JP2592793B2 - 文字処理方法 - Google Patents

文字処理方法

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JP2592793B2 JP60027197A JP2719785A JP2592793B2 JP 2592793 B2 JP2592793 B2 JP 2592793B2 JP 60027197 A JP60027197 A JP 60027197A JP 2719785 A JP2719785 A JP 2719785A JP 2592793 B2 JP2592793 B2 JP 2592793B2
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Description

【発明の詳細な説明】 分 野 本発明は仮名漢字変換を行なうことにより日本文を入
力する文字処理方法に関する。
従来技術 日本文、特に漢字を入力する文字処理装置において
は、オペレータがキーボードより入力したい漢字に対応
する読みを入力して変換指示を与えることにより読みを
漢字に変換して入力するいわゆるかな漢字変換により漢
字入力を実現する方法が広く行なわれている。
上記の方法において一つの読みに対して複数の漢字列
が存在する場合優先度の高い候補から表示され、オペレ
ータは、もし望む候補が表示されていなかったときは更
に下位の優先度の候補の表示を指示する次候補指示を行
ない、表示されている候補が望む漢字列であったときは
その漢字列を確定する選択指示を行なう必要がある。し
かし、個人の使用する単語数は著しく制限されているの
が普通であるため、一度選択された単語は次回の変換か
らは最も優先度の高い候補として表示し、次候補指示を
行なわずに選択指示を行なえる様にする、いわゆる学習
処理が行なわれている。
上記学習処理については従来種々の方法が考案されて
いる。
一つの方法は、第1図に示す如く学習データとして各
単語に対応して1ビットのフラグを設け、もしその単語
が選択されればフラグのONし、変換候補中に挙がってい
たにもかかわらず、別の単語が選択されたときはOFFす
ることにし、変換時に候補中にフラグがONになっている
単語があれば、その単語を優先して変換するという方式
である。上記の方法では辞書の単語数に応じた量の学習
データが必要であるという欠点を持っている。例えば、
辞書単語数が20万語であれば、20万ビット=25000バイ
トもの学習データが必要である。
発明の目的 本発明の目的は上記の欠点を除去する為に、より少な
い容量の学習データで学習効果をもったかな漢字変換入
力ができる文字処理方法を提供することにある。
実施例 以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明による文字処理方法を実現するための
文字処理装置の概念図である。
入力装置により入力された読み列は変換装置によって
辞書を検索することにより単語の表記に変換され、更に
最新使用単語リストを参照することにより優先度がつけ
られ、同音語バッファ上に変換候補、優先度、アドレス
情報が登録される。同音語バッファの内容は表示装置に
よって表示され、次候補指示装置により次候補が指示さ
れると表示装置により同音語バッファ中の更に下位の優
先度の候補が表示される。選択装置により選択が指示さ
れると現在表示されている同音語バッファ中の候補が確
定し、選択されると共に選択された候補に対応するアド
レス情報が最新使用単語リストに登録される。
第3図は本発明の実施例をさらに説明するものであ
る。
図示の構成において、CPUは、マイクロプロセッサで
あり、文字処理のための演算、論理判断等を行ない、ア
ドレスバスAB、コントロールバスCB、データバスDBを介
して、それらのバスに接続された各構成要素を制御す
る。
アドレスバスABはマイクロプロセッサCPUの制御の対
象とする構成要素を指示するアドレス信号を転送する。
コントロールバスCBはマイクロプロセッサCPUの制御の
対象とする各構成要素のコントロール信号を転送して印
加する。データバスDBは各構成機器相互間のデータの転
送を行なう。
つぎにROMは、読出し専用の固定メモリであり、第11
図〜第18図につき後述するマイクロプロセッサCPUによ
る制御の手順等を記憶している。
また、RAMは、1ワード16ビットの構成の書込み可能
のランダムアクセスメモリであって、各構成要素からの
各種データの一時記憶に用いる。
IBUFは入力バッファであり、キーボードより入力され
た文字等が入る。
TBUFは文書バッファであり、キーボードKBより入力さ
れた文書情報を蓄えるためのメモリである。
DICはかな漢字変換を行なうための辞書である。
MRLは最新使用単語リストであり、選択された単語に
対応する単語コードを記憶する。
DOBUFは同音語バッファであり一意に変換できなかっ
た漢字候補を記憶する。
CTBLは単語コード変換テーブルである。
KBはキーボードであって、アルファベットキー、ひら
がなキー、カタカナキー等の文字記号入力キー、及び、
変換キー、選択キー、次候補キー等の本文字処理装置に
対する各種機能を指示するための各種のファンクション
キーを備えている。
DISKは定型文書を記憶するためのメモリで作成された
文書の保管を行ない、保管された文書はキーボードの指
示により、必要な時呼び出される。
CRはカーソルレジスタである。CPUにより、カーソル
レジスタの内容を読み書きできる。後述するCRTコント
ローラCRTCは、ここに蓄えられたアドレスに対応する表
示装置CRT上の位置にカーソルを表示する。
DBUFは表示用バッファメモリで、TBUFに蓄えられた文
書情報等のパターンをキャラクタジェネレータによりパ
ターン化して蓄える。
CRTCはカーソルレジスタCR及びバッファDBUFに蓄えら
れた内容を表示装置CRTに表示する役割を担う。
またCRTは陰極線管等を用いた表示装置であり、その
表示装置CRTにおけるドット構成の表示パターンおよび
カーソルの表示をCRTコントローラで制御する。
さらに、CGはキャラクタジェネレータであって、表示
装置CRTに表示する文字、記号のパターンを記憶するも
のである。
かかる各構成要素からなる本発明文字処理装置におい
ては、キーボードKBからの各種の入力に応じて作動する
ものであって、キーボードKBからの入力が供給される
と、まず、インタラプト信号がマイクロプロセッサCPU
に送られ、そのマイクロプロセッサCPUが固定メモリROM
内に記憶してある各種の制御信号を読出し、それらの制
御信号に従って各種の制御が行なわれる。
第4図は学習の基本的概念を示した図である。
(a)はCRTの画面の初期状態を示す図であり、CMは
カーソル、CRTは画面を意味する。この状態で「きか
い」を入力すると、(b)のようになり、次いで変換キ
ーを打鍵すると(c)のようになる。○印は画面上で文
字が白黒反転して表示されることを意味しており、それ
は表示されている候補以外に変換候補が存在することを
意味している。
「機械」は望む候補でないので次候補キーを入力する
と(d)のように「機会」が次候補として表示される。
選択キーを押すと(e)のように「機会」が確定し、
学習処理が行なわれる。
もう一度「きかい」を入力すると(f)のようにな
り、更に変換キーを押すと今度は(g)のように「機
会」が第1候補として表示される。
第5図は本発明における辞書(DIC)の構成を示した
図である。
YFは読み部であり、単語の読みを1文字1バイトで最
高8文字まで格納する。コードはJISC−6226コードの下
位バイトを使用し、余った領域には0を埋める。
KFは漢字部であり、単語の表記を1文字2バイトで最
高3文字まで格納する。コードはJISC−6226コードを使
用し、余った領域には0を埋める。
GFは文法情報部であり、その単語の品詞等の文法情報
を格納する。
各単語はすべて16バイトで構成され、辞書先頭から単
語を識別する単語コードが割り付けられる。例えば、単
語コードiの単語というのは辞書先頭から(i+1)番
目の単語を意味する。
同一読みの単語の中では順位の順番に並んでおり、例
えば同一読みで2番目にある単語は順位=2とする。
第6図は最新使用単語リスト(MRL)の構成を示した
図である。
MRLは最近選択された単語の単語コードを記憶するた
めのリストで、2バイトの単語コードを100単語分記憶
し、200バイトで構成される。
変換を行なう際に、変換候補となる単語の単語コード
がこのMRL中に登録されているかどうかサーチを行な
い、もし登録されているときは優先度を高くして変換す
るようにする。
選択が余り行なわれず領域が余っているときは存在し
ない単語コード(例えば−1)が入っている。
第7図はRAM中の文書データ(TBUF)、同音語バッフ
ァプール(DOBUF)の構成を示す図である。
文書データは1行128バイトから成る行データに分割
される。同音語バッファプールは128バイトで構成され
る同音語バッファに分割される。各同音語バッファには
先頭から順に同音語バッファコードが割り付けられる。
(先頭の同音語バッファ=0、2番目の同音語バッファ
=1、…) 第8図は同音語バッファの構成を示した図である。
DNOは表示番号であり、現在表示中の候補が何番目で
あるかを示す。
IKLは読み長を示し、読み部が何バイト存在するかを
示す。
ICLは漢字長を示し、漢字部が何バイト存在するかを
示す。
IUNは単語コード長を示し、単語コードが何バイト存
在するかを示す。
読み部には入力読み列を格納する。コードはJIS C
−6226コードを使用し、1文字当り2バイトのエリアを
使用する。
漢字部には変換候補の漢字列をJIS C−6226コード
を使用して1文字2バイトで格納する。変換候補は優先
度の高いものから順番に格納する。すなわち優先度情報
が変換候補の順番で記憶されることになる。
単語コードには変換候補に対応する単語の単語コード
を1コード2バイトを使用して格納する。
FLGはその同音語バッファが使用中か未使用かを示す
フラグであり、「1」は使用中、「0」は未使用を意味
する。
第9図は文書データの各行データの構成を示す図であ
る。
(a)は行データ全体の構成であり、1行当り64文字
分のデータが格納される。
(b)は文字データとして同音語でない通常の文字が
格納される場合の構成であり、1文字2バイトで構成さ
れる。先頭の1ビットは同音語フラグであり、通常文字
また同音語が確定した場合では0となっている。文字デ
ータにはJIS C−6226コードを使用する。
(c)は同音語である場合の文字データを示し、先頭
の同音語フラグは「1」になっている。同音語バッファ
へのポインタ(アドレス)が2バイトで格納される。ポ
インタとしては同音語バッファコードを使用する。何番
目の候補を表示中であるかは同音語バッファ中の表示番
号DNOで決定される。変換候補の何文字目であるかは文
書データ中で同音語の何文字目に位置しているかに従
う。
第10図は単語コード変換用の変換テーブルCTBLであ
る。
単語コードに修正が必要になったときに、変換前のコ
ードを旧コードに、変換後のコードを新コードに格納す
る。
上述の構成から成る実施例の作動を第11図〜第18図の
フローをも参照して説明する。
第11図は本発明文字処理装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ステップ11−1においてキーボードKBよりキーが押下
され、割込が発生するのを待つ。キーが入力されるとキ
ーの種類に応じて11−2、11−3、11−4、11−5のい
ずれかのステップに分岐する。
ステップ11−2は変換キーが押下されたときの処理で
あり、入力された読み列を漢字列に変換して候補が複数
個あれば、同音語バッファを作成する。
ステップ11−3は次候補キーが入力されたときの処理
であり、表示されている同音語の次候補を表示するよう
にする。
ステップ11−4は選択キーが入力されたときの処理で
あり、現在表示中の同音語候補を確定し、学習処理を行
なう。
ステップ11−5は変換キー、次候補キー、選択キー以
外の通常のキー(例えばかなキー、カーソル移動キー)
を入力した場合の処理であり、同種の文字処理装置にお
いて一般に行なわれている処理であり、公知であるの
で、特に記述しない。
ステップ11−6は上記の編集処理の結果、変更された
部分を表示する表示処理である。文書中のデータを1文
字読んではパターンに展開し、表示バッファに出力す
る。また同音語ポインタであったときは、指定された同
音語バッファ中の表示番号DNOで示される文字パターン
を表示バッファに展開する。
第12図はステップ11−2の処理を詳細化したフローチ
ャートである。
ステップ12−1において入力読み列に従って辞書サー
チを行なう。
ステップ12−2において辞書サーチの結果、入力読み
列に対応する単語があったかどうかを判断し、もし見つ
かれば以下の処理を行なうが、見つからなければ、ステ
ップ12−11に移り、文書メモリに同音語バッファのポイ
ンタをセットする。
入力読み列に対応する単語が見つかるとステップ12−
4において同音語バッファをアロケートする。すなわち
同音語バッファプールDOBUF中に未使用である同音語バ
ッファをサーチし、その同音語バッファを使用中の状態
に変更し、DNOを1にし、IKL、ICL、IUNの値を入力読み
列、変換結果に従ってセットする。
ステップ12−4において見つかった単語の辞書中での
順位を求め、256−(順位)を優先度とする。例えば辞
書中で同一読みの単語群の中で2番目の単語は順位=2
であるから、優先度=256−2=254となる。
ステップ12−5において見つかった単語の単語コード
が最新使用単語リストMRL中にないかをサーチする。
ステップ12−6においてMRL中にあったかどうかを判
定し、もしあれば、ステップ12−7に進んで優先度に25
6を加える。もしなければステップ12−8にスキップす
る。
ステップ12−8において読み列を漢字列に変換して同
音語バッファ上に単語コードと共に登録する。漢字列を
同音語バッファに登録する際には同時にその優先度をも
別領域に記憶しておくようにし、同音語バッファ上で漢
字列が優先度の高い(大きい)ものから順番に並ぶよう
にする。もし登録したい漢字列より優先度の低い(小さ
い)ものが既に登録されていれば、その手前に目的の漢
字列を登録するようにし、もし登録したい漢字列より優
先度の高い(大きい)ものが既に登録されていれば、そ
の後ろに目的の漢字列を登録するようにする。
ステップ12−9において現在の単語の次の単語を辞書
をサーチして求め、ステップ12−10において見つかった
かどうか判定し、もし見つかれば12−4にループする。
見つからなければステップ12−11に移り、同音語バッフ
ァのポインタを文書メモリにセットする。
第13図はステップ11−3を詳細化したものである。
ステップ13−1において同音語バッファプール内で
「使用中」となっている同音語バッファを先頭からサー
チする。
ステップ13−2において、上記見つかった同音語バッ
ファの表示番号をカウントアップして、次候補が表示さ
れるようにしてリターンする。
第14図はステップ11−4を詳細化したフローチャート
である。
ステップ14−1において同音語バッファプールを先頭
よりサーチし、「使用中」である同音語バッファを見つ
け、更にその同音語バッファコードをもつ文字を文書バ
ッファ中より求める。上記同音語バッファ中のDNO番目
の変換候補の漢字コードを文書バッファの上記見つかっ
た文字の部分に埋めフラッグを0にし、同類バッファの
その同音語を「未使用」状態とする。上記変換候補の単
語コードは記憶しておく。
ステップ14−2において前記単語コードをMRLに登録
する。(第15図に詳述) ステップ14−3において同音語バッファ上の前記単語
コードの単語の順位を変更する。(第16図に詳述) ステップ14−4においてステップ14−3の順位変更の
結果生じる単語コードの修正を同音語バッファに施す。
(第17図に詳述) ステップ14−4においてステップ14−3の順位変更の
結果生じる単語コードの修正をMRLに施す。(第18図に
詳述) 第15図はステップ14−2を詳細化したものである。
ステップ15−1においてMRLの最後の一つを除く全単
語コードを一つ下にシフトする。すなわち最後尾の単語
コードは失われることになる。
ステップ15−2において、MRLのトップに選択された
単語の単語コードをセットする。
第16図はステップ14−3を詳細化したものである。
ステップ16−1において現在の単語(選択された単
語)の辞書上での一つ前の単語が選択単語と同じ読みを
持っているかどうかをチェックし、もし異なればリター
ンする。もし同じであれば以下のステップを実行する。
ステップ16−2において辞書上の選択単語のデータを
すべて別領域に退避する。
ステップ16−3において選択単語の一つ前の単語のデ
ータを選択単語の位置にコピーする。
ステップ16−4においてステップ16−2で退避した選
択単語のデータを選択単語の一つ前の単語の位置に回復
させる。この結果、辞書上では選択単語と選択単語の一
つ前の単語が入れ換わることになる。
ステップ16−5においてステップ16−2〜16−4にお
いて単語を入れ換えた結果生じる単語コードの修正のた
めのテーブルである単語コード変換テーブルCTBLを作成
する。すなわち選択単語と選択単語の一つ前の単語の入
れ換わる前の単語コードを旧コードの欄に登録し、入れ
換え後の単語コードを新コードの欄に登録する。
第17図はステップ14−4を詳細化したものである。
ステップ17−1において同音語バッファコードを示す
一時変数iの値を0にクリアする。
ステップ17−2においてiの値が同音語バッファプー
ルの上限を超えたかどうかチェックし、超えていればリ
ターンする。
ステップ17−3において同音語バッファiの先頭アド
レスを求める。すなわちiの値に128を乗じて同音語バ
ッファプールの先頭アドレスを加える。
ステップ17−4においてその同音語バッファiが使用
中であるかどうかをチェックし、使用中でなければステ
ップ17−10に進み、使用中であればステップ17−5に進
む。
ステップ17−5において同音語バッファiから単語コ
ードを一つ取り出す。もし取り出せなかたときはステッ
プ17−10に分岐する。取り出せたときは以下に進む。
ステップ17−7において取り出した単語コードが単語
コード変換テーブルの旧コードの欄に記載されているか
どうかサーチによりチェックし、 ステップ17−8において見つかったかどうかを判定す
る。見つからなかったときはステップ17−5にループ
し、見つかったときはステップ17−9において見つかっ
た旧コードに対応する新コードの値に同音語バッファ中
の単語コードに修正する。しかるのちステップ17−5に
分岐し、次の単語コードを同音語バッファより取り出
す。
ステップ17−10においてiの値を増加し、次の同音語
バッファを指示するようにする。
第18図はステップ14−5を詳細化したものである。
ステップ18−1においてMRLのインデックスiを初期
化する。
ステップ18−2においてiの値が上限200を超えたか
どうかをチェックし、オーバーしておれば、リターンす
る。
ステップ18−3において単語コード変換テーブルの旧
コードにMRL(i)に示す単語コードが存在するかサー
チする。
ステップ18−4において旧コードとして見つかったか
どうか判定し、見つからなかったときはステップ18−5
に進む。
ステップ18−5においてMRL(i)を見つかった旧コ
ードに対応する新コードに修正する。
ステップ18−6においてiを更新し、次のMRLを指示
するようにする。
他の実施例 以上の説明において、辞書構造としては単語長が固定
長の辞書を想定しているが、可変長の単語長で構成し
た、より圧縮された辞書構造であっても同様に処理を行
なうことができる。また、最新使用単語リストに格納さ
れるデータとして辞書先頭から何番目の単語であるかと
いう単語コードを記憶することにしているが、それ以外
にも各単語の実際のメモリ上のアドレスに関する情報を
用いてもよい。
また最新使用単語リストにアドレスに関する情報でな
く辞書データそのものを記憶するようにすることも可能
である。そのようにすれば、メモリは多く必要である
が、単語登録、単語削除の際のように、辞書の構成に変
化が生じた場合であっても、最新使用単語リストの内容
を修正するという厄介な作業が不要となる。
効果の説明 以上説明したように、本発明の文字処理方法によれ
ば、選択された候補の情報として、使用単語リストに、
その候補となった単語の辞書上の識別コードを登録する
ようにし、候補表示の際には、辞書から検索された候補
の中から、以前に選択された候補を、使用単語リストに
登録された識別コードにより特定して優先させるように
したので、使用単語リストに要する記憶容量が少なくて
済むという効果がある。
また、使用単語リストに未登録部分がない場合にも、
最も古い識別コードを削除して、新たに選択された候補
の識別コードを登録するようにしたので、選択された候
補の数が、使用単語リストに登録可能な数を越えた場合
には、選択された時点が新しい候補を優先させて、選択
されたことによる学習を有効とさせることができるとい
う効果がある。
また、辞書において、同じ読みの単語を更新可能な順
位で順位付けて記憶し、候補が選択される度に、選択さ
れた候補の辞書における順位を向上させるように更新
し、候補を表示する際に、使用単語リストに登録されて
いる使用順序の新しい候補を優先させ、かつ、辞書にお
ける、使用回数が多いほど高まる順位付けに基づいて表
示するようにしたので、使用単語リストに一旦登録され
た単語が、他の単語を登録するために使用単語リストか
ら削除された場合でも、辞書において、選択回数が多い
ほどその単語の順位が向上されているために優先して表
示される。よって、使用順序と使用回数とを考慮して、
より適切な候補を優先して表示させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の学習データの構成を示す図、 第2図は本発明を説明する為の概念図、 第3図は本発明による実施例のブロック図、 第4図は学習の概念を図示した図、 第5図は本発明の辞書構成を説明する図、 第6図は本発明の最新使用単語リストを説明する図、 第7図は本発明の文書データと同音語バッファを示す
図、 第8図は本発明の同音語バッファを示す図、 第9図は本発明の各行の構成を示す図、 第10図は本発明の単語コード変換テーブルを示す図、 第11図〜第18図は本発明文字処理装置の動作を示すフロ
ーチャート。 MRL……最新使用単語リスト DOBUF……同音語バッファ DIC……辞書

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単語の読みと表記とを対応づけ、同じ読み
    の単語を更新可能な順位で順位付けて記憶した辞書を備
    えた文字処理装置において、 単語の読みを入力する入力工程と、 前記辞書を参照して、前記入力工程において入力された
    読みを、該読みに対応する単語の表記に変換する変換工
    程と、 該変換工程により変換された各候補が、使用単語リスト
    に識別コードが記憶された候補であるかを判定する判定
    工程と、 該判定工程により、前記使用単語リストに識別コードが
    記憶された候補と判定された候補を優先し、かつ、前記
    辞書における順位付けに基づいて、前記変換工程により
    変換された1つ以上の候補を表示する候補表示工程と、 該候補表示工程により表示された1つ以上の候補より、
    選択指示に基づいて、1つの候補を選択する選択工程
    と、 該選択工程により選択された候補の前記辞書上の識別コ
    ードを、前記使用単語リストに未登録部分があれば当該
    未登録部分に登録し、未登録部分がなければ前記使用単
    語リスト上で最も古い識別コードを削除したうえで登録
    する登録工程と、 前記辞書において、前記選択工程により選択された候補
    の順位を向上させる更新工程とを有することを特徴とす
    る文字処理方法。
  2. 【請求項2】前記更新工程においては、前記選択工程に
    より選択された候補の前記辞書における順位が最高位で
    ないときに、当該候補の順位と当該候補より1つ上位の
    単語の順位とを交換することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の文字処理方法。
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