JP2011254850A - 弁当容器セットの通い用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し通い使用するのに適した形態の弁当容器類を取り扱い、それらを一括して携行し、食べるときは使用容器類と不使用容器類とを適宜に纏め入れて取り扱うのに適したものとする。
【解決手段】保形性のある材料よりなり、弁当容器類10としての、少なくとも飯器1を収容する保温容器2および菜器3、箸入れ4を収容できる容積を有したボックス形状をなし、上下に2分割した容器側5と蓋側6との一側縁5a、6aどうしを、蓋側6が容器側5に対し表裏反転して開閉できるように連結し、蓋側6が開いた反転位置では蓋側6および容器側5双方が接地できる高さ関係として、上記の目的を達成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、弁当容器セットの通い用ケースに関し、詳しくは、飯器、飯器を入れる保温容器、菜器、箸ケースなど弁当容器類がセットになった弁当容器セットを収容して、通勤、通学、行楽などに携行し、繰り返しで通い使用をする弁当容器セットの通い用ケースに関する。
このような複数の弁当容器をセットにした弁当容器セットを通い使用するのに、従来、下記特許文献1に開示されるような袋物が主流をなしている。この袋物は、上部に紐で絞って閉じる出し入れ口を持ち、高さの低い容器どうしを重ねて、高さの高い容器と横に並べるようにして収容しており、各容器は蓋付きで、汁類の漏れ出しや乾燥の防止、保温性低下の防止が図れて、個人が携行するのに好適である。
一方、下記特許文献2は、浅く、同じ深さの各種容器を縦横に収容する容器側、いわゆる身側と、この容器側に被さって容器を閉じる蓋側とに分かれた樹脂製のハードケースを開示しているが、調理済みの食品を各容器に入れて冷蔵しておき、適宜に配送するためのもので、各容器は蓋無しであり、ハードケースの容器側と蓋側との間に通風口を設けて冷蔵に有利なようにしている。
また、下記特許文献3は、重箱状容器を収容して持ち運べるように折り上げられる厚紙よりなるトレー兼用の弁当容器を開示しており、この弁当容器を展開すると複数の重箱状容器を並べ入れるトレーになる。使用後は焼却などしても環境に悪影響を及ぼさないとしている。
さらに、下記特許文献4は、ご飯用の容器の蓋に、嵌合凹部を複数設けて、それら嵌合凹部におかず用の適宜なサイズ、形状の蓋付き小型容器を組み合わせ選択して連結できる弁当箱に好適な樹脂製の組み合わせ容器を開示している。
特開2007−313216号公報 特開2004−196406号公報 実用新案登録第3042969号公報 実開平7−13736号公報
ところで、特許文献1が開示するような通勤、通学、行楽に携行する弁当容器は定形であるが、近時は弁当をできるだけ美味しく食せるように、飯器を入れて保温する保温容器が必須になっているし、汁漏れや乾燥防止、放熱防止といったことから、飯器、菜器、保温容器にはそれぞれを密閉する蓋が必須である。しかも、菜器は異種の惣菜間の汁や臭いなどの相互影響を避けるために最低2つは必要となる。これだけでも、箸入れを加え、弁当容器は9つのパーツの組み合わせとなる。また、マイボトルの普及や市販飲料ボトルが入手しやすくなっている関係から最近省略されがちな汁容器が加われば、総パーツ数は11個になる。しかも、これらを収容するかさ張りの大きな弁当セット収容袋がある。
弁当を食べる際これらはばらばらになり、片付いたテーブルの上などで食べる場合はまだよいが、職場などの自身の机の上では仕事状態をいちいち片付け、また戻す必要があったりして不便である。また、公園のベンチや車内などでは蓋類、箸入れ、保温容器のといった不使用物の取り扱いが非常に不便になる。また、飯器や2つの菜器もばらばらなため、膝の上で食べるような場合はなお不便である。
特許文献2〜4に開示のハードケース、トレー兼用弁当容器、組み合わせ容器はいずれも、複数の弁当容器をまとめて取り扱える簡易なもので、業者が調理したものを弁当として販売し、使い捨て使用に供するのには適しているが、通勤、通学、行楽に携行して繰り返し通い使用するのに適した形態をなしていない。
本発明は、このような問題に鑑み、通勤、通学、行楽などに繰り返し通い使用するのに適した形態の弁当容器類を取り扱い、それらを一括して携行し、食べるときは使用容器類と不使用容器類とを適宜に纏め入れて取り扱うのに適した弁当容器セットの通い用ケースを提供することも目的とする。
本発明の弁当容器セットの通い用ケースは、保形性のある材料よりなり、弁当容器類としての、少なくとも飯器を収容する保温容器および菜器、箸入れを収容できる容積を有したボックス形状をなし、上下に2分割した容器側と蓋側との一側縁どうしを、蓋側が容器側に対し表裏反転して開閉できるように連結し、蓋側が開いた反転位置では蓋側および容器側双方が接地できる高さ関係としたことを1つの特徴としている。
このような構成では、蓋側は容器側に対し連結部を中心に開閉されて、弁当容器類を収容した容器側を閉じると、弁当容器類を一括して携行することができる。食事場所にて蓋側を容器側を閉じた位置から、容器側との連結部を中心に表裏を反転して開くと、蓋側は容器側との高さ関係から共に接地させて置くことができる。このような載置状態で容器側に収容している弁当容器類の飯器や菜器を取り出して飯器や菜器を、それらの蓋を取って例えば蓋側に移しながら、飯器の保温容器や飯器の蓋、菜器の蓋を容器側に入れ置くことができる。特に、保温容器は蓋を施蓋することで単一部品として取り扱えるし、保温容器内は飯器の蓋や菜器の蓋を収容する空間として有効利用もできる。最後に、箸入れから箸を出せば食事を進めることができる。
本発明の弁当容器セットの通い用ケースは、保形性のある材料よりなり、弁当容器類としての、少なくとも飯器を収容する保温容器および菜器、箸入れを収容できる容積を有したボックス形状をなし、上下に2分割した容器側と蓋側との一側縁どうしを、蓋側が容器側に対し表裏反転して開閉できるように連結し、蓋側が開いた反転位置では蓋側および容器側双方が接地できる高さ関係とし、表裏反転して開いた蓋側と容器側との対向面間を着脱できるように止着し合う留め具を設けたことを別の特徴としている。
このような構成では、1つの特徴の場合に加え、さらに、蓋側が表裏反転して開かれると、容器側との対向面間が留め具によって着脱できるように止着されるので、蓋側が容器側に対し双方が接地できる形態で一体に取り扱えるし、それらの接地状態がより安定する。
上記において、さらに、蓋側を開いた状態の容器側および蓋側の開口縁は、側面視して両者の隣接方向に直線に沿って繋がっているものとすることができる。
このような構成では、上記に加え、さらに、蓋側を開いた状態の容器側および蓋側の開口縁が側面視して直線に沿って繋がり相互間に段差がないので、弁当容器類の容器側から蓋側への移し替えや、逆方向の移動、容器側から蓋側や逆方向へのアクセスによるご飯や菜類の取り出しや取り出し後の逆方向への持ち運びに際し、一方の開口縁が隠れたりすることがない。
上記において、さらに、容器側および蓋側の開口縁は、側面視して容器側から蓋側に低く傾斜した直線に沿って繋がっているものとすることができる。
このような構成では、上記に加え、さらに、容器側から蓋側に低く傾斜した条件にて直線に沿っての双方開口縁の繋がりを満足して、容器側が深く蓋側が浅くなる関係を実現し、飯器や菜器を浅い蓋側に入れてご飯や菜類を取るのにアクセスしたり持ち運んだり、飯器などを持ち上げたりしながら、食事を進めやすくし、また、深い容器側は深さを利用してより多くの不使用の弁当容器類を収容しやすくするなど、深さの違いによる使い分けができる。
本発明の1つの特徴の弁当容器セットの通い用ケースによれば、丸洗いしながら汁などの漏れ出しやご飯が冷めないで繰り返し使用できる弁当容器類を容器側に収容して蓋側で閉じ、一括して通勤、通学、行楽などに繰り返し携行して通い使用することができる。食事場所では、蓋側を開けて容器側と共に、テーブルや平らなベンチの上はもとより、少々散らかった机の上、少々凹凸や傾斜のある膝の上、地面やその上に置いた敷物の上などに安定して、また他を汚すようなことなく置いて食事に供することができる。この際、容器側から弁当容器類の食事に使用する飯器や菜器を取り出して蓋を取り、例えば蓋側に移しながら、それら取った蓋や保温容器などの不使用弁当容器類を容器側に入れ置いて、使用弁当容器類および不使用弁当容器類共に、容器側および蓋側に一纏めに収容し散らばらず安定した状態にし、最後に、箸入れから箸を出して箸入れを容器側に収容すれば、連結された容器側、蓋側による限られた比較的狭いスペース内で食事を進められる。特に、保温容器は蓋を施蓋することで単一部品として取り扱えるし、保温容器内は飯器の蓋や菜器の蓋を収容する空間として有効利用もできる。
本発明の別の特徴の弁当容器類の通い用ケースによれば、1つの特徴の場合に加え、さらに、表裏反転して開かれた蓋側は、容器側との対向面間で留め具によって着脱できるように止められて双方が接地できる形態で一体に取り扱えるし、それらの接地状態がより安定するので、かなり凸凹な接地条件にても容器側および蓋側はぐらついたりせず安定して食事をすることができる。
上記に加え、さらに、蓋側を開いた状態の容器側および蓋側の開口縁が側面視して直線に沿って繋がり相互間に段差がなく、容器側と蓋側との間の弁当容器類の移し替えや、ご飯や菜類の取り出すためのアクセスや取り出し後の逆方向への持ち運びに際し、一方の開口縁が隠れて死角になり、作業を失敗するようなことを防止できる。
上記に加え、さらに、容器側から蓋側に低く傾斜した条件にて直線に沿っての双方開口縁の繋がりを満足して、容器側が深く蓋側が浅くなる関係を実現し、深さの違いによる使い分けができ、さらに食事を進めやすいものとなる。
本発明の実施の形態に係る弁当容器セットの通い用ケースの1つの具体例を示す使用状態の断面図。 同通い用ケースの外観斜視図。 同通い用ケースの正面図。 同通い用ケースの左側面図。 同通い用ケースの右側面図。 同通い用ケースの背面図。 同通い用ケースの平面図。 同通い用ケースの底面図。 同通い用ケースの食事時の使用例を示す斜視図。
本発明の実施の形態に係る弁当容器セットの通い用ケースの1つの具体例につき、図1〜図9を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。以下の説明は本発明の具体例であって、特許請求の範囲の記載事項を限定するものではない。
本実施の形態に係る図示例の弁当容器セットの通い用ケース100は、図1に示すように、保形性のある材料よりなり、弁当容器類10としての、少なくとも飯器1を収容する保温容器2および菜器3、箸入れ4を収容できる容積を有したボックス形状をなし、上下に2分割した容器側5と蓋側6との一側縁5a、6aどうしを、蓋側6が容器側5に対し表裏反転して開閉できるように連結し、蓋側6が開いた反転位置では蓋側6および容器側5双方が接地できる高さ関係としている。
これにより、蓋側6は容器側5に対し連結部7を中心に図1〜図8に示す閉じ状態と、図9に示す開き状態との間で開閉されて、弁当容器類10を収容した容器側5を図1に示すように閉じると、弁当容器類10を一括して携行することができる。食事場所にて蓋側6を容器側5を閉じた図4に示す位置から、容器側5との連結部7を中心に図9に示すように表裏を反転して開くと、蓋側6は容器側5との高さ関係から共に接地面11に接地させて置くことができる。このような載置状態で容器側5に収容している弁当容器類10の飯器1や菜器3を取り出して飯器1や菜器3を、それらの蓋1a、3a、を取って例えば蓋側6に移しながら、飯器1の保温容器2や飯器1の蓋1a、菜器3の蓋3aを容器側5に入れ置くことができる。特に、保温容器2は蓋2aをすることで単一部品として取り扱えるし、保温容器2内は飯器1の蓋1aや菜器3の蓋3aを収容する空間として有効利用もできる。最後に、箸入れ4から箸9を出せば食事を進めることができる。
したがって、丸洗いしながら汁などの漏れ出しやご飯が冷めないで繰り返し使用できる弁当容器類10を容器側5に収容して蓋側6で閉じ、一括して通勤、通学、行楽などに繰り返し携行して通い使用することができる。食事場所では、蓋側6を開けて容器側5と共に、テーブルや平らなベンチの上はもとより、少々散らかった机の上、少々凹凸や傾斜のある膝の上、地面やその上に置いた敷物の上などに安定して、また他を汚すようなことなく置いて食事に供することができる。この際、容器側5から弁当容器類10の食事に使用する飯器1や菜器3を取り出して蓋1a、3aを取り、例えば蓋側6に移しながら、それら取った蓋1a、2aや保温容器2などの不使用弁当容器類を容器側5に入れ置いて、使用弁当容器類および不使用弁当容器類共に、容器側5および蓋側6に一纏めに収容し散らばらず安定した状態にし、最後に、箸入れ4から箸9を出して箸入れ4を容器側5に収容すれば、連結された容器側5、蓋側6による限られた比較的狭いスペース内で、他に邪魔になり難く、かつ安定して、食事を進められる。特に、保温容器2は蓋2aを施蓋することで単一部品として取り扱えるし、保温容器2内は飯器1の蓋1aや菜器3の蓋3aを収容する空間として有効利用もできる。
また、表裏反転して開いた蓋側6と容器側5との対向面6b、5b間を着脱できるように止着し合う図4〜図8に例示するような留め具12を設けている。これにより、蓋側6が表裏反転して図9に示すように開かれると、容器側5との対向面5b、6b間が留め具12によって着脱できるように止着されるので、蓋側6が容器側5に対し双方が接地できる図9に示す形態で一体に取り扱えるし、それらの接地状態や弁当容器類10の保持状態がより安定するので、かなり凸凹な接地条件にても容器側5および蓋側6はぐらついたりせず安定して食事をすることができる。
また、蓋側6が開いた状態の容器側5および蓋側6の開口縁は、側面視して図9に示すように両者の隣接方向に直線Aに沿って繋がったものとしている。これにより、蓋側6が開いた状態の容器側5および蓋側6の開口縁が側面視して直線Aに沿って繋がり相互間に段差がないので、弁当容器類10の容器側5から蓋側6への移し替えや、逆方向の移動、容器側5から蓋側6やその逆方向へのアクセスによるご飯や菜類の取り出しや取り出し後の逆方向への持ち運びに際し、一側縁5a、6aの一方が隠れて死角になり、作業を失敗するようなことを防止できる。
しかも、容器側5および蓋側6の開口縁は、それらの接地ラインBに対し、側面視して容器側5から蓋側6に低く傾斜した直線Aに沿って繋がるようにしている。これにより、容器側5から蓋側6に低く傾斜した条件にて直線Aでの双方開口縁の繋がりを満足して、容器側5が深く蓋側6が浅くなる関係を実現し、飯器1や菜器3を浅い蓋側6に入れてご飯や菜類を取るのにアクセスしたり持ち運んだり、飯器1などを持ち上げたりしながら、食事を進めやすくし、また、深い容器側5は深さを利用してより多くの不使用の弁当容器類10を収容しやすくするなど、深さの違いによる使い分けができ、さらに食事を進めやすいものとなる。
ここで、蓋側6が開いた状態の容器側5および蓋側6の双方が設置できるようにするには、図4、図5に示すように、それらの一側縁5a、6aから接地時の底部5c、6cまでの高さを等しくすることが必須になる。また、この関係を満足して容器側5および蓋側6の開口縁は、それらの接地ラインBに対し、側面視して容器側5から蓋側6に低く傾斜した直線Aに沿って繋がるようにするには、図4、図5に示す一側縁5a、6aの合わせ面から蓋側6に向け低くなるように傾斜させることになる。
さらに詳述すると、容器側5および蓋側6は共に硬質な樹脂成形品よりなり、表面は布状の地模様が形成され、内面は布地13を内張りして柔らかい手触りに仕上げている。布地13は容器側5および蓋側6の開口縁の外側まで巻き付け、線ファスナー14の務歯を持った基片14aを巻き込んで縫合し容器側5および蓋側6の開口縁に止着している。線ファスナー14は図2、図3に示す2つのスライダー15、15によって両側の務歯を噛み合わせて容器側5および蓋側6を閉じ状態に連結し、弁当容器類10を収容して一括に持ち運び携行できるようにする。また、2つのスライダー15、15によって務歯の噛み合わせを解除し、蓋側6が容器側5に対して開閉できるようにする。しかし、容器側5および蓋側6を閉じた状態は、結束バンドの装着によっても保持できるので、閉じ状態保持の手段は特に問うものではなく、バックルなどの連結具、点ファスナー、面ファスナーなどを利用して連結する連結帯を採用することもできる。さらに、蓋側6には線ファスナー14の基片14aの縫合を利用して両端を止着した、嵩張らない手掛けベルト16を装着して、通いケース100単体での持ち運びや携行に便利にしてある。また、容器側5および蓋側6は丸洗いできるのがよく、しかも、表裏面は汚れが沈着しない素材で形成されるのが好適である。
容器側5および蓋側6の一側縁5a、6a間の連結部7も、線ファスナー14の基片14aの縫合を利用して容器側5および蓋側6の双方に両端部を止着した心材入りで耐屈曲性や耐引っ張り性に優れるが柔軟性のある連結生地7aによって連結しているが、ヒンジ軸による連結でもよいし、樹脂ヒンジ部とすることもできる。
蓋側6が開いた状態の容器側5および蓋側6の対向面5b、6b間を止着する留め具12は雌雄嵌合方式の点ファスナーとしてあるが、割ればねタイプ、丸ばねタイプ、2本ばねタイプ、1本ばねタイプ、プラスチックタイプなどその種類は問わない。しかし、これらは雌雄嵌合部を嵌合させる圧着操作が必要になるので、止着が容易な面ファスナーとすることもできるし、磁気吸着を利用したマグネットタイプとすれば止着が自動的に行われるし、止着解除も蓋側6を容器側5から引き離すことで容易に行える。
菜器3は異種の惣菜間の汁や臭いなどの相互影響を避けるために、図示例では2つを採用している。これに対応して、通い用ケース100は、図1に示すように2つ重ねにした菜器3、3を、飯器1を収容した保温容器2と、横並びにして箸入れ4と共に収容するようにしてある。この結果、通い用ケース100は菜器3、3と保温容器2との横並び方向が長手方向となる図2に示すような丸みのあるほぼ直方体をなす形態をなし、高さ1に対して長手方向が2弱となる寸法比率となっている。また、幅は長手方向2に対してほぼ1となる寸法比率となっている。箸入れ4は図1では菜器3、3と保温容器2が横並びになったうえに載置しているが、これら菜器3、3と保温容器2と通い用ケース100の丸みのある周壁との間のデッドスペースに収容するようにもできる。なお、図9での図示例では、蓋側6に1つの菜器3と飯器1とを横並びに収容し、今1つの菜器3を容器側5の片側に収容し、容器側5の空きスペースや保温容器2内を利用して食事に使用しない弁当容器類を収容するようにしている。
飯器1は硬質な樹脂成形品であり、硬質で断熱材21を収容するなどした断熱蓋1aをヘリコイド22による係合構造で密閉されるようにしている。保温容器2は金属製の真空二重容器として、かさ低いが断熱性の高いものとし、開口部の外まわりに無理嵌め部23にて無理嵌めし装着した硬質の樹脂よりなる肩部材24を設けて、この肩部材24に硬質な樹脂よりなる蓋2aをねじ部25で着脱できるように閉じ、保温容器2および蓋1aの断熱構造、保温容器および蓋2aと飯器1および蓋1a間での空気断熱構造、にてご飯を保温し、通い使用上の時間が経っての食事でも温かなご飯が食べられるようにする。菜器3は、硬質な樹脂成形品とし、蓋3aは軟質な樹脂成形品として硬質な菜器3のフランジ付き口縁3bに被さって密着するように弾性嵌合し、汁や臭いが漏れ出るのを防止している。箸入れ4は身とこれを着脱できるように施蓋する蓋との組み合わせ例を示したが、これに限られることはなく、蓋が身側に樹脂ヒンジ部で開閉できるように連結されたもの、蓋無しのものなども採用することができる。
本発明は、多数の弁当容器類を収容して携行し、通い使用するのに実用でき、多数の弁当容器類の食事に使用するもの、しないものを含め一纏めに保持して少々凸凹な場所へも安定に接地させて狭いスペースにて食事できるようにする。
1 飯器
1a 蓋
2 保温容器
2a 蓋
3 菜器
3a 蓋
4 箸入れ
5 容器側
6 蓋側
5a、6a 一側縁
7 連結部
9 箸
10 弁当容器類
11 接地面
12 留め具
14 線ファスナー

Claims (4)

  1. 保形性のある材料よりなり、弁当容器類としての、少なくとも飯器を収容する保温容器および菜器、箸入れを収容できる容積を有したボックス形状をなし、上下に2分割した容器側と蓋側との一側縁どうしを、蓋側が容器側に対し表裏反転して開閉できるように連結し、蓋側が開いた反転位置では蓋側および容器側双方が接地できる高さ関係としたことを特徴とする弁当容器セットの通い用ケース。
  2. 保形性のある材料よりなり、弁当容器類としての、少なくとも飯器を収容する保温容器および菜器、箸入れを収容できる容積を有したボックス形状をなし、上下に2分割した容器側と蓋側との一側縁どうしを、蓋側が容器側に対し表裏反転して開閉できるように連結し、蓋側が開いた反転位置では蓋側および容器側双方が接地できる高さ関係とし、表裏反転して開いた蓋側と容器側との対向面間を着脱できるように止着し合う留め具を設けたことを特徴とする弁当容器セットの通い用ケース。
  3. 蓋側を開いた状態の容器側および蓋側の開口縁は、側面視して両者の隣接方向に直線に沿って繋がっている請求項1、2のいずれか1項に記載の弁当容器セットの通い用ケース。
  4. 容器側および蓋側の開口縁は、側面視して容器側から蓋側に低く傾斜した直線に沿って繋がっている請求項3に記載の弁当容器セットの通い用ケース。
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