるので、減衰力はそれが必要でない時
は排除されることが望ましい。それ故、大部分の流体弾
性式マウントの設計は比較的小さい振幅のたわみに対す
る減衰を不活発にし、または遮断する装置を含んでい
る。
【0003】典型的なエンジンマウントは中間の仕切り
によって分割された2つの密封された室があり、その仕
切りには仕切りの中を通り抜け両室間を連通させる減衰
チャネルを有する。エンジンマウントは通常エンジンブ
ロックに取り付けられる1つの端部材と車輛フレームに
取り付けられる今1つの端部材を有し、それらの端部材
は1つのエラストマー部材によって弾力的に互に連結さ
れ、一方の端部材は他方におよぼす振動に応じて移動す
ることができる。2つの端部材間の振動を減衰させるた
め、一方の室から他方の室へ仕切り内の減衰チャネルを
通って流体が前後に押し出される。
【0004】減衰作用を遮断するためには、普通ならば
流体を減衰チャネルを通して押し出すことになる振動へ
他の代りの反応を与えることにより流体がこのチャネル
を通って前後に流れることのないようにすることが必要
である。
【0005】エンジンマウントにおける減衰を調整する
装置の一つの型は米国特許第4,840,358号およ
び第4,901,986号に示されるような第1次流体
室内に設置される膨張可能な空気袋の使用である。
【0006】この問題への他のアプローチは米国特許第
4,886,251に示されており、そこでは圧力室内
の膨張可能なダイヤフラムが端部材およびエラストマー
のバネ部材とともに1つの空気室を形成している。空気
圧力が空気室に導かれると、ダイヤフラムはバネ部材か
ら引き上げられ環状の仕切り壁に支えられ、振動がエラ
ストマーのバネ部材から圧力室内の減衰流体に伝わるこ
とを防止する。これはもし空気室が膨張しないとすれば
起こったであろう減衰の遮断を生じさせる。
【0007】米国特許第4,886,252は、減衰チ
ャネルの壁面積あるいは容積を変化させることによるエ
ンジンマウントの減衰作用の遮断を示している。
【0008】米国特許第4,712,777はエンジン
マウントの流体圧力室の近傍のダイヤフラムによってお
おわれた空気室を用いる今1つの結合遮断装置を示して
いる。ダイヤフラムはダイヤフラムを圧力室から隔てる
ために閉じることのできるシャッタ板を有する。ダイヤ
フラムが圧力室から隔離されると、液体は液体に伝えら
れる振動によって減衰チャネルを通って押し出される。
シャッタ板が設置された位置から引き上げられダイヤフ
ラムが圧力室に連通させられると、液体に伝えられた振
動に応じてダイヤフラムのたわみが起こり、このたわみ
により減衰チャネルを通る液の流れを減少または停止さ
せることにより減衰作用の部分的または完全な結合遮断
を生ずる。
【0009】本考案は、従来技術の結合遮断装置を超え
る効果を与えようとするものであり、以後の説明で述べ
るとおりである。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】本考案の第1の目的
は、車輛用エンジンマウントにおける簡単かつ有効な振
動減衰を遮断する装置であって、製造、据付けおよび保
守の容易な装置を提供することである。
【0011】本考案の今1つの目的は、用途が広く、運
転条件とエンジン性能に応じて結合遮断量を変化するた
めの制御オプションの広範な、エンジンマウントにおけ
る振動減衰のための緩衝器を提供することである。
【0012】本考案のさらに今1つの目的は、エンジン
マウントの条件を硬、軟または中間に択一的に調整する
ことの可能な振動減衰緩衝器を提供することである。
【0013】本考案のこれらのおよび他の目的は、次の
説明および図面においてさらに明らかになるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案の車輛のフレーム
にエンジンをすえつけるための流体弾性式エンジンマウ
ントは、第1の端部材と、第1の端部材から軸方向に間
隔をとった第2の端部材と、第1の端部材に密封状態に
取付けられた環状のエラストマーのバネ部材と、前記エ
ラストマーのバネ部材と第2の端部材の間に拡がり、第
1および第2の端部材の間に閉じた室を形成する環状の
側壁と、閉じた室の内部にあって、該室を主流体室と補
助流体室に分割し、ある振動条件が起って第1と第2の
端部材の間の相対的振動減衰を生じさせたとき、主流体
室と補助流体室の間に、そこを通って流体が後退および
前進することのできる減衰チャネルを内蔵する仕切り
と、前記主流体室の内部に置かれて、減衰チャネルを通
る流体の流れの振動減衰作用を、択一的に結合しおよび
少くとも部分的に結合を遮断する結合/結合遮断手段と
を有し、前記結合/結合遮断手段は、主流体室の内側に
その開いた側を向けて空洞を形成する凹面の壁を有する
剛性のボディ部材と、剛性のボディ部材に密封状態に取
り付けられ、かつ空洞の開かれた側をボディ部材の凹面
の壁から間隔距離を置いておおい、主流体室内の流体圧
力と空洞内の空気圧力間の圧力差に比例する距離だけ空
洞の中にたわむことができる柔軟で伸長性のエラストマ
ーのダイヤフラムと、凹面の壁を通り抜けてエンジンマ
ウントの外部と通じ、空洞の内外に空気を流すことので
きるポートをもつボディ部材と、前記ポートを通る空洞
の内外の空気の流れを制御して、空洞内の圧力変化を生
じさせ、それによってダイヤフラムのたわみの量を変化
させる手段とを含む。
【0015】
【実施例】次に、図面、特に図1を参照すると、1つの
流体弾性式エンジンマウントが全体として記号10によ
って示されている。エンジンマウント10は通気口のあ
る金属キャップ14を含む1つの端部材12を有し、キ
ャップ14の中央からエンジンブロック(不図示)に取
付けるためのネジ付きの植込みボルト16が突き出てい
る。
【0016】エンジンマウント10はまた、対向する端
部材18を有し、この端部材は車輛のフレーム(不図
示)に取付けるためのネジ付きの植込みボルト22が外
方に延びている環状のカラー部材20を有する。植込み
ボルト22の内方端にはフランジの付いたカップ状部材
24が取付けられている。カップ状部材24は半径方向
外方に延びるフランジ26を有し、そのフランジには環
状のエラストマーの緩衝リング28がついている。
【0017】環状バネ部材30がカラー部材20の外周
縁を取り巻いて付着している。バネ部材30はまたその
外縁が概ね円筒形の缶状部材32の一端に固着されてお
り、その缶状部材の反対側の端は内方に弯曲しキャップ
14の下側フランジ端34とかみ合っている。端部材1
2および18、バネ部材30および缶状部材32は閉じ
た容器を形成している。缶状部材32の内部のディスク
状仕切り36はエンジンマウント10の上述の容器の内
部を2つの室に分割しており、その1つは主流体室、す
なわち圧力室38であり、他の1つは補助流体室、すな
わち補償室40である。
【0018】キャップ14は通気を有するので、流体が
キャップ14の開口を通って流出することなく補償室4
0内にあるように、柔軟なディスク状のダイヤフラム4
2の周縁を仕切り36とキャップ14の下方の縁の間に
固定することが必要である。
【0019】仕切り36は一端が圧力室38と通じ他端
が補償室40と通じる環状の減衰チャネル44を含んで
おり、流体が室38および40の間で前進後退すること
が可能であって後に説明するように振動の減衰を生ず
る。
【0020】全体として記号46で示される環状の結合
遮断器が缶状部材32の内部に仕切り36と停止リング
48のフランジとの間に設置されている。停止リング4
8は半径方向内方に延び緩衝リング28とかみ合うフラ
ンジを有し、端部材18の移動距離を制限しおよびバネ
部材30がエンジンの大きな運動に基因して過度にたわ
むことを防止する。
【0021】結合遮断器46は半径方向内方に面する凹
面の空洞54を備えた環状の剛性リング部材52を有す
る。空洞54は溝を抱えるようにして空洞54の両側に
固定された柔軟で伸長性のあるエラストマダイヤフラム
56によって覆われている。エラストマダイヤフラム5
6はリング部材52に入出ポート58を除いて気密なシ
ールを形成し、ポート58は缶状部材32の壁を通り抜
けるチューブ60に連結され、さらに電磁弁62に連結
されている。
【0022】電磁弁62はさらにチューブ64を通り今
1つの電磁弁66に連結される。電磁弁62は現在空洞
54と電磁弁66との間が開通するポジションにあり、
電磁弁66は現在大口径のオリフィス68を通じて外気
と開口していることを示している。
【0023】電磁弁62はまた閉鎖ポジションおよび空
洞54が逆止め弁72に導かれるチューブ70と連通す
るポジションを有する。電磁弁66もまた閉鎖ポジショ
ンおよびチューブ64が小口径のあるいは制限されたオ
リフィス74と通じるポジションを有する。小口径のオ
リフィス74はある特定のエンジン/ボディ/動作条件
の組合における減衰の最適レベルを与えるようなサイズ
がとられる。減衰量はオリフィスのサイズに反比例して
変動する。
【0024】動作において、エンジンマウント10が車
輛(不図示)にすえつけられ、エンジンマウント10の
内部が十分な量の液体によって満たされ、振動が起りバ
ネ部材30および端部材18を通じて伝えられると、液
体は圧力室38と補償室40の間を減衰チャネル44を
通って押し入り押し出され、それによって振動の減衰が
生じる。完全減衰を得るためには、結合遮断器46は解
放されなければならない。これを達成するため電磁弁6
2は空洞54が逆止め弁72と通じるポジションまで移
動する。振動がダイヤフラム56を空洞54の内部にた
わませるにつれて、空気は逆止め弁72を通って排出さ
れるが、空洞54に戻ることはできない。この振動の結
果として、空気は急速に空洞の外に押し出され、エラス
トマダイヤフラム56は図3に示すように、空洞54の
凹面の壁に完全に引かれる。これは結合遮断器が無いと
同様の結果を生じさせ、電磁弁の位置に変化が起きるま
で完全な減衰が継続する。
【0025】しかしながら、部分的な結合遮断を実現す
るため、電磁弁62は図1に示すポジションに移動され
るが、電磁弁66はチューブ64が小口径のあるいは制
限されたオリフィス74と通じるポジションまで移動さ
れる。この中間の位置では、完全な減衰のおよそ1/3
〜1/2になる。双方の電磁弁が図1に示すポジション
にある時は、減衰はほぼ完全に結合遮断され、非常に小
さい減衰が生ずる。この電磁弁のポジションでは、エラ
ストマダイヤフラム56は空洞54の内および外に自由
に偏位することが可能であって、流体圧のピークを充分
に減少させ、流体に作用する振動によって流体が減衰チ
ャネル44を通って流れることがないようにする。
【0026】図1において電磁弁62および66は直列
に連結されて示されているが、これらは並列に連結され
あるいは単独に、あるいは上の2つの電磁弁の1つまた
は他の1つが空洞54に連結される必要が生じることも
ある。
【0027】図2は電磁弁76を用いる本考案の他の実
施例を示しており、電磁弁76の一方のポート78を完
全な通気に開口し、他方のポート80は真空源に連結さ
れて空洞54から空気を引き出してダイヤフラム56を
図3に示すように空洞54の壁に引きつける。これは図
1において一方向逆止め弁72を用いるのと同様な作用
である。ダイヤフラムが空洞54内に完全に引きつけら
れる時に、完全な減衰が達成される。電磁弁が空洞54
が開放ポート78に通じるポジションに移動する時は、
大気への完全な開口が存在し、減衰は完全に遮断され
る。図2に示される装置の全ての部品は電磁弁76を除
き図1のものと同一であるので、同一の部品を表わすの
に同一の記号が用いられており、これらの部品に関する
説明も繰り返えして行うことはしない。
【0028】図1〜3において結合遮断器46は環状の
形態で示されているが、同様な効果は図4において結合
遮断器82で示されるようなディスク形部材によっても
得られることがわかる。結合遮断器82はその中央に位
置する空洞86を内蔵する剛性の円形ボディ部材84か
らなっている。円形のエラストマダイヤフラム88が空
洞86を横断して延び、かつ環状のリブ90を有する。
環状リブ90は環状の溝92とかみ合い、固定用リング
94がボディ部材84にネジ止めされると、エラストマ
ダイヤフラム88がボディ部材84の周縁に固定され
る。入出力チューブ96が空洞86から延び、図5の記
述においてのちに説明するように電磁弁に接続される。
【0029】図5は環状の結合遮断器46を用いる代り
に図4に示すディスク形の結合遮断器82を用いること
を除けば、図1のマウントと同一なエンジンマウント1
0aを示す。簡単のため、結合遮断器以外の全部品は図
1における部品と同一であるので、これら同一の部品は
図1におけるものと同一の記号で示し、また同一の部品
について再び詳細に述べることはしない。
【0030】図5は単に、環状結合遮断器46を用いる
代案としてディスク形結合遮断器82が圧力室38内に
設置される場合の可能性ある二つの異なる位置を示すも
のである。
【0031】実線で示されるように、結合遮断器82は
仕切り36上に空洞86を圧力室38に向けて設置する
ことができるであろう。入出力チューブ96は空洞86
を電磁弁62に、およびチューブ64を経て電磁弁66
に連結する。エラストマダイヤフラム88はダイヤフラ
ム56と同様に(図4における2点鎖線に示すよう
に)、空洞86の中にたわみ、かつ電磁弁62および6
6に関し先に環状結合遮断器46について述べたと同様
に作用する。
【0032】同様に、結合遮断器82は2点鎖線で示さ
れ、かつ82aとして識別されるように、下部の端部材
18の上のフランジ付きカップ状部材24に設置するこ
ともできるであろう。入出力チューブ96aは下側の端
部材18を通って外部に延長することが可能である。
【0033】図6ないし10に示す試験データグラフ
は、結合遮断器の空洞がある量の真空源あるいは逆止め
弁に連結されているか、または閉じた電磁弁によってシ
ールされているか、あるいは大気に対して開かれた数種
類のサイズの開口オリフィスに開かれているかという異
なるモードにおける本考案の結合遮断器の性能の比較を
示すものである。
【0034】図6ないし10のグラフから、結合遮断器
46の空洞54または結合遮断器82の空洞86が開い
たポートまたは大気に対する大きなオリフィスを通して
完全に通気しており、従って空気が自由に入出すること
が可能であってエラストマダイヤフラムは容易に内方に
たわむ時、このモードは装置の減衰効果を遮断し、減衰
は僅かであるかあるいは全く生じないことがわかる。エ
ラストマダイヤフラムが図3に示すダイヤフラム56の
ように空洞54の内方に引き込まれてもはやたわむこと
のないときは、減衰は減衰チャネル44を通る液体の移
動によって生ずる。空洞54が真空または逆止め弁に連
結されると、空気が空洞から引き抜かれ、それによりダ
イヤフラムが空洞の内部に引き込まれる結果を生ずる。
図9および10のグラフは、結合遮断器の空洞がサイズ
の異なるオリフィスに連結されるときは、大きいオリフ
ィスが用いられときに最小の減衰を生じ、小さいオリフ
ィスが用いられるときに最大の減衰が生じることを示し
ている。
【0035】このように、ダイヤフラムがたわむことの
できる動作モードは減衰の量を減少させ、ダイヤフラム
のたわみを減少するモードは減衰の量を増大させる。
【0036】電磁弁の色々な組合せを用いることが可能
であるが、図1および5に示されるような弁の組合せの
使用は減衰の制御を行うために数種のオプションを提供
することによって減衰量に対する制御幅に融通性を与え
ることが理解されよう。
【0037】これらおよび他の色々な変更が本考案の範
囲から出ることなしに、ここに示された実施例において
なされることが可能である。
【0038】
【考案の効果】以上説明したような構成となっているの
で、本考案の流体弾性式エンジンマウントは、加えられ
た振動に対する減衰を遮断することができるとともに、
製造、据付けおよび保守が容易となる効果がある。
【0039】また、用途が広く、運転条件とエンジン性
能に応じて結合遮断量を変化するための制御オプション
の広範なエンジンマウントにおける振動減衰のための緩
衝器として対応できるとともに、エンジンマウントの条
件を硬、軟または中間に択一的に調整することの可能な
振動絶縁装置が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の流体弾性式エンジンマウントの一実施
例の部分的に破断された側面図であって、本考案の装置
の内部構造を示す。
【図2】本考案のいま1つの実施例における環状リング
形結合遮断装置の拡大部分図である。
【図3】結合遮断器のダイヤフラムが環状空洞に引き込
まれている環状リング形結合遮断器のさらに拡大された
拡大部分図である。
【図4】本考案の今1つの実施例の断面図であって、デ
ィスク形結合遮断器を示す。
【図5】本考案の流体弾性式エンジンマウントの今1つ
の実施例の部分的に破断された側面図であって、2つの
代替可能な場所に位置するディスク形結合遮断器を示
す。
【図6】真空、逆止め弁および開放ポートを含む3つの
異なる動作モードにおいて使用される結合遮断器の性能
の比較を示す試験データのグラフである。
【図7】今1つの試験データグラフであって、開放ポー
ト、閉鎖ポートおよび2つの異なる真空量を含む4つの
異なるモードにおける結合遮断器のダイナミックレート
の比較を示す。
【図8】今1つの試験データグラフであって、図7に示
すものと同一のモードの減衰損失角の比較を示す。
【図9】今1つの試験データグラフであって、閉鎖オリ
フィスか、または3つの異なるサイズのオリフィスとい
うモードにおける結合遮断器のダイナミックレートの比
較を示す。
【図10】なお今1つの試験データグラフであって、図
9に示すものと同一のモードにおける損失角の比較を示
す。
【符号の説明】
10,10a エンジンマウント 12,18 端部材 14 金属キャップ 16,22 植込みボルト 20 カラー部材 24 カップ状部材 26 フランジ 28 緩衝リング 30 バネ部材 32 環状部材 34 下側フランジ端 36 仕切り 38 主流体室、すなわち圧力室 40 補助流体室、すなわち補償室 42 ディスク状ダイヤフラム 44 減衰チャネル 46,82,82a 結合遮断器 48 停止リング 52 剛性リング部材 54,86 空洞 56,88 エラストマダイヤフラム 58,78,80 ポート 60,64,70,96,96a チューブ 62,66,76 電磁弁 68,74 オリフィス 72 逆止め弁 84 ボディ部材 90 リブ 92 環状の溝 94 固定用リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 590002976 1144 East Market Str eet,Akron,Ohio 44316 −0001,U.S.A. (72)考案者 ロバート チャールズ シュイスラー アメリカ合衆国 44262 オハイオ州 モンロー フォールズ ハリー アヴェ ニュウ 143 (72)考案者 ジョージ ウィリアム アイゼンジマー アメリカ合衆国 44312 オハイオ州 アクロン サナトリウム ロード 2921 (56)参考文献 特開 平4−228945(JP,A) 実開 平2−114237(JP,U) 実開 平3−85736(JP,U)

Claims (10)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛のフレームにエンジンをすえつける
    ための流体弾性式エンジンマウントであって、 第1の端部材と、 第1の端部材から軸方向に間隔をとった第2の端部材
    と、 第1の端部材に密封状態に取付けられた環状のエラスト
    マーのバネ部材と、 前記エラストマーのバネ部材と第2の端部材の間に拡が
    り、第1および第2の端部材の間に閉じた室を形成する
    環状部材と、 閉じた室の内部にあって、該室を同軸の円筒形の主流体
    室と円筒形の補助流体室に分割し、ある振動条件が起っ
    て第1と第2の端部材の間の相対的振動減衰を生じさせ
    たとき、主流体室と補助流体室の間に、そこを通って流
    体が後退および前進することのできる減衰チャネルを内
    蔵する固定された剛性の仕切りと、 前記主流体室の内部に置かれて前記環状部材の内周に沿
    って延び、減衰チャネルを通る流体の流れの振動減衰作
    用を、交互に結合および少くとも部分的に結合を遮断す
    る結合/結合遮断手段とを有し、 前記結合/結合遮断手段が、主流体室の内側に半径方向
    内方にその開いた側を向けて環状の空洞を形成する凹面
    の壁と、主流体室を包囲する環状部材に向って半径方向
    外方に面する外側面とを有する環状の剛性リング部材
    と、 環状の剛性リング部材に密封状態に取り付けられ、かつ
    前記空洞の開かれた側を剛性リング部材の凹面の壁から
    間隔距離を置いておおい、主流体室内の流体圧力と空洞
    内の空気圧力間の圧力差に相当する距離だけ空洞の中に
    たわむことができ、その一方の面が前記空洞に面し、他
    面が前記主流体室の内部に面している、柔軟で伸長性の
    エラストマーのダイヤフラムとを有し、 前記環状の剛性リング部材が凹面の壁を通り抜けてエン
    ジンマウントの外部と通じ、空洞の内外に空気を流すこ
    とのできるポートを有し、 前記ポートを通る空洞の内外の空気の流れを制御して、
    空洞内の圧力変化を生じさせ、それによってダイヤフラ
    ムのたわみの量を変化させる手段とを含む流体弾性式エ
    ンジンマウント。
  2. 【請求項2】 結合/結合遮断手段の空洞の内外への空
    気の流れを制御する手段が環状の剛性リング部材の壁中
    のポートに作動的に連結された弁手段であって、前記弁
    手段はポートを交互に空気が空洞から排出されるだけの
    一方向逆止め弁に連結し、またはポートを少くとも1つ
    の指定されたサイズのオリフィスに連結し、空気を空洞
    の内外へ予め定められた速度で流れさせる請求項1に記
    載の流体弾性式エンジンマウント。
  3. 【請求項3】 弁手段が異るサイズの複数のオリフィス
    にポートを交互に連結し、弁手段によりどのサイズのオ
    リフィスが選択されるかによって空洞の内外への空気流
    の速度を変化させる請求項に記載の流体弾性式エンジ
    ンマウント。
  4. 【請求項4】 結合/結合遮断手段の空洞の内外への空
    気の流れを制御する手段が剛性リング部材の壁中のポー
    トに作動的に連結される弁手段であって、前記弁手段は
    ポートを異なるサイズの複数のオリフィスの一つに交互
    に連結し、バルブ手段によりどのサイズのオリフィスが
    選択されるかによって空洞の内外への空気流の速度を変
    化させ、またはポートを閉じて空洞中に存在する空気を
    密封する請求項1に記載の流体弾性式エンジンマウン
    ト。
  5. 【請求項5】 結合/結合遮断手段の空洞の内外への空
    気の流れを制御する手段が剛性リング部材の壁中のポー
    トに作動的に連結される弁手段であって、前記弁手段は
    前記ポートをエンジンマウントの外部に通じるように交
    互に連結して振動減衰の完全な結合遮断を達成させ、ま
    たはポートとエンジンマウントの外部との間の連通を閉
    じてボディ部材の空洞中に存在する空気を密封し、それ
    によりダイヤフラムのたわむ量を制限して振動減衰の部
    分的な結合遮断を達成させ、あるいは、ポートを真空源
    に連結して空洞から空気を取り去りダイヤフラムを空洞
    の内部に引き込み、振動減衰の完全な結合を達成させる
    請求項1に記載の流体弾性式エンジンマウント。
  6. 【請求項6】 流体の満された振動絶縁装置であって、
    環状部材、環状のエラストマー状バネおよび一対の対向
    する端部材によって取り囲まれ、かつ減衰チャネルを内
    蔵する固定された剛性の仕切りによって、前記減衰チャ
    ネルを除いて分離された流体圧縮室と膨張室を有し、
    前記減衰チャネルを通じて流体が一方の室から他の室へ
    前進後退し、当該振動絶縁装置に伝えられる一定の振動
    条件に応じて振動の減衰を生ずる振動絶縁装置におい
    て、 圧縮室の中に設置されて環状部材の内周に沿って延び
    減衰チャネルを通じる流体流の振動減衰作用を交互に結
    合および少くとも部分的に結合遮断する結合/結合遮断
    手段を有し、 前記結合/結合遮断手段、 圧縮室の内側の回りを少くとも一部の距離を囲んで延び
    るとともに、開いた側が圧力室の半径方向内方に向いた
    空洞を形成する凹面の壁と、流体圧縮室を包囲する環状
    部材に向って半径方向外方に面する外側面と、前記凹面
    の壁を通って延びて振動絶縁装置の外部に連通し、空洞
    の内外に空気を流すことのできるポートとを有する、環
    状の剛性リング部材と、環状リング部材に密封的に取り付けられ、かつ空洞
    の開かれた側を剛性リング部材の凹面の壁から距離を置
    いてカバーしており、一方の面が前記空洞に面し、他方
    の面が主流体室の内部に直接面しており、空洞の中に圧
    縮室の中の圧力と空洞の中の圧力との圧力差に相当する
    距離だけたわむことが可能であって、流体の圧力レベル
    を減少させ、これにより減衰チャネルを通って押し出さ
    れる流体の量を減少させる、柔軟で伸長性のエラストマ
    ーのダイヤフラムと、 圧力室内の圧力変化に応じてダイヤフラムのたわみを調
    整し、振動絶縁装置による振動減衰の結合または望まし
    い量の結合遮断を達成させる手段とを有することを特徴
    とする振動絶縁装置。
  7. 【請求項7】 ダイヤフラムのたわみを調整する手段
    が、交互に、ポートを空洞から空気を排出することだけ
    が可能な一方向逆止め弁に連結し、またはポートを圧力
    室内の内圧力の変化に応じて空洞の内外に空気が流れる
    ことを可能にする開口に連結する弁手段である請求項
    に記載の振動絶縁装置。
  8. 【請求項8】 弁手段がポートを異なるサイズの複数の
    オリフィスに交互に連結し、弁手段によりどのサイズの
    オリフィスが選択されるかによって空洞の内外への空気
    の流速を変化させる請求項に記載の振動絶縁装置。
  9. 【請求項9】 ダイヤフラムのたわみを調整する手段が
    ポートに作動的に連結される弁手段であって、前記弁手
    段はポートをサイズの異なる複数のオリフィスの一つに
    連結し、弁手段によってどのサイズのオリフィスが選択
    されるかによって空洞の内外への空気流の速度を変化さ
    せ、またはポートを閉じて空洞中の空気を密封する請求
    に記載の振動絶縁装置。
  10. 【請求項10】 ダイヤフラムのたわみを調整する手段
    が、ポートに作動的に連結される弁手段であって、前記
    弁手段はポートを振動絶縁装置の外部に通じるように連
    結して振動減衰の完全な結合遮断を達成させ、またはポ
    ートと振動絶縁装置の外部との間の連通を閉じて、剛性
    リング部材の空洞中の空気を密封し、それによってダイ
    ヤフラムのたわみの量を制限して振動減衰の部分的結合
    遮断を達成させ、またはポートを真空源に連結し、空洞
    から空気を取り去りダイヤフラムを空洞の中に引き込ん
    で振動減衰の完全な結合を達成させる請求項に記載の
    振動絶縁装置。
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