JP2592576Y2 - 足場つなぎ用金具 - Google Patents

足場つなぎ用金具

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JP2592576Y2
JP2592576Y2 JP1992057333U JP5733392U JP2592576Y2 JP 2592576 Y2 JP2592576 Y2 JP 2592576Y2 JP 1992057333 U JP1992057333 U JP 1992057333U JP 5733392 U JP5733392 U JP 5733392U JP 2592576 Y2 JP2592576 Y2 JP 2592576Y2
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金次 齋藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は建築工事現場におい
て、足場の組み立てに用いる足場つなぎ用金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築工事の建物を築造する作業に
おいては足場が不可欠である。この足場の組み立て作業
において、C型支柱にALC等の壁パネルを組み付ける
工法では、上下の壁パネル間の目地幅に長ナットを埋め
込み、長ナットに足場連結用ボルトを取付けて、ボルト
等で足場を固定していた。
【0003】一方、C型支柱21部分においては、図6
のように丸棒31の両端に切込み32を形成し、かつ丸
棒31の一端にはその長さ方向に直角に、C型支柱21
の開口面22に上記切込み32をはめ込んで固定するた
めのボルト34を取り付ける第1のネジ穴33を形成
し、丸棒31の他端には、その長さ方向に平行に足場連
結用ボルト36を取付ける第2のネジ穴35を、それぞ
れ盲孔として形成した足場つなぎ用金具を用いている。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
図6に示した従来の足場つなぎ用金具は、丸棒31を加
工したものであって、穴開け等の加工作業が面倒なうえ
にコストもかかるという欠点があった。
【0005】また非常に重いため、足場の組立て作業等
に手間がかかり、搬送が面倒なうえに落下による怪我等
の事故の発生が懸念されるという欠点があった。
【0006】この考案は従来例の以上の欠点を解消しよ
うとするもので、加工が容易なことはもちろん、軽量で
しかも強度的にも支障がないため、足場の組立て時の作
業性を大幅に向上させた足場つなぎ用金具を提供するも
のである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】すなわちこの考案の足
場つなぎ用金具は、コ字状断面に両端を折り曲げた鋼板
製本体を備え、その長さ方向の両端からコ字状断面の底
面に平行に切り込みを設け、かつ鋼板製本体の一端に
は、鋼板製本体の板面に直角に、建築用壁パネルのC型
支柱の開口面に上記切り込み部分をはめ込んで固定する
ためのボルトを取り付ける第1の雌ネジ部を、他端には
鋼板製本体の板面に平行に、足場連結用ボルトを取付け
る第2の雌ネジ部を、それぞれ設けたことを特徴とする
ものである。また、鋼板製本体の板面に直角に形成され
た第1の雌ネジ部が、バーリング加工によって形成した
ことをも特徴としている。
【0008】さらに、鋼板製本体の板面に平行に形成さ
れた第2の雌ネジ部が、鋼板製本体の板面を半円状の凹
面に加工するとともに、同様の半円状の凹面を形成した
雌ネジ用の部材を上記凹面と対向して取付け、両者によ
って形成された円筒部分にネジ切りして形成したことも
特徴の1つである。
【0009】
【作用】この考案の足場つなぎ用金具は以上のように構
成したので、従来のものより大幅な軽量化を図ることが
でき、足場の組立てや解体作業を円滑に行なうことがで
きる。
【0010】また板状の材料を使用し、これにプレス加
工したり穴開けを施こす等の加工作業を簡単に行なうこ
とができ、材料の節約等と相まって大幅なコストダウン
を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の足場つなぎ用金具の実施例
を図面に基いて詳細に説明する。図1ないし図4におい
て、C型支柱からなる鉄骨1にアングル材を介してAL
C等の壁パネル(図示せず)が組み付けられる。この鉄
骨1には、下記構造の足場つなぎ用金具が取り付けられ
る。
【0012】すなわち、コ字状断面に両端を折り曲げた
鋼板製本体2を備え、その長さ方向の両端からコ字状断
面の底面に平行に切り込み3,3’を設け、かつ鋼板製
本体2の一端には、鋼板製本体2の板面に直角に第1の
雌ネジ部4が形成されている。この第1の雌ネジ部4
は、建築用壁パネルのC型支柱からなる鉄骨1の開口面
に上記切り込み3,3’部分をはめ込んで固定するため
のボルト6を取り付けるためのものである。また鋼板製
本体2の他端には、該鋼板製本体2の板面に平行に、足
場連結用ボルト7を取付ける第2の雌ネジ部5が、それ
ぞれ設けられている。
【0013】また、上記鋼板製本体2の板面に直角に形
成された第1の雌ネジ部4は、バーリング加工によって
形成されている。このバーリング加工は、先ず板面に下
穴を開け、次いでポンチによって所定の穴径のボス孔1
1を成形するもので、さらにその後タップでネジを切る
ことにより、雌ネジに加工している。
【0014】さらに、上記鋼板製本体2の板面に平行に
形成された第2の雌ネジ部5は、鋼板製本体2の板面を
半円状の凹面に加工するとともに、同様の半円状の凹面
を形成した雌ネジ用の板状部材12を上記凹面と対向し
て取付け、図では凹面の両側をリベット13によってカ
シメ止めしてあり、かつ両者によって形成された円筒部
分14にタップでネジ切りして形成されている。
【0015】次にこの考案の足場つなぎ用金具の使用に
際しては、先ず鉄骨1を組み上げて骨格ができた段階
で、鉄骨1の開口面に足場つなぎ用金具の切り込み3,
3’部分をはめ込んだ上、第1の雌ネジ部4に取り付け
たボルト6を締め付けて足場つなぎ用金具を固定する。
このようにして足場つなぎ用金具を所定の間隔でセット
する。足場は、図示はしないが、足場つなぎ用金具の第
2の雌ネジ部5に足場連結用ボルト7を取り付け、この
足場連結用ボルト7のナット部15にボルトで固定され
る。
【0016】足場を利用して築造作業を行ない、そして
築造作業が完了した後には、足場連結用ボルト7および
足場固定用のボルトを取り外して分解する。
【0017】足場つなぎ用金具の、足場連結用ボルト7
を取付けるための第2の雌ネジ部5には、必要に応じて
プラスチック製キャップをはめ込んでおく。なおこのキ
ャップは、第2の雌ネジ部5に錆や目詰まりが生じるの
を防止することができる。
【0018】
【考案の効果】この考案の足場つなぎ用金具は以上のよ
うに構成したので、従来のものより大幅な軽量化を図る
ことができ、足場の組立てや解体作業を円滑に行なうこ
とができる。
【0019】また板状の材料を使用し、これにプレス加
工したり穴開けを施こす等の加工作業を簡単に行なうこ
とができ、材料の節約等と相まって大幅なコストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の足場つなぎ用金具の一実施例を示
し、鉄骨1へ組み付けた状態の概略平面図である。
【図2】足場つなぎ用金具の断面図である。
【図3】その正面図である。
【図4】その側面図である。
【図5】足場連結用ボルト7を取り付ける状態の要部拡
大断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鉄骨 2 鋼板製本体 3,3’ 切り込み 4 第1の雌ネジ部 5 第2の雌ネジ部 6 ボルト 7 足場連結用ボルト 11 ボス孔 12 板状部材 13 リベット 14 円筒部分 15 ナット部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コ字状断面に両端を折り曲げた鋼板製本
    体を備え、その長さ方向の両端からコ字状断面の底面に
    平行に切り込みを設け、かつ鋼板製本体の一端には、鋼
    板製本体の板面に直角に、建築用壁パネルのC型支柱の
    開口面に上記切り込み部分をはめ込んで固定するための
    ボルトを取り付ける第1の雌ネジ部を、他端には鋼板製
    本体の板面に平行に、足場連結用ボルトを取付ける第2
    の雌ネジ部を、それぞれ設けたことを特徴とする足場つ
    なぎ用金具。
  2. 【請求項2】 鋼板製本体の板面に直角に形成された第
    1の雌ネジ部が、バーリング加工によって形成してなる
    請求項1に記載の足場つなぎ用金具。
  3. 【請求項3】 鋼板製本体の板面に平行に形成された第
    2の雌ネジ部が、鋼板製本体の板面を半円状の凹面に加
    工するとともに、同様の半円状の凹面を形成した雌ネジ
    用の部材を上記凹面と対向して取付け、両者によって形
    成された円筒部分にネジ切りして形成してなる請求項1
    に記載の足場つなぎ用金具。
JP1992057333U 1992-07-23 1992-07-23 足場つなぎ用金具 Expired - Fee Related JP2592576Y2 (ja)

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JPH0612645U JPH0612645U (ja) 1994-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59142339U (ja) * 1983-03-14 1984-09-22 清水建設株式会社 仮設枠杆係止取付具
JPS61155550U (ja) * 1985-03-19 1986-09-26

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JPH0612645U (ja) 1994-02-18

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