JP2588663Y2 - アルミ製格納箱 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案はアルミ製格納箱に関す
る。すなわち、内部に種々の物品を収納して保管，輸送
される、アルミ製格納箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】このようなアルミ製格納箱、例えば野外
にて野積みされる等の過酷な環境下でも使用されるアル
ミ製格納箱は、従来、次のように構成されていた。すな
わち、この種従来例のアルミ製格納箱は、４本の角柱状
をなす縦のコーナーフレーム間に、それぞれアルミ平板
製の４枚のサイドパネルが溶接により組み付けられ、こ
のようなコーナーフレームやサイドパネル下に、アルミ
平板製の１枚のフロアパネルが同様に溶接により組み付
けられると共に、このようなコーナーフレームやサイド
パネル上に、アルミ平板製の蓋が組み付けられていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち、この種従来例のアルミ製格納箱は、上述したよう
に、各コーナーフレーム，各サイドパネル，フロアパネ
ル等間が、それぞれ溶接されていたので、第１に、構造
が複雑であり、もって第２に、製造が容易でないと共に
コスト高となり、第３に、重量も重く、第４に、防水性
や気密性にも不安が指摘されていた。第５に、これに加
え強度面にも不安が指摘され、特にアルミ平板製の各サ
イドパネルが外力により撓み変形しやすい等、その形状
保持性に問題があった。第６に、縦の各コーナーフレー
ムが角柱状をなし外方に突出していたので、取り扱い時
に引っ掛かりやすい等、安全性にも問題があった。第７
に、更にこのような従来例のアルミ製格納箱を高く積み
重ねようとすると、上下で相互間がズレたり滑ったりし
て、不安定化，不確実化しやすく危険を伴い、更にこの
ような位置関係を是正するためには多大な労力を要し、
結局、この種のアルミ製格納箱を、複数個高く積み上げ
ることは、従来困難視されていた。そして、これらによ
りこの種従来例のアルミ製格納箱は、特に野外で野積み
等、過酷な環境下での使用に耐えられないとの指摘があ
った。

【０００４】本考案は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、４面
に折曲加工された１枚のサイドパネルに、蓋を取り付け
フロアパネルを嵌め込むと共に、上下モールをそれぞれ
カシメて付設し、更に、立設部を備えた蓋コーナーピー
スと、立設部に見合った凹段部を備えたフロアコーナー
ピースと、を付設してなることにより、第１に、構造が
簡単であり、もって第２に、製造が容易でコスト面に優
れ、第３に、重量も軽く、第４に、防水性や気密性も確
実であり、第５に、更に強度面に優れ、第６に、取り扱
い時の引っ掛かりも解消される等、安全性も向上し、第
７に、しかも積み重ねが安定的かつ確実，容易に可能で
ある、アルミ製格納箱を提案することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成する本考
案の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、この
アルミ製格納箱は、内部に種々の物品を収納して、保
管，輸送される。そして、折曲加工されて４面を形成す
ると共に無端状に溶接された１枚のサイドパネルと、該
サイドパネルの１面にヒンジにて取り付けられた上下開
閉式の蓋と、該サイドパネルの下端周縁内に対し下方に
折曲加工された折曲周縁が嵌め込まれたフロアパネル
と、該サイドパネルの上端周縁に接着剤を介裝しつつカ
シメて上側から付設された上モールと、該サイドパネル
の下端周縁および該フロアパネルの折曲周縁を挟み込み
接着剤を介裝しつつカシメて下側から付設された下モー
ルと、を有してなると共に、更に次の構成を有してな
る。すなわち、該蓋の四隅上にそれぞれ立設され立設部
が平断面略Ｌ字形状をなす蓋コーナーピースと、該フロ
アパネルの四隅下に一部が該下モールを介しつつそれぞ
れ付設され、外側に該蓋コーナーピースの立設部に見合
った形状の凹段部が形成されたフロアコーナーピース
と、を有してなる。そして、該フロアコーナーピースの
凹段部が、他の該アルミ製格納箱の蓋コーナーピースの
立設部に対し、係合可能となっている。

【０００６】

【作用】本考案は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。このアルミ製格納箱は、折曲加工され
溶接された１枚のサイドパネルに、蓋を取り付けフロア
パネルを嵌め込むと共に、上モールと下モールをカシメ
て付設してなる。更に、立設部を備えた蓋コーナーピー
スを蓋上に、立設部に見合った形状の凹段部を備えたフ
ロアコーナーピースをフロアパネル下に、付設してな
る。そして、種々の物品を収納して保管，輸送する。

【０００７】そこでこのアルミ製格納箱は、第１に、サ
イドパネルの折曲加工、蓋の取り付け、フロアパネルの
嵌め込み、上モールや下モールのカシメによる付設、蓋
コーナーピースやフロアコーナーピースの付設、等によ
り構成され、基本的にフレームレスのセミモノコック的
な構造よりなり、構造が簡単である。もって第２に、製
造が容易で、コスト面に優れ、第３に、重量も軽く、第
４に、特に１枚のサイドパネルよりなると共に溶接箇所
が少なく、嵌め込み，カシメ，接着等により、防水性や
気密性も確実である。

【０００８】第５に、サイドパネルが、上モールや下モ
ールの付設により固められ補強されており、形状保持性
に優れる等、強度面に優れている。第６に、サイドパネ
ルのコーナー部分は折曲加工されており、取り扱い時の
引っ掛かりも解消され、安全性が向上する。第７に、積
み重ねる際は、蓋コーナーピースの立設部とフロアコー
ナーピースの凹段部とを、上下相互間でそれぞれ嵌め合
わせつつ係合して行くことにより、安定的かつ確実，容
易に、高く積み重ねることが可能となる。

【０００９】

【実施例】以下本考案を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図１，図２，図３は本考案の実
施例を示し、図１は蓋を一部開閉状態にて示した正断面
図、図２は斜視図、図３は、積み重ねた状態の概略斜視
図である。

【００１０】このアルミ製格納箱は、内部に種々の物品
を収納して、保管，輸送される。すなわち、このアルミ
製格納箱１は、アルミ平板製等のアルミ製よりなり、箱
状・ケース状をなし、内部に電子機器，その他の各種機
器や機材，医療品，貴重品，等々が収納される。そし
て、図示例のアルミ製格納箱１は、床面サイズの幅や奥
行更には高さ等が、一定値の整数倍に設定されている。
例えば、床面サイズが１×１，１×２，２×２等の倍数
に設定され、更に、高さも一定値の整数倍に設定され、
もって図３に示したように、どのような異なる大きさ・
サイズの組み合わせでも、容易に積み重ねが可能なよう
に、シリーズ化して用いられるようになっている。

【００１１】そして、このアルミ製格納箱１は、まず、
折曲加工されて４面を形成すると共に無端状に溶接され
た１枚のサイドパネル２と、サイドパネル２の１面にヒ
ンジ３にて取り付けられた上下開閉式の蓋４と、サイド
パネル２の下端周縁５内に対し下方に折曲加工された折
曲周縁６が嵌め込まれたフロアパネル７と、を有してな
る。

【００１２】これらについて詳述すると、サイドパネル
２はアルミ平板製よりなり、４つのコーナー部分でそれ
ぞれ９０度に内側に、プレス加工等により折曲加工され
ると共に、縦の継ぎ目たる両端縁が溶接部８にて溶接さ
れている。リッドとも称される蓋４は、同様のアルミ平
板製よりなると共に、図示例ではプレス加工等により下
方に折曲加工された折曲周縁９が形成され、サイドパネ
ル２の例えば背面との間に介裝されたヒンジ３にて上下
に開閉可能に取り付けられており、１０はヒンジ３を固
定するリベットである。フロアパネル７は、同様なアル
ミ平板製よりなると共に、プレス加工等により下方に折
曲加工された折曲周縁６を備え、この折曲周縁６が、サ
イドパネル２の下端周縁５内に嵌め込まれている。

【００１３】次に、このアルミ製格納箱１は、これらに
加えエッジ部分に、上モール１１，下モール１２，蓋モ
ール１３等を有してなる。まず上モール１１は、サイド
パネル２の上端周縁１４に対し、接着剤Ａを介裝しつつ
カシメて上側から付設されている。図示例の上モール１
１は、サイドパネル２の上端周縁１４に上側からカシメ
つつ嵌入されるための開口を下部に存し、断面略袋状に
折曲形成されており、接着剤Ａは、上モール１１内に充
填されて上モール１１と上端周縁１４間に挟み込まれ、
もって、シール性を向上するためのシーラー兼用として
使用されている。

【００１４】下モール１２は、サイドパネル２の下端周
縁５およびフロアパネル７の折曲周縁６を挟み込んで、
接着剤Ａを介裝しつつカシメて下側から付設されてい
る。図示例の下モール１２は、上述した上モール１１に
準じた構成よりなり、開口を上部に存しつつ断面袋状に
折曲形成され、サイドパネル２の下端周縁５およびフロ
アパネル７の折曲周縁６を下側から挟み込み、シーラー
兼用の接着剤Ａが内部に充填されている。蓋モール１３
も、このような上モール１１や下モール１２に準じた構
成よりなり、接着剤Ａを介裝しつつ、蓋４の折曲周縁９
に下側からカシメて付設されている。

【００１５】更に、このアルミ製格納箱１は、ダイキャ
ストやプレス部品たる蓋コーナーピース１５と、フロア
コーナーピース１６とを有してなる。そして蓋コーナー
ピース１５は、蓋４の四隅上にそれぞれ立設され、立設
部１７が平断面略Ｌ字形状をなしており、又、フロアコ
ーナーピース１６は、フロアパネル７の四隅下に一部が
下モール１２を介しつつそれぞれ付設され、外側に、蓋
コーナーピース１５の立設部１７に見合った形状の凹段
部１８が形成されている。

【００１６】これらについて詳述すると、蓋コーナーピ
ース１５はそれぞれ、下端部が、リベット１０にて蓋４
の折曲周縁９の四隅に外側から固定され、中央部が、蓋
４の上面周縁の四隅上に延出当接されると共に、立設部
１７が平断面略Ｌ字形状に直角に折曲形成され、蓋４の
四隅から上方に立設されてなる。又、フロアコーナーピ
ース１６は、内側部の上面が、一部突出されてフロアパ
ネル７の四隅下に当接されると共に、内側部が、ボルト
１９にて（勿論リベット１０等を用いても可）フロアパ
ネル７の四隅下に固定されている。そして、このような
フロアコーナーピース１６の外側部の上面が、下モール
１２を介し、フロアパネル７の折曲周縁６およびサイド
パネル２の下端周縁５の四隅下に当接されると共に、外
側部の下面に凹段部１８が形成されており、この凹段部
１８は、前述した蓋コーナーピース１５の立設部１７に
見合った平断面略Ｌ字形状の段部空間を備えるべく、所
定方向に開放された段部状に形成されている。もって、
あるアルミ製格納箱１のフロアコーナーピース１６の凹
段部１８と、他のアルミ製格納箱１の蓋コーナーピース
１５の立設部１７とが、係合可能となっている。

【００１７】なお、２０はシールゴムであり、このシー
ルゴム２０は、蓋４の下面に突出しつつ周設され、蓋４
が閉じられた場合において、前述したサイドパネル２の
上モール１１に上方から当接され、シール性が確実に確
保されるようになっている。又、図２の２１は補強ビー
ドであり、この補強ビード２１は、サイドパネル２の折
曲された各コーナー部分について、プレス加工時にそれ
ぞれ縦に複数個が凹状や凸状に形成され、もってサイド
パネル２の一層の強度向上が図られている。２２は、蓋
４の折曲周縁９とサイドパネル２の正面に対応して設け
られた固定具であり、蓋４の閉鎖状態を、相互間の係止
ロックにより保持する。２３は、サイドパネル２の側面
に設けられた持ち運び用の取手である。

【００１８】本考案は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このアルミ製格納箱１
は、４面に折曲加工され無端状に溶接された１枚のサイ
ドパネル２について、その１面に、ヒンジ３にて蓋４を
取り付け、下端周縁５に、フロアパネル７の折曲周縁６
を嵌め込むと共に、上端周縁１４に上モール１１を下端
周縁５等に下モール１２を、それぞれカシメて付設して
なる。更に、立設部１７を備えた蓋コーナーピース１５
を蓋４上に、又、この立設部１７に見合った形状の凹段
部１８を備えたフロアコーナーピース１６をフロアパネ
ル７下に、それぞれ付設してなる。そして、このアルミ
製格納箱１は、内部に種々の物品を収納して保管，輸送
され、例えば野外にて野積みされる等、特に過酷な環境
下で使用されることも多い。さてそこで、このアルミ製
格納箱１によると、次の第１，第２，第３，第４，第
５，第６，第７，第８のようになる。

【００１９】第１に、このアルミ製格納箱１は、１枚の
サイドパネル２の折曲加工、ヒンジ３による蓋４の取り
付け、フロアパネル７の嵌め込み、上モール１１や下モ
ール１２のカシメによる付設、蓋コーナーピース１５や
フロアコーナーピース１６の付設、等により構成され、
基本的にはフレームレスのセミモノコック的な構造より
なり、構造が簡単である。すなわち、前述したこの種従
来例のものが、４本のコーナーフレーム，４枚のサイド
パネル，１枚のフロアパネル等が用いられると共に、こ
れら間をすべて溶接して構成されていたのに比し、１枚
のサイドパネル２よりなり、コーナーフレームが不用で
あり、溶接箇所が少なく、嵌め込み，カシメ，接着等が
多用される等、構成が複雑化せず簡単である。

【００２０】第２に、このように構造が簡単なので、製
造が容易であり、コスト面に優れている。第３に、同様
に構造が簡単であると共にアルミ製の特性を生かし、全
体的に重量も軽い。第４に、同様に構造が簡単であり、
特に１枚のサイドパネル２よりなると共に溶接箇所が少
なく、嵌め込み，カシメ，接着等により、防水性や気密
性も確実である。

【００２１】第５に、サイドパネル２の上端周縁１４に
は上モール１１が付設され、下端周縁５等には下モール
１２が付設され、もってそれぞれ固められ補強されてい
る。そこで、サイドパネル２がアルミ平板製よりなるも
のの、外力により撓み変形するようなことがなく形状保
持性に優れる等、強度面に優れている。又、図示例では
補強ビード２１により、一層の強度向上が図られてい
る。第６に、サイドパネル２のコーナー部分は折曲加工
されており、前述したこの種従来例のように、角柱状を
なしたコーナーフレームが外方に突出するようなことも
なく、取り扱い時の引っ掛かりも解消される等、安全性
が向上する。

【００２２】第７に、積み重ねる際は、蓋コーナーピー
ス１５の立設部１７と、フロアコーナーピース１６の凹
段部１８とを、上下相互間で、それぞれ嵌め合わせつつ
係合して行くことにより、安定的かつ確実，容易に高く
積み重ねることが可能となる。つまり前述したこの種従
来例のように、積み重ねに際し、上下相互間がズレたり
滑ったりして、不安定化，不確実化することがなく、蓋
コーナーピース１５とフロアコーナーピース１６にて、
各アルミ製格納箱１はガイドされつつ固定的に積み重ね
られるので、危険は回避され、位置関係を是正するため
に労力を費やすようなこともない。なお第８に、アルミ
製よりなるので、その特性を生かし耐食性，耐候性，耐
薬品性等にも優れている。

【００２３】

【考案の効果】本考案に係るアルミ製格納箱は、以上説
明したように、４面に折曲加工された１枚のサイドパネ
ルに、蓋を取り付けフロアパネルを嵌め込むと共に、上
下モールをそれぞれカシメて付設し、更に、立設部を備
えた蓋コーナーピースと、立設部に見合った凹段部を備
えたフロアコーナーピースと、を付設してなることによ
り、次の効果を発揮する。

【００２４】第１に、構造が簡単であり、もって第２
に、製造が容易でありコスト面に優れ、第３に、全体的
に重量も軽く、第４に、防水性や気密性も確実である。
更に第５に、特に各サイドパネルの形状保持性に優れる
等、強度面に優れ、第６に、取り扱い時の引っ掛かりも
解消される等、安全性が向上し、第７に、しかも安定的
かつ確実，容易に、高く積み重ねることも可能である。
もって、これらによりこのアルミ製格納箱は、例えば野
外で野積みされる等、特に過酷な環境下での使用に十分
耐えうるようになる。このように、この種従来例に存し
た問題点が一挙にすべて一掃される等、本考案の発揮す
る効果は、顕著にして大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るアルミ製格納箱の実施例の正断面
図であり、蓋を一部開閉状態にて示したものである。

【図２】同実施例の斜視図である。

【図３】多数の大きさの異なるアルミ製格納箱を積み重
ねた状態の概略斜視図である。

【符号の説明】

１ アルミ製格納箱 ２ サイドパネル ３ ヒンジ ４ 蓋 ５ 下端周縁 ６ 折曲周縁 ７ フロアパネル ８ 溶接部 ９ 折曲周縁 １０ リベット １１ 上モール １２ 下モール １３ 蓋モール １４ 上端周縁 １５ 蓋コーナーピース １６ フロアコーナーピース １７ 立設部 １８ 凹段部 １９ ボルト ２０ シールゴム ２１ 補強ビード ２２ 固定具 ２３ 取手 Ａ 接着剤

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 内部に種々の物品を収納して、保管，輸
   送されるアルミ製格納箱であって、 折曲加工されて４面を形成すると共に無端状に溶接され
   た１枚のサイドパネルと、該サイドパネルの１面にヒン
   ジにて取り付けられた上下開閉式の蓋と、該サイドパネ
   ルの下端周縁内に対し下方に折曲加工された折曲周縁が
   嵌め込まれたフロアパネルと、該サイドパネルの上端周
   縁に接着剤を介裝しつつカシメて上側から付設された上
   モールと、該サイドパネルの下端周縁および該フロアパ
   ネルの折曲周縁を挟み込み接着剤を介裝しつつカシメて
   下側から付設された下モールと、 該蓋の四隅上にそれぞれ立設され立設部が平断面略Ｌ字
   形状をなす蓋コーナーピースと、該フロアパネルの四隅
   下に一部が該下モールを介しつつそれぞれ付設され、外
   側に該蓋コーナーピースの立設部に見合った形状の凹段
   部が形成されたフロアコーナーピースと、を有してな
   り、 該フロアコーナーピースの凹段部が、他の該アルミ製格
   納箱の蓋コーナーピースの立設部に対し、係合可能とな
   っていること、を特徴とするアルミ製格納箱。