JP2589187B2 - 磁気記録媒体の標準書込・読取装置 - Google Patents

磁気記録媒体の標準書込・読取装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 この発明は、コンピュータシステムの端末装置の性能
試験を行うためのテスト用の磁気記録媒体を発行し、ま
た、磁気記録媒体の記録状態を検出する磁気記録媒体の
標準書込・読取装置に関し、 記録状態を任意に変えたテスト用の磁気記録媒体を発
行し、このテスト用の磁気記録媒体を使用して、これに
記録されたデータを、工場において検査される端末装置
が確実に読取ることができるかどうかの試験をするため
のテスト用の磁気記録媒体を発行し、また、磁気記録媒
体の記録状態すなわち出力電圧、出力変動値、スキュー
量、ジッターなどを検出することができる磁気記録媒体
の標準書込・読取装置を提供することを目的とし、 コンピュータシステムの端末装置の書込および読取性
能を試験するため、この端末装置に読取りを行わせるテ
スト用の磁気記録媒体を発行し、また、磁気記録媒体の
記録状態を検出するための装置であって、 パーソナルコンピュータ(1)と、このパーソナルコ
ンピュータ(1)によって制御される制御部(2)と、
この制御部(2)によって制御されるサーボモータ駆動
回路(3)と、このサーボモータ駆動回路(3)によっ
て制御されるサーボモータ(4)と、このサーボモータ
(4)によって駆動される磁気ヘッドおよび磁気記録媒
体の駆動手段(5)と、前記制御部(2)によって制御
される磁気記録媒体の書込みおよび読取り制御部(6)
と、前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段
(5)によって駆動された磁気ヘッドおよびあるいは磁
気記録媒体の位置情報を前記サーボモータ駆動回路
(3)と書込みおよび読取り制御部(6)へ送出する磁
気ヘッドおよび磁気記録媒体の位置検出器(7)とによ
りなり、 前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段(5)
は、サーボモータ(4)で駆動されるキャリッジ(14)
に取付けた磁気ヘッド取付ベース(9)に、磁気ヘッド
(12)がそのアジマスを微細に変えて取付けることがで
きるように、また、前記キャリッジ(14)は、前記サー
ボモータ(4)によって磁気ヘッドで記録される記録ビ
ットの間隔が任意に変えられるように駆動されるように
構成したものである。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、銀行などで各種の磁気記録媒体すなわち
磁気通帳、磁気カードなどを利用して事務処理を行うコ
ンピュータシステムの端末装置の性能試験を行うための
標準磁気記録媒体すなわちテスト用の磁気記録媒体を発
行することができ、また、このテスト用の磁気記録媒体
または現物の端末装置で発行された磁気記録媒体の記録
状態を検出することができる磁気記録媒体の標準書込・
読取装置に関するものであり、前記テスト用の磁気記録
媒体を工場の検査工程で検査される端末装置に、あるい
は既設の端末装置に装填して、その読取り性能を試験す
ることができ、また、工場の検査工程で検査される端末
装置で、あるいは既設の端末装置で書込まれたデータの
記録状態すなわち出力電圧、出力変動値、スキュー量
(記録ビットの傾斜)、ジッター(磁気ヘッドの速度変
動)などを検出し評価確認を行うことができるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来、銀行などで使用されているコンピュータシステ
ムの端末装置において、各種の磁気記録媒体(磁気通
帳、磁気単票、磁気カードなど)を使用する情報の入出
力の保証試験については、以下のように行っている。
(1)磁気記録媒体への書込および読取の試験は、現物
の端末装置を使って、これに各種のテストモードの信号
を与え、磁気記録媒体の磁気ストライプ部に直接に書込
む。そして、この磁気記録媒体に書込まれたテストモー
ドの信号を読取機で読取らせて、それをシンクロスコー
プやそれに相当する装置で検出して、各信号のビット毎
のデータの記録状態すなわち出力電圧、出力変動値、ス
キュー量、ジッターなどを検出して評価確認を行ってい
る。
(2)基準となるテストパターン信号を作成し、それを
テスト用の磁気記録媒体に書込ができる標準磁気記録媒
体発行機を作成し、この標準磁気記録媒体発行機で発行
された標準磁気記録媒体を、現物の端末装置に装填し
て、この標準磁気記録媒体に記録されたテストパターン
信号を読取らせることによって、現物の端末装置を試験
するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のような従来の技術においては、次のような問題
点があった。
(1)現物の端末装置による書込および読取による磁気
記録媒体の評価確認方法では、他の機種との互換性が保
証できない。すなわち、ある機種の端末装置で磁気記録
媒体のデータを読取ることができても、他の機種の端末
装置では読取ることができない場合がある。また、特定
のパターン信号しか書込めない。
(2)従来の標準磁気記録媒体発行機でテストパターン
信号が記録されたテスト用の磁気記録媒体を発行し、こ
れに記録されたテストパターン信号を現物の端末装置に
読取らせて、この現物の端末装置を試験する方法では、
任意のパターン信号が記録された標準磁気記録媒体や故
意に読取りが難しいような状態で記録された標準磁気記
録媒体を任意に発行することができない。
(3)現物の端末装置によって磁気記録媒体に記録され
たデータの記録状態、例えば記録ビットの間隔の確認
は、その磁気記録媒体に記録されたデータを、溶剤の中
に鉄粉を含ませてあるマグナシーなどで現像し、そのデ
ータの記録ビットの寸法精度を顕微鏡で見ながら測定し
ているが、その測定に時間がかかるとともに、測定精度
もあまり良くなく、また、測定にばらつきがある。
この発明は、このような課題に鑑みて創案したもので
あり、記録状態を任意に変えたテスト用の磁気記録媒体
を発行し、このテスト用の磁気記録媒体を使用して、こ
れに記録されたデータを、工場の検査工程で検査される
端末装置あるいは既設の端末装置が確実に読取ることが
できるかどうかの試験をするための、テスト用の磁気記
録媒体を発行すること、また、このテスト用の磁気記録
媒体または現物の端末装置で発行された磁気記録媒体の
データの記録状態すなわち出力電圧、出力変動値、スキ
ュー量、ジッターなどを検出することができる磁気記録
媒体の標準書込・読取装置を提供することを目的とした
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記のような課題を解決するため、図に
示すように、コンピュータシステムの端末装置の書込お
よび読取性能を試験するため、この端末装置に読取りを
行わせるテスト用の磁気記録媒体を発行し、また、磁気
記録媒体の記録状態を検出するための装置であって、 パーソナルコンピュータ1と、このパーソナルコンピ
ュータ1によって制御される制御部2と、この制御部2
によって制御されるサーボモータ駆動回路3と、このサ
ーボモータ駆動回路3によって制御されるサーボモータ
4と、このサーボモータ4によって駆動される磁気ヘッ
ドおよび磁気記録媒体の駆動手段5と、前記制御部2に
よって制御される磁気記録媒体の書込みおよび読取り制
御部6と、前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手
段5によって駆動された磁気ヘッドおよびあるいは磁気
記録媒体の位置情報を、前記サーボモータ駆動回路3お
よび書込みおよび読取り制御部6へ送出する磁気ヘッド
および磁気記録媒体の位置検出器7とによりなり、前記
磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段5は、サーボ
モータ4で駆動されるキャリッジ14に取付けた磁気ヘッ
ド取付ベース9に、磁気ヘッド12がそのアジマスを微細
に変えて取付けることができるように、また、前記キャ
リッジ14は、前記サーボモータ4によって磁気ヘッドで
記録される記録ビットの間隔が任意に変えられるように
駆動されるように構成したことを特徴とする磁気記録媒
体の標準書込・読取装置としたものである。
〔作用〕
この発明は、前記ような手段により、例えば任意な記
録パターンモード、すなわち、記録ビットを任意のピッ
チで書込んだテスト用の磁気記録媒体を作成するようパ
ーソナルコンピュータ1を操作する。また、記録ビット
のスキュー量を可変して書込んだテスト用の磁気記録媒
体を作成する場合には、磁気ヘッド取付ベース9に取付
けた磁気ヘッド12のアジマスを任意に変えておく。
そうすると、前記制御部2が書込みおよび読取り制御
部6およびサーボモータ駆動回路3を制御し、サーボモ
ータ4を介して前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆
動手段5を駆動して磁気記録媒体に、記録ビットを任意
のピッチで書込んだり、記録ビットのスキュー量を可変
して書込むことができるように、磁気ヘツドあるいは磁
気記録媒体を動かしてテスト用の磁気記録媒体を作成す
る。
また、前記のようにして作成したテスト用の磁気記録
媒体を、この標準書込・読取装置に装填して、これに記
録されたデータの読取り操作を行うと、そのデータすな
わち前記記録ビットを任意のピッチで書込んだり、記録
ビットのスキュー量を可変して書込んだデータが、パー
ソナルコンピュータ1のディスプレイに表示される。
また、現物の端末装置で発行された磁気記録媒体を、
この標準書込・読取装置に装填してデータの読取り操作
を行うと、データのスキュー量、ジッター成分、出力お
よびその変動値などがパーソナルコンピュータ1のディ
スプレイに表示される。
〔実施例〕
以下、この発明の磁気記録媒体の標準書込・読取装置
を図面にしたがって説明する。
第1図はその制御系統図で、この図において、1はパ
ーソナルコンピュータであり、これを操作することによ
って、任意な記録パターンモードでデータを磁気記録媒
体に書込むことができるとともに、この標準書込・読取
装置で書込まれたテスト用の磁気記録媒体のデータある
いは現物の端末装置で磁気記録媒体に書込まれたデータ
がディスプレイに表示されるものである。
2はこのパーソナルコンピュータ1の操作によって後
述する各部を制御する制御部、3はこの制御部2によっ
て制御されるサーボモータ駆動回路、4はこのサーボモ
ータ駆動回路3によって制御されるサーボモータ、5は
このサーボモータ4によって駆動さる磁気ヘッドおよび
磁気記録媒体の駆動手段であり、その具体的な構造は後
述する。6は前記制御部2によって制御される磁気記録
媒体の書込みおよび読取り制御部で、これからの制御信
号と前記制御部2からの制御信号が前記サーボモータ駆
動回路3に印加してこれを制御する。7は前記磁気ヘッ
ドおよび磁気記録媒体の駆動手段5によって駆動された
磁気ヘッドおよびあるいは磁気記録媒体の位置情報を前
記サーボモータ駆動回路3および書込みおよび読取り制
御部6に送出する磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の位置
検出器である。
なお、この第1図における二重線Mは機械系を示す。
第2図および第3図は前記サーボモータ4によって駆
動される磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段5の
概略構造を示すもので、第2図は後述する磁気ヘッド取
付ベースに磁気ヘッドホルダーを介して磁気ヘッドを1
個取付けた状態の平面図、第3図は磁気ヘッド取付ベー
スに磁気ヘッドホルダーを介して磁気ヘッドを4個取付
けた状態の正面図であり、8は機台で、この機台8上に
下記のような部材が設けられている。すなわち、9は例
えば正方形の磁気ヘッド取付ベースで、この四箇所の対
象位置に、磁気ヘッドホルダー10が支軸11を介して回動
可能に取付けられており、この磁気ヘッドホルダー10に
磁気ヘッド12が取付けられている。この磁気ヘッドホル
ダー10は、マイクロメータヘッド13の調整によって微細
に回動され、これに取付けられた磁気ヘッド12のアジマ
スすなわち磁気ギャップの角度が微細に変えられるよう
になっている。これによって、記録ビットのスキュー量
を可変してデータを書込むことができ、また、後述する
ように書込データのスキュー量の測定においても、磁気
ヘッドのアジマスを変えて読取を行うことによってスキ
ュー量を測定することができる。
この磁気ヘッド取付ベース9は、キャリッジ14に取付
螺子15で取外自在に取付けられている。このように磁気
ヘッド取付ベース9に4個の磁気ヘッド12を取付けたの
は、前記端末装置に備えられた磁気ヘッドは機種によっ
て、例えばFM方式はその磁気ギャップが1個、NRZI方式
はその磁気ギャップが2個であり、その磁気ヘッドの形
式が相違しているので、したがって、4種類の磁気ヘッ
ドを磁気ヘッド取付ベース9に取付けておいて、試験す
る端末装置に備えられた磁気ヘッドに対応して、取付螺
子15を緩めて磁気ヘッド取付ベース9を回動させて、後
述する磁気記録媒体に接触させる磁気ヘッド12を容易に
交換することができるようにしている。この磁気ヘッド
取付ベース9の回動の際には、後述する磁気記録媒体の
セット台19を下方に移動させて、磁気ヘッド取付ベース
9に磁気ヘッドホルダー10を介して取付けられた磁気ヘ
ッド12が回動可能にしてある。
前記キャリッジ14は、プーリ16,16に掛けられたベル
ト17に係止されてエアスライダー18上を非接触状態で移
動するようになっている。このエアスライダーは、周知
のようにこれと前記キャリッジ14との間にエアが介在し
て、キャリッジ14がエアスライダー18などのガイド部材
に直接に接触しないでスムーズに移動されるようにした
ものである。
前記一方のプーリ16は、サーボモータ4によって駆動
されるようになっている。19は磁気記録媒体20をセット
するセット台で、このセット台19に適宜の手段によって
磁気記録媒体20を固定するようになっている。なお、21
は前記キャリッジ14の移動量を測定するためのリニアス
ケールである。
次に、この発明の作用を説明すると、例えば任意な記
録パターンモード、すなわち記録ビットを任意のピッチ
で書込んだテスト用の磁気記録媒体を作成するようパー
ソナルコンピュータ1を操作する。また、記録ビットの
スキュー量を可変して書込んだテスト用の磁気記録媒体
を作成する場合には、磁気ヘッド取付ベース9に磁気ヘ
ッドホルダー10を介して取付けた磁気ヘッド12のアジマ
スをマイクロメータヘッド13を調整して任意に変えてお
く。
そうすると、前記制御部2が書込みおよび読取り制御
部6およびサーボモータ駆動回路3を制御し、サーボモ
ータ4を介して前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆
動手段5を駆動して磁気記録媒体に、記録ビットを任意
のピッチで書込んだり、記録ビットのスキュー量を可変
して書込むことができるように、磁気ヘツド取付ベース
9が、サーボモータ4、プーリ16、ベルト17、キャリッ
ジ14を介して駆動され、この磁気ヘツド取付ベース9に
磁気ヘッドホルダー10を介して取付けた磁気ヘッド12を
矢印A方向へ移動させてテスト用の磁気記録媒体を作成
する。
また、前記のようにして作成したテスト用の磁気記録
媒体あるいは現物の端末装置で発行した磁気記録媒体
を、この標準書込・読取装置に装填して、これに記録さ
れたデータの読取り操作を行うと、記録データのスキュ
ー量、ジッター成分、出力電圧、出力変動値などが測定
されて、パーソナルコンピュータ1のディスプレイに表
示される。
前記のようにして作成したテスト用の磁気記録媒体あ
るいは現物の端末装置で発行した磁気記録媒体の再生信
号を処置するための手段である、前記書込みおよび読取
り制御部6と制御部2とパーソナルコンピュータ1を介
して、記録データのスキュー量の測定、および磁気ヘッ
ドの速度変動すなわちジッターの測定の原理を第4図お
よび第5図にしたがって説明する。
第4図は記録データのスキュー量の測定の原理説明図
であり、磁気ヘッド12の磁気ギャップGが、記録ビット
の磁化ストライプBと平行になっていれば、磁気ヘッド
12のリード出力Vは実線で示すように最大となり、ま
た、磁気ヘッド12の磁気ギャップGが点線で示すように
傾斜していると、その読取エリアが少なくなるから、そ
のリード出力V′は点線で示すように前記実線で示すリ
ード出力Vよりか小さくなる。この磁気ヘッド12のリー
ド出力差と、磁気ヘッド12の傾斜角度θとの相関関係を
求めれば、記録データのスキュー量を測定することがで
きる。また、正確にデータが記録された磁気記録媒体
を、この標準書込・読取装置と、試験される端末装置と
に読取らせて、そのリード出力差を調べることにより、
試験される端末装置の磁気ヘッドの傾斜を測定すること
ができる。
前記測定に際して、磁気ヘッド12のリード出力は、ア
ンプ22、A/D変換回路23、ピークホールド回路24、ディ
ジタル処理回路25を介してディジタル処理されて、パー
ソナルコンピュータ1のディスプレイに表示される。
また、第5図は磁気ヘッドの速度変動すなわちジッタ
ーの測定の原理説明図であり、磁気ヘッドが等速度で移
動して、記録データがBに示すように等間隔で書かれて
いることが好ましく、そのリード出力波形はVに示すよ
うになり、このリード出力波形のピーク値の間隔を測定
すると、それが等間隔になっているので、これによっ
て、磁気ヘッドの速度変動が無いことが分かる。
一方、磁気ヘッドに速度変動があると、記録データが
B′に示すように非等間隔で書かれることになり、その
リード出力波形はV′に示すようになる。このリード出
力波形のピーク値の間隔を測定すると非等間隔になるの
で、これによって、ジッターを測定することができる。
また、現物の端末装置で発行された磁気記録媒体を、
この標準書込・読取装置に装填して記録データの読取り
操作を行うと、記録データのスキュー量、ジッター成
分、出力およびその変動値などが前記と同様の原理によ
ってパーソナルコンピュータ1のディスプレイに表示さ
れる。
なお、前記実施例においては、スキュー量の測定に際
して、磁気ヘッド12を傾斜させるようにしたが、磁気記
録媒体20を傾斜させてセット台19にセットするようにし
ても、スキュー量の測定を行うことができる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したような磁気記録媒体の標準
書込・読取装置としたものであるから、記録状態を任意
に変えたテスト用の磁気記録媒体を発行し、このテスト
用の磁気記録媒体を使用して、これに記録されたデータ
を、製造工場の検査工程における端末装置、あるいは既
設の端末装置が確実に読取ることができるかどうかの試
験をすることができる。
また、この標準書込・読取装置で発行されたテスト用
の磁気記録媒体、または現物の端末装置で発行された磁
気記録媒体の記録状態すなわちデータの出力電圧、出力
変動値、スキュー量、ジッターなどを検出して記録状態
を調べることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の制御系統図、第2図および第3図は
磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段の概略構造を
示すもので、第2図はその平面図、第3図は正面図、第
4図はスキュー量の測定の原理説明図、第5図はジッタ
ーの測定の原理説明図である。 1……パーソナルコンピュータ、 2……制御部、 3……サーボモータ駆動回路、 4……サーボモータ、 5……磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段、 6……書込みおよび読取り制御部、 7……磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の位置検出器、 8……機台、 9……磁気ヘッド取付ベース、 10……磁気ヘッドホルダー、 11……支軸、 12……磁気ヘッド、 13……マイクロメータヘッド、 14……キャリッジ、 15……取付螺子、 16……プーリ、 17……ベルト、 18……エアスライダー、 19……セット台、 20……磁気記録媒体、 21……リニアスケール、 22……アンプ、 23……A/D変換回路、 24……ピークホールド回路、 25……ディジタル処理回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータシステムの端末装置の書込お
    よび読取性能を試験するため、この端末装置に読取りを
    行わせるテスト用の磁気記録媒体を発行し、また、磁気
    記録媒体の記録状態を検出するための装置であって、 パーソナルコンピュータ(1)と、このパーソナルコン
    ピュータ(1)によって制御される制御部(2)と、こ
    の制御部(2)によって制御されるサーボモータ駆動回
    路(3)と、このサーボモータ駆動回路(3)によって
    制御されるサーボモータ(4)と、このサーボモータ
    (4)によって駆動される磁気ヘッドおよび磁気記録媒
    体の駆動手段(5)と、前記制御部(2)によって制御
    される磁気記録媒体の書込みおよび読取り制御部(6)
    と、前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段
    (5)によって駆動された磁気ヘッドおよびあるいは磁
    気記録媒体の位置情報を前記サーボモータ駆動回路
    (3)と書込みおよび読取り制御部(6)へ送出する磁
    気ヘッドおよび磁気記録媒体の位置検出器(7)とによ
    りなり、 前記磁気ヘッドおよび磁気記録媒体の駆動手段(5)
    は、サーボモータ(4)で駆動されるキャリッジ(14)
    に取付けた磁気ヘッド取付ベース(9)に、磁気ヘッド
    (12)がそのアジマスを微細に変えて取付けることがで
    きるように、また、前記キャリッジ(14)は、前記サー
    ボモータ(4)によって磁気ヘッドで記録される記録ビ
    ットの間隔が任意に変えられるように駆動されるように
    構成したことを特徴とする磁気記録媒体の標準書込・読
    取装置。
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