JP3135618U - 弁当箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数個の蓋付内容器により各種の惣菜類を保存することができ、この蓋付内容器により保存しておいた総菜類を内蓋体を外して内容器体のまま容器収納器体内に収納することができ、弁当を作るための時間や手間を大幅に軽減することができ、使用の利便性並びに融通性を高めることができる。
【解決手段】内容器体1aと、内容器体を収納可能な開口部を有する容器収納器体2及びご飯を収納可能な開口部を有する飯容器体3と、容器収納器体と飯容器体とを積み重状に結合可能な一対の結合部材5を有すると共に上段の容器体の開口部に被嵌可能な外蓋体4とからなり、内容器体の開口部に被嵌可能な内蓋体1bを形成し、内蓋体及び内容器体からなる蓋付内容器1を複数個形成してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は米飯類及び惣菜類を収納して携帯する際に用いられる弁当箱に関するものである。
従来、この種の弁当箱として、米飯類を収納可能な開口部を有する容器体と、惣菜類を収納可能な仕切片を有する容器体と、該二つの容器体を積み重状に結合可能な一対の結合部材を有すると共に上段の容器体の開口部に被嵌可能な蓋体とからなる構造のものが知られている。
実開平1−170129号公報
しかしながらこの従来構造の場合、例えば夕食の残り等の惣菜類を前日に皿や盛付け容器内に入れた状態や他の蓋付容器内に入れた状態で冷蔵又は冷凍しておき、皿や盛付け容器、蓋付容器にいれておいた総菜類を上記容器体内に移し替えて詰入したり、解凍してから詰入したりすることになり、このため、朝の忙しいとき、総菜類を容器体内に詰入したり、解凍しなければならず、弁当を作るための時間が掛かり、弁当作りに手間が掛かってしまうことがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、内容器体と、該内容器体を収納可能な開口部を有する容器収納器体及びご飯を収納可能な開口部を有する飯容器体と、該容器収納器体と該飯容器体とを積み重状に結合可能な一対の結合部材を有すると共に上段の容器体の開口部に被嵌可能な外蓋体とからなり、上記内容器体の開口部に被嵌可能な内蓋体を形成し、該内蓋体及び内容器体からなる蓋付内容器を複数個形成してなる弁当箱にある。
又、請求項2記載の考案は、少なくとも上記内容器体は電子レンジ及び冷蔵冷凍保存対応であることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、複数個の蓋付内容器により各種の惣菜類を保存することができ、この蓋付内容器により保存しておいた総菜類を内蓋体を外して内容器体のまま容器収納器体内に収納することができ、弁当を作るための時間や手間を大幅に軽減することができ、使用の利便性並びに融通性を高めることができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記内容器体内に総菜類を詰入したままの状態で電子レンジにより解凍したり、冷蔵したり、冷凍することができ、一層使用の利便性を高めることができる。
図1乃至図4は本考案の実施の形態例を示し、1は蓋付内容器であって、この場合、図1の如く、合成樹脂製の総菜類Sを収納可能な内容器体1a及び内容器体1aの開口部に密封被嵌可能な合成樹脂製の内蓋体1bからなり、この蓋付内容器1は複数個、この場合、二個乃至六個形成されている。
2は容器収納器体、3は飯容器体であって、図3の如く、この容器収納器体2は上記複数個の内容器体1aのうち、二個の内容器体1aを収納可能に形成され、この容器収納器体2の底部に飯容器体3の上部に嵌合載置可能な嵌合部2a及び開口部周縁に上突縁部2bが形成され、かつ、この飯容器体3は合成樹脂製にして開口部周縁に上突縁部3aが形成され、米飯類Gを収納可能に形成され、飯容器体3の上方に容器収納器体2を積み重ね可能に形成されている。
4は外蓋体であって、この場合、図2の如く、蓋付内容器1の内蓋体1bを外した内容器体1aを収納した容器収納器体2と飯容器体3とを積み重状に結合可能な一対の結合部材5・5を有すると共に上段の容器体、この場合、容器収納器体2の開口部に密封被嵌可能に形成されている。
この場合、図3の如く、上記外蓋体4は容器収納器体2の開口部に被嵌可能な蓋板4aの両側辺部に一対の結合部材5・5を軸5a及び軸受5bによりヒンジ結合し、結合部材5・5の先端部に上記飯容器体3の上突縁部3aに係合可能な係合凸部5cが形成され、密閉パッキン4bを備えてなり、この係合凸部5cと飯容器体3の上突縁部3aとの係合により容器収納器体2と飯容器体3とを積み重状に結合すると共に上段の容器体である容器収納器体2の開口部に被嵌して閉塞可能に構成している。
この実施の形態例は上記構成であるから、例えば、前日に惣菜類Sを複数個の蓋付内容器1の内容器体1a内に詰入して内蓋体1bで内容器体1aの開口部を被嵌閉口した状態で冷蔵又は冷凍保存し、そして、当日、蓋付内容器1から内蓋体1bを取り外し、図4の如く総菜類Sの詰入された内容器体1aを容器収納器体2内に収納し、飯容器体3内にご飯Gを詰入し、図3の如く、この総菜類Sの詰入された内容器体1aを収納した容器収納器体2と飯容器体3とを積み重ねて上段の容器体の開口部を外蓋体4により被嵌閉口すると共に一対の結合部材5・5により両容器体2・3結合して使用することになり、したがって、複数個の蓋付内容器1により各種の惣菜類Sを保存することができ、この蓋付内容器1により保存しておいた総菜類Sを内蓋体1bを外して内容器体1aのまま容器収納器体2内に収納することができ、弁当を作るための時間や手間を大幅に軽減することができ、使用の利便性並びに融通性を高めることができる。
又、この場合、上記内容器体1a内に総菜類Sを詰入したままの状態で電子レンジにより解凍したり、冷蔵したり、冷凍することができ、一層使用の利便性を高めることができる。
尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、蓋付内容器1、内容器体1a、容器収納器体2、飯容器体3、外蓋体4、結合部材5の構造や形態、材質等は適宜設計して変更されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本考案の実施の形態例の分離斜視図である。 本考案の実施の形態例の全体側断面図である。 本考案の実施の形態例の全体側断面図である。 本考案の実施の形態例の分離斜視図である。
符号の説明
G 御飯類
S 総菜類
1 蓋付内容器
1a 内容器体
1b 内蓋体
2 容器収納器体
3 飯容器体
4 外蓋体
5 結合部材

Claims (2)

  1. 内容器体と、該内容器体を収納可能な開口部を有する容器収納器体及びご飯を収納可能な開口部を有する飯容器体と、該容器収納器体と該飯容器体とを積み重状に結合可能な一対の結合部材を有すると共に上段の容器体の開口部に被嵌可能な外蓋体とからなり、上記内容器体の開口部に被嵌可能な内蓋体を形成し、該内蓋体及び内容器体からなる蓋付内容器を複数個形成してなる弁当箱。
  2. 少なくとも上記内容器体は電子レンジ及び冷蔵冷凍保存対応であることを特徴とする請求項1記載の弁当箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042966A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Mitsubishi Alum Co Ltd 弁当箱用小分け容器

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