JP2588908Y2 - 単管の接続金具 - Google Patents
単管の接続金具Info
- Publication number
- JP2588908Y2 JP2588908Y2 JP1992074687U JP7468792U JP2588908Y2 JP 2588908 Y2 JP2588908 Y2 JP 2588908Y2 JP 1992074687 U JP1992074687 U JP 1992074687U JP 7468792 U JP7468792 U JP 7468792U JP 2588908 Y2 JP2588908 Y2 JP 2588908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection
- end side
- main
- pipe
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、各種の建築物の施工時
にその敷地に設置される仮囲いや足場、型枠の仮設部材
等の構築に好適な単管の接続金具に関するものである。
にその敷地に設置される仮囲いや足場、型枠の仮設部材
等の構築に好適な単管の接続金具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種の建築物の施工に際しその敷地に設
置される仮囲いや足場、型枠等では、これらの仮設部材
として多数の単管（鋼管）が使用されている。例えば、
仮囲いにつき説明すると、通常、その支柱や布パイプに
多数の単管（鋼管）を使用し、敷地の周囲に支柱（単
管）を間隔をおき配置して、支柱に布パイプ（単管）を
鉄線やクランプによつて複数段に固設するとともに、敷
地形状に対応させて曲折状に連設する曲折コーナー部で
は、さらに２本の支柱を配置して布パイプの各端部をそ
れぞれ固定して段差の発生を防止し、布パイブに波形鋼
板をボルト等で装着して構築されている。また、２本の
単管の端部にそれぞれ嵌着して連結する一対の接続部を
備えた単管の接続金具が開発されて提案されている。
置される仮囲いや足場、型枠等では、これらの仮設部材
として多数の単管（鋼管）が使用されている。例えば、
仮囲いにつき説明すると、通常、その支柱や布パイプに
多数の単管（鋼管）を使用し、敷地の周囲に支柱（単
管）を間隔をおき配置して、支柱に布パイプ（単管）を
鉄線やクランプによつて複数段に固設するとともに、敷
地形状に対応させて曲折状に連設する曲折コーナー部で
は、さらに２本の支柱を配置して布パイプの各端部をそ
れぞれ固定して段差の発生を防止し、布パイブに波形鋼
板をボルト等で装着して構築されている。また、２本の
単管の端部にそれぞれ嵌着して連結する一対の接続部を
備えた単管の接続金具が開発されて提案されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の単管の接続金具
は、前記のように各種の仮囲いや足場、型枠等の仮設等
に際し単管の接続用として汎用されているが、この接続
金具自体を固定する機能を備えてなく、その固定等に手
数、手間を要するなどの課題がある。
は、前記のように各種の仮囲いや足場、型枠等の仮設等
に際し単管の接続用として汎用されているが、この接続
金具自体を固定する機能を備えてなく、その固定等に手
数、手間を要するなどの課題がある。
【０００４】本考案は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、一
対のジヨイント杆の主体部にフツクやクランプ等の固定
用部材を係着又は装着することにより、単管の連結とと
もに接続金具自体の固定、配置を容易にするなど、単管
の連結とともに配置・固定性能、信頼性を向上した単管
の接続金具を提供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、一
対のジヨイント杆の主体部にフツクやクランプ等の固定
用部材を係着又は装着することにより、単管の連結とと
もに接続金具自体の固定、配置を容易にするなど、単管
の連結とともに配置・固定性能、信頼性を向上した単管
の接続金具を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、フツクやクラ
ンプ等の固定用部材を係着又は装着する固定用の主体部
と、主体部の基端部に設けた連結部及び主体部の先端部
に突設し単管の端部に嵌着される接続部からなる一対の
ジヨイント杆を具備し、各ジヨイント杆の連結部を折曲
可能に枢着して連結した単管の接続金具に特徴を有し、
単管の折曲連結とともに接続金具自体の配置、固定を容
易にしている。また、前記の単管の接続金具において、
前記のジヨイント杆の主体部の先端側に突設した接続部
の端部に係止用切欠穴を設けたことに特徴を有し、単管
の端部との接続、固着性能をさらに高めている。
ンプ等の固定用部材を係着又は装着する固定用の主体部
と、主体部の基端部に設けた連結部及び主体部の先端部
に突設し単管の端部に嵌着される接続部からなる一対の
ジヨイント杆を具備し、各ジヨイント杆の連結部を折曲
可能に枢着して連結した単管の接続金具に特徴を有し、
単管の折曲連結とともに接続金具自体の配置、固定を容
易にしている。また、前記の単管の接続金具において、
前記のジヨイント杆の主体部の先端側に突設した接続部
の端部に係止用切欠穴を設けたことに特徴を有し、単管
の端部との接続、固着性能をさらに高めている。
【０００６】
【作用】一対のジヨイント杆の主体部に突設した接続部
をそれぞれ単管の端部に嵌着して接続することにより、
一対の単管を両ジヨイント杆の基端部間の枢着部を中心
にして容易に自在な折曲状に連結するとともに、ジヨイ
ント杆の主体部にフツクやクランプ等の固定部材を係着
又は装着により、接続金具自体を支柱や鉄板等に易に固
定して配置でき、連結した単管が所要の位置に固定され
るなど、優れた連結及び配置・固定性能を有する。
をそれぞれ単管の端部に嵌着して接続することにより、
一対の単管を両ジヨイント杆の基端部間の枢着部を中心
にして容易に自在な折曲状に連結するとともに、ジヨイ
ント杆の主体部にフツクやクランプ等の固定部材を係着
又は装着により、接続金具自体を支柱や鉄板等に易に固
定して配置でき、連結した単管が所要の位置に固定され
るなど、優れた連結及び配置・固定性能を有する。
【０００７】また、ジヨイント杆の主体部の主体部の先
端側に突設した接続部の端部に、係止用切欠穴を設けた
ことにより、その接続部を単管の端部に容易に接続して
固着できるなど、単管の接続性能、信頼性をさらに高め
ている。
端側に突設した接続部の端部に、係止用切欠穴を設けた
ことにより、その接続部を単管の端部に容易に接続して
固着できるなど、単管の接続性能、信頼性をさらに高め
ている。
【０００８】
【実施例】図１及び図２に本考案の一実施例を示す。図
中１，２は一対のジヨイント杆、１ａ，２ａはフツクや
クランプ等の固定部材を係着又は装着して配置し固定さ
れる各ジヨイント杆の主体部、１ｂ，２ｂはジヨイント
杆の主体部の基端側に設けた連結部、１ｃ，２ｃはジヨ
イント杆の主体部の先端側に突設した接続部、３は一対
のジヨイント杆の主体部の連結部１ｂ，２ｂを折曲可能
に連結した枢着、５は接続部１ｃ，２ｃの端部に設けた
係止用切欠穴、１０は仮囲いの仮設部材等に適用される
単管、１０ａは単管１０の端部に配置したピン、１１は
仮囲いを形成した波形等の鋼板、１２は鋼板１１に取り
付けたフツク、１３はクランプ、１４は支柱である。
中１，２は一対のジヨイント杆、１ａ，２ａはフツクや
クランプ等の固定部材を係着又は装着して配置し固定さ
れる各ジヨイント杆の主体部、１ｂ，２ｂはジヨイント
杆の主体部の基端側に設けた連結部、１ｃ，２ｃはジヨ
イント杆の主体部の先端側に突設した接続部、３は一対
のジヨイント杆の主体部の連結部１ｂ，２ｂを折曲可能
に連結した枢着、５は接続部１ｃ，２ｃの端部に設けた
係止用切欠穴、１０は仮囲いの仮設部材等に適用される
単管、１０ａは単管１０の端部に配置したピン、１１は
仮囲いを形成した波形等の鋼板、１２は鋼板１１に取り
付けたフツク、１３はクランプ、１４は支柱である。
【０００９】図示の実施例は、フツク１２やクランプ１
３等の固定用部材１２，１３を係着又は装着する固定用
の主体部１ａ，２ａと、主体部の基端側に設けた連結部
１ｂ，２ｂ及び主体部の先端側に突設し単管１０の端部
に嵌着される接続部１ｃ，２ｃからなる一対のジヨイン
ト杆１，２を具備し、各ジヨイント杆の連結部を折曲可
能に枢着３して連結したことを特徴とする単管の接続金
具になつている。また、前記の単管の接続金具におい
て、前記のジヨイント杆１，２の先端側に突設した接続
部１ｂ，２ｂの端部に係止用切欠穴５を設けたことを特
徴とする単管の接続金具になつている。
３等の固定用部材１２，１３を係着又は装着する固定用
の主体部１ａ，２ａと、主体部の基端側に設けた連結部
１ｂ，２ｂ及び主体部の先端側に突設し単管１０の端部
に嵌着される接続部１ｃ，２ｃからなる一対のジヨイン
ト杆１，２を具備し、各ジヨイント杆の連結部を折曲可
能に枢着３して連結したことを特徴とする単管の接続金
具になつている。また、前記の単管の接続金具におい
て、前記のジヨイント杆１，２の先端側に突設した接続
部１ｂ，２ｂの端部に係止用切欠穴５を設けたことを特
徴とする単管の接続金具になつている。
【００１０】さらに詳述すると、図１，２に示す単管の
接続金具において、ジヨイント杆１及び２は、図示のよ
うにフツク１２やクランプ１３等の固定部材１２，１３
を係着又は装着する固定用の主体部１ａ，２ａと、各主
体部の基端側に設けた連結部１ｂ，２ｂ及び各主体部の
先端側に突設した接続部１ｃ，２ｃを具備し、連結部１
ｂ，２ｂをピンによつて同一平面内で折曲可能に枢着３
して連結した構造になつている。図１に示すように接続
部１ｃ，２ｃをそれぞれ単管１０の端部に嵌着すること
により、単管１０，１０に接続するとともに両ジヨイン
ト杆１，２が枢着３を中心にして同一平面内で折曲可能
に連結される。さらに、仮囲いの鋼板１１に取り付けた
フツク１２をジヨイント杆２の主体部２ａを係着し、他
方のジヨイント杆１の主体部１ａにクランプ１３を装着
して、クランプを支柱１４に嵌着することにより、ジヨ
イント杆１及び２を所要の位置に配置して固定すること
ができる。前記ように単管の接続金具を所要の位置に容
易に配置して固定し、連結した単管１０の固定、支持力
を高める。総合的に単管１０，１０を容易に所要の折曲
状の配置に連結して精度良く固定でき、例えば仮囲いの
布パイプの連結・配置用として好適であるなど優れた折
曲連結及び配置性能、信頼性が得られる。
接続金具において、ジヨイント杆１及び２は、図示のよ
うにフツク１２やクランプ１３等の固定部材１２，１３
を係着又は装着する固定用の主体部１ａ，２ａと、各主
体部の基端側に設けた連結部１ｂ，２ｂ及び各主体部の
先端側に突設した接続部１ｃ，２ｃを具備し、連結部１
ｂ，２ｂをピンによつて同一平面内で折曲可能に枢着３
して連結した構造になつている。図１に示すように接続
部１ｃ，２ｃをそれぞれ単管１０の端部に嵌着すること
により、単管１０，１０に接続するとともに両ジヨイン
ト杆１，２が枢着３を中心にして同一平面内で折曲可能
に連結される。さらに、仮囲いの鋼板１１に取り付けた
フツク１２をジヨイント杆２の主体部２ａを係着し、他
方のジヨイント杆１の主体部１ａにクランプ１３を装着
して、クランプを支柱１４に嵌着することにより、ジヨ
イント杆１及び２を所要の位置に配置して固定すること
ができる。前記ように単管の接続金具を所要の位置に容
易に配置して固定し、連結した単管１０の固定、支持力
を高める。総合的に単管１０，１０を容易に所要の折曲
状の配置に連結して精度良く固定でき、例えば仮囲いの
布パイプの連結・配置用として好適であるなど優れた折
曲連結及び配置性能、信頼性が得られる。
【００１１】さらに、ジヨイント杆１，２の主体部１
ａ，２ａの先端測に突設した接続部１ｃ，２ｃの端部
に、図示のような一対の係止用切欠穴５が設け、単管１
０の端部に適宜の手段でピン１０ａを装着して、その係
止用切欠穴５付き接続部１ｃ，２ｃに対し単管１０の端
部を嵌合して回転すると、係止用切欠穴５にピン１０ａ
が嵌合、係止されて、単管の接続、固着性能、信頼性が
さらに高められる。
ａ，２ａの先端測に突設した接続部１ｃ，２ｃの端部
に、図示のような一対の係止用切欠穴５が設け、単管１
０の端部に適宜の手段でピン１０ａを装着して、その係
止用切欠穴５付き接続部１ｃ，２ｃに対し単管１０の端
部を嵌合して回転すると、係止用切欠穴５にピン１０ａ
が嵌合、係止されて、単管の接続、固着性能、信頼性が
さらに高められる。
【００１２】本考案の接続金具は、前記のような説明に
限らず多様な態様で実施される。
限らず多様な態様で実施される。
【００１３】
【考案の効果】本考案は、一対のジヨイント杆の主体部
の先端側に突設した接続部をそれぞれ単管の端部を嵌着
して連結し、２本の単管を自在な折曲状態に容易に連結
するとともに、ジヨイント杆の主体部にフツクやクラン
プ等の固定部材を係着又は装着して、ジヨイント杆を支
柱や鉄板等に容易に配置して固定でき、連結した単管の
配置、固定性能が高められるなど、単管の連結及び配置
・固定性能、信頼性を著しく向上している。
の先端側に突設した接続部をそれぞれ単管の端部を嵌着
して連結し、２本の単管を自在な折曲状態に容易に連結
するとともに、ジヨイント杆の主体部にフツクやクラン
プ等の固定部材を係着又は装着して、ジヨイント杆を支
柱や鉄板等に容易に配置して固定でき、連結した単管の
配置、固定性能が高められるなど、単管の連結及び配置
・固定性能、信頼性を著しく向上している。
【００１４】また、各ジヨイント杆の主体部の先端側に
突設した接続部の端部に係止用切欠穴を設けたことによ
り、単管の端部にジヨイント杆の主体部の接続部を容易
に接続して固着できるなど、単管の接続性能、信頼性を
さらに高めている。
突設した接続部の端部に係止用切欠穴を設けたことによ
り、単管の端部にジヨイント杆の主体部の接続部を容易
に接続して固着できるなど、単管の接続性能、信頼性を
さらに高めている。
【図１】本考案の一実施例及びその一使用態様を示す平
面図
面図
【図２】本考案の一実施例を示す平面図（Ａ）と側面図
（Ｂ）である。
（Ｂ）である。
１，２ ジヨイント杆 １ｂ，２ｂ 連結部（ジヨイント杆） １ｃ，２ｃ 接続部 ３ 枢着 ５ 係止用切欠穴 １０ 単管 １２，１３ 固定部材（フツク，クランプ）
Claims (2)
- 【請求項１】 フツクやクランプ等の固定用部材を係着
又は装着する固定用の主体部と、主体部の基端側に設け
た連結部及び主体部の先端側に突設し単管の端部に嵌着
する接続部からなる一対のジヨイント杆を具備し、各ジ
ヨイント杆の基端側に設けた連結部を折曲可能に枢着し
て連結したことを特徴とする単管の接続金具。 - 【請求項２】 請求項１記載の単管の接続金具におい
て、前記のジヨイント杆の主体部の先端側に突設した接
続部の端部に係止用切欠穴を設けたことを特徴とする単
管の接続金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074687U JP2588908Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 単管の接続金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074687U JP2588908Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 単管の接続金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632583U JPH0632583U (ja) | 1994-04-28 |
| JP2588908Y2 true JP2588908Y2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=13554383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992074687U Expired - Lifetime JP2588908Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 単管の接続金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588908Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5278304U (ja) * | 1975-12-10 | 1977-06-11 | ||
| JPH0327169U (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-19 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP1992074687U patent/JP2588908Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0632583U (ja) | 1994-04-28 |
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