JP3885335B2 - 連結金具を備えた作業足場用支柱 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、住宅建築,塗装等の工事現場で使用される足場を構築するための支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
工事現場では、作業用の足場を構築するため鉄製支柱に横ステーを水平方向又は斜め方向に連結している。支柱と横ステーとの連結には、従来から各種の方法が提案されている。
たとえば、特公平3−14978号公報では、支柱に固着したフランジに横ステーの接続部を嵌め合わせ、フランジ及び接続部を貫通するクサビを差し込んでいる。実公平7−51558号公報では、両端部にコ字型ジョイント片を固着した横ステーを用意し、支柱に固着したジョイント板とコ字型ジョイント片とを重ね合わせてクサビ止めし、コ字型ジョイント片の一部を支柱の側面に当接させる連結構造が紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
足場に使用される資材は、工事終了後に解体され、次の工事現場で再使用される。そのため、横ステーとの連結・取外しが可能な連結構造が望まれており、特公平3−14978号公報,実公平7−51558号公報のように、ジョイント板が支柱に溶接されている。
また、運搬や取扱い等を考慮すると、軽量部材の使用が望まれる。軽量性に優れ且つ工事現場等で加えられる荷重に耐える材料としては、アルミニウム合金製押出形材(以下、単にアルミ押出形材という)が挙げられる。しかし、足場の主要構成部材である支柱にアルミ押出形材を使用する場合、ジョイント板を溶接で支柱に固着すると、溶接時の入熱によって支柱の強度が低下し、必要強度を確保できない。そこで、アルミ押出形材を使用するためには、従来の鉄製支柱とは異なる連結構造が要求される。
本発明は、このような要求に応えるべく案出されたものであり、連結金具の安定した取付けを可能にする平坦部をもつアルミ押出形材でできた支柱を使用することにより、溶接等による材質劣化や変形の虞れがなく、軽量で強度的にも優れた足場の構築及び資材の再使用を可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の作業足場用支柱は、その目的を達成するため、長手方向に延びる複数の平坦部が円周方向に等間隔で形成された非円形断面をもつアルミ押出形材製の支柱と、支柱が嵌り込む開口部が中央に形成されたリング状本体をもち、複数の連結孔がリング状本体に設けられているリング状連結金具と、平坦部を含めて支柱の非円形断面に対応した内側面をもち、平坦部に取付け金具挿通用の貫通孔が形成されている補助金具とを備え、支柱の長手方向に関して上側及び下側で支柱に固定された補助金具によりリング状連結金具が挟持されることを特徴とする。連結金具は、リング状に替え、支柱の平坦部に当接される分割型連結金具とすることもできる。また、補助金具は、リング状連結金具と一体成形してもよく、分割型連結金具では補助金具と一体になったものが必要である。
【0005】
【実施の形態】
本発明に従った支柱10は、アルミ押出形材を所定長さに切り出して作られている。支柱10は、図1に示すように円周部11の間に等間隔で複数の平坦部12が設けられた非円形になっている(a)。円周方向に関する平坦部12の幅は、連結金具20及び補助金具30が安定状態で取り付けられる幅に設定されている。また、平坦部12には、補助金具30を固着するボルト,リベット等が固定される雌ネジ孔、或いは差し通される挿通孔13が支柱10の長手方向に沿って所定間隔で設けられている。なお、通常のボルトに変えて、ドリリングタッピングネジを用いても良く、この場合には支柱10に予めを挿通孔13を形成しておかなくても補助金具30を支柱10の平坦部12に固定できる。
【0006】
連結金具20は、支柱10が差し込まれる開口部21が中央に形成されたリング状になっており、リング状本体の平面部に等間隔で複数の連結孔22が形成されている。連結孔22は、作業足場を構築する際に横部材を常法に従って係合させ、或いはボルト等で固着するために使用される。開口部21は、支柱10に対する回り止めを図るために支柱10の外側面とほぼ同一サイズの円周内面23及び平坦内面24で開口部21を区画することが好ましい。
【0007】
補助金具30にも、支柱10が差し込まれる開口部31が中央に形成されている。開口部31に臨む補助金具30の内側面は、支柱10の外側面に対応する円周内面33及び平坦内面34で構成されている。補助金具30の外側面は、図示するように円筒状、或いは円周内面33及び平坦内面34に対応した非円形側面の何れであってもよい。補助金具30の管壁には、平坦内面34から開口部31に臨む複数の貫通孔35が形成されている。
【0008】
連結金具20を支柱10に取り付けるに際しては、先ず下側の補助金具30を支柱10に嵌め込み、所定位置で補助金具30を支柱10に固定する。補助金具30の固定には、図1の場合、ブラインドリベット36が使用されている。補助金具30の貫通孔35に差し込んだブラインドリベット36からマンドレル37を引き抜くと、支柱10の内側に配置したマンドレル先端部37aによってブラインドリベット36の先端部36aが広げられ、カシメ部38となる。カシメ部38は、挿通孔13の内壁面に押し付けられる(b)。これにより、支柱10に対して補助金具30が回り止め状態で固着される。
次いで、支柱10の端部から連結金具20を差し込み、更に上側の補助金具30を差し込む。上側の補助金具30を連結金具20に密着させ、下側の補助金具30と同様にして支柱10に固着するとき、上下の補助金具30,30で挟持された状態で連結金具20が支柱10に固定される(c)。
【0009】
固定された連結金具20は、円周内面23及び平坦内面24が支柱の円周部11及び平坦部12に当接し、上下の補助金具30,30で上下方向の動きが拘束されている。そのため、多少の荷重が加わった場合でも支柱10に沿って上下動することがなく、安定した足場の構築に利用される。また、連結金具20がリング状であることから、たとえば支柱10の円周方向一側で下向きの力が連結金具20に加わった場合、反対側では上向きの力が加えられることになる。これによっても、支柱10の上下方向に沿った連結金具20の移動が防止される。更に、連結金具20を厚くすると、支柱10に対する接触面積が大きくなり、更に強固な連結部継手となる。
【0010】
支柱10に固着された連結金具20は、横ステーとなるパイプ材等の固定に使用される。たとえば、連結金具20の連結孔22にパイプ端部の取付け金具を係合し固定することにより、連結金具20を介してパイプ材が支柱10に取り付けられ、作業用足場が構築される。作業用足場の解体に際しては、常法に従って横ステーとなるパイプ材等を連結金具20の連結孔22から取り外すことによって容易に解体される。また、支柱10は、従来と同様に工事現場で再使用される。
【0011】
支柱10に形成する平坦部12は、連結金具20及び補助金具30に対する十分な接触面積をとれる限り、図2に示すように円周方向に沿って4個或いはそれ以上の個数とすることもできる。この平坦部12の形状に対応して、同じ位置関係で円周内面23,33及び平坦内面24,34を形成した連結金具20及び補助金具30を使用する。なお、図2では、ドリリングタッピングネジを用いて補助金具30を支柱10に固着している。この場合、支柱10や補助金具30に挿通孔13を予め形成しておく必要がなく、加工費が低減される。
【0012】
連結金具としては、図1に示したリング状の連結金具20に替え、支柱10の一部平坦部12に取り付けられる連結金具を使用することもできる。たとえば、図3に示すように、支柱10の円周方向に等間隔で形成されている平坦部12の何れかを選択して分割型連結金具25をボルト39で支柱10に固着する(a)。連結金具25が分割型であることから、隣り合う連結金具25,25の高さ方向位置をずらして固定でき(b)、横ステーの外に斜めのブレース材を支柱に取り付ける場合等の広い用途にも利用できる。
分割型連結金具25は、支柱10を円周方向に取り囲むことなく平坦部12の一部に内側面が当るだけであるため、補助金具30の機能を備えた締結部26と一体成形する必要がある。なお、図1,2で示したリング状連結金具としても、補助金具30が一体成形されたものを使用でき、同様に連結強度の高い継手が得られる。また、リング状連結金具20(図1)や分割型連結金具25(図3)は、所定断面形状をもつアルミ押出形材を所定長さに切断することによって作製できる。たとえば、図3(b)にハッチングを付けた断面形状のアルミ押出形材を切り出して分割型連結金具25が作製される。
【0013】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の作業足場用支柱は、横部材取付け用の連結金具を機械的な固着手段で支柱に固着する方法を採用しているので、支柱の変形がなく、繰返し使用可能な足場用資材として使用される。また、連結金具が機械的に連結されるため、溶接時の熱影響を受けた場合に問題となる材料強度の低下がなく、アルミ押出形材の軽量性,耐久性,強度を活用した作業足場が構築される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リング状連結金具を備えた作業足場用支柱の分解斜視図(a),平断面図(b)及び側面図(c)
【図2】 4方向に平坦部をもつ作業足場用支柱の平断面図(a)及び側面図(b)
【図3】 分割型連結金具を取り付けた作業足場用支柱の平断面図(a)及び側面図(b)
【符号の説明】
10:支柱 11:円周部 12:平坦部 13:挿通孔
20:連結金具 21:開口部 22:連結孔 23:円周内面
24:平坦内面 25:分割型連結金具 26:締結部
30:補助金具 31:開口部 33:円周内面 34:平坦内面
35:貫通孔 36:ブラインドリベット 37:ナット 38:ワッシャ 39:ボルト
【産業上の利用分野】
本発明は、住宅建築,塗装等の工事現場で使用される足場を構築するための支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
工事現場では、作業用の足場を構築するため鉄製支柱に横ステーを水平方向又は斜め方向に連結している。支柱と横ステーとの連結には、従来から各種の方法が提案されている。
たとえば、特公平3−14978号公報では、支柱に固着したフランジに横ステーの接続部を嵌め合わせ、フランジ及び接続部を貫通するクサビを差し込んでいる。実公平7−51558号公報では、両端部にコ字型ジョイント片を固着した横ステーを用意し、支柱に固着したジョイント板とコ字型ジョイント片とを重ね合わせてクサビ止めし、コ字型ジョイント片の一部を支柱の側面に当接させる連結構造が紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
足場に使用される資材は、工事終了後に解体され、次の工事現場で再使用される。そのため、横ステーとの連結・取外しが可能な連結構造が望まれており、特公平3−14978号公報,実公平7−51558号公報のように、ジョイント板が支柱に溶接されている。
また、運搬や取扱い等を考慮すると、軽量部材の使用が望まれる。軽量性に優れ且つ工事現場等で加えられる荷重に耐える材料としては、アルミニウム合金製押出形材(以下、単にアルミ押出形材という)が挙げられる。しかし、足場の主要構成部材である支柱にアルミ押出形材を使用する場合、ジョイント板を溶接で支柱に固着すると、溶接時の入熱によって支柱の強度が低下し、必要強度を確保できない。そこで、アルミ押出形材を使用するためには、従来の鉄製支柱とは異なる連結構造が要求される。
本発明は、このような要求に応えるべく案出されたものであり、連結金具の安定した取付けを可能にする平坦部をもつアルミ押出形材でできた支柱を使用することにより、溶接等による材質劣化や変形の虞れがなく、軽量で強度的にも優れた足場の構築及び資材の再使用を可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の作業足場用支柱は、その目的を達成するため、長手方向に延びる複数の平坦部が円周方向に等間隔で形成された非円形断面をもつアルミ押出形材製の支柱と、支柱が嵌り込む開口部が中央に形成されたリング状本体をもち、複数の連結孔がリング状本体に設けられているリング状連結金具と、平坦部を含めて支柱の非円形断面に対応した内側面をもち、平坦部に取付け金具挿通用の貫通孔が形成されている補助金具とを備え、支柱の長手方向に関して上側及び下側で支柱に固定された補助金具によりリング状連結金具が挟持されることを特徴とする。連結金具は、リング状に替え、支柱の平坦部に当接される分割型連結金具とすることもできる。また、補助金具は、リング状連結金具と一体成形してもよく、分割型連結金具では補助金具と一体になったものが必要である。
【0005】
【実施の形態】
本発明に従った支柱10は、アルミ押出形材を所定長さに切り出して作られている。支柱10は、図1に示すように円周部11の間に等間隔で複数の平坦部12が設けられた非円形になっている(a)。円周方向に関する平坦部12の幅は、連結金具20及び補助金具30が安定状態で取り付けられる幅に設定されている。また、平坦部12には、補助金具30を固着するボルト,リベット等が固定される雌ネジ孔、或いは差し通される挿通孔13が支柱10の長手方向に沿って所定間隔で設けられている。なお、通常のボルトに変えて、ドリリングタッピングネジを用いても良く、この場合には支柱10に予めを挿通孔13を形成しておかなくても補助金具30を支柱10の平坦部12に固定できる。
【0006】
連結金具20は、支柱10が差し込まれる開口部21が中央に形成されたリング状になっており、リング状本体の平面部に等間隔で複数の連結孔22が形成されている。連結孔22は、作業足場を構築する際に横部材を常法に従って係合させ、或いはボルト等で固着するために使用される。開口部21は、支柱10に対する回り止めを図るために支柱10の外側面とほぼ同一サイズの円周内面23及び平坦内面24で開口部21を区画することが好ましい。
【0007】
補助金具30にも、支柱10が差し込まれる開口部31が中央に形成されている。開口部31に臨む補助金具30の内側面は、支柱10の外側面に対応する円周内面33及び平坦内面34で構成されている。補助金具30の外側面は、図示するように円筒状、或いは円周内面33及び平坦内面34に対応した非円形側面の何れであってもよい。補助金具30の管壁には、平坦内面34から開口部31に臨む複数の貫通孔35が形成されている。
【0008】
連結金具20を支柱10に取り付けるに際しては、先ず下側の補助金具30を支柱10に嵌め込み、所定位置で補助金具30を支柱10に固定する。補助金具30の固定には、図1の場合、ブラインドリベット36が使用されている。補助金具30の貫通孔35に差し込んだブラインドリベット36からマンドレル37を引き抜くと、支柱10の内側に配置したマンドレル先端部37aによってブラインドリベット36の先端部36aが広げられ、カシメ部38となる。カシメ部38は、挿通孔13の内壁面に押し付けられる(b)。これにより、支柱10に対して補助金具30が回り止め状態で固着される。
次いで、支柱10の端部から連結金具20を差し込み、更に上側の補助金具30を差し込む。上側の補助金具30を連結金具20に密着させ、下側の補助金具30と同様にして支柱10に固着するとき、上下の補助金具30,30で挟持された状態で連結金具20が支柱10に固定される(c)。
【0009】
固定された連結金具20は、円周内面23及び平坦内面24が支柱の円周部11及び平坦部12に当接し、上下の補助金具30,30で上下方向の動きが拘束されている。そのため、多少の荷重が加わった場合でも支柱10に沿って上下動することがなく、安定した足場の構築に利用される。また、連結金具20がリング状であることから、たとえば支柱10の円周方向一側で下向きの力が連結金具20に加わった場合、反対側では上向きの力が加えられることになる。これによっても、支柱10の上下方向に沿った連結金具20の移動が防止される。更に、連結金具20を厚くすると、支柱10に対する接触面積が大きくなり、更に強固な連結部継手となる。
【0010】
支柱10に固着された連結金具20は、横ステーとなるパイプ材等の固定に使用される。たとえば、連結金具20の連結孔22にパイプ端部の取付け金具を係合し固定することにより、連結金具20を介してパイプ材が支柱10に取り付けられ、作業用足場が構築される。作業用足場の解体に際しては、常法に従って横ステーとなるパイプ材等を連結金具20の連結孔22から取り外すことによって容易に解体される。また、支柱10は、従来と同様に工事現場で再使用される。
【0011】
支柱10に形成する平坦部12は、連結金具20及び補助金具30に対する十分な接触面積をとれる限り、図2に示すように円周方向に沿って4個或いはそれ以上の個数とすることもできる。この平坦部12の形状に対応して、同じ位置関係で円周内面23,33及び平坦内面24,34を形成した連結金具20及び補助金具30を使用する。なお、図2では、ドリリングタッピングネジを用いて補助金具30を支柱10に固着している。この場合、支柱10や補助金具30に挿通孔13を予め形成しておく必要がなく、加工費が低減される。
【0012】
連結金具としては、図1に示したリング状の連結金具20に替え、支柱10の一部平坦部12に取り付けられる連結金具を使用することもできる。たとえば、図3に示すように、支柱10の円周方向に等間隔で形成されている平坦部12の何れかを選択して分割型連結金具25をボルト39で支柱10に固着する(a)。連結金具25が分割型であることから、隣り合う連結金具25,25の高さ方向位置をずらして固定でき(b)、横ステーの外に斜めのブレース材を支柱に取り付ける場合等の広い用途にも利用できる。
分割型連結金具25は、支柱10を円周方向に取り囲むことなく平坦部12の一部に内側面が当るだけであるため、補助金具30の機能を備えた締結部26と一体成形する必要がある。なお、図1,2で示したリング状連結金具としても、補助金具30が一体成形されたものを使用でき、同様に連結強度の高い継手が得られる。また、リング状連結金具20(図1)や分割型連結金具25(図3)は、所定断面形状をもつアルミ押出形材を所定長さに切断することによって作製できる。たとえば、図3(b)にハッチングを付けた断面形状のアルミ押出形材を切り出して分割型連結金具25が作製される。
【0013】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の作業足場用支柱は、横部材取付け用の連結金具を機械的な固着手段で支柱に固着する方法を採用しているので、支柱の変形がなく、繰返し使用可能な足場用資材として使用される。また、連結金具が機械的に連結されるため、溶接時の熱影響を受けた場合に問題となる材料強度の低下がなく、アルミ押出形材の軽量性,耐久性,強度を活用した作業足場が構築される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リング状連結金具を備えた作業足場用支柱の分解斜視図(a),平断面図(b)及び側面図(c)
【図2】 4方向に平坦部をもつ作業足場用支柱の平断面図(a)及び側面図(b)
【図3】 分割型連結金具を取り付けた作業足場用支柱の平断面図(a)及び側面図(b)
【符号の説明】
10:支柱 11:円周部 12:平坦部 13:挿通孔
20:連結金具 21:開口部 22:連結孔 23:円周内面
24:平坦内面 25:分割型連結金具 26:締結部
30:補助金具 31:開口部 33:円周内面 34:平坦内面
35:貫通孔 36:ブラインドリベット 37:ナット 38:ワッシャ 39:ボルト
Claims (5)
- 長手方向に延びる複数の平坦部が円周方向に等間隔で形成された非円形断面をもつアルミ押出形材製の支柱と、支柱が嵌り込む開口部が中央に形成されたリング状本体をもち、複数の連結孔がリング状本体に設けられているリング状連結金具と、平坦部を含めて支柱の非円形断面に対応した内側面をもち、平坦部に取付け金具挿通用の貫通孔が形成されている補助金具とを備え、支柱の長手方向に関して上側及び下側で支柱に固定された補助金具によりリング状連結金具が挟持されることを特徴とする連結金具を備えた作業足場用支柱。
- 補助金具をリング状連結金具と一体にした請求項1記載の作業足場用支柱。
- 連結金具及び補助金具はアルミ押出形材を切断して作られたものである請求項1記載の作業足場用支柱。
- 円周方向に複数の平坦部が等間隔で形成された非円形断面をもつアルミ押出形材製の支柱と、支柱の平坦部に面接触する側面をもち、連結孔が形成されている分割型連結金具と、支柱の長手方向に関して上側及び下側で分割型連結金具を挟持し、取付け金具挿通用の貫通孔が形成され、分割型連結金具と一体成形された補助金具とを備えていることを特徴とする連結金具を備えた作業足場用支柱。
- 一体成形された分割型連結金具及び補助金具はアルミ押出形材を切断して作られたものである請求項4記載の作業足場用支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03695798A JP3885335B2 (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 連結金具を備えた作業足場用支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03695798A JP3885335B2 (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 連結金具を備えた作業足場用支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229621A JPH11229621A (ja) | 1999-08-24 |
JP3885335B2 true JP3885335B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=12484237
Family Applications (1)
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JP03695798A Expired - Fee Related JP3885335B2 (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 連結金具を備えた作業足場用支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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SE535807C2 (sv) * | 2011-03-04 | 2012-12-27 | Pluseight Technology Ab | Kopplingsanordning |
JP7245803B2 (ja) * | 2020-03-06 | 2023-03-24 | 日建リース工業株式会社 | 仮設構造物用の補強支柱および組立ユニット |
CN111677262B (zh) * | 2020-06-18 | 2021-10-29 | 扬州工业职业技术学院 | 一种便于调节架体高度的自锁式盘扣脚手架 |
KR102288689B1 (ko) * | 2021-01-05 | 2021-08-11 | 주식회사 선경시스템 | 플랜지를 수직재에 일체화시킨 시스템 비계 모듈 및 그 조립장치 |
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1998
- 1998-02-19 JP JP03695798A patent/JP3885335B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11229621A (ja) | 1999-08-24 |
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