JP3185851B2 - シーソスイッチ - Google Patents

シーソスイッチ

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JP3185851B2 JP27677095A JP27677095A JP3185851B2 JP 3185851 B2 JP3185851 B2 JP 3185851B2 JP 27677095 A JP27677095 A JP 27677095A JP 27677095 A JP27677095 A JP 27677095A JP 3185851 B2 JP3185851 B2 JP 3185851B2
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壮一郎 大江
修二 加治屋
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Stanley Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばOA機器あ
るいは家庭電化製品など、電気機器、電子機器の操作を
行うために設けられるスイッチに関するものであり、詳
細にはシーソスイッチと称されて2つのスイッチを交互
に入切可能としたスイッチの構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシーソスイッチ90の構
成の例を示すものが図5及び図6であり、このシーソス
イッチ90は、パネル91側に設けられるキートップ9
2と、前記パネル91の背面側に設けられる回路基板9
3上に設けられるスイッチユニット94とから構成され
ている。
【0003】前記キートップ92は、パネル91に設け
られた底91aを有する凹部91bに落とし込まれた後
に、パネル91の表面側から化粧板95を貼着すること
で取付けが行われるものであり、これに備えて鍔92a
が設けられ前記凹部91bからの脱落を防止するものと
されている。
【0004】また、前記キートップ92は、その平面形
状が略長方形に形成されるものであり、底面の長辺側の
両端部には例えば突起として前記底91aを貫通するス
イッチ押し部92bが夫々に設けられ、そして、両スイ
ッチ押し部92bの中間となる位置には突起状に支点9
2cが設けられ、この支点92cの頂点は前記凹部91
bの底91aに当接している。
【0005】従って、前記キートップ92は前記支点9
2cを中心としてシーソ動作を行わせることが可能とな
り、このシーソ動作を行わせることで、前記スイッチ押
し部92bに対峙して回路基板93上に設けられたスイ
ッチユニット94の何れかを押し投入させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のシーソスイッチ90においては、第一には、キ
ートップ92は、パネル91の凹部91bに落とし込ま
れ化粧板95で取付けが行われる構成とされたことで、
凹部91bとの間にガタを生じることは避けられず、操
作を行ったときに前記したガタが原因して節度感などが
乏しいものとなり、品質感が減じて商品性が低下する問
題点を生じている。
【0007】また、第二には、前記シーソスイッチ90
を例えば携帯用の機器に採用した場合、前記したガタに
より、移動中などにキートップ92が凹部91b内で振
動し音を発生するものとなり、シーソスイッチ90の品
質感を損なうばかりでなく、シーソスイッチ90が組込
まれた機器全体の品質感も損なうものとなる問題点を生
じている。
【0008】更に、第三には、キートップ92の支点9
2cを凹部91bの底91aに当接させる構成であるた
めに、パネル91には相当の厚みが要求されるものとな
り、これにより、このパネル91と回路基板93とで構
成されるシーソスイッチ90全体の厚みも必要となって
薄型化が困難となる問題点を生じ、これらの点の解決が
課題とされるものとなっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的な手段として、パネルに
設けられ平面形状が略長方形状のキートップと、前記パ
ネルの背面に設置される回路基板に設けられるスイッチ
ユニットとからなり、前記キートップの底面の長辺側の
両端には前記スイッチユニットと対峙するスイッチ押し
部が設けられると共に、該スイッチ押し部間には突出す
る支点が設けられ、前記キートップに前記支点を中心と
するシーソ動作をさせることで何れか一方のスイッチ押
し部でスイッチユニットを作動させてなるシーソスイッ
チにおいて、前記キートップの両側面には略コ字状の両
端でこのキートップの側面両端に接続する撓み部と、一
端が前記撓み部の中心に接続し他端が前記パネルに接続
する略棒状の捩じれ部とからなる保持スプリングが設け
られて、前記パネルと前記キートップとが一体に形成さ
れ、且つ、前記支点は前記回路基板の面に接しているこ
とを特徴とするシーソスイッチを提供することで課題を
解決するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す一実施
例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に符号1で
示すものは本発明に係るシーソスイッチであり、このシ
ーソスイッチ1はパネル2側に平面形状を略長方形状と
するキートップ3が設けられ、このキートップ3を操作
することで、前記パネル2の背面に配置された回路基板
4上にあるスイッチユニット5を動作させるものである
点は、従来例のものと同様である。
【0011】ここで、本発明では保持スプリング6を設
け、前記パネル2とキートップ3とを一体化して形成す
るものであり、前記保持スプリング6は図3に示すよう
に略コ字状の形状とされた撓み部6aと、略棒状の形状
とされた捩じれ部6bとで構成され、当然のことながら
パネル2とキートップ3と保持スプリング6とは同一の
部材で一体に形成されている。
【0012】前記保持スプリング6の撓み部6aは略コ
字状の両端部で、前記したように平面形状が略長方形状
とされたキートップ3の長辺側の側面の両端部に接続さ
れるものであり、このときに、前記撓み部6aはキート
ップ3の長辺側の側面の夫々に対して設けられるものと
されている。
【0013】また、前記保持スプリング6の捩じれ部6
bは、略棒状とされた一端が前記撓み部6aのほヾ中心
の位置に接続され、他端が前記パネル2に接続され、こ
れによりキートップ3は撓み部6aと捩じれ部6b、即
ち、保持スプリング6を介してパネル2との一体化が行
われているものとなっている。
【0014】このように、一体化が行われたことでパネ
ル2は直接的にキートップ3を保持するものであるの
で、本発明ではキートップ3の底面はパネル2の背面側
に露出され、この露出する底面の長辺側の両端には夫々
にスイッチ押し部3aが、該スイッチ押し部3aの中間
には支点3b(図2参照)が設けられる。
【0015】そして、キートップ3の露出する底面には
回路基板4が対峙され、この回路基板4上の前記スイッ
チ押し部3aに対応する位置にはスイッチユニット5が
配置されると共に、前記支点3bの頂点は前記回路基板
4の面に当接するものとされている。
【0016】尚、図1、図2中に符号7で示すものは化
粧板であり、この化粧板7は従来例と同様にパネル2の
表面に貼着などにより取付けられるものであるが、従来
例のものの如くキートップ3の脱落を防止する必要はな
いので、それ程に機械的な強度は要求されず、例えば樹
脂フィルムなどであっても良い。
【0017】次いで、上記の構成とした本発明のシーソ
スイッチ1の作用及び効果について説明を行う。先ず、
キートップ3を操作したときには、このキートップ3は
前記支点3bの頂点を回動の中心としてシーソ運動を行
うが、このとき同時に前記保持スプリング6には変形を
生じるものとなる。
【0018】ここで、もしも保持スプリング6が捩じれ
部6bのみでパネル2とキートップ3を接続する構成で
あるときには、前記シーソ運動により生じる捩じれ量は
全てが捩じれ部6bに加わるものとなり、この捩じれを
生じさせるために必要となる応力でスイッチ操作が重く
なると共に、前記した応力の集中で捩じれ部6bに破損
を生じる可能性も高いものとなる。
【0019】そこで、保持スプリング6を撓み部6aと
捩じれ部6bとで構成する本発明が成されたのであり、
前記キートップ3を操作したときには、図4に示すよう
に撓み部6aが撓むことで捩じれ部6bに加わる応力は
低減され破損から守られるものとすると共に、スイッチ
操作も軽く行えるものとするのである。
【0020】また、パネル2とキートップ3とが一体化
され、キートップ3の裏面が直接に回路基板4と対峙で
きるものとなったことで、パネル2は薄型化が可能とな
り、また、回路基板4との間隔も狭められるものとなる
ので、シーソスイッチ1は薄型化が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、キ
ートップの両側面には略コ字状の両端でこのキートップ
の側面両端に接続する撓み部と、一端が前記撓み部の中
心に接続し他端がパネルに接続する略棒状の捩じれ部と
からなる保持スプリングが設けられて、パネルとキート
ップとが一体に形成され、且つ、支点は回路基板の面に
接しているシーソスイッチとしたことで、第一には従来
のものがパネルとキートップとが別体で形成されていた
ことで、両者間にガタを生じて操作感を損なったり、振
動により異音を生じてこのシーソスイッチが採用された
機器全体の品質感を損なうことを防止し、性能および商
品性の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【0022】また、第二には、上記パネルとキートップ
とが一体化されたことで、キートップの底面を露出させ
回路基板と直接に対峙させることが可能となり、これに
より、パネルを薄く形成することを可能とすると共に、
パネルと回路基板との間隔も狭く設定することを可能と
し、シーソスイッチの薄型化を可能として、例えば携帯
用機器の一層の小型化などにも優れた効果を奏するもの
となる。
【0023】更に、第三には、パネルとキートップとが
一体化されたことで、部品点数が低減されると共に、従
来は必要であったパネルとキートップとの組付工程も不
要となり、素材費、工程費、管理費など全ての費用面で
の低減を可能とし、この種のシーソスイッチのコストダ
ウンにも極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシーソスイッチの一実施形態を
分解した状態で示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じ実施形態の要部を示す平面図である。
【図4】 同じ実施形態の保持スプリングの作用を示す
説明図である。
【図5】 従来例を示す斜視図である。
【図6】 図5のB―B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1……シーソスイッチ 2……パネル 3……キートップ 3a……スイッチ押し部 3b……支点 4……回路基板 5……スイッチユニット 6……保持スプリング 6a……撓み部 6b……捩じれ部 7……化粧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−148059(JP,A) 特開 平4−179014(JP,A) 特開 平4−169019(JP,A) 実開 平3−55625(JP,U) 実開 昭60−194840(JP,U) 実公 平3−26600(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 23/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに設けられ平面形状が略長方形状
    のキートップと、前記パネルの背面に設置される回路基
    板に設けられるスイッチユニットとからなり、前記キー
    トップの底面の長辺側の両端には前記スイッチユニット
    と対峙するスイッチ押し部が設けられると共に、該スイ
    ッチ押し部間には突出する支点が設けられ、前記キート
    ップに前記支点を中心とするシーソ動作をさせることで
    何れか一方のスイッチ押し部でスイッチユニットを作動
    させてなるシーソスイッチにおいて、前記キートップの
    両側面には略コ字状の両端でこのキートップの側面両端
    に接続する撓み部と、一端が前記撓み部の中心に接続し
    他端が前記パネルに接続する略棒状の捩じれ部とからな
    る保持スプリングが設けられて、前記パネルと前記キー
    トップとが一体に形成され、且つ、前記支点は前記回路
    基板の面に接していることを特徴とするシーソスイッ
    チ。
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