JPH0324214Y2 - - Google Patents

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JPH0324214Y2
JPH0324214Y2 JP8020384U JP8020384U JPH0324214Y2 JP H0324214 Y2 JPH0324214 Y2 JP H0324214Y2 JP 8020384 U JP8020384 U JP 8020384U JP 8020384 U JP8020384 U JP 8020384U JP H0324214 Y2 JPH0324214 Y2 JP H0324214Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は胴部を介して前後に分割されるととも
に、その前・後部材は二つ割りに形成され、この
各部材を組替えることにより、ロボツトを含む互
いに相異なる三種類の形態に変化することができ
る形態変化玩具に関する。
従来、この種の形態変化玩具においては、一つ
の形態から他の一つの形態に変化させて遊びを楽
しむものであるから、その遊びの領域が自ずと限
られてしまい、したがつて、面白さが半減される
という難点があり、この点の解決が望まれてい
た。
本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に、分割された複数の部材を組替えるこ
とによつて三種類の形態に変化させることがで
き、それによつて、奇抜な形態を楽しむことがで
きるとともに、遊びの領域が拡大する形態変化玩
具を提案することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
まず、本考案の形態変化玩具の変化の基本原理
は第4図aに示されるように、形態変化玩具を中
央の胴部材40とその前後にそれぞれ設けられた
前部材41と後部材42とから構成するととも
に、前部材41は胴部材40に対して伸縮可能に
形成し、且つ後部材42は両側に回動して二つ割
り可能に形成する。このとき全体として縦長の乗
り物状に形成される。また、胴部材40の両側に
はロボツト時に腕部を構成する可動部材43が回
動自在に設けられ、且つ後部には後方に出没する
出没部材44が設けられている。
そして、同図bのように、後部材42を両側に
二つ割りしてそれぞれを回動して胴部材40の両
側に配置し、且つ上記出没部材44を胴部材40
の後方に突出させたとき、上記後部材42が翼、
出没部材44が機首を構成し、全体が飛行機状に
形成される。
さらに、飛行機状の形態において、同図cのよ
うに上記前部材41が胴部材40に対して伸長
し、上記出没部材44を胴部材40内に没入させ
たとき、前記前部材41が脚部を、前記可動部材
43が腕部を構成し、全体がロボツト状に形成さ
れる。
次に、その具体例について詳しく説明する。
第1図〜第3図において、符号Aは本考案に係
る形態変化玩具を示し、この形態変化玩具Aは第
1図a,bに示すヘリコプター、第2図a,bに
示すジエツト戦闘機及び第3図a,bに示すロボ
ツトにそれぞれその形態が変化するように構成さ
れている。そして、上記形態変化玩具Aは胴部材
10と、この胴部材10の前後に分割可能に設け
られた前部材20及び後部材30とによつて玩具
本体1が形成されている。
上記玩具本体1の胴部材10はその前端面に設
けた嵌合溝10aに支持部材2,2の嵌合部2
a,2aが左右方向に摺動可能に嵌合されるとと
もに、この支持部材2,2の先端には長孔2b,
2bが、また、外側面の略中央には支軸2c,2
cがそれぞれ形成されている。更に、この胴部材
10の内部にはその後端面より出没可能な出没部
材3が収納されており、この出没部材3の先端に
は支軸3aを介して折畳み、展開可能に頭部材4
が取着されている。5,5は上記胴部材10の両
側上部に支軸10a,10aを介してその左右方
向に可動するように取着された可動部材を示し、
この可動部材5,5には一体に連設された支持部
材5a,5aが形成されている。そして、この支
持部材5a,5aには溝5c,5cが穿設される
とともに、この溝5c,5cに案内された可動す
るように先部材5b,5bが取着されている。
6,6はこの先部材5b,5bの先端に設けられ
た車輪を示す。また、上記胴部材10の上面には
軸受7が形成されており、この軸受7にはプロペ
ラ8が着脱自在に取着されるとともに、その両側
後端に形成されている支持部材9,9には可動自
在に連結部材9a,9aが軸止されている。
上記胴部材10の前部に分割可能に取着された
前部材20はその縦方向の左右に二つ割り可能な
左・右部材20a,20bによつて形成されると
ともに、その先端寄りに設けた支軸20c,20
cが前記支持部材2,2の先端に設けた長孔2
b,2bにそれぞれ遊嵌されており、これによつ
て、この前部材20を形成する左・右部材20
a,20bはこの支軸20c,20cを介して回
動自在で、且つ、上記長孔2b,2bの範囲内で
前後に移動可能となる。また、この左・右部材2
0a,20bの一方の左部材20aの結合面の先
端と後端上部にはそれぞれ嵌合軸20d,20d
が突設されるとともに、この嵌合軸20d,20
dに対応する他方の右部材20bの結合面には嵌
合孔20e,20eが穿設されている。これによ
つて、この左・右部材20a,20bの結合が確
実に行われて上記前部材20を容易に形成するこ
とができる。20f,20fは上記左・右部材2
0a,20bの結合面に穿設した嵌合孔を示し、
この左・右部材20a,20bを二つ割りにして
180゜回転させたときに、前記支持部材2,2の外
側面に設けた支軸2c,2cに嵌合されるように
形成されている。
上記胴部材10の後部に分割可能に取着された
後部材30はその縦方向の左右に二つ割り可能な
左・右部材30a,30aによつて形成されると
ともに、この左・右部材30a,30aは基部材
30b,30bと先部材30c,30cによつて
構成され、その基部材30b,30bの両側には
支持部材31,31が一体に設けられている。そ
して、この支持部材31,31には連結部材9
a,9aの先端が回動自在に軸止され、連結部材
9a,9aはその胴部材10の両側後端に形成さ
れている前記支持部材9,9に可動自在に軸止さ
れている。また、上記左・右部材30a,30a
を構成する基部材30b,30bと先部材30
c,30cは支軸32,32を介して連結されて
いる。これによつて、上記基部材30b,30b
は連結部材9a,9aを介して外方向に展開が可
能であるとともに、この基部材30b,30bに
連結された先部材30c,30cは上記支軸3
2,32を支点に360゜回動させることができる。
更に、この左・右部材30a,30aの上面先端
には着脱自在なプロペラ33を設けた翼30d,
30dが一体に立設されるとともに、その両側面
に支軸34,34を介して翼部材35,35が回
動自在に取着されている。30eは上記左部材3
0aの結合面の先端寄りに突設された嵌合軸を示
し、この嵌合軸30eは上記右部材30aの結合
面の対応する位置に穿設した嵌合孔30fに嵌挿
される。これによつて、この左・右部材30a,
30aの結合が確実に行なわれて上記後部材30
を容易に形成することができる。36,36は上
記左・右部材30a,30aを形成する先部材3
0c,30cの内部に収納された翼部材を示し、
この翼部材36,36は支軸36a,36aを介
してこの先端部30c,30cから出没自在に形
成されている。37,37は前記前部材20を構
成する左・右部材20a,20bの下面に出没自
在に取着された車輪、38は上記後部材30を構
成する左・右部材30a,30aの一方の右部材
に固着した後輪、39は前記出没部材3に出没自
在に軸着された前輪を示す。
形態変化玩具Aは上述のように構成されている
ので、その使用にあたつては、まず、ヘリコプタ
ーの形態に変化させて遊びを楽しむ場合には、第
1図に示すように、左部材20aの結合面の先端
と後端上部に設けた嵌合軸20d,20dを右部
材20bの結合面の対応する位置に穿設した嵌合
孔20e,20eに嵌挿させて前部材20を形成
するとともに、この前部材20はその先端に設け
た支軸20c,20cが胴部材10の前端面に左
右方向に摺動可能となるように取着された支持部
材2,2の先端の長孔2b,2bに遊嵌されてい
るので、これによつて、確実にこの胴部材10の
前端面に押圧して嵌合固定することができる。次
に、連結部材9a,9aを介して上記胴部材10
の後部に取着された左部材30aの結合面の先端
寄りに突設された嵌合軸30eを右部材30aの
結合面の対応する位置に設けた嵌合孔30fに嵌
挿して後部材30を形成するとともに、この後部
材30の翼部材30d,30dに垂直回転するプ
ロペラ33を着脱可能に装着する一方、上記胴部
材10の上面に設けた軸受7に水平回転する大き
なプロペラ8を着脱可能に装着することによつ
て、ヘリコプターの形態に変化した玩具が形成さ
れ、これに適する遊びを楽しめばよい。
なお、このヘリコプターの形態の玩具を形成す
る場合に前部材20から先に組立てたのち後部材
30を組立てたものであるが、必ずしもこのよう
な順序に限定されるものではなく、後部材30か
ら先に組立てもよい。
次に、このヘリコプターの形態から第2図に示
すようにジエツト戦闘機の形態に変化させる場合
は、まずプロペラ8を畳むか、プロペラ33とと
もに抜脱したあと表裏を反対にして上記後部材3
0を形成する左・右部材30a,30aを展開さ
せたのち、この左・右部材30a,30aの先端
部30c,30cを支軸32,32を支点に4分
の1回転させてその結合面を上面にして上記胴部
材10の両側に略平行に位置させて翼部材35,
35の係止状態を解除して上記左・右部材30
a,30aの先端部30c,30cに収納されて
いる翼部材36,36を支軸36a,36aを介
して回動させながら引き出せばよい。また、この
ようにして上記翼部材36,36を形成したあと
は上記翼部材35,35は第2図bに示すように
立設されて方向舵となる。そして、この胴部材1
0の内部に収納されている出没部材3を引き出す
とともに、その先端に支軸3aを介して折畳自在
に取着されている頭部材4を展開させて突出さ
せ、且つ、この頭部材4の下面に収納されている
前輪39と、上記胴部材10に設けた可動部材
5,5の先部材5b,5bに取着されている車輪
6,6を引き出すことによつて、ジエツト戦闘機
の形態に変化した玩具が形成され、これに適した
遊びを楽しむことができる。
更に、このジエツト戦闘機の形態から第3図に
示すロボツトの形態に変化させて遊びを楽しむ場
合は、まず、表裏を反対にして頭部材4に設けた
前輪39と可動部材5,5の先部材5b,5bに
設けた車輪6,6をそれぞれ引込めるとともに、
この頭部材4を出没部材3に折畳む。そして、こ
の出没部材3の先端が一部突出するようにして胴
部材10の内部に引込めることにより、この突出
している部分が顔部となる。次に、前部材20を
形成する左・右部材20a,20bを支軸20
c,20cを支点に180゜回転させるとともに、そ
の結合面に穿設した嵌合孔20f,20fを支持
部材2,2に穿設した支軸2c,2cに嵌挿する
ことによつて、この左・右部材20a,20bは
上記支持部材2,2を上記胴部材10に対して左
右方向に摺動させて拡げることによつて脚部が形
成される。更に、胴部材10の両側に支軸10
a,10aを介して取着した可動部材5,5を左
右方向に可動させてこの胴部材10より突出させ
るとともに、この可動部材5,5に摺動自在に取
付けられ、且つ、先端に車輪6,6を設けた先部
材5b,5bを引き出すことによつて腕部が形成
され、これによつてロボツトの形態に変化した玩
具が形成され、これに適した遊びを楽しむことが
できる。
上述のように形態変化玩具Aは複数の部材を互
いに組替えて結合するだけで、ヘリコプター、ジ
エツト戦闘機及びロボツトに形態を変化させるこ
とができ、これによつて遊びとしての楽しみが倍
増する。また、構造が簡単であるから分解、或は
組替えが容易に行なえ、且つ、三種類の異なる形
態の玩具が得られるので経済的であるとともに、
遊びの領域が拡大され飽きがこない。更に、この
玩具は合成樹脂によつて形成されているので、多
量生産が可能であるからコストの面で安価な製品
を得ることができる。
なお、上記実施例においては前部材20及び後
部材30の縦方向の左右に二つ割りに形成されて
いるが、これに限定されず、例えば横方向の上下
に二つ割りに形成してもよい。
以上詳しく説明したように、本考案に係る形態
変化玩具は、下記要件を備えたことを特徴とする
ものである。
(イ) 上記形態変化玩具は中央の胴部材とその前後
にそれぞれ設けられた前部材と後部材とから構
成されているとともに、前部材は胴部材に対し
て伸縮可能に形成され、且つ後部材は両側に回
動して二つ割り可能に形成され、全体として縦
長の乗り物状に形成されていること (ロ) 上記胴部材の両側にはロボツト時に腕部を構
成する可動部材が回動自在に設けられ、且つ後
部には後方に出没する出没部材が設けられてい
ること (ハ) 上記後部材が両側に二つ割りされてそれぞれ
が回動して胴部材の両側に配置され、且つ上記
出没部材が胴部材の後方に突出したとき、上記
後部材が翼、出没部材が機首を構成し、全体が
飛行機状に形成されること (ニ) 上記飛行機状の形態において、上記前部材が
胴部材に対して伸長し、上記出没部材を胴部材
内に没入させたとき、前記前部材が脚部を、前
記可動部材が腕部を構成し、全体がロボツト状
に形成されること このように、複数の部材を効率的、有機的に連
結することにより、細長の乗り物、飛行機、及び
ロボツトの3つの形態に変化することができるの
で、形態変化遊びが従来よりもさらに複雑にな
り、遊びの領域をさらに拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはヘリコプターに形態を変化させ
た本考案に係る形態変化玩具の実施態様の一例を
示す正面図及び側面図、第2図a,bは第1図の
ヘリコプターの形態からジエツト戦闘機の形態に
変化させた状態の正面図及び側面図、第3図a,
bは第2図のジエツト戦闘機の形態からロボツト
の形態に変化させた状態の正面図及び側面図であ
り、第4図a,b,cは本考案の形態変化の原理
説明図である。 符号A……形態変化玩具、1……玩具本体、2
……支持部材、3……出没部材、4……頭部材、
5……可動部材、9……支持部材、9a……連結
部材、10……胴部材、20……前部材、20a
……左部材、20b……右部材、30……後部
材、30a……左・右部材、30b……基部材、
30c……先部材、30d,36……翼部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えたことを特徴とする形態変化玩
    具。 (イ) 上記形態変化玩具は中央の胴部材とその前後
    にそれぞれ設けられた前部材と後部材とから構
    成されているとともに、前部材は胴部材に対し
    て伸縮可能に形成され、且つ前部材及び後部材
    は両側に回動して二つ割り可能に形成され、全
    体として縦長の乗り物状に形成されていること (ロ) 上記胴部材の両側にはロボツト時に腕部を構
    成する可動部材が回動自在に設けられ、且つ後
    部には後方に出没する出没部材が設けられてい
    ること (ハ) 上記後部材が両側に二つ割りされてそれぞれ
    が回動して胴部材の両側に配置され、且つ上記
    出没部材が胴部材の後方に突出したとき、上記
    後部材が翼、出没部材が機首を構成し、全体が
    飛行機状に形成されること (ニ) 上記飛行機状の形態において、上記前部材が
    胴部材に対して伸長し、上記出没部材を胴部材
    内に没入させたとき、前記前部材が脚部を、前
    記可動部材が腕部を構成し、全体がロボツト状
    に形成されること。
JP8020384U 1984-05-30 1984-05-30 形態変化玩具 Granted JPS60192876U (ja)

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JP8020384U JPS60192876U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 形態変化玩具

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JPS60192876U JPS60192876U (ja) 1985-12-21
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