JP2590805B2 - X線透視撮影方式 - Google Patents

X線透視撮影方式

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JP2590805B2
JP2590805B2 JP60038450A JP3845085A JP2590805B2 JP 2590805 B2 JP2590805 B2 JP 2590805B2 JP 60038450 A JP60038450 A JP 60038450A JP 3845085 A JP3845085 A JP 3845085A JP 2590805 B2 JP2590805 B2 JP 2590805B2
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健治 芝田
猛 中西
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、輝度像倍管(イメージインテンシファイ
ア、I.I)及び撮像管を有するテレビジョン系とを組み
合わせたX線テレビジョンによるX線透視撮影方式に関
する。
(ロ)従来の技術 X線テレビジョンを用いて、一般単純撮影、一般造影
撮影を行い、撮像管から出力されるX線像の映像信号を
デイジタル化した後、画像処理をして、撮影後即座にそ
の映像を観察することにより患部の診断を行ない、また
映像データをデイジタル量で保管して検索を容易にする
ことなどのX線診断方法が知られている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 X線テレビジョンには、透視と撮影の2つの機能が要
求されている。透視には、動画観察のため30フレーム/
秒のフレームレートが要求され、撮影には高解像度(低
フレームレート)が要求される。X線テレビジョンの走
査線本数は撮像管の振幅変調特性(MTF)の最適点で決
まつており、撮像管の改良が進むにつれて、MTFか向上
し走査線本数が増加し、解像度が高くなる。しかし、走
査線本数が増加すればするほど、つまり撮像管の解像度
が高くなればなるほど、透視のフレームレートが減少し
てゆき、動画の観察に適さなくなるという不具合が生じ
ている。
従つて、高解像度の撮像管が用いられているX線テレ
ビカメラ診断装置においても、撮影の時にはその高解像
度のままで、他方透視の時には30フレーム/秒ほどのフ
レームレートが得られないかという、問題点が提起され
ている。本発明は上記の事情に鑑み、高解像度の撮像管
を用いたX線テレビジョンで、動画観察に適した高フレ
ームレートによる透視と、低いフレームレートによる高
解像度撮影とを可能にしたX線透視撮影方式を提供する
ことを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明のX線透視撮影方
式は、高解像度の撮像管を用い、透視モードでは走査線
本数の少ない高フレームレートのインタレース方式でX
線像を映像信号に変換し、撮影モードでは撮像管のビー
ムブランキングを行いその間にX線曝射してX線像を撮
像管の撮像面に蓄積して後、走査線本数の多い低フレー
ムレートのノンインタレース方式でX線像を映像信号に
変換すると共に、透視モードと撮影モードの切換えに応
じて撮像管のビーム・フォーカスを切換えるようにした
ことを特徴としている。
(ホ)作 用 本発明によれば、透視モードではインタレース方式で
X線像を映像信号に変換し、撮影モードではノンインタ
レース方式でX線像を映像信号に変換する。
したがって、透視モードでは、走査線本数の少ない高
フレームレート(例えば30フレーム/秒)の透視像が得
られるので、動画観察ができる。
また、撮影モードでは、撮像管の撮像面に蓄積された
X線像がノンインタレース走査されて走査線本数の多い
低フレームレート(例えば15フレーム/秒)の高解像度
の撮影像が得られる。
この際、撮像管の撮像面の走査ビームは、透視モード
と撮影モードの切換えに応じビーム・フォーカスが切換
えられる。
このビーム・フォーカスの切換えにより、撮影モード
では撮像管の走査ビーム幅が第3図に示すようにWとさ
れ、透視モードでは第4図に示すように撮影モードの走
査ビーム幅Wの2倍の2Wとされる。
このようにビーム・フォーカスが切換えられることに
より、透視/撮影両モードで撮像管より所定の出力が得
られ、また、映像周波数帯域幅はインタレース方式の走
査線本数で決まるので、撮像管に接続する後続の信号処
理回路等が共通化でき、且つ、調整が不要になり、回路
構成の簡素化が図れる。
(ヘ)実 施 例 本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明され
る。
第1図はその実施例要旨を示すブロツク図、第2図は
本発明によるX線TV透視撮影装置の全体図、第3図は本
発明による撮影時撮像管光電面における読みとり例態様
図、第4図は透視時第3図同様図である。
愛2図において、10はX線管、12は高圧発生器、1は
被検者、16は輝度増倍器(I.I)、18は撮像管テレビカ
メラ、20は画像処理装置、22はモニタである。まづ、30
フレーム/秒のインタレース走査の透視により撮影部位
の位置決めを行なつた後、高解像度(低フレームレー
ト)の撮影を行なう。撮影の際には、X線ばく射中撮影
管のビームブランキングを行ない、X線増が撮像面に蓄
積された後、ノンインタレース走査で画像を読み出し、
そのデータを画像処理装置20に入力してデイジタル量に
変換した後、即座にTVモニタ22に表示する。または、画
像処理後、TVモニタ22に表示する。
第3図と第4図は、撮影と透視それぞれの走査電子ビ
ームの態様例を示している。撮影時にはビーム幅Wで電
子ビームの中心間隔Wで走査するが、透視時にはビーム
幅2W、ビーム中心間隔2Wに切替わり変更する。なお、実
際には、ビームの重なりが存在するが、例では簡単のた
めにビームの重なりがないとしている。
第1図が要部構成例を示したブロック図である。ここ
で、30は撮像管、32はブームフオーカス制御回路、34は
偏向回路、34aは偏向コイル、36は透視時の同期信号発
生器1、38は撮影時の同期信号発生器2、40は前置増幅
器、42はプロセス増幅器、44はAD変換器である。
同期信号発生器1、同期信号発生器2は、前述の通
り、それぞれ透視用、撮影用の同期信号発生器である。
スイツチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5はそれぞれ同期信号
切換用、水平偏向切換用、垂直偏向切換用、ビーム切換
用、フオーカス切換用スイツチであり、電磁駆動により
動作する。透視時、スイツチSW0がオープンしており、
各スイツチは上側に倒れている。撮影時には、スイツチ
SW0がオンし、各スイツチは下側に倒れる。可変抵抗器R
1、R3、R5、R7は透視用調整器、他方可変抵抗器R2、R
4、R6、R8は撮影用調整器である。同期信号は外部から
送られてきてもよい、なお同期信号発生器36、38は画像
処理装置20などの外部装置から制御可能にしてもよい。
また、画像処理装置20のA/D変換器44のサンプリングレ
ートはインタレース走査で決まる映像周波数帯域の2倍
に選べばよい。
(ト)発明の効果 本発明のX線透視撮影方式によれば、高解像度の撮像
管を用いたX線テレビジョンで、透視モードではインタ
レース方式で高フレームレートの透視画像が得られるの
で、動画観察が有効に行え、透視による撮影部位の位置
決めが容易となる。
また、撮影モードでは撮像管の撮像面に蓄積されたX
線像をノンインタレース方式で走査線本数の多い低フレ
ームレートで撮影するので、高解像度の撮影像が得られ
る。
さらに、透視/撮影モードで、撮像管の走査ビームの
ビーム・フォーカスが切換えるので、両モードの撮像管
より所定の出力が得られことから、また、撮像周波数帯
域幅はインタレース方式の走査線本数で決まるので、撮
像管に接続する後続の信号処理回路等が共通化でき、且
つ、調整が不要になり、回路構成の簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示した要部構成ブロツク
図、第2図は本発明による全体ブロツク図、第3図と第
4図は本発明による撮像管光電面における画像読みとり
例態様図である。 30はテレビカメラの撮像管、32はビームフオーカス制御
回路、34は偏向回路、36と38同期信号発生器である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/32 H04N 5/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体を透過したX線像を映像信号に変換
    するのに高解像度の撮像管を用い、透視モードでは走査
    線本数の少ない高フレームレートのインタレース方式で
    X線像を映像信号に変換し、撮影モードでは撮像管のビ
    ームブランキングを行いその間にX線曝射を行いX線像
    を撮像管の撮像面に蓄積して後、走査線本数の多い低フ
    レームレートのノンインタレース方式でX線像を映像信
    号に変換すると共に、透視モードと撮影モードの切換え
    に応じて撮像管のビーム・フォーカスを切換えるように
    したことを特徴とするX線透視撮影方式。
JP60038450A 1985-02-26 1985-02-26 X線透視撮影方式 Expired - Lifetime JP2590805B2 (ja)

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JPS61196678A JPS61196678A (ja) 1986-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB1431052A (en) * 1972-04-24 1976-04-07 Rca Corp Apparatus for a telephone image transmission system
JPS5317116U (ja) * 1976-07-24 1978-02-14
JPS6044873B2 (ja) * 1977-01-14 1985-10-05 株式会社東芝 間歇式x線テレビジヨン装置

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