JP2588755B2 - 搬送コンベア装置 - Google Patents

搬送コンベア装置

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JP2588755B2
JP2588755B2 JP63143861A JP14386188A JP2588755B2 JP 2588755 B2 JP2588755 B2 JP 2588755B2 JP 63143861 A JP63143861 A JP 63143861A JP 14386188 A JP14386188 A JP 14386188A JP 2588755 B2 JP2588755 B2 JP 2588755B2
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英信 林
博美 光本
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、互いに交叉する一方の搬送レールから他方
の搬送レールへ被搬送物を支持した台車を移載するため
の搬送コンベア装置に関する。
(2) 従来の技術 従来より被搬送物の搬送方向を変換するための装置と
して、被搬送物を支持した台車が移動する搬送レールを
方向変換部において湾曲させたものや、2方向に延びる
搬送レールの交叉部に回転自在な方向変換装置を配設し
たものが一般に用いられている。しかしながら、上記前
者の装置においては、被搬送物が大型化すると搬送レー
ルの湾曲部の曲率半径も必然的に大きくなるため、工場
内のスペースの有効な活用が困難になるという問題点を
有していた。また、後者の装置においては、複雑な方向
変換装置を必要とするために設備が大型化してコスト高
となるだけでなく、被搬送物の方向を反転させるための
時間が必要となり作業性が低下するという問題点を有し
ていた。
上述のような理由から、被搬送物の搬送方向を変換す
るための装置として、第5図および第6図に示すものが
提案されている。
この装置は、第1搬送レール1に対して第2搬送レー
ル2を高低差を有して交叉させ、低位置にある第2搬送
レール2上に前記第1搬送レール1と接続可能な第3搬
送レール3を移動自在に支持したものである。この装置
によれば、第1搬送レール1と第3搬送レール3を交叉
部において接続した状態で、被搬送物を支持した台車4
を上記第1搬送レール1から第3搬送レール3上に移載
し、この第3搬送レール3を台車4および被搬送物と一
体で第2搬送レール2に沿って移動させることができ
る。
(3) 発明が解決しようとする課題 しかしながら上述の装置においては、第2搬送レール
2に対して高位置に配置された第1搬送レール1の床面
からの距離が必然的に大きくなるため、床面近くにある
被搬送物をチャックするために台車4に設けた昇降機構
5のストロークを長くする必要が生じ、これが設備の大
型化の原因となっていた。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、第1
搬送レールと第2搬送レールを同一レベルにおいて互い
に交叉して配置し、被搬送物を支持した台車を前記一方
の搬送レールから他方の搬送レールに移載することが可
能な搬送コンベア装置を提供することを技術的課題とす
る。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明は、同一レベルに
おいて互いに交叉する第1搬送レールと第2搬送レール
間で被搬送物を支持した台車を移載する搬送コンベア装
置において; 台車と連結して前記第1搬送レール上を移動するとと
もに、前記両搬送レールの交叉部において第2搬送レー
ルに接続し得る第1補助レールを有する第1補助台車
と、台車と連結して前記第2搬送レール上を移動すると
ともに、前記交叉部において第1搬送レールに接続し得
る第2補助レールを有する第2補助台車とを備えてなる
ことを特徴とする。
(2) 作用 前述の構成を備えた本発明の搬送コンベア装置におい
て、第1搬送レールから第2搬送レールに台車を移載す
るには、第2補助レールを有する第2補助台車を交叉部
に待機させて該第2補助レールを第1搬送レールに接続
しておき、この第2補助レールを介して第1補助台車と
連結した台車を交叉部に移動させる。この状態において
前記第1補助台車の第1補助レールは第2搬送レールに
接続するので、今度は該第2補助レールを介して第2補
助台車と連結した台車を交叉部から第2搬送レールへと
移動させる。
また、第2搬送レールから第1搬送レールに台車を移
載するには、上述と逆の過程を経ることによって、同様
に行われる。
(3) 実 施 例 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図〜第4図は本発明による搬送コンベア装置の一
実施例を示すもので、第1図はその全体平面図、第2図
は第1図のII方向矢視図、第3図は交叉部の拡大平面
図、第4図は第3図のIV−IV線による断面図である。
第1図および第2図に示すように、床面から所定の高
さ位置に断面ボックス状の鋼材によって第1の搬送方向
Aとこれに直交する第2の搬送方向Bに延びる平面視L
字状のフレーム1が形成されており、このフレーム1の
内側には前記第1の搬送方向Aに沿う一対の第1搬送レ
ール2aと、第2の搬送方向Bに沿う一対の第2搬送レー
ル2bが設けられている。
上記第1搬送レール2aには被搬送物Wをチャックして
移動する矩形状の台車3が支持されており、この台車3
は交叉部Cにおいて方向変換して第2搬送レール2bに乗
り移り、この第2搬送レール2bに沿って移動するように
なっている。また、上記第1搬送レール2aと第2搬送レ
ール2bには、それぞれ第1補助台車4aと第2補助第者4b
が移動自在に支持されており、この第1補助台車4aは台
車3と連結して第1搬送レール2a上を移動し、第2補助
台車4bは台車3と連結して第2搬送レール2b上を移動す
るようになっている。
フレーム1の側部にはそれぞれモータ5a,5bで駆動さ
れる伝動帯6a,6bが沿設されており、これ等の伝動帯6a,
6bに設けたドグ7に台車3側の動力伝達部材8a,8bを係
合させることによって該台車3の移動が行われる。さら
に、台車3には被搬送物Wを把持するチャック9が設け
られており、シリンダ10によって該チャック9を昇降さ
せるようになっている。
第3図および第4図に示すように、台車3の周縁には
両搬送レール2a、2bの上面を転動する走行ローラ11a,11
bと、この両搬送レール2a,2bの内側面を転動する案内ロ
ーラ12a,12bが設けられるとともに、その外側の2辺上
にはそれぞれストッパ片13a,13bが固着されている。一
方、台車3の内側の2辺上にはそれぞれ係止部材14a,14
bが突設されており、その先端には各2個の係止ローラ1
5a,15bが設けられている。また、この台車3の、第2補
助台車4b側の側辺にはフレーム1の終端に配設したショ
ックアブソーバー16に当接可能なストッパボルト17が設
けられている。
第1補助台車4aは第1搬送レール2aの上面と内側面を
転動する走行ローラ18aと案内ローラ19aを備えており、
その内端には第3図の位置において内側の第2搬送レー
ル2bに接続する第1補助レール20aが設けられている。
さらに、この第1補助台車4aの中央には搬送方向Bに延
びる凸部材21aが設けられており、この凸部材21aを前記
係止ローラ15aが両側から挟持することによって第1補
助台車4aと台車3が一体に連結されるようになってい
る。一方、第2補助台車4bにも上記第1補助台車4aと同
様に、第2搬送レール2bの上面と内側面を転動する走行
ローラ18bと案内ローラ19b、内側の第1搬送レール2aに
接続する第2補助れーる20b、および係止ローラ15bと係
合して該第2補助台車4bと台車3を一体に連結する凸部
材21bが設けられている。
交叉部Cの近傍には前記両補助台車4a,4bの両側に突
出する係止部22a,22bをそれぞれ係止し、両補助台車4a,
4bを交叉部Cの外側に停止させるためのクランプ装置23
a,23bが設けられている。このクランプ装置23a,23bは前
記係止部22a,22bの前端に係合するストッパボルト24a,2
4bと、シリンダ25a,25bによって係止部22a,22bの後端に
押圧されるクランプアーム26a,26bを備えている。ま
た、この交叉部Cの終端には台車3の前記ストッパ片13
a,13bに係合して該台車3を交叉部Cに停止させるため
のストッパローラ27a,27bが設けられている。
次に、前述の構成を備えた本発明による搬送コンベア
装置の一実施例の作用について説明する。
第1図および第2図に示すように、搬送ステーション
Dにおいて、台車3と第1補助台車4aは、その係止部材
14aを凸部材21aに係合させた状態で一体に連結されて停
止している。この状態から台車3に設けたチャック9で
被搬送物Wを把持し、シリンダ10を収縮させて該被搬送
物Wを上昇させる。続いてモータ5aによって伝動帯6aを
駆動し、そのドグ7に係合する動力伝達部材8aを介して
台車3、およびこの台車3に連結された第1補助台車4a
を矢印A方向に移動させる。
交叉部Cには第2補助台車4bがその係止部22bをクラ
ンプ装置23bにクランプされた状態で待機しており、そ
の第2補助レール20bは一方の第1搬送レール2aの延長
線上に接続している。従って、台車3は第3図に示すよ
うに、他方の第1搬送レール2aと上記補助レール20bに
走行ローラ11aと案内ローラ12aを転動させて交叉部C内
に進入する。このとき、台車3の係止部材14bの係止ロ
ーラ15bは第2補助台車4bの凸部材21bの両側に係合する
とともに、この台車3の動力伝達部材8bは伝動帯6bのド
グ7に係合する。
このようにして、交叉部Cに進入した台車3は、その
ストッパ片13aがストッパローラ27aに当接することによ
って停止し、同時に第1補助台車4aも、その係止部22a
がクランプ装置23aにクランプされることによって停止
する。
この状態において、第1補助台車4aの第1補助レール
20aは一方の第2搬送レール2bの延長線上に接続してい
る。従って、クランプ装置23bによる第2補助台車4bの
係止を解除した後、モータ5bによって伝動帯6bを駆動す
ると、台車3は該伝動帯6bのドグ7に係合する動力伝達
部材8bを介して押圧され、その走行ローラ11bと案内ロ
ーラ12bを前記補助レール20aと他方の第2搬送レール2b
上を転動させながら第2補助台車4bと一体で矢印B方向
に移動する。このとき、動力伝達部材8aは伝動帯6aのド
グ7から離脱するとともに、台車3の係止部材14aの係
止ローラ15aは第1補助台車4aの凸部材21aに沿って転動
し、この第1補助台車4aと台車3の連結が解除される。
上述のようにして交叉部Cを離れた台車3と第2補助
台車4bは第2搬送レール2bに沿って移動し、搬出ステー
ションEにおいて台車3のストッパボルト17がフレーム
1に設けたショックアブソーバー16に当接した位置で停
止する。この状態において、シリンダ10を伸長してチャ
ック9を開放することによって被搬送物Wの排出が行わ
れる。
このようにして1個の被搬送物Wを搬入ステーション
Dから搬出ステーションEに搬送した後、台車3は前述
と逆の過程を経て搬入ステーションDに帰還する。
以上、本発明による搬送コンベア装置の実施例を詳述
したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱すること
なく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
例えば、搬送レールに沿設した伝動帯を介して台車を
移動させる代わりに、走行ローラを直接回転駆動するこ
とにより台車を移動させてもよい。
また、搬送レールを高所に設けて被搬送物を台車の下
部に吊持する代わりに、搬送レールを床面近くに設けて
台車の上部に被搬送物を載置することも可能である。
C.発明の効果 前述の本発明の搬送コンベア装置によれば、交叉部に
おける第1搬送レールと第2搬送レールの切れ目を、台
車と連結されて移動する補助台車に設けた補助レールに
よって補完しているので、台車は交叉部において一方の
搬送レールから他方の搬送レールに乗り移ることが可能
となる。そして、第1搬送レールと第2搬送レールは同
一レベルに配置されているので、装置全体の上下方向の
寸法をコンパクトに形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による搬送コンベア装置の全
体平面図、第2図は第1図のII方向矢視図、第3図は交
叉部の拡大平面図、第4図は第3図のIV−IV線による断
面図、第5図および第6図は従来の搬送コンベア装置を
示す図である。 C……交叉部、W……被搬送物 1a……第1搬送レール、1b……第2搬送レール、3……
台車、4a……第1補助台車、4b……第2補助台車、20a
……第1補助レール、20b……第2補助レール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一レベルにおいて互いに交叉する第1搬
    送レール(2a)と第2搬送レール(2b)間で被搬送物
    (W)を支持した台車(3)を移載する搬送コンベア装
    置において; 台車(3)と連結して前記第1搬送レール(2a)上を移
    動するとともに、前記両搬送レール(2a,2b)の交叉部
    (C)において第2搬送レール(2b)に接続し得る第1
    補助レール(20a)を有する第1補助台車(4a)と、台
    車(3)と連結して前記第2搬送レール(2b)上を移動
    するとともに、前記交叉部(C)において第1搬送レー
    ル(2a)に接続し得る第2補助レール(20b)を有する
    第2補助台車(4b)とを備えてなる搬送コンベア装置。
JP63143861A 1988-06-10 1988-06-10 搬送コンベア装置 Expired - Lifetime JP2588755B2 (ja)

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CN107176427A (zh) * 2017-06-20 2017-09-19 刘开帅 一种岩锦供料装置
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