JP2000181428A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JP2000181428A
JP2000181428A JP11368099A JP36809999A JP2000181428A JP 2000181428 A JP2000181428 A JP 2000181428A JP 11368099 A JP11368099 A JP 11368099A JP 36809999 A JP36809999 A JP 36809999A JP 2000181428 A JP2000181428 A JP 2000181428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報表示装置では、実際の書籍の操作
性と異なるために訓練が必要である、操作のための部品
が画面の一部を占有するため表示できる情報量が減少す
る、連続してページをめくる場合にローラを回し続ける
等の連続操作により操作性が低下するという問題があっ
た。 【解決手段】 装置に加わる力を検出して表示部品に生
ずるべき加速度を算出する表示加速度生成手段を有し、
表示画面上の操作部品や多数の画面等を用いることなく
装置を傾けるだけで連続的なページめくりが可能であ
る。書籍の見出しやしおりと同様な表示及び操作が可能
な見出し入力手段を有し、自然な操作で自由なページ移
動が可能である。回転入力デバイスを駆動する回転駆動
手段を有することにより、連続操作の操作量を低減可能
であるとともにページめくり状態の触覚的な応答が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置のユー
ザインタフェース技術に属し、特に書籍と同様な操作性
を実現する情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書籍と同様な情報表示やページめくりと
いった操作性を実現する情報表示装置は、コンピュータ
操作に不慣れなユーザでも容易に操作可能なことから一
般ユーザ向けユーザインタフェースとして従来利用され
ているが、この従来の情報表示装置は、実際の書籍の操
作性を十分に再現できていないため、ユーザの理解及び
操作の負荷が大きいという問題がある。
【0003】この問題を解決しようとする第1の従来技
術として、実開平6−68191号公報「両面ディスプ
レーを持つ電子ブック」が知られている。この第1の従
来技術は、書籍と同様な情報表示を行う電子ブックある
いは電子手帳と呼ばれる情報表示装置が示されており、
ページめくりや見出し位置への移動といった操作が物理
的なボタンや画面上の仮想的なボタンで実現されてい
る。しかし、実際の書籍に対する操作と異なるため、ユ
ーザは自然な操作を行うことができず、操作のためにあ
る程度の訓練が必要であるという問題がある。また、画
面上のボタン等を利用する場合には、操作のための部品
が画面の一部を占有するため表示できる情報量が減少す
るという問題がある。
【0004】第2の従来技術として、特開平7−121
559号公報「情報処理装置」が知られている。この第
2の従来技術は、自然なページめくり操作を実現するた
めに実際のページめくり操作に似た操作が可能なローラ
やタッチパネルを利用する情報表示装置が示されてお
り、単一のページをめくる場合の操作性は改善されてい
る。しかし、連続してページをめくる場合にはローラを
回し続ける等の連続操作が必要となり、操作量が増大し
操作性が低下するという問題がある。また、実際の書籍
の操作性と異なるために訓練が必要であるという問題が
ある。
【0005】第3の従来技術として、特開平7−141
398号公報「電子ブックにおける自動ページめくり間
隔設定方法」が知られている。この第3の従来技術は、
連続的なページめくりの操作量を低減するためにユーザ
が1ページを読み取る速度を設定して自動的にページめ
くりを行う情報表示装置が示されており、小説のように
順次読み進む場合の操作性は改善されている。しかし、
辞書やマニュアルのように不連続にページを移動する場
合に効果が期待できないという問題がある。また、実際
の書籍の操作性と異なるために訓練が必要であるという
問題がある。
【0006】第4の従来技術として、例えば特開平6−
332862号公報「折畳み式電子システム手帳装置」
が知られている。この第4の従来の技術は、書籍と同じ
操作性を実現するために多数の表示面またはページに相
当する透明シートを利用する情報表示装置が示されてお
り、書籍と同様な操作性が提供可能である。しかし、提
供する表示面や透明シートの数を超えるページめくり操
作が制限されるとともに1ページの情報を見る場合にも
複数のページを持つ装置を操作することになり操作性が
低下するという問題がある。また、提示する情報に応じ
て必要な画面または透明シートの必要数が変化すること
から、物理的形態に依らず無制限に情報を扱えるという
電子情報の利点を損なうという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の情報表
示装置では、以下の課題がある。
【0008】第1の課題として、第1、第2、第3の従
来技術に示したように、実際の書籍の操作性と異なるた
めに訓練が必要であるという課題がある。
【0009】第2の課題として、第1の従来技術に示し
たように、操作のための部品が画面の一部を占有するた
め表示できる情報量が減少するという課題がある。
【0010】第3の課題として、第2の従来技術に示し
たように、連続してページをめくる場合にはローラを回
し続ける等の連続操作が必要となり、操作量が増大し操
作性が低下するという課題がある。
【0011】第4の課題として、第3の従来技術に示し
たように、自動的なページめくりでは不連続にページを
移動する場合に効果が期待できないという課題がある。
【0012】第5の課題として、第4の従来技術に示し
たように、提供する表示面や透明シートの数を超えるペ
ージめくり操作が制限されるとともに1ページの情報を
見る場合にも複数のページを持つ装置を操作することに
なり操作性が低下するという課題がある。
【0013】第6の課題として、第4の従来技術に示し
たように、提示する情報に応じて必要な画面または透明
シートの必要数が変化することから、物理的形態に依ら
ず無制限に情報を扱えるという電子情報の利点を損なう
という課題がある。
【0014】本発明の目的は、これらの従来の情報表示
装置の課題を解決する情報表示装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、あたかも重力
などの力が作用しているかのような物理的な特性を画面
上の表示部品に持たせることで、例えば書籍でページを
めくるような、特別な訓練を必要としない自然な操作性
をユーザに提供することを目的とするものである。本発
明の情報表示装置では、ユーザが表示画面を傾けるだけ
で操作でき、ユーザの連続的な入力の操作量を低減し、
入力や画面表示の変化を触覚応答によりユーザに提示で
きる手段を有することにより、従来の情報表示装置の課
題を解決する。
【0016】さらに、本発明の情報表示装置では、座標
入力手段の出力を反復出力する連続入力制御手段を有す
ることにより、連続操作の操作量を低減可能であり、第
3の課題を解決する。
【0017】さらにまた、本発明の情報表示装置では、
回転入力デバイスを駆動する回転駆動手段を有すること
により、連続操作の操作量を低減可能であるとともにペ
ージめくり状態の触覚的な応答が可能であり、第1、第
2、第3、第4、第5、第6の課題を解決する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。また、この説明における実
施の形態は9つあり、特許請求の範囲に記載されいる請
求項との対応は、請求項1と2は実施の形態5に対応
し、請求項3は実施の形態6に対応し、請求項4は実施
の形態7に対応し、請求項5と6は実施の形態2に対応
している。実施の形態1、3、4、8、9については、
本発明に関連する実施の形態である。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明に関連す
る実施の形態1の構成の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態の情報表示装置において
は、表示手段7は2次元表示を行う。表示加速度生成手
段3は、装置を移動させたり重力方向に対して2次元表
示面を傾斜させたりした場合に装置に加わる力を検出し
て、表示手段7によって表示される画面上に存在する表
示部品に生ずるべき加速度を算出する。処理手段5は、
この加速度に応じて処理を行い表示制御手段6に移動表
示を指示する。表示制御手段6は、表示部品を表示画面
上で表示部品を移動表示するための表示画面を生成して
表示手段7に出力する。
【0020】本発明の実施の形態の動作の一例を示す図
10を参照すると、本発明の情報表示装置を水平面から
傾けた場合、画面上の表示部品は、表示面と水平面の傾
き角に応じて移動表示される。
【0021】図1、図10を参照してこの実施の形態の
動作を説明する。まず、本発明の情報表示装置を表示面
が水平になるように支持すると、表示加速度生成手段3
は、例えばジャイロセンサ等により重力方向に対する装
置の傾きを検出することにより、表示面が水平であるこ
とを検出して加速度を0として出力する。処理手段5は
加速度の値として0を受け取り、静止表示のための処理
を行い、結果である電子的な情報が表示制御手段6によ
って表示手段7に静止表示される。次に、図10に示す
ように表示面を水平面から傾けると、表示加速度生成手
段3は表示面がある傾き角で傾斜していることを検出
し、傾斜面におかれた物理的な部品にかかる加速度と同
様に、傾斜した表示面上の表示部品の加速度を算出して
出力する。処理手段5はこの加速度を受け取り、表示部
品の移動表示のための処理を行い、結果を表示制御手段
6に出力する。表示制御手段6は、この結果に基づき移
動表示を行う画面を生成し、表示手段7に表示する。さ
らに、物理的な部品が持つ摩擦と同様な摩擦属性を画面
上の各々の表示部品に対して設定する場合、表示加速度
生成手段3が加速度を出力すると、処理手段5が処理を
行い、表示制御手段6があらかじめ与えられた摩擦属性
に応じて各々の表示部品が画面上を移動する速度を算出
して出力することにより、表示手段7の画面上で各々の
表示部品が異なる速度で移動表示される。
【0022】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、表示加速度生成手段3により装置の状態を検出し、
表示制御手段6によってその状態に応じた表示画面を生
成することにより、表示画面上の仮想的な表示部品に物
理的な部品と同様な特性を持たせることが可能である。
これにより、例えば画面上に複数の紙面からなる仮想的
な紙を表示した場合に物理的な紙の操作と同様な操作で
紙片を移動させることが可能であり、特別な学習や訓練
が不要な自然な操作性を提供し、特に初めて使うユーザ
など操作に不慣れなユーザに対する操作性が大幅に向上
する。
【0023】また、画面上にページ切り換えボタンやス
クロールバーを提供する従来の情報表示装置に比べて、
画面を表示部品が占有しないため携帯端末の小さな表示
画面でも画面を有効利用できるという利点がある。
【0024】さらに、傾けた状態で保持するだけで容易
に連続的な移動表示を行うことが可能であり、トラック
ボールやタッチパッドのような従来の相対座標入力装置
に比べて連続的な操作の操作量を大幅に低減することが
可能である。
【0025】さらにまた、表示加速度生成手段3とその
応答表示を行う表示手段7が一体となっているため、ユ
ーザは表示手段7の表示を確認しながら操作を行うこと
が可能であり、例えばジャイロセンサを用いたマウスの
ように、入力のみを行う周辺装置を接続した従来の情報
表示装置に比べて操作性が大幅に向上する。
【0026】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2の構成の一実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この実施の形態の情報表示装置においては、第1
の実施例の情報表示装置の構成に加えて少なくとも1個
の見出し入力手段4を有する。この見出し入力手段4
は、ユーザ入力を受け取り、入力が表示状態記憶を指示
する場合には、表示制御手段6から表示画面状態を受け
取って記憶する。また、入力が記憶状態選択を指示する
場合には、表示制御手段6から受け取った表示画面状態
と記憶している表示画面状態を比較して表示差異情報を
表示加速度生成手段3に出力する。表示加速度生成手段
3は、さらに表示差異情報に応じて加速度の算出方法を
修正する機能を有する。
【0027】本発明の実施の形態の動作の一例を示す図
11を参照すると、本発明の情報表示装置は、一辺の可
動部分を介して接合された2枚の2次元表示面を持ち、
それぞれの画面の接合部と反対側に見出し入力手段4が
複数配置されている。この2枚の2次元表示面の一方
(左側)を傾けた場合、水平面に近い一方の表示面(右
側)を基準面とした場合の他方の表示面(左側)の傾き
角に応じて、傾けた表示面(左側)の画面から他方の表
示面(右側)へページめくり表示が行われる。このペー
ジめくり表示は、傾き角に応じて速度が変化し、表示情
報の終端ページまたは押下されている見出し入力手段4
の記憶するページ位置まで連続的に行われる。
【0028】本発明における表示加速度生成手段3の出
力動作の一例を示す図12を参照すると、図12は表示
面の傾き角と生成される加速度の関係の一例をグラフで
示す。表示加速度生成手段3は表示面の傾き角が60°
以上の場合は、1秒に4ページのページめくり表示に相
当する加速度を出力する。同様に、傾き角が45°〜6
0°の場合は2ページ/秒の加速度、30°〜15°で
は1ページ/秒、0°から15°では静止に相当する0
を出力する。
【0029】次に、図2、図11、図12を参照してこ
の実施の形態の動作を説明する。まず、見開き2画面で
構成される本発明の情報表示装置を両方の画面が水平に
なるように支持すると、表示加速度生成手段3は各々の
画面の重力方向に対する傾きから2つの画面の傾き角が
0°であることを検出し、図12に示すように加速度を
0として出力する。この場合、第1の実施の形態の説明
と同様に処理手段5が処理し、表示制御手段6が表示手
段7のそれぞれの画面に情報(例えば書籍の見開き2ペ
ージ)を静止表示する。次に図11に示すように一方の
表示面(左側)を40°傾けると、表示加速度生成手段
3は2つの画面の傾き角が40°であることを検出し図
12のグラフに示すように1ページ/秒のページめくり
速度に相当する加速度を出力し、処理手段5と表示制御
手段6を介して表示手段7に(左画面から右画面に向か
って)ページめくり表示が行われる。
【0030】また、見出し入力手段4に状態記憶操作
(例えば、見出し入力手段4を両画面の接合面方向に押
し込む)を行うと、見出し入力手段4は表示制御手段6
から現在の表示画面状態を受け取って記憶する。さら
に、見出し入力手段4に選択操作(例えば物理的な見出
しのように画面法線方向に押下する)を行ったまま画面
(左側)を傾けると、表示加速度生成手段3の出力する
加速度に従って表示手段7の画面上でページめくり表示
が行われる。この場合、見出し入力手段4は、表示制御
手段6から受け取った現在の表示画面状態と記憶してい
る表示画面状態を比較し、表示差異情報を生成して表示
加速度生成手段3に出力する。表示加速度生成手段3
は、この表示差異情報から選択されている表示画面が見
出し入力手段4の記憶する表示画面状態と一致したこと
を検出すると加速度として0を出力する。これにより、
表示画面は見出し入力手段4に記憶された画面位置で静
止表示される。この静止表示は、ユーザが見出し入力手
段4の選択操作を中止し、見出し入力手段4が表示加速
度生成手段3に画面の一致を意味する表示差異情報が出
力しなくなるまで継続される。
【0031】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、複数画面により書籍の見開き表示と同様な表示と、
画面の傾き角を変化させることによる書籍と同様なペー
ジめくり操作と、見出し入力手段と傾き角変化の併用に
よる書籍の見出しまたはしおりと同様な操作による操作
性を提供するため、日常使い慣れた書籍と同様に容易に
効果的な操作が可能であり従来の情報表示装置の操作性
を大幅に向上させる。
【0032】また、最低2画面で書籍の見開きと同等な
表示/操作を提供可能であり、多数の画面やページに相
当する透明シートを用いる従来の情報表示装置に比べ
て、物理的形態に依らず無制限に情報を扱える電子情報
の利点を生かした効果的な操作を提供できる。
【0033】(実施の形態3)図3は、本発明に関連す
る実施の形態3の構成の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態の情報表示装置において
は、第1の実施例の情報表示装置の構成に加えて、ユー
ザ入力を受け取る入力手段1と、入力手段1の入力と表
示制御手段6から受け取った表示画面状態から処理コマ
ンドを生成するとともに、表示加速度制御手段3から受
け取った加速度に応じて処理コマンドに修正を加えて出
力する入力制御手段2を有する。
【0034】図3と第1の発明の実施の形態で説明した
図10を参照してこの実施の形態の動作を説明する。入
力手段1に入力が行われていない状態では、第1の実施
の形態で説明したように表示加速度生成手段3が検出し
た傾き角に応じて表示手段7の画面上で表示部品が移動
表示される。例えば入力手段1として表示手段7の表示
面前面に取り付けられたタッチパネルを利用し、画面上
に仮想的な紙片が移動表示されている場合、画面(タッ
チパネル)上のこの紙片に対応する位置に押下入力を行
うと、入力制御手段2が現在の表示画面状態から入力さ
れた位置に表示されている表示部品である紙片への押下
入力が行われたことを認識し、この表示部品の移動表示
を中断する処理コマンドを生成する。処理手段5は、こ
の処理コマンドを受け取り、移動表示中断のための処理
を行い、結果を表示制御手段6に出力する。表示制御手
段6は、この結果に基づいて該当する紙片以外の表示部
品を移動表示する画面を生成して表示手段7に出力す
る。さらに、画面(タッチパネル)から指を離さずに入
力位置を移動すると、入力制御手段2は表示画面状態か
らユーザが紙片を押さえたまま移動させたことを認識
し、この表示部品を入力位置まで移動させる処理コマン
ドを出力する。この処理コマンドは処理手段5で処理さ
れ、表示制御手段6を介して表示画面上での紙片の移動
表示として反映される。この静止または移動表示はタッ
チパネルへの押下入力が終了するまで継続される。同様
に、表示面と水平面との傾きが小さく、表示加速度生成
手段3の出力加速度が0である場合のタッチ入力におい
ても、タッチ入力位置の表示部品に対する処理が行われ
て表示画面に反映される。
【0035】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、タッチ入力により表示部品を表示加速度生成手段3
の出力する加速度とは独立に静止および移動表示するこ
とが可能である。このように入力手段を提供することに
より、手書きや選択入力が可能な従来の情報表示装置と
同様に多様な処理が実現できることに加えて、例えば、
装置を水平に保って1ページずつページめくりを行うこ
とや、装置を傾けて連続的にページめくりを行いながら
タッチパネルを押下して必要なページだけ静止表示する
等、表示加速度生成手段3を利用した表示部品操作の操
作性も向上する。
【0036】(実施の形態4)図4は、本発明に関連す
る実施の形態4の構成の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態の情報表示装置において
は、第3の実施の形態の構成に加えて、第2の実施の形
態で説明した見出し入力手段4を有する。
【0037】次に、図4を参照してこの実施の形態の動
作を説明する。見出し入力手段4を有することにより、
第3の実施の形態で説明したような現在表示されている
表示部品に対する操作とともに、第2の実施の形態で説
明したような現在の表示画面とは別にあらかじめ記憶さ
れている表示画面に対する操作を提供することが可能で
ある。例えば、タッチ入力である表示部品を掴んでおい
て、見出し入力手段4の位置へ表示画面を変更し、その
位置で表示部品を離すことにより、情報の編集が可能で
ある。
【0038】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、複数の紙面が綴られた物理的なノートや手帳のよう
に、情報参照だけでなく情報入力や編集が中心のサービ
スを第3の実施例と同様に簡単で自然な操作性で提供す
ることが可能である。
【0039】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5の構成の一実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この実施の形態の情報表示装置においては、表示
手段7は2次元表示を行う。タッチ入力手段16は、表
示手段7の画面座標に対応したユーザの相対座標入力を
受け取る。連続入力制御手段17は、タッチ入力手段1
6から受け取った相対座標入力を処理手段5の指示に応
じて反復出力する。処理手段5は、連続入力制御手段1
7が反復出力する相対座標入力に応じた処理を実行し表
示手段7に結果を表示する。タッチ入力手段16は、連
続入力制御手段17とともに連続相対入力手段15を形
成する。
【0040】図5を参照してこの実施の形態の動作を説
明する。例えばタッチパネルを用いたページめくり操作
において、ユーザが紙をめくるようにタッチパネル上を
撫でる操作を行うと、タッチ入力手段16がユーザ入力
の方向と移動量からなる相対座標入力を検出し、連続入
力制御手段17が得られた相対座標入力の移動量の大き
さとあらかじめ処理手段5から指示された時間間隔に応
じて相対座標入力を連続的に出力する。処理手段5はこ
の相対座標入力を受け取り、ユーザが連続的にページめ
くり操作を行った場合と同様な処理を行い、結果を表示
手段7に出力する。連続入力制御手段17の出力は、例
えばユーザが速く入力すると短い時間間隔で反復し遅く
入力すると長い時間間隔で反復するといったように、ユ
ーザ入力によって変化することもできる。例えば、ペー
ジめくりを行うため、タッチパネル上をなでる操作を速
く入力すると連続入力制御手段17が反復出力を行うこ
とによりページめくりが開始され、次に押下入力を行う
と連続入力制御手段17が反復出力を中断することによ
りページめくり表示が停止する。また、ゆっくり入力す
ると連続入力制御手段17が反復せずにユーザ入力を処
理手段5に出力することにより、従来の情報表示装置と
同様に、1ページずつページめくり表示が行われる。こ
のようなユーザ入力と変化量の関係は、処理手段5が指
示することができる。例えば、反復回数に比例して時間
間隔を大きくする場合、ユーザが速くページめくり入力
(タッチパネル上を撫でる操作)を行うと、まず連続入
力制御手段17が短い時間間隔でユーザ入力を反復出力
し、処理手段5を介して表示手段7に速い速度でのペー
ジめくり表示が行われる。次に、処理手段5がページめ
くりの反復回数に応じて連続入力制御手段17の反復す
る時間間隔を長く設定し、連続入力制御手段17からの
長い時間間隔での反復出力に応じてページめくり表示を
行う。このような反復出力と時間間隔設定の繰り返しに
より、表示画面上では、最初はユーザの撫でる速度に対
応した速いページめくりが行われ、次第に速度が低下し
てゆっくりページめくり表示が行われる。
【0041】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、ユーザの操作を反復実行することにより、ページめ
くり操作において、紙をめくるのと同様な操作性を提供
するとともに、連続してページめくりを行う際の操作量
を大幅に低減可能であり、従来の情報表示装置の操作性
を大幅に向上する。
【0042】(実施の形態6)図6は、本発明に関連す
る実施の形態6の構成の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態の情報表示装置において
は、第2の実施の形態で説明した構成に加えて、第5の
実施の形態で説明した連続相対入力手段15を有する。
連続相対入力手段15は、処理手段5及び表示加速度生
成手段3の出力に応じてユーザ入力を反復出力する。
【0043】図6および第1の実施の形態で説明した図
10を用いてこの実施の形態の動作を説明する。例え
ば、連続相対入力手段15として図10の表示手段7上
にタッチパネルが取り付けられ、第5の実施の形態と同
様に連続相対入力手段15により連続的なページめくり
を行う場合、表示移動方向の向きにユーザが連続相対入
力手段15への入力を行うと、ページめくりが開始され
る。ページめくりの速度は、表示面の傾き角に応じて表
示加速度生成手段3が出力する加速度に応じて決定さ
れ、傾き角を小さくする(表示面を水平面に近づける)
とゆっくりページがめくられ、傾き角を大きくすると速
くページがめくられる。ユーザが連続相対入力手段15
への入力を行わない場合は、ユーザが装置を傾けても処
理手段5への入力が行われないため、画面表示が変化し
ない。
【0044】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、ページめくりの開始と終了がユーザ入力によって行
われるため、振動の多い場所で利用する場合など、誤っ
て端末を傾けてしまったために表示が変化してしまうと
いった誤入力を回避することが可能であるとともに、ペ
ージめくり操作時には傾き量に応じて容易にページめく
り速度を制御できる。このため、連続ページめくり操作
の操作量を低減しつつ、誤入力を低減してユーザの操作
効率を大幅に向上することができる。
【0045】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7の構成の一実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この実施の形態の情報表示装置においては、回転
入力デバイス11はボールやローラ等の回転によるユー
ザ入力を検出する。回転検出手段12は、回転入力デバ
イス11の回転量を検出して出力する。回転駆動手段1
3は、回転検出手段12の出力に応じて回転入力デバイ
ス11を回転させる。処理手段5は回転検出手段12の
出力に応じた処理を行い、結果を表示手段7に出力す
る。表示手段7は2次元表示を行う。回転入力デバイス
11及び回転検出手段12及び回転駆動手段13は触覚
応答型表示入力手段を形成する。
【0046】図7を参照して本実施の形態の動作を説明
する。例えば、表示手段7の表示画面上に書籍のページ
が表示されている場合、ユーザが回転入力デバイス11
を回転させると、回転検出手段12が回転量を検出し、
処理手段5が回転量に応じたページめくり表示を行うた
めの処理を行い、結果を表示手段7に出力する。この
時、回転駆動手段13は、回転検出手段12の出力であ
る回転量を受け取り、この回転量で回転入力デバイス1
1を回転させることにより、ページめくり操作が継続さ
れる。この時、ユーザは回転入力デバイス11に触れる
ことにより、どの方向にどんな速度で移動表示が行われ
ているかという表示状態を触覚によって知覚できる。さ
らに、ユーザが回転入力デバイス11の回転を停止する
と、回転検出手段12を介して回転駆動手段13が回転
入力デバイス11への回転駆動を停止し、処理手段5が
ページめくり表示を中断する処理を行い、結果を表示手
段7に出力する。
【0047】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、ユーザ入力の速度を維持して回転入力デバイス11
が回転し続けることにより、回転し続けるための操作が
大幅に軽減されるとともに、回転入力デバイス11の回
転量を触覚により確認しながら回転量を容易に調整でき
るため、従来の情報表示装置の操作性を大幅に向上す
る。
【0048】(実施の形態8)図8は、本発明に関連す
る実施の形態8の構成の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態の情報表示装置において
は、触覚応答型入力手段10が、第7の実施の形態で説
明した構成に加えて、速度制御手段14を有する。速度
制御手段14は、回転検出手段12の出力である回転量
を受け取り処理手段5の指示に従って修正を加えて回転
駆動手段13に出力する。
【0049】図8を参照して本実施の形態の動作を説明
する。ユーザが回転入力デバイス11を操作すると、第
7の実施の形態と同様に回転駆動手段13が回転入力デ
バイス11を回転させる。この時、速度制御手段14
は、回転検出手段12の出力である回転量を特定の変化
率で変化させることにより、例えば慣性の大きいボール
や摩擦の大きいボールと同様な動作を再現することが可
能である。また、処理手段5の指示によって、回転して
いない回転入力デバイス11を回転させることも可能で
ある。これにより、画面の移動表示がユーザ入力ではな
く処理手段5の処理結果によって引き起こされた場合な
ど、ユーザ入力に依らない画面移動においても、回転入
力デバイス11によりユーザに触覚による応答を行うこ
とができる。さらに、この時、ユーザが回転入力デバイ
ス11を操作すると、ユーザ入力が回転検出手段12を
介して処理手段5に受け取られて処理されるため、処理
手段5が独自に行った画面移動の場合でもユーザが容易
に移動速度や方向を制御できる。
【0050】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、ユーザ入力と独立して回転入力デバイス11の回転
を制御する速度制御手段14を有することにより、表示
手段7の表示画面の移動と回転入力デバイス11の回転
を常に一致させることが可能となる。これにより、ユー
ザ入力の有無に依らず、常に画面移動に対するユーザへ
の触覚応答とユーザの修正入力の検出を行うことが可能
であり、従来の情報表示装置の操作性を大幅に向上す
る。
【0051】また、処理手段5は、速度制御手段14に
回転量を指示することにより、常にユーザが入力したの
と同等な入力情報を受け取ることが可能であるため、例
えばユーザ入力なしで特定の処理を行うバッチ処理モジ
ュールのように、ユーザ入力を内部的に再現するモジュ
ールが不要であり、処理手段の構成が簡単化され処理効
率が向上する。
【0052】(実施の形態9)図9は、本発明に関連す
るの実施の形態9の構成の一実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。この実施の形態の情報表示装置におい
ては、第2の実施の形態で説明した構成に加えて、第8
の実施の形態で説明した触覚応答型入力手段10を有す
る。触覚応答型入力手段10は、処理手段5及び表示加
速度生成手段3の出力に応じて回転入力デバイス11を
回転させる。
【0053】本発明の実施の形態の動作の一例を示す図
11を参照すると、本発明の情報表示装置は、第2の実
施の形態で説明したように、一辺の可動部分を介して接
合された2枚の2次元表示面と、複数の見出し入力手段
4を有する。さらに、触覚応答型入力手段10の回転入
力デバイス11として、書籍のページめくりと同様な操
作が可能なように、書籍を持つ感覚で装置を両手で支持
した場合に左右の手の親指で操作可能な位置にローラが
取り付けられている。2次元表示面の一方(左側)を傾
けた場合、傾き角に応じて、傾けた表示面に取り付けら
れたローラがページめくりの方向に回転し、傾けた表示
面(左側)の画面から他方の表示面(右側)へページめ
くり表示が行われる。
【0054】図9および図11を参照して本実施例の動
作を説明する。ユーザが一方(左側)の画面を傾けた場
合、表示加速度生成手段3が傾き角に応じた加速度を生
成する。触覚応答型入力手段10はこの加速度に応じて
ローラを図11に示すように回転させ、回転量を処理手
段5に出力する。処理手段5は、回転量に応じた処理を
実行し、結果を出力する。表示制御手段6は、この結果
に応じて図11に示すようにページめくり表示する画面
を生成して表示手段7に出力する。ユーザがローラの回
転を止めるとページめくり表示が停止するが、表示加速
度生成手段3は傾き角に応じた加速度を出力し続けてい
るため、ローラには傾き角に応じた回転しようとする力
がかかり、ユーザがローラから手を離した場合の回転速
度及び方向を触覚によってユーザに提示する。
【0055】以上のように、本発明の情報表示装置で
は、見開き表示やページめくり操作が書籍の操作と同等
であるとともに、触覚による応答表示を行うデバイスと
入力を行うデバイスを一体とし、傾き角によるページめ
くり表示の変化を触覚によってユーザに提示できるた
め、書籍と酷似した操作性を提供可能である。このよう
に、ユーザが訓練なしで容易に理解でき効率的に操作で
きるため、従来の情報表示装置の操作性を大幅に向上す
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報表示
装置では、以下の効果がある。
【0057】表示加速度生成手段を有することにより、
特別な学習や訓練が不要な自然な操作性を提供し、特に
初めて使うユーザなど操作に不慣れなユーザに対する操
作性が大幅に向上する。
【0058】また、画面上にページ切り換えボタンやス
クロールバーを提供する従来の情報表示装置に比べて、
画面を表示部品が占有しないため携帯端末の小さな表示
画面でも画面を有効利用できるという利点がある。
【0059】さらに、傾けた状態で保持するだけで容易
に連続的な移動表示を行うことが可能であり、トラック
ボールやタッチパッドのような従来の相対座標入力装置
に比べて連続的な操作の操作量を大幅に低減することが
可能である。
【0060】さらにまた、表示加速度生成手段3とその
応答表示を行う表示手段7が一体となっているため、ユ
ーザは表示手段7の表示を確認しながら操作を行うこと
が可能であり、例えばジャイロセンサを用いたマウスの
ように、入力のみを行う周辺装置を接続した従来の情報
表示装置に比べて操作性が大幅に向上する。
【0061】また、見出し入力手段を併用することによ
り、複数画面により書籍の見開き表示と同様な表示と、
画面の傾き角を変化させることによる書籍と同様なペー
ジめくり操作と、見出し入力手段と傾き角変化の併用に
よる書籍の見出しまたはしおりと同様な操作による操作
性を提供するため、日常使い慣れた書籍と同様に容易に
効果的な操作が可能であり従来の情報表示装置の操作性
を大幅に向上させる。
【0062】さらに、最低2画面で書籍の見開きと同等
な表示/操作を提供可能であり、多数の画面やページに
相当する透明シートを用いる従来の情報表示装置に比べ
て、物理的形態に依らず無制限に情報を扱える電子情報
の利点を生かした効果的な操作を提供できる。
【0063】さらにまた、入力手段を提供することによ
り、手書きや選択入力が可能な従来の情報表示装置と同
様に多様な処理が実現できることに加えて、例えば、装
置を水平に保って1ページずつページめくりを行うこと
や、装置を傾けて連続的にページめくりを行いながらタ
ッチパネルを押下して必要なページだけ静止表示する
等、表示加速度生成手段を利用した表示部品操作の操作
性も向上する。
【0064】また、入力手段と見出し手段を併用するこ
とにより、複数の紙面が綴られた物理的なノートや手帳
のように、情報参照だけでなく情報入力や編集が中心の
サービスを簡単で自然な操作性で提供することが可能で
ある。
【0065】さらに、連続相対入力手段を有することに
より、ページめくり操作において、紙をめくるのと同様
な操作性を提供するとともに、連続してページめくりを
行う際の操作量を大幅に低減可能であり、従来の情報表
示装置の操作性を大幅に向上する。
【0066】また、連続相対入力手段と表示加速度生成
手段を併用する場合に、ページめくりの開始と終了がユ
ーザ入力によって行われるため、誤って端末を傾けてし
まったために表示が変化してしまうといった誤入力を回
避することが可能であるとともに、ページめくり操作時
には傾き量に応じて容易にページめくり速度を制御でき
る。このため、連続ページめくり操作の操作量を低減し
つつ、誤入力を低減してユーザの操作効率を大幅に向上
することができる。
【0067】また、触覚応答型入力手段を有することに
より、回転入力デバイスの回転量を触覚により確認しな
がら少ない操作量で連続入力が可能であり、従来の情報
表示装置の操作性を大幅に向上する。
【0068】さらに、触覚応答型入力手段が速度制御手
段を有することにより、ユーザ入力の有無に依らず画面
移動に対するユーザへの触覚応答とユーザの修正入力の
検出を常に行うことが可能であるため、従来の情報表示
装置の操作性を大幅に向上する。また、常にユーザが入
力したのと同等な入力情報を受け取ることが可能である
ため、例えばユーザ入力なしで特定の処理を行うバッチ
処理モジュールのように、ユーザ入力を内部的に再現す
るモジュールが不要であり、処理手段の構成が簡単化さ
れ処理効率が向上する。
【0069】また、表示加速度生成手段と触覚応答型入
力手段を併用した書籍型の装置形態を利用することによ
り、ユーザが訓練なしで容易に理解でき効率的に操作で
きる書籍と酷似した操作性を提供可能であり、従来の情
報表示装置の操作性を大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明の第8の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】本発明の第9の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明の実施の形態における動作の一例を説
明する図である。
【図11】本発明の実施の形態における動作の別の例を
説明する図である。
【図12】本発明における表示加速度生成手段の出力動
作の一例を説明する図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 入力制御手段 3 表示加速度生成手段 4 見出し入力手段 5 処理手段 6 表示制御手段 7 表示手段 10 触覚応答入力手段 11 回転入力デバイス 12 回転検出手段 13 回転駆動手段 14 速度制御手段 15 連続相対入力手段 16 タッチ入力手段 17 連続入力制御手

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータの処理手段の処理結果である
    電子的な情報を1または複数の表示部品として2次元表
    示面を持つ表示手段に表示する情報表示装置であって、 利用者から前記表示手段が表示する画面の座標に対応し
    た入力を受け付け、前記利用者の入力の方向と移動量か
    らなる相対座標入力を検出する座標入力手段と、 前記相対座標入力を受け取り、利用者が前記相対座標入
    力を連続的に行った場合と同様に、前記処理手段に対し
    て前記相対座標入力の反復出力を行う連続入力制御手段
    とを備え、 前記処理手段は、前記連続入力制御手段から入力された
    前記相対座標入力の方向と移動量から、利用者の入力に
    応じた処理を行い、処理結果を前記表示手段に表示し、
    さらに、前記相対座標入力に応じて前記連続入力制御手
    段の前記反復出力の回数または時間間隔を制御する手段
    を含むことを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】前記座標入力手段が、前記表示手段の前面
    に取り付けられたタッチパネルであって、 書籍のページめくり操作と同様に利用者が前記タッチパ
    ネル上を操作する入力により前記処理手段がページめく
    りまたはスクロール処理を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】平面上に置かれた質量や摩擦を持つ物理的
    な部品が該平面の移動や傾斜が起こった場合に前記移動
    による作用または重力の作用を受けて該平面上を移動す
    る場合と類似した力学的特性を前記2次元表示面上に表
    示された表示部品に持たせるために、 該装置を移動させまたは重力方向に対して前記2次元表
    示面を傾斜させたりした場合に該装置に加わる力を検出
    し、前記2次元表示面上の前記表示部品に質量や摩擦の
    特性が存在した場合に前記表示部品に作用する力を算出
    する表示加速度生成手段をさらに備え、 前記連続入力制御手段は、前記算出された前記表示部品
    に作用する力に応じて反復出力の回数または時間間隔を
    修正する手段を含むことを特徴とする請求項1または3
    に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】コンピュータの処理手段の処理結果である
    電子的な情報を1または複数の表示部品として2次元表
    示面を持つ表示手段に表示する情報表示装置であって、 ボールまたはローラを含む回転入力デバイスの回転量を
    検出する回転検出手段と、 前記回転検出手段の検出した回転の方向と速度に応じ
    て、利用者が前記回転入力デバイスを連続的に操作した
    場合と同様に、前記回転入力デバイスのボールまたはロ
    ーラを回転駆動させる回転駆動手段とを備え、 前記処理手段は、前記回転検出手段で検出された回転量
    に応じた処理を行ってその処理結果を前記表示手段に表
    示することを特徴とする情報表示装置。
  5. 【請求項5】書籍の見開き表示や開閉と同様な表示及び
    操作が可能なように、前記表示手段が少なくとも2枚の
    2次元表示面が各々の表示面の一辺の可動部分を介して
    接合された構成であるとともに、 前記表示加速度制御手段は、各々の前記2次元表示面の
    重力方向に対する傾き量を検出して前記表示手段が表示
    する表示部品に対して複数の表示画面にまたがって作用
    する力の情報を出力する手段を含むことを特徴とする請
    求項3に記載の情報表示装置。
  6. 【請求項6】前記表示部品を前記表示画面上で移動表示
    するための表示制御を行う表示制御手段と、 書籍の見出しやしおりと同様な表示及び操作が可能なよ
    うに、少なくとも1つの見出し入力手段とを備え、 前記処理手段は、さらに、前記表示加速度生成手段で算
    出された前記表示部品に作用する力に応じて前記表示制
    御手段に移動表示を指示する手段を含み、 前記見出し入力手段は、利用者の入力を受け取り、前記
    利用者入力が表示状態記憶を指示する場合には前記表示
    制御手段が表示制御している情報から表示画面状態を受
    け取って記憶するとともに、前記利用者入力が記憶状態
    選択を指示する場合には、前記表示制御手段から受け取
    った表示画面状態と記憶している表示画面状態を比較し
    て表示差異情報を前記表示加速度生成手段に出力する手
    段を含み、 前記表示加速度生成手段が前記表示差異情報に応じて前
    記表示部品に作用する力の算出手法を修正する手段を含
    むことを特徴とする請求項3または5に記載の情報表示
    装置。
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