JP2590243B2 - Fm復調回路 - Google Patents

Fm復調回路

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JP2590243B2
JP2590243B2 JP63316418A JP31641888A JP2590243B2 JP 2590243 B2 JP2590243 B2 JP 2590243B2 JP 63316418 A JP63316418 A JP 63316418A JP 31641888 A JP31641888 A JP 31641888A JP 2590243 B2 JP2590243 B2 JP 2590243B2
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雅彦 菅沼
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インターキヤリアで得られる複数の音声信
号を復調するFM復調回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、異なるインターキヤリア音声周波数で伝送され
るFM信号を夫々復調する場合、夫々の周波数に対応した
移相回路を、希望するFM信号に合せて切換えて復調した
り(特開昭60−27209号公報)、異なるインターキヤリ
ア音声周波数を局部発振回路と周波数混合回路からなる
周波数変換回路にて単一のインターキヤリヤ周波数に周
波数変換し、その変換された周波数に対応した移相回路
を用いて復調したりしていた。(1978テレビジヨン学会
全国大会 音声マルチ方式テレビ受信機) 〔発明が解決しようとする課題〕 上記した従来の技術のうち、前者の移相回路を切換え
る方法においては、高精度の移相回路が複数個必要とな
り、復調しようとするFM信号の数が多くなる程コストア
ツプの影響力が大きくなつてくる問題があつた。
この問題を解決する為に上記した従来技術のうち、後
者の周波数変換回路を用いる方法が広く採用されてい
る。第2図に、従来の周波数変換回路を用いたFM復調回
路のブロツク図を示す。
映像検波回路1で得られたSIF信号は、夫々の周波数
に対応したバンドパスフイルタ2,3,4のいづれかで選択
され混合回路5,局部発振回路6により単一のあらかじめ
設定した周波数に変換された後、変換された周波数のみ
を通過させるバンドパスフイルタ7を介してリミツタア
ンプ8に入力される。リミツタアンプで振幅制限された
音声信号の一部はそのままマルチプライヤ10に入力さ
れ、また音声信号の一部は移相回路9を介して移相を90
゜ずらした後マルチプライヤに入力され、これら2つの
信号の位相差を利用してFM復調が行なわれる。更に理解
を容易にするため従来の具体的実施例について説明す
る。例えばBG,I,DK方式の音声を復調すると仮定する
と、バンドパスフイルタ3,3,4はそれぞれBG,I,DK方式の
インターキヤリア音声周波数5.5MHz,6MHz,6.5MHzを中心
周波数とする狭帯域バンドパスフイルタで構成される。
また局部発振回路6は、0.5MHzの発振器を構成してお
り、BG受信時には、5.5MHzのインターキヤリア音声周波
数を混合回路5にて6.0MHzに変換し、DK受信時には、6.
5MHzのインターキヤリア音声周波数を6.0MHzに変換し、
I受信時には混合回路5は象幅器として動作する。この
ようにして混合回路を介して得られた6.0MHzの音声信号
をバンドパスフイルタ7を介して不要周波数成分を除去
した後、リミツタアンプ8に入力して前述の動作でFM復
調する構成となつている。かかる構成では、通常のモノ
ラル放送受信時には何ら問題はないが音声多重放送、と
りわけ、近く放送開始が予定されているデイジタル音声
多重放送受信時には、以下述べる問題が発生する。
第3図に、I方式におけるデイジタル音声多重された
TV信号のベースバンド特性を示す。
第4図に、BG方式におけるデイジタル音声多重された
TV信号のベースバンド特性を示す。
I方式ではデイジタル音声副搬送波が6.552MHzに設定
されている為、第2図に示した従来方法では6.0MHzのア
ナログ音声信号がバンドパスフイルタ3を介して混合回
路5により増幅されバンドパスフイルタ7に入力される
と同時に、6.552MHzのデイジタル音声信号がバンドパス
フイルタ4を介して混合回路5,局部発振回路6により略
6MHzに変換されバンドパスフイルタ7に入力される。従
つてデイジタル音声とアナログ音声が略同一周波数帯で
FM復調たれるため、アナログ音声にデイジタル音声が雑
音として混入し音声S/Nが著しく劣化する問題がある。B
G方式受信時も同様に、5.5MHzのアナログ音声はバンド
パスフイルタ2および混合回路5,局部発振回路6を介し
て6.0MHzに周波数変換されバンドパスフイルタ7に入力
される。その時5.85MHzに設定してあるデイジタル信号
の6MHz近傍成分がバンドパスフイルタ3を介して混合回
路5で増幅されたバンドパスフイルタ7に入力されS/N
が著しく劣化する問題がある。
本発明の目的は、複数の異なる音声周波数を、周波数
変換を利用して夫々復調する場合、音声多重信号、とり
わけデイジタル音声多重信号により音声S/Nが劣化する
問題を解決したFM復調回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ビデオ検波回路により得られたインター
キヤリア音声周波数を通過させる複数個の並列接続され
たバンドパスフイルタにスイツチを配し、受信方式に応
じて適宜前述のスイツチを開閉することにより達成され
る。
〔作用〕
本発明は、異なる周波数から成る複数のインターキヤ
リア音声信号を、周波数変換により単一周波数のインタ
ーキヤリア音声信号に変換した後、その周波数でFM復調
を行なうFM復調器において、ビデオ検波回路によつて得
られるインターキヤリア音声周波数を中心周波数とする
並列接続された複数個の狭帯域バンドパスフイルタにス
イツチを配し、希望するアナログ音声周波数に対応する
前記バンドパスフイルタのみを選択したり、あるいは、
希望するアナログ音声周波数に多重されたデイジタル音
声周波数が通過するような周波数のバンドパスフイルタ
を遮断するようにスイツチを適宜開閉することによりデ
イジタル信号がバンドパスフイルタを介して混合回路に
入力されS/Nが劣化する問題を解決するものである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図を用い説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す。
1は映像検波回路,2,3,4はBG,I,DK等各放送方式にお
けるアナログ音声のインターキヤリア音声周波数に対応
したバンドパスフイルタ,5は混合回路,6は局部発振回
路,7は混合回路によつて周波数変換された単一の音声周
波数を通過させるバンドパスフイルタ,8はリミツタアン
プ,9は移相回路,10はマルチプライヤ,14は希望するイン
ターキヤリア音声周波数のみがバンドパスフイルタ2,3,
4のいづれかを通過して混合回路5に入力されるようバ
ンドパスフイルタを切換えるためのスイツチ,15は、希
望信号を判別するための手段である。本発明の構成方法
にすることにより前記従来技術で述べたごとく、デイジ
タル音声信号がバンドパスフイルタを通過し混合回路5
で希望するアナログ音声信号と略同一周波数で混入しS/
Nが劣化する問題を防ぐことが出来る。14のスイツチは
機械的スイツチでも電子的スイツチでも本発明の目的を
達成できることは自明である。又、本実施例では、3つ
の周波数を復調する場合を想定し、2,3,4,3個のバンド
パスフイルタを用いているが、BGとI,IとDK等、2つの
周波数を復調する場合においても第3図,第4図に示す
関係から同様な効果があり、更には、復調するインター
キヤリア音声周波数の数が3つ以上の場合においても同
様な効果があることは明らかである。
第5図にバンドパスフイルタとスイツチの構成方法の
他の実施例を示す。
ここで、f1,f2,f3は、アナログ音声のインターキヤリ
ア周波数であり、バンドパスフイルタ16,17,18の通過帯
域周波数に略対応する。またf1D,f2D,f3Dはf1,f2,f3
アナログ音声に多重されたデイジタル音声のインターキ
ヤリア周波数であり、19はスイツチである。
スイツチ19は、f1のアナログ音声を受信するときバン
ドパスフイルタ18に接続され、f2のアナログ音声を受信
するときバンドパスフイルタ17に接続されるよう構成す
る。かかる構成では、f1を受信するときf1に多重された
f1Dのデイジタル音声を通過させるバンドパスフイルタ1
7が開放となつている為デイジタル信号は伝達されず、
又f2を受信する時にはバンドパスフイルタ18が開放とな
りデイジタル信号の伝達を阻止する。すなわち、希望す
るアナログ音声に多重されているデイジタル音声のイン
ターキヤリア周波数が通過するバンドパスフイルタのみ
をスイツチにより開放する事によりデイジタル信号の漏
れ込みによるS/N劣化の問題が解決される。
第1図の一実施例に記載した希望信号判別手段15は、
マニユアル操作でも自動判別操作でも可能である。例え
ば、ユーザが選局の都度TV等に設置した放送方式切換ス
イツチを操作したり、プリセツト時のみ放送方式切換ス
イツチを操作しチヤンネルNo.と放送方式をメモリ等に
記憶させ、後は選局する度にメモリ等に記憶させた放送
方式に応じて前記スイツチの制御信号を出力させる等容
易に実現可能である。また完全に自動判別する方法とし
ては、図1に示したバンドパスフイルタ2,3,4の後段に
それぞれバンドパスフイルタを通過したアナログ音声信
号の有無を検知しスイツチ14を適宜開閉する制御回路を
設ける事も容易に実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、アナログ音声信号成分のみを通過さ
せ、FM復調を行なう目的で使用される複数個の並列接続
されたバンドパスフイルタにスイツチを配し、放送方式
によつて異なるインターキヤリア音声周波数に応じて前
記スイツチを適宜開閉することにより、アナログ音声に
多重されたデイジタル音声成分が前記バンドパスフイル
タを通過しS/Nが大幅に劣化するのを防止することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるFM復調回路の構成を示すブロツク
図、第2図は従来技術によるFM復調回路の構成を示すブ
ロツク図、第3図,第4図はデイジタル音声多重方式に
よるTV信号のベースバンド特性を示す図、第5図は本発
明による他の実施例を示す図である。 1……映像検波回路、2,3,4,7,16,17,18……バンドパス
フイルタ、5……混合回路、6……局部発振回路、14,1
9……スイツチ、15……希望信号判別手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる周波数で搬送される複数のインター
    キャリア音声信号を、予め設定した所定の単一周波数と
    した後、クォードレーチャ型復調回路(9,10)でFM復調
    する構成のFM復調回路において、 所定のインターキャリア音声信号の搬送周波数を判別す
    る判別手段と、 1次側に複数の端子(第1の端子)を有し、該判別手段
    の判別結果に従い動作し該第1の端子と2次側の端子
    (第2の端子)を選択的に接続するスイッチと、 該スイッチの第1の端子に接続され、アナログ音声信号
    にディジタル音声信号が重畳したインターキャリア重畳
    音声信号が入力され、該重畳音声信号のうち上記アナロ
    グ音声信号の搬送波を通過させる複数個のバンドパスフ
    ィルタ(第1のバンドパスフィルタ)と、 上記スイッチの第2の端子側に接続され上記第1のバン
    ドパスフィルタの出力と局部発振回路の出力とを混合す
    る混合回路と、 該混合回路の出力側に接続された第2のバンドパスフィ
    ルタ(8)と、 を備え、 上記スイッチで所定の搬送周波数のアナログ音声信号を
    選択し、少なくとも上記混合回路、上記第2のバンドパ
    スフィルタで該音声信号の搬送周波数を上記単一周波数
    にした後、上記復調回路でFM復調するようにした構成を
    特徴とするFM復調回路。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156484A (ja) * 1986-12-20 1988-06-29 Victor Co Of Japan Ltd テレビジヨンfm音声インタ−キヤリア信号の自動切換回路
JPS63291262A (ja) * 1987-05-22 1988-11-29 Pioneer Electronic Corp ディジタルfm検波回路

Patent Citations (2)

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