JP2589040Y2 - 形態変化玩具 - Google Patents

形態変化玩具

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JP2589040Y2
JP2589040Y2 JP1993009320U JP932093U JP2589040Y2 JP 2589040 Y2 JP2589040 Y2 JP 2589040Y2 JP 1993009320 U JP1993009320 U JP 1993009320U JP 932093 U JP932093 U JP 932093U JP 2589040 Y2 JP2589040 Y2 JP 2589040Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、形態の変化と状態の変
化との両方を楽しむことができる形態変化玩具に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、この種の形態変化玩具は種々のもの
が提案され実用に供されているが、これらの形態変化玩
具はその形態を変化させて遊びを楽しむものが大半を占
めている。
【0003】ところで、最近はこのような形態変化玩具
において単に形態を変化させて遊びを楽しむだけに止ま
らない傾向になってきている。したがって、上記形態変
化玩具に別の機能を付加することによって遊びの範囲を
拡大することができるものが望まれるようになってきて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本考案は上記の事情に
鑑みてなされたものであって、特に形態を変化させるだ
けに止まらずに意外性があり且つ遊びの幅を拡大するこ
とができる形態変化玩具を提案することをその目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本考案に係る形態変化玩具は、複数の構
成部材を組替えることにより自動車の形態からロボット
の形態に可逆的に変化可能な玩具であって、上記構成部
材の内少なくとも一つの構成部材は水鉄砲機構を備え、
該水鉄砲機構は自動車の形態とロボットの形態との何れ
の形態においても作動可能であるとともに、上記構成部
材の内少なくとも他の一つの構成部材は、温度により変
色する変色塗料が表面に塗布されていることを特徴とす
る。
【0006】
【考案の作用、効果】上記構成の形態変化玩具によれ
ば、複数の構成部材を組替えることによって自動車の形
態からロボットの形態に可逆的に変化させて形態変化遊
びを楽しむことができるとともに、上記構成部材の一つ
に備えられている水鉄砲機構は自動車、ロボット何れの
形態であっても作動させることができるので、自動車対
自動車、ロボット対ロボット、自動車対ロボットと組み
合わせを代えることにより形態変化玩具同士を関連づけ
て水鉄砲遊びをすることができる。また、他の一つの構
成部材の表面には温度変化によって変色する変色素材が
塗布されているので、例えば形態変化玩具同士を向かい
合わせて水鉄砲遊びを行なって、水がかかった方の形態
変化玩具の構成部材に塗布されている変色素材が温度変
化によって変色し内部構造が透けてみえるようにすれ
ば、水鉄砲機構を作動させた結果を目で確認でき、さら
に興味深い水鉄砲遊びをすることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施態様につい
て説明する。
【0008】図において、符号1は本考案に係る形態変
化玩具を示し、該形態変化玩具1は図1に示す自動車の
形態から図4に示すロボットの形態に変化するように形
成されている。
【0009】形態変化玩具1は自動車の形態において、
中間部材(構成部材)2の先端には支軸3、3を介して
前部材(構成部材)4が回動自在に軸支されるととも
に、該前部材4の両側には前車輪7、7が設けられてい
る。また、上記中間部材2の両側には連杆5、5を介し
て可動部材(構成部材)6、6が設けられるとともに、
上記連杆5、5の一端は中間部材2の両側上部に支軸
8、8によって可動状態に軸支され、他端は可動部材
6、6の中央より稍上部に支軸9、9によって可動状態
に軸支されている。そして、上記可動部材6、6の先端
からはロボットの手部10、10が出没自在に形成され
るとともに、上記手部10、10の近傍の外側部には後
車輪11、11が設けられている。さらに、上記中間部
材2の上部中央にはロボット頭部12が突設されるとと
もに、該中間部材2の裏面にはロボットの脚部の一部を
含む胴体部15が形成されている。
【0010】中間部材2の後端には後部材(構成部材)
16が可動状態に設けられるとともに、該後部材16は
分割された左・右部材16a、16bによって形成され
ている。そして、上記左・右部材16a、16bの先端
は上記中間部材2の裏面に設けたロボットの脚部の一部
を含む胴体部15の該脚部の先端に支軸17、17によ
って可動状態に軸支されている。
【0011】後部材16を構成する左・右部材16a、
16bに着脱自在に設けられたウイング部材(構成部
材)19は中央部材19aとその両側に設けられた筒部
材19b、19bとから形成されている。また、上記中
央部材19aの後部中央には水鉄砲機構aが設けられ、
該水鉄砲機構aは可撓性を有する蛇腹状のポンプ20と
該ポンプ20の下部に取着されたホ−ス21とによって
形成されている。そして、該ホ−ス21の先端は二つに
別れて上記筒部材19b、19bの先端から露出されて
いる。
【0012】ウイング部材19を構成する中央部材19
aの先端面には所定間隔をもって嵌合孔22、22が形
成されるとともに、該嵌合孔22、22は上記左・右部
材16a、16bの上面先端中央に設けた嵌合軸23、
23に嵌脱自在に設けられている。また、上記ウイング
部材19を構成する筒部材19b、19bの外側面の略
中央には嵌合軸24、24が形成されるとともに、該嵌
合軸24、24は上記可動部材6、6の先端近傍の内側
面に設けた嵌合孔25、25に嵌脱自在に設けられてい
る。
【0013】図6及び図7に示すように、前部材4の表
面には温度変化によって変色する変色素材27が塗布さ
れており、該変色素材27は変化前は不透明かそれに近
い状態にしておくのが好ましく、変化後は、図5に示す
ように、透明となり上記前部材4に描かれているエンジ
ン部28が露出するように形成されている。なお、変色
素材27は変化前は必ずしも不透明に限定されるもので
はない。また、塗布する箇所も前部材4に限らず、例え
ば全部の部材に塗布してもよい。上記変色素材の代表的
なものとして、クロミカラ−(登録商標)がある。
【0014】形態変化玩具1は上述のように構成されて
いるので、その使用にあたっては、図1に示す自動車の
形態においてウイング部材19を後部材16から離嵌さ
せた後(図2参照)、中間部材2の両側に連杆5、5を
介して設けられた可動部材6、6を横方向に移動し突出
させるとともに、前部材4を支軸3、3を支点に180
度回転させ上記中間部材2の裏側に位置させる。次に、
上記後部材16を構成する左・右部材16a、16bを
支軸17、17を支点に180度回動させた後(図3参
照)、上記ウイング部材19の両側に設けた支軸24、
24を上記可動部材6、6の先端近傍の内側面に設けた
嵌合孔25、25に嵌合させて該ウイング部材19を上
記可動部材6、6に支持させることで、図4に示すよう
にロボットの形態に変化させることができる。
【0015】上記においてウイング部材19は後部材1
6から離嵌させた後、ポンプ20を収縮させた状態で水
中に入れて該ポンプ20の収縮を解除すことによって、
ホ−ス21の先端から上記ポンプ20内に水を流入させ
ておく。これによって、ロボットの形態に変化させた状
態で可動部材6、6に支持されているポンプ20を押圧
することによって上記ホ−ス21の先端から水を放出さ
せ水鉄砲遊びを楽しむことができる。勿論、自動車の形
態においても同様に水鉄砲遊びを楽しむことができる。
【0016】上述のように形態変化玩具1によれば、自
動車の形態からロボットの形態、或はその反対に形態を
変化させて遊びを楽しむことができる。また、ウイング
部材19に設けた水鉄砲機構aによって形態変化前、或
は形態変化後の玩具を用いて水鉄砲遊びを楽しむことが
できる。さらに、形態変化玩具1同士を向かい合わせて
ポンプ20を押して水鉄砲遊びを行なえば、水がかかっ
た一方、或は両方の形態変化玩具1の前部材4に塗布さ
れている変色素材27が温度変化によって変色し内部構
造のエンジン部28が透けてみえるので、水鉄砲機構を
作動させた結果を目で確認でき、さらに興味深い水鉄砲
遊びをすることができる。
【0017】次に、図8乃至図14は形態変化玩具1の
他の実施例を示すもので、形態変化玩具1は自動車の形
態において、中間部材(構成部材)2の先端には支軸
3、3を介して前部材(構成部材)4が回動自在に軸支
されるとともに、上記中間部材2の両側には支軸13、
13によって可動部材(構成部材)6、6が折畳み、展
開可能に軸支される。また、該可動部材6、6の先端に
は前車輪7、7が取着され、後端にはロボットの手部1
0、10が折畳み、展開自在に設けられている。さら
に、上記中間部材2の上部中央にはロボット頭部12が
突設されるとともに、該中間部材2の下部にはロボット
の脚部の一部を構成する支持部材14が形成されてい
る。
【0018】中間部材2の下部に設けた支持部材14に
は後部材16が摺動可能に取着されるとともに、上記後
部材(構成部材)16の外側部には後車輪11、11が
取着されている。そして、後部材16の上面中央には嵌
合凹部30が形成されるとともに、該嵌合凹部30には
バッテリ−部材(構成部材)31が嵌脱自在に設けられ
ている。また、上記バッテリ−部材31には水鉄砲機構
aが設けられるとともに、該水鉄砲機構aは可撓性を有
する蛇腹状のポンプ20と該ポンプ20の先端に取着さ
れたホ−ス21とによって形成されている。そして、上
記ホ−ス21の先端は上記バッテリ−部材31の前部に
設けられた筒部材32の先端から露出されている。
【0019】図13及び図14に示すように、前部材4
の表面には温度変化によって変色する変色素材27が塗
布されてているとともに、上記変色素材27は変化前は
不透明かそれに近い状態であって、変化後は、図12に
示すように、透明となり上記前部材4に描かれているエ
ンジン部28が露出するように形成されている。なお、
変色素材27は変化前は必ずしも不透明に限定されるも
のではなく、透明であってもよい。そして、変化後は不
透明になるように形成してもよい。また、塗布する箇所
も前部材4に限らず、例えば全部の部材に塗布してもよ
い。上記変色素材の代表的なものとして、クロミカラ−
(登録商標)がある。
【0020】形態変化玩具1は上述のように構成されて
いるので、その使用にあたっては、図8に示す自動車の
形態においてバッテリ−部材31を後部材16から離嵌
させた後(図9参照)、中間部材2の両側に支軸5、5
によって軸支された可動部材6、6を回動し突出させる
とともに、上記可動部材6、6から手部10、10を展
開させる。次に、前部材4を支軸3、3を支点に180
度回転させ上記中間部材2の裏側に位置させるととも
に、上記後部材16を後方に引き出す(図10参照)
そして、上記バッテリ−部材31に設けた嵌合軸33を
一方の手部10の嵌合孔34に嵌合させることによって
上記手部10にバッテリ−部材31を取着させ、図11
に示すようにロボットの形態に変化させることができ
る。
【0021】上記バッテリ−部材31は後部材16から
離嵌させた後、ポンプ20を収縮させた状態で水中に入
れて該ポンプ20の収縮を解除すことによって、ホ−ス
21の先端からポンプ20内に水を流入させておく。こ
れによって、ロボットの形態に変化させた状態で一方の
手部10に取着させたポンプ20を押圧することによっ
て上記ホ−ス21の先端から水を放出させ水鉄砲遊びを
楽しむことができる。勿論、自動車の形態においても同
様に水鉄砲遊びを楽しむことができる。
【0022】この実施例においても前記と同様の効果を
得ることができる。
【0023】なお、この実施例において図1乃至図7と
同符号は同部位を示すものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る形態変化玩具において自動車の形
態に変化させた状態の斜視図である。
【図2】自動車の形態変化時においてウイング部材を離
嵌させた状態の斜視図である。
【図3】自動車の形態からロボットの形態に変化させる
過程を示す斜視図である。
【図4】自動車の形態からロボットの形態に変化させた
状態を示す斜視図である。
【図5】前部材の表面に塗布した変色素材が温度変化に
よって変色して透明になり、該前部材に描かれたエンジ
ン部が露出した状態を示す説明図である。
【図6】上記前部材の表面に塗布した変色素材が変色前
の状態を示す説明図である。
【図7】上記前部材の要部の縦断面図である。
【図8】形態変化玩具の他の実施例であって、自動車の
形態に変化させた状態の斜視図である。
【図9】自動車の形態変化時においてバッテリ−部材を
離嵌させた状態の斜視図である。
【図10】自動車の形態からロボットの形態に変化させ
る過程を示す斜視図である。
【図11】自動車の形態からロボットの形態に変化させ
た状態を示す斜視図である。
【図12】前部材の表面に塗布した変色素材が温度変化
によって変色して透明になり、該前部材に描かれたエン
ジン部が露出した状態を示す説明図である。
【図13】上記前部材の表面に塗布した変色素材が変色
前の状態を示す説明図である。
【図14】上記前部材の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 形態変化玩具 2 中間部材(構成部材) 4 前部材(構成部材) 6 可動部材(構成部材) 16 後部材(構成部材) 19 ウイング部材 27 変色素材 a 水鉄砲機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構成部材を組替えることにより
    動車の形態からロボットの形態に可逆的に変化可能な玩
    具であって、上記構成部材の内少なくとも一つの構成部
    材は水鉄砲機構を備え、該水鉄砲機構は自動車の形態と
    ロボットの形態との何れの形態においても作動可能であ
    るとともに、上記構成部材の内少なくとも他の一つの構
    成部材は、温度により変色する変色塗料が表面に塗布さ
    れていることを特徴とする形態変化玩具。
JP1993009320U 1993-02-10 1993-02-10 形態変化玩具 Expired - Fee Related JP2589040Y2 (ja)

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