JP2591349B2 - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JP2591349B2
JP2591349B2 JP5344697A JP34469793A JP2591349B2 JP 2591349 B2 JP2591349 B2 JP 2591349B2 JP 5344697 A JP5344697 A JP 5344697A JP 34469793 A JP34469793 A JP 34469793A JP 2591349 B2 JP2591349 B2 JP 2591349B2
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keyboard
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angle
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直美 古屋
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキーボード装置に関し、
特にコンピュータ等の入力装置として使用され、長時間
の使用において入力者の負担を軽減させることができる
キーボード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の入力装置として使用さ
れるキーボード装置は、良く知られているが、キーボー
ド基板上にキーが整列して配置され、このキーボード基
板が操作し易いようにオペレータ手前側が奥側より少し
低くなった傾斜角が設けられている。従ってオペレータ
はキーボード基板手前側に手首等を固定させ、指先を左
右に振りながら所望のキーを押圧して所望のデータを入
力することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のキ
ーボード装置は、操作が容易に行えるように傾斜角が設
けられているが、その傾斜角は固定されたままであり、
従って入力中オペレータは指先に神経を集中させて指先
を左右に振りながら所望のキーを連続して押圧すること
になるが、手首および手の甲は殆ど固定されたままとな
り、長時間の入力作業が何日も繰り返されると、指先や
腕等に疲労が蓄積してしまい、腱症炎を引き起こす可能
性あるという問題点があった。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、入力作業中に指先だけでなく手首や
手の甲にも適度な運動を与え、長時間の入力作業におい
てオペレータの疲労を軽減させることができるキーボー
ド装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるキーボー
ド装置は、キーボード台上にキーボード基板が載置さ
れ、このキーボード台とキーボード基板との間に、当該
キーボード基板の短手方向の傾斜角(オペレータ手前側
を支点とする奥側の水平面に対する傾斜角)を、一定の
範囲で自動的に変化させる電動の基板傾斜角可変手段を
備えたことを特徴とする。
【0006】また、この基板傾斜角可変手段は、キーボ
ード基板を所望の傾斜角に自動的に設定し固定する手段
を備えていることを特徴とする。
【0007】また、この基板傾斜角可変手段は、キーボ
ード基板を所定の傾斜角の範囲内で常時自動的に変化
せる手段を備えていることを特徴とする。
【0008】また、この基板傾斜角可変手段は、キーボ
ード基板を所定の傾斜角の範囲内で間欠的に自動変化
せる手段を備えていることを特徴とする。
【0009】さらに、基板傾斜角可変手段は、所望の傾
斜角を中心とした一定の範囲内でこの傾斜角を自動変化
させる手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明のキーボード装置は、キーボード基板
の傾斜角を自動的に変化させることができ、しかも傾斜
角可変モードを種々選択できる構成としたので、疲労度
や個人差に合わせて入力作業中に指先だけでなく手首や
手の甲にも適度な運動を与えることができる。なお、キ
ーボード基板の傾斜角の変更が可能な先行技術として
は、例えば特開昭61−3228号公報「キーボード入
力装置」が存在するが、この発明は手動で複数の角度を
設定するに過ぎず、本願発明のようにオペレータの所望
する傾斜角を自動設定できるものではなく、また連続し
て自動的に傾斜角を変化させ得るものでもなく、高さの
調節を目的としたものであり、オペレータの負担軽減を
図るものではない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1(A)は本発明に係るキーボード装置の構成の
概略を示す断面図であり、図において、1はキーボード
基板、2はキーボード台、3はキーボード基板1の回動
支点で、この支点でキーボード基板1がキーボード台2
に回動可能なように取り付けられている。4はキーボー
ド台2の内部に組み込まれた電動の基板傾斜角可変装置
で、連結ピン40によりキーボード基板先端部と連結さ
れている。
【0012】図1(B)は、上述の基板傾斜角可変装置
4の一構成例を示す図であり、モータ41を回転させる
ことによって、回転伝達機構42,43を経て、回転運
動を上下摺動運動に変化させ、連結ピン44を矢印45
に示すように上下運動を行わせることによって、キーボ
ード基板1の先端部を図面白抜きの矢印46に示す方向
に動作させ、キーボード基板1の傾斜角(図1に示すよ
うに短手方向の傾斜角、すなわち、オペレータ手前側を
支点とする奥側の水平面に対する傾斜角を意味する)を
自動的に変化させることができる。
【0013】図2の(A)〜(C)は上述の傾斜角を種
変化させた状態を示す図である。一般にキーボード装
置は操作性を考慮してこの傾斜角が10°前後に設定さ
れているが、本発明のキーボード装置では、図2に示す
ように例えば5°〜15°の範囲内で自由設定でき、
これにより、第1にはオペレータの所望する傾斜角
定できるという利点が生じる。すなわち、オペレータが
自分の手に合った傾斜角を自に設定できることを意味
し、しかもこの傾斜角を調整することができるので、短
時間の入力作業では所望の傾斜角を設定してこの傾斜角
で固定すれば良く、また長時間あるいは何日も連続して
入力作業を行わなければならないような場合には、所定
時間ごとに、あるいは一日ごとに、傾斜角を変更設定し
て入力作業を行うことにより、図3に示すように、手首
や手の甲の動作方向や力の加わり方を変えることがで
き、手首や手の甲に運動を与え、疲労の軽減が図れるこ
とになる。
【0014】また、キーボード基板1を所定の傾斜角の
範囲内で常時変化させるように動作させることもでき
る。例えば図1(B)に示す基板傾斜角可変装置のモー
タ41を連続して動作させ、図2に示すように、使用中
は傾斜角が5°〜15°の範囲で常時傾斜角を変化させ
るように設定しても良い。
【0015】また、モータ41を間欠的に動作させて、
傾斜角を間欠的に変化させるように構成することもでき
る。すなわち傾斜角を変化させる周期は、疲労度や個人
差によって定められるべきものであり、従って、本発明
のキーボード装置は、傾斜角の変化モードを、 当該オペレータに合った傾斜角を選択させこの角度に
自動的に固定させる。 当該オペレータに合った傾斜角に固定させた上で、当
該オペレータが疲労を感じたときに自動的に少し傾斜角
をズラせて固定させる。 使用中常時傾斜角を変化させる。 使用中間欠的に傾斜角を変化させる。 の4つのモードを選択できるように構成している。な
お、上記の使用中常時傾斜角を変化させるモードを選
択する場合と、の間欠的に傾斜角を変化させるモード
を選択する場合には、基本となる所望の傾斜角を先ず設
定し、この傾斜角から角度の増減を行わせるように動作
させることも可能である。この場合は例えば図1(B)
に示す連結ピン44の移動範囲45をズラす機構(図示
せず)を付加することにより実現できる。このモードを
モードとする。
【0016】図4は、キーボード台2上に設けられた基
板傾斜角度可変装置をON/OFFするスイッチ10
と、傾斜角度設定ダイアル11とを示す。すなわち、モ
ータ41の回転制御装置等(図示せず)の組み込みによ
って、上述のモード,モードの場合にはダイアル1
1の操作だけで自動的に選択でき、モードの場合スイ
ッチ10の操作だけで自動的に選択でき、モードとモ
ードの場合にはスイッチ10とダイヤル11の操作で
自動的に選択できるように構成したものである。なお、
使用中に傾斜角を変化させるモードの場合には、オペレ
ータの入力操作の障害にならないように、ゆっくりと一
定速度で変化させる必要があることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキーボード
装置は、キーボード基板の傾斜角を自動的に変化させる
ことができるようにしたので、入力作業中に指先だけで
なく手首や手の甲にも適度な運動を与え、長時間の入力
作業においてオペレータの疲労を軽減させることがで
き、腱症炎の予防になる。また、傾斜角可変モードを種
々選択できる構成としたので、個人の疲労度に合わせた
選択が行える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキーボード装置の構成の概略を説
明するための図である。
【図2】本発明のキーボード装置の動作を説明するため
の図である。
【図3】本発明のキーボード装置の効果を説明するため
の図である。
【図4】本発明のキーボード装置の操作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 キーボード基板 2 キーボード台 3 支点 4 基板傾斜角可変手段 10 ON/OFFスイッチ 11 角度設定ダイアル 41 モータ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード台上にキーボード基板が載置
    され、このキーボード台とキーボード基板との間に、当
    該キーボード基板の短手方向の傾斜角(オペレータ手前
    側を支点とする奥側の水平面に対する傾斜角)を、一定
    の範囲で自動的に変化させる電動の基板傾斜角可変手段
    を備えたことを特徴とするキーボード装置。
  2. 【請求項2】 前記基板傾斜角可変手段は、キーボード
    基板を所望の傾斜角に自動的に設定し固定する手段を備
    えていることを特徴とする請求項第1項記載のキーボー
    ド装置。
  3. 【請求項3】 前記基板傾斜角可変手段は、キーボード
    基板を所定の傾斜角の範囲内で常時自動的に変化させる
    手段を備えていることを特徴とする請求項第1項記載の
    キーボード装置。
  4. 【請求項4】 前記基板傾斜角可変手段は、キーボード
    基板を所定の傾斜角の範囲内で間欠的に自動変化させる
    手段を備えていることを特徴とする請求項第1項記載の
    キーボード装置。
  5. 【請求項5】 前記基板傾斜角可変手段は、所望の傾斜
    角を中心とした一定の範囲内でこの傾斜角を自動変化
    せる手段を備えていることを特徴とする請求項第3項ま
    たは第4項記載のキーボード装置。
JP5344697A 1993-12-21 1993-12-21 キーボード装置 Expired - Lifetime JP2591349B2 (ja)

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JPH07182083A JPH07182083A (ja) 1995-07-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05265593A (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 Hitachi Ltd 情報処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05265593A (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 Hitachi Ltd 情報処理装置

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JPH07182083A (ja) 1995-07-21

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Effective date: 19960416

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Effective date: 19961029