JP2592069B2 - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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JP2592069B2
JP2592069B2 JP62167106A JP16710687A JP2592069B2 JP 2592069 B2 JP2592069 B2 JP 2592069B2 JP 62167106 A JP62167106 A JP 62167106A JP 16710687 A JP16710687 A JP 16710687A JP 2592069 B2 JP2592069 B2 JP 2592069B2
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0307Positioning or centering features
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0308Shutters

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば磁気デイスクカートリツジ、光デイ
スクカートリツジあるいは光−磁気デイスクカートリツ
ジなどのデイスクカートリツジに係り、特にカートリツ
ジケースに設けられたヘツド挿入孔を開閉するシヤツタ
機構に関するものである。
〔従来の技術〕
磁気デイスクや光デイスクなどのデイスク状記録媒体
は、取扱いの簡単さ、塵芥からの保護などの点から、カ
ートリツジケースに収納されたまま記録再生装置に装着
して情報の記録、再生ができるようにしている。このた
めカートリツジケースには、それが記録再生装置に装着
されたときにヘツドがデイスク状記録媒体をアクセスで
きるように、ヘツド挿入孔が形成されている。
しかしながら、このようにヘツド挿入孔を開設する
と、デイスクカートリツジの不使用時にこのヘツド挿入
孔を通してカートリツジケース内に塵芥類が侵入して、
デイスク状記録媒体の記録面に付着する。またデイスク
カートリージの取扱い時などに、ヘツド挿入孔を通して
指などがデイスク状記録媒体の記録面に触れる。このよ
うなことから記録面に塵芥類や油分などが付着して、良
好な記録、再生ができなくなる。このために、通常、デ
イスクカートリツジには、不使用時にヘツド挿入孔を閉
じるシヤツタが設けられている。
第33図は従来のデイスクカートリツジに用いられてい
た上ケースの平面図、第34図はそのデイスクカートリツ
ジの正面図である。
第34図に示されているように、上ケース2と下ケース
3とからなるカートリツジケース1の端面上には、左右
にそれぞれスリツト24,24が分かれて形成される。これ
らスリツト24は、カートリツジケース1の内部に形成さ
れる三角形のバネ収納部23,23(第33図参照)の一部を
開放しており、後述のようにこのバネ収納部23,23にバ
ネ部材が挿入、配置される。
第35図は、カートリツジケース1とシヤツタ7ならび
にバネ部材25との係合関係を説明するための図である。
同図に示すように、カートリツジケース1のヘツド挿
入孔6Aを閉蓋部29でそれぞれ閉蓋するようにシヤツタ7
がカートリツジケース1のほぼ中央にセツトされ、シヤ
ツタ7の両側にあるバネ収納部23,23(第33図参照)内
にバネ部材25がそれぞれ配置される。このバネ部材25は
第36図に示すように、コイル部25Aと各腕25B,25B′に折
れ曲げられた当接部25C,25C′を有する捩りコイルバネ
である。これが第35図に示すようにカートリツジケース
1に配置された状態では、当接部25C,25C′の一方がバ
ネ収納部23のくぼみ部14A(第33図参照)に係合し、他
方はシヤツタ7の側面に設けられたバネ掛け部またはカ
ートリツジケース1内に突設されたストツパ(図示せ
ず)に係合している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この従来のデイスクカートリツジは、バネ
部材25のコイル部25Aがカートリツジケース1には固定
されておらずバネ収納部23内で移動可能になつている。
このため、バネ部材25の当接部25C,25C′には常にシヤ
ツタ7の摺動方向に力が作用しており、その分力によつ
てバネ部材25全体がバネ収納部23からスリツト24(第34
図参照)の方向へ、すなわち外部へ飛び出す方向に常に
力が掛つている。バネ収納部23内にあるバネ部材25の当
接部25C,25C′のうちのくぼみ部15A(第33図参照)に係
合してない方の当接部は、その長さをスリツト24の長さ
よりも長くし、スリツト24を構成する上ケース2、下ケ
ース3の前縁突起部にバネ部材25の当接部25C(25C′)
が突き当たるようにしている。
しかしながら、人為的もしくは何らかの原因でスリツ
ト24が拡げられると、バネ部材25を規制する力がなくな
り、バネ部材25はバネ収納部23から飛び出してしまう。
本発明の目的は、前述のような従来技術の問題点を解
消し、バネ部材の飛び出しや落ち込みが防止できる信頼
性の高いデイスクカートリツジを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、バネ部材が、カー
トリツジケースに係止される基端部と、シヤツタに係止
される弾性端部と、その基端部と弾性端部との間に設け
られた中間系止部とを有し、前記カートリツジケースの
内面でかつそのシヤツタの開閉動作にともなう前記中間
係止部の変位領域内にずれ防止部を一体に設け、中間係
止部をこのずれ防止部に当接することにより、バネ部材
の飛び出しあるいは落ち込みの作用力を失うように構成
したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。第1
図ないし第30図は、本発明の第1実施例を説明するため
の図である。
まず、この実施例に用いられるカートリツジケースの
形状について説明する。ここで、第1図は上ケースの平
面図、第2図は上ケースの底面図、第3図は下ケースの
底面図、第4図は下ケースの平面図である。なおこれら
の図において、2は上ケース、3は下ケース、5A,5Bは
スピンドル孔、6A,6Bはヘツド挿入孔、9A,9Bはガイド
溝、11A,11Bはシヤツタ摺動部、12A,12Bは当接リブ、13
A1,13B1は前方右隅部、13A2,,13B2は前方左隅部、14A,1
4Bはくぼみ部、15A,15Bは側壁、16A,16Bは壁、17A,17B
は円弧リブ、18A,18Bは放射リブ、21隔壁である。
第1図において、上ケース2はそのほぼ中央部にスピ
ンドル孔5Aが設けられ、そのスピンドル孔5Aに対して上
ケース2の前方(同図では上方)にヘツド挿入孔6Aが形
成されている。
この上ケース2の外面は、同図に示すように、スピン
ドル孔5Aよりも前方に他の部分よりも若干くぼんだ平面
状のシヤツタ摺動部11Aが設けられている。このシヤツ
タ摺動部11Aはほぼ長方形をなしてヘツド挿入孔6Aを含
み、このシヤツタ摺動部11Aの裏側、すなわち上ケース
2の内面側には第2図に示すように前端面付近に両側へ
延びるガイド溝9Aが形成されている。この溝9Aは図面に
向かつて上方が垂直な壁面をなし、同じく下方がテーパ
状の壁面をなしている。
上ケース2の内面には、第2図に示すように、スピン
ドル孔5Aに対して同心円状に複数個の円弧リブ17Aが設
けられ、かつ側壁15Aからは複数本の放射リブ18Aが、ス
ピンドル孔5Aに対して放射状となるように内側に突出し
ている。これら円弧リブ17A、放射リブ18Aは側壁15より
も低い。また、前方右隅部13A1の近くには、溝9Aに沿う
部分とこれに垂直な部分とからなる当接リブ12Aが設け
られている。この当接リブ12Aの溝9Aに沿う部分および
これに垂直な部分の一部は、前記溝9Aのテーパ状壁面と
同様の方向にテーパ状をなしており、垂直な部分の残り
は平坦となつている。さらに、前方左隅部13A2の近くに
は、折れ曲がつた形状の壁16Aが設けられている。
下ケース3も第3図ならびに第4図に示すように、そ
の外面、内面はほとんど上ケース2と同じてある。した
がつて、第3図ならびに第4図においては、第1図なら
びに第2図に対応する部分を符号のAをBに変えるだけ
にして、それらの説明は省略する。
但し、下ケース3の内面においては、第4図に示すよ
うに、側壁15Bから突出した壁16Bの先端に、下ケース3
の四隅を隔離するように隔壁21が設けられている。これ
ら隔壁21は側壁15Bや壁16Bよりも高くなつている。ま
た、前方右隅部13B1と隔壁21とで囲まれる部分に、第2
図と同様の当接リブ12Bが設けられ、前方左隅部13B2
近くに、第2図と同様の壁16Bが設けられている。
下ケース3の内側にデイスク状記録媒体を配置し、上
ケース2を、その内面が下ケース3の内面に向くように
し、外周が合うようにして下ケース3に重ねると、下ケ
ース3内面の隔壁21が上ケース2の壁16Aの先端と側壁1
5Aとの間や2つの壁16Aの先端間に嵌り込み、上ケース
2と下ケース3とが一体となり、これらを超音波加熱し
て接着することにより、カートリツジケース1が得られ
る。
このとき上ケース2,3の側壁15A,15Bは密着し、壁16A
と壁16Bおよび下ケース3の隔壁21と上ケース2の内面
との間で僅かに隙間を残して対向している。また、上ケ
ース2に設けられた当接リブ12Aは下ケース3の内面に
当接せず、これら間に隙間があるし、下ケース3に設け
られた当接リブ12Bも上ケース2の内面に当接せず、こ
れら間に隙間がある。
第5図はかかるカートリツジケース1の平面図、第6
図カートリツジケース1の正面図である。第6図に示す
ようにカートリツジケース1の端面上には左右にそれぞ
れスリツト24,24が分かれて形成される。これらスリツ
ト24は、隔壁21,21(第4図参照)の外側に形成される
三角形のバネ収納部23(第5図)の一部を開放してお
り、これらバネ収納部23,23内に当接リブ12A,12Bがあ
り、これらに第36図に示したバネ部材25が挿入、配置さ
れる。
第7図、第8図ならびに第9図は、シヤツタ7の平面
図、底面図ならびに側面図である。
これらの図において、27,27は対向するように設けら
れたシヤツタ面部で、連結部28により連結されて側面形
状がほぼコ字状をしている。シヤツタ面部27には第7図
に示すように中央部に閉蓋部29が、その面側に開口部30
がそれぞれ設けられている。また第8図ならびに第9図
に示すようにシヤツタ面部27の上部両端には、記録再生
装置のシヤツタ開き部材が当接する当接部31が形成さ
れ、この当接部3はその内面に設けられたほぼ三角形を
した3枚の補強板部32によつて補強されている。
さらに3枚の補強板部32のうちの中間の補強板部32は
下方、すなわちシヤツタ面部27側に延びて係止爪33が形
成され、さらにこの係止爪33の一端にはシヤツタ面部27
の端部から突出するようにバネ係止部34が突設されてい
る。
第10図ないし第14図は、カートリツジケース1、シヤ
ツタ7ならびにバネ部材25との係合関係を説明するため
の図である。
第10図に示すように、カートリツジケース1のヘツド
挿入孔6A,6Bを閉蓋部29でそれぞれ閉蓋するようにシヤ
ツタ7がカートリツジケース1のほぼ中央にセツトさ
れ、シヤツタ7の両側にバネ部材24がそれぞれ配置され
る。
バネ収納部23でのバネ部材25の取り付け状態を第11図
に示す。同図においてバネ部材25の一方の当接部25C′
は第5図に示したくぼみ部14Aにおけるバネ掛け段部37
に弾接し、他方の腕12Bは、第4図に示した前方左隅部1
3B2の近くの壁16Bの折曲部20またはシヤツタ7のバネ掛
け止部34に弾接する。
シヤツタ7が図面に向かつて右方に移動すると、当接
部25C′がバネ掛け段部37に係合しているので、バネ部
材25は捩じられて、全体として右方へ、コイル部25Aは
さらに下方へ移動する。また、シヤツタ7が図面に向か
つて左方に移動すると、バネ25は捩り付勢力が弱まり、
捩りが解けてくるとともに全体として左方へ、コイル部
25Aはさらに上方へ移動する。そして、シヤツタ7がシ
ヤツタ摺動部11A,11B(第1図,第3図参照)の中央に
位置すると、バネ部材25の腕12Bはほとんど壁16Bの折曲
部20に近接するが、まだこの腕12Bはシヤツタ7のバネ
掛止部34に当接している。さらにシヤツタ7が左方に移
動すると、腕12Bは折曲部20に当接してシヤツタ7のバ
ネ掛止部34から離れる。これによつて、シヤツタ7はこ
のバネ部材25によつて付勢されなくなり、反対側にある
他方のバネ部材25によつて右方へ付勢される。
シヤツタ7がシヤツタ摺動部11A,11Bの中央に位置す
るときには、バネ部材25のコイル部25Aは当接リブ12Aに
当接している。これにより、コイル部25Aは左方、上方
への移動が阻止され、位置が固定される。このようにコ
イル部25Aが位置固定されると、図面上腕25Bはコイル部
25Aを中心にして反時計回り方向に、腕25B′は同じく時
計回り方向に付勢力F,F′が生じ、この結果、バネ部材2
5全体にバネ収納部23の奥方向に向う力が作用する。
またこれと同時に、腕25B,25B′に作用する反時計回
り方向の、時計回り方向F,F′は当接部25C,25C′を離そ
うとする成分も有するので、当接部25C′はくぼみ部14A
の角部に押しつけられ、腕25Bもしくは当接部25Cが折曲
部20もしくはシヤツタ7の側面に押しつけられる。
以上のことから、バネ部材25にはバネ収納部23から外
部への力は作用せず、スリツト24(第6図)を開いて
も、バネ部材25はバネ収納部23から飛び出すことはな
い。
次に、カートリツジケース1へのシヤツタ7およびバ
ネ部材25の装着手段について説明する。
まず、カートリツジケース1のスリツト24からバネ部
材25を挿入して放す。すなわち第15図において、図示し
ないバネ部材挿入具のガイドにより、破線で示す腕25B,
25B′の広がり状態でバネ部材25はスリツト24(第6図
参照)からバネ収納部23に挿入される。その挿入完了時
点では第15図の破線で示すようにバネ部材25の一方の当
接部25Cがカートリツジケース1側に設けられた突条40
に引掛り、若干当接部25Cが弾性変形する、この状態で
バネ部材25を放すと、バネ部材25の反発力によつて実線
の状態にセツトされる。
このようにつてバネ部材25がセツトされた後、シヤツ
タ面部27の自由端側を若干開いた状態でシヤツタ7をカ
ートリツジケース1の前面部から挿入する。すると、シ
ヤツタ7の係合爪33がカートリツジケース1におけるス
リツト24の開口端に当接する。第13図ならびに第14図に
示すように、スリツト24の開口端両側には傾斜面35が形
成され、一方、第14図に示す如く、係止爪33の先端部に
はテーパ36が形成されている。従つて、これら傾斜面35
ならびにテーパ36の共働と、上ケース2と下ケース3の
スリツト24付近の若干の開き、ならびに係合爪33の弾性
変形によつて、第14図に示すように係合爪33がスリツト
24から入り込んで上ケース2ならびに下ケース3のガイ
ド溝9A,9Bと係合する。この係合でシヤツタ7がカート
リツジケース1に抜け止めされ、シヤツタ7はこのガイ
ド溝9A,9Bによつて摺動方向にガイドされる。
また、このシヤツタ7の装着によつて、シヤツタ7と
バネ部材25とが第11図に示すような状態に係合される。
第16図ないし第18図はシヤツタ7の変形例を示す図
で、第7図ないし第9図で示したシヤツタ7と相違する
点は、第16図から明らかなように、シヤツタ面部27が1
つの閉蓋部29のみで構成され、従つて、同図のように、
シヤツタ7の平面形状がほぼT字形をしている点であ
る。なお、他の構成などは前記実施例と同様であるの
で、それらの説明は省略する。
第19図ないし第30図は、本発明の第2実施例を説明す
るための図である。
第19図はこの実施例に係るデイスクカートリツジの平
面図、第20図はそのデイスクカートリツジに用いる上ケ
ースの平面図、第21図はその上ケースの底面図、第22図
は上ケース上に押圧プレートを載置した状態での底面
図、第23図はさらにその上にクリーニングシートを取り
付けた状態での底面図、第24図は下ケースの平面図、第
25図はその下ケース上に押圧プレートを載置した状態で
の平面図、第26図はさらにその上にクリーニングシート
を取り付けた状態での平面図、第27図は下ケースの底面
図、第28図は押圧プレートの平面図、第29図は第28図イ
−イ線上の断面図、第30図はシヤツタの開閉動作に伴な
うバネ部材の変位状態を示す説明図である。
前記実施例と同様にデイスクカートリツジは、カート
リツジケース51と、その中に回転可能に収納されたデイ
スク状記録媒体52と、前記カートリツジケース51に摺動
可能に支持されたシヤツタ53とから主に構成されてい
る。
カートリツジケース51は上ケース54と下ケース55とか
ら構成され、これらは例えばABS樹脂などの硬質合成樹
脂で成形されている。
カートリツジケース51の一側辺の近くには長方形をし
たヘツド挿入孔56がそれぞれ設けられ、また第24図ない
し第27図に示すように、下ケース55のほぼ中央には円形
のスピンドル孔57が形成されている。上ケース54ならび
に下ケース55の前面付近には、前記シヤツタ53の摺動範
囲を規制するために若干低くなつた平面形状がほぼ台形
のシヤツタ摺動部58が形成されている。そしてこのシヤ
ツタ摺動部58内に、前記ヘツド挿入孔56が開設されてい
る。
第20図に示すように、上ケース54におけるヘツド挿入
孔56のデイスク回転方向上流側には、長方形をしたプレ
ート押圧口59が接近してほぼ平行に形成されている。第
21図に示すように、上ケース54の内面四隅にそれぞれ設
けられた規制リブ60によつて、その内側にデイスク収納
部61が形成されており、このデイスク収納部61内がほぼ
デイスクの回転領域に相当する。デイスク収納部61内で
かつヘツド挿入孔56ならびにプレート押圧口59を避けた
位置には、デイスク収納部61に収納されるデイスク状記
録媒体52の回転中心とほぼ同心円状に円弧リブ62が形成
されている。
前記プレート押圧口59には、第28図ならびに第29図に
示す押圧プレート63が挿入される。この押圧プレート63
は合成樹脂で成形され、第28図に示すようにプレート押
圧口59とほぼ同じ形状をした長方形の押圧部64と、その
押圧部64の一端に設けられた延長部65とからなり、平面
形状がT字形をしている。前記押圧部64の周辺には、プ
レート押圧口59の周辺に形成された段部66(第21図なら
びに第24図参照)と係合するつば部67が設けられてい
る。また第11図に示すように、押圧部64の延長部65付根
部付近でデイスク状記録媒体52の周縁と対向する位置に
は、窪部68が形成された逃げた形になつている。
第21図ならびに第24図に示すように、上、下ケース5
4、55におけるプレート押圧口59の外側には、押圧プレ
ート63の延長部65と係合する位置ずれ防止リブ69が形成
されている。
第21図ならびに第24図に示すように、上、下ケース5
4、55のヘツド挿入孔56の前方には、シヤツタ53の内面
に設けられた係合爪(図示せず)が係合するガイド溝70
が形成されている。また第21図に示すように、上ケース
54におけるカイド溝70の後方には傾斜した戻しリブ71が
突設されている。さらに上ケース54には、図面に向かつ
右角部にはバネ部材72の腕72Bの一端が係合する傾斜し
た凹部73が形成されている。さらにまたこの凹部73と前
記規制リブ60との間には、ヘツド挿入孔56の長手方向と
ほぼ平行、すなわちシヤツタ53の摺動方向と直交する方
向に落ち込み防止リブ74が設けられている。この落ち込
み防止リブ74の前方は、バネ部材72が挿入できるように
解放されている。
第22図ならびに第25図に示すように、押圧プレート63
を上ケース54ならびに下ケース55のプレート押圧口59に
挿入することにより、押圧部64がデイスク状記録媒体52
の回転領域内に配置されるとともに、押圧部64のつば部
67がプレート押圧口59の段部66に係合して、押圧部64の
抜け止めがなされる。また前記延長部65がリブ69内に挿
入されて、押圧プレート63の位置ずれが防止できる。
押圧プレート63をプレート押圧口59に挿入した後、第
23図ならびに第26図に示すように、前記デイスク収納部
61内にそれとほぼ同形をした例えばポリエチレンテレフ
タレートとレイヨンとの混抄紙などからなるクリーニン
グシート75が載置され、それの周辺部が上ケース54なら
びに下ケース55に、それぞれ部分的に融着される。
このようにして押圧プレート63ならびにクリーニング
シート75を付けた上ケース54と下ケース55とをデイスク
状記録媒体52を介して重ね合わせて、一体に接合した後
に前述のシヤツタ53ならびにバネ部材72を第19図に示す
ように順次挿入する。バネ部材72の挿入時、それの一部
が戻しリブ71に当接して押し戻されることにより、バネ
部材72を適正位置にセツトすることができる。
第30図の実線で示すバネ部材72の位置は、シヤツタ53
によつてヘツド挿入孔56が閉塞された状態を示してい
る。この状態のとき、コイル部72Aは落ち込み防止リブ7
4から離れており、腕72Bの端部は上ケース54の角部に設
けられた凹部73に挿入され、他方の腕72B′の端部はシ
ヤツタ53のバネ掛部76に弾接して、X1の位置にある。
この状態からシヤツタ53を図面に向かつて左方向に摺
動すると、腕72Bと腕72B′との間隔が徐々に狭められる
とともに、コイル部72Aがリブ74側に変位する。そして
腕72B′がX2の位置まで到達すると、コイル部72Aがリブ
74の側面に当接し、引き続きシヤツタ53を左側に摺動す
ることにより、今度は腕72B′のみが点線で示すように
コイル部72Aを支点にして回動し、X3の位置に来たとき
にシヤツタ53が最も左側にあつてヘツド挿入孔56が完全
に開口する。この状態からシヤツタ53を右側へ戻す場合
は、バネ部材72は前述と全く反対のように動きシヤツタ
53を閉成方向に弾性付勢し、ヘツド挿入孔56を閉塞する
ことができる。
このようにシヤツタ53の開閉動作時、バネ部材72のコ
イル部72Aがリブ74に当接し、そこを中心として一方の
腕72B′が円弧運動する際、矢印に示すように接線方向
に力が作用するとともに、バネ部材72の他方の腕27Bの
動きを規制するため、バネ部材72の落ち込みが確実に防
止できる。
第31図ならびに第32図は、バネ部材の変形例を示す図
である。この例ではV字状に屈曲された板バネをバネ部
材77として用い、一方の腕77Bの屈曲部79付近に突部78
が形成されている。この突部78が前記第2実施例のコイ
ル部72Aとほぼ同様の働きをし、シヤツタの開閉時、図
示していないがカートリツジケースに設けたリブあるい
は段部と係合するようになつている。
前記実施例1ではバネ部材の飛び出し防止用の突部
を、また実施例2ではバネ部材の落ち込み防止用の突部
を設けたが、両方の突部をカートリツジケースに設ける
こともできる。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように、カートリツジケースの内面に
ずれ防止部を一体に設けることにより、ずれ防止部がバ
ネ部材の中間係止部と常に一定の位置で当接するから、
バネ部材に対するずれ防止部の機能、すなわちバネ部材
の飛び出しあるいは落ち込みを確実に防止することがで
きるため、組立て作業性が容易で、信頼性の高いデイス
クカートリツジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図は本発明の第1実施例に係るデイスクカ
ートリツジを説明するためのもので、第1図ならびに第
2図はそのデイスクカートリツジに用いる上ケースの平
面図ならびに底面図、第3図ならびに第4図は下ケース
の底面図ならびに平面図、第5図ならびに第6図はカー
トリツジケースの平面図ならびに正面図、第7図、第8
図ならびに第9図はシヤツタの平面図、底面図ならびに
側面図、第10図はシヤツタならびにバネ部材を装着した
状態のカートリツジケースの一部拡大平面図、第11図は
カートリツジケースとシヤツタとバネ部材との係合関係
を示す説明図、第12図,第13図ならびに第14図はシヤツ
タとカートリツジケースとの係合関係を示す一部を拡大
した平面図、端面図ならびに一部を断面にした側面図、
第15図はカートリツジケースへのバネ部材の取付方法を
示す説明図である。 第16図、第17図ならびに第18図はシヤツタの変形例を示
す平面図、底面図ならびに側面図である。 第19図〜第30図は本発明の第2実施例に係るデイスクカ
ートリツジを説明するためのもので、第19図はそのデイ
スクカートリツジの平面図、第20図ならびに第21図は上
ケースの平面図ならびに底面図、第22図は押圧プレート
を載置した状態での上ケースの底面図、第23図はさらに
その上からクリーニングシートを熱融着した状態での上
ケースの底面図、第24図は下ケースの平面図、第25図は
押圧プレートを載置した状態での上ケースの平面図、第
26図はさらにその上からクリーニングシートを熱融着し
た状態での上ケースの平面図、第27図は下ケースの底面
図、第28図は押圧プレートの平面図、第29図は第28図イ
−イ線上の断面図、第30図はバネ部材の変位状態を示す
説明図である。 第31図ならびに第32図はバネ部材の変形例を示す平面図
ならびに左側面図である。 第33図ならびに第34図は従来のカートリツジケースの平
面図ならびに正面図、第35図は従来のデイスクカートリ
ツジの一部拡大平面図、第36図はバネ部材の一例を示す
側面図である。 1……カートリツジケース、2……上ケース、3……下
ケース、6A,6B……ヘツド挿入孔、7……シヤツタ、12
A、12B……当接リブ、25……バネ部材、25A……コイル
部、25B、25B′……腕、51……カートリツジケース、52
……デイスク状記録媒体、53……シヤツタ、54……上ケ
ース、55……下ケース、56……ヘツド挿入孔、72……バ
ネ部材、73……凹部、74……落ち込み防止リブ、77……
バネ部材、77B……腕、78……突部、79……屈曲部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘツド挿入孔を有するカートリツジケース
    と、そのカートリツジケース内に回転可能に収納された
    デイスク状記録媒体と、前記ヘツド挿入孔を開閉するシ
    ヤツタと、そのシヤツタを閉成方向に弾性付勢するバネ
    部材とを備えたデイスクカートリツジにおいて、 前記バネ部材が、前記カートリツジケースに係止される
    基端部と、前記シヤツタに係止される弾性端部と、その
    基端部と弾性端部との間に設けられた中間係止部とを有
    し、 前記カートリツジケースの内面でかつそのシヤツタの開
    閉動作にともなう前記中間係止部の変位領域内にずれ防
    止部を一体に設け、 中間係止部がこのずれ防止部に当接することにより、バ
    ネ部材の飛び出しあるいは落ち込みの作用力を失うよう
    に構成されたことを特徴とするデイスクカートリツジ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)記載において、前
    記ずれ防止部が、前記シヤツタの開き動作時の位置ずれ
    を防止するずれ防止部であることを特徴とするデイスク
    カートリツジ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(1)記載において、前
    記ずれ防止部が、前記シヤツタの閉じ動作時の位置ずれ
    を防止するずれ防止部であることを特徴とするデイスク
    カートリツジ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第(1)記載において、前
    記ずれ防止部が、前記シヤツタの開き動作時の位置ずれ
    を防止するずれ防止部と、シヤツタの閉じ動作時の位置
    ずれを防止するずれ防止部の2つのずれ防止部から構成
    されていることを特徴とするデイスクカートリツジ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第(1)記載において、前
    記バネ部材が捩りコイルバネで、前記中間係止部がコイ
    ル部であることを特徴とするデイスクカートリツジ。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第(1)記載において、前
    記ずれ防止部の当接面が前記シヤツタの摺動方向に対し
    て略直角に設けられていることを特徴とするデイスクカ
    ートリツジ。
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