JP2592017Y2 - 連結型シーソー釦 - Google Patents

連結型シーソー釦

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JP2592017Y2
JP2592017Y2 JP1993005017U JP501793U JP2592017Y2 JP 2592017 Y2 JP2592017 Y2 JP 2592017Y2 JP 1993005017 U JP1993005017 U JP 1993005017U JP 501793 U JP501793 U JP 501793U JP 2592017 Y2 JP2592017 Y2 JP 2592017Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スイッチ等を操作する
釦に関するもので、特に、その釦がシーソー運動をする
シーソー釦に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシーソー釦について図を用いて説
明する。図2は、シーソー釦1が適当な装置に組み込ま
れた状態を示し、図3は、シーソー釦1、連結部4、フ
レーム5が一体構造に形成されていることを示してい
る。また、図2のA−A線の断面を図7に、図7のB−
B線の断面を図8に示す。
【0003】シーソー釦1とフレーム5を連結する連結
部4は、図7に示すようにU字型に形成されている。こ
の一体のフレーム構造は、図7および図8に示すよう
に、フレーム5と連結部4が前面パネル2と背面部6に
より挟まれることにより固定される。このような連結型
シーソー釦は、図2に示すように、シーソー釦1が前面
パネル2に設けられた開口3から露出させられ、図8の
CまたはDに示すようにその両端を押すことにより、シ
ーソー運動をしてスイッチ7または8を動作させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上のように構成され
た連結型シーソー釦においては、釦操作を軽く行えるよ
うにするため、連結部2を細く弾力のある形状としてい
る。このため、釦操作の際にシーソー釦1に必要以上の
力を加えると、連結部2が変形し破壊することがある。
本発明は、このような連結型シーソー釦において、釦に
強い力が加えられても連結部が破壊しにくい構造とする
ことを目的とし、さらには、連結部が破壊されても、シ
ーソー釦が正常な動作を継続して行えるようにすること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】フレームに対して釦が連
結部を中心としてシーソー運動可能となるように、前記
釦が前記連結部により前記フレームに連結され、前記フ
レームと前記連結部が前面パネルと背面部により挟まれ
ることにより保持され、前記前面パネルの開口から前記
釦が露出する構造の連結型シーソー釦において、前記釦
と前記連結部とを連結する部分を支える支持部材を前記
背面部に設ける。さらには、前記前面パネルの裏面側
に、押釦に連結した連結部を両側から保持する突起状の
ガイドを設ける。
【0006】
【作用】シーソー釦のシーソー運動の中心となる部分
ある、釦と連結部とを連結する部分は、裏面側から支持
部材により支持されるため、釦操作に必要以上の力が加
わっても、その力は支持部材により支えられ、連結部に
大きな力が加わることが無くなる。したがって、連結部
が破壊されることがなくなる。また、万一、復帰力を与
える連結部が破損したとしても、シーソー釦はシーソー
運動のほぼ中心で支持部材により支持されて回動可能で
あるため、復帰力は十分に与えられないものの、シーソ
ー運動を継続することが可能である。さらに、ガイドと
支持部材により位置決めされる場合は、連結部が破壊し
たとしても、連結部のシーソー釦のシーソー運動の中心
となる部分はその位置を変えることがない。したがっ
て、シーソー釦の正常な動作を継続することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図を用いて説明す
る。なお、各実施例において同様の機能を有するものに
は、同一符号を付して重複する説明を省略する。 (実施例1) 図2は、シーソー釦1が適当な装置に組み込まれた状態
を示し、図3は、シーソー釦1、連結部4、フレーム5
が一体構造に形成されていることを示している。また、
図2のA−A線の断面を図4に、図4のB−B線の断面
を図5に示す。
【0008】シーソー釦1とフレーム5を連結する連結
部4は、図4に示すようにシーソー釦1の外側において
U字型に形成されている。この一体のフレーム構造は、
図4および図5に示すように、フレーム5と連結部4が
前面パネル2と背面部6により挟まれることにより固定
される。この固定の際には、複数のシーソー釦1を前面
パネル2と背面部6により挟むだけで一度に固定でき
る。図2では、2つのシーソー釦1、1を並べて配置し
た例を示しているが、1度に取り付けるシーソー釦の数
は任意に増減できるものである。
【0009】このような連結型シーソー釦は、図2に示
すように、シーソー釦1が前面パネル2に設けられた開
口3から露出させられ、その両端を押すことにより、シ
ーソー運動をしてスイッチ7または8を動作させる。背
面部6は、導光板または遮光板で構成される。シーソー
釦を裏面から照明をする時には、背面部6を導光板と
し、その背面側に照明用光源が配置される。また、背面
部6の背面側には、スイッチ7および8が配置され、そ
のアクチュエータ12,13が背面部6を貫通してシー
ソー釦1の裏面側の近くに位置させられる。
【0010】さらに、背面部6に突起状の支持部材11
が形成される。この支持部材11は、シーソー釦1の連
結部4と連結する部分すなわち、シーソー運動の中心部
分を背面側から支持する。以上のように構成された連結
型シーソー釦は、シーソー釦1の両端を図のCまたは
Dに示すように押すと、シーソー釦1は連結部4と連結
された部分を中心としてシーソー運動を行い、その裏面
側端部がスイッチ7または8のアクチュエータ12,1
3に衝突し、スイッチ7または8を動作させる。
【0011】この際、シーソー釦1のシーソー運動の中
心となる部分は、裏面側から支持部材11により支持さ
れる。このため、釦操作に必要以上の力が加わっても、
その力は支持部材11により支えられるので、連結部4
に大きな力が加わることが無くなる。したがって、連結
部4が破壊されることがなくなる。なお、支持部材11
のシーソー釦1に接する先端にはRが形成されて、シー
ソー釦1のシーソー運動を円滑に行えるようにしてい
る。さらに、仮に連結部4の一部、例えばU字型部分9
が破壊したとしても、シーソー釦1と連結部4は、支持
部材11と前面パネル2とにより保持され、シーソー運
動のほぼ中心部分は支持部材11により支持される。し
たがって、復帰力は十分に与えられないものの、シーソ
ー釦の動作を継続することができる。
【0012】(実施例2) 次に、実施例2について図を用いて説明をする。シーソ
ー釦1が装置に組み込まれた状態、およびシーソー釦
1、連結部4、フレーム5を一体に成形した構造は、実
施例1と同一であるから、図2および図3を参照された
い。また、図2のA−A線の断面図を図6に、図6のB
−B線の断面図を図1に示す。
【0013】本実施例2が前記実施例1と相違する点
は、前面パネル2の裏面側に、連結部4を両側から保持
する突起状のガイド15を設けた点である。その他の点
は実施例1と同様であるから重複する説明は省略する
が、連結部4は、実施例1と同様にその背面側を支持部
材11により支えられており、ガイド15により両側か
ら保持される。したがって、釦操作に必要以上の大きな
力が加わっても、連結部4に大きな力が加わることはな
く、連結部4が破壊することはない。
【0014】さらに、本実施例2における連結部4は前
面パネル2と背面部6により位置決めされることとなる
ため、仮に連結部4の一部、例えばU字型部分9が破壊
したとしても、連結部4のシーソー釦1のシーソー運動
の中心となる部分はその位置を変えることがない。した
がって、シーソー釦の正常な動作を継続することができ
る。
【0015】
【考案の効果】本発明によれば、連結型シーソー釦の釦
に強い力が加えられても、連結部が破壊しにくい構造と
することができる。 また、万一、復帰力を与える連結部
が破損したとしても、シーソー釦はシーソー運動の中心
で支持部材により保持されて回動可能であるため、復帰
力は十分に与えられないものの、シーソー運動を継続す
ることが可能であるので、長寿命の連結型シーソー釦を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例2の連結型シーソー釦の断面図
で、図6のB−B線から見た断面図。
【図2】本考案および従来例の、シーソー釦を装置に取
り付けた状態を示す正面図。
【図3】本考案および従来例のフレーム構造を示す正面
図。
【図4】本考案の実施例1の連結型シーソー釦の断面図
で、図2のA−A線から見た断面図。
【図5】図4のB−B線から見た断面図。
【図6】本考案の実施例2の連結型シーソー釦の断面図
で、図2のA−A線から見た断面図。
【図7】従来例の連結型シーソー釦の断面図で、図2の
A−A線から見た断面図。
【図8】図7のB−B線から見た断面図。
【符号の説明】
1…シーソー釦 2…前面パネル 4…連結部 5…フレーム 6…背面部 11…支持部材 15…ガイド

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに対して釦が連結部を中心とし
    てシーソー運動可能となるように、前記釦が前記連結部
    により前記フレームに連結され、前記フレームと前記連
    結部が前面パネルと背面部により挟まれることにより保
    持され、前記前面パネルの開口から前記釦が露出する構
    造の連結型シーソー釦において、前記釦と前記連結部と
    を連結する部分を支える支持部材を前記背面部に設けた
    ことを特徴とする連結型シーソー押釦。
  2. 【請求項2】 前記前面パネルの裏面側に、押釦に連結
    した連結部を両側から保持する突起状のガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の連結型シーソー押釦。
JP1993005017U 1993-02-17 1993-02-17 連結型シーソー釦 Expired - Lifetime JP2592017Y2 (ja)

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JPH0664342U JPH0664342U (ja) 1994-09-09
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