JP4276154B2 - 茶コンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム合金製にして軽量、堅牢、耐久性に優れ清潔な茶コンテナに関する。
日本茶は湿気、臭いを特に嫌うことから茶業者は木製の箱に入れ、保存、保管している。この木製の箱は、容器本体と、蓋体とからなり、容器本体の開口周縁の肉厚のシール部の外側に蓋体の側縁のフランジ部を嵌合させ、容器本体の内部を外気から遮断させている。
容器本体の内面にトタン板を張り、木部に湿気と茶の香りの染み込みを防止している。
特開2003−72758号公報 実開平3−4537号公報 特開平9−23814号公報
業務用の木製の茶箱は、木の厚みから大型にして重いものとなっていることから、移動を困難にさせている。又、木製の茶箱は、日本古来の建物である蔵等にて市販前の茶を保管するに適したものであるが、現在の空調設備の整った建物での市販前の茶の保管及び製造中の茶の保存には必ずしも向いていない。
木製の茶箱は、高温洗浄、極低温での使用に不向きであり、又、経時的な変形や損傷も多い。さらに、多量の輸送に木製の茶箱は嵩張り、コスト高となって好ましくない。
それ故に、本発明は、前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
本発明は、前述した課題を解決するために、基本的にはアルミニウム合金製にしてパッキンを用いた茶コンテナを提供する。
本発明に係る茶コンテナは、有底の箱形のアルミニウム合金製の容器本体と、容器本体の上部開口を塞ぎかつ容器本体の両側に錠留めされるアルミニウム合金製の蓋体とで構成される。その容器本体には、本体の上部開口に沿って、上部開口の周縁から外側へ水平に延びる頂面部と該頂面部の外側縁部から下方へ延びる垂下部とが設けられて略上下逆U字状のシール部が形成され、さらに、シール部の垂下部の下縁部から外側へ延びる水平面部と該水平面部の外側縁部から下方へ延びる垂下部とを備えた段部が形成される。蓋体には、平坦面部と、該平坦面部の周縁に沿って形成され、平坦面部の周縁から下方へ延びる垂下部と該垂下部の下側縁部から内方へ延びる水平面部とを備えたフランジ部とが形成される。平坦面部の内面にはパッキンが張設される。そして、蓋体を容器本体に錠留めしたときに、容器本体のシール部の頂面部がパッキンに密着し、蓋体のフランジ部の水平面部は容器本体の段部の水平面部上に当接するように構成されている。
好ましくは、容器本体の段部の垂下部と蓋体のフランジ部の垂下部との外表面は略面一になっている。また、蓋体はその平坦面部の外側面上にダボ出し又はビーディングにより形成された突部を備え、茶コンテナを他の茶コンテナ上に積み重ねたときに、該突部が上に積まれた容器本体の底部側縁に当接する。
本発明の茶コンテナは、アルミニウム合金を用いていることから軽量かつ堅牢な構造で、汚れがつきにくく、粉塵の吸着もなく、洗浄、殺菌ができ清潔であり、又、熱伝導率も高く冷蔵、冷凍庫での保管に適する。
パッキン付きの蓋体を容器本体に錠留めすることから密閉性が高く持ち運びも便利である。コンテナの積み重ねができ、省スペースでのコンテナ保管が可能である。
アルミニウム合金製の茶コンテナは外力による変形も少なく耐久性に富み、リサイクル可能である。
図1を参照する。茶コンテナ1は、アルミニウム合金製にして、容器本体2と蓋体3とからなる。蓋体3は、平坦面部4とその周縁に沿って形成されたフランジ部10からなり、平坦面部4の外側面上に複数のダボ出しの突起6を設ける。突起6は、図1の仮想線で示す積み重ねたコンテナの底面を受けて滑りを防止する。
図2と図3に示す如く、容器本体2は、底部に向かって絞った形の箱形になっており、その上部開口8に沿って、上部開口8の周縁から外側へ水平に延びる平坦な頂面部7aとその外側縁部から下方へ延びる垂下部7bとが設けられて略上下逆U字状のシール部7が形成されている。さらに垂下部7bの下端縁部から外方へ延びる水平面部9aとその外側縁部から下方へ延びる垂下部9bとを備えた、図2、3の左側の部分で見た場合に略上下逆L字状となる段部9が形成されている。段部9の垂下部9bは使用者の手が掛かるように容器本体2の側面より離間している。
蓋体3は、平坦面部4の周縁から下方へ延びる垂下部10aとその下側縁部から内方へ伸びる水平面部10bとを備えたフランジ部10を有し、平坦面部4の内面側全面又はシール部7と対向する部分にポリエチレンフォームよりなるパッキン11を貼り付ける。
図4に示す如く、蓋体3と容器本体2とはパチン錠12を用いて固定される。パチン錠12は一方の側部に2個、他方の側部に2個、好ましくは4個用いる。パチン錠12は蓋体3側の金具13と容器本体2側のフック14とを係止させるものであるが、他の形式の錠を用いても良い。
図4から明らかな如く、錠留めされた状態ではシール部7の頂面部7aがパッキン11に食い込み、密閉状態を確保する。錠留めされた状態では、フランジ部10の水平面部10bが段部9の水平面部9a上に当接し、シール部7のパッキン11への過度な食い込みを防止する。なお、この状態で容器本体2の段部9の垂下部9bと蓋体3のフランジ部10の垂下部10aの外表面は図に示されるとおり略面一になっている。
シール部7がパッキン11に適度に食い込みかつフランジ部10が段部9に当接していることから、図4の状態が、茶コンテナ1の保管、輸送中にも保たれ、密閉性が損なわれることはない。また、段部9に手をかけることで作業員の手による持ち運びも容易である。
また、図5に示すように、一方の側部のパチン錠12と他方の側部のパチン錠12の位置をズラすと、横に並べて置く時に、パチン錠がお互いに当たらず、置いた時の隙間を減らし、パチン錠の損傷を防止できる。
アルミニウム合金製の容器本体2と蓋体3とは、高温での殺菌処理、洗浄処理が可能であり、熱伝導率が高く冷蔵、冷凍の茶の保管に適する。アルマイト処理された外観は汚れがつきにくく、ささくれや錆もなく清潔に茶コンテナを使用できる。
図5と図6に示すように、突部6は短い長さの側部側の中央にかつ細長い形としたビーディング(ひもだし)形状としてもよい。突部6の内側を結ぶ線が積み重ねるコンテナの底部の形状と一致する。
茶コンテナ1を積み重ねた状態を図7に示す。容器本体2に蓋体3をパチン錠12を用いて固定し、その蓋体3の突部6を用いて、積み重ねる茶コンテナ1の容器本体2の底面を滑らせないようにさせる。そのようにして、茶コンテナ1を複数積み重ねることができる。
図8は、茶コンテナ1を使用していないときの保管を示し、容器本体2の開口内に次の容器本体2を挿入して、容器本体2を重ねていく。重ねた容器本体2の上に蓋体3を重ねていくことで、複数の容器本体2と蓋体3とを一括してコンパクトに保管できる。
本発明の一例の茶コンテナの斜視図である。 図1の矢視II−IIより見たコンテナの断面図である。 図1の矢視III−IIIより見たコンテナの断面図である。 錠留め部分を示す断面図である。 蓋体の別の例を示す平面図である。 図5の例の正面図である。 蓋付きコンテナを積み重ねた状態の斜視図である。 コンテナ本体を重ね、さらに蓋体を重ねた状態の斜視図である。
符号の説明
1 茶コンテナ 2 容器本体 3 蓋体 4 平坦面部 10 フランジ部 6 突部 7 シール部 8 開口 9 段部 11 パッキン 12 パチン錠

Claims (3)

  1. 有底の箱形のアルミニウム合金製の容器本体と、容器本体の上部開口を塞ぎかつ容器本体の両側に錠留めされるアルミニウム合金製の蓋体とを有し、前記容器本体には、前記本体の上部開口に沿って、前記上部開口の周縁から外側へ水平に延びる頂面部と該頂面部の外側縁部から下方へ延びる垂下部とが設けられて略上下逆U字状のシール部が形成され、さらに、前記シール部の前記垂下部の下側縁部から外側へ延びる水平面部と該水平面部の外側縁部から下方へ延びる垂下部とを備えた段部が形成され、前記蓋体には、平坦面部と、該平坦面部の周縁に沿って形成され、前記平坦面部の周縁から下方へ延びる垂下部と該垂下部の下側縁部から内方へ延びる水平面部とを備えたフランジ部とが形成され、前記平坦面部の内面にはパッキンが張設され、前記蓋体を前記容器本体に錠留めしたときに、前記頂面部が前記パッキンに密着し、前記蓋体のフランジ部の前記水平面部は前記容器本体の段部の前記水平面部上に当接することを特徴とする、茶コンテナ。
  2. 請求項1記載の茶コンテナにおいて、前記容器本体の段部の垂下部と前記蓋体のフランジ部の垂下部とは外表面が略面一になっていることを特徴とする、茶コンテナ。
  3. 請求項2記載の茶コンテナにおいて、前記蓋体は前記平坦面部の外側面上にダボ出し又はビーディングにより形成された突部を備え、前記茶コンテナを他の前記茶コンテナ上に積み重ねたときに、前記該突部が上に積まれた前記容器本体の底部側縁に当接することを特徴とする、茶コンテナ。
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