JPH0148581B2 - - Google Patents

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JPH0148581B2
JPH0148581B2 JP58039322A JP3932283A JPH0148581B2 JP H0148581 B2 JPH0148581 B2 JP H0148581B2 JP 58039322 A JP58039322 A JP 58039322A JP 3932283 A JP3932283 A JP 3932283A JP H0148581 B2 JPH0148581 B2 JP H0148581B2
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JP
Japan
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kanji
conversion
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character string
key
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JP58039322A
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Michio Segawa
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPS59165124A publication Critical patent/JPS59165124A/ja
Publication of JPH0148581B2 publication Critical patent/JPH0148581B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は仮名漢字変換機能を有する日本語ワー
ド・プロセツサに係り、更に詳細に説明すればオ
ペレータによる入力モードと編集モードの切替え
操作を一切必要としない日本語ワード・プロセツ
サに係る。
仮名漢字変換機能を有する日本語ワード・プロ
セツサの入力法としては、対話型入力法(逐次変
換・逐次選択)、バツチ型入力法(逐次変換・一
択選択)及びベタ書き入力法(一括変換・一括選
択)が考えられる。しかしながら、特開昭55−
44609号公報に開示されている如き従来の日本語
ワード・プロセツサでは、キーボードに特定のモ
ード切換えスイツチを設け、高速入力時にはバツ
チ型入力法とし、文書の訂正を入力時点で行うと
きは対話型入力法とするように、オペレータが必
要に応じてモード切換えスイツチを操作しなけれ
ばならなかつた。また、このような操作に加え
て、オペレータは変換対象とすべき漢字部分も指
定しなければならず、このため本来の漢字入力及
び編集作業にその注意を集中することができなか
つた。
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、変換キーと無変換キーを適宜操作するだけ
で、対話型入力法、バツチ型入力法及びベタ書き
入力法の3入力法を自動的に切換えうるようにす
るとともに、同音異義語の選択又は訂正等の編集
作業も追加の切換え操作なしに行いうるようにし
た日本語ワード・プロセツサを提供することにあ
る。
本発明の日本語ワード・プロセツサでは、ラン
ダム・アクセス・メモリ中の文書作業域又は文書
メモリに文書データ・ストリームとして正書(コ
ード)とともに少くとも文字単位の読みを保持す
るようにしているため、変換キーと無変換キーを
使用することにより上記3種類の入力法を次のよ
うに自在に使いわけることができる。
すなわち、対話型入力法では、オペレータは変
換キーと無変換キーを使用してサイト・タイピン
グを行う。漢字への変換は、変換キーが押された
単位ごとにその都度行われ、そして変換された漢
字に誤まりがあればその場で訂正を行う。
バツチ型入力法では、オペレータは変換キーと
無変換キーを使用してタツチ・タイピングを行
う。この場合、漢字まじりの単位ごとに、たとえ
ば文字、単語、文節又は複数文節の単位ごとに、
変換キーを使用する。漢字への変換は、変換キー
が押されたときに行われる。変換された漢字に誤
まりがあれば、編集モードの間に変換キー又は無
変換キーを使用することにより、正しい漢字の選
択又は訂正を行う。
ベタ書き入力法では、無変換キーを使用しつつ
タツチ・タイピングにより仮名文字又はローマ字
のベタ書き入力を行う。無変換キーを押すタイミ
ングはオペレータの好きな単位でよく、たとえば
文節、複数文節又は文単位に無変換キーを押すこ
とにより、オペレータの入力速度を向上させる適
当なリズムが得られる。入力後の編集モードで
は、漢字に変換したい単位ごとに変換キーを押す
ことにより、所望の漢字を選択することができ
る。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明の実施例で用いられるキーボー
ド1の概略構成を示す。図示の如く、キーボード
1には、通常の英数字/平仮名キー等から成るグ
ラフイツク・キーK1、フアンクシヨン・キーK
2、カーソル移動キーK3及び実行キーK4が配
設されており、また本発明と密接な関係を有する
変換キーK5、無変換キーK6、ローマ字キーK
7及び別読みキーK8が配設されている。
ここで、まずローマ字キーK7が押されていな
い場合、従つて当該ワード・プロセツサがローマ
字変換モードにない場合を想定すると、変換キー
K5、無変換キーK6及び別読みキーK8の機能
は次のとおりである。すなわち、変換キーK5は
入力モード中はグラフイツク・キーK1によつて
入力されている仮名文字ストリングを漢字まじり
の文字ストリングに変換して表示するように指令
するとともに、編集モード中は変換された漢字が
所望のものでないときその同音同義語群の中から
次に優先度の高い漢字(次候補)を選択して表示
するように指令するキーであり、無変換キーK6
は入力モード中は仮名文字ストリングの終りを指
示してこの文字ストリングをそのまま無変換表示
するように指令し、編集モード中は変換された漢
字が所望のものでないときこれを元の読み(仮名
文字ストリング)に戻して表示するように指令す
るキーであり、別読みキーK6は変換された同音
異義語の中に所望の漢字が全く存在しないとき
(又はその途中で、次候補の選択を打切りたいと
き)新たに入力された別の読みを正しい漢字に変
換して表示し且つその正しい読みを文書データ・
ストリーム中に保持するように指令するキーであ
る。
一方、ローマ字キーK7が押されて当該ワー
ド・プロセツサがローマ字変換モードにある場合
は、変換キーK5を押すと英文字ストリングが漢
字まじりの文字ストリングに変換されるのに対
し、無変換キーK6を押すと英文字ストリングの
みが仮名文字ストリングに変換される。但し、以
下では記述を簡潔にするため、当該ワード・プロ
セツサがローマ字変換モードにない場合を想定し
て説明する。
第2図は本発明の一実施例の概略構成を示すブ
ロツク図である。同図において、1は第1図に示
した構成を有するキーボード、3は前述のキーK
1〜K8から入力された信号に応じて当該ワー
ド・プロセツサ全体を制御するマイクロプロセツ
サであり、コントローラ5と、各種の制御手順を
記憶する読取専用メモリ(ROM)7と、文書作
業域として使用されるランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)9等を有するもの、11は変換され
た漢字まじりの文字ストリングを文字単位の読み
及び文法情報を含んで記憶するデイスケツトの如
き文書メモリ、13は仮名と漢字を対応づけて記
憶する一般辞書、固有名詞辞書、入力された仮名
文字ストリングから漢字該当部分を切分けるに必
要な各種の文法情報を記憶する文法辞書等を含む
辞書メモリ、15はたとえば24×24ドツトで表わ
される各文字のパターンを複数文字分記憶する文
字パターン発生器、17はたとえばドツト・マト
リクス形式のプリンタ、19はたとえば各文字を
24×24ドツトで表示可能な陰極線管(CRT)デ
イスプレイである。
次に、第3図を参照して、RAM9の文書作業
域及び文書メモリ11の内容について説明する。
オペレータがグラフイツク・キーK1を押して適
当な単位の仮名文字ストリング(たとえば「おこ
なう」)を最初に入力する場合、このストリング
はコントローラ5及びROM7の制御下でRAM
9の文書作業域30に長さ情報31を伴なう読み
情報32として逐次に記入され、読いて変換キー
K5が押されると、これらの情報の最後部に区切
り情報33が挿入される。この場合、以前に挿入
された区切り情報33と最後の区切り情報33の
間にある読み情報32がいわゆる仮名漢字変換
(付属語処理、狭義の仮名漢字変換処理及び複合
語処理を含む)の対象となつて、漢字まじりの文
字ストリング(たとえば「行う」)に変換され、
かくてその長さ情報34(たとえば「行」及び
「う」のコード長=4バイトを表わす「4」)、正
書情報35(たとえば「行」及び「う」にそれぞ
れ対応するコード情報)及び文法情報36(たと
えば「行う」のカ行5段活用を表わす文法情報)
が文書作業域30に追加される。また、正書情報
35に応じて、読み情報32も(たとえば、「お
こな」及び「う」のように)適当に区分され、そ
してその長さ情報31も(たとえば「3」及び
「1」のように)変更される。なお、文法情報3
6としては、前述の活用形に加えて、仮名漢字変
換の文法辞書探索過程で判明する数詞、接頭/接
尾語、付属語等を表わすものがあるが、以下では
記述を簡潔にするためその説明を省略する。
この文書作業域30は比較的大容量であり、文
書にして10ページ前後のデータを保持することが
できるので、通常の文書処理業務には支障がな
い。しかしながら、大量の文書データ・ストリー
ムを処理していて、文書作業域30のスペースが
足りなくなつた場合には、その内容を必要に応じ
て文書メモリ11に書出すことにより、文書作業
域30に必要なスペースを確保することができ
る。これとは逆に、処理の途中で文書メモリ11
中の文書データ・ストリームが必要となつた場合
は、これを文書作業域30に読込むようにするこ
ともできる。
ここで、当該ワード・プロセツサの動作を説明
するにあたり、入力フラグ、対話型フラグ及び編
集モードという用語をそれぞれ定義しておく。
本明細書でいう「入力フラグ」とは、キーボー
ド1からの信号に応じてコントローラ5がRAM
9中の予定位置にセツトする第1の入力モード信
号であり、これはグラフイツク・キーK1が最初
に押されたときオンにセツトされ、カーソル移動
キーK3又はフアンクシヨン・キーK2が押され
たときオフにセツトされる。従つて、オペレータ
がグラフイツク文字を入力中は、この入力フラグ
は常にオンとなつて入力モードを指示する。
「対話型フラグ」とは、前述の入力フラグと同
様にRAM9中の予定位置に置かれる第2の入力
モード信号であり、入力フラグがオンで且つ変換
キーK5又は無変換キーK6が押されたときデイ
スプレイ19のカーソル上に表示データがなく、
カーソルの左隣りに表示データがある場合にオン
にセツトされ、さもなければオフにセツトされて
入力モードを指示する。
さらに、前述の入力フラグがオフであるか又は
対話型フラグがオンであると、コントローラ5は
この状態を「編集モード」と判定し、そのセツト
条件に応じた制御手順を行う。すなわち、入力フ
ラグのオフ状態によつてバツチ型入力法又はベタ
書き入力法のための編集モードがセツトされた場
合は、デイスプレイ19上のカーソルを変換単位
ストリングの先頭に置いて次の編集に便利なよう
にし、対話型フラグのオン状態によつて対話型入
力法のための編集モードがセツトされた場合又は
入力フラグがオンである場合は、カーソルの位置
をそのままにして引続き次の文字ストリングを入
力することができるようにする。また、いずれの
編集モードにおいても変換キーK5は同音異義語
群の中から次候補の漢字を選択するためのキーと
して使用され、無変換キーK6は表示中の漢字を
元の読みに戻すためのキーとして使用される。但
し、無変換キーK6が押された場合、入力フラグ
がオフであればカーソルはその読みの先頭に置か
れる。
次に、第4図の流れ図を参照して、変換キーK
4が押された場合の動作を説明する。
まず、ステツプ40ではコントローラ5及び
ROM7の制御下でRAM9の文書作業域30又
は文書メモリ11にある文字ストリングをアクセ
スし、ステツプ41では入力フラグがオンであるか
否かを判定し、オンである場合はカーソル位置
(変換キーK5を押した時点)までの文字ストリ
ングを変換対象とみなして、対話型フラグがオン
であるか否かを判定するためのステツプ42に進
む。もしステツプ42で対話型フラグがオフである
と判定されれば、これは入力モードを表わし、か
くてステツプ43で文字ストリングのコード・チエ
ツクを行うことにより、当該ストリングが漢字変
換対象を含んでいるか否かを判定する。本実施例
では、平仮名文を漢字まじり文に変換し且つ数字
を漢数字に変換するようにしているので、これら
に該当する文字ストリングだけが漢字変換の対象
として判定され、次のステツプ45で対応する漢字
に変換される。なお、ステツプ45の仮名漢字変換
手順(付属語処理、狭義の仮名漢字変換処理及び
複合語処理を含む)は当該技術分野では周知であ
るから、その詳細な説明を省略する。
もしステツプ43のコード・チエツクにパスしな
ければ、ステツプ48でこの文字ストリングを漢字
変換なしにそのままデイスプレイ19に表示する
とともに、ステツプ49で入力フラグがオン(非編
集モード)であることがわかれば、ステツプ50で
はそのカーソル位置を変えないようにする。この
ように、カーソル位置を変えないでおくと、オペ
レータは引続いてグラフイツク・キーK1を使用
してバツチ型入力又はベタ書き入力を行うことが
できるのである。この段階で、オペレータが変換
キーK5を再び押したものとすると、当該処理手
順の開始点に再び戻るが、この場合は対話型フラ
グがオンとなつて対話型入力法のための編集モー
ドを指示するので、ステツプ44では後述の如く変
換キーK5に次候補の選択を指令するものとして
扱われる。これにより、前述の対話型入力が可能
となる。
一方、もしステツプ41で入力フラグがオフと判
定されるか、又はステツプ42で対話型フラグがオ
ンと判定されてステツプ44の編集モードになれ
ば、カーソルが位置した変換単位ストリングすな
わち入力時に変換キーK5を押した単位の読み情
報(第3図参照)をRAM9の文書作業域30又
は文書メモリ11から取出し、ステツプ45におい
てこの読み情報で辞書メモリ13を探索すること
により、ステツプ47で実行キーK4を押して次候
補の漢字を選択する。この場合、付属語処理より
得られた付属語群があれば選択された漢字にこれ
をつけてデイスプレイ19に表示する。変換対象
の文字ストリングがたとえば数字の123であれば、
変換キーK5を押すことによりその文法情報(第
3図参照)に基いて次候補を次のような順序で表
示することができる。
このようにして、ステツプ45で所定の仮名漢字
変換を行つた後、ステツプ46で所望の漢字がある
ことがわかれば、これを実行キーK4により選択
してRAM9の文書作業域30又は文書メモリ1
1に格納する。さもなければ、ステツプ48に進ん
で当該文字ストリングをそのまま表示してRAM
9の文書作業域30又は文書メモリ11に格納す
る。
また、ステツプ49で入力フラグをテストしてこ
れがオフ(バツチ型入力法又はベタ書き入力法の
ための編集モード)であることがわかれば、ステ
ツプ51でカーソルをその変換単位ストリングの先
頭に置いて次の編集が容易に行えるようにする。
さもなければ、前述の如くステツプ50でカーソル
の位置を変えないようにする。次いで、ステツプ
52では対話型フラグがテストされるが、これは編
集モードにおいてのみ有効な別読みキーK8の操
作状態をステツプ53でテストするためであり、こ
のステツプ53で別読みキーK8が押されていない
ことがわかれば、当該処理手順はこの段階で終了
する。
次に、第5図の流れ図を参照して、無変換キー
K6が押された場合の動作を説明する。
最初のステツプ55では前述と同様にコントロー
ラ5及びROM7の制御下でRAM9の文書作業
域30又は文書メモリ11にある文字ストリング
をアクセスし、ステツプ56では入力フラグがオン
であるか否かを判定し、オンである場合は入力モ
ード中に無変換キーK6が押されたことがわか
る。この場合、無変換キーK6は入力文字ストリ
ングを無変換表示するように指令しているので、
ステツプ57でこのストリングをそのままデイスプ
レイ19に表示するとともに、これをRAM9の
文書作業域30又は文書メモリ11に格納するよ
うに制御する。
一方、ステツプ56で入力フラグがオフであると
判定されれば、これはバツチ型入力法又はベタ書
き入力法のための編集モードを表わすので、カー
ソルがこのとき位置している変換単位ストリン
グ、すなわち入力時に変換キーK5を押した単位
の読み情報(第3図参照)をRAM9の文書作業
域30又は文書メモリ11から取出し、ステツプ
58において当該変換単位ストリング(たとえば漢
字)をこの読みに戻してデイスプレイ19に表示
するとともに、ステツプ59においてカーソルをこ
の読みの先頭に置くように制御する。かくて、こ
の処理手順を継続すれば、バツチ型入力法又はベ
タ書き入力法の入力モード中に誤まつて変換され
た漢字等の文字を、編集モード中に無変換キーK
6を使用して逐次その正しい読みに戻すことがで
きる。
次に、第6A図及び第6B図を参照して、対話
型入力法とバツチ型入力法(ベタ書き入力法も同
じ)の諸動作をモード切替え操作なしに行うこと
を可能とするための、カーソル位置の制御につい
て説明する。
まず、第6A図の対話型入力法のカーソル制御
を説明する。でオペレータが仮名文字ストリン
グ「こうめいな」を入力した後、変換キーK5を
押したものと仮定する。当該ワード・プロセツサ
は、もしこの仮名文字ストリングが初めての入力
であれば、入力フラグをオンにして第4図の処理
手順により仮名漢字変換を行う。ではこの変換
結果「公明な」がデイスプレイ19に表示され
る。この場合、カーソルは入力フラグがオンであ
るためにそのままの位置に留まる。オペレータは
この変換結果を見てこれが誤まつていることを知
り、正しい漢字を得るために変換キーK5を再び
押す。そうすると、入力フラグがオンで且つカー
ソル上に表示データがなく、その左隣りに文字ス
トリングがあるので、当該ワード・プロセツサは
これを対話型入力法のための編集モードとみなし
て対話型フラグをオンにする。そして第4図のス
テツプ44以下により、変換キーK5の操作に応じ
て次候補「高名な」を探し出し、に示すように
デイスプレイ19に表示する。その際、カーソル
はそのままの位置に留まるので、オペレータは
に示すように次の仮名文字ストリング「ひと」を
引続いて入力することができる。ここで、オペレ
ータが再び変換キーK5を押すと、当該ワード・
プロセツサは第4図の仮名漢字変換を行い、に
示すようにその変換結果「人」をデイスプレイ1
9に表示する。この場合も、カーソルはそのまま
の位置に留まるので、オペレータは引続いて仮名
文字ストリングを入力することができる。
次に、第6B図のバツチ型入力法のカーソル制
御を説明する。前述と同様に、でオペレータは
仮名文字ストリング「こうめいな」を入力して変
換キーK5を押す。この場合、当該ワード・プロ
セツサは前述と同様に入力フラグをオンにして仮
名漢字変換を行い、に示すようにその変換結果
「公明な」をデイスプレイ19に表示する。オペ
レータは仮名漢字変換が行われている間もに示
すように次の仮名文字ストリング「ひと」を入力
して変換キーK5を押す。当該ワード・プロセツ
サはオペレータが引続き入力していく仮名文字ス
トリングを受付けながら、で要求された仮名漢
字変換を行い、に示すようにその変換結果
「人」をデイスプレイ19に表示する。この場合
にもカーソルの位置はそのままに留まるので、こ
れによりオペレータはバツチ型入力を行うことが
できる。バツチ入力の終了後、オペレータは編集
作業を通して正しくない漢字の訂正を行うため
に、に示すようにカーソル移動キーK3を操作
して訂正すべき漢字「明」にカーソルを移動す
る。この場合、当該ワード・プロセツサはカーソ
ル移動キーK3の操作に応答して入力フラグをオ
フにする。次いで、オペレータが変換キーK5を
押すと、当該ワード・プロセツサはに示すよう
に入力フラグがオフであることに応じて次候補
「高名」を探し出し、デイスプレイ19に表示す
る。この場合、カーソルはこの次候補の先頭に置
かれる。これはその次候補に対する編集を容易に
するためである。この次候補をさらに元の読みに
戻したければ、オペレータはここで無変換キーK
6を押す。この場合、に示すようにカーソルは
この読みの先頭に置かれることになる。
再び第4図を参照するに、同図の処理手順で読
みを指定して仮名漢字変換を行つてもこれに対応
する正しい漢字が得られなかつた場合、ステツプ
53で別読みキーK8を押して第7図の処理手順を
開始させることにより、この正しい漢字を探し出
すことができる。以下第7図の流れ図を参照し
て、或る読み「きよう」をその正しい漢字「今
日」へ変換する1つの例を説明する。
まず、ステツプ70ではこの読み「きよう」がデ
イスプレイ19に表示されているか否かを調べ、
もし正しくない漢字(たとえば「京」)がそのま
ま表示されていて必要な読み「きよう」が表示さ
れていなければ、ステツプ71でRAM9の文書作
業域30又は文書メモリ11からこの読みをアク
セスしてデイスプレイ19に表示する。次いで、
ステツプ72では別読み入力処理として、この読み
を反転表示し、別読み処理が行われることを示す
左括弧を表示し、カーソルを順次移動しつつオペ
レータによつて新たに入力された別読み(たとえ
ば「いま・にち」)を表示する。説明中の例では、
この段階のデイスプレイ19の表示は次のとおり
である。
<きよう>〔いま・にち (但し、<>は反転表示を表わし、・は区切りを表
わす。) そして別読み入力の完了後にオペレータが実行
キーK4を押すと、次に示すようにデイスプレイ
19には引続いて右括弧が表示され、最初の別読
みが反転表示されるとともに、カーソルはその別
読みの先頭に移る。
<きよう>〔<ま>・にち〕 次いで、ステツプ73でオペレータが変換キーK
5を押すと、最初の読み「いま」がステツプ74の
仮名漢字変換手順により或る漢字(たとえば
「今」)に変換され、デイスプレイ19に次のよう
に表示される。
<きよう>〔<>・にち〕 もしこの漢字が所望のものであれば、オペレー
タはこれを正しい漢字としてステツプ75で選択
し、これに応じてカーソルも次の別読み「にち」
の先頭に移る。以下正しい漢字が最終的に得られ
るまでステツプ73ないし75を反復するが、この場
合にはデイスプレイ19の表示内容は次のように
なる。
<きよう>〔今・日〕 従つて、ステツプ76のテストによりカーソルが
括弧外に移つていることがわかるので、ステツプ
77では、このようにして最終的に確定した漢字の
みをデイスプレイ19に表示し、その正書及び読
みをRAM9の文書作業域30又は文書メモリ1
1に格納するとともに、この読みと漢字(きよう
=今日)を対応づけて辞書メモリ13に学習結果
として格納する。
なお、前述の例では、1つの漢字に対し1つの
別読みを入力したが、各々の漢字に対し複数の別
読みを入力してもよいし(たとえば「いま、こ
ん・にち、ひ)、或いは別読みと漢字コードの組
合せを入力してもよい(たとえば「いま、こん・
X」)。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、対話型入力法及びバツチ型入力法の入力モー
ド及び編集モードをオペレータの切替え操作を一
切必要とすることなく自在に切換えることが可能
となり、また別読みキーを使用して正書と読みの
整合性を保つことにより、漢字の訂正を行う際に
読みの再入力をする必要がなくなり、さらに読み
によるサーチや全文置換を行つて送り仮名の不統
一又は表記のゆれを統一することが可能となるの
で、従来に比して能率のよい日本語ワード・プロ
セツサを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の日本語ワード・プロセツサで
使用されるキーボードの構成を示すブロツク図、
第2図は本発明に従つた1実施例のハードウエア
構成を示すブロツク図、第3図は第2図のランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)にある文書作業
域又は文書メモリ中に記憶される文書データ・ス
トリームを示すブロツク図、第4図は第1図の変
換キーが押されたときに行われる処理手順を示す
流れ図、第5図は第1図の無変換キーが押された
ときに行われる処理手順を示す流れ図、第6A図
は対話型入力法のカーソル制御方法を説明する
図、第6B図はバツチ型入力法のカーソル制御方
法を説明する図、第7図は第1図の別読みキーが
押されたときに行われる処理手順を示す流れ図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キーボードと、デイスプレイと、複数の漢字
    を読み仮名により区別して記憶する一般辞書及び
    入力仮名文字ストリングのうち漢字に変換すべき
    部分を識別するための文法情報を記憶する文法辞
    書を含む辞書メモリと、文書メモリと、制御装置
    とを備え、前記キーボードから入力された仮名文
    字ストリングを前記デイスプレイに表示し、前記
    キーボード上の変換キーが押されたとき、該仮名
    文字ストリングに基いて前記辞書メモリを検索す
    ることにより、該仮名文字ストリングを漢字まじ
    りの文字ストリングに変換して前記デイスプレイ
    に表示し、該漢字まじりの文字ストリングをその
    読みを示す前記仮名文字ストリング及び前記辞書
    メモリから検索された前記文法情報とともに前記
    文書メモリに格納し、前記漢字まじりの文字スト
    リングが記憶保持されている限りにおいて前記仮
    名文字ストリング及び前記文法情報もともに前記
    文書メモリに記憶保持するように構成した日本語
    ワード・プロセツサ。
JP58039322A 1983-03-11 1983-03-11 日本語ワ−ド・プロセツサ Granted JPS59165124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58039322A JPS59165124A (ja) 1983-03-11 1983-03-11 日本語ワ−ド・プロセツサ

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JPS61175854A (ja) * 1985-01-31 1986-08-07 Sharp Corp 仮名漢字変換装置

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JPS58129534A (ja) * 1982-01-28 1983-08-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 漢字入力装置

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