JP2589615B2 - ワイドベルトサンダー機 - Google Patents

ワイドベルトサンダー機

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JP2589615B2
JP2589615B2 JP28395891A JP28395891A JP2589615B2 JP 2589615 B2 JP2589615 B2 JP 2589615B2 JP 28395891 A JP28395891 A JP 28395891A JP 28395891 A JP28395891 A JP 28395891A JP 2589615 B2 JP2589615 B2 JP 2589615B2
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修之 阪野
嘉祐 杉籐
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材等の研削研磨に適
用するワイドベルトサンダー機に関する。
【0002】
【従来の技術】サンディングフレームに設けたベルト駆
動機構に無端サンディングベルトを掛渡し、送材通路側
に踏圧装置を配置して、その踏圧面を前記ベルトの内面
に接触させてなる一〜複数個の研削ヘッドを、送材通路
を介して送材装置に対設して成るワイドベルトサンダー
機にあって、加工材をその全幅に渡って単一の踏圧パッ
ドによりサンディングベルトを圧接すると、加工材の端
縁では、該端縁を覆うようにベルトが圧接し、角が落ち
て端だれを生ずる。そこで、この端縁では踏圧パッドの
踏圧力を緩める必要がある。ところが、この圧力制御を
踏圧パッドの幅方向において均一に行なうと、幅の異な
る加工材や、周囲形状が異形のもの、または枠材にあっ
ては有効性を失う。
【0003】そこで、エアーシリンダーのロッドと夫々
連結してなる複数の押圧部材を幅方向に渡って配設して
なる踏圧装置を備え、さらに前記踏圧装置の前方におい
て、各押圧部材に対応する多数の加工材検出子を幅方向
に列設して、この加工材検出子群からの幅方向列データ
に基づいて、各押圧部材の各エアーシリンダーへの圧力
制御を各個に施す踏圧制御装置を具備してなるワイドベ
ルトサンダー機が、特開平1-159165号、特開平1-246063
号等で提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】適用する加工材wには
凹凸のある材料や、反りのある材料等同一厚でない材料
がある。ところでこれらの材料を平板状の加工材と同様
に一律に研削研磨すると、くぼみや、反りのある材料に
あってはその中央の肉薄部で研削研磨され、該反り材に
あってはその周縁の反り上がり部分が過剰に研削研磨さ
れるという問題を生ずる。
【0005】ところが、複数の押圧部材を幅方向に渡っ
て配設してなる踏圧装置を備えた従来構成にあっては、
その加工材検出子は、加工材上面に弾接する検出ロール
を備え、該検出ロ−ルの昇降をリミットスイッチで検出
して、加工材の有無を検知するものであって、加工材の
厚み情報を得ることができなかった。
【0006】そこで、本発明者は、加工材の正確な厚み
情報に基づいて、加工材の表面に倣った適正な研削研磨
を施し得る構成を備えたワイドベルトサンダー機を提案
し得た。
【0007】ところで、加工材の到来に伴って下降する
押圧部材群と、その隣接する押圧部材間の踏圧面に大き
な段差があると、無端サンディングベルトは、両端縁を
折曲されながら走行することとなり、その破損を生じ易
くなり、耐用寿命が短くなるという問題点がある。本発
明は、かかる問題点を解決することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベルト駆動機
構に無端サンディングベルトを掛渡し、送材通路の幅方
向に渡って列設される多数の押圧部材を備えた踏圧装置
を、前記無端サンディングベルトの内側に配置して、前
記押圧部材により無端サンディングベルトを加工材に圧
接させるようにしてなる一〜複数個の研削ヘッドを、送
材通路を介して送材装置に対設し、かつ前記踏圧装置の
前方において、各押圧部材に対応する多数の加工材検出
子を幅方向に列設して、該加工材検出子群からの幅方向
列データに基づいて踏圧装置の各押圧部材の昇降制御を
施すようにしたワイドベルトサンダー機に関するもので
ある。
【0009】そして前記加工材検出子を、加工材の上面
に当接する検出ロールと、該検出ロールに下端を連係さ
せた計測ロッドの昇降により、該昇降量に対応した昇降
信号を発生する無段階計測スイッチとにより構成し、下
端に押圧部材を固定する踏圧ロッドを無段階に昇降制御
する昇降制御装置を各踏圧ロッドごとに備え、前記無段
階計測スイッチから発生する昇降信号が入力され、加工
材の当該検出部位が踏圧装置に到達するのと同期して、
前記踏圧ロッドが前記無段階計測スイッチの計測ロッド
の昇降量と等しいストロークで踏圧作動するように各昇
降制御装置を駆動制御すると共に、供給された加工材の
直上に位置して踏圧作動する踏圧ロッド群に隣接した加
工材の無い箇所の踏圧ロッドを、その下端に固定された
押圧部材が、前記踏圧作動する踏圧ロッド群の押圧部材
よりもわずかに上方位置となるように駆動すべく当該踏
圧ロッドの昇降制御装置を駆動制御する中央制御装置C
PUを備えたものである。
【0010】
【作用】加工材の幅方向に対応した複数の無段階計測ス
イッチにより、厚み情報を伴った幅方向列データが発生
する。そしてこの幅方向列データが中央制御装置CPU
に入力され、この制御に基づいて、踏圧装置の昇降制御
装置が所要の駆動をする。そして、この無段階計測スイ
ッチによる加工材検知に伴って、該無段階計測スイッチ
と前後で対応する下端に押圧部材を備えた踏圧ロッドが
各昇降制御装置により駆動して、加工材の到来と同期
し、該加工材を踏圧することとなる。ところで、このよ
うに踏圧作動をする踏圧ロッド群と隣接する踏圧ロッド
が、最上位置に待機していることとなると、その踏圧面
で大きな段差を生じて、無端サンディグベルトが折曲し
ながら走行することとなり、破損し易くなる。そこで、
該隣接する踏圧ロッドの押圧部材を、踏圧作動している
踏圧ロッドの押圧部材よりもわずかに上昇位置となるよ
うに強制的に下降してやり、その踏圧面の段差を緩和し
て無端サンディングベルトを無理なく踏圧面に倣わせて
走行させるようにした。
【0011】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。図1は、単一の研削ヘッドを備えた上面研削式のワ
イドベルトサンダー機に本発明を適用したものであっ
て、本体フレーム1の下部には走行ロール2,3間に送
材ベルト4を掛渡してなる送材装置5が設けられ、その
上面を送材通路6としている。また駆動走行ロール2は
駆動モータMにより回動するものであって、図6に示す
ように前記駆動モータMの出力軸には周面に溝が形成さ
れたスリット板fが支持され、該スリット板fには該溝
の通過を検知するセンサーkが付装されている。すなわ
ち、このセンサーkからの出力により加工材wの走行量
を検知することが可能となる。
【0012】前記送材装置5の上部位置で、本体フレー
ム1にはサンディングフレーム7が設けられ、該フレー
1に研削ヘッドが搭載されている。すなわち、前記サ
ンディングフレーム7の上端には、舵取ローラ8が、ま
たその下端には、大径の駆動ロール9と、従動ロール1
0とが配設されて、駆動機構を構成し、該ロール群にサ
ンディングベルト11が掛け渡されている。さらにロー
ル9,10間の、サンディングフレーム7には踏圧装置
12が配設されている。
【0013】図2,3は前記踏圧装置12の構成を示
す。前記サンディングフレーム7に固定されてロール
9,10間に配置される取付フレーム30には踏圧装置
12の踏圧フレーム13が脱着可能に垂持される。前記
踏圧フレーム13には、幅方向に渡って多数の踏圧ロッ
ド20が昇降可能に保持され、その周囲の摺動溝14に
付装された発条17が該踏圧ロッド20を上方付勢して
いる。さらに各踏圧ロッド20の下端には押圧部材21
が固定され、多数の押圧部材21を下面から覆うように
スポンジ製等の弾性体22が配設され、この弾性体22
を踏圧フレーム13の下部両面に固定した耐摩布23で
被覆している。
【0014】前記踏圧ロッド20の上端は、取付フレー
ム30に固定した据付板31上に取付けられたステッピ
ングモータからなる昇降モータ24と連繋されている。
この昇降モータ24は本発明の昇降制御装置の一例を構
成するものである。すなわち、該昇降モータ24の駆動
軸25は軸受26によって垂直に支持された螺子杆27
の上端と、カップラー32で連結されている。そして該
螺子杆27の下部に形成した雄螺子には昇降杆28が螺
合しており、該昇降杆28の下端に突成した突起29が
前記踏圧ロッド20の上端に、前記発条17の付勢力に
よって当接している。前記昇降杆28はその上端を前記
据付板31に固定した案内枠33の溝内に挿入され、両
側の扁平面を挟持されて回転不能となっている。
【0015】而して、前記昇降モータ24が駆動すると
螺子杆27が回転し、その螺進作用により昇降杆28は
案内枠33内を昇降し、その下降移動により、前記突起
29を押圧部材21の上端に押付けて、発条17に抗し
て押圧部材21を下降し、前記押圧部材21の下面が弾
性体22の内面に圧接することとなる。尚、昇降モータ
24の一回転当たりの昇降量は0.2mm 程度であって、微
小な昇降制御が可能となっている。
【0016】かかる昇降モータ24の駆動制御は、後述
するように中央制御装置CPUからなる踏圧制御装置で
行なわれる。一方、前記昇降杆28には側方へ検出杆t
が突出され、さらに前記取付フレーム30側に固定され
た上限規定用の近接スイッチSW1 ,基準点を割り出す
ための近接スイッチSW0 ,下限規定用の近接スイッチ
SW2 が順次上方から配設されている。そして、前記検
出杆tの端縁を検出して、前記近接スイッチSW1,S
2 にあっては、昇降モータ24の上昇及び下降駆動を
停止する。また近接スイッチSW0 にあっては、押圧部
材21の基準位置を定めて、後述する無段階計測シリン
ダLとの基準点と合致させるようにしている。さらに
は、加工材が供給されていない状態やベルトサンダー機
の電源をオフにした状態にあっては、検出杆tが上限規
定用の近接スイッチSW1 をオンとする最上位置に、昇
降杆28を保持させるようにしている。
【0017】次に加工材wの厚み情報を伴った幅方向列
データを発生する加工材検出子の構成について説明す
る。かかる加工材検出子は、無段階計測シリンダLと、
検知ロール43とにより構成され、前記押圧部材21に
前後で対応して、幅方向に該押圧部材21と等しい数だ
け列設されている。
【0018】この無段階計測シリンダLは図4に示すよ
うに、シリンダ筒体c内にピストンpが摺動自在に装着
され、かつ該ピストンpに一端を連結された計測ロッド
rがシリンダ筒体c内を挿通してなり、前記ピストンp
の上下に空気室38a,38bが形成され、該空気室3
8a,38bに空気流通孔39a,39bを介して圧力
空気が流通し、前記計測ロッドrを伸出方向へ付勢する
ようにしている。また前記計測ロッドrにはその軸方向
へバーコード40が形成され、前記シリンダ筒体cに装
着したセンサー41で、バーコード40の各バーの通過
を検知するようにしている。そして前記センサー41で
電気信号に変換された計測ロッドrの位置情報(加工材
wの厚み情報)は、リード線42を介して、前記中央制
御装置CPUに入力される。尚、この計測ロッドrの位
置情報は、前記センサー41と接続されたデジタル表示
器Dによって直接読取ることもできるようにして、計測
ロッドrの位置調整を容易としている。
【0019】一方、前記計測ロッドrの先端は、本体フ
レーム1側に固定された支軸44に回動可能に支持され
た検知ロール43の軸受片45上に当接する。而して供
給される加工材wの上面に、前記計測ロッドrの下方付
勢力により検知ロール43が圧接し、該加工材wの厚み
変動に伴って昇降し、これに伴って計測ロッドrも昇降
して前記バーコード40がセンサー41の前を通過し、
その昇降量が検知されて、中央制御装置CPUに厚み情
報として伝達されることとなる。さらには前記支軸44
には前記押圧部材21と前後で対応させて複数の検知ロ
ール43が支持され、かつその上部に夫々無段階計測シ
リンダLが配設されており、このためこの情報は厚み情
報を伴った幅方向列データとなる。
【0020】次に、踏圧制御装置(中央制御装置CP
U)による昇降モータ24の制御機構について説明す
る。中央制御装置CPUには、図5で示すように前記無
段階計測シリンダLの他に、センサーkと、さらにセン
サーkからのパルスを順次カウントするカウンターC
と、レジスターRとが接続され、その入力情報により、
昇降モータ24の切換え制御がなされる。
【0021】すなわち複数の無段階計測シリンダLから
は、カウンターCからのカウント毎に、幅方向列データ
Dが中央制御装置CPUに入力される。そして、センサ
ーkからのパルス信号の発生により、カウンターCのカ
ウント値に1を加算し、該カウント値が前記レジスター
Rに格納したカウント値ct に達すると、昇降モータ2
4の駆動制御がなされる。尚、このカウント目標値ct
は、無段階計測シリンダLから押圧部材21までの距離
に対応している。そして、前記無段階計測シリンダLか
ら発生した厚み情報は、順次記憶装置RAMに入力さ
れ、前記カウント目標値ct の消化、すなわち加工材w
の押圧部材21直下への到達と同期して、前記昇降モー
タ24へ厚み情報に対応した駆動制御指令がセンサーk
からの単一のパルス信号の発生又は所定数のパルス信号
の集積と同期して加工材wの走行と共に順次なされる。
そして、昇降モータ24の駆動に伴って前記押圧部材2
1は無段階計測シリンダLの計測ロッドrと同じ昇降量
で、上下動することとなる。従って、前記踏圧装置12
の踏圧面と、検知ロール43の下縁との高さの差異をあ
らかじめ設定して、夫々の基準点を定めることにより、
加工材wの表面は、その板厚が変わっても 前記高さの
差異に起因した踏圧力を踏圧装置12により常に受ける
こととなり、加工材wの全表面に渡って、ほぼ等しい研
磨が施され得ることとなる。
【0022】上述の各機構の設定高さの差異は踏圧装置
12の踏圧面を、検知ロール43の下縁よりも例えば0.
4mm 程度下とする。ここで、前記押圧部材21の基準点
は、既述したように、近接スイッチSW0 によって定め
られる。すなわち、近接スイッチSW0 が検出杆tを検
知した位置で、踏圧装置12の踏圧面を駆動ロール9の
下縁等の定点を基準として設定し、さらに無段階計測シ
リンダLの計測ロッドrの基準点は、その突出位置を調
整して、同じく駆動ロール9の下縁等を基準として、踏
圧装置12の踏圧面との高さが0.4mm 程度となるように
し、これを零値とすれば良い。尚、加工材wの先端が通
過すると、確実に前記計測ロッドrの上昇が生じて、加
工材wの検知が成されるように、その基準位置は、加工
材wの基準高さよりも少し下方位置に設定される。尚、
本発明は、加工材の自動厚み検出に係るものであるが、
図5で示すように中央制御装置CPUに接続された手動
選択スイッチSW4をオンすることにより、前記押圧部
材21を全て基準点として、従来構成のように単一パッ
ドで研削するのと同一の機能を付与させることができ
る。この場合に、無段階計測シリンダLは加工材の有無
のみを検出することとなる。また上述の自動化への切換
えは、同様に自動選択スイッチSW5 のオン操作により
行なうようにすれば良い。
【0023】而して、加工材w上面に反りがあったり、
微小な凹凸があっても、その表面に倣ってほぼ均等な踏
圧力が作用し、該加工材wはサンディングベルト11に
よって無理のない研削研磨が施されることとなる。
【0024】次に、本発明の要部について説明する。前
記中央制御装置CPUには、図6に示すように上述の制
御内容のみでは無く、供給された加工材の直上に位置し
て踏圧作動する踏圧ロッド20群に隣接した加工材の無
い箇所の踏圧ロッド20L,20Rを、その下端に固定
された押圧部材21L,21Rが、前記踏圧作動する踏
圧ロッド20群の押圧部材21よりもxだけ上方位置と
なるように駆動すべく当該踏圧ロッド20L,20Rの
昇降モータ24,24を駆動制御する制御内容も備わっ
ている。このxは、例えば0.2mm 程度が採用される。
【0025】かかる制御は、無段階計測シリンダLの列
から発生する幅方向列データに基づき、加工材検知がな
された連続するデータ列の、両側に該デ−タ列の両端位
置にあるデータに0.2mm 厚分を付加した新たなデータを
加える等の制御処置により容易になし得るものである。
【0026】そしてこのように踏圧作動する踏圧ロッド
群の押圧部材よりもxだけ上方位置となるように隣接す
る踏圧ロッド20L,20Rを下降させることにより、
踏圧面に急激な段差が無くなり、このため無端サンディ
ングベルト11は無理なく該踏圧面に倣って走行しなが
ら踏圧力を付与される。
【0027】上述の実施例にあって、昇降制御装置を昇
降モータ24で構成したが、これに代えて、ピストンロ
ッドを任意位置に固定し得るロックシリンダを用いるこ
ともできる。そしてそのピストンロッドの先端で、前記
踏圧ロッドの上端を押圧するようにすれば、昇降モータ
24及び昇降杆28と同等の作動を生じることができ
る。この場合に、前記ピストンロッド11に無段階計測
シリンダLの計測ロッドrと同様にバーコードを長手方
向に形成して、これをセンサーで読取ることにより、基
準位置にあるバーコードからのバーの通過数を中央制御
装置CPUへフィードバックし、それが該中央制御装置
CPUから指令された通過バーの数と一致すると、ロッ
ク制御弁の制御によりピストンロッドをロックする等の
作動により、前記押圧部材21を所定位置に保持するこ
とが可能となる。
【0028】その他、本発明は、複数の研削ヘッドを備
えたワイドベルトサンダー機にあっても同様に適用する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上述したように無段階計測シ
リンダLにより加工材wの厚みを検知し、この厚み情報
に対応して、加工材wに該厚みに即した踏圧力を付与す
るようにした構成にあって、踏圧作動をする踏圧ロッド
群と隣接する踏圧ロッドの押圧部材を、踏圧作動してい
る踏圧ロッドの押圧部材よりもわずかに上方位置となる
ようにしたから、その踏圧面の段差が緩和されて、無端
サンディングベルトを無理なく踏圧面に倣わせて走行さ
せることができ、該無端サンディングベルトの耐用寿命
を増加し得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイドベルトサンダー機の正面図である。
【図2】踏圧装置12の縦断正面図である。
【図3】踏圧装置12の一部の縦断側面図である。
【図4】無段階計測シリンダLの一部切欠正面図であ
る。
【図5】制御機構を示すブロック図である。
【図6】踏圧ロッドの位置制御を示す概念図である。
【符号の説明】
11 無端サンディングベルト 12 踏圧装置 20,20L,20R 踏圧ロッド 21,21L,21R 押圧部材 24 昇降モータ 28 昇降杆 L 無段階計測シリンダ r 計測ロッド CPU 中央制御装置 C カウンター w 加工材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト駆動機構に無端サンディングベル
    トを掛渡し、送材通路の幅方向に渡って列設される多数
    の押圧部材を備えた踏圧装置を、前記無端サンディング
    ベルトの内側に配置して、前記押圧部材により無端サン
    ディングベルトを加工材に圧接させるようにしてなる一
    〜複数個の研削ヘッドを、送材通路を介して送材装置に
    対設し、かつ前記踏圧装置の前方において、各押圧部材
    に対応する多数の加工材検出子を幅方向に列設して、該
    加工材検出子群からの幅方向列データに基づいて踏圧装
    置の各押圧部材の昇降制御を施すようにしたワイドベル
    トサンダー機において、 前記加工材検出子を、加工材の上面に当接する検出ロー
    ルと、該検出ロールに下端を連係させた計測ロッドの昇
    降により、該昇降量に対応した昇降信号を発生する無段
    階計測スイッチとにより構成し、 下端に押圧部材を固定する踏圧ロッドを無段階に昇降制
    御する昇降制御装置を各踏圧ロッドごとに備え、 前記無段階計測スイッチから発生する昇降信号が入力さ
    れ、加工材の当該検出部位が踏圧装置に到達するのと同
    期して、前記踏圧ロッドが前記無段階計測スイッチの計
    測ロッドの昇降量と等しいストロークで踏圧作動するよ
    うに各昇降制御装置を駆動制御すると共に、供給された
    加工材の直上に位置して踏圧作動する踏圧ロッド群に隣
    接した加工材の無い箇所の踏圧ロッドを、その下端に固
    定された押圧部材が、前記踏圧作動する踏圧ロッド群の
    押圧部材よりもわずかに上方位置となるように駆動すべ
    く当該踏圧ロッドの昇降制御装置を駆動制御する中央制
    御装置CPUを備えたことを特徴とするワイドベルトサ
    ンダー機。
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